JP5438535B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、湯水を貯める貯湯タンクを設け、
前記貯湯タンクからの湯水を循環させる湯水循環路を設け、
前記湯水循環路に熱源機からの熱源媒体が流れる熱源媒体路と熱交換する熱回収用熱交換器を設け、前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱可能に構成し、
給湯給水部からの給水が流れる給水路と熱交換する熱使用用熱交換器を設け、前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯可能に構成し、
前記貯湯タンクに給水するタンク給水部と、前記貯湯タンクから排水するタンク排水部とを設け、
前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱して前記貯湯タンクに貯湯する貯湯運転と、
前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯する給湯運転と、
前記タンク給水部を介して前記貯湯タンクに給水するタンク給水運転と、
前記タンク排水部を介して前記貯湯タンクから排水するタンク排水運転と
を実行する運転制御部を設けた貯湯式給湯装置に関する。
上記貯湯式給湯装置として特許文献1のような貯湯式給湯装置が知られている。このような貯湯式給湯装置は、貯湯タンクや循環路が空の状態で工場から出荷されるので、所定の設置場所に設置してから、貯湯タンクや循環路に内部の空気を抜きながら加熱用の水を張り込む(タンク給水)必要がある。そこで、従来の貯湯式の給湯熱源装置では、作業者が給湯手段に設けた給湯栓を開くと共に、給水手段の給水バルブを開いて、給湯手段の給湯路を通して給湯栓から空気を抜きながら、加熱用の水を貯湯タンクや循環路に順次供給し、給湯栓から空気が排出されなくなって、水が排出されるようになると、作業者はタンク給水が完了したと判断して給湯栓を閉じるようにしている。
また、上記作業者の作業性を考慮して、特許文献2、3に示すように、貯湯タンクに対するタンク給水を、前記貯湯式給湯装置の電源投入に連動して行うことが考えられ、具体的には、特許文献4に示すように、各配管毎の給水手順を制御装置に記憶させておき、自動的にタンク給水を行えるようにすることが考えられる。
また、このようなタンク給水作業は、通常、前記貯湯式給湯装置の設置時に、その貯湯式給湯装置の配管配線等の試験および運転条件設定のための起動試験(試運転)の際に一度行えば、通常貯湯タンクへの給水は完了されており、上記貯湯運転を実行することで、給湯運転が可能な状態になる。
特開2008−241126号公報 特開2006−250507号公報 特開2008−116146号公報 特開2002−005528号公報
しかし、前記貯湯式給湯装置を建売住宅等に設置しておく場合等、試運転から実使用までの期間が長い場合、や、貯湯式給湯装置の使用者が、長期的に家を留守にする等、前記貯湯式給湯装置が長期にわたって使用されない場合には、前記貯湯タンクや配管中に残留する水に雑菌が繁殖して不衛生になるおそれや、凍結による破損のおそれがあるために、一旦貯湯タンクや配管から水を抜く(タンク排水)という管理方法が採用されている。
このような管理方法を採用すると、タンク排水後の貯湯タンクにタンク給水を行う作業者は、貯湯式給湯装置の使用者あるいは建売住宅の監理者ということになる。
すると、これら作業者は、通常貯湯式給湯装置に関して専門的知識を備えているわけではないうえに、貯湯式給湯装置の起動時とは異なり、前記貯湯タンクが空であるとは限らず、その貯湯状況を把握してからタンク給水作業を行わねばならないなど、タンク給水手順等を把握するのに高度な困難性を要し、利便性にかけるという問題点があった。一方、貯湯式給湯装置の使用者は、給湯指令を装置に入力すれば、給湯を受けられると考えるのが通常であるが、上述の運用にしたがってタンク排水を行った場合、給湯用の熱源は、前記貯湯タンクの中の湯水であるため、給水を加熱する動作が行えず、給湯動作ができなかった。
本発明の目的は、上記実情に鑑み、通常貯湯式給湯装置に関して専門的知識を備えていない作業者であっても、貯湯タンクへの給水作業の要否を意識することなく、利便性高く使用することができる貯湯式給湯装置を提供することにある。
〔構成〕
そこで、本発明の貯湯式給湯装置の特徴構成は、湯水を貯める貯湯タンクを設け、
前記貯湯タンクからの湯水を循環させる湯水循環路を設け、
前記湯水循環路に熱源機からの熱源媒体が流れる熱源媒体路と熱交換する熱回収用熱交換器を設け、前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱可能に構成し、
給水部からの給水が流れる給水路と熱交換する熱使用用熱交換器を設け、前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯可能に構成し、
前記貯湯タンクに給水するタンク給水部と、前記貯湯タンクから排水するタンク排水部とを設け、
前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱して前記貯湯タンクに貯湯する貯湯運転と、
前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯する給湯運転と、
前記タンク給水部を介して前記貯湯タンクに給水するタンク給水運転と、
前記タンク排水部を介して前記貯湯タンクから排水するタンク排水運転と
を実行する運転制御部を設けた貯湯式給湯装置であって、
前記貯湯タンクの水量を検出する水量検出手段を設け、
前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転制御部における運転指令受付部が前記給湯運転の指令を受付けた場合に、
前記運転制御部が、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させる点にある。
〔作用効果〕
つまり、上述の構成において、前記貯湯タンクは、前記タンク給水部により給水され(タンク給水運転が行え)、その水は、湯水循環路に循環され、前記熱回収用熱交換器、熱源媒体路を介して前記熱源機により加熱されるので、前記貯湯タンクにて加熱状態の湯水を貯留できる(貯湯運転が行われる)構成となっている。また、前記熱使用用熱交換器を設けて、湯水循環路を介して給水路の水を前記貯湯タンクの湯水の熱により加熱して、給湯利用することができる(給湯運転できる)ようになっている。また、排水部を設けてなるので、貯湯式給湯装置の不使用時には、前記貯湯タンク内の湯水を排出して(タンク排水運転を行い)、装置内部を衛生的に維持することができる構成となっている。
