JP2004220360A - 印刷装置、通信システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

印刷装置、通信システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷装置を用いたウェブページの閲覧を簡単な入力操作で行う。
【解決手段】本印刷装置では、1〜8の識別番号に対応させてウェブページのURL及びその内容を示すコメント情報を記憶しており、操作パネルにて「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンが押されると(S120:YES)、変数Mの値をそのダイヤルボタンの番号に変更し(S130)、この変数Mと同じ識別番号に対応させて記憶しているコメント情報を表示パネルに表示させる(S140)。その後、操作パネルのスタートボタンが押されると(S150:YES,S170:NO)、変数Mと同じ識別番号に対応させて記憶しているURLを読み出し(S180)、このURLに対応するウェブページを表すウェブページデータをインターネット網を介して取得して(S190)、このウェブページデータの表すウェブページの画像を用紙に印刷する(S200,S210)。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブページを閲覧するための技術に関し、特に、ウェブページを印刷する印刷装置、この印刷装置を有する通信システム、ウェブページを表示する情報処理装置、及び、この情報処理装置において用いられるプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネット上のウェブページを閲覧する技術が知られている。例えば、特許文献1には、ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)が複数の属性に分類されたデータベースを記憶する専用のアドレスリストサーバを備え、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという。)のユーザが、その専用のアドレスリストサーバに記憶されているデータベースから上記属性を基にURLを検索することで、所望のウェブページへのアクセスを容易に行うことができるようにした情報配信システムが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−256163号公報(第5−11頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、パソコンが有するユーザインターフェイス部(マウス、キーボード、ディスプレイなど)に比べ、プリンタやファクシミリなどの印刷装置が有するユーザインターフェイス部(操作パネルや表示パネルなど)は操作性が悪い。このため、ウェブページデータを直接取得して該データの表すウェブページを印刷媒体に印刷することでウェブページを閲覧可能とする印刷装置を考えた場合、所望のウェブページを閲覧するための入力操作としてそのウェブページのURLを手入力する際に非常に手間がかかるという問題が生じる。
【0005】
なお、上記情報配信システムのように、専用のアドレスリストサーバに記憶されているデータベースからURLを検索するように構成することも考えられるが、この場合、専用のアドレスリストサーバと通信できない状態ではウェブページを閲覧することができなくなってしまうため好ましくない。
【0006】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、印刷装置を用いたウェブページの閲覧を簡単な入力操作で行うことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の印刷装置は、複数のウェブページについてのアドレス情報(例えばURL)が記憶される記憶手段と、この記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段とを備えている。そして、本印刷装置では、選択手段が、入力手段に対して行われる情報選択操作に基づき記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択し、取得手段が、選択手段により選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク(例えばインターネット)経由で取得し、印刷手段が、取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体(例えば用紙)に印刷する。
【0008】
このような請求項1の印刷装置を用いれば、使用者は、記憶手段に記憶されている複数のウェブページについてのアドレス情報から所望のウェブページについてのアドレス情報を選択するだけの簡単な入力操作により、そのウェブページを印刷媒体に印刷して閲覧することができる。このため、例えばニュースなどのように内容が頻繁に更新されるウェブページを定期的に印刷して閲覧する場合、そのウェブページについてのアドレス情報を記憶手段に記憶させておけば、アドレス情報を毎回手入力する必要がない。なお、記憶手段にアドレス情報を記憶させる方法としては様々な方法が考えられるが、例えばアドレス情報を手入力することで記憶させるとしても、一旦アドレス情報を記憶させてしまえば次回からは同じアドレス情報を手入力する必要がないという効果が得られる。
【0009】
次に、請求項2に記載の通信システムは、第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続されたものである。
そして、本通信システムを構成する第1通信端末は、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される第1記憶手段を有すると共に、この第1記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて第1記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有している。そして更に、本第1通信端末では、情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報を第2通信端末へ送信する。
