JP3385873B2 - 2温度方式温水循環装置の運転制御方法 - Google Patents

2温度方式温水循環装置の運転制御方法

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JP3385873B2
JP3385873B2 JP24715696A JP24715696A JP3385873B2 JP 3385873 B2 JP3385873 B2 JP 3385873B2 JP 24715696 A JP24715696 A JP 24715696A JP 24715696 A JP24715696 A JP 24715696A JP 3385873 B2 JP3385873 B2 JP 3385873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2温度方式温水循環
装置の運転制御方法に関する。具体的には、本発明は、
バスヒータに高温水を循環させると共に低温負荷に低温
水を循環させ、バスヒータにより高温水と浴槽の湯を熱
交換させることによって浴槽の湯を加熱することができ
る2温度方式温水循環装置の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】風呂加熱装置の風呂循環回路と熱交換す
るバスヒータを備えた従来の2温度方式温水循環装置の
構成を図1に示す。この2温度方式温水循環装置1にあ
っては、温風放熱器や浴室換気乾燥器等の高温負荷3と
熱交換器2とが高温水循環路4と戻り湯循環路5により
接続されており、高温水循環路4には高温水供給用の開
閉弁6を設け、戻り湯循環路5には循環ポンプ7を設け
ている。これらの高温負荷3の場合には、通常80℃位
の高温水が必要とされる。
【0003】循環ポンプ7よりも下流側において戻り湯
循環路5に設けられた分岐部8からは低温水循環路9が
分岐されており、低温水循環路9は低温水供給用の開閉
弁10を介してソフト床暖房パネル、微温風放熱器等の
低温負荷11に接続されている。低温負荷11を通過し
た湯を回収するための戻り湯循環路12は、循環ポンプ
7よりも上流側において戻り湯循環路5に接続されてい
る。また、高温水供給用の開閉弁6よりも上流側におい
て、高温水循環路4からバイパス路13が分岐してお
り、バイパス路13の管端は循環ポンプ7の上流側にお
いて戻り湯循環路5に接続されており、熱交換器2で加
熱された高温水を直接分岐部8へ導いている。床下に温
水を循環させて床を暖めるソフト床暖房パネルや、部屋
内に設置した放熱用フィンに低温度の温水を流して部屋
を緩やかに暖める微温風放熱器等の低温負荷11の場合
には、循環させる温水の温度として高い温度が要求され
ることはなく、通常60℃位の低温度の温水で十分であ
る。
【0004】しかして、高温負荷3に高温水を供給する
場合には、低温水供給用の開閉弁10を閉じ、高温水供
給用の開閉弁6を開く。この状態で循環ポンプ7を稼働
させると、熱交換器2で加熱生成された高温水が高温水
循環路4を通して高温負荷3に供給され、高温水が高温
負荷3を循環することによって高温度の暖房等が行なわ
れる。高温負荷3を通過した湯は戻り湯循環路5を通し
て再び熱交換器2へ戻る。熱交換器2の出口付近には、
高温水の温度を監視するための第1温度センサ14が設
けられており、高温水供給時には、第1温度センサ14
の温度検出出力に基づいて熱交換器2を駆動制御し、ほ
ぼ一定温度の高温水を高温負荷3に循環させる。
【0005】また、低温負荷11に低温水を供給する場
合には、高温水供給用の開閉弁6を閉じ、低温水供給用
の開閉弁10を開いた状態で循環ポンプ7を稼働して温
水を循環させる。すると、熱交換器2で加熱生成された
高温水は、バイパス路13を通り分岐部8で分岐されて
一部は熱交換器2に戻り、他部は低温水供給用の開閉弁
10を通過して低温負荷11の方に流れる。この場合、
低温水供給用の開閉弁10から近い位置、すなわち分岐
部8に設けられた第2温度センサ15の検知出力に基づ
いて熱交換器2を駆動制御し、低温負荷11にほぼ一定
温度の低温水が供給される。
【0006】熱交換器2と開閉弁6との中間において
は、高温水循環路4からバスヒータ16を循環するバス
ヒータ循環路17が分岐しており、バスヒータ循環路1
7はバスヒータ16を通過して管端を戻り湯循環路5に
接続されている。18はバスヒータ循環路17に設けら
れた開閉弁である。一方、浴槽19には風呂加熱装置2
0が設けられており、浴槽19のバスアダプター21に
は風呂循環回路22の両端が接続されている。風呂循環
回路22はバスヒータ16を循環しており、風呂循環回
路22を流れる浴槽水とバスヒータ循環路17を流れる
