JP4710436B2 - 温水循環式暖房機の温水供給制御方法 - Google Patents

温水循環式暖房機の温水供給制御方法 Download PDF

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本発明は、低温水を暖房用低温端末に、高温水を暖房用高温端末に、というように2温度の温水を各別に循環供給し得る温水循環式暖房機の温水供給制御方法に関し、暖房用低温端末にホットダッシュの要求が生じたときの温水供給制御技術に係る。特に、燃焼排気ガスの潜熱をも二次熱交換により回収して高効率化を図る潜熱回収型の温水循環式暖房機に対し好適に適用される技術に係る。
従来、2温度方式の温水循環式暖房機において、浴槽内の湯水を循環させるようにしたバスヒータ(液−液熱交換器)に対し、暖房用高温端末に循環供給するための高温水を熱源として循環供給させることにより浴槽湯水を追い焚き加熱することが行われている。この場合、暖房運転により高温水がバスヒータを常に通過すると、追い焚き循環経路を通して浴槽に給湯又は給水するときに、その給湯等がバスヒータを通る際に高温水によって意図しない熱交換加熱を受けてしまうことになるため、浴槽へ給湯又は給水するときには、循環ポンプの停止制御等によりバスヒータへの高温水の循環供給を停止させるようにするものが知られている(例えば特許文献1参照)。
又、同様に2温度方式の温水循環式暖房機において、通常、暖房端末で放熱した後に暖房機に戻された戻り温水はバイパス路を通して直接に戻される高温水が混合されて、次に供給すべき低温水としての所定の温度(例えば60℃)まで昇温されることになるものの、暖房用低温端末の台数が多い場合などに低温水の加熱能力が不足して暖房端末側での暖房能力不足を招いたりすることがある。これに対処するために、追い焚きの要求はなくても上記のバスヒータに高温水を循環供給させ、バスヒータ内を素通りした高温水を上記の戻り温水に混合させることにより、上記のバイパス路に加えてバスヒータからの高温水によっても昇温させようとする制御も知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平9−210379号公報 特開平10−73263号公報
ところで、暖房用低温端末(例えば室内の床暖房設備)に対し通常制御温度(例えば60℃)に制御された低温水が通常供給され、暖房端末ではこの低温水からの放熱により暖房が行われることになるが、時としてより高い暖房温度がその暖房端末から要求されることがある。例えば、急速に室内空間を暖めたい、あるいは、冬季などに暖房能力を一時的に高めたいなどの要求を満たすために、通常制御温度よりも高い温度の温水を熱源として循環供給する必要が生じることであり、このような暖房用低温端末からの高温要求のことを称して「ホットダッシュ」と呼ばれている。そして、このようなホットダッシュの要求があれば、上記と同様に、バスヒータへ高温水を循環供給させ素通り後の高温水を戻り温水に混合させることにより、混合後に循環供給されることになる低温水の昇温度合いの増大を図るという制御を実施すればよいことになる。つまり、バスヒータへの高温水を戻して混合させることにより暖房出力を高出力化し得ることになる。
ところが、温水循環式暖房機が潜熱回収型の場合には、上記のバスヒータに素通りした高温水が潜熱回収用の二次熱交換器よりも上流位置において戻り温水に合流されることになるため、上記二次熱交換器に導入される温水温度が上記バスヒータからの高温水分だけ上昇してしまい、燃焼排気ガスからの潜熱回収が阻害されてしまうことになる。この結果、熱回収の高効率化を図るために潜熱回収用の二次熱交換器を追加しているにも拘わらず、熱効率が低下してしまうことになる。