【0010】
一方、本通信システムを構成する第2通信端末は、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される第2記憶手段と、この第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段とを備えている。そして、本第2通信端末では、選択手段が、入力手段に対して行われる情報選択操作に基づき第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択し、取得手段が、選択手段により選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、印刷手段が、取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する。そして更に、本第2通信端末では、登録手段が、第1通信端末の情報通知手段により当該第2通信端末に送信されたアドレス情報を第2記憶手段に記憶させる。
【0011】
このような請求項2の通信システムによれば、上記請求項1の印刷装置によって得られる効果と同様の効果を、第2通信端末によって得ることができる。そして更に、本通信システムでは、第1通信端末にて表示手段に表示させて閲覧しているウェブページについてのアドレス情報を第1記憶手段に記憶させると、このアドレス情報が情報通知手段によって第2通信端末に送信されて第2記憶手段にも記憶されるため、簡単な操作でアドレス情報を第2記憶手段に記憶させることができる。
【0012】
ところで、第1通信端末の情報通知手段によるアドレス情報の送信は、定期的に行うことも考えられるが、例えば請求項3に記載のように、第1通信端末の情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報が変更されたと判断した場合に、その変更後の情報を第2通信端末へ送信するように構成されていれば、送信回数を少なくして第1通信端末と第2通信端末との間の通信トラフィックを低減することができる。
【0013】
また更に、請求項4に記載の通信システムでは、第2通信端末の第2記憶手段に、複数のウェブページについてのアドレス情報が識別番号と対応させて記憶されると共に、選択手段が、第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうち、情報選択操作で指示された識別番号に対応するアドレス情報を選択するように構成されている。また、本通信システムでは、第1通信端末の第1記憶手段に、識別番号に対応する複数の記憶領域が設けられていると共に、第1通信端末が、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を、第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち外部からの入力操作で指示された記憶領域に記憶させるように構成され、情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報を、そのアドレス情報が記憶されている記憶領域の識別番号と対応して第2記憶手段に記憶されるように、第2通信端末へ送信するように構成されている。そして更に、本通信システムでは、第1通信端末が、削除手段を備えており、この削除手段が、第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち、アドレス情報が既に記憶されている記憶領域に新たなアドレス情報が記憶された場合に、既に記憶されていたアドレス情報を削除する。
【0014】
このような請求項4の通信システムでは、使用者が、第1通信端末の表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を、第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち所望の識別番号に対応する記憶領域に記憶させる入力操作を行うと、この記憶領域にアドレス情報が記憶されると共に、このアドレス情報が第2通信端末へ送信されて、上記所望の識別番号に対応させて第2記憶手段に記憶される。このため、本通信システムによれば、使用者は、所望のウェブページについてのアドレス情報を所望の識別番号に対応させて第2通信端末側に記憶させることができ、その結果、第2通信端末にて所望の識別番号を用いて所望のウェブページについてのアドレス情報を選択することができる。そして更に、本通信システムでは、第1通信端末の削除手段により、第1記憶手段に設けられた記憶領域のうち、アドレス情報が既に記憶されている記憶領域に新たなアドレス情報が記憶された場合に、既に記憶されていたアドレス情報を削除するようにしているため、1つの識別番号に対応して複数のアドレス情報が存在してしまうことを防ぐことができる。
【0015】
次に、請求項5に記載の通信システムも、上記請求項2〜5の通信システムと同様、第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続されたものである。
そして、本通信システムを構成する第1通信端末は、複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶される第1記憶手段を有すると共に、この第1記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報を外部からの入力操作に応じて第1記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有している。そして更に、本第1通信端末では、情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報及び見出し情報を第2通信端末へ送信する。
