JP2004249701A - 爆発防止タイヤの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを減らす爆発防止タイヤの製造方法の提供。
【解決手段】本発明は爆発防止タイヤの製造方法を提供し、それは、既存のタイヤ生産設備を改変せずに、タイヤ内環部分に環状凸フックを具えたタイヤを製造でき、爆発防止タイヤの製造コストを下げることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は爆発防止タイヤの製造方法を提供し、それは、既存のタイヤ生産設備を改変せずに、タイヤ内環部分に環状凸フックを具えたタイヤを製造でき、爆発防止タイヤの製造コストを下げることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は爆発防止タイヤの製造方法に係り、特に、既存のタイヤ生産設備を改変せずに、タイヤ内環部分に環状凸フックを具えたタイヤを製造でき、爆発防止タイヤの製造コストを下げることができる爆発防止タイヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人はすでに系列をなす複数のタイヤの爆発防止構造に係るパテント出願をなしており、それらは、いずれもタイヤの内環両側部分(図1)に環形凸フック10を凸設し、各種予備タイヤ体100の増設に供するようにしたことを特徴とする、安全爆発防止タイヤ1000構造の設計である。しかし、現在のタイヤ製造設備及び技術では、順調にタイヤの環形凸フック構造の設置を完成できず、タイヤ生産設備の各装置、技術を改変することが執拗であり、このため製造コストが多くかかる。また、真に新式の特殊な製造設備と技術に改変しても、その効果がどれほどかは予想しがたく、いろいろなことを考慮すると、いずれにも有利な方式というものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は既存の生産設備と技術を使用して低い製造コストで安全爆発防止タイヤを製造する方法を提供するものであり、すなわち、既存のタイヤ生産設備を利用し、爆発防止タイヤの環形凸フックの設置を完成できるようにし、且つコスト節約と大量生産の要求に符合する爆発防止タイヤの製造方法を提供する。
【0004】
本発明の爆発防止タイヤの製造方法によると、既存のタイヤ生産設備及び生産フローを改変せずに、環形凸フックを具えたタイヤを製造し、これにより製造コストダウンと爆発防止タイヤを完成する機能を達成する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、爆発防止タイヤの製造方法において、タイヤ半製品の成型筒の両側環部分に大円弧角を設け、この両側の大円弧角部分に環形凸フックと環形補助パッド樹脂体を貼り付け、さらに気密樹脂層と各タイヤ層を貼り付けてタイヤ半製品を形成し、そのうち、環形補助パッド樹脂体は環形凸フック成型を補助するモールドパッドとされ、環形補助パッド樹脂体の材料と各タイヤ層及び環形凸フックは相互に不融合の特性を有するものとし、
さらに、成型完成したタイヤ半製品に対して、加硫方式を運用し、型及び加硫バッグを利用し、高温高圧を加え、そのうち、タイヤ半製品の両側内環部分の環形補助パッド樹脂体は環形凸フックの成型の補助を行なうものとし、加硫バッグが高温、高圧を受けて拡張してタイヤ半製品内面を圧迫してタイヤ半製品を型と緊密に接合させ、高温、高圧下でタイヤ半製品に硫化作用を発生させて熟成させ、並びにその弾性と強度を増し、これにより環形凸フックを具えた爆発防止タイヤを形成することを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の爆発防止タイヤの製造方法において、爆発防止タイヤの内環両側の環形補助パッド樹脂体はタイヤ材質と不融合の特性を有し、ゆえにタイヤの加熱加圧成型後に容易に取り出せ、則ち特殊な環形凸フックを形成し、環形凸フックにより各種の予備タイヤ体を増設して爆発防止タイヤを形成できることを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は製造収益を増すことのできる爆発防止タイヤの製造方法を提供する。本発明のタイヤの製造過程は以下のとおりである。まず、樹脂の混練を行い、天然ゴム、合成ゴム、炭素煙、イオウ、樹脂等の材料とその他の添加剤を混練し、タイヤの各層構造、例えばトレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ等は、それぞれ異なる樹脂組成及びその他の成分の組合せに違いがあり、これによりそれぞれ混練加工を行う。
