JP5925035B2 - ヒートポンプ熱源システム - Google Patents

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Description

本発明は、暖房端末が接続された暖房循環路内を循環する熱媒体を、ヒートポンプにより加熱して暖房を行う機能を有するヒートポンプ熱源システムに関する。
従来より、例えば熱媒体として温水を使用して、床暖房機等の暖房端末が途中に接続された暖房温水循環路内を循環する温水を、ヒートポンプにより加熱することによって、暖房を行う熱源システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された熱源システムは、給湯に使用される貯湯タンク内の湯水を循環させるタンク循環路とヒートポンプにより加熱される熱媒対が循環するヒートポンプ循環路に接続された給湯熱交換器と、暖房温水循環路とヒートポンプ循環路に接続された暖房熱交換器とを備えている。
そして、貯湯タンク内の湯水を加熱するときは、ヒートポンプを作動させてヒートポンプ循環路に熱媒体を循環させた状態で、貯湯タンク内の湯水をタンク循環路を介して循環させることによって給湯熱交換器で熱交換を行う。また、暖房端末による暖房を行なうときには、ヒートポンプを作動させてヒートポンプ循環路に熱媒体を循環させた状態で、暖房温水循環路内に温水を循環させることによって暖房熱交換機で熱交換を行なう。
ここで、ヒートポンプの起動と停止を頻繁に行うと、ヒートポンプの効率が低下する。そこで、特許文献1に記載された熱源システムにおいては、暖房運転時に室温が暖房設定温度以上になったときに、暖房温水循環路の温水の循環を停止して、タンク循環路の湯水の循環を行うことで、ヒートポンプを停止せずに暖房端末からの放熱を抑制し、その後室温が暖房設定温度未満になったときに、タンク循環路の湯水の循環を停止して、暖房温水循環路の温水の循環を行うようにしている。
特許第4194215号公報
上記特許文献1に記載された熱源システムにおいては、暖房運転時に、室温が暖房設定温度以上となったときはヒートポンプによる加熱対象を、暖房温水循環路内の温水から貯湯タンク内の湯水に切替えると共に、室温が暖房設定温度未満となったときには、ヒートポンプによる加熱対象を貯湯タンク内の湯水から暖房温水循環路内の温水に切替えている。
そして、このように、暖房運転中にヒートポンプによる加熱対象を貯湯タンク内の湯水に切替える処理が頻繁に行われると、貯湯タンク内の湯水の温度が上昇して、ヒートポンプの熱媒体から貯湯タンク内の湯水への放熱ができなくなる。その結果、ヒートポンプの温度が上昇して異常停止するおそれがある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、貯湯タンク内の湯水への放熱を行うことによりヒートポンプの作動を継続させて暖房運転を行なう場合に、ヒートポンプが過熱することを防止したヒートポンプ熱源システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明のヒートポンプ熱源システムは、
下部に給水管が接続されると共に上部に給湯管が接続され、該給水管から供給される水が貯められる貯湯タンクと、
前記貯湯タンクの下部と上部を接続したタンク循環路と、
前記貯湯タンクの下部に貯まった水を前記タンク循環路を介して前記貯湯タンクの上部に循環させるタンク循環ポンプと、
前記給湯管の途中に設けられ、前記貯湯タンクから前記給湯管に所定の設定給湯温度よりも低い温度の湯水が供給されているときに、前記給湯管から流入する湯水を該設定給湯温度まで加熱して前記給湯管に出湯する給湯補助熱源機と、
暖房端末が接続された暖房循環路と、
前記暖房循環路内に暖房熱媒体を循環させる暖房循環ポンプと、
ヒートポンプ循環路を有し、該ヒートポンプ循環路内を循環するヒートポンプ熱媒体を加熱するヒートポンプと、
前記ヒートポンプ循環路及び前記タンク循環路の途中に設けられて、前記ヒートポンプ循環路内を循環するヒートポンプ熱媒体と、前記タンク循環路内を循環する湯水との間で熱交換を行う給湯熱交換器と、
前記ヒートポンプ循環路及び前記暖房循環路の途中に設けられて、前記ヒートポンプ循環路内を流通するヒートポンプ熱媒体と、前記暖房循環路内を流通する暖房熱媒体との間で熱交換を行う暖房熱交換器と、
所定条件に基づいて、前記ヒートポンプを作動状態に維持しつつ、前記タンク循環ポンプを停止状態として前記暖房循環ポンプを作動させることにより、前記暖房熱交換器で暖房熱媒体をヒートポンプ熱媒体により加熱する暖房オン状態と、前記暖房循環ポンプを停止状態として前記タンク循環ポンプを作動させることにより、前記給湯熱交換器でヒートポンプ熱媒体から湯水に放熱する暖房オフ状態とを切り替えて、前記暖房端末による暖房を行なう第1暖房運転を実行する暖房制御部と備えたヒートポンプ熱源システムに関する。
そして、本発明のヒートポンプ熱源システムは、
所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かを予測する暖房実行予測部と、
前記暖房実行予測部により所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されると予測されているときは、前記暖房オフ状態において前記給湯熱交換器でのヒートポンプ熱媒体から湯水への放熱が可能な暖房優先温度を、前記貯湯タンク内の湯水の沸かし上げ温度に設定し、前記暖房実行予測部により前記所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されると予測されていないときには、前記設定給湯温度以上の給湯優先温度を前記沸かし上げ温度に設定する沸かし上げ温度設定部と、