つまり、上記の如く高出力化を得ようとすると熱効率の低下を招く結果となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、その時その時の優先要請を満足させつつも、高出力化と高効率化というように相反する双方の要求を共に満たし得る温水循環式暖房機の温水供給制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1又は第2の発明では、熱交換器において加熱した上で暖房用高温端末に循環供給させる高温水を、浴槽湯水を加熱するためのバスヒータ循環路に対し開閉切換弁を開くことにより分岐流入させて戻り路に戻す一方、暖房用低温端末に対する低温循環路による循環供給後に上記戻り路に戻される戻り温水に対し、上記高温端末をバイパスさせて上記熱交換器から直接に供給される高温水を混合した上で、上記低温循環路に対し低温水として循環供給させるようにした、温水循環式暖房機の温水供給制御方法を対象にして次の前提の特定事項を備えることとした。すなわち、上記低温端末において高温熱源の要求があるとき、上記開閉切換弁を開切換制御してバスヒータ循環路を素通りさせた高温水を上記戻り路に戻して戻り温水に混合させるようにし、この状態を所定の設定時間だけ維持し、この設定時間が経過すれば、上記開閉切換弁を閉切換制御してバスヒータ循環路経由の高温水の混合を停止させるようにす
以上の前提の特定事項の場合、上記開閉切換弁を開切換制御してバスヒータ循環路を素通りさせた高温水を上記戻り路に戻して戻り温水に混合させるようにすると、それまでにバイパス供給されていた高温水に加えてバスヒータ循環路経由の高温水も戻り温水に混合されることになるため、低温循環路に循環供給される低温水の熱量を増加させてより高温にしたものを低温端末に供給させ得ることになる。これにより、温水循環式暖房機から低温端末への熱源供給の高出力化を実現させて低温端末からの高温熱源の要求を満足させ得ることになる。一方、かかる低温端末からの高温熱源の要求は、上記の高出力化に伴いより高温の低温水を所定時間だけ循環供給し続ければ本来は満足させ得ることから、所定時間の経過により上記バスヒータ循環路経由の高温水の混合を制御により停止させることにより、温水循環式暖房機全体としての熱効率の観点から有利となり、熱効率についてのメリットを享受し得ることになる。
第1の発明は、上記の前提の特定事項に対し、さらに次のような制御を付加したものである。すなわち、上記開閉切換弁を閉制御した後、所定の設定時間が経過すれば、上記開閉切換弁を再び開切換制御して、上記戻り温水に対するバスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開させるようにする(請求項)。開閉切換弁の閉切換制御によりバスヒータ循環路経由の高温水が遮断されると、それまではより高温にされた低温水が徐々に温度低下し、ついには低温端末からの高温熱源の要求に応えられないことになるため、上記の開閉切換弁の再度の開切換制御により、熱効率優先から再度、高出力化優先に切換えて低温端末からの高温熱源の要求に応えられるようになる。
第2の発明は、上記の前提の特定事項に対し、さらに次のような制御を付加したものである。すなわち、上記開閉切換弁を閉制御した後、上記低温循環路に循環供給される低温水の検出温度が所定の設定判定温度まで低下したとき、上記開閉切換弁を再び開切換制御して、上記戻り温水に対するバスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開させる(請求項)。この場合には、低温水の検出温度に基づいて開閉切換弁の再度の開切換制御を行うようにしているため、上記の請求項に係る付加制御の場合よりも直接的に低温端末からの高温熱源の要求に応えられるようになる。
又、これらの請求項又は請求項の付加制御に対し、さらに次の制御を付加するようにしてもよい。すなわち、上記のバスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開した後、所定の設定時間の経過又は高温熱源の要求がある低温端末の数が減少したことを条件に、上記開閉切換弁を閉切換制御するようにする(請求項)。この場合には、バスヒータ循環路経由の高温水の混合させて低温水をより高温にするそれまでの制御によって、低温端末側での高温熱源の要求は殆ど満たされたものと推測されるため、上記の如く設定時間の経過又は要求のある低温端末数の減少があれば、開閉切換弁の閉切換制御を行うことにより、高出力化を優先させた状態から熱効率を優先させた状態に切換えて、温水循環式暖房機の全体としてのメリットをユーザに享受させ得るようになる。
