JP4962053B2 - 暖房システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る暖房システムの例を示す。この暖房システム1は、温水循環式暖房機能、給湯機能、ふろ追い焚き機能の各機能を共に有する複合熱源機2を用いたものを例示し、かつ、燃焼加熱式の加熱部において燃焼排気ガスからの潜熱回収を行うことにより高効率化を図る潜熱回収型のものを例示している。なお、本発明を実施する上では、少なくとも温水循環式暖房機能及びふろ追い焚き機能を併有する複合熱源器であって、暖房用熱源の温水と、浴槽B内の残水との間で熱交換し得るものであれば適用することができ、給湯機能は必須でないし、又、潜熱回収型である必要もない。
上記給湯回路21は、給湯用燃焼バーナ31と、この燃焼バーナ31の燃焼熱により入水を熱交換加熱する給湯用一次熱交換器32と、上記燃焼バーナ31に燃料ガスを供給する燃料供給系33と、上記給湯用一次熱交換器32の入口側に水道水等を入水させる入水路34と、その一次熱交換器32で加熱された後の湯を出湯させる出湯路35とを備えている。上記入水路34からの入水は一次熱交換器32に入水される前に上記二次熱交換器25の給湯用の熱交換部に通されるようになっており、この二次熱交換器25において燃焼排気ガスの潜熱回収により予熱された状態で一次熱交換器32に入水されるようになっている。
上記暖房回路22は、暖房用燃焼バーナ51と、この燃焼バーナ51の燃焼熱により循環温水を熱交換加熱する暖房用一次熱交換器52と、この暖房用一次熱交換器52を通る暖房用温水循環路53とを備えて構成されている。
追い焚き回路23は、追い焚き用(浴槽水加熱用)の液−液熱交換器としてのバスヒータ81と、このバスヒータ81を通る追い焚き循環路83と、この追い焚き循環路83を通して浴槽内の湯水を強制循環させるふろ側循環ポンプとしての追い焚き用循環ポンプ84とを備えている。そして、この循環ポンプ84の作動により追い焚き作動させると、浴槽Bから取り出された浴槽水がふろ戻り接続口831から戻り路83aを経てバスヒータ81に送られ、このバスヒータ81において暖房回路22側の高温水を熱源とする液−液熱交換により追い焚き加熱された後の浴槽湯水が往き路83bから往き接続口832を経て浴槽Bに送られることになる。又、循環ポンプ84の吐出側の追い焚き循環路83には浴槽水温度検出センサとしての浴槽水サーミスタ85と、流水の通過によりスイッチが入って流水検知を出力する水流スイッチ86と、圧力検知式の水位センサ87とが配設されている。
注湯回路24は、給湯回路21から上流端が分岐して下流端が追い焚き循環路83に合流された注湯路88と、開閉切換により注湯の実行と遮断とを切換える注湯電磁弁89とを備えている。この注湯電磁弁89がコントローラ28により開閉制御されて、出湯路35から注湯路88及び追い焚き循環路83等を経て浴槽Bに対し所定量注湯されるようになっている。
排気ガスドレン処理回路27は、二次熱交換器25,26において燃焼排気ガスが潜熱回収のための熱交換により冷やされて凝縮することにより生じた排気ガスドレンを、中和処理した上で排水するために設置された回路である。すなわち、排気ガスドレン処理回路27は、二次熱交換器25,26の下側位置に配設されたドレン受け部により集水・回収された排ガスドレンをドレン導入管271を通してドレン処理槽272に導き、このドレン槽272にて中和処理を施した上で機外に排水するようになっている。
コントローラ28は、リモコン281からユーザ等の入力操作に基づく各種操作指令を受けて上記の各回路21,22,23,24の運転を制御するものであり、マイクロコンピュータやメモリ等を含んで構成されたものである。そして、上記コントローラ28は、上記各回路21,22,23,24に対応して給湯運転を制御する給湯制御手段、追い焚き運転を制御する追い焚き制御手段、及び、暖房運転を制御する暖房制御手段を基本部分として備えている他、特に排熱利用運転の運転制御を行う排熱利用制御手段282(図2参照)を備えている。
浴槽排熱利用運転実施許可判定について、図4を参照しつつ先に説明すると、前提として、ディップスイッチ283がON(排熱利用運転制御が有効に設定)されていること(ステップSA1でYES)、リモコン281でも排熱利用運転制御が有効に設定されて使用者によって無効に切換設定操作が行われていないこと(ステップSA2でYES)を確認した上で、次に、ステップSA3〜ステップSA7の各許可条件についての判定を行う。
浴槽残水があれば(ステップSA6でYES)、逆熱交換判定処理が「NG」であること(浴槽水から排熱回収し得る程に浴槽水と温水との間で温度差のあることの条件が満たされないことの判定結果)が最新履歴として記憶されていないか否かを判定する(ステップSA7)。要するに、以前の温度差判定に基づく判定結果が「NG」か否かを判定するのである。