前記貯湯タンクが湯切れ状態になったときに、前記タンク循環ポンプと前記ヒートポンプを作動させて、前記貯湯タンク内の湯水を前記沸かし上げ温度まで加熱する沸かし上げ運転を実行するタンク制御部とを備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記暖房実行予測部により、所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かが予測される。そして、所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されると予測されているときは、前記沸かし上げ温度設定部により、前記貯湯タンクの沸かし上げ温度が、前記暖房オフ状態において前記給湯熱交換器でのヒートポンプ熱媒体から湯水への放熱が可能な暖房優先温度に設定され、前記タンク制御部により、前記貯湯タンク内の湯水が前記暖房優先温度以下に加熱された状態とされる。
そのため、前記所定時間以内に前記第1暖房運転が開始されたときに、前記暖房オフ状態で、前記給湯熱交換器においてヒートポンプ熱媒体から湯水に放熱することができ、これにより、前記ヒートポンプが過熱状態となるのを防止しつつ、前記ヒートポンプを作動状態に維持することができる。この場合、前記貯湯タンクから前記給湯管に供給される湯水の温度は、前記設定給湯温度よりも低くなることがあるが、前記給湯補助熱源機の作動により前記設定給湯温度の湯を前記給湯管から供給することができる。
一方、前記暖房実行予測部により、所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されないと予測されているときには、前記沸かし上げ温度設定部により、前記貯湯タンクの沸かし上げ温度が、前記設定給湯温度以上の前記給湯優先温度に設定され、前記タンク制御部により、前記貯湯タンク内の湯水が前記暖房優先温度まで加熱された状態とされる。そのため、前記給湯補助熱源機を作動させることなく、前記ヒートポンプにより効率良く加熱した前記貯湯タンク内の湯により、前記設定給湯温度の湯を前記給湯管から供給することができる。
また、第1発明において、
前記暖房制御部による前記第1暖房運転の実行履歴を示す暖房履歴データを保持する暖房履歴保持部を備え、
前記暖房実行予測部は、前記暖房履歴データに基づいて前記所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かを予測することを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記暖房履歴データから、使用者による過去の前記第1暖房運転の使用実績が認識できるため、この使用実績に基づいて前記所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かを予想することができる。
また、第1発明又は第2発明において、
外気温度を検出する外気温度センサを備え、
前記暖房実行予測部は、前記外気温度センサの検出温度が所定の低温判定温度よりも高いときに、前記第1暖房運転が前記所定時間以内に実行されないと予測することを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記外気温度センサの検出温度が前記低温判定温度よりも高いとき(夏季等)に、前記暖房運転が前記所定時間以内に実行されないと予想することができる。
また、第1発明から第3発明のうちのいずれかにおいて、
前記暖房循環路の途中に設けられて、前記暖房循環路内を循環する暖房熱媒体を加熱する暖房補助熱源機と、
前記暖房熱交換器をバイパスして前記暖房循環路を連通するヒートポンプバイパス路と、
前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記ヒートポンプバイパス路への流通を禁止して前記暖房熱交換器を経由して循環させる第1暖房循環状態と、前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記暖房熱交換器への流通を禁止して前記ヒートポンプバイパス路を経由して循環させる第2暖房循環状態とを、切替える暖房循環経路切替部とを備え、
前記暖房制御部は、
前記沸かし上げ運転が実行されていないときは、前記第1暖房循環状態として前記第1暖房運転を実行し、
前記沸かし上げ運転が実行されているときには、前記第2暖房循環状態とし、前記暖房循環ポンプを作動させて、前記暖房補助熱源機により前記暖房補助熱源機から前記暖房端末に供給される暖房熱媒体を加熱することによって、前記暖房端末から放熱する第2暖房運転を実行することを特徴とする(第4発明)。
第4発明によれば、前記暖房制御部は、前記沸かし上げ運転が実行されているときには、前記第2暖房循環状態として、前記第2暖房運転を実行することにより、前記ヒートポンプによる前記給湯熱交換器での湯水の加熱を優先して行って効率の良い給湯を可能にすると共に、前記暖房補助熱源機による加熱により前記暖房端末による暖房も行なうことができる。
また、第1発明から第3発明のうちのいずれかにおいて、
前記暖房循環路の途中に設けられて、前記暖房循環路内を循環する暖房熱媒体を加熱する暖房補助熱源機と、
前記暖房熱交換器をバイパスして前記暖房循環路を連通するヒートポンプバイパス路と、
前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記ヒートポンプバイパス路への流通を禁止して前記暖房熱交換器を経由して循環させる第1暖房循環状態と、前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記暖房熱交換器への流通を禁止して前記ヒートポンプバイパス路を経由して循環させる第2暖房循環状態とを、切替える暖房循環経路切替部とを備え、
前記暖房制御部は、
前記貯湯タンク内の前記暖房優先温度以下の湯水が所定の判定量よりも多いときは、前記第1暖房循環状態として前記第1暖房運転を実行し、