高温水とが熱交換できるようになっている。23は風呂
循環回路22に設けられた風呂循環ポンプである。
【0007】しかして、低温水供給用の開閉弁10を閉
じ、バスヒータ循環路17の開閉弁18を開いた状態で
循環ポンプ7を稼働させると、バスヒータ循環路17に
は熱交換器2で加熱された高温水が循環する。同時に、
風呂循環回路22の風呂循環ポンプ23を運転すると、
浴槽水が風呂循環回路22を強制的に循環させられ、バ
スヒータ16で高温水と熱交換して加熱されるので、浴
槽19内の湯が加熱される。従って、例えば浴槽19の
湯がさめないよう保温したり、追焚きしたりすることが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような2温度方
式温水循環装置1においては、低温負荷11に低温水を
循環させている低温暖房の単独運転時に、複数台の低温
負荷11が接続されてバイパス路13を通る高温水だけ
では加熱能力が不足する場合がある。
【0009】そのため、低温負荷11が多くてバイパス
路13を通過する高温水だけでは加熱能力が不足する場
合には、バスヒータ循環路17の開閉弁18を開き、バ
イパス路13及びバスヒータ循環路17の双方を通し
て、より多くの高温水を分岐部8へ供給し、戻り湯循環
路5を流れる暖房戻り温水に混合させるようにしてい
る。
【0010】なお、予め径の大きなバイパス路13を用
いて大きな低温負荷11にも対応できるようにすれば、
このような問題を避けることができる。しかし、バイパ
ス路13の径が大き過ぎると、通常の低温負荷11によ
る低温暖房時に暖房能力が過大となり、熱交換器2を加
熱するバーナの燃焼開始と燃焼停止が頻繁に繰り返され
て不安定になる。従って、バイパス路13の径が余り大
き過ぎても不都合であるので、通常は、1台の標準的な
低温負荷11に対して適切な径のバイパス路13を用い
るように設計している。
【0011】一方、風呂循環回路22は放熱が大きく、
冬季には風呂循環回路22内の水が凍結する恐れがある
ので、冬季においては風呂加熱装置20は一定条件下で
凍結予防運転を行なう。すなわち、風呂加熱装置20
は、外気温度検出センサ24で外気温度を検出してお
り、この外気温度検出センサ24の検出温度が所定の凍
結予防温度以下になった場合には、風呂循環ポンプ23
を一定時間(風呂循環回路22内の水が浴槽19内の湯
と置き換わるのに十分な時間)運転し、浴槽19内の湯
を風呂循環回路22に循環させることにより風呂循環回
路22の凍結防止を行なっている。また、風呂サーミス
タ(図示せず)により浴槽19内の湯温を検出し、その
湯温に応じたインターバル時間の経過後に再び風呂循環
ポンプ23を一定時間運転することを繰り返し、凍結防
止を行なっている。
【0012】上記のような運転方式を備えた2温度方式
温水循環装置1においては、複数の低温負荷11が接続
され、バスヒータ循環路17の開閉弁18を開いて低温
暖房単独運転を行なっている場合に、風呂加熱装置20
が凍結予防運転を開始すると、バスヒータ循環路17に
高温水が流れているため、風呂の湯温が無用に上昇して
しまい、設定入浴温度以上になって入浴感が悪くなると
いう問題があった。
【0013】同時に、バスヒータ循環路17を流れる高
温水は、風呂循環回路22に流れる湯と熱交換して熱を
奪われるので、バスヒータ循環路17を流れる高温水の
温度が低下する。このため、低温負荷11に低い温度の
湯が循環して十分な熱を供給できなくなり、低温負荷1
1の能力が低下し、低温負荷11である暖房装置の使用
感が悪くなるという問題があった。
【0014】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、バスヒータ
循環路の熱動弁を開いて低温暖房単独運転を行なってい
る場合に、同時に風呂加熱装置が凍結予防運転を開始し
ても、風呂の湯温が上昇したり、低温負荷の能力が低下
したりするのを防止することにある。
【0015】
【発明の開示】本発明の2温度方式温水循環装置の運転
制御方法は、熱交換器により高温水を加熱生成し、バス
ヒータ循環路を開くことによって高温水をバスヒータに
循環させて浴槽水の加熱を行なうとともに、低温水循環
路を開くことによってバイパス路を通じて供給された高
温水と戻り湯を混合して低温負荷に低温水を循環させる
2温度方式温水循環装置において、低温水を低温負荷に
循環させる運転モードにおいて、低温水の加熱能力が不
足している場合には、バスヒータ循環路を開くことによ
って低温水循環路へ供給する高温水の流量を増加させ、
バスヒータ循環路を開いて低温水を低温負荷に循環させ
ている前記運転モードにおいて、前記バスヒータに接続