請求項1又は請求項3における設定時間として、上記低温循環路に循環供給される低温水の検出温度に応じて設定することもできる(請求項)。上記の設定時間としては予め実施した試験や、理論的な演算等により設定してもよいが、低温水の検出温度に応じて設定するようにすることにより、より現実の状況を反映した制御にし得る。
なお、以上の温水制御方法を、上記戻り路に、上記熱交換器を燃焼加熱した後の燃焼排気ガスの潜熱を回収して戻り温水を予熱する二次熱交換器が介装され、上記戻り路に戻されるバスヒータ循環路経由の高温水が上記二次熱交換器に流入する前の戻り温水に混合されるようにバスヒータ循環路が配置されている温水循環式暖房機を対象とすることもでき。この場合には、開閉切換弁を開切換制御した状態ではバスヒータ循環路経由の高温水が二次熱交換器の上流側において戻り温水に混合されることになるため、より高温にした低温水を循環供給し得るという高出力化は実現させ得るものの、二次熱交換器での潜熱回収による高効率化は阻害されることになる。これに対し、設定時間経過後は上記開閉切換弁が閉切換制御されるため、必要に応じて高出力化を優先する一方、高出力化の要求がほぼ満たされたであろうと推測されれば高効率化を優先させた状態に切換えることが可能になる。つまり、そのときの必要に応じて高出力化を優先させた制御と、高効率化を優先させた制御とに適切に切換えることが可能となり、温水循環式暖房機の全体としての利便性等のメリットをユーザに享受させ得ることになる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項の温水循環式暖房機の温水供給制御方法によれば、低温端末から高温熱源の要求があるときには、バスヒータ循環路経由の高温水を戻り温水に混合させて、より高温化させた低温水を低温端末に供給させることができ、温水循環式暖房機から低温端末への熱源供給の高出力化を実現させることができる。そして、所定の設定時間の経過により上記バスヒータ循環路経由の高温水の混合を制御により停止させることにより、上記の高出力化を実現しつつも、温水循環式暖房機全体として熱効率についてのメリットを享受することができるようになる。
特に、請求項によれば、開閉切換弁の閉切換制御後にさらに設定時間の経過後に開閉切換弁の再度の開切換制御を行うことにより、熱効率優先から再度、高出力化優先に切換えて低温端末からの高温熱源の要求に応えることができるようになる。又、請求項によれば、開閉切換弁の閉切換制御後にさらに低温水の検出温度が設定判定温度まで低下した時点で開閉切換弁の再度の開切換制御を行うことにより、熱効率優先から再度、高出力化優先に切換えて低温端末からの高温熱源の要求に応えることを、請求項の場合よりも現実の状況に即して行うことができるようになる。
請求項によれば、高出力化を優先させた状態から熱効率を優先させた状態に切換えるという必要に応じた切換制御を行うことにより、温水循環式暖房機の全体としてのメリットをユーザに享受させることができるようになる。
請求項によれば、設定時間を低温水の検出温度に応じて設定することにより、より現実の状況を反映した制御とすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る温水循環式暖房機を示す。この温水循環式暖房機2は、温水暖房機能、給湯機能、ふろ追い焚き機能の各機能を共に有する複合熱源機として構成され、かつ、燃焼加熱式の加熱部において燃焼排気ガスからの潜熱回収を行うことにより高効率化を図る潜熱回収型としても構成されている。