前記貯湯タンク内の前記暖房優先温度以下の湯水が前記判定量以下であるときには、前記第2暖房循環状態として前記暖房循環ポンプを作動させ、前記暖房補助熱源機により前記暖房循環路内を流通する暖房熱媒体を加熱することによって、前記暖房端末による暖房を行なう第2暖房運転を実行することを特徴とする(第5発明)。
第5発明によれば、前記貯湯タンク内の前記暖房優先温度以下の湯水が前記判定量以下であって、前記第1暖房運転の前記暖房オフ状態での、前記暖房熱交換器におけるヒートポンプ熱媒体から前記貯湯タンク内の湯水への吸熱に余裕がなくなっているときに、前記暖房制御部は、前記第2暖房運転状態として、前記第2暖房運転を実行する。これにより、前記暖房端末からの放熱を継続することができる。
ヒートポンプ熱源システムの構成図。 床暖房パネルの暖房運転の第1のフローチャート。 床暖房パネルの暖房運転の第2のフローチャート。 床暖房パネルの暖房運転におけるオンオフデューティの設定テーブルの説明図。
本発明の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態のヒートポンプ熱源システムは、貯湯ユニット10、ヒートポンプユニット50、ガス熱源ユニット80、及び、ヒートポンプ熱源システムの全体的な作動を制御するコントローラ150を備えている。
貯湯ユニット10は、貯湯タンク11、給水管12、給湯管13等を備えている。貯湯タンク11は内部に湯水を保温して貯め、高さ方向に略等間隔でタンク温度センサ14〜17が設けられている。貯湯タンク11の底部には、作業者の手動操作により開弁される排水弁18が設けられている。
給水管12は、一端が給水口30を介して図示しない水道に接続され、他端が貯湯タンク11の下部に接続されて、貯湯タンク11内の下部に水を供給する。給水管12には、貯湯タンク11の内圧が過大になることを防止するための減圧弁19と、貯湯タンク11から給水管12への湯水の流出を阻止するための逆止弁20が設けられている。
給水管12は、タンク混合弁21を介して給湯管13に連通しており、タンク混合弁21により、貯湯タンク11から給湯管13に供給される湯と給水管12から給湯管に供給される水との混合比が変更される。給水管12には、給水管12内の水の温度を検出する水温度センサ22と、給水管12を流通する水の流量を検出する水流量センサ23と、給湯管13から給水管12への湯水の流出を阻止するための逆止弁24とが設けられている。
給湯管13は、一端が給湯口31に接続され、他端が貯湯タンク11の上部に接続されている。貯湯タンク11の上部に貯められた湯水は、給湯口31を介して図示しない給湯栓(台所、洗面所、浴室のカランやシャワー等)に供給される。給湯管13には、給湯管13から貯湯タンク11への湯水の流入を阻止する逆止弁25と、給湯管13内の湯水の温度を検出する湯温度センサ26と、給湯管13を流通する湯水の流量を検出する湯流量センサ27とが設けられている。
さらに、給湯管13には、給水管12の分岐管との接続部よりも下流側で、ガス熱源ユニット80に接続されたバイパス管33(バイパス往管33a、バイパス戻管33b)が介設されている。給湯管13のバイパス往管33aとの接続部とタンク混合弁21の間には、湯温度センサ28が設けられ、給湯管13のバイパス戻管33bとの接続部と給湯口31の間に、混合湯温度センサ32が設けられている。
また、給湯管13のバイパス往管33aとの接続部とバイパス戻管33bとの接続部の間に、バイパス往管33aに供給される湯水の流量を調整するためのバイパス制御弁29が設けられている。ヒートポンプユニット50及びガス熱源ユニット80と接続された暖房循環路40には、暖房循環路40からヒートポンプユニット50に戻る温水の温度を検出する暖房ヒートポンプ戻り温度センサ45と、ヒートポンプユニット50により加熱されて暖房循環路40に出湯される温水の温度を検出する暖房ヒートポンプ往き温度センサ46と、ヒートポンプユニット50をバイパスするヒートポンプバイパス路42と暖房循環路40の下流側の接続箇所の直下流部に設けられて、暖房循環路40からの温水とヒートポンプバイパス路42からの温水とが混合された温水の温度を検出する暖房混合温度センサ47とが設けられている。
さらに、暖房循環路40側に流通する温水とヒートポンプバイパス路42側に流通する湯水の割合を調節するための暖房側混合弁48(本発明の暖房循環経路切替部の機能を含む)が設けられている。また、ヒートポンプユニット50と接続されたタンク循環路41には、貯湯タンク11からタンク循環路41に供給される湯水の温度を検出するタンク下温度センサ34が設けられている。
貯湯ユニット10に備えられた各センサの検出信号は、コントローラ150に入力される。また、コントローラ150から出力される制御信号によって、タンク混合弁21、バイパス制御弁29、及び暖房側混合弁48の作動が制御される。
次に、ヒートポンプユニット50は、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させて加熱すると共に、暖房循環路40内を流通する温水(本発明の暖房熱媒体に相当する)を加熱するものである。ヒートポンプユニット50は、ヒートポンプ循環路52により接続された蒸発器53、圧縮機54、ヒートポンプ熱交換器55(凝縮機、本発明の給湯熱交換器及び暖房熱交換器の機能を含む)、及び膨張弁56により構成されたヒートポンプ51を有している。
蒸発器53は、ファン60の回転により供給される空気とヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体(ハイドロフルオロカーボン(HFC)等の代替フロン、二酸化炭素等、本発明のヒートポンプ熱媒体に相当する)との間で熱交換を行う。圧縮機54は、蒸発器53から吐出された熱媒体を圧縮して高圧・高温とし、ヒートポンプ熱交換器55に送出する。膨張弁56は、圧縮機54で加圧された熱媒体の圧力を開放する。