上述の構成において、前記タンク排水運転を行うと、前記貯湯タンク、前記湯水循環路が空になる。この状態で、給湯運転指令が行われると、前記運転制御部は、前記給水部に給水させ、同時に前記貯湯タンクおよび湯水循環路に湯水を循環させようとする。すると、循環させるべき湯水が存在しない状態で給水部の給水が行われるから、前記給湯が行えず、仮に、このとき熱源機からの熱供給を行う条件となっていると、前記湯水循環路は空焚き状態になるおそれがある。この状態を、前記貯湯タンクの水量を検出する水量検出手段を設けて、検出するため、給湯運転指令に基き給水しか行えない状態を知ることができる。この水量検出手段の検出結果を踏まえて、即座に給湯運転を行わず、まず、タンク給水運転を行うとともに、貯湯運転を行うから、給湯運転指令に対して、単に熱回収用熱交換器に給湯を目的として給水する不都合を回避する運転を行うことができる。そして、貯湯タンクに対して給水した後、その貯湯タンク内の水を加熱して貯湯状態とすれば、前記給湯運転が実行でき、前記給湯部に給湯可能な状態が実現する。
したがって、貯湯式給湯装置の使用者は、前記貯湯タンクが貯湯状態か意識することなく、給湯を開始することができ、貯湯式給湯装置を利便性高く、速やか、かつ、安全に使用することができる。
〔構成〕
また、前記運転制御部は、前記貯湯タンクの内部の水を排水した排水履歴情報を記憶する記憶部を備えることが好ましく、この場合この排水履歴情報が前記記憶部に記憶されていることを条件として、前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転指令受付部が前記給湯運転指令を受付けた場合に、前記運転制御部は、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させるものとする。
〔作用効果〕
つまり、前記記憶部が、前記貯湯タンクにおいてタンク排水運転が行われたなどの排水履歴情報を記憶していることで、前記給湯運転指令に対して、前記貯湯タンクは正常運転可能な状態であること、および、前記湯水循環路が排水されており、給湯するための湯水が十分でないこと、の判断を行えることになる。この状態で、前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転指令受付部が前記給湯運転指令を受付けた場合に、前記運転制御部は、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させれば、前記給湯運転指令に対して給湯運転を行わせることができる。
〔構成〕
尚、上述の構成において、前記運転制御部は、
前記タンク給水部、前記湯水循環路に接続される各機器の動作確認ができている場合には、前記給湯運転指令の後に、前記タンク給水運転及び貯湯運転を先行して実行し、
前記タンク給水部、前記湯水循環路に接続される各機器の動作確認ができていない場合には、前記給湯運転指令を無効にする
試運転確認部を備えることが望ましい。
〔作用効果〕
つまり、前の構成によると、給湯運転指令に基づき前記貯湯タンクの前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させるので、給湯運転が速やかに行われるのであるが、このときの前記貯湯式給湯装置の状態が、接続されるべき機器の配管、配線等が正しく接続され、実使用が可能であることが確かめられた(試験運転された)ものであるとは限らない。たとえば、多数の貯湯式給湯装置のうち1基が試験運転漏れであった場合など、その1基に問題があった場合には、前述の運転により、その貯湯式給湯装置が誤作動する要因になってしまうおそれがある。
しかし、前記試験運転確認部により、少なくとも一度試運転が確認された貯湯式給湯装置は、貯湯タンクに湯水が充填されていないことを除けば、性状運転可能であるわけであるから、この場合は、給湯運転指令に対して前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行して、給湯を開始することができる。
ただし、前記タンク給水部、前記湯水循環路に接続される各機器の動作確認ができていない場合には、上記誤動作の要因が残っていることになるから、前記給湯運転指令を無効にすることによって、より一層安全な貯湯式給湯装置の運転制御が可能になる。
〔構成〕
さらに、前記貯湯タンクが開放型貯湯タンクである場合、前記貯湯タンク内の水位を検出する水位検出手段を備え、前記水量検出手段は、前記水位検出手段の検出結果に基づいて、前記水量を検出する事が好ましい。また、前記貯湯タンクが閉封式貯湯タンクである場合、前記貯湯タンクの内圧を検出する圧力検出手段を備え、前記水量検出手段は、前記圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記水量を検出することが好ましい。
〔作用効果〕
つまり、前記給湯運転指令を受けたときに、前記貯湯タンクは正常運転可能な状態であること、を前提とすれば、前記貯湯タンクの水量に基き運転制御部が前記給湯運転指令に基き、給湯運転を行うか、タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を行うか、給湯運転指令を無効にするかを選択することになる。この際、前記貯湯タンクの水量は、水位により検出することができ、閉封式貯湯タンクの水量は内圧により検出することができるから、簡便かつ容易に前記水量検出手段が水量を検出することができるようになる。
蓄熱運転における風呂装置の状態を示す図 先行湯張り運転における風呂装置の状態を示す図 先行湯張り運転及び湯張り運転における風呂装置の状態を示す図 先行湯張り運転における風呂装置の状態を示す図 先行湯張り運転における風呂装置の状態を示す図 先行湯張り運転における風呂装置の状態を示す図 給湯運転における風呂装置の状態を示す図 暖房運転における風呂装置の状態を示す図 暖房運転における風呂装置の状態を示す図 本発明で行う給湯運転のフロー図
以下に、本発明の貯湯式給湯装置を説明する。尚、以下に好適な実施例を記すが、これら実施例はそれぞれ、本発明をより具体的に例示するために記載されたものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能であり、本発明は、以下の記載に限定されるものではない。
本発明に係る貯湯式給湯装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
