JP2012052752A - 熱源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽湯水の追い焚き時における熱エネルギーの無駄を少なくする。
【解決手段】暖房装置に液体を循環させる暖房用液体循環通路と、浴槽に接続される追い焚き循環通路とを、液―液熱交換器を介して熱的に接続し、暖房用熱交換器で暖房用液体循環通路内の液体を加熱しながら循環させると共に、追い焚き循環通路を通して浴槽湯水を循環させて浴槽湯水の追い焚き動作を行う。風呂温度センサ21の検出温度が風呂設定温度よりも低い予め定められる追い焚き停止温度となったときに暖房用熱交換器の加熱を停止した状態で暖房用液体循環通路内の液体の循環と追い焚き循環通路内の浴槽湯水の循環とを継続させ、暖房用熱交換器の加熱停止時以降にシスターン装置が保有するシスターン保有熱量を利用して追い焚き停止温度から風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行うシスターン熱利用追い焚き制御手段8を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽湯水の追い焚き循環路と暖房液体循環通路とを熱的に接続して形成される熱源装置に関するものである。
例えば床暖房に用いる温水マット等の暖房装置に温水等の液体を循環させる循環通路と、浴槽湯水の追い焚き循環通路とを熱的に接続してなる熱源装置が用いられている(例えば、特許文献1、参照)。
図2には、このような複合的な熱源装置の一例が示されている。この熱源装置は、給湯機能と風呂の追い焚き機能と暖房機能とを備えており、暖房装置10(10a〜10c)と浴槽27とを熱的に接続して形成されている。同図において、暖房装置10(10a〜10c)に液体(例えば温水)を循環させる暖房用液体循環通路5は、器具ケース42内に設けられた管路89,90,91,92,93,94,95,96,97,98,99と、器具ケース42の外部に設けられた管路40,41,44,45,59とを有している。
管路40は管路97に接続され、管路41,44は液体合流手段15と管路59と介して管路95に接続され、管路45は液体分岐手段37を介して管路90に接続されている。管路40,41には、暖房装置10aの内部通路51が接続され、管路44,45には、暖房装置10b,10cの内部通路52がそれぞれ接続されている。暖房装置10b,10cは例えば温水マット等の低温暖房装置であり、暖房装置10aは予め定められる高温暖房設定温度(例えば80℃)の液体が供給される、浴室暖房機等の高温暖房装置であり、暖房装置10aには熱動弁12が設けられている。なお、液体分岐手段37と液体合流手段15には、必要に応じ、同図に示している他にも暖房装置を接続することができる。
暖房用液体循環通路5には、該暖房用液体循環通路5に液体を循環させる液体循環ポンプ6と、該液体循環ポンプ6の駆動により循環する液体を加熱する暖房用暖房熱用交換器28(28a,28b)が設けられている。暖房熱用交換器28aの液体導入側には管路95が、液体導出側には管路94がそれぞれ接続されており、暖房熱用交換器28bの液体導入側には管路91が、液体導出側には管路92がそれぞれ接続されている。管路92には、暖房高温サーミスタ33が設けられており、暖房高温サーミスタ33は、暖房熱用交換器28bから出る液体の温度を検出する。
また、管路91は、前記液体循環ポンプ6の吐出側に、管路90と共に接続されており、管路91には、暖房熱用交換器28bに導入される液体の温度を検出する暖房低温サーミスタ36が設けられている。また、液体循環ポンプ6の吸入口側には前記管路93が接続されており、管路93と管路94との間にはシスターン装置100が介設されている。シスターン装置100のタンク容量は、例えば約1〜1.8リットルであり、シスターン装置100は、大気導入通路53を介して大気開放と成している。
暖房熱用交換器28(28a,28b)は、それぞれ、燃焼室24内に設けられており、燃焼室24には、暖房熱用交換器28と共に、暖房熱用交換器28を加熱するバーナ16と、バーナ16の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン18とが設けられている。また、燃焼室24と連通して燃焼室25が設けられ、燃焼室25内には、バーナ17と、バーナ17により加熱される給湯熱交換器29(29a,29b)と、バーナ17の燃焼の給排気を行なう燃焼ファン19とが設けられている。