除霜弁61は膨張弁56をバイパスして設けられており、圧縮機54から送出される熱媒体により蒸発器53を除霜する。ヒートポンプ循環路52の膨張弁56の上流側及び下流側、圧縮機54の上流側及び下流側には、ヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体の温度を検出する熱媒体温度センサ62,63,64,65が、それぞれ設けられている。また、蒸発器53には、蒸発器53に吸入される空気の温度(外気温度)を検出する外気温度センサ67が設けられている。
ヒートポンプ熱交換器55はタンク循環路41と接続され、圧縮機54により高圧・高温とされた熱媒体と、タンク循環路41内を流通する湯水との熱交換により、タンク循環路41内を流通する湯水を加熱する。タンク循環路41には、貯湯タンク11内の湯水をタンク循環路41を介して循環させるためのタンク循環ポンプ66が設けられている。
貯湯タンク11内の下部に貯まった湯水は、タンク循環ポンプ66によりタンク循環路41に導かれ、ヒートポンプ熱交換器55で加熱されて貯湯タンク11の上部に戻される。なお、タンク循環路41のヒートポンプ熱交換器55の上流側及び下流側には、タンク循環路41内を流通する湯水の温度を検出する湯温度センサ68,69が設けられている。また、ヒートポンプ熱交換器55には、その内部の雰囲気温度を検出する雰囲気温度センサ57が設けられている。
また、ヒートポンプ熱交換器55は暖房循環路40と接続され、圧縮機54により高圧・高温とされた熱媒体と、暖房循環路40内を流通する温水との熱交換により、暖房循環路40内を流通する温水を加熱する。
ヒートポンプユニット50に備えられた各センサの検出信号は、コントローラ150に入力される。また、コントローラ150から出力される制御信号によって、圧縮機54、タンク循環ポンプ66、ファン60の作動が制御される。
次に、ガス熱源ユニット80は、バイパス管33から供給される湯水と、暖房循環路40内を流通する温水を加熱するものであり、給湯用の第1バーナ71と第1バーナ71により加熱される第1熱交換器72を有する給湯補助熱源機70、暖房用・追焚き用の第2バーナ76と第2バーナ76により加熱される第2熱交換器77を有する暖房補助熱源機75、給水管85、給湯管86、及び追焚き熱交換器87等を備えている。
第1バーナ71及び第2バーナ76は、図示しないガス供給管から燃料ガスが供給されると共に、図示しない燃焼ファンにより燃焼用空気が供給される。コントローラ150は、第1バーナ71及び第2バーナ76に供給する燃料ガスと燃焼用空気の流量を調節して、第1バーナ71及び第2バーナ76の燃焼量を制御する。
第1熱交換器72は、給水管85及び給湯管86に連通しており、第1バーナ71の燃焼熱によって、給水管85から供給される水を加熱して給湯管86に出湯する。給水管85は、一端が貯湯ユニット10バイパス往管33aに接続され、バイパス往管33aを介して水が供給される。給湯管86は、一端が貯湯ユニット10のバイパス戻管33bに接続されており、バイパス戻管33bを介して給湯口31から湯を供給する。
給水管85には、上流側から順に、止水弁93と水量センサ88が設けられている。給水管85と給湯管86は、バイパス管89により連通しており、バイパス管89にはバイパス管89の開度を調節するための水量調節弁90が設けられている。給湯管86の第1熱交換器72の下流側、及びバイパス管89との接続部分の下流側には、給湯管86内を流通する湯の温度を検出する給湯温度センサ91,92が、それぞれ設けられている。
この構成により、貯湯タンク11から給湯管13に供給される湯の温度が設定給湯温度よりも低いとき(湯切れ状態)に、バイパス往管33aを介して給水管85に供給される水が第1熱交換器72により加熱されて湯となり、バイパス管89からの水と混合されて、給湯管86及びバイパス戻管33bを介して給湯口31から供給されるようになっている。
なお、給湯補助熱源機70とバイパス管89と水量調節弁90とにより、給湯口31から設定給湯温度の湯が供給されるように、給湯補助熱源機70による加熱量と水量調節弁90の開度を調節する構成が、本発明の給湯補助熱源機に相当する。
また、給湯管86は、湯張り管100により、浴槽101に接続された風呂循環路102に連通している。湯張り管100には、湯張り管100を開閉する湯張り弁103と、風呂循環路102から給湯管86への湯の流入を阻止する逆止弁104が設けられている。湯張り弁103を開弁することにより、給湯管86から湯張り管100及び風呂循環路102を介して浴槽101に湯を供給することができる。
風呂循環路102には、浴槽101内の湯水を風呂循環路102を介して循環させる風呂循環ポンプ105と、追焚き熱交換器87とが設けられている。追焚き熱交換器87は、追焚き往管107及び追焚き戻管108を介して暖房循環路40に接続されている。追焚き往管107には、追焚き往管107を開閉する追焚き弁109が設けられている。
コントローラ150は、風呂循環ポンプ105を作動させて、浴槽101内の湯水を風呂循環路102を介して循環させた状態で、追焚き弁109を開弁し、後述する暖房循環ポンプ111を作動させて暖房循環路40から追焚き往管107及び追焚き戻管108を介して追焚き熱交換器87に温水を循環供給することによって、浴槽101内の湯水を追焚きする。
第2熱交換器77は、暖房循環路40の途中に設けられており、第2バーナ76の燃焼熱によって、暖房循環路40内を流通する温水を加熱する。暖房循環路40は、第2熱交換器77の他に、床暖房機200(本発明の暖房端末に相当する)及び温風暖房機210に、温水による熱を供給する。
暖房循環路40には、上述したヒートポンプ熱交換器55及び暖房補助熱源機75の第2熱交換器77と、シスターン110と、暖房循環ポンプ111とが設けられている。また、暖房循環路40は、暖房循環ポンプ111と第2熱交換器77の間の箇所で低温暖房路112と高温暖房路130とに分岐している。