この貯湯式給湯装置は、図1〜図9に示すように、蓄熱水A1としての湯水を貯留する貯湯タンク1と、その貯湯タンク1から取り出した蓄熱水A1を湯水循環路2にて循環させて貯湯タンク1に戻す湯水循環手段3とが設けられている。
尚、図1〜図9では、流体の通流状態を太線及び矢印にて示している。そして、図1〜図9は、流体が通流する部分が異なるだけでその他の構成については同様の構成を示している。
湯水循環路2には、熱電併給装置4を熱源機としてその排熱を搬送する熱源媒体にて湯水循環路2を通流する蓄熱水A1を加熱する熱回収用熱交換器5、及び、その熱回収用熱交換器5を通過した後の蓄熱水A1を放熱させる熱使用用熱交換器6が設けられている。
熱電併給装置4は、例えば、都市ガスを燃料とするガスエンジンや燃料電池を備えたものであり、排熱搬送流体としての熱源媒体A2がガスエンジンや燃料電池での排熱を回収するように構成されている。熱回収用熱交換器5と熱電併給装置4との間で熱源媒体A2を循環する冷却水循環路7が設けられ、この冷却水循環路7に冷却水循環ポンプ8が設けられている。
冷却水循環路7には、熱電併給装置4から熱回収用熱交換器5に供給する熱源媒体A2の温度を検出する冷却水往き温度センサ9、熱電併給装置4から熱回収用熱交換器5に供給する熱源媒体A2の流量を検出する冷却水流量センサ10、及び、熱回収用熱交換器5から熱電併給装置4に戻す熱源媒体A2の温度を検出する冷却水戻り温度センサ11が設けられている。
貯湯タンク1は、通常の貯湯状態において、貯留する蓄熱水A1の上面よりも高い位置に大気に通じる開口を有する大気開放型に構成されている。貯湯タンク1には、蓄熱水A1を補給するために補給路W1及び補給弁W2が設けられ、タンク給水部WFを構成する。下限水位センサWLにて蓄熱水A1の水位が下限水位LWL未満になったことを検出すると、補給弁W2を開弁して補給路W1にて貯湯タンク1に蓄熱水A1を補給する。そして、上限水位センサWHにて蓄熱水A1の水位が上限水位HWLになったことを検出すると、補給弁W2を閉弁して補給路W1にて貯湯タンク1への蓄熱水A1の補給を停止する(タンク給水運転)。
また、前記貯湯タンク1には蓄熱水A1を排水するための排水路W3および排水弁W4が設けられ、タンク排水部WDを構成する。このタンク排水部は、メンテナンスや、貯湯式給湯装置の使用者が長期にわたって貯湯式給湯装置を使用しないときに、内部の水に雑菌が繁殖して不衛生になるのを防止する目的で、貯湯タンク1内部の蓄熱水A1を前記排水弁を開弁して前記排水路W3より排水する(タンク排水運転)。
湯水循環路2は、貯湯タンク1の上部及び下部に接続されており、湯水循環手段3は、貯湯タンク1の上部から蓄熱水A1を取り出して貯湯タンク1の下部に蓄熱水A1を戻すように構成されている。
貯湯タンク1から湯水循環路2に取り出した蓄熱水A1を熱回収用熱交換器5をバイパスさせて熱使用用熱交換器6に通流させる排熱熱交換器バイパス路13が設けられている。この排熱熱交換器バイパス路13には、蓄熱水A1を通流させるか否か及びその流量を調整可能なバイパス路調整弁18が設けられている。
湯水循環手段3は、湯水循環ポンプ12及びバイパス路調整弁18を備えて構成されている。湯水循環手段3は、貯湯タンク1から取り出した蓄熱水A1の全量を熱回収用熱交換器5に通流させる形態で蓄熱水A1を循環させる全通流状態(例えば図2の太線部)と、貯湯タンク1から取り出した蓄熱水A1の一部を排熱熱交換器バイパス路13に通流させる形態で蓄熱水A1を循環させる一部通流状態(例えば図4の太線部)とに切換自在に構成されている。つまり、湯水循環手段3は、バイパス路調整弁18を閉弁した状態で湯水循環ポンプ12を作動させることにより、全通流状態に切り換える。また、湯水循環手段3は、バイパス路調整弁18を開弁した状態で湯水循環ポンプ12を作動させることにより、一部通流状態に切り換える。
排熱熱交換器バイパス路13には、通流する蓄熱水A1を加熱する加熱作動を実行可能な補助加熱手段14が設けられている。補助加熱手段14は、ガスバーナ15を燃焼させて蓄熱水A1を加熱するように構成されている。ガスバーナ15に都市ガス等の燃料ガスを供給する燃料ガス供給路16には、ガスバーナ15に燃料ガスを供給するか否か及びその燃料ガス供給量を調整自在な燃料ガス調整弁17が設けられている。補助加熱手段14は、燃料ガス調整弁17を開弁してガスバーナ15を燃焼させることにより加熱作動を実行可能に構成されている。
湯水循環路2には、蓄熱水A1の通流方向の上流側から、貯湯タンク1から取り出す蓄熱水A1の温度を検出する第1蓄熱水温度センサ25、排熱熱交換器バイパス路13との接続箇所に通流する蓄熱水A1の温度を検出する第2蓄熱水温度センサ26、湯水循環ポンプ12、熱回収用熱交換器5に通流する蓄熱水A1の流量を調整自在な第1蓄熱水流量調整弁27、熱回収用熱交換器5、熱使用用熱交換器6としての追焚き用熱交換器23、追焚き用熱交換器23を通過した後の蓄熱水A1の温度を検出する第3蓄熱水温度センサ28、熱使用用熱交換器6としての給湯用熱交換器21、給湯用熱交換器21を通過する蓄熱水A1の流量を検出する蓄熱水流量センサ29、給湯用熱交換器21を通過する蓄熱水A1の流量を調整自在な第2蓄熱水流量調整弁30が設けられている。
給湯用熱交換器21は、給水部19から供給されて給湯部20に供給する給湯用の給水A3を蓄熱水A1の放熱対象とするように構成されている。給水部19には、給湯用熱交換器21に供給する給水温度を検出する給水温度センサ31が設けられている。給湯部20には、給湯用の給水A3の通流方向において上流側から、給湯用熱交換器21を通過する給湯用の給水A3の流量を調整自在な給湯流量調整弁32、給湯用熱交換器21を通過した後の給湯用の給水A3の温度を検出する出口温度センサ33、給湯部20にて給湯する給湯量を検出する給湯量センサ34、及び、給湯部20にて給湯する給湯温度を検出する給湯温度センサ35が設けられている。
また、給水部19からの給湯用の給水A3を、給湯用熱交換器21をバイパスして給湯部20に供給する給湯用バイパス路36が設けられ、その給湯用バイパス路36を通流する給水A3の流量を調整自在なバイパス流量調整弁37が設けられている。
このようにして、給湯用熱交換器21にて加熱された給湯用の給水A3と給湯用バイパス路36からの給湯用の給水A3とを混合させて給湯部20にて給湯するように構成されている。
追焚き用熱交換器23は、追焚き用熱交換器23を通過した後の蓄熱水A1が給湯用熱交換器21に通流するように給湯用熱交換器21と直列状態で設けられている。追焚き用熱交換器23は、浴槽22との間で浴槽水A4を蓄熱水A1の放熱対象とするように構成されている。