【0007】
各タイヤ層、則ちトレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ及び本発明の特殊な(図1、図2)環形凸フック10、環形補助パッド樹脂体101は、上述の混練により必要な樹脂を加工してその基本形態を形成し、材料の準備と積層されるタイヤ層材を成型筒に貼り付けてタイヤ半製品を形成し、さらにタイヤ半製品に対して加熱硫化を行い弾性を具備しそのタイヤ強度が増されたタイヤ製品を形成する。
【0008】
本発明の爆発防止タイヤの製造方法の主要な特徴は、タイヤ半製品の成型筒20の両側環部分に大円弧角201を設け、この両側の大円弧角201部分に環形凸フック10と環形補助パッド樹脂体101を貼り付け、さらに気密樹脂層102と各タイヤ層103(トレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ等の必要な樹脂層の組合せ)を貼り付けてタイヤ半製品104を形成することにある。そのうち、環形補助パッド樹脂体101は環形凸フック10成型を補助するモールドパッドとされ、その材料と各タイヤ層103及び環形凸フック10は相互に不融合の特性を有するものとされる。
【0009】
さらに、図3に示されるように、成型完成したタイヤ半製品104に対して、一般のタイヤの加硫方式を運用し、型30、30a及び加硫バッグ40(図4)を利用し、高温高圧を加える。そのうち、タイヤ半製品104の両側内環部分の環形補助パッド樹脂体101は環形凸フック10の成型の補助を行ない、加硫バッグ40が高温、高圧を受けて拡張してタイヤ半製品104内面を圧迫してタイヤ半製品104を型30、30aと緊密に接合させ、高温、高圧下でタイヤ半製品104に硫化作用を発生させて熟成させ、並びにその弾性と強度を増し、これにより特殊な環形凸フック10を具えた爆発防止タイヤ1000(図5、6)を形成する。
【0010】
図6は加熱、加圧成型された爆発防止タイヤ1000を示し、その内環両側の環形補助パッド樹脂体101はタイヤ材質と不融合の特性を有し、ゆえにタイヤの加熱加圧成型後に容易に取り出せ、則ち特殊な環形凸フック10を形成し、図1に示されるように、環形凸フック10は各種の予備タイヤ体100の増設に供され、これにより爆発防止タイヤ1000を形成できる(図6)。
【0011】
【発明の効果】
以上から分かるように、本発明の方法で使用される成型筒の大円弧角により、確実に環形凸フックと環形補助パッド樹脂体が当接し、順調な施工により環形凸フックを具えたタイヤを形成でき、また、環形補助パッド樹脂体が環形凸フックの成型と加圧、加熱を平均させる機能を有する。
【0012】
本発明は未だ公開使用されておらず、特許の要件に符合している。なお、以上の実施例は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により実施される爆発防止タイヤの断面図である。
【図2】本発明で使用される成型筒構造及びタイヤ半製品の断面図である。
【図3】本発明のタイヤ半製品を型に置く分解斜視図である。
【図4】本発明のタイヤ半製品を型に置いて加熱し及び加硫バッグを入れて加熱、加圧して硫化作用を形成させて成型する断面図である。
【図5】本発明による爆発防止タイヤの斜視図である。
【図6】本発明による爆発防止タイヤの環形補助パッド樹脂体を取り外して環形凸フックを具えたタイヤを形成する断面図である。
【符号の説明】
10 環形凸フック
100 予備タイヤ体
101 環形補助パッド樹脂体
102 気密樹脂層
103 タイヤ層
104 タイヤ半製品
20 成型筒
201 大円弧角
30、30a 型
40 加硫バッグ
1000 爆発防止タイヤ
【発明の属する技術分野】
本発明は爆発防止タイヤの製造方法に係り、特に、既存のタイヤ生産設備を改変せずに、タイヤ内環部分に環状凸フックを具えたタイヤを製造でき、爆発防止タイヤの製造コストを下げることができる爆発防止タイヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