高温暖房路130には温風暖房機210が接続され、低温暖房路112には床暖房機200が接続されている。高温暖房路130と低温暖房路112は、温風暖房機210及び床暖房機200の下流側で合流している。高温暖房路130と温風暖房機210の接続部と第2熱交換器77の間の箇所で高温暖房路130から分岐してシスターン110に連通する暖房バイパス路113が設けられ、暖房バイパス路113には、暖房バイパス路113の開度を調節する暖房バイパス調節弁114が設けられている。
暖房循環路40の暖房循環ポンプ111の出口付近には、暖房循環ポンプ111から送出される温水の温度を検出する戻り温水温度センサ115が設けられている。また、暖房循環路40の第2熱交換器77の出口付近には、第2熱交換器77から送出される温水の温度を検出する往き温水温度センサ116が設けられている。
低温暖房路112は、熱動弁120を介して床暖房機200に接続されており、熱動弁120の開閉によって、低温暖房路112から床暖房機200への温水の供給と停止が切替えられる。また、高温暖房路130から温風暖房機210への温水の供給と停止は、温風暖房機210に備えられた熱動弁211の開閉により行われる。床暖房機200を操作するための床暖房リモコン201には、床暖房機200が設置された室内の温度を検出する室温センサ202が接続されている。
床暖房リモコン201とコントローラ150は、通信可能に接続され、床暖房リモコン201により設定された目標暖房温度のデータと、室温センサ202による検出温度のデータが、コントローラ150に送信される。
コントローラ150は、図示しないCPU,メモリ等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに保持されたヒートポンプ熱源システムの制御用プログラムを、CPUで実行することによって、オンオフデューティ決定部151、暖房制御部152、暖房履歴保持部153、暖房実行予測部154、沸かし上げ温度設定部155、及びタンク制御部156として機能する。
熱源リモコン160は、コントローラ150と通信可能に接続されている。熱源リモコン160には、ヒートポンプ熱源システムの運転状態や運転条件の設定状態等を表示する表示器161と、ヒートポンプ熱源システムの運転条件等を設定する操作部162とが備えられている。
ヒートポンプ熱源システムの使用者は、熱源リモコン160の操作部162を操作することによって、貯湯タンク11内の湯水の沸き上げ指示、給湯口31からの給湯温度(設定給湯温度)、浴槽101への給湯温度(設定湯張り温度)等を設定することができる。
オンオフデューティ決定部151は、床暖房機200の暖房運転の実行中に、床暖房リモコン201により設定された設定暖房温度と室温センサ202の検出温度との差に応じて、図4に示したオンオフデューティ設定テーブルに従って、1制御周期(20分)において、暖房循環ポンプ111を作動させて床暖房機200の温水を供給する期間(オン期間)と、暖房循環ポンプ111を停止させて床暖房機200への温水供給を停止する期間(オフ期間)の割合であるオンオフデューティを、1速〜9速の9段階に切替える。
暖房制御部152は、床暖房機200の暖房運転(後述する第1暖房運転及び第2暖房運転)を実行する。暖房履歴保持部153は、床暖房機200の過去の暖房運転の実行履歴を示す暖房履歴データを保持する。沸かし上げ温度設定部155は、貯湯タンク11内の湯水の沸かし上げ温度を決定する。暖房実行予測部154は、床暖房機200の過去の運転履歴及び外気温度センサ67の検出温度等に基づいて、所定時間以内に床暖房機200の暖房運転が実行されるか否かを予測する。タンク制御部156は、貯湯タンク11内の湯水を、沸かし上げ温度設定部155により設定された沸かし上げ温度まで加熱する。
ガス熱源ユニット80に備えられた各センサの検出信号はコントローラ150に入力される。また、コントローラ150から出力される制御信号によって、第1バーナ71、第2バーナ76、水量調節弁90、止水弁93、湯張り弁103、風呂循環ポンプ105、追焚き弁109、暖房循環ポンプ111、暖房バイパス調節弁114、及び熱動弁120の作動が制御される。
次に、図2〜図3に示したフローチャートに従って、コントローラ150による床暖房機200の暖房運転(床暖房運転)の実行処理について説明する。
図2のSTEP1は、暖房実行予測部154による処理である。暖房実行予測部154は、暖房履歴保持部153により保持された過去の床暖房機200の暖房運転の履歴データ(例えば、過去1週間分の暖房運転の履歴データ)に基づいて、STEP1の実行時から所定時間(例えば、12時間)以内に暖房運転が実行されるか否かを予測する。
具体的には、例えば、暖房運転の履歴から、過去7日間におけるSTEP1の実行時から所定時間以内の時間帯で、暖房運転が実行された実績(この時間帯に床暖房運転が実行された日数/7×100%)が、所定の判定基準(例えば、80%)以上であるときに、暖房実行予測部154は、所定時間以内に床暖房運転が実行されると予測する。一方、暖房運転が実行された実績が判定基準未満であるときに、暖房実行予測部154は、所定時間以内に床暖房運転が実行されないと予測する。
なお、暖房実行予測部154による所定時間以内に床暖房運転が実行されるか否かの予測は、過去の床暖房運転の履歴による場合の他、外気温度センサ67による検出温度や、気象情報等に基づいて判断してもよい。
外気温度センサ67の検出温度による場合は、暖房実行予測部154は、外気温度センサ67の検出温度が所定の低温判定温度(例えば、10℃)以下であるときに、所定時間以内に床暖房運転が実行されると予測する。また、暖房実行予測部154は、外気温度センサ67の検出温度が低温判定温度よりも高いとき(夏季等)には、所定時間以内に床暖房運転が実行されないと予測する。