【0016】
一方、本通信システムを構成する第2通信端末は、複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶される第2記憶手段と、この第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段とを備えている。そして、本第2通信端末では、選択手段が、入力手段に対して行われる情報選択操作に基づき第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択し、見出情報表示手段が、入力手段に対して情報選択操作が行われる際に、この情報選択操作で選択対象となるアドレス情報に対応するウェブページについての見出し情報を表示し、取得手段が、選択手段により選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、印刷手段が、取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する。そして更に、本第2通信端末では、登録手段が、第1通信端末の情報通知手段により当該第2通信端末に送信されたアドレス情報及び見出し情報を第2記憶手段に記憶させる。
【0017】
つまり、上記請求項2の通信システムが第1通信端末から第2通信端末へウェブページについてのアドレス情報を送信する構成であるのに対し、本請求項5の通信システムは、第1通信端末から第2通信端末へウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報を送信する構成となっており、更に、本通信システムでは、第2通信端末の見出情報表示手段により、情報選択操作で選択対象となるアドレス情報に対応するウェブページについての見出し情報を表示するようになっている。
【0018】
このような請求項5の通信システムによれば、上記請求項2の通信システムによって得られる効果と同様の効果を得ることができる。そして更に、本通信システムを用いれば、使用者は、第2通信端末にて情報選択操作を行う際に、選択対象となるアドレス情報に対応するウェブページについての見出し情報を見出情報表示手段により確認することができるため、異なるウェブページについてのアドレス情報を誤って選択してしまうことを防ぐことができる。
【0019】
そして特に、例えば請求項6に記載のように、第1通信端末の情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報又は見出し情報が変更されたと判断した場合に、その変更後の情報を第2通信端末へ送信するように構成されていれば、上記請求項3の通信システムによって得られる効果と同様の効果を得ることができる。
【0020】
また更に、請求項7に記載の通信システムでは、第2通信端末の第2記憶手段に、複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が識別番号と対応させて記憶されると共に、選択手段が、第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうち、情報選択操作で指示された識別番号に対応するアドレス情報を選択するように構成されている。また、本システムでは、第1通信端末の第1記憶手段に、識別番号に対応する複数の記憶領域が設けられていると共に、第1通信端末が、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報を、第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち外部からの入力操作で指示された記憶領域に記憶させるように構成され、情報通知手段が、第1記憶手段に記憶されているアドレス情報及び見出し情報を、そのアドレス情報及び見出し情報が記憶されている記憶領域の識別番号と対応して第2記憶手段に記憶されるように、第2通信端末へ送信するように構成されている。そして更に、本通信システムでは、第1通信端末が、削除手段を備えており、この削除手段が、第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち、アドレス情報及び見出し情報が既に記憶されている記憶領域に新たなウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶された場合に、既に記憶されていたアドレス情報及び見出し情報を削除する。
【0021】
このような請求項7の通信システムによれば、上記請求項4の通信システムによって得られる効果と同様の効果を得ることができる。
次に、請求項8に記載の情報処理装置は、第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続され、第2通信端末が、第1通信端末から受信して記憶したウェブページについてのアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得すると共に、その取得したウェブページデータの表わすウェブページを印刷媒体に印刷するように構成された通信システムにおいて、上記第1通信端末として用いられるものである。そして、本情報処理装置は、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段を有すると共に、この記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有している。そして更に、本情報処理装置では、情報通知手段が、記憶手段に記憶されているアドレス情報を第2通信端末へ送信する。このような請求項8の情報処理装置によれば、上記請求項2の通信システムと同様の効果が得られる通信システムを構築することができる。
【0022】