バーナ16,17には、それぞれのバーナ16,17に燃料を供給するガス管31,32が接続されている。これらのガス管31,32は、ガス管30から分岐形成されており、ガス管30には、ガス開閉弁80が介設されている。また、ガス管31には、ガス比例弁86とガス開閉弁81,82が、ガス管32には、ガス比例弁87とガス開閉弁83,84,85がそれぞれ介設されている。これらの弁80〜87はいずれも電磁弁により形成されており、ガス開閉弁80〜85は、対応するバーナ16,17への燃料供給・停止を制御し、ガス比例弁86,87は、対応するバーナ16,17への供給燃料量を弁開度でもって制御する。なお、バーナ16,17の燃焼制御は、図示されていない燃焼制御手段によって、適宜の制御方法により制御される。
前記給湯熱交換器29aの入口側には給水導入通路88が設けられている。この給水導入通路88は、接続通路57と補給水電磁弁46を介して、前記シスターン装置100に接続され、前記暖房用液体循環通路5に接続されている。給水導入通路88の入口側には、給水導入通路88を流れる湯水の量を検出する流量センサ73と入水温度を検出する入水温度センサ74が設けられている。また、熱交換器29bの出口側には給湯通路26が設けられており、給湯通路26の先端側は、適宜の給湯先に導かれている。給湯通路26には、分岐通路70と湯水経路切替弁58を介して前記給水導入通路88が接続されており、給湯通路26には、分岐通路70の分岐部よりも下流側に出湯湯温検出センサ113が設けられ、熱交換器29側に出湯湯温検出センサ114が設けられている。
前記浴槽27には、往管14と戻り管15を有する追い焚き循環通路13が接続されており、この追い焚き循環通路13は、熱交換手段としての液―液熱交換器7を介して、前記暖房用液体循環通路5と熱的に接続されている。なお、暖房用液体循環通路5の液―液熱交換器7を形成する管路89には、液―液熱交換器7の入口に流量制御弁38が設けられている。追い焚き循環通路13には、浴槽湯水を循環させる浴槽湯水循環ポンプ20が設けられ、液−液熱交換器7は、浴槽湯水循環ポンプ20の駆動によって追い焚き循環路13を循環する浴槽湯水を加熱する風呂熱交換器と成している。
また、追い焚き循環通路13には、浴槽湯水の温度を検出する浴槽湯水温検出手段としての風呂温度センサ21と、浴槽湯水の水位を検出する水位センサ22と、追い焚き循環路13の水流を検知する風呂水流スイッチ34とが介設されている。浴槽湯水循環ポンプ20の吸入口側に、戻り管15の一端側が接続され、戻り管15の他端側が循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。浴槽湯水循環ポンプ20の吐出口側には、往管14の一端側が接続され、往管14の他端側は循環金具56を介して浴槽27に連通接続されている。
前記給湯通路26には、分岐通路70の形成部および出湯湯温検出センサ113の配設部よりも下流側に、管路54を介して注湯水ユニット55が接続されている。注湯水ユニット55には風呂用注湯導入通路23の一端側が接続され、風呂用注湯導入通路23の他端側は、前記浴槽湯水循環ポンプ20に接続されている。注湯水ユニット55には、湯張り電磁弁48、湯張り水量センサ49、逆止弁50a,50bが設けられている。なお、熱交換器29から給湯通路26と管路54、注湯水ユニット55、風呂用注湯導入通路23、浴槽湯水循環ポンプ20、液−液熱交換器7、往管14を順に通って浴槽27に至るまでの通路によって、湯張りや注水を行うための湯張り注水通路が構成されている。また、図5の、図中、符号75、77は、ドレン排出通路を示し、符号76は、ドレンを中和する中和手段を示す。
この熱源装置において、暖房装置10の暖房運転を行うときには、バーナ16によって暖房用熱交換器28を加熱し、液体循環ポンプ6を駆動させることにより、暖房用液体循環通路5の液体を図3の矢印A〜Gに示すように循環させる。つまり、管路95から暖房用熱交換器28aに導入されて暖房用熱交換器28aで加熱された液体は、シスターン装置100を通り、管路93を通って液体循環ポンプ6に導入される。
そして、液体分岐手段37の熱動弁39が開いている状態においては、液体は液体循環ポンプ6の吐出側から管路90側と管路91側とにそれぞれ流れ、管路90側に流れた液体は、管路90,45を順に通って暖房装置10b,10cに導入される。また、液体循環ポンプ6の吐出側から管路91側に導入された液体は、管路91を通って暖房用熱交換器28bに導入され、暖房用熱交換器28bよりさらに加熱されて高温(例えば80℃程度)とされた後、管路92に導入される。