この場合には、STEP1の処理を省略して、STEP2で外気温度センサ67の検出温度が低温判定温度以下であるか否かを判断すればよい。なお、外気温度センサ67の検出温度ではなく、通信により取得した気象情報から外気温度の情報を取得してもよい。
次のSTEP2〜STEP3及びSTEP20は、沸かし上げ温度設定部155による処理である。沸かし上げ温度設定部155は、STEP2で、暖房実行予測部154により所定時間以内の床暖房運転の実行が予測されているか否かを判断する。
そして、所定時間以内の床暖房運転の実行が予測されているときは、STEP3に進み、沸かし上げ温度設定部155は、貯湯タンク11内の湯水の沸かし上げ温度を45℃(本発明の給湯熱交換器でのヒートポンプ熱媒体から湯水への放熱が可能な暖房優先温度に相当する)以下に設定する。
なお、45℃という温度は、床暖房運転が終了したときに、貯湯タンク11内の湯水の温度が55℃以下となり、暖房運転中のヒートポンプ熱交換器55でのヒートポンプ循環路52の熱媒体からタンク循環路41の湯水への放熱が、維持されるように設定したものである。
一方、所定時間以内の床暖房運転の実行が予測されていないときには、STEP20に分岐し、沸かし上げ温度設定部155は、熱源リモコン160により設定されている給湯温度(設定給湯温度又は設定湯張り温度)に応じた沸かし上げ温度(本発明の給湯優先温度に相当する)を、以下の表1に従って設定する。
Figure 0005925035
タンク制御部156は、貯湯タンク11が湯切れ状態となったときに、タンク循環ポンプ66を作動させると共に、ヒートポンプ51を起動して、貯湯タンク11内の湯水を沸かし上げ温度まで加熱する。なお、貯湯タンク11内の湯切れ判定温度(例えば、沸かし上げ温度−5℃)以上の湯水の残量が、所定の湯切れ判定量以下になったときに、貯湯タンク11が湯切れ状態にあると判断される。具体的には、(1)給湯補助熱源機70の作動、(2)タンク温度センサ17の検出温度が湯切れ判定温度以下まで低下、(3)湯温度センサ26の検出温度が湯切れ判定温度以下まで低下、等により判断される。
次のSTEP4以下は、暖房制御部152による第1暖房運転の処理である。暖房制御部152は、STEP4で、床暖房リモコン201からの床暖房運転の開始指示を認識したときにSTEP5に進み、ヒートポンプ51を起動する。また、STEP6で、暖房制御部152は、暖房側混合弁48により、ヒートポンプバイパス路42への温水の循環を禁止して、ヒートポンプ熱交換器55を経由して暖房循環路40内を湯水が循環する第1暖房循環状態とする。
ここで、オンオフデューティ決定部151は、上述したように、床暖房運転が実行されているときに、床暖房設定温度と室温センサ202の検出温度との差(本発明の所定条件に相当する)に応じて、1速〜9速の9段階でオンオフデューティを切替える。なお、第1暖房運転におけるオンオフデューティのオン期間は本発明の暖房オン状態に相当し、オフ期間は本発明の暖房オフ状態に相当する。
STEP7〜STEP11はオン期間での処理である。コントローラ150は、STEP7で暖房循環ポンプ111を作動させて、暖房循環路40、及び、暖房循環路40から分岐した低温暖房路112と暖房バイパス路113(以下、暖房循環路40等という)に、温水を循環させる。これにより、ヒートポンプ熱交換器55で、暖房循環路40等内を循環する温水を加熱する。
また、STEP8で、コントローラ150はタンク循環ポンプ66を停止状態とし、貯湯タンク11内の湯水の加熱を禁止する。続くSTEP9で、コントローラ150は、床暖房リモコン201により床暖房の停止指示がなされたか否かを判断する。そして、床暖房の停止指示がなされたときはSTEP30に分岐して、ヒートポンプ51を停止し、次のSTEP31で暖房循環ポンプ111を停止して床暖房運転(第1暖房運転)を終了し、STEP1に戻る。
一方、床暖房の停止指示がなされていないときにはSTEP10に進み、タンク制御部156により貯湯タンク11の蓄熱要求がされているか否かを判断する。そして、蓄熱要求がされているときにはSTEP40に分岐し、暖房制御部152は、「給湯優先制御」を実行する。
なお、タンク制御部156による蓄熱要求は、貯湯タンク11の湯切れが生じているとき、及びレジオネラ菌の滅菌対策のために、貯湯タンク11内の湯水を高温(例えば、60〜65℃)に沸かし上げるときになされる。
「給湯優先制御」では、コントローラ150は、暖房側混合弁48を、ヒートポンプ熱交換器55をバイパスする第2暖房循環状態(床暖房機200からヒートポンプ熱交換器55側への温水の流通を禁止して、ヒートポンプバイパス路42を経由して暖房循環路40内に湯水が循環する状態)として、第2バーナ76を燃焼させ、第2熱交換器77により暖房循環路40等内を流通する温水を加熱する第2暖房運転を実行する。また、タンク制御部156は、タンク循環ポンプ66を作動させて、ヒートポンプ51により貯湯タンク11内の湯水を沸かし上げ温度まで加熱する沸かし上げ運転を実行する。
次のSTEP11で、暖房制御部152は、オフ期間であるか否か(オンオフデューティ決定部151によりオン期間からオフ期間に切替えられたか否か)を判断し、オフ期間でないときはSTEP7に戻る。一方、オフ期間であるときには、図3のSTEP12に進む。図3のSTEP12〜STEP18は、オフ期間での処理である。
コントローラ150は、STEP12で暖房循環ポンプ111を停止して、暖房循環路40等内の温水の循環を停止する。これにより、床暖房機200からの放熱が減少する。また、続くSTEP13で、コントローラ150は、タンク循環ポンプ66を作動させる。
タンク循環ポンプ66を作動させることにより、ヒートポンプ熱交換器55において、ヒートポンプ循環路52内を流通する熱媒体からの放熱を、タンク循環路41内を流通する湯水により吸熱することができる。そのため、ヒートポンプ51を作動状態に維持してヒートポンプのON/OFF回数を減らすことができ、これにより、ヒートポンプ51の効率が低下することを抑制することができる。