同図において、符号21は給湯機能を実現するための給湯回路、22は温水暖房機能を実現するための暖房回路、23はふろ追い焚き機能を実現するための追い焚き回路、24はふろ湯張りを行うための注湯回路、25は燃焼排気ガスからの潜熱回収用の二次熱交換器、26はこの二次熱交換器25で発生する排気ガスドレンを処理する排気ガスドレン処理回路、27はこれらの各回路の作動制御等を行うコントローラである。本暖房機2におけるふろ追い焚きは、暖房回路22の高温水を熱源として、追い焚き回路23の浴槽湯水を液−液熱交換加熱することにより昇温させて追い焚き加熱を行うタイプのものである。
(給湯回路21)
上記給湯回路21は、給湯用燃焼バーナ31と、この燃焼バーナ31の燃焼熱により入水を熱交換加熱する給湯用一次熱交換器32と、上記燃焼バーナ31に燃料ガスを供給する燃料供給系33と、上記給湯用一次熱交換器32の入口側に水道水等を入水させる入水路34と、その一次熱交換器32で加熱された後の湯を出湯させる出湯路35とを備えている。上記入水路34からの入水は一次熱交換器32に入水される前に上記二次熱交換器25の給湯用の熱交換部に通されるようになっており、この二次熱交換器25において燃焼排気ガスの潜熱回収により予熱された状態で一次熱交換器32に入水されるようになっている。
上記燃料供給系33は、後述の暖房用燃焼バーナ51に対する燃料供給をも兼ねており、元電磁弁36と、給湯用燃焼バーナ31及び暖房用燃焼バーナ51に対する燃料ガス供給量を各別に変更調整する給湯用電磁比例弁及び暖房用電磁比例弁とを備えている。
そして、給水接続口341に給水された水道水などの水が上記入水路34を通して入水され、この入水がまず二次熱交換器25で予熱され、さらに給湯用一次熱交換器32を通過する間に燃焼熱により熱交換加熱され、所定温度まで昇温されて出湯路35に出湯された湯が出湯接続口351を経て台所等のカラン40や上記注湯回路24などの所定の給湯箇所に給湯(注湯)されるようになっている。この給湯回路21での給湯制御は、上記コントローラ27において、リモコン271からの設定給湯温度の設定入力や、入水流量センサ41、入水サーミスタ42及び出湯サーミスタ43等からの各検出値に基づいて、上記カラン40への給湯温度が上記設定給湯温度になるように実行される。
(暖房回路22)
上記暖房回路22は、暖房用燃焼バーナ51と、この燃焼バーナ51の燃焼熱により循環温水を熱交換加熱する暖房用一次熱交換器52と、この暖房用一次熱交換器52を通る暖房用温水循環路53とを備えて構成されている。
上記温水循環路53は、膨張タンク61に戻されて貯留される低温水を暖房用循環ポンプ62の作動により上記暖房用一次熱交換器52の入口に送る加熱戻り路63と、その暖房用一次熱交換器52の出口から高温往き接続口64に至る高温往き路65と、上記循環ポンプ62の下流側位置の加熱戻り路63から分岐して低温往き接続口66に至る低温往き路67と、上記高温往き路65から分岐し途中に後述の液−液熱交換器(バスヒータ)81を通過した後に開閉切換弁としてのふろ熱動弁82を経て後述の戻り路71に合流するバスヒータ循環路68と、上記高温往き接続口64よりも上流側の高温往き路65から分岐して膨張タンク61に高温水を戻すバイパス路69と、後述の暖房端末72,75,75,…から戻り接続口70を経て戻された戻り温水をまず二次熱交換器25の温水熱交換部で予熱した後に上記バイパス路69に流入させる戻り路71とを備えている。
