JP5574106B2 - 給湯システム - Google Patents
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Description
すなわち、図8に例示するように、給湯使用が生じたら(例えば、給湯栓の開操作)、貯湯槽300の頂部に所定温度以上の貯湯があれば、この貯湯槽300の頂部から経路301を通して湯が取り出されて給湯されることになるものの(二点鎖線の矢印参照)、所定温度以上の貯湯が無ければポンプ302を作動させて貯湯槽300の底部側から給水を取り出し経路303を通して補助熱源機304に導き、補助熱源機304で加熱した上で経路305を通して給湯するようにしている(一点鎖線の矢印参照)。そして、給湯使用が終了した後も、所定時間だけポンプ302の作動及び補助熱源機304の燃焼作動を継続させ、補助熱源機304で加熱された湯を貯湯槽300の頂部に順次貯湯するようにしている(点線の矢印参照)。このようにすることで、次回の給湯使用の際には、たとえ貯湯槽300の蓄熱量が給湯用の所定熱量に満たない場合であっても、経路301内及び貯湯槽300の頂部にある湯が経路301を通して初期給湯に利用されるため、冷水サンドイッチ現象の発生を回避し得るようにするものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係る給湯システムの例を示す。同図中の符号1は外部熱源としてのガスエンジン、2は貯湯槽3内の湯水を底部から取り出して頂部に戻す間にガスエンジンのエンジン冷却水の排熱を熱回収し貯湯として蓄熱するための循環回路、4は外部から水道水等を給水する給水回路、5は貯湯槽3からの貯湯又は補助熱源機6からの補助加熱後の湯を用いて給湯栓50に給湯する給湯回路、7は循環回路2からの湯を暖房熱源とする外部熱負荷としての暖房回路、9は同様に循環回路2からの湯を追い焚き熱源とする他の外部熱負荷としての風呂追い焚き回路、10はこの給湯システムの作動制御を行うコントローラである。
図5は、本発明の第2実施形態に係る給湯システムの例を示す。同図中の符号1aは外部熱源として太陽熱を集熱する集熱器、11aは集熱器1aでの集熱を利用する集熱利用循環回路、2は貯湯槽3等の湯水を循環等させる循環回路であり、以下、第1実施形態と同様に、4は外部から水道水等を給水する給水回路、5は貯湯槽3からの貯湯又は補助熱源機6からの補助加熱後の湯を用いて給湯栓50に給湯する給湯回路、7は循環回路2からの湯を暖房熱源とする外部熱負荷としての暖房回路、9は循環回路2からの湯を追い焚き熱源とする他の外部熱負荷としての風呂追い焚き回路、10aはこの給湯システムの作動制御を行うコントローラである。以下、第1実施形態と同様の構成要素には第1実施形態と同じ符号を付して重複した詳細説明を省略し、第1実施形態とは異なる構成について主に説明することにする。
図7は、本発明の第3実施形態に係るポスト循環モードの制御フローチャートである。この第3実施形態に係るポスト循環モードは、第1実施形態又は第2実施形態のコントローラ10,10aが有する給湯制御手段による給湯制御に含まれるポスト循環モードの代わりに用いられるものである。すなわち、第1又は第2実施形態におけるポスト循環モードでは、頂部側回路部27内の滞留水が加熱された循環湯水により置換された時点をその制御終了時点とし、それを入口温度センサ62からの検出値と、給湯栓50の閉時点での出口温度センサ63による検出値との対比によって把握するようにしていたが、これを第3実施形態では設定時間tsの経過時点をもって前記の置換された時点と把握して制御を終了させるようにしているのである。
すなわち、第3実施形態に係る給湯制御手段はタイマを備えており、まず、給湯栓50が閉操作されたか否かを監視し(ステップS11でNO)、閉操作されたことが例えば給湯流量センサ57からの出力により把握されると(ステップS11でYES)、ポスト循環モードの制御をスタートさせる。すなわち、タイマをスタートさせると同時に、循環ポンプ22の作動や補助熱源機6の燃焼作動を継続させつつ、ポスト循環に回路切換する(ステップS12,ステップS13でNO)。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、貯湯槽3に貯湯して蓄熱する排熱回収の対象である外部熱源を第1又は第3実施形態ではガスエンジン(エンジン冷却水排熱)、第2又は第3実施形態では太陽熱(太陽熱集熱)を利用した場合を示したが、これに限らず、外部熱源として、燃料電池(冷却水排熱)、あるいは、ヒートポンプ(冷媒の排熱)を用いて、貯湯として蓄熱するようにしてもよく、このような場合においても本発明を適用することができる。
1a 集熱器(外部熱源)
3 貯湯槽
6 補助熱源機
10,10a コントローラ(給湯制御手段)
22 循環ポンプ(圧送手段)
27 頂部側回路部(給湯回路に延びる回路部,ループ状循環回路)
33 頂部(貯湯槽の上部)
51 取り出し回路部(ループ状循環回路)
53 給湯回路
62 入口温度センサ(湯水温度の検出手段)
Claims (3)
- 外部熱源からの熱回収により貯湯として蓄熱するための貯湯槽と、前記貯湯槽に蓄熱された貯湯を前記貯湯槽の上部から取り出して給湯使用させるための給湯回路と、補助熱源機と、前記貯湯槽内の蓄熱量が不足するとき圧送手段を作動させて補助熱源機により補助加熱した上で給湯回路に給湯させる補助加熱給湯モードを有する給湯制御手段とを備えている給湯システムであって、
前記貯湯槽の上部から給湯回路に延びる回路部に対し前記貯湯槽の近傍位置で連通接続されて前記補助熱源機の入水側に連通接続される一方、前記補助熱源機の出湯側から前記給湯回路に延びる回路部に連通されて前記補助熱源機の入水側に戻るループ状循環回路を備え、
前記給湯制御手段は、前記補助加熱給湯モードによる給湯使用が停止した後、前記圧送手段を作動させて前記ループ状循環回路に対する湯水循環を行うポスト循環モードを実行するように構成されている、
ことを特徴とする給湯システム。 - 請求項1に記載の給湯システムであって、
前記給湯制御手段により実行されるポスト循環モードは、前記貯湯槽の上部から給湯回路に延びる回路部内において前記補助加熱給湯モードの実行中に滞留していた湯水が循環湯水により置換されることで制御が終了するように構成されている、給湯システム。 - 請求項2に記載の給湯システムであって、
前記給湯制御手段により実行されるポスト循環モードは、前記補助加熱給湯モードによる給湯使用が停止した後、前記ポスト循環モードの実行開始から設定時間が経過したこと、又は、前記ポスト循環モードの実行開始から前記ループ状循環回路の所定位置の湯水温度が設定温度以上まで昇温したこと、のいずれかの条件が成立することで制御が終了するように構成されている、給湯システム。
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JP2010217688A JP5574106B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | 給湯システム |
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