図5は、本発明の第2実施形態に係る暖房システム1における排熱利用制御手段282a(図2参照)による排熱利用運転制御のフローチャートを示す。この第2実施形態は、排熱利用運転制御として、温度差判定を用いずに主として時間経過等の状況判定に基づいて排熱利用運転の開始〜終了までの制御を実行するようにしている点でのみ、第1実施形態と異なるものである。それ以外の暖房システム1の構成は第1実施形態と同様である。
なお、本発明は上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1及び第2実施形態では、排熱利用運転を実施する上での許可条件として、前回の暖房運転の燃焼終了から第3設定時間が経過していること(図4のステップSA5参照)を含めているが、これに限らず、かかる条件を省略するようにしてもよい。
2 複合熱源機(熱源機)
22 暖房回路(暖房側循環回路)
23 追い焚き循環回路(ふろ側循環回路)
77 低温サーミスタ(温水温度検出センサ)
81 バスヒータ(熱交換器)
85 浴槽水サーミスタ(浴槽水温度検出センサ)
282 排熱利用制御手段
B 浴槽
Claims (6)
- 暖房端末と、浴槽と、熱源機とを備え、この熱源機は、上記暖房端末に対し暖房用熱源として温水を循環供給させる暖房側循環回路と、上記浴槽内の浴槽水を循環させるふろ側循環回路と、このふろ側循環回路の浴槽水と暖房側循環回路の温水とが熱交換可能に通過される熱交換器とを備えてなる暖房システムであって、
上記浴槽内の残水の排熱を暖房側循環回路の温水の予熱用熱源として利用するための排熱利用運転を実行する排熱利用制御手段を備えており、
上記排熱利用制御手段は、上記暖房端末に温水を循環供給させる暖房運転の実行予約指令が入力設定されているとき、上記浴槽での入浴のための加熱作動を含む前回のふろ運転が終了してから第1設定時間が経過する前までの時間範囲内であることを条件に、上記暖房運転の実行開始前に、ふろ側循環回路の浴槽水と暖房側循環回路の温水とをそれぞれ上記熱交換器に通過させて排熱利用運転を行うように構成されている
ことを特徴とする暖房システム。 - 請求項1に記載の暖房システムであって、
上記排熱利用制御手段は、排熱利用運転を暖房運転の実行開始前までの第2設定時間の時間範囲で実行するように構成されている、暖房システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の暖房システムであって、
上記排熱利用制御手段は、前回の暖房運転が終了してから第3設定時間以上の時間が経過していることを条件に、排熱利用運転を実行するように構成されている、暖房システム。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の暖房システムであって、
上記排熱利用制御手段は、排熱利用運転の実行中に、浴槽水の加熱作動を含むふろ運転の開始要求が生じたときは、上記排熱利用運転を中止するように構成されている、暖房システム。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の暖房システムであって、
ふろ側循環回路内の浴槽水の温度を検出する浴槽水温度検出センサと、暖房側循環回路の温水の温度を検出する温水温度検出センサとを備え、
上記排熱利用制御手段は、浴槽水の検出温度が温水の検出温度よりも必要設定温度差以上の温度差を有していることを条件に、排熱利用運転を開始させるよう構成されている、暖房システム。 - 暖房端末と、浴槽と、熱源機とを備え、この熱源機は、上記暖房端末に対し暖房用熱源として温水を循環供給させる暖房側循環回路と、上記浴槽内の浴槽水を循環させるふろ側循環回路と、このふろ側循環回路の浴槽水と暖房側循環回路の温水とが熱交換可能に通過される熱交換器とを備えてなる暖房システムであって、
ふろ側循環回路内の浴槽水の温度を検出する浴槽水温度検出センサと、暖房側循環回路の温水の温度を検出する温水温度検出センサと、上記浴槽内の残水の排熱を暖房側循環回路の温水の予熱用熱源として利用するための排熱利用運転を実行する排熱利用制御手段とを備えており、
上記排熱利用制御手段は、上記暖房端末に温水を循環供給させる暖房運転の実行予約指令が入力設定されているとき、上記浴槽水温度検出センサから出力される浴槽水の検出温度が温水温度検出センサから出力される温水の検出温度よりも必要設定温度差以上の温度差を有していることを条件に、上記暖房運転の実行開始前に、ふろ側循環回路の浴槽水と暖房側循環回路の温水とをそれぞれ上記熱交換器に通過させて排熱利用運転を行うように構成されている
ことを特徴とする暖房システム。
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