このような温水循環路53における2温度の温水供給について説明すると、暖房用一次熱交換器52により加熱された所定温度(例えば80℃)の高温水が高温往き路65から高温往き接続口64を経て例えば浴室乾燥機等の暖房用高温端末72(図2参照)に供給され、放熱により低温となった温水が戻りヘッダー73及び戻り接続口70から戻り路71に戻され、二次熱交換器25にて予熱された後にバイパス路69を経て膨張タンク61に戻される。この膨張タンク61には高温往き路65から分岐したバイパス路69を通して高温水の一部も戻され、この高温水との混合により所定温度(例えば60℃)の低温水になる。この低温水の一部が加熱戻り路63により暖房用一次熱交換器52に送られ加熱されることにより上記の高温水が生成される一方、他部が低温往き路67から低温往き接続口66及び往きヘッダー74を経て例えば各部屋の床暖房機等の暖房用低温端末75,75,…に供給される。なお、上記往きヘッダー74は各暖房用低温端末75の使用開始により個別に開閉切換えして低温水を供給するようになっている。そして、各暖房用低温端末75にて放熱されてさらに低温となった温水が上記の放熱後の高温水の場合と同様にヘッダー73及び戻り接続口70から戻り路71に戻され、最終的に膨張タンク61に戻される。又、後述の追い焚き回路23による追い焚きが実行される場合には、ふろ熱動弁82を開制御することにより暖房用一次熱交換器52からの高温水が高温往き路65から分岐してバスヒータ循環路68に流入し、バスヒータ81において浴槽湯水を液−液熱交換加熱することにより低温となって上記戻り路71に戻され、二次熱交換器25を経て最終的には膨張タンク61に戻されることになる。要するに、バスヒータ81に対し追い焚き加熱のための熱源として高温水が循環供給されるようになっている。
以上の高温水及び低温水の2温度の温水循環に際し、暖房高温側の温度制御は暖房用一次熱交換器52出口に配設された高温サーミスタ76の検出温度に基づいて所定温度の高温水が暖房用一次熱交換器52から供給されるように燃焼バーナ51の燃焼制御がコントローラ27により行われ、暖房低温側の温度制御は膨張タンク61に配設された低温サーミスタ77の検出温度に基づいて所定温度の低温水が供給されるように同様制御が行われるようになっている。
なお、上記膨張タンク61は、給湯回路21の入水側から膨張タンク61への注水と補水とが上記コントローラ24により自動制御されるようになっており、余剰水が排水されるようになっている。
(追い焚き回路23)
追い焚き回路23は、追い焚き用の液−液熱交換器としてのバスヒータ81と、この熱交換器81を通る追い焚き循環路83と、この追い焚き循環路83を通して浴槽内の湯水を強制循環させる追い焚き用循環ポンプ84とを備えている。そして、この循環ポンプ84の作動により追い焚き作動させると、浴槽B(図2参照)から取り出された浴槽湯水がふろ戻り接続口85から戻り路83aを経てバスヒータ81に送られ、このバスヒータ81において暖房回路22側の高温水を熱源とする液−液熱交換により追い焚き加熱された後の浴槽湯水が往き路83bから往き接続口86を経て浴槽Bに送られることになる。
(注湯回路24)
注湯回路24は、給湯回路21から上流端が分岐して下流端が追い焚き循環路83に合流された注湯路87と、開閉切換により注湯の実行と遮断とを切換える注湯電磁弁88とを備えている。この注湯電磁弁88がコントローラ27により開閉制御されて、出湯路35から注湯路87及び追い焚き循環路83等を経て浴槽Bに対し所定量注湯されるようになっている。
(排気ガスドレン処理回路26)
排気ガスドレン処理回路26は、二次熱交換器25において燃焼排気ガスが潜熱回収のための熱交換により冷やされて凝縮することにより生じた排気ガスドレンを、中和処理した上で排水するために設置された回路である。すなわち、排気ガスドレン処理回路26は、二次熱交換器25の下側位置に配設されたドレン受け部91と、内部に所定の中和剤が充填されたドレン処理槽92とを備えている。そして、上記ドレン受け部91により上記二次熱交換器25において凝縮により発生する排ガスドレンが集水されて回収され、回収された排気ガスドレンがドレン導入管93を通してドレン処理槽92に導かれ、このドレン槽92にて中和処理を施した上で機外に排水するようになっている。
(コントローラ27)
コントローラ27は、リモコン271からユーザ等の入力操作に基づく各種操作指令を受けて上記の各回路21,22,23,24の運転を制御するものであり、マイクロコンピュータやメモリ等を含んで構成されたものである。そして、上記コントローラ27は、上記各回路21,22,23,24に対応して給湯運転を制御する給湯制御手段、追い焚き運転を制御する追い焚き制御手段、及び、暖房運転を制御する暖房制御手段を備えている。