出願人はすでに系列をなす複数のタイヤの爆発防止構造に係るパテント出願をなしており、それらは、いずれもタイヤの内環両側部分(図1)に環形凸フック10を凸設し、各種予備タイヤ体100の増設に供するようにしたことを特徴とする、安全爆発防止タイヤ1000構造の設計である。しかし、現在のタイヤ製造設備及び技術では、順調にタイヤの環形凸フック構造の設置を完成できず、タイヤ生産設備の各装置、技術を改変することが執拗であり、このため製造コストが多くかかる。また、真に新式の特殊な製造設備と技術に改変しても、その効果がどれほどかは予想しがたく、いろいろなことを考慮すると、いずれにも有利な方式というものはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は既存の生産設備と技術を使用して低い製造コストで安全爆発防止タイヤを製造する方法を提供するものであり、すなわち、既存のタイヤ生産設備を利用し、爆発防止タイヤの環形凸フックの設置を完成できるようにし、且つコスト節約と大量生産の要求に符合する爆発防止タイヤの製造方法を提供する。
【0004】
本発明の爆発防止タイヤの製造方法によると、既存のタイヤ生産設備及び生産フローを改変せずに、環形凸フックを具えたタイヤを製造し、これにより製造コストダウンと爆発防止タイヤを完成する機能を達成する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、爆発防止タイヤの製造方法において、タイヤ半製品の成型筒の両側環部分に大円弧角を設け、この両側の大円弧角部分に環形凸フックと環形補助パッド樹脂体を貼り付け、さらに気密樹脂層と各タイヤ層を貼り付けてタイヤ半製品を形成し、そのうち、環形補助パッド樹脂体は環形凸フック成型を補助するモールドパッドとされ、環形補助パッド樹脂体の材料と各タイヤ層及び環形凸フックは相互に不融合の特性を有するものとし、
さらに、成型完成したタイヤ半製品に対して、加硫方式を運用し、型及び加硫バッグを利用し、高温高圧を加え、そのうち、タイヤ半製品の両側内環部分の環形補助パッド樹脂体は環形凸フックの成型の補助を行なうものとし、加硫バッグが高温、高圧を受けて拡張してタイヤ半製品内面を圧迫してタイヤ半製品を型と緊密に接合させ、高温、高圧下でタイヤ半製品に硫化作用を発生させて熟成させ、並びにその弾性と強度を増し、これにより環形凸フックを具えた爆発防止タイヤを形成することを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の爆発防止タイヤの製造方法において、爆発防止タイヤの内環両側の環形補助パッド樹脂体はタイヤ材質と不融合の特性を有し、ゆえにタイヤの加熱加圧成型後に容易に取り出せ、則ち特殊な環形凸フックを形成し、環形凸フックにより各種の予備タイヤ体を増設して爆発防止タイヤを形成できることを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は製造収益を増すことのできる爆発防止タイヤの製造方法を提供する。本発明のタイヤの製造過程は以下のとおりである。まず、樹脂の混練を行い、天然ゴム、合成ゴム、炭素煙、イオウ、樹脂等の材料とその他の添加剤を混練し、タイヤの各層構造、例えばトレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ等は、それぞれ異なる樹脂組成及びその他の成分の組合せに違いがあり、これによりそれぞれ混練加工を行う。
【0007】
各タイヤ層、則ちトレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ及び本発明の特殊な(図1、図2)環形凸フック10、環形補助パッド樹脂体101は、上述の混練により必要な樹脂を加工してその基本形態を形成し、材料の準備と積層されるタイヤ層材を成型筒に貼り付けてタイヤ半製品を形成し、さらにタイヤ半製品に対して加熱硫化を行い弾性を具備しそのタイヤ強度が増されたタイヤ製品を形成する。
【0008】
本発明の爆発防止タイヤの製造方法の主要な特徴は、タイヤ半製品の成型筒20の両側環部分に大円弧角201を設け、この両側の大円弧角201部分に環形凸フック10と環形補助パッド樹脂体101を貼り付け、さらに気密樹脂層102と各タイヤ層103(トレッド、サイドウォール、タイヤ本体、ショルダー、リップ等の必要な樹脂層の組合せ)を貼り付けてタイヤ半製品104を形成することにある。そのうち、環形補助パッド樹脂体101は環形凸フック10成型を補助するモールドパッドとされ、その材料と各タイヤ層103及び環形凸フック10は相互に不融合の特性を有するものとされる。