次に、請求項9に記載のプログラムは、第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続され、第2通信端末が、第1通信端末から受信して記憶したウェブページについてのアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得すると共に、その取得したウェブページデータの表わすウェブページを印刷媒体に印刷するように構成された通信システムにおいて、上記第1通信端末として用いられ、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段を有すると共に、この記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有したコンピュータを、記憶手段に記憶されているアドレス情報を読み出す情報読出手段、及び、この情報読出手段により読み出されたアドレス情報を第2通信端末へ送信する送信手段として機能させるためのものである。このような請求項9のプログラムによれば、上記記憶手段及びブラウザ機能を有したコンピュータ(例えば汎用のパソコン)を上記請求項8の情報処理装置として動作させることができる。なお、本プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等)に記録されていてもよい。
【0023】
次に、請求項10に記載の印刷装置は、通信端末と通信可能に接続されるものである。そして、本印刷装置は、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段と、この記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段とを備えている。そして更に、本印刷装置では、選択手段が、入力手段に対して行われる情報選択操作に基づき記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択し、取得手段が、選択手段により選択されたアドレス情報を用いてこのアドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、印刷手段が、取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷し、受信手段が、通信端末から送信されてくるウェブページについてのアドレス情報を受信し、登録手段が、受信手段により受信されたアドレス情報を記憶手段に記憶させる。このような請求項10の印刷装置を上記請求項2の通信システムにおける第2通信端末として用いれば、上記請求項2の通信システムと同様の効果が得られる通信システムを構築することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
まず図1は、実施形態の通信システム1の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、この通信システム1は、複合機10と、パソコン50とを備えている。そして、本通信システム1において、複合機10とパソコン50とは、LAN(Local Area Network)2を介して相互通信可能に接続されており、更に、LAN2を介してインターネット網200に接続されている。
【0025】
複合機10は、電話回線網100を介して音声通話を実現する電話機能、電話回線網100を介して画像の送受信を行うファクシミリ機能、インターネット網200経由でデータ通信を行うインターネット機能などを有したものである。そして、本複合機10では、CPU12、ROM14、RAM16、EEPROM18、スキャナ部20、モデム22、プリンタ部24、ユーザインターフェイス部26、PCインターフェイス部28、ネットワークインターフェイス部30、回線制御部32などが、バス34を介して接続されており、更に、上記回線制御部32には、ハンドセット36が接続されている。
【0026】
CPU12は、ROM14に予め記憶されている処理手順に従い、処理結果をRAM16に記憶させながら、複合機10の各構成要素にバス34経由で指令を送ることによって、複合機10全体の動作を制御する。なお、ROM14には、上記処理手順の他に、インターネット網200に接続されたサーバにネットワークインターフェイス部30を介してウェブページデータの送信を要求し、この要求に応じたサーバから送信されてきたウェブページデータをネットワークインターフェイス部30を介して受信する機能を実現する通信用ソフトが組み込まれている。
【0027】
スキャナ部20は、CPU12からの指令を受けて、図示しない読取部にセットされた用紙(印刷媒体)からその用紙上の画像を読み取ると共に、その読み取った画像のイメージデータを生成する。
モデム22は、CPU12からの指令を受けて、スキャナ部20で生成されたイメージデータを変調して電話回線網100を伝送可能な画像信号を生成すると共に、電話回線網100から回線制御部32を介して入力された画像信号を復調してイメージデータを生成する。
【0028】
プリンタ部24は、CPU12からの指令を受けて、図示しない給紙部にセットされた用紙への画像の印刷(印字)を行う。
ユーザインターフェイス部26は、複数の操作ボタンからなる操作パネル38と、各種情報を表示する表示パネル(LCD)40と、スピーカ及びこのスピーカを駆動する駆動回路からなるスピーカ部42とを備えている。これらのうち、操作パネル38は、「0」〜「9」,「*」,「#」の各番号及び記号に対応した12個のダイヤルボタン、各種処理を開始するためのスタートボタン、キャンセル操作を行うためのキャンセルボタン、動作モードを切り換えるためのモード切換ボタンなどを備えている。そして、本複合機10では、上記モード切換ボタンにより、当該複合機10の動作モードを、通常動作を行う通常モードと後述するワンタッチプリント処理を行うワンタッチプリントモードとの何れかに設定可能となっている。なお、上記各ダイヤルボタンには、ひらがな、アルファベットその他の文字及び記号が複数割り振られており、ダイヤルボタンを複数回押す操作によってそのダイヤルボタンに割り振られている文字の中から所望の文字を選択して入力することができるようになっている。
【0029】
PCインターフェイス部28は、本複合機10を通信ケーブル経由で別のコンピュータシステムと接続するためのインターフェイスであり、複合機10とコンピュータシステムとの間でのデータ通信を可能とする。