この管路92を通った液体は、暖房装置10aの熱動弁12が開いている状態においては、管路97側と管路89側とにそれぞれ流れ、管路89側(液―液熱交換器7側)に流れた液体は、管路96を通り、管路95に戻る。また、管路97側に流れた液体は、管路40を通って暖房装置10aに導入される。そして、各暖房装置10a〜10cに導入された液体は、対応する管路41,44と液体合流手段15を通り、管路95に戻る。なお、熱動弁12,39が閉じている場合には、その熱動弁12,39に接続されている暖房装置10側への液体の流れ(管路90,45を通しての暖房装置10b,10cへの流れや管路97,40を通しての暖房装置10aへの流れ)は停止される。
また、例えば熱源装置に接続されたリモコン装置からの浴槽湯水の追い焚き指令を受けて、浴槽湯水循環ポンプ20を駆動させて、暖房用液体循環通路5内の液体を液−液熱交換器7に通しながら循環させ、浴槽湯水循環ポンプ20を駆動させて追い焚き循環通路13内に浴槽湯水を図2の矢印Hに示すように循環させ、この浴槽湯水と暖房用液体循環通路5を通る液体とを液―液熱交換器7を介して熱交換することにより浴槽27内の湯水の追い焚き動作を行うことができる。この追い焚き動作中には、高温暖房サーミスタ33の温度が設定温度(例えば80℃)となるようにバーナ16の燃焼を行いながら、風呂温度センサ21の検出温度が風呂設定温度となるまで、暖房用液体循環通路5内の液体と追い焚き循環通路13内の浴槽湯水とをそれぞれ循環させる。なお、風呂温度センサ21の検出温度が風呂設定温度となったら、バーナ16の燃焼を停止し、液体循環ポンプ6と浴槽湯水循環ポンプ20は、予め定められたポストポンプ時間経過後に停止する。
さらに、この熱源装置において、浴槽27への湯張り(自動湯張り動作)を行うときには、バーナ17の燃焼によって熱交換器29を通る水を加熱し、前記湯張り注水通路を通して湯を浴槽27に注ぐ。そして、この自動湯張り後、例えば4時間といった保温動作時間中には、風呂温度センサ21の検出温度を取り込み、その検出温度が予め設定される風呂設定温度より予め定められている許容範囲を超えて低下したときには、前記の追い焚き動作を例えば3分間行い、風呂温度センサ21の検出温度が前記風呂設定温度となるようにする保温モードの機能の動作が行われる。
特開平8―35675号公報
ところで、前記のような熱源装置において、浴槽湯水の追い焚き動作時には、暖房用液体循環通路5内の液体を加熱して浴槽湯水温を風呂設定温度まで高めることが行われるが、暖房用液体循環通路5には、1〜1.8リットル程度の液体容量が大きいシスターン装置100が設けられており、浴槽湯水温を風呂設定温度まで加熱することにより高められたシスターン装置100内や暖房用循環通路5等には高温の液体が残され、追い焚き停止後に自然冷却されて外部に逃げてしまうため、熱の無駄が多かった。なお、以下、このような暖房用液体循環通路やシスターン装置内の保有熱量を含めて、シスターン装置の保有熱量やシスターン装置が保有する熱量というように表現している。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、熱エネルギーを極力無駄にせずに、風呂の追い焚き運転を行うことができる熱源装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、暖房装置に液体を循環させる暖房用液体循環通路と、浴槽に接続される追い焚き循環通路とを有して、該追い焚き循環通路は熱交換手段を介して前記暖房用液体循環通路に熱的に接続され、前記暖房用液体循環通路には、該暖房用液体循環通路に液体を循環させる液体循環ポンプと、該液体循環ポンプの駆動により循環する液体を加熱する暖房用熱交換器と、シスターン装置とが設けられ、前記追い焚き循環通路には、浴槽湯水を循環させる浴槽湯水循環ポンプと、前記浴槽湯水の温度を検出する浴槽湯水温検出手段とが設けられ、浴槽湯水の追い焚き指令を受けて前記暖房用熱交換器により前記暖房用液体循環通路内の液体を加熱しながら循環させると共に前記追い焚き循環通路を通して浴槽湯水を循環させることによって、該浴槽湯水と前記暖房用液体循環通路を循環する液体とを前記熱交換手段を介して熱交換し、前記浴槽湯水温検出手段の検出温度が予め設定される風呂設定温度よりも低い予め定められる追い焚き停止温度となったときに前記暖房用熱交換器の加熱を停止した状態で前記暖房用液体循環通路内の液体の循環と前記追い焚き循環通路内の浴槽湯水の循環とを継続させ、前記暖房用熱交換器の加熱停止時以降に前記シスターン装置が保有するシスターン保有熱量を利用して前記追い焚き停止温度から前記風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行うシスターン熱利用追い焚き制御手