されている風呂加熱装置が凍結予防運転を開始する場合
には、バスヒータへの高温水の循環を停止させることを
特徴としている。
【0016】この2温度方式温水循環装置は、低温負荷
に低温水を循環させて例えば低温暖房を行なう場合に
は、バイパス路を通じて供給される高温水と戻り湯を混
合して低温水を生成し、この低温水を低温水循環路から
低温負荷に循環させる。
【0017】また、低温負荷の台数が多い場合など、低
温負荷の加熱能力が不足する場合があるので、その場合
には、バスヒータ循環路を開くことによってバスヒータ
循環路とバイパス路の双方から高温水を供給することが
できるので、低温負荷の加熱能力を大きくすることがで
きる。
【0018】しかも、バスヒータに接続されている風呂
加熱装置が凍結予防運転を行なう場合には、バスヒータ
への高温水の循環を停止させているので、浴槽水に熱を
奪われた温度の低い低温水が低温負荷に流れ、低温負荷
であるソフト床暖房パネルや微温風放熱器等の使用感が
悪くなるのを防ぐことができる。また、浴槽水が無用に
加熱されて浴槽の湯温が高くなりすぎ、入浴感が悪くな
ることも防止することができる。
【0019】また、請求項2に記載のように、熱交換器
を加熱するための燃焼装置の燃焼を停止させると共に、
高温水及び低温水を循環させるための循環ポンプの運転
を停止させることにより、バスヒータへの高温水の循環
を停止するようにすれば、バスヒータ循環路の熱動弁を
開閉するよりも応答性が良好となり、高温水の循環停止
時間も短くて済む。
【0020】
【発明の実施の形態】
(温水暖房兼風呂加熱装置)図2は給湯装置32と、2
温度方式温水循環装置33と、風呂加熱装置34とから
なる温水暖房兼風呂加熱装置31の構造を示す図であ
る。給湯装置32は、洗面所や台所などのカランに湯を
給湯したり、浴槽に湯を落とし込んだりするものであ
る。2温度方式温水循環装置33は、熱交換器により高
温水を加熱生成し、この高温水を温風放熱器、浴室換気
乾燥器等の高温負荷に循環させて高温暖房を行なうとと
もに、戻り湯の一部を分岐して、ソフト床暖房パネル、
微温風放熱器等の低温負荷に循環させて低温度の暖房を
行ない、さらにバスヒータに高温水を循環させて浴槽水
の加熱を行なうものである。風呂加熱装置34は、バス
ヒータに浴槽水を循環させて浴槽内の湯の追焚きを行っ
たり、冬季に風呂循環回路の凍結予防を行なうものであ
る。以下、この温水暖房兼風呂加熱装置31を図2に従
って説明する。
【0021】(給湯装置)給湯装置32の缶体35内上
部には、熱交換器36が設けられ、その直下にはガスバ
ーナ37が配設されている。さらに、その下方にはモー
タ38によって駆動され、ガスバーナ37に燃焼空気を
供給する送風ファン39が設けられており、缶体35の
上面には燃焼した排ガスを排出するための排気口40が
開口されている。
【0022】熱交換器36の流入側には入水管41が接
続され、熱交換器36の流出側には出湯管42が接続さ
れている。さらに、入水管41と出湯管42は、水流量
調整弁43を有するバイパス管44によって熱交換器3
6をバイパスするように接続されている。入水管41の
熱交換器流入側には、流量センサ45及び水温センサ4
6が設けられており、出湯管42の熱交換器流出側には
出湯温度センサ47が設けられ、出湯管42のバイパス
管44との合流点よりも下流側には湯流量調整弁48と
ミキシング温度センサ49が設けられている。
【0023】熱交換器36は、ガスバーナ37の燃焼に
よって加熱され、熱交換器36を流れる水を加熱する。
ガスバーナ37には、ガス供給管50を通して燃料ガス
が供給され、ガス供給管50には電磁開閉弁51、ガス
比例弁52、燃焼能力切換弁53が設けられている。給
湯装置32の制御部(図示せず)は、流量センサ45に
よって検出されている入水流量Q1、水温センサ46に
より検出されている水温Tc、出湯温度センサ47によ
り検出されている出湯温度Th、ミキシング温度センサ
49に検出されている湯水混合温度Tmに基づき、設定
温度の湯が出湯管42の管端から出湯されるよう、ガス
比例弁52(あるいは、燃焼能力切換弁53)やバイパ
ス管44の水流量調整弁43を制御する。また、出湯管
42の管端にはカラン54等が設けられており、洗面所
や流し台などに湯を供給する。出湯管42からの出湯量
は湯流量調整弁48によって制御される。
【0024】(風呂加熱装置)風呂加熱装置34は、浴
槽55のバスアダプター56に風呂循環回路57の両端
を接続し、風呂循環回路57の途中にバスヒータ58が
設けられている。風呂循環回路57には水位センサ5
9、風呂循環ポンプ60、風呂水流スイッチ61、風呂