ネットワークインターフェイス部30は、LAN2を介してデータの送受信処理を行うものであり、CPU12の指令を受けて、複合機10外部からパケット単位のデータを入力すると共に、複合機10外部へパケット単位のデータを出力する。
【0030】
ハンドセット36は、複合機10本体から取り外して使用する送受話器である。
回線制御部32は、電話回線網100からの信号(音声・画像信号)の入力及び電話回線網100への信号の出力を行うと共に、CPU12の指令を受けて、電話回線網100との間で入出力する信号の伝送先及び伝送元となる伝送経路を設定する。具体的には、ハンドセット36を複合機10本体から取り外す操作(オフフック操作)が行われた際に、回線制御部32からハンドセット36へ向かう経路が上記伝送経路として設定され、この経路に音声信号が伝送可能な状態となる。こうして設定された伝送経路は、ハンドセット36を複合機10本体に戻す操作(オンフック操作)が行われた際に解除され、この経路に音声信号が伝送されない状態となる。また、操作パネル38により画像を送信(FAX送信)するための操作が行われた際又は画像信号を受信した際に、回線制御部32からモデム22へ向かう経路が上記伝送経路として設定され、この経路に画像信号が伝送可能な状態となる。こうして設定された伝送経路は、モデム22による画像信号の出力が終了した際、又は、電話回線網100からの画像信号の入力が終了した際に解除され、この経路に画像信号が伝送されない状態となる。
【0031】
なお、この複合機10において、ネットワークインターフェイス部30からインターネット網200へ至る通信経路のうち一部の区間(利用者側から電話局側までの区間)には、回線制御部32から電話回線網100に至る区間を接続する電話回線が併用されている。この区間においては、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)技術によって、電話回線網100を介して伝送される信号と、インターネット網200を介して伝送されるパケット単位のデータとが重畳された状態で伝送される。
【0032】
ところで、本実施形態の複合機10は、インターネット網200経由で取得可能なウェブページデータの表すウェブページの画像を用紙に印刷する機能(ウェブプリント機能)を有している。ここで、本複合機10のEEPROM18には、特定のウェブページのURL(アドレス情報に相当)と、このウェブページの内容を簡潔に示すコメント情報とを記憶するための領域(以下、ワンタッチキー領域という。)が設けられており、図2に示すように、このワンタッチキー領域には、8通りのURL及びコメント情報が、「1」〜「8」の各識別番号に対応する領域(以下、個別キー領域という。)に分けて記憶されるようになっている。そして、本複合機10は、このワンタッチキー領域に記憶されているURLを利用することで、上記ウェブプリント機能によりウェブページの画像を用紙に印刷する際のURLの入力操作を簡易化する機能(ワンタッチ選択機能)を実現する。
【0033】
ここで、こうした機能を実現するために複合機10のCPU12が行うワンタッチプリント処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、本ワンタッチプリント処理は、当該複合機10の動作モードがワンタッチプリントモードに設定されることによって開始される。
【0034】
このワンタッチプリント処理が開始されると、まずS110にて、変数Mの値を0に設定する。
続いて、S120では、操作パネル38における「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンが押されたか否かを判定する。
【0035】
そして、S120で、「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンが押されたと判定した場合には、S130へ移行し、変数Mの値をS120にて押されたと判定したダイヤルボタンの番号に変更する。そして更に、S140へ移行し、ワンタッチキー領域における変数Mと同じ識別番号の個別キー領域に記憶されているコメント情報を読み出し、このコメント情報を表示パネル40に表示させた後、S150へ移行する。例えば、ワンタッチキー領域に図2に示すコメント情報が記憶されている場合、「2」のダイヤルボタンが押されると、表示パネル40に「△△新聞」と表示させる。なお、S140にて表示させようとしているコメント情報(例えば「△△新聞」)とは異なるコメント情報(例えば「××のページ」)が既に表示パネル40に表示されている場合には、その既に表示されているコメント情報(「××のページ」)を表示パネル40から消去して、新たなコメント情報(「△△新聞」)を表示させる(表示内容を更新する)。
【0036】
一方、S120で、「1」〜「8」の何れのダイヤルボタンも押されていないと判定した場合には、S130及びS140の処理を行わずにS150へ移行する。
S150では、操作パネル38のスタートボタンが押されたか否かを判定する。
【0037】
このS150で、スタートボタンが押されていないと判定した場合には、S160へ移行する。そして、S160では、操作パネル38のモード切換ボタンによりワンタッチプリントモードが解除されたか否かを判定する。
このS160で、ワンタッチプリントモードが解除されていないと判定した場合には、S120へ戻る。
【0038】
一方、S160で、ワンタッチプリントモードが解除されたと判定した場合には、本ワンタッチプリント処理を終了する。
一方また、S150で、スタートボタンが押されたと判定した場合には、S170へ移行し、変数Mの値が0であるか否かを判定する。なお、上述したように、変数Mの値は、「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンが押されると、そのダイヤルボタンの番号に変更されるため(S120,S130)、変数Mの値が0である状態とは、本ワンタッチプリント処理が開始されてから「1」〜「8」のダイヤルボタンが一度も押されていない状態を意味している。