段を有する構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、前記第1の発明の構成に加え、前記浴槽湯水の水位を検出する水位検出手段と、シスターン装置に貯留される液体の温度を検出するシスターン内液体温度検出手段を有し、該シスターン内液体温度検出手段により検出される追い焚き動作中のシスターン内液体検出温度と前記シスターン装置の容量と風呂設定温度とに基づき、追い焚き動作における暖房用熱交換器の加熱停止時後に利用できる前記シスターン装置の保有熱量を算出する利用可保有熱量算出手段と、予め与えられる浴槽の水位と水量との関係データと前記水位検出手段により検出される追い焚き動作開始時の浴槽湯水の検出水位とに基づいて浴槽湯水の水量を推定する浴槽湯水量推定手段と、該浴槽湯水量推定手段により推定される水量と前記利用可保有熱量算出手段により算出した保有熱量と予め与えられる演算用データとに基づいて追い焚き停止温度を求める追い焚き停止温度算出手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、暖房装置に液体を循環させる暖房用液体循環通路と、浴槽に接続される追い焚き循環通路とを熱的に接続し、暖房用液体循環通路内の液体を暖房用熱交換器により加熱して、この液体と浴槽循環通路を通す浴槽湯水と熱交換することにより浴槽湯水の追い焚き動作を行うが、浴槽湯水温検出手段の検出温度が予め設定される風呂設定温度よりも低い予め定められる追い焚き停止温度となったときに、暖房用熱交換器の加熱を停止するので、その分だけ暖房熱交換器の加熱時間を短くできる。そして、暖房用熱交換器の停止状態で前記暖房用液体循環通路内の液体の循環と前記追い焚き循環通路内の浴槽湯水の循環とを継続させ、前記暖房用熱交換器の加熱停止時以降に前記シスターン装置が保有するシスターン保有熱量を利用して前記追い焚き停止温度から前記風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行うことにより、シスターン装置の保有熱量を浴槽湯水の追い焚きに有効利用することができる。
つまり、従来のように浴槽湯水の追い焚き動作時に浴槽湯水温が風呂設定温度となるまで暖房用熱交換器により加熱すると、この加熱停止時にシスターン装置や循環通路が保有していた熱量は、追い焚き動作後に自然冷却により外部に逃げて無駄になってしまうが、追い焚き動作時に風呂設定温度よりも低い追い焚き停止温度までしか暖房用熱交換器による暖房用液体循環通路内の液体の加熱を行わないようにすると、その分だけ暖房用熱交換器を加熱するための熱量を小さくできるし、その後、シスターン装置の保有熱量を利用して暖房用液体循環通路内の液体を加熱することにより、シスターン装置の保有熱量を無駄に廃棄せずに、浴槽湯水の追い焚きに利用することができる。
また、シスターン内液体温度検出手段により検出される追い焚き動作中のシスターン内液体検出温度と、シスターン装置の容量と、風呂設定温度とに基づき、追い焚き動作における暖房用熱交換器の加熱停止時後に利用できる前記シスターン装置の保有熱量を算出し、予め与えられる浴槽の水位と水量との関係データと、浴槽湯水の水位を検出する水位検出手段により検出される追い焚き動作開始時の浴槽湯水の検出水位とに基づいて、浴槽湯水の水量を推定し、この推定水量と前記保有熱量の算出値と予め与えられる演算用データとに基づいて追い焚き停止温度を求めることにより、的確に追い焚き停止温度を求めることができ、その求めた温度に基づき、前記のように追い焚き動作を制御することにより、シスターン装置の保有熱量を適切に有効利用でき、浴槽湯水の追い焚き動作も適切に行うことができる。
本発明に係る熱源装置の一実施例の制御構成を示す説明図である。 熱源装置のシステム構成例を模式的に示す説明図である。 浴槽湯水の検出水位と水量との関係データ(P−Qデータ)の例を模式的に示すグラフである。 実施例の熱源装置におけるシスターン装置の保有熱量を利用した追い焚き動作時の熱移動状態を説明するためのグラフである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、本実施例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略または簡略化する。
本実施例の熱源装置のシステム構成は、図2に示した熱源装置と同様であり、本実施例の特徴的なことは、図1に示す特徴的な制御構成を有することである。つまり、本実施例では、制御装置11内に、利用可熱量算出手段1、浴槽水量推定手段2、追い焚き停止温度算出手段3、メモリ部4、燃焼制御手段9が設けられており、燃焼制御手段9には、シスターン熱利用追い焚き制御手段8が設けられている。また、これらの手段1〜4,8,9は、熱源装置のリモコン装置67,68,69に信号接続されている。