湯温センサ62が設けられている。また、風呂循環回路
57の風呂循環ポンプ60とバスヒータ58との中間に
は、給湯装置32の出湯管42の管端部分から分岐され
た給湯管63が接続されている。この給湯管63には、
バキュームブレーカ64、電磁開閉弁65、流量センサ
66、逆止弁67,67が設けられている。
【0025】しかして、浴槽55に湯を落とし込む場合
には、電磁開閉弁65を開いて風呂循環回路57の風呂
循環ポンプ60を運転すると、給湯装置32の湯が給湯
管63を通してバスアダプター56から浴槽55内に供
給され、浴槽55に湯が張られる。このときの湯の落と
し込み量Q2は流量センサ66によって監視され、その
落とし込み量Q2が設定落とし込み量に達したら電磁開
閉弁65を閉じる。
【0026】また、既に張られている浴槽55内の湯を
追焚きする場合には、風呂循環ポンプ60を一定時間運
転して風呂水流スイッチ61で循環判定を行ない、さら
に水位検出センサ59によって浴槽55内の水位を検出
してバスアダプター56の位置よりも上まで湯が張られ
ていることを確認した後、再度風呂循環ポンプ60を運
転して浴槽55内の湯を風呂循環回路57に循環させ、
風呂湯温センサ62で検出している浴槽水の湯温T3が
設定温度になるまでバスヒータ58で加熱する。
【0027】また、風呂加熱装置34は、冬季において
は凍結予防運転を行なう。すなわち、2温度方式温水循
環装置33内に設けられている外気温度検出センサ68
により、外気温度TFが所定の凍結予防温度以下になっ
たことを検出された場合には、風呂循環ポンプ60を一
定時間(風呂循環回路57内の水が浴槽55内の湯と置
き換わるのに十分な時間)運転し、浴槽55内の湯を風
呂循環回路57に循環させることにより風呂循環回路5
7を暖めて風呂循環回路57の凍結防止を行なう。ま
た、風呂湯温センサ62により浴槽55内の湯温を検出
し、その湯温に応じたインターバル時間の経過後に再び
風呂循環ポンプ60を一定時間運転することを繰り返
し、凍結防止を行なう。
【0028】(2温度方式温水循環装置)2温度方式温
水循環装置33は、高温水供給用ヘッダ69、低温水供
給用ヘッダ70a,70b,70cおよび高温水低温水
共通の温水回収用ヘッダ71a,71b,71cを備え
ている。低温水供給用ヘッダ70a,70b,70cを
通る循環水の調節は熱動弁72a,72b,72cによ
って行われ、熱動弁72a,72b,72c等の駆動
は、後述のマイクロコンピュータを備えた制御装置によ
り制御可能となっている。高温水供給用ヘッダ69に
は、電磁開閉弁73を備えた浴室換気乾操器等の高温負
荷74が接続されており、低温水供給用ヘッダ70a,
70b,70cには、ソフト床暖房パネルや微温風放熱
器等の低温負荷75が各熱動弁72a,72b,72c
を介して接続される。各高温負荷74及び低温負荷75
からの回収水は温水回収用ヘッダ71a,71b,71
cを通して回収されるようになっている。
【0029】2温度方式温水循環装置33の内部には、
温水回収用ヘッダ71a,71b,71cから回収した
温水を熱交換器79で加熱するための内循環水路76が
設けられており、内循環水路76は、循環水の膨張収縮
を吸収するための膨張タンク77、循環ポンプ78及び
熱交換器79を介して高温水供給用ヘッダ69に接続さ
れている。膨張タンク77の落とし口80には、入水管
41から分岐された暖房水供給管81が導かれており、
暖房水供給管81の開閉電磁弁82を開くことにより、
入水管41から2温度方式温水循環装置33(膨張タン
ク77)へ循環水(市水)を供給できるようになってい
る。83は膨張タンク77に設けられたオーバーフロー
管である。
【0030】内循環水路76において循環ポンプ78の
位置している部分の直ぐ下流には、一部の循環水を、熱
交換器79を通さずに低温水供給用ヘッダ70a,70
b,70cに直接供給するための分岐部84が設けら
れ、一部の循環水が分岐部84から別れた分岐水路85
を通して低温水供給用ヘッダ70a,70b,70cへ
供給されるようになっている。86は分岐部84の入口
に設けられた温度センサ(第2温度センサという)であ
る。また、高温水供給用へッダ69と温水回収用ヘッダ
71a,71b,71cの間には、両ヘッダ69;71
a,71b,71cを短絡する所定内径のバイパス管1
00が設けられている。バイパス管100の内径は、1
台の低温負荷75による低温暖房時に高温水を所定量バ
イパスさせて低温水供給用ヘッダ70a,70b,70
cから供給される温水の温度を十分に高めることができ
るだけの太さに設定されている。
【0031】従って、高温水供給用ヘッダ69には、熱
交換器79から出湯された高温水が内循環水路76から