【0039】
そして、S170で変数Mの値が0であると判定した場合には、S160へ移行する。
一方、S170で、変数Mの値が0でないと判定した場合には、S180へ移行する。つまり、「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンが押され、更に、スタートボタンが押された場合に、S180へ移行するようになっている。
【0040】
そして、S180では、ワンタッチキー領域における変数Mと同じ識別番号の個別キー領域に記憶されているURLを読み出す。
続いて、S190では、S180にて読み出したURLを用いて、このURLに対応するウェブページを表すウェブページデータをインターネット網200を介して取得する処理を行う。つまり、表示パネル40に表示されているコメント情報が示す内容のウェブページを表すウェブページデータを取得するようになっている。具体的には、URLに対応するウェブページデータを要求する要求データをネットワークインターフェイス部30に送信させ、この要求に対しインターネット網200を介してサーバから送信されてくるウェブページデータをネットワークインターフェイス部30に受信させる。
【0041】
続いて、S200では、S190にて取得したウェブページデータの表すウェブページの画像を用紙に印刷するための印刷データ(イメージデータ)を生成する。
最後に、S210では、S200にて生成した印刷データの表す画像を用紙に印刷する処理をプリンタ部24に行わせた後、本ワンタッチプリント処理を終了する。
【0042】
このようなワンタッチプリント処理が実行されることで、使用者は、所望のウェブページに対応する番号のダイヤルボタンとスタートボタンとを押すという簡易な情報選択操作により、そのウェブページの画像を用紙に印刷して閲覧することができる。
【0043】
一方、パソコン50は、CPU52、ROM54、RAM56、ハードディスク58、ユーザインターフェイス部60、LAN2を介してデータの送受信処理を行うネットワークインターフェイス部62などが、バス64を介して接続された汎用のものである。
【0044】
ユーザインターフェイス部60は、キーボードやマウスなどからなる操作部66と、CRTや液晶パネルなどのディスプレイである表示部68と、スピーカ及びこのスピーカを駆動する駆動回路からなるスピーカ部70とを備えている。
また、このパソコン50には、OS(Operating System)としてマイクロソフト株式会社のウィンドウズ(登録商標)2000が組み込まれており、更に、ウェブブラウザとして同社のインターネットエクスプローラ(登録商標)がインストールされている。そのため、このパソコン50では、インターネットエクスプローラ(登録商標)のブラウザ機能を利用したウェブページの閲覧を行うことができる。
【0045】
具体的には、例えば、ウェブページを表示部68に表示させて閲覧している状態で、その表示されているウェブページを「お気に入りに追加」する操作を行うと、そのウェブページの内容を示すファイル名(見出し情報に相当)が付されると共にそのウェブページのURLが記述されたショートカットファイルが作成される。こうして作成されたショートカットファイルは、デフォルト状態ではFavoritesフォルダに格納されるが、使用者の操作により所望のフォルダへ格納することもできる。また、ファイル名についても任意の名称に変えることができる。
【0046】
また、例えば、Favoritesフォルダに格納されているショートカットファイルのうちの一つを選択する操作を行うと、その選択したショートカットファイルに記述されているURLを用いて、このURLに対応するウェブページを表すウェブページデータがインターネット網200経由で取得され、この取得されたウェブページデータの表すウェブページが表示部68に表示される。
【0047】
なお、ウィンドウズ(登録商標)2000の場合、OSは通常Cドライブ(ハードディスク58)に格納されており、例えばログイン名「kaoki」でログインした場合のFavoritesフォルダのパス名は、「C:¥Documents and Settings¥kaoki¥Favorites」である。
【0048】
また、このパソコン50には、複合機10用のデバイスドライバがインストールされている。ここで、このデバイスドライバは、パソコン50にインストールされると、図4に示すように、パソコン50のFavoritesフォルダの中に、「MFC−Bookmark」という名前のフォルダを自動的に作成する処理を行う。このMFC−Bookmarkフォルダは、「#01」〜「#08」という名前の8個のフォルダ(以下、ワンタッチキー用フォルダという。)が格納されたものであり、初期状態では各ワンタッチキー用フォルダ(記憶領域に相当)の中身が空の状態となっている。
【0049】
また更に、このパソコン50には、複合機10用のデバイスドライバと共に、MFC−Bookmarkフォルダの中身を監視するための監視プログラムがインストールされている。
ここで、上記監視プログラムに従いCPU52が行うフォルダ監視処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、本フォルダ監視処理は、パソコン50にてOSを立ち上げることによって自動的に開始される。
【0050】
このフォルダ監視処理が開始されると、まずS310にて、複合機10の電源がオンしているか否かを判定する。具体的には、電源がオンしているか否かを確認するための電源確認データをネットワークインターフェイス部62を介して複合機10へ送信し、この電源確認データに応答するデータがネットワークインターフェイス部62を介して複合機10から受信されるか否かにより判断する。
【0051】
そして、S310で、複合機10の電源がオンしていないと判定した場合には、S320へ移行し、本監視プログラムの停止指示がされたか否かを判定する。なお、この停止指示は、パソコン50の使用者により監視プログラムを停止する操作が操作部66にて行われることにより発生する。
【0052】