以上の構成を前提として、暖房制御手段は暖房用低温端末75,75,…のいずれかにホットダッシュの要求がある場合の処理として、次のような内容のホットダッシュ制御を行うようになっている。
すなわち、図3に示すように、暖房運転の通常制御中にいずれかの暖房用低温端末75,75,…からホットダッシュの要求あれば、そのホットダッシュの要求が継続する限り以下のホットダッシュ制御を実行し(ステップS1でYES)、要求が無ければ有るまで待機する(ステップS1でNO)。上記の「ホットダッシュの要求がある」は、各暖房用低温端末75に付随するリモコンから「急速暖房」又は「ホットダッシュ」のスイッチ操作によりその指令がコントローラ27に出力されるか、暖房能力を調整するスイッチにより所定以上の最大側能力が選択されてその選択指令が出力されるかによって判定される。
ホットダッシュの要求が有れば、暖房低温側の制御温度を通常制御温度(例えば60℃)からそれよりも高温のH℃(例えば72℃)に上げる一方、追い焚き作動のないことを条件又は前提としてふろ熱動弁82を開変換させる。つまり、低温サーミスタ77での目標温度を高温制御温度H℃に設定して低温水の温度を通常よりも高温側に変更する。そして、上記のふろ熱動弁82の開変換により図4に示すように暖房用一次熱交換器52で加熱された高温水がバイパス路69の他にバスヒータ循環路68にも流入するようになり、この高温水がバスヒータ81を素通りした後に戻り路71に合流して戻り接続口70から戻される戻り温水と混合される。さらに、このバスヒータ81経由の高温水が混合された戻り温水が二次熱交換器25を通過した後に、バイパス路69からの高温水とも合流して、膨張タンク61に戻される。これにより、上記の戻り温水は、バスヒータ81経由で新たに混合される高温水の分だけ熱量が増大し、かかるバスヒータ81経由の高温水の混合がなくバイパス路69経由の高温水の混合だけの通常制御の場合と比べ、膨張タンク61内に貯留された低温水の温度をより高く昇温された状態にすることができる。
これにより、低温往き路67及び低温往き接続口66を通して低温暖房端末75,75,…に循環供給される低温水の温度を通常制御の場合よりも高くすることができ、室内空間の暖房能力をより早く又はより高くしてホットダッシュの要求に応えることができるようになる。つまり、暖房機2としてはその暖房能力を高出力化させることができる。その一方、二次熱交換器25においては、それまでの通常制御状態では戻り路71から通常制御温度よりも低温の戻り温水が流入していたのが、上記のバスヒータ81経由の高温水が混合されてより高温となった戻り温水が流入することになるため、燃焼排気ガスの潜熱の熱交換回収による熱回収効率は低下することになり、二次熱交換器25の存在意義が薄れる結果を招くことにもなる。
そこで、上記のふろ熱動弁82を開変換してバスヒータ81経由の高温水を戻り温水に混合させた状態を所定の設定時間Tが経過するまで継続させる一方(ステップS3でNO)、その設定時間Tが経過すればふろ熱動弁82を閉変換させる(ステップS3でYES、ステップS4)。上記の設定時間Tとしては、ホットダッシュの要求を有る程度は満たし得るに必要な時間値、例えば暖房端末が床暖房であれば上記のバスヒータ81経由の高温水を混合させることにより通常制御温度よりも高くした低温水の循環供給によって室内空間が十分に暖まるに必要な時間値を予め行った試験又は熱量の演算等により割り出して、設定するようにすればよい。
上記のふろ熱動弁81の閉変換により、暖房用一次熱交換器52から高温水のバスヒータ循環路68への流入が停止されるため、二次熱交換器25に流入するのは戻り接続口70から戻される戻り温水のみとなり、膨張タンク61に戻されるのもその戻り温水とバイパス路69からの高温水とが混合された温水となる。このため、二次熱交換器25での燃焼排気ガスからの潜熱回収による高効率化を再び享受することができるようになる。要するに、このステップ4のふろ熱動弁82の閉変換により、それまでは効率を犠牲にして高出力化を実現させていたのから、高出力化は後回しにして高効率化の実現に切換えることができるようになる。