直接供給される。これに対し、低温水供給用ヘッダ70
a,70b,70cには、バイパス管100を通して供
給された高温水と分岐部84から供給された循環水が混
合した低温水が供給される。
【0032】一方、2温度方式温水循環装置33にあっ
ても、缶体87内上部に熱交換器79が設置され、その
下方にはガスバーナ88が設置されている。ガスバーナ
88には、給湯装置32のガス供給管50から分岐され
たガス分岐管89が接続されており、ガス分岐管89の
途中に電磁開閉弁90、ガス比例弁91及び燃焼能力切
換弁92を介在させている。ガスバーナ88の下方に
は、モータ93で駆動され、ガスバーナ88に燃焼空気
を供給するための送風ファン94が設けられており、缶
体87の上面には燃焼した排ガスを排出するための排気
口95が開口されている。
【0033】上記内循環水路76のうち、熱交換器79
の流出口側にあたる部分には、2つの温度センサ96,
97が設けられている。一つは空焚き防止用温度センサ
96であって、100℃以上の高温で動作する。例え
ば、循環水量が異常に少なくなって内循環水路76が異
常昇温したときには、空焚き防止用温度センサ96が動
作する。もう一つは、熱交換器79を通過した循環水の
温度を検知する温度センサ(第1温度センサという)9
7であって、温度制御の用に供するものである。
【0034】また、熱交換器79の流出口側において、
内循環水路76からはバスヒータ循環路98が分岐して
おり、バスヒータ循環路98はバスヒータ58内を循環
した後、熱動弁99を通って膨張タンク77の入水側に
おいて内循環水路76に接続されている。しかして、バ
スヒータ循環路98には、熱交換器79から高温水が供
給され、風呂循環回路57を浴槽水が循環している場合
には、高温水と浴槽水とが熱交換して浴槽水が加熱され
る。なお、68は外気温度を検出するための外気温度検
出センサである。
【0035】(2温度方式温水循環装置の制御方法)図
3は上記2温度方式温水循環装置33に適用される制御
装置101の電気的構成を示すブロック図である。制御
装置101はマイクロコンピュータを内蔵しており、制
御装置101の入力部には、第1温度センサ97、第2
温度センサ86、外気温度検出センサ68、空焚き防止
用温度センサ96、高温コントローラ102および低温
コントローラ103が接続されており、出力部には、循
環ポンプ78、バスヒータ循環路98の熱動弁99、高
温負荷74の電磁開閉弁73、低温水供給用ヘッド70
a,70b,70cの熱動弁72a,72b,72c、
電磁開閉弁90、ガス比例弁91及び燃焼能力切換弁9
2が接続されている。高温コントローラ102は浴室換
気乾燥器等の高温負荷74を制御するためのもので、建
物内のいずれかの場所に配置されており、暖房を開始す
る暖房スイッチ、パイロットランプ等を備えている。低
温コントローラ103はソフト床暖房パネル、微温風放
熱器といった低温負荷75を制御するためのもので、各
低温負荷75の設置場所ごとに設置されている。例えば
部屋数が5つあり、各部屋に床暖房が施してあれば、低
温コントローラ103も5つあり各部屋ごとに設置され
ていることになる。
【0036】(高温負荷運転時)制御装置101は、高
温コントローラ102からの運転開始信号、または低温
コントローラ103からの運転開始信号、もしくはいず
れかの温度センサ97,86,68,96からの温度検
出信号に基づいて所定の判断を行い、循環ポンプ78に
駆動信号を送るとともに、必要に応じて、ガス比例弁9
1や燃焼能力切換弁92に対してガス量調節信号を送っ
たり、電磁開閉弁90に対してガス開閉信号を送ったり
することにより、循環水を所定の設定温度に保つよう制
御する。
【0037】すなわち、制御装置101は、高温コント
ローラ102からの運転開始信号を受けて低温水供給用
ヘッダ70a,70b,70cの熱動弁72a,72
b,72cを閉じ、高温負荷74の電磁開閉弁73を開
いた状態で循環ポンプ78を作動させて水を循環させる
とともに、第1温度センサ97の検知出力に基づいて、
必要に応じてガス比例弁91に対してガス量調節信号を
送ったり、電磁開閉弁90や燃焼能力切換弁92に対し
て信号を送ったりすることにより、80℃を基準にして
循環水を加熱制御することができる。このようにして2
温度方式温水循環装置33における高温負荷74の暖房
は、高温水供給用ヘッダ69に供給する湯温を一定に保
つことにより行われる。
【0038】(風呂加熱装置運転時)また、バスヒータ
58により浴槽55内の湯の追焚きを単独で行なう場合
を説明する。風呂加熱装置34は、追焚きスイッチ(図
示せず)が押されて追焚き運転を開始すると、浴槽55