このS320で、停止指示がされていないと判定した場合には、S310へ戻る。
一方、S320で、停止指示がされたと判定した場合には、本フォルダ監視処理を終了する。
【0053】
一方また、S310で、複合機10の電源がオンしていると判定した場合には、S330へ移行し、変数Nの値を1に設定する。
続いて、S340では、複合機10のEEPROM18のワンタッチキー領域に記憶されている情報(URL及びコメント情報)を読み出してパソコン50へ送信する処理を複合機10に要求するためのコマンド(以下、ブックマーク読出コマンドという。)を、ネットワークインターフェイス部62を介して複合機10へ送信する。その際、このブックマーク読出コマンドにおいて、情報の読み出し元として変数Nと同じ識別番号の個別キー領域を指定する。これにより、N番の個別キー領域に記憶されているURL及びコメント情報が複合機10から送信されてくる。なお、複合機10側で行われる具体的な処理内容については後述する。
【0054】
続いて、S350では、S340にて送信したブックマーク読出コマンドに応答して複合機10から送信されてくるURL及びコメント情報をネットワークインターフェイス部62を介して受信し、このURL及びコメント情報を変数Nと同じ識別番号に対応させてRAM56に記憶させる。
【0055】
続いて、S360では、変数Nの値が8であるか否かを判定する。
そして、S360で、変数Nの値が8でないと判定した場合には、S370へ移行し、Nの値に1を加算した後、S340へ戻る。つまり、上述したS340及びS350の処理を変数Nの値を変えて8回繰り返すようになっており、これにより、複合機10のEEPROM18のワンタッチキー領域に記憶されている情報と同じ情報がRAM56に記憶された状態となる。
【0056】
一方、S360で、変数Nの値が8であると判定した場合には、S380へ移行し、変数Nの値を1に設定する。
続いて、S390では、変数Nと同じ識別番号のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルを読み出す。
【0057】
続いて、S400では、S390にて読み出されたショートカットファイルが複数であるか否かを判定する。つまり、N番のワンタッチキー用フォルダに複数のショートカットファイルが格納されているか否かを判断するのである。
そして、S400で、ショートカットファイルが複数であると判定した場合には、S410へ移行し、N番のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルのうち、最も新しく作成されたファイル以外のファイルを削除した後、S420へ移行する。
【0058】
一方、S400で、ショートカットファイルが複数でない(1つ又は0)と判定した場合には、S410の処理を行わずにS420へ移行する。
S420では、N番のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルに関する情報(URL及びファイル名)と、変数Nと同じ識別番号に対応させてRAM56に記憶されている情報(URL及びコメント情報)とが、一致しているか否かを判定する。具体的には、ショートカットファイルの示すURLとRAM56に記憶されているURLとが一致し、かつ、ショートカットファイルのファイル名とRAM56に記憶されているコメント情報とが一致した場合に、ショートカットファイルに関する情報とRAM56に記憶されている情報とが一致していると判定する。このため、パソコン50の使用者によって、N番のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイル自体が変更されたり、ファイル名のみが変更されたりすると、一致していないと判定されることとなる。ここで、N番のワンタッチキー用フォルダにショートカットファイルがない場合は、URL及びファイル名が空欄であるものとして処理する。なお、ウェブページのショートカットファイルは、図6に示すような記述形式で表されるものであり、「[InternetShortcut]」の行からファイルの終了、もしくは、「[」と「]」とでくくられた文字列のみの行の間にある、「URL=」に続けてウェブページのURLが記述されるようになっている。
【0059】
そして、S420で、ショートカットファイルに関する情報とRAM56に記憶されている情報とが一致していないと判定した場合には、S430へ移行し、複合機10のEEPROM18のワンタッチキー領域に情報(URL及びコメント情報)を記憶させる(登録する)処理を複合機10に要求するためのコマンド(以下、ブックマーク登録コマンドという。)を、ネットワークインターフェイス部62を介して複合機10へ送信する。その際、このブックマーク登録コマンドにおいて、情報の登録先として変数Nと同じ識別番号の個別キー領域を指定する。そして更に、このブックマーク登録コマンドと共に、N番の個別キー領域に格納すべきURL及びコメント情報として、N番のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルの示すURL及びそのファイル名を送信する。その後、このブックマーク登録コマンドによって要求した処理が複合機10にて正常に終了することにより複合機10から送信されてくる終了通知をネットワークインターフェイス部62を介して受信すると、S440へ移行する。なお、N番のワンタッチキー用フォルダにショートカットファイルが格納されていない場合には、上記「N番の個別キー領域に格納すべきURL及びコメント情報」として空欄を表す情報を送信する。
【0060】
続いて、S440では、N番のワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルの示すURL及びそのファイル名(すなわち、S430にて複合機10へ送信した情報)を、変数Nと同じ識別番号に対応させてRAM56に記憶させた後、S450へ移行する。なお、N番のワンタッチキー用フォルダにショートカットファイルが格納されていない場合には、空欄を表す情報を変数Nと同じ識別番号に対応させてRAM56に記憶させる。また、変数Nと同じ識別番号に対応させた情報が既にRAM56に記憶されている場合には、その既に記憶されている情報を消去して、新たな情報を記憶させる(記憶内容を更新する)。