リモコン装置67は風呂リモコン装置であり、リモコン装置68は、高温暖房装置10aのリモコン装置であり、リモコン装置69は、低温暖房装置10b,10cのリモコン装置である。リモコン装置67には、風呂設定温度入力操作部63と追い焚きスイッチ60と風呂自動スイッチ64とが設けられ、リモコン装置68には暖房運転スイッチ65が、リモコン装置69には暖房運転スイッチ66がそれぞれ設けられている。
暖房運転スイッチ65,66は、対応する暖房装置10a,10b,10cの運転のオンオフ動作指令を行うスイッチであり、暖房運転スイッチ65,66のオンオフ信号は、いずれも燃焼制御手段62に加えられる。なお、暖房運転スイッチ65がオンされると、暖房装置10aの熱動弁12への通電が行われて所定時間(例えば1分)経過後に熱動弁12が開き、暖房運転スイッチ65がオフされると、前記熱動弁12への通電が停止して所定時間(例えば20秒)経過後に熱動弁12が閉じる。また、暖房運転スイッチ66がオンされると、燃焼制御手段6により熱動弁37が開かれ、暖房運転スイッチ66がオフされると、燃焼制御手段6により熱動弁37が閉じられる。
燃焼制御手段9は、暖房運転スイッチ65のオン信号を受けて、バーナ16の燃焼制御および燃焼ファン18の回転制御を行うと共に、液体循環ポンプ6を駆動させる。燃焼制御手段9は、高温暖房装置10aの運転を行うときには80℃の液体を供給できるように(暖房高温サーミスタ33の検出温度が80℃となるように)バーナ16の燃焼制御および燃焼ファン18の回転制御等を行って、暖房用熱交換器28a,28bを加熱し、暖房用液体循環通路5を循環する液体を加熱する。加熱された液体は、暖房用熱交換器28bから約80℃で導出され、図2の矢印Aに示すように管路92を通り、流量制御弁38の閉状態においては、図2の矢印Bに示すように、管路97,40を順に通って暖房装置10aに供給される。
暖房装置10aに供給された液体は、暖房装置10aの管路51を通るときに放熱して、その温度が例えば60℃程度に下がった状態で、矢印Bに示すように、管路41,59を通り、図2の矢印Cに示すように、管路95を順に通って暖房用熱交換器28aに導入され、暖房用熱交換器28aによって加温される。この加温された液体は管路94を通って導出され、図2の矢印Dに示すように、シスターン装置100に導入され、シスターン装置100を通った後に、図2の矢印Eに示すように、管路93を通り、液体循環ポンプ6に導入される。その後、液体は、図2の矢印Fに示すように、管路91を通って暖房用熱交換器28bに導入され、暖房用熱交換器28bによって加熱されて、前記と同様にして暖房用液体循環通路5を循環する。
なお、前記流量制御弁38が開いている状態においては、管路92を通った液体は、前記の如く、矢印Bに示したように暖房装置10a側に導入されてから管路95に導入される流れと、矢印B’に示すように、管路89、液―液熱交換器7と管路96を順に通って、管路95に導入される流れとに分かれる。
また、燃焼制御手段9は、低温暖房装置10bの運転を行うときには、通常、60℃の液体を供給できるようにする。なお、このときも、バーナ16の燃焼制御および燃焼ファン18の回転制御等は、高温暖房装置10aの運転時と同様であり、暖房用熱交換器28bからは適宜の温度(例えば約80℃)の液体が導出されるが、燃焼制御手段9は、流量制御弁38は開状態として、液体を、図2の矢印A、B’、C、D、Eに示す順に通すことにより、管路92、管路89、液―液熱交換器7、管路96、管路95、暖房用熱交換器28a、管路94、シスターン装置100、管路93を順に通して、液体循環ポンプ6に導入するようにする。
そして、液体循環ポンプ6から吐出された液体が、熱動弁37の開状態において、図2の矢印Gに示すように、管路90,45を通って低温暖房装置10b,10cに導入されることで、暖房用熱交換器28bから直接的に液体が導入されるよりも液体の温度が低くなる。低温暖房装置10b,10cを通って放熱し、例えば40℃以下の低温となった液体は、管路44を通り、管路95に導入され、前記と同様に、暖房用液体循環通路5を循環する。
なお、低温暖房装置10b,10cに導入される液体の温度調節は、暖房低温サーミスタ36の検出温度に基づき、燃焼制御手段9の制御によって行われるものである。つまり、暖房装置10b,10cの通常運転時には、暖房低温サーミスタ36の検出温度が例えば60℃になるように、低温能力切替熱動弁47の開弁量を調節し、管路94からシスターン装置100に導入される液体に、管路92を通る高温の(暖房熱交換器28bによって例えば80℃に高められた)液体が、管路99,98を通して混合される。