内に所定水位以上の残水があることを確認した後、風呂
循環ポンプ60を運転して浴槽55内の湯を風呂循環回
路57に循環させる。風呂加熱装置34から追焚き運転
開始の信号を受信すると、高温コントローラ102は、
高温負荷74の電磁開閉弁73と低温水供給用ヘッダ7
0a,70b,70cの熱動弁72a,72b,72c
を閉じ、バスヒータ循環路98の熱動弁99を開く。バ
スヒータ循環路98の熱動弁99が開かれると、バスヒ
ータ循環路98には熱交換器79から流出した高温水が
流れるので、バスヒータ循環路98の高温水と風呂循環
回路57の浴槽水とが熱交換することにより、浴槽55
内の湯が加熱される。
【0039】(低温負荷運転時)次に、ソフト床暖房パ
ネル、微温風放熱器等の低温負荷75のみに低温水を供
給する場合について説明する。低温コントローラ103
を操作すると、低温コントローラ103からの低温運転
開始信号が制御装置101に入力される。すると、制御
装置101は高温負荷74の電磁開閉弁73を閉じ、低
温水供給用ヘッダ70a,70b,70cの熱動弁72
a,72b,72cを開いた状態で循環ポンプ78を作
動させて高温水を循環させる。循環ポンプ78から吐き
出された循環水の一部は、分岐部84から直接低温水供
給用ヘッダ70a,70b,70cを通して低温負荷7
5の方に流れていく。また、循環ポンプ78から吐き出
された循環水の残部は熱交換器79に入り、ここで加熱
されてバイパス管100を通して再び循環ポンプ78に
戻ってくる。従って、低温負荷75には、バイパス管1
00を通して供給された高温水と分岐部84から供給さ
れた循環水とが混合された低温水が低温水供給用ヘッダ
70a,70b,70cから供給されることになる。
【0040】しかし、バイパス管100の径は、低温水
供給用ヘッダ70a,70b,70cに例えば1台の低
温負荷75が接続される場合を想定して設計されている
ので、低温水供給用ヘッダ70a,70b,70cに想
定している台数よりも多い(例えば、2台以上の)低温
負荷75が接続されている場合には、低温水の温度が低
くなって加熱能力が不足し、低温負荷75の暖房能力が
低下することになる。このため、低温コントローラ10
3は低温水供給用ヘッダ70a,70b,70cに接続
されている低温負荷75の台数を監視しており、想定し
ている台数よりも多い低温負荷75が低温水供給用ヘッ
ダ70a,70b,70cに接続されている場合には、
バスヒータ循環路98の熱動弁99を開き、バスヒータ
循環路98とバイパス管100の両方から同時に循環ポ
ンプ78へ高温水を供給し、低温負荷75へ供給する低
温水の温度が低くなりすぎるのを防止する。
【0041】さらに、低温負荷75の運転時において、
低温負荷75の接続台数が多くてバスヒータ循環路98
の熱動弁99が開かれている場合に、外気温度検出セン
サ68が所定の凍結予防温度を検出した場合には、低温
コントローラ103から制御装置101へ信号が出力さ
れ、制御装置101は2温度方式温水循環装置33の運
転を停止させる。つまり、制御装置101は電磁開閉弁
90を閉じてガスバーナ88の燃焼を停止させると共に
循環ポンプ78を停止させて高温水の循環を停止させ
る。こうして2温度方式温水循環装置33の運転を停止
した状態で、風呂加熱装置34は風呂循環ポンプ78を
運転して凍結予防運転を行なう。
【0042】このときバスヒータ58では高温水が循環
していないので、風呂加熱装置34が凍結予防運転を行
なっても浴槽55内の湯温が高くなり過ぎて入浴感が悪
くなることを避けることができる。また、バスヒータ5
8で熱交換して温度が低くなった温水が低温水供給用ヘ
ッド70a,70b,70cから低温負荷75に供給さ
れるのを防止できる。低温負荷75は、温水床暖房のよ
うに普通、放熱量の小さいものであるから、風呂循環ポ
ンプ78が運転される一定時間(例えば、50秒間)程
度は温水が停止していても低温負荷75の使用感はそれ
ほど悪くなることはない。却って、低い温度の湯が低温
負荷75を循環するよりも使用感は遥かに良好となる。
【0043】(凍結予防運転時の制御方法)図4は、低
温負荷75の接続台数が多くて2温度方式温水循環装置
33がバスヒータ循環路98の熱動弁99を開いて低温
負荷75により暖房を行なっている場合における、風呂
加熱装置34の凍結予防運転の動作手順を示すフロー図
である。以下、図4に従って説明する。
【0044】まず、風呂加熱装置34及び2温度方式温
水循環装置33は、外気温度検出センサ68の検出温度
Fが凍結予防温度まで下がったか否かを監視しており
(S111)、凍結予防温度まで下がると、風呂湯温セ
ンサ62の湯温を調べ(S112)、一定温度Ts(例