【0009】
さらに、図3に示されるように、成型完成したタイヤ半製品104に対して、一般のタイヤの加硫方式を運用し、型30、30a及び加硫バッグ40(図4)を利用し、高温高圧を加える。そのうち、タイヤ半製品104の両側内環部分の環形補助パッド樹脂体101は環形凸フック10の成型の補助を行ない、加硫バッグ40が高温、高圧を受けて拡張してタイヤ半製品104内面を圧迫してタイヤ半製品104を型30、30aと緊密に接合させ、高温、高圧下でタイヤ半製品104に硫化作用を発生させて熟成させ、並びにその弾性と強度を増し、これにより特殊な環形凸フック10を具えた爆発防止タイヤ1000(図5、6)を形成する。
【0010】
図6は加熱、加圧成型された爆発防止タイヤ1000を示し、その内環両側の環形補助パッド樹脂体101はタイヤ材質と不融合の特性を有し、ゆえにタイヤの加熱加圧成型後に容易に取り出せ、則ち特殊な環形凸フック10を形成し、図1に示されるように、環形凸フック10は各種の予備タイヤ体100の増設に供され、これにより爆発防止タイヤ1000を形成できる(図6)。
【0011】
【発明の効果】
以上から分かるように、本発明の方法で使用される成型筒の大円弧角により、確実に環形凸フックと環形補助パッド樹脂体が当接し、順調な施工により環形凸フックを具えたタイヤを形成でき、また、環形補助パッド樹脂体が環形凸フックの成型と加圧、加熱を平均させる機能を有する。
【0012】
本発明は未だ公開使用されておらず、特許の要件に符合している。なお、以上の実施例は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により実施される爆発防止タイヤの断面図である。
【図2】本発明で使用される成型筒構造及びタイヤ半製品の断面図である。
【図3】本発明のタイヤ半製品を型に置く分解斜視図である。
【図4】本発明のタイヤ半製品を型に置いて加熱し及び加硫バッグを入れて加熱、加圧して硫化作用を形成させて成型する断面図である。
【図5】本発明による爆発防止タイヤの斜視図である。
【図6】本発明による爆発防止タイヤの環形補助パッド樹脂体を取り外して環形凸フックを具えたタイヤを形成する断面図である。
【符号の説明】
10 環形凸フック
100 予備タイヤ体
101 環形補助パッド樹脂体
102 気密樹脂層
103 タイヤ層
104 タイヤ半製品
20 成型筒
201 大円弧角
30、30a 型
40 加硫バッグ
1000 爆発防止タイヤ
Claims (2)
- 爆発防止タイヤの製造方法において、タイヤ半製品の成型筒の両側環部分に大円弧角を設け、この両側の大円弧角部分に環形凸フックと環形補助パッド樹脂体を貼り付け、さらに気密樹脂層と各タイヤ層を貼り付けてタイヤ半製品を形成し、そのうち、環形補助パッド樹脂体は環形凸フック成型を補助するモールドパッドとされ、環形補助パッド樹脂体の材料と各タイヤ層及び環形凸フックは相互に不融合の特性を有するものとし、
さらに、成型完成したタイヤ半製品に対して、加硫方式を運用し、型及び加硫バッグを利用し、高温高圧を加え、そのうち、タイヤ半製品の両側内環部分の環形補助パッド樹脂体は環形凸フックの成型の補助を行なうものとし、加硫バッグが高温、高圧を受けて拡張してタイヤ半製品内面を圧迫してタイヤ半製品を型と緊密に接合させ、高温、高圧下でタイヤ半製品に硫化作用を発生させて熟成させ、並びにその弾性と強度を増し、これにより環形凸フックを具えた爆発防止タイヤを形成することを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法。 - 請求項1記載の爆発防止タイヤの製造方法において、爆発防止タイヤの内環両側の環形補助パッド樹脂体はタイヤ材質と不融合の特性を有し、ゆえにタイヤの加熱加圧成型後に容易に取り出せ、則ち特殊な環形凸フックを形成し、環形凸フックにより各種の予備タイヤ体を増設して爆発防止タイヤを形成できることを特徴とする、爆発防止タイヤの製造方法。
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