浴槽22と追焚き用熱交換器23との間で浴槽水A4を循環する浴槽水循環路38が設けられている。この浴槽水循環路38には、浴槽水A4の貯留量を検出する水位センサ52、浴槽22から追焚き用熱交換器23に供給する浴槽水A4の温度を検出する浴槽水温度センサ39、及び、浴槽水循環ポンプ40が設けられている。
給湯部20から分岐して浴槽22に温水を供給する湯張り路50が設けられている。湯張り路50は、浴槽水循環路38に接続されており、浴槽水循環路38を用いて浴槽22に温水を供給するように設けられている。湯張り路50には、浴槽22への温水の供給を断続する湯張り弁51が設けられている。
貯湯タンク1の蓄熱水A1を用いて温水を浴槽22に供給する温水供給作動を行う温水供給手段49が設けられている。この温水供給手段49は、給湯用熱交換器21、給水部19、給湯部20、湯張り路50、追焚き用熱交換器23、浴槽水循環路38、浴槽水循環ポンプ40等から構成されている。給湯用熱交換器21が熱使用用熱交換器6に相当する。浴槽水循環路38及び浴槽水循環ポンプ40が浴槽水循環手段に相当する。
温水供給手段49は、貯湯タンク1の蓄熱水A1を用いて温水を浴槽22に供給する温水供給作動を行う。温水供給手段49は、温水供給作動として、給湯用熱交換器21において貯湯タンク1の蓄熱水A1にて給水A3を加熱してその加熱した給水A3を浴槽22に供給する湯張り作動(例えば図2の太線部)、及び、追焚き用熱交換器23において貯湯タンク1の蓄熱水A1にて浴槽水循環路38及び浴槽水循環ポンプ40により浴槽22との間で循環される浴槽水A4を加熱する追焚き作動(例えば図3の太線部)を行うように構成されている。
湯張り作動では、温水供給手段49が湯張り弁51を開弁することにより、給湯用熱交換器21において蓄熱水A1にて加熱された給水A3を給湯部20から湯張り路50、浴槽水循環路38の順に通流させて浴槽22に供給するようにしている。
追焚き作動では、温水供給手段49が浴槽水循環ポンプ40を作動させることにより、浴槽水A4を浴槽水循環路38にて浴槽22と追焚き用熱交換器23との間で循環させて追焚き用熱交換器23において蓄熱水A1にて加熱された浴槽水A4を浴槽22に供給するようにしている。
熱使用用熱交換器6としては、給湯用熱交換器21及び追焚き用熱交換器23に加えて、暖房対象空間の室内空気を放熱対象とする暖房用放熱器24が設けられている。この暖房用放熱器24は、例えば床暖房パネルであり、浴室暖房装置等も適応可能である。
暖房用放熱器24は、給湯用熱交換器21及び追焚き用熱交換器23と並列状態で設けられている。つまり、湯水循環路2において給湯用熱交換器21及び追焚き用熱交換器23が設けられた部分とは並列状態で暖房用通流路41が設けられ、この暖房用通流路41に暖房用放熱器24が設けられている。暖房用通流路41は、排熱熱交換器バイパス路13の途中部分から分岐して湯水循環路2に合流するように設けられ、排熱熱交換器バイパス路13の一部を兼用している。
暖房用通流路41には、蓄熱水A1の通流方向の上流側から、暖房用放熱器24に供給する蓄熱水A1の温度を検出する暖房往き温度センサ42、暖房用放熱器24に蓄熱水A1を供給するか否かを調整自在な熱動弁43、及び、蓄熱水A1の逆流を防止する暖房用逆止弁44が設けられている。
湯水循環路2において貯湯タンク1の下部に蓄熱水A1を戻す戻し部分2aと貯湯タンク1の上部から蓄熱水A1を取り出す取り出し部分2bとを接続する蓄熱槽バイパス路45が設けられている。蓄熱槽バイパス路45には、通流する蓄熱水A1の温度を検出するバイパス温度センサ46、及び、蓄熱槽バイパス路45に蓄熱水A1を通流させるか否かを調整自在な蓄熱水戻し調整弁47が設けられている。そして、蓄熱水戻し調整弁47を開弁させることにより、熱使用用熱交換器6を通過した後の蓄熱水A1の少なくとも一部を蓄熱槽バイパス路45に通流させるように構成されている。
この貯湯式給湯装置を制御する運転制御部48は、熱源媒体A2にて搬送される熱電併給装置4の排熱を貯湯タンク1に蓄熱すべく、熱電併給装置4及び湯水循環手段3を作動させる貯湯運転を行うように構成されている。運転制御部48は、時系列的な電力負荷及び時系列的な熱負荷を管理し、時系列的な電力負荷及び時系列的な熱負荷に基づいて貯湯運転を行うように構成されている。運転制御部48は、現在要求されている電力負荷に応じて熱電併給装置4を作動させて貯湯運転を行うように構成されている。
また、運転制御部48には、運転指令受付部48aを設け、各機器のコントローラ(図外)からの運転指令を受ける構成とし、CPU等からなる演算部48bを設けてその運転指令を解釈するとともに、運転指令実行部48cが、解釈された運転指令に基き、各機器の運転動作を決定し、所定の運転状態に合致させるべく各機器を動作させる。また、運転制御部48には、記憶部48dを設け、各機器の運転条件の設定値等が記憶されており、前記運転制御部48による運転の履歴等が記録され、前記演算部が運転指令を解釈する際に参照可能に構成するとともに、メンテナンスの際には、作業者が参照可能に構成する。
時系列的な電力負荷及び時系列的な熱負荷の管理については、運転制御部48が、1日の各時間帯(1時間ごと)の電力負荷及び熱負荷に区分けした状態で時系列的な電力負荷及び時系列的な熱負荷を管理している。運転制御部48は、実際に使用された1日の各時間帯(1時間ごと)の電力負荷及び熱負荷に基づいて、既に記憶している1日の各時間帯(1時間ごと)の電力負荷及び熱負荷を更新して、1日の各時間帯(1時間ごと)の電力負荷及び熱負荷を学習するように構成されている。
電力負荷については、例えば、運転制御部48が、熱電併給装置4の電力を出力するインバータの出力値、及び、テレビ、冷蔵庫、洗濯機等の電力負荷に接続された商業用電力供給ラインに設けられた電力計測手段の計測情報に基づいて、実際に使用された電力負荷を求めることができる。
熱負荷は、給湯部20からの給湯として用いられる給湯熱負荷と、浴槽水A4の追焚きに用いられる追焚き熱負荷と、暖房用放熱器24にて用いられる暖房熱負荷とを足し合わせたものである。熱負荷については、例えば、運転制御部48が、給湯量センサ34及び給湯温度センサ35の夫々の検出情報等により給湯熱負荷を求めることができ、浴槽水温度センサ39の検出情報及び浴槽水循環ポンプ40の作動状態等により追焚き熱負荷を求めることができ、暖房往き温度センサ39の検出情報及び湯水循環ポンプ8の作動状態等により暖房熱負荷を求めることができる。
(貯湯運転)
図1に基づいて貯湯運転について説明する。