えば、18℃)以上であれば低温負荷75の単独運転か
否か調べ(S113)、低温負荷75の単独運転であれ
ばガスバーナ88の燃焼を停止させると共に循環ポンプ
78の運転を停止させる(S114)ことによって2温
度方式温水循環装置33を停止した後、風呂循環ポンプ
60を運転開始して(S115)風呂循環回路57の凍
結を防止する。
【0045】従って、凍結予防運転により風呂循環回路
57を流れる浴槽水とバスヒータ循環路98を流れる高
温水との熱交換を避けることができるので、浴槽水の温
度が高くなり過ぎるのを防止できる。また、低温負荷7
5に温度の低い循環水が流れて低温負荷75による暖房
能力が低下するのも防止できる。この間、低温負荷75
には低温水が供給されず、低温負荷75による暖房が行
なわれなくなるが、低温負荷75は放熱量の小さいもの
であるから、風呂循環ポンプ60が運転されて凍結予防
を行なう短時間(例えば約50秒)の間、低温水が低温
負荷75に循環しなくてもそれほど使用感が悪くなるこ
とがない。かえって、温度の低い湯が低温負荷75を流
れるよりも使用感が良好になる。
【0046】これに対し、2温度方式温水循環装置33
が低温負荷75の単独運転でなく、例えば高温負荷の運
転時であったり、低温負荷75と高温負荷の並列運転時
であったりする場合には(ステップS113でNOの場
合)、2温度方式温水循環装置33を停止させることな
く、そのまま風呂循環ポンプ60を運転開始して(S1
15)風呂循環回路57の凍結を防止する。高温負荷は
放熱量が大きいので、高温負荷に高温水が流れている場
合には、低温負荷75のように高温水の循環を停止させ
ないようにしたものである。
【0047】凍結予防のために風呂循環ポンプ60の運
転が開始されると、風呂加熱装置34は風呂水流スイッ
チ61が連続して一定時間(例えば、50秒間)オンに
なったか否かを監視する(S116)。一定時間(例え
ば1分間)風呂水流スイッチ61がオンにならなかった
場合には(S122)、浴槽55内にバスアダプターレ
ベル以上の残湯が存在しないと判断し、風呂循環ポンプ
60を停止し(S123)、別な処理手段例えば風呂循
環回路57の近傍に設置した電気ヒータ(図示せず)で
風呂循環回路57を加熱することにより凍結予防を行な
う(S124)。
【0048】風呂水流スイッチ61が一定時間連続して
オンになった場合には、浴槽55内の浴槽水が風呂循環
回路57を循環して風呂循環回路57が十分に加熱され
たと判断し、風呂循環ポンプ60を停止する(S11
7)。同時に、ステップ114により2温度方式温水循
環装置33が運転停止になっていた場合には、ガスバー
ナ88を燃焼させると共に循環ポンプ78を運転開始し
て2温度方式温水循環装置33を運転状態にする(S1
18)。
【0049】ついで、風呂湯温センサ62によって風呂
の湯温を検出し、再度凍結防止運転を行なうためのイン
ターバル時間を風呂湯温センサ62で検出された湯温T
3に応じて設定する(S119)。そして、当該インタ
ーバル時間が経過すると(S120)、凍結予防運転を
再度実行する(S111〜)。
【0050】ここで、ステップ12のインターバル時間
が経過するまでの間に、風呂加熱装置34は外気温度検
出センサ68の検出温度TFと風呂湯温センサ62の検
出温度T3とを比較し、両検出温度TF及びT3に応じ
てインターバル時間を補正する(S121)。
【0051】このインターバル時間の補正は、外気温度
検出センサ68の検出温度TFと風呂湯温センサ62の
検出温度T3を常時監視して変化が大きくなった時点で
何度でも行なうようにしてもよく、一定回数(例えば、
1回)だけに限るようにしてもよい。ステップS120
のインターバル時間が経過するまでの間に、低温負荷7
5による低温暖房の影響(すなわち、ガスバーナ88が
燃焼しているので、2温度方式温水循環装置33内の雰
囲気温度が外気温度よりも上がり、またバスヒータ58
内に高温水が循環しているから、風呂湯温センサ62に
も若干の熱が伝わる)により、補正はインターバル時間
を長くする方向となり、前者の何度でも補正を許すとイ
ンターバル時間が長くなり過ぎる恐れがある。従って、
インターバル時間の補正は、後者のように一定回数、特
に1回だけに限るのが好ましい。
【0052】また、ステップ112において、風呂湯温
センサ62の検出温度T3が一定温度Ts(この温度は
若干高い目に設定するのが好ましく、例えば18℃とす
ることができる)より低い場合には、低温負荷75の単
独運転の場合であっても2温度方式温水循環装置33の
運転を停止させて低温負荷75による低温暖房を止める
ことなく、凍結防止運転を行なっている。これは浴槽水