一方、ステップS4でふろ熱動弁82を閉状態にした後は、低温サーミスタ77の検出温度を監視し、この検出温度に基づき暖房低温側が設定判定温度L℃よりも低温になるまでは上記ふろ熱動弁82を閉状態に維持する一方(ステップS5でNO)、L℃よりも低温になれば上記ふろ熱動弁82を再び開変換させる(ステップS5でYES、ステップS6)。上記の判定温度L℃としては、上記の高温制御温度H℃(例えば72℃)と通常制御温度(例えば60℃)との中間温度(例えば65℃)を設定すればよい。つまり、ステップS4の閉変換処理により、暖房用低温端末75,75,…に供給する低温水の温度が高温制御温度H℃から通常制御温度に向けて徐々に低下することになるため、通常制御温度に下がり切る前に再び高温制御温度に戻して高出力化に切換えようとするものである。要するに、ホットダッシュの要求に応えるべくそれまでは優先させた高出力化から高効率化を優先させるようにステップS4で切換えたとはいえ、ホットダッシュの要求は依然として継続しているため、その要求を損なう前にステップS6で再び高出力化優先に切換えようとするのである。かかるステップS6の開変換を暖房低温側の温度低下をトリガーとしているが、この温度低下発生に代えて例えば一定時間の経過をトリガーとしてステップS5の開変換を行うようにしてもよい。いずれも目安として判断要素となり得るからである。
そして、ステップS6でふろ熱動弁82を開変換した後、ホットダッシュの要求のある暖房用低温端末の数が減少したか否かを監視し(ステップS7)、減少していればホットダッシュに対する要求度合い(ホットダッシュの必要性)が低下したと判断して、高出力化から高効率化へ切換えるべく、ふろ熱動弁82を閉変換させてステップS5の温度監視に戻る(ステップS7でYES、ステップS8)。又、ステップS7で端末数がたとえ減少していなくても、ステップS6の開変換から設定時間Tの経過を待った上で(ステップS9でNO)、時間Tが経過すればホットダッシュ要求に対する高出力化対応は十分に果たされていると判断してステップS8の閉変換を実行する(ステップS9でYES、ステップS8)。要するに、ユーザがホットダッシュの要求操作を行って、それが満たされた(十分に部屋が暖まった)としても、その要求操作を解除したり戻す操作を失念している事態のあることを想定して、自動的に本来の高効率化を優先させるように切換えているのである。
以上のホットダッシュ制御によって、ホットダッシュ要求に応えるべく高出力化を優先させつつも、そのホットダッシュ要求が満たされるに従い自動的に高出力化から高効率化に切換えて、本来享受し得る高効率化の実現を優先させることができる。これにより、トータルバランスとしてユーザメリットを実現させることができるようになる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記実施形態でのふろ熱動弁82に代えて通常の電磁開閉弁を開閉切換弁として採用するようにしてもよいし、高温往き路65とバスヒータ循環路68との分岐部(分流部)又はバスヒータ循環路68と戻り路71との合流部に三方切換弁を配設しこの三方切換弁を上記の開閉切換弁として採用するようにしてもよい
又、上記実施形態では、温水循環式暖房機として給湯機能をも併有するものを示したが、これに限らず、温水暖房機能と風呂追い焚き機能とだけを有し給湯機能を有さない温水循環式暖房機に対し本発明を適用するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態における設定時間Tを、低温サーミスタ77により検出される低温水の検出温度に応じて変更設定するようにしてもよく、これにより、予め実施した試験や、理論的な演算等により設定する場合と比して、より現実の状況を反映した制御にし得ることになる。