また、低温暖房装置10b,10cの運転開始直後には、これらの低温暖房装置10b,10cの内部通路51,52や管路44,45内の液体が冷えている状態であり、このように液体を冷たい状態から加熱する場合のホットダッシュ運転(コールドスタート)では、例えば15分といった予め定められたホットダッシュ設定時間だけ、暖房低温サーミスタ36の検出温度が例えば70℃になるように低温能力切替熱動弁47の開弁量の調節が行われ、管路92を通る高温の液体が、管路99,98を通して混合される。
なお、低温暖房装置10b,10cと高温暖房装置10aとが共に運転するときには、暖房用熱交換器28bから約80℃で液体が導出され、その液体が管路92を通った後、矢印Bに示す方向と矢印B’に示す方向とに分かれて、それぞれ矢印B、B’に示すように通った後、管路95に導入される。また、低温暖房装置10b,10cのみが運転するときには、管路92を通った後、矢印B’に示す方向に流れて管路95に導入される。
図1に示した風呂設定温度入力操作部63は、浴槽湯水の温度を設定する操作部であり、浴槽湯水温度は、例えば40℃前後の適宜の値に設定される。設定された温度の情報は、燃焼制御手段9と利用可熱量算出手段1に加えられる。風呂自動スイッチ64は、浴槽27への自動湯張り動作のオンオフスイッチであり、風呂自動スイッチ64のオンオフ信号は、いずれも燃焼制御手段9に加えられる。また、追い焚きスイッチ60は、浴槽湯水の追い焚き単独動作のオンスイッチであり、追い焚きスイッチ60のオン信号は、燃焼制御手段9に加えられる。なお、燃焼制御手段9により追い焚き動作が終了すると、追い焚きスイッチ60は自動的にオフとなる。
燃焼制御手段9は、風呂自動スイッチ64のオン信号が加えられると、従来例と同様に、バーナ17の燃焼によって熱交換器29を通る水を加熱し、前記湯張り注水通路を通して湯を浴槽27に注ぐ。この際、例えば図3に示すような、予めメモリ部4に与えられている浴槽の水位(P)と水量(Q)との関係データ(P−Qデータ)と、水位センサ22により検出される検出水位とに基づき、浴槽の設定水位まで注湯する。また、風呂温度センサ21により検出される浴槽湯水温が風呂設定温度よりも低いときには、風呂設定温度となるように、浴槽湯水の追い焚き動作を行う。なお、燃焼制御手段9は、追い焚きスイッチ60のオン信号が加えられたときも、風呂温度センサ21により検出される浴槽湯水温が風呂設定温度となるように、浴槽湯水の追い焚き動作を行う。
このように、浴槽湯水の追い焚き動作を行う際、本実施例では、以下のような特徴的な追い焚き動作が行われる。つまり、本実施例でも、追い焚き動作は、前記の如く暖房用液体循環路5内の液体を液−液熱交換器7に通しながら浴槽湯水循環ポンプ20を駆動させ、暖房用液体循環通路5を循環する液体と追い焚き循環通路13を通る湯水とを液―液熱交換器7を介して熱交換することにより浴槽27内の湯水の追い焚き動作を行うが、その際、本実施例では、燃焼制御手段9のシスターン熱利用追い焚き制御手段8が、風呂温度センサ21の検出温度が風呂設定温度よりも低い予め定められる追い焚き停止温度となったときにバーナ16の燃焼を停止して暖房用熱交換器28の加熱を停止する。
そして、暖房用熱交換器28の加熱停止状態で、暖房用液体循環通路5内の液体の循環を継続させ(液体循環ポンプ6の駆動を継続させ)、追い焚き循環通路13内の浴槽湯水の循環を継続させる(浴槽湯水循環ポンプ20の駆動を継続させる)ことにより、暖房用熱交換器28の加熱停止時以降にシスターン装置100が保有するシスターン保有熱量を利用して、前記追い焚き停止温度から前記風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行う。なお、前記追い焚き停止温度の設定方法は特に限定されるものではなく、適宜設定されるものであるが、本実施例では、利用可熱量算出手段1、浴槽水量推定手段2、追い焚き停止温度算出手段3の動作によって、以下のようにして設定される。
利用可保有熱量算出手段1は、シスターン装置100内の液体の温度と、シスターン装置100の容量と、風呂設定温度とに基づき、追い焚き動作における暖房用熱交換器28の加熱停止時以降に利用できるシスターン装置100の保有熱量を算出する。利用可保有熱量算出手段1は、追い焚き動作中の暖房低温サーミスタ36の検出温度(Td)を取り込み、その温度をシスターン装置100に貯留される液体の温度として検出する。