運転制御部48は、熱電併給装置4を作動させ且つ冷却水循環ポンプ8を作動させて、熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるように構成されている。運転制御部48は、第1蓄熱水流量調整弁27及び第2蓄熱水流量調整弁30を開弁させ且つバイパス路調整弁18を閉弁した状態で湯水循環ポンプ8を作動させることにより、湯水循環手段3を全通流状態にて作動させるように構成されている。運転制御部48は、冷却水戻り温度センサ11の検出温度が設定温度範囲内になるように、第1蓄熱水流量調整弁27の開度を調整して熱回収用熱交換器5に通流する蓄熱水A1の流量を調整する蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。尚、前記貯湯タンク1には、前のタンク給水運転により、あらかじめ水を充填しておく。
このようにして、貯湯タンク1の上部から取り出された蓄熱水A1の全量が熱回収用熱交換器5にて加熱されて貯湯タンク1の下部に戻される。その加熱された蓄熱水A1によって、貯湯タンク1に貯留された蓄熱水A1を全体的に温度上昇させて貯湯タンク1に蓄熱する。
図2及び図3に示すように、運転制御部48が貯湯運転を行うことにより、熱電併給装置4の排熱を貯湯タンク1に蓄熱するのであるが、運転制御部48は、その貯湯タンク1に貯留された熱を用いて浴槽22の湯張り状態が目標湯張り状態となるように、湯水循環手段3を作動させ且つ温水供給手段49を温水供給作動させている。つまり、運転制御部48は、浴槽22の湯張り状態が目標湯張り状態となるように、湯水循環手段3を作動させ且つ温水供給手段49を温水供給作動させる湯張り運転を行い、その湯張り運転を行うよりも先行して、浴槽の湯張り状態が目標湯張り状態に達する前の先行湯張り状態になるように温水供給手段49を温水供給作動させる先行湯張り運転を行うように構成されている。
目標湯張り状態及び先行湯張り状態は、温度と貯留量とから定められている。目標湯張り温度は、浴槽に湯張り設定温度(例えば42℃)の温水を湯張り設定量(例えば約180リットル)貯めた状態を目標湯張り状態としている。先行湯張り状態は、目標湯張り状態に対して浴槽水A4の貯留量が同量(例えば180リットル)で且つ目標湯張り状態に対して浴槽水A4の温度が低温の先行湯張り設定温度(例えば35℃)となるように設定されている。先行湯張り設定温度は、例えば、20〜35℃に設定されている。
先行湯張り状態において、浴槽水A4の貯留量については、目標湯張り状態に対して入浴に必要な許容範囲内の貯留量であればよく、浴槽水A4の貯留量は目標湯張り状態に対して同量とするものに限らない。目標湯張り状態に対して浴槽水A4の貯留量を同量や目標湯張り状態に対して入浴に必要な許容範囲内とすることにより、浴槽水A4の貯留量については、先行湯張り運転を行うことにより入浴に必要な貯湯量を確保できることになる。したがって、運転制御部48は、湯張り運転においては、単に、温水供給手段49を追焚き作動させるだけでよく、制御構成の簡素化を図ることができる。しかも、湯張り運転では、先行湯張り状態から目標湯張り状態を満たすように浴槽水A4の温度を上昇させればよいので、湯張り運転を行う為に必要となる熱量を極力少なくでき、貯湯タンク1の小型化を図る際にも有効となる。
運転制御部48は、まず先行湯張り運転を行うことにより、浴槽22の湯張り状態を先行湯張り状態とし、その後湯張り運転を行うことにより、浴槽22の湯張り状態を目標湯張り状態とすることができる。このように、湯張り運転を行うよりも先行して、浴槽22の湯張り状態を先行湯張り状態としておくことによって、浴槽22の湯張り状態を目標湯張り状態とする為に必要となる熱量の一部を浴槽に貯めておくことができ、浴槽22を蓄熱槽として用いることができる。
尚、上記貯湯運転は、貯湯式給湯装置が設置されて最初の検査(配管、配線の正常接続の検査等)の際に続けて行われる。この際、運転制御部による運転履歴として、運転制御部48の記憶部48dには、試運転フラグが記録される。また、前記記憶部では、前記貯湯運転の際、タンク給水部WF、各流量調整弁27,30等の制御部分の動作や、各種センサ26,28等の測定値についても運転履歴として記憶され、メンテナンスの際に用いられる。
また、試運転の後、何らかの理由で貯湯タンク1の水を抜かなければならなくなった時、タンク排水部WDが操作されたり、タンク排水運転が指示され、湯水循環路2の湯水を排水する動作が行われた場合、前記記憶部48dに排水フラグを含む排水履歴情報が記録される。
図2〜図6に基づいて先行湯張り運転及び湯張り運転について説明する。
(先行湯張り運転)
運転制御部48は、先行湯張り運転においては、温水供給手段49を湯張り作動(例えば図2の太線部)及び追焚き作動(例えば図3の太線部)させ、且つ、湯張り運転においては、温水供給手段49を追焚き作動(例えば図3の太線部)させるように構成されている。
運転制御部48は、先行湯張り運転において、先行湯張り状態に対して貯留量が満たないときに温水供給手段49を湯張り作動(例えば図2の太線部)させ、先行湯張り状態に対して貯留量は満たしているが温度が満たしていないときに温水供給手段49を追焚き作動(例えば図3の太線部)させるように構成されている。
図2及び図3は、熱電併給装置4を作動させていない状態での先行湯張り運転を示している。
図2では、温水供給手段49を湯張り作動させた場合を示している。
運転制御部48は、湯水循環手段3を全通流状態にて作動させるとともに、出口温度センサ33の検出温度が先行湯張り設定温度(例えば35℃)+αになるように、蓄熱水流量センサ29の検出流量に基づいて第2蓄熱水流量調整弁30の開度を調整する風呂給湯温度用蓄熱水流量制御を行うように構成されている。運転制御部48は、給湯量センサ34の検出流量が要求されている流量となり且つ給湯温度センサ35の検出温度が先行湯張り設定温度(例えば35℃)になるように、給湯流量調整弁32及びバイパス流量調整弁37の開度を調整する風呂給湯制御を行うように構成されている。運転制御部48は、湯張り弁51を開弁することにより、給湯用熱交換器21にて加熱された先行湯張り設定温度(例えば35℃)の温水を給湯部20から湯張り路50、浴槽水循環路38の順に通流させて浴槽22に供給するように構成されている。運転制御部48は、水位センサ52の検出情報に基づいて、浴槽水A4の貯留量が湯張り設定量となると、浴槽22の湯張り状態が先行湯張り状態になったとして、湯張り弁51を閉弁し且つ湯水循環手段3を作動停止させて先行湯張り運転を終了する。
図3では、温水供給手段49を追焚き作動させた場合を示している。