本発明の実施形態が適用される温水循環式暖房機として複合熱源機に構成されたものを示す全体模式図である。 図1の複合熱源機における外部の接続状況を示す説明図である。 本発明の実施形態のホットダッシュ制御を示すフローチャートである。 ホットダッシュ制御に関係する暖房機部分を抜き出して示す模式図である。
符号の説明
2 複合熱源機(温水循環式暖房機)
25 二次熱交換器
52 一次熱交換器(熱交換器)
67 低温往き路(低温循環路)
68 バスヒータ循環路
71 戻り路
72 暖房用高温端末
75 暖房用低温端末
77 低温サーミスタ
82 ふろ熱動弁(開閉切換弁)

Claims (4)

  1. 熱交換器において加熱した上で暖房用高温端末に循環供給させる高温水を、浴槽湯水を加熱するためのバスヒータ循環路に対し開閉切換弁を開くことにより分岐流入させて戻り路に戻す一方、暖房用低温端末に対する低温循環路による循環供給後に上記戻り路に戻される戻り温水に対し、上記高温端末をバイパスさせて上記熱交換器から直接に供給される高温水を混合した上で、上記低温循環路に対し低温水として循環供給させるようにした、温水循環式暖房機の温水供給制御方法であって、
    上記低温端末において高温熱源の要求があるとき、上記開閉切換弁を開切換制御してバスヒータ循環路を素通りさせた高温水を上記戻り路に戻して戻り温水に混合させるようにし、この状態を所定の設定時間だけ維持し、この設定時間が経過すれば、上記開閉切換弁を閉切換制御してバスヒータ循環路経由の高温水の混合を停止させるようにし、
    上記開閉切換弁を閉制御した後、所定の設定時間が経過すれば、上記開閉切換弁を再び開切換制御して、上記戻り温水に対するバスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開させる、
    ことを特徴とする温水循環式暖房機の温水供給制御方法。
  2. 熱交換器において加熱した上で暖房用高温端末に循環供給させる高温水を、浴槽湯水を加熱するためのバスヒータ循環路に対し開閉切換弁を開くことにより分岐流入させて戻り路に戻す一方、暖房用低温端末に対する低温循環路による循環供給後に上記戻り路に戻される戻り温水に対し、上記高温端末をバイパスさせて上記熱交換器から直接に供給される高温水を混合した上で、上記低温循環路に対し低温水として循環供給させるようにした、温水循環式暖房機の温水供給制御方法であって、
    上記低温端末において高温熱源の要求があるとき、上記開閉切換弁を開切換制御してバスヒータ循環路を素通りさせた高温水を上記戻り路に戻して戻り温水に混合させるようにし、この状態を所定の設定時間だけ維持し、この設定時間が経過すれば、上記開閉切換弁を閉切換制御してバスヒータ循環路経由の高温水の混合を停止させるようにし、
    上記開閉切換弁を閉制御した後、上記低温循環路に循環供給される低温水の検出温度が所定の設定判定温度まで低下したとき、上記開閉切換弁を再び開切換制御して、上記戻り温水に対するバスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開させる、
    ことを特徴とする温水循環式暖房機の温水供給制御方法。
  3. 請求項又は請求項に記載の温水循環式暖房機の温水供給制御方法であって、
    上記バスヒータ循環路経由の高温水の混合を再開した後、所定の設定時間の経過又は高温熱源の要求がある低温端末の数が減少したことを条件に、上記開閉切換弁を閉切換制御する、温水循環式暖房機の温水供給制御方法。
  4. 請求項1又は請求項3に記載の温水循環式暖房機の温水供給制御方法であって、
    上記設定時間として、上記低温循環路に循環供給される低温水の検出温度に応じて設定する、温水循環式暖房機の温水制御方法。
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