の温度が低い場合に、風呂加熱装置34が頻繁に凍結防
止運転を行なって(すなわち、インターバル時間が非常
に短くなって)、何度も低温負荷75による暖房が停止
する不都合をなくすためである。
【0053】すなわち、風呂湯温センサ62の検出温度
T3が一定温度Tsよりも低いと、2温度方式温水循環
装置33の運転が停止されないので、風呂加熱装置34
が凍結予防運転を行なって低温の浴槽水が風呂循環回路
を流れると、バスヒータ58で浴槽水が加熱されるた
め、浴槽水の温度が次第に高くなる。従って、浴槽水の
温度が低いうちは、低温負荷75による低温暖房は停止
されず、浴槽水が加熱されて一定温度Ts以上になる
と、2温度方式温水循環装置33は一定のインターバル
時間で運転を停止される。この時点では、凍結予防運転
のインターバル時間は長くなっているので、低温負荷7
5による低温暖房が頻繁に停止させられる不都合は生じ
ない。
【0054】なお、上記実施形態では、低温水供給の能
力不足によりバスヒータ循環路98の熱動弁99を開い
て低温負荷75に低温水を供給している時に、風呂加熱
装置34が凍結予防運転を開始した場合には、ガスバー
ナ88を燃焼停止させると共に循環ポンプ78を停止さ
せるようにしたが、バスヒータ循環路98の熱動弁99
を閉じるようにするだけでも差し支えない。但し、バス
ヒータ循環路98の熱動弁99を閉じるまでには2〜3
分かかり、また2温度方式温水循環装置33を停止させ
るのは50秒間くらいで済むため、上記のように2温度
方式温水循環装置33を停止させる方法のほうが、応答
性がよく、低温負荷75の運転停止時間も短くなるので
使用感に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2温度方式温水循環装置の構成を示す図
である。
【図2】本発明の一実施形態による2温度方式温水循環
装置を含んだ給湯兼風呂加熱装置の構成を示す図であ
る。
【図3】同上の2温度方式温水循環装置の制御部の構成
を示すブロック図である。
【図4】同上の2温度方式温水循環装置の低温負荷運転
時の制御方法を説明するフローチャートである。
【符号の説明】 32 給湯装置 33 2温度方式温水循環装置 34 風呂加熱装置 57 風呂循環回路 58 バスヒータ 60 風呂循環ポンプ 62 風呂湯温センサ 68 外気温度検出センサ 69 高温水供給用ヘッダ 70a,70b,70c 低温水供給用ヘッダ 71a,71b,71c 温水回収用ヘッダ 73 電磁開閉弁 74 高温負荷 75 低温負荷 76 内循環水路 78 循環ポンプ 79 熱交換器 84 分岐部 85 分岐水路 86 第2温度センサ 88 ガスバーナ 90 電磁開閉弁 91 ガス比例弁 97 第1温度センサ 98 バスヒータ循環路 99 熱動弁 100 バイパス管 101 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−123433(JP,A) 特開 平8−247156(JP,A) 実開 昭63−175719(JP,U) 実開 平2−128008(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 3/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器により高温水を加熱生成し、バ
    スヒータ循環路を開くことによって高温水をバスヒータ
    に循環させて浴槽水の加熱を行なうとともに、低温水循
    環路を開くことによってバイパス路を通じて供給された
    高温水と戻り湯を混合して低温負荷に低温水を循環させ
    る2温度方式温水循環装置において、 低温水を低温負荷に循環させる運転モードにおいて、低
    温水の加熱能力が不足している場合には、バスヒータ循
    環路を開くことによって低温水循環路へ供給する高温水
    の流量を増加させ、 バスヒータ循環路を開いて低温水を低温負荷に循環させ
    ている前記運転モードにおいて、前記バスヒータに接続
    されている風呂加熱装置が凍結予防運転を開始する場合
    には、バスヒータへの高温水の循環を停止させる、こと
    を特徴とする2温度方式温水循環装置の運転制御方法。
  2. 【請求項2】 前記バスヒータへの高温水の循環を停止
    させる方法が、熱交換器を加熱するための燃焼装置の燃
    焼停止と高温水及び低温水を循環させるための循環ポン
    プの運転停止によるものであることを特徴とする、請求
    項1に記載の2温度方式温水循環装置の運転制御方法。
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