また、シスターン装置100の容量をS、風呂設定温度をTs、暖房用液体循環通路5を循環する液体と追い焚き循環通路13を循環する浴槽湯水とを液―液熱交換器7によって熱交換するために必要な温度差(暖房用液体循環通路5を循環する液体の温度を浴槽湯水温よりも高くしなければならない温度差)をTuとすると、追い焚き動作における暖房用熱交換器28の加熱停止時以降に利用できるシスターン装置100の保有熱量を、式(1)により求めることができる。
(Td−Ts−Tu)×S・・・(1)
なお、Tuは、例えば10(℃)であり、一例として、暖房低温サーミスタ36の検出温度Tdが70℃、シスターン装置100の容量Sが1.5リットル、風呂設定温度Tsが40℃とすると、追い焚き動作における暖房用熱交換器28の加熱停止時以降に利用できるシスターン装置100の保有熱量は、30(Kcal)となる。利用可保有熱量算出手段1は、この式(1)により求めた保有熱量値を追い焚き停止温度算出手段3に加える。
浴槽湯水量推定手段2は、メモリ部4に格納されている前記P−Qデータと水位センサ22により検出される追い焚き動作開始時の浴槽湯水の検出水位とに基づいて、浴槽湯水の水量を推定し、推定される水量値を追い焚き停止温度算出手段3に加える。なお、浴槽27内に人が入っている場合には、その分だけ水位センサ22による浴槽水位の検出値が高くなり、その値に基づいて推定される浴槽湯水の水量が多くなってしまうので、浴槽湯水量推定手段2は、例えば、水位センサ22の検出水位を時々刻々とまたは予め定められた時間間隔毎に取り込んでおき、追い焚き動作開始時の水位が、その前に取り込んでおいた水位値に比べ、予め定められた人の入浴検知のための許容範囲を超えて高くなっているときには、人が浴槽27に入ったと判断し、その前に取り込んでおいた水位値を追い焚き動作開始時の浴槽湯水の検出水位として浴槽湯水の水量を推定する。
追い焚き停止温度算出手段3は、利用可熱量算出手段1により算出した熱量(保有熱量値)と、浴槽湯水量推定手段2により推定される水量と、予め与えられる演算用データとに基づいて追い焚き停止温度を求める。この演算用データとは、例えば、式(2)に示す演算式である。
追い焚き停止温度=風呂設定温度−(保有熱量値)÷浴槽水量・・・(2)
一例として、浴槽湯水量推定手段2によって推定された水量値が150リットルとすると、前記の如く風呂設定温度を40℃とした場合、追い焚き停止温度は、40−30÷150=39.8(℃)となる。図4には、シスターン装置100の保有熱量を利用した追い焚き動作時の熱移動状態を説明するため、シスターン装置100内の液体の温度低下例と浴槽湯水の追い焚き停止温度から風呂設定温度までの温度上昇例とが、模式的なグラフにより示されている。
なお、風呂の自動湯張り動作について、これまでに様々な態様が提案されており、本実施例において、前記特徴的な追い焚き動作以外の詳細な動作は、これまでに提案されているものや今後提案されるものも含めて、様々な態様が適用できる。
また、自動湯張り後、例えば4時間といった保温モードの機能の動作中には、燃焼制御手段9は、風呂温度センサ21の検出温度を例えば予め定められている時間間隔毎に取り込み、その検出温度が予め設定される風呂設定温度より予め定められている許容範囲(例えば2℃)を超えて低下したときには、バーナ16の燃焼制御を行って、暖房用熱交換器28により暖房用液体循環通路5内の液体を加熱しながら循環させると共に、浴槽湯水循環ポンプ20を駆動させ、追い焚き循環通路13を通して浴槽湯水を循環させることによって、該浴槽湯水と暖房用液体循環通路5を循環する液体とを液−液熱交換器7を介して熱交換し、追い焚き動作を行う。
ただし、本実施例では、この際も、前記と同様に風呂温度センサ21の検出温度が追い焚き停止温度となるまでバーナ16による暖房用熱交換器28の加熱を行い、その暖房用熱交換器28の加熱停止状態で暖房用液体循環通路5内の液体の循環と追い焚き循環通路13内の浴槽湯水の循環とを継続させ、暖房用熱交換器28の加熱停止時以降にシスターン装置100が保有するシスターン保有熱量を利用して、追い焚き停止温度から風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行う。
なお、例えば、自動湯張り後に、保温モードの動作によって、表1に示す例のように3回追い焚き動作を行った場合に、各追い焚き動作時にそれぞれ、浴槽湯水温を高める温度に比例した分の熱量が必要とされ、その合計値は、表1の単位MJ(メガジュール)をKcal単位にすると、987Kcalとなる。
Figure 2012052752