運転制御部48が、湯水循環手段3を全通流状態にて作動させるとともに、浴槽水循環ポンプ40を作動させることにより、浴槽22と追焚き用熱交換器23との間で浴槽水A4を循環させて追焚き用熱交換器23において蓄熱水A1にて浴槽水A4を加熱して、その加熱された浴槽水A4を浴槽22に戻すように構成されている。運転制御部48は、浴槽水温度センサ39の検出温度が先行湯張り設定温度(例えば35℃)になると、浴槽22の湯張り状態が先行湯張り状態になったとして、湯水循環手段3及び浴槽水循環ポンプ40を作動停止させて先行湯張り運転を終了する。
図4〜図6に基づいて熱電併給装置4を作動させている状態での先行湯張り運転を説明する。図4〜図6では、温水供給手段49を湯張り作動させた場合を示している。温水供給手段49を追焚き作動させる場合については、温水供給手段49を湯張り作動させるか追焚き作動させるかが異なるだけであるので、図示及び説明は省略する。
図4では、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が第1設定温度(例えば、60℃)よりも高い場合を示している。
運転制御部48が、冷却水循環ポンプ8を作動させて熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるとともに、冷却水戻り温度センサ11の検出温度が設定温度範囲内になるように第1蓄熱水流量調整弁27の開度を調整する蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。また、図2で示した場合と同様に、運転制御部48は、風呂給湯温度用蓄熱水流量制御、及び、風呂給湯制御を行うように構成されている。
湯水循環手段3については、蓄熱水流量センサ29の検出流量が給湯用熱交換器21にて要求されている流量を満たすときには、運転制御部48が湯水循環手段3を全通流状態に切り換え、蓄熱水流量センサ29の検出流量が給湯用熱交換器21にて要求されている流量に満たないときには、運転制御部48がバイパス路調整弁18を開弁して湯水循環手段3を一部通流状態に切り換えるように構成されている。図4では、湯水循環手段3を一部通流状態に切り換えた場合を示している。
図5では、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が第1設定温度よりも高い第2設定温度(例えば、75℃)以上の場合を示している。
運転制御部48が、湯水循環手段3を全通流状態にて作動させるとともに、冷却水循環ポンプ8を作動させて熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるとともに、蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。また、運転制御部48は、風呂給湯温度用蓄熱水流量制御、及び、風呂給湯制御を行うように構成されている。
この場合には、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が第2設定温度(例えば、75℃)以上であるので、蓄熱水流量調整制御を行っても、冷却水戻り温度センサ11の検出温度が設定温度範囲よりも高くなってしまう場合がある。そこで、運転制御部48は、蓄熱水戻し調整弁47を開弁して、貯湯タンク1の上部から取り出した高温の蓄熱水A1に蓄熱槽バイパス路45からの低温の蓄熱水A1を混合させて熱回収用熱交換器5に通流する蓄熱水A1の温度を低下させるように構成されている。
図6では、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が第1設定温度(例えば、60℃)以下の場合を示している。
運転制御部48が、第1蓄熱水流量調整弁27、第2蓄熱水流量調整弁30、及び、バイパス路調整弁18の夫々を開弁して湯水循環手段3を一部通流状態に切り換え、冷却水循環ポンプ8を作動させて熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるとともに、蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。そして、運転制御部48は、燃料ガス調整弁18を開弁させて補助加熱手段14を加熱作動させるように構成されている。また、運転制御部48は、風呂給湯温度用蓄熱水流量制御、及び、風呂給湯制御を行うように構成されている。
(湯張り運転)
図3に示すように、運転制御部48は、湯水循環手段3を全通流状態にて作動させるとともに、浴槽水循環ポンプ40を作動させることにより、浴槽22と追焚き用熱交換器23との間で浴槽水A4を循環させて追焚き用熱交換器23において蓄熱水A1にて浴槽水A4を加熱して、その加熱された浴槽水A4を浴槽22に戻すように構成されている。このように、運転制御部48は、温水供給手段49を追焚き作動させて湯張り運転を行うように構成されている。運転制御部48は、浴槽水温度センサ39の検出温度が湯張り設定温度(例えば42℃)になると、湯水循環手段3及び浴槽水循環ポンプ40を作動停止させて湯張り運転を終了する。
図3では、熱電併給装置4を作動させていない状態での湯張り運転を示しているが、熱電併給装置4を作動させている状態で湯張り運転を行うこともできる。つまり、図4〜図6では、温水供給手段49を湯張り作動させているが、図4〜図6において、温水供給手段49を追焚き作動(図3の太線部)を作動させることになる。
上述の如く、浴槽22の湯張り状態を目標湯張り状態とするに当り、運転制御部48は、まず先行湯張り運転を行い、その後湯張り運転を行っているが、先行湯張り運転をどのタイミングにて行うかについて説明する。
運転制御部48は、貯湯運転を行うことが予測される時間帯の以前に先行湯張り運転を行うように構成されている。
また、運転制御部48は、先行湯張り運転を行ってから湯張り運転を行うまでの間に貯湯運転を行うように構成されている。したがって、先行湯張り運転を行ってから湯張り運転を行うまでの間、熱電併給装置4の排熱を蓄熱槽に蓄熱することができる。そして、湯張り運転を行うときには、貯湯タンク1に十分な熱量を蓄熱させておくことができ、湯張り運転を的確に行うことができるとともに、余った熱を用いてシャワー等の給湯を行うことも可能となる。
このようにして、浴槽22の湯張り状態を目標湯張り状態とするに当り、運転制御部48は、予測した入浴時間帯よりも以前の時間帯で且つその後時系列的な電力負荷の増加が予想できる時間帯に先行湯張り運転を行い、その先行湯張り運転を終了するとともに貯湯運転を行うように構成されている。そして、運転制御部48は、実際に入浴者が入浴して入浴指令を与えるまで貯湯運転を継続し、入浴指令が指令されると、湯張り運転を行うように構成されている。