続くSTEP14で、暖房制御部152は、ヒートポンプ51の加熱量を、STEP12で暖房循環ポンプ111を停止した時点(前回のオン期間からオフ期間への切り替え時点)の加熱量に維持する。また、次のSTEP15で、暖房制御部152は、湯温度センサ69により検出される貯湯タンク11に戻る湯水の温度が、沸き上げ温度となるように、タンク循環ポンプ66の回転速度を調節してタンク循環路41内の湯水の流量を制御する。これにより、貯湯タンク11内の上部に貯まった湯水の温度を沸き上げ温度に保持することができる。
続くSTEP16で、コントローラ150は、床暖房リモコン201により床暖房の停止指示がなされたか否かを判断する。そして、床暖房の停止指示がなされたときはSTEP50に分岐して、ヒートポンプ51を停止し、次のSTEP51でタンク循環ポンプ66を停止して床暖房運転を終了し、図2のSTEP1に戻る。
一方、床暖房の停止指示がなされていないときにはSTEP17に進み、タンク制御部156により貯湯タンク11の蓄熱要求がされているか否かを判断する。そして、蓄熱要求がされているときにはSTEP60に分岐し、暖房制御部152は、上述したSTEP40と同様に「給湯優先制御」を実行する。
一方、蓄熱要求がされていないときにはSTEP18に進み、暖房制御部152は、オン期間であるか否か(オンオフデューティ決定部151によりオフ期間からオン期間に切替えられたか否か)を判断し、オン期間でないときはSTEP12に戻る。一方、オン期間であるときには、図2のSTEP7に進む。
図2〜図3の処理では、図3のSTEP12〜STEP18のオフ期間においても、タンク循環ポンプ66を作動させることによって、ヒートポンプ51を作動状態としているため、床暖房運転の実行中にヒートポンプ51を作動状態に維持することができる。そして、これにより、床暖房運転中のヒートポンプ51の効率を高めつつ、オンオフデューティの切り替えにより床暖房機200からの放熱量を安定して制御することができる。
なお、本実施形態では、本発明の暖房熱交換器及び給湯熱交換器として、ヒートポンプ51のヒートポンプ循環路52と、タンク循環路41と、暖房循環路40とが接続されたヒートポンプ熱交換器55を示したが、ヒートポンプ循環路52とタンク循環路41に接続された熱交換器(本発明の暖房熱交換器)と、ヒートポンプ循環路52と暖房循環路40に接続された熱交換器(本発明の放熱用熱交換器)を、別個に備えてもよい。
また、本実施形態では、図2のSTEP10又は図3のSTEP17で、タンク制御部156から蓄熱要求があったときに、「給湯優先制御」を行って暖房補助熱源機75により暖房循環路40内を循環する温水を加熱する第2暖房運転を実行したが、「給湯優先制御」を行わない場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、図3のSTEP13で、オフ期間中のヒートポンプ51の加熱量を、オン期間からオフ期間に切替わった時点での加熱量に維持する処理を行ったが、この処理を行わない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、図3のSTEP14で、オフ期間中のタンク循環路41内を流通する湯水の流量を、貯湯タンク11に戻る湯水の温度が沸き上げ温度となるように制御したが、この制御を行わない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、図2のSTEP10及び図3のSTEP17で、タンク制御部156からの蓄熱要求があったときに、「給湯優先制御」により第1暖房運転から第2暖房運転に切替えたが、貯湯タンク11内の暖房優先温度以下の湯水が所定の判定量以下になって、第1暖房運転における暖房オフ状態でのヒートポンプ熱交換器55でのヒートポンプ51の熱媒体からタンク循環路41の湯水への放熱が不可若しくは不十分になったときにも、第1暖房運転から第2暖房運転に切替えて、ヒートポンプ51の過熱を防止するようにしてもよい。
また、第2暖房運転において、暖房補助熱源機75及び暖房循環ポンプ111をオン(作動)/オフ(停止)させるデューティ制御により、床暖房機200の放熱量を制御してもよい。
また、本実施形態では、本発明の暖房端末として床暖房機200を例に説明したが、温風暖房機210を本発明の暖房端末として本発明を適用することも可能である。
1…ヒートポンプ熱源システム、10…貯湯ユニット、11…貯湯タンク、40…暖房循環路、41…タンク循環路、42…ヒートポンプバイパス路、48…暖房側混合弁(暖房循環経路切替部)、50…ヒートポンプユニット、51…ヒートポンプ、52…ヒートポンプ循環路、55…ヒートポンプ熱交換器(給湯熱交換器、暖房熱交換器)、70…給湯補助熱源機、75…暖房補助熱源機、80…ガス熱源ユニット、150…コントローラ、151…オンオフデューティ決定部、152…暖房制御部、153…暖房履歴保持部、154…暖房実行予測部、155…沸かし上げ温度設定部、156…タンク制御部、200…床暖房機。

Claims (5)

  1. 下部に給水管が接続されると共に上部に給湯管が接続され、該給水管から供給される水が貯められる貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの下部と上部を接続したタンク循環路と、
    前記貯湯タンクの下部に貯まった水を前記タンク循環路を介して前記貯湯タンクの上部に循環させるタンク循環ポンプと、
    前記給湯管の途中に設けられ、前記貯湯タンクから前記給湯管に所定の設定給湯温度よりも低い温度の湯水が供給されているときに、前記給湯管から流入する湯水を該設定給湯温度まで加熱して前記給湯管に出湯する給湯補助熱源機と、
    暖房端末が接続された暖房循環路と、
    前記暖房循環路内に暖房熱媒体を循環させる暖房循環ポンプと、