この際、従来のように、シスターン装置100内の液体の保有熱量を利用せず、追い焚き動作時に風呂設定温度となるまで暖房用熱交換器28の加熱を行ったとすると、シスターン装置100内の保有熱量の自然放熱によるロス(損失)は、表2に示すように90Kcalとなる。なお、表2において、シスターン初温度とは追い焚き動作中に検出される暖房低温サーミスタ36の検出温度(Td)であり、熱交換有効温度とは、風呂設定温度Tsに前記温度差Tuを加えた値(Ts+Tu)であり、前記式(1)において、温度Tdから差し引く値である。
Figure 2012052752
したがって、この例においては、従来のように浴槽湯水温が風呂設定温度となるまで暖房用熱交換器28を加熱した場合には、1−987/(987+90)≒0.084となり、約8.4%の熱エネルギーロス(無駄)が発生していたが、本実施例では、このロスをなくすことができる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。例えば、前記実施例では、給湯機能と風呂の追い焚き機能と暖房機能とを備えた複合装置としたが、給湯機能を有していない装置としてもよい。
また、本発明の熱源装置は、例えば前記実施例で設けたガス燃焼を行うバーナの代わりに、石油燃焼用のバーナを設けてもよいし、電熱ヒータを設けてもよい。また、暖房用液体循環通路5内に循環させる液体は、水とは限らず、例えば不凍液等の他の液体としてもよい。
本発明の熱源装置は、浴槽湯水の追い焚き時の運転における熱エネルギーの無駄を少なくできるので、省エネ化が可能となり、例えば家庭用の熱源装置として利用できる。
1 利用可熱量算出手段
2 浴槽水量推定手段
3 追い焚き停止温度算出手段
4 メモリ部
5 暖房用液体循環通路
6 液体循環ポンプ
7 液−液熱交換器
10 暖房装置
11 制御装置
13 追い焚き循環通路
16,17 バーナ
20 浴槽湯水循環ポンプ
21 風呂温度センサ
22 水位センサ
28 暖房用熱交換器
33 暖房高温サーミスタ
36 暖房低温サーミスタ
60 追い焚きスイッチ
61 経路切り替え制御手段
62 燃焼制御手段
63 暖房運転スイッチ
64 風呂自動スイッチ
65 追い焚きスイッチ

Claims (2)

  1. 暖房装置に液体を循環させる暖房用液体循環通路と、浴槽に接続される追い焚き循環通路とを有して、該追い焚き循環通路は熱交換手段を介して前記暖房用液体循環通路に熱的に接続され、前記暖房用液体循環通路には、該暖房用液体循環通路に液体を循環させる液体循環ポンプと、該液体循環ポンプの駆動により循環する液体を加熱する暖房用熱交換器と、シスターン装置とが設けられ、前記追い焚き循環通路には、浴槽湯水を循環させる浴槽湯水循環ポンプと、前記浴槽湯水の温度を検出する浴槽湯水温検出手段とが設けられ、浴槽湯水の追い焚き指令を受けて前記暖房用熱交換器により前記暖房用液体循環通路内の液体を加熱しながら循環させると共に前記追い焚き循環通路を通して浴槽湯水を循環させることによって、該浴槽湯水と前記暖房用液体循環通路を循環する液体とを前記熱交換手段を介して熱交換し、前記浴槽湯水温検出手段の検出温度が予め設定される風呂設定温度よりも低い予め定められる追い焚き停止温度となったときに前記暖房用熱交換器の加熱を停止した状態で前記暖房用液体循環通路内の液体の循環と前記追い焚き循環通路内の浴槽湯水の循環とを継続させ、前記暖房用熱交換器の加熱停止時以降に前記シスターン装置が保有するシスターン保有熱量を利用して前記追い焚き停止温度から前記風呂設定温度までの浴槽湯水の加熱を行うシスターン熱利用追い焚き制御手段を有することを特徴とする熱源装置。
  2. 浴槽湯水の水位を検出する水位検出手段と、シスターン装置に貯留される液体の温度を検出するシスターン内液体温度検出手段を有し、該シスターン内液体温度検出手段により検出される追い焚き動作中のシスターン内液体検出温度と前記シスターン装置の容量と風呂設定温度とに基づき、追い焚き動作における暖房用熱交換器の加熱停止時後に利用できる前記シスターン装置の保有熱量を算出する利用可保有熱量算出手段と、予め与えられる浴槽の水位と水量との関係データと前記水位検出手段により検出される追い焚き動作開始時の浴槽湯水の検出水位とに基づいて浴槽湯水の水量を推定する浴槽湯水量推定手段と、該浴槽湯水量推定手段により推定される水量と前記利用可保有熱量算出手段により算出した保有熱量と予め与えられる演算用データとに基づいて追い焚き停止温度を求める追い焚き停止温度算出手段を有することを特徴とする請求項1記載の熱源装置。
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