運転制御部48は、貯湯タンク1の蓄熱水A1を用いて放熱する運転として、先行湯張り運転及び湯張り運転に加えて、貯湯タンク1の蓄熱水A1を用いて給湯部20から給湯する給湯運転、及び、貯湯タンク1の蓄熱水A1を用いて暖房用放熱器24において放熱する暖房運転を行うように構成されている。
(給湯運転)
図7に基づいて給湯運転について説明する。
運転制御部48が、湯水循環手段3を全通流状態に切り換えるとともに、出口温度センサ33の検出温度が給湯設定温度+αになるように、蓄熱水流量センサ29の検出流量に基づいて第2蓄熱水流量調整弁30の開度を調整する給湯温度用蓄熱水流量制御を行うように構成されている。また、運転制御部48は、給湯量センサ34の検出流量が要求されている給湯量となり且つ給湯温度センサ35の検出温度が給湯設定温度になるように、給湯流量調整弁32及びバイパス流量調整弁37の開度を調整する給湯制御を行うように構成されている。
前記給湯運転の給湯運転指令は、図7、10に示すように、給湯部のコントローラ(図外)から入力され、前記運転制御部48の運転指令受付部48aにおいて受け付けられる。前記運転制御部48が前記給湯運転指令を受け付ける(#1)と、前記水量検出手段Wからの水量検出情報を収集し、前記貯湯タンク1の水位を求める(#2)。ここで、貯湯タンク1の水位が十分に高いと判断される場合(#2高)には、前記運転制御装置48は、運転指令実行部48cにより給湯運転を行う(#6)。ここで、前記貯湯タンク1の水位が十分に高くなく前記湯水循環路2に安定して湯水を循環させるためには水位が低いと考えられる場合(#2低)には、前記貯湯タンク1に対して、上記タンク給水運転を行うべく、前記記憶部48dに記憶された試運転フラグを読み出す(#3)。この試運転フラグがある(あるいはON)の場合(#3Yes)には、前記演算部48bは、前記貯湯式給湯装置は、適切に設置され、配線、配管が正常に接続されているものと判断し、タンク給水運転を行う(#4)。逆に前記試運転フラグがない(あるいはOFF)の場合(#3No)には、前記演算部48bは、前記貯湯式給湯装置は、試運転を経ていないために、適切に設置されておらず、配線、配管が正常に接続されているとは限らないものとし、前記給湯運転指令を無効にし(#7)、タンク給水運転を行わず、エラー処理を行う。即ち、ここでは、演算部48bが試運転確認部として機能する。タンク給水運転が終了すると、前記貯湯タンク1内の湯水を加熱する貯湯運転が行われる(#5)。
これにより、貯湯式給湯装置の使用者は、貯湯タンク1に湯水が十分たまっているかどうかを意識することなく、給湯運転指令を行うだけで、貯湯式給湯装置が正常に使用可能な場合にのみ給湯を行うことができ、貯湯式給湯装置が正常に使用できない場合に誤って給湯指令を実行してしまうことを防止することができる。
図7では、熱電併給装置4が作動されていない状態での給湯運転を示しているが、先行湯張り運転及び湯張り運転の夫々と同様に、熱電併給装置4が作動されているときに給湯運転を行うこともできる。
(暖房運転)
図8及び図9に基づいて暖房運転について説明する。
図10では、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が暖房用蓄熱水設定温度(例えば60℃)以上のときに熱電併給装置4を作動させて暖房運転を行う場合を示している。
運転制御部48が、第1蓄熱水流量調整弁27を開弁し且つ第2蓄熱水流量調整弁30及びバイパス路調整弁18の夫々を閉弁して湯水循環手段3を全通流状態に切り換え、冷却水循環ポンプ8を作動させて熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるとともに、蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。このときには、第2蓄熱水流量調整弁30を閉弁しているので、熱回収用熱交換器5を通過した後の蓄熱水A1は、排熱熱交換器バイパス路13に通流したのち暖房用通流路41に通流して暖房用放熱器24に通流する。この場合には、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が暖房用蓄熱水設定温度(例えば60℃)以上であるので、蓄熱水流量調整制御を行っても、冷却水戻り温度センサ11の検出温度が設定温度範囲よりも高くなってしまう場合がある。そこで、運転制御部48は、蓄熱水戻し調整弁47を開弁して蓄熱槽バイパス路通流手段を通流作動させ、貯湯タンク1の上部から取り出した高温の蓄熱水A1に蓄熱槽バイパス路45からの低温の蓄熱水A1を混合させて熱回収用熱交換器5に通流する蓄熱水A1の温度を低下させるように構成されている。
運転制御部48は、熱動弁43を開弁して暖房用放熱器24に蓄熱水A1を通流させる通流状態を設定開弁時間(例えば、3分)継続した後、熱動弁43を閉弁して暖房用放熱器24に対する蓄熱水A1の通流を停止させる通流停止状態を設定閉弁時間(例えば、17分)の間継続させる動作を設定周期(例えば、20分)で繰り返し行うように構成されている。そして、運転制御部48は、通流停止状態を設定閉弁時間(例えば、17分)の間継続させているときに、図1に示すように、第2蓄熱水流量調整弁30を開弁させて熱回収用熱交換器5を通過した後の蓄熱水A1を貯湯タンク1の下部に戻すことにより貯湯タンク1への蓄熱を行うように構成されている。このようにして、熱電併給装置4の排熱を有効に活用して、暖房運転を行いながら貯湯運転を間欠的に行うことができるので、省エネルギー化を図ることができる。
図9では、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が暖房用蓄熱水設定温度(例えば、60℃)未満のときに熱電併給装置4を作動させて暖房運転を行う場合を示している。
図8にて説明したのと同様に、運転制御部48が、第1蓄熱水流量調整弁27を開弁し且つ第2蓄熱水流量調整弁30及びバイパス路調整弁18の夫々を閉弁して湯水循環手段3を全通流状態に切り換え、冷却水循環ポンプ8を作動させて熱回収用熱交換器5に熱源媒体A2を通流させるとともに、蓄熱水流量調整制御を行うように構成されている。この場合には、第1蓄熱水温度センサ25の検出温度が暖房用蓄熱水設定温度(例えば、70℃)未満であるので、暖房往き温度センサ42の検出温度が暖房設定温度(例えば、60℃)に満たない場合がある。そこで、運転制御部48は、蓄熱水戻し調整弁47を開弁して蓄熱槽バイパス路通流手段を通流作動させ、貯湯タンク1の上部から取り出した低温の蓄熱水A1に蓄熱槽バイパス路45からの高温の蓄熱水A1を混合させて熱回収用熱交換器5に通流する蓄熱水A1の温度を上昇させるように構成されている。また、運転制御部48は、この通流作動を行っても暖房往き温度センサ42の検出温度が暖房設定温度(例えば60℃)に満たないときには、バイパス路調整弁18を開弁して湯水循環手段3を一部通流状態に切り換えるとともに、燃料ガス調整弁18を開弁させて補助加熱手段14を加熱作動させるように構成されている。