    ヒートポンプ循環路を有し、該ヒートポンプ循環路内を循環するヒートポンプ熱媒体を加熱するヒートポンプと、
    前記ヒートポンプ循環路及び前記タンク循環路の途中に設けられて、前記ヒートポンプ循環路内を循環するヒートポンプ熱媒体と、前記タンク循環路内を循環する湯水との間で熱交換を行う給湯熱交換器と、
    前記ヒートポンプ循環路及び前記暖房循環路の途中に設けられて、前記ヒートポンプ循環路内を流通するヒートポンプ熱媒体と、前記暖房循環路内を流通する暖房熱媒体との間で熱交換を行う暖房熱交換器と、
    所定条件に基づいて、前記ヒートポンプを作動状態に維持しつつ、前記タンク循環ポンプを停止状態として前記暖房循環ポンプを作動させることにより、前記暖房熱交換器で暖房熱媒体をヒートポンプ熱媒体により加熱する暖房オン状態と、前記暖房循環ポンプを停止状態として前記タンク循環ポンプを作動させることにより、前記給湯熱交換器でヒートポンプ熱媒体から湯水に放熱する暖房オフ状態とを切り替えて、前記暖房端末による暖房を行なう第1暖房運転を実行する暖房制御部と備えたヒートポンプ熱源システムであって、
    所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かを予測する暖房実行予測部と、
    前記暖房実行予測部により所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されると予測されているときは、前記暖房オフ状態において前記給湯熱交換器でのヒートポンプ熱媒体から湯水への放熱が可能な暖房優先温度を、前記貯湯タンク内の湯水の沸かし上げ温度に設定し、前記暖房実行予測部により前記所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されると予測されていないときには、前記設定給湯温度以上の給湯優先温度を前記沸かし上げ温度に設定する沸かし上げ温度設定部と、
    前記貯湯タンクが湯切れ状態になったときに、前記タンク循環ポンプと前記ヒートポンプを作動させて、前記貯湯タンク内の湯水を前記沸かし上げ温度まで加熱する沸かし上げ運転を実行するタンク制御部とを備えたことを特徴とするヒートポンプ熱源システム。
  2. 請求項1に記載のヒートポンプ熱源システムにおいて、
    前記暖房制御部による前記第1暖房運転の実行履歴を示す暖房履歴データを保持する暖房履歴保持部を備え、
    前記暖房実行予測部は、前記暖房履歴データに基づいて前記所定時間以内に前記第1暖房運転が実行されるか否かを予測することを特徴とするヒートポンプ熱源システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプ熱源システムにおいて、
    外気温度を検出する外気温度センサを備え、
    前記暖房実行予測部は、前記外気温度センサの検出温度が所定の低温判定温度よりも高いときに、前記第1暖房運転が前記所定時間以内に実行されないと予測することを特徴とするヒートポンプ熱源システム。
  4. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のヒートポンプ熱源システムにおいて、
    前記暖房循環路の途中に設けられて、前記暖房循環路内を循環する暖房熱媒体を加熱する暖房補助熱源機と、
    前記暖房熱交換器をバイパスして前記暖房循環路を連通するヒートポンプバイパス路と、
    前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記ヒートポンプバイパス路への流通を禁止して前記暖房熱交換器を経由して循環させる第1暖房循環状態と、前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記暖房熱交換器への流通を禁止して前記ヒートポンプバイパス路を経由して循環させる第2暖房循環状態とを切替える暖房循環経路切替部とを備え、
    前記暖房制御部は、
    前記沸かし上げ運転が実行されていないときは、前記第1暖房循環状態として前記第1暖房運転を実行し、
    前記沸かし上げ運転が実行されているときには、前記第2暖房循環状態として前記暖房循環ポンプを作動させ、前記暖房補助熱源機により前記暖房循環路内を流通する暖房熱媒体を加熱することによって、前記暖房端末による暖房を行なう第2暖房運転を実行することを特徴とするヒートポンプ熱源システム。
  5. 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のヒートポンプ熱源システムにおいて、
    前記暖房循環路の途中に設けられて、前記暖房循環路内を循環する暖房熱媒体を加熱する暖房補助熱源機と、
    前記暖房熱交換器をバイパスして前記暖房循環路を連通するヒートポンプバイパス路と、
    前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記ヒートポンプバイパス路への流通を禁止して前記暖房熱交換器を経由して循環させる第1暖房循環状態と、前記暖房循環路内の暖房熱媒体を、前記暖房熱交換器への流通を禁止して前記ヒートポンプバイパス路を経由して循環させる第2暖房循環状態とを、切替える暖房循環経路切替部とを備え、
    前記暖房制御部は、
    前記貯湯タンク内の前記暖房優先温度以下の湯水が所定の判定量よりも多いときは、前記第1暖房循環状態として前記第1暖房運転を実行し、
    前記貯湯タンク内の前記暖房優先温度以下の湯水が前記判定量以下であるときには、前記第2暖房循環状態として前記暖房循環ポンプを作動させ、前記暖房補助熱源機により前記暖房循環路内を流通する暖房熱媒体を加熱することによって、前記暖房端末による暖房を行なう第2暖房運転を実行することを特徴とするヒートポンプ熱源システム。
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