この場合も、図8にて説明したのと同様に、運転制御部48は、通流状態を設定開弁時間(例えば、3分)継続した後、通流停止状態を設定閉弁時間(例えば、17分)の間継続させる動作を設定周期(例えば、20分)で繰り返し行うように構成されている。そして、運転制御部48は、通流停止状態を設定閉弁時間(例えば、17分)の間継続させているときに、図1に示すように、第2蓄熱水流量調整弁30を開弁させて熱回収用熱交換器5を通過した後の蓄熱水A1を貯湯タンク1の下部に戻すことにより貯湯タンク1への蓄熱を行うように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、運転制御部48が貯湯運転を行うことにより、熱電併給装置4の排熱を貯湯タンク1に蓄熱するようにしているが、熱電併給装置4以外の熱を貯湯タンク1に蓄熱することもできる。ここで、熱電併給装置4と同様に、前記熱源媒体路内の熱源媒体を加熱する装置を熱源機と総称するものとする。
(2)また、上記実施形態では、給湯運転指令を無効にするかどうかの判断を試運転確認部により、試運転フラグがあるかどうか基準に行ったが、記憶部に記憶される他の運転履歴の情報を元に判断することもできる。つまり、前記記憶部が前記貯湯タンクの内部の水を排水した排水履歴情報を記憶している場合、前記排水履歴情報に排水フラグが記憶されていることを条件として、前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転指令受付部が前記給湯運転指令を受付けた場合に、前記運転制御部は、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させる構成を採用することもできる。
(3)上記実施形態では、前記貯湯タンクを開放型貯湯タンクとしたが、閉封式貯湯タンクとすることもできる。この場合、前記貯湯タンクの内圧を検出する圧力検出手段を備え、前記水量検出手段は、前記圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記水量を検出することにより貯湯タンクの水位を知ることができ、同様に給湯運転の可否についての判断を行うことができる。
1 貯湯タンク
2 湯水循環路
3 湯水循環手段
5 熱回収用熱交換器
21(6)温水用熱交換器(熱使用用熱交換器)
29 蓄熱水流量センサ
30 第2蓄熱水流量調整弁
32 給湯流量調整弁
33 出口温度センサ
34 給湯量センサ
35 給湯温度センサ
37 バイパス流量調整弁
48 運転制御部
48a 運転指令受付部
48b 演算部
48c 運転指令実行部
48d 記憶部
W 水量検出手段

Claims (5)

  1. 湯水を貯める貯湯タンクを設け、
    前記貯湯タンクからの湯水を循環させる湯水循環路を設け、
    前記湯水循環路に熱源機からの熱源媒体が流れる熱源媒体路と熱交換する熱回収用熱交換器を設け、前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱可能に構成し、
    給水部からの給水が流れる給水路と熱交換する熱使用用熱交換器を設け、前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯可能に構成し、
    前記貯湯タンクに給水するタンク給水部と、前記貯湯タンクから排水するタンク排水部とを設け、
    前記湯水循環路を流れる湯水を熱回収用熱交換器により加熱して前記貯湯タンクに貯湯する貯湯運転と、
    前記熱使用用熱交換器により、前記給水路の給水を加熱して給湯部より給湯する給湯運転と、
    前記タンク給水部を介して前記貯湯タンクに給水するタンク給水運転と、
    前記タンク排水部を介して前記貯湯タンクから排水するタンク排水運転と
    を実行する運転制御部を設けた貯湯式給湯装置であって、
    前記貯湯タンクの水量を検出する水量検出手段を設け、
    前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転制御部における運転指令受付部が前記給湯運転の指令を受付けた場合に、
    前記運転制御部が、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させる貯湯式給湯装置。
  2. 前記運転制御部は、前記貯湯タンクの内部の水を排水した排水履歴情報を記憶する記憶部を備え、前記排水履歴情報が前記記憶部に記憶されていることを条件として、前記水量検出手段が検出する水量が所定値より少ない状態で、前記運転指令受付部が前記給湯運転指令を受付けた場合に、前記運転制御部は、前記タンク給水運転及び前記貯湯運転を実行した後、前記給湯運転を実行させる請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記運転制御部は、
    前記タンク給水部、前記湯水循環路に接続される各機器の動作確認ができている場合には、前記給湯運転指令の後に、前記タンク給水運転及び貯湯運転を先行して実行し、
    前記タンク給水部、前記湯水循環路に接続される各機器の動作確認ができていない場合には、前記給湯運転指令を無効にする試運転確認部を備える請求項1または2に記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記貯湯タンクが開放型貯湯タンクであり、前記貯湯タンク内の水位を検出する水位検出手段を備え、前記水量検出手段は、前記水位検出手段の検出結果に基づいて、前記水量を検出する請求項1〜3のいずれかに記載の貯湯式給湯装置。
  5. 前記貯湯タンクが閉封式貯湯タンクであり、前記貯湯タンクの内圧を検出する圧力検出手段を備え、前記水量検出手段は、前記圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記水量を検出する請求項1〜3のいずれかに記載の貯湯式給湯装置。
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