【0061】
一方、S420で、ショートカットファイルに関する情報とRAM56に記憶されている情報とが一致していると判定した場合には、S430及びS440の処理を行わずにS450へ移行する。
S450では、変数Nの値が8であるか否かを判定する。
【0062】
そして、S450で、変数Nの値が8でないと判定した場合には、S460へ移行し、Nの値に1を加算した後、S390へ戻る。つまり、上述したS390〜S440の処理を変数Nの値を変えて8回繰り返すようになっており、これにより、MFC−Bookmarkフォルダの各ワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルに関する情報(URL及びファイル名)と、複合機10のワンタッチキー領域の各個別キー領域に記憶されている情報(URL及びコメント情報)とが一致する。
【0063】
一方、S450で、変数Nの値が8であると判定した場合には、S470で移行し、S320と同様に停止指示がされたか否かを判定する。
このS470で、停止指示がされていないと判定した場合には、S380へ戻る。
【0064】
一方、S470で、停止指示がされたと判定した場合には、本フォルダ監視処理を終了する。
次に、複合機10のCPU12が行うコマンド処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、本コマンド処理は、当該複合機10の電源がオンされることによって開始される。
【0065】
このコマンド処理が開始されると、まずS510にて、パソコン50からの何らかのコマンドがネットワークインターフェイス部30により受信されたか否かを判定し、何らかのコマンドが受信されたと判定すると、S520へ移行する。そして、S520では、パソコン50から受信したコマンドがブックマーク読出コマンドであるか否かを判定する。なお、ブックマーク読出コマンドとは、上記フォルダ監視処理(図5)のS340の処理にて送信されるコマンドである。
【0066】
このS520で、ブックマーク読出コマンドであると判定した場合には、S530へ移行し、受信したブックマーク読出コマンドにおいて指定されている個別キー領域からURL及びコメント情報を読み出す。そして更に、S540へ移行し、S530にて読み出したURL及びコメント情報をパソコン50へ送信した後、S510へ戻る。
【0067】
一方、S520で、ブックマーク読出コマンドでないと判定した場合には、S550へ移行し、パソコン50から受信したコマンドがブックマーク登録コマンドであるか否かを判定する。なお、ブックマーク登録コマンドとは、上記フォルダ監視処理(図5)のS430の処理にて送信されるコマンドである。
【0068】
このS550で、ブックマーク登録コマンドであると判定した場合には、S560へ移行し、ブックマーク登録コマンドと共に送信されてきたURL及びファイル名を、このブックマーク登録コマンドにおいて指定されている個別キー領域に記憶させる。その際、ファイル名をコメント情報として記憶させる。そして更に、S570へ移行し、受信したブックマーク登録コマンドによって要求された処理(URL及びコメント情報を記憶する処理)が正常に終了した旨の終了通知をパソコン50へ送信した後、S510へ戻る。なお、ブックマーク登録コマンドと共に空欄を表す情報が送信されてきた場合には、その空欄を表す情報をブックマーク登録コマンドにおいて指定されている個別キー領域に記憶させる。
【0069】
一方、S550で、ブックマーク登録コマンドでないと判定した場合には、S580へ移行し、そのコマンド(例えば、画像データの印刷を命令する印刷コマンドなど)に応じた処理を行った後、S510へ戻る。
なお、本実施形態の通信システム1では、複合機10が、第2通信端末と、印刷装置とに相当し、EEPROM18が、請求項1,10の記憶手段と、請求項2〜7の第2記憶手段とに相当し、操作パネル38が、入力手段に相当し、図3におけるS120,S130,S150,S170,S180の処理が、選択手段に相当し、表示パネル40と、S140の処理とが、見出情報表示手段に相当し、ネットワークインターフェイス部30と、S190の処理とが、取得手段に相当し、プリンタ部24と、S200,S210の処理とが、印刷手段に相当し、ネットワークインターフェイス部30が、受信手段に相当し、図8におけるS560の処理が、登録手段に相当している。
【0070】
また、パソコン50が、第1通信端末と、情報処理装置とに相当し、表示部68が、表示手段に相当し、ハードディスク58に作成されたMFC−Bookmarkフォルダが、請求項2〜7の第1記憶手段と、請求項8,9の記憶手段とに相当し、図5におけるS390の処理が、情報読出手段に相当し、S400,S410の処理が、削除手段に相当し、ネットワークインターフェイス部62と、S420,S430の処理とが、情報通知手段に相当し、特にS430の処理が、送信手段にも相当している。
【0071】
以上のように、本実施形態の通信システム1では、使用者が、複合機10の動作モードをワンタッチプリントモードに設定し、この複合機10のEEPROM18のワンタッチキー領域に記憶されているURLのうちの一つを「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンで指示した後、スタートボタンを押して決定することで、そのURLのウェブページが複合機10によって用紙に印刷されて閲覧可能な状態となる。このように、使用者は、ダイヤルボタンをワンタッチするだけの極めて簡単な操作によりURLを指定することができる。また、使用者がダイヤルボタンを押すと、そのダイヤルボタンで指示されたURLのウェブページの内容を示すコメント情報が表示パネル40に表示されるため、所望のウェブページとは異なるウェブページを誤って選択してしまうことを防ぐことができる。
【0072】
また更に、使用者が、パソコン50にてウェブページを閲覧中に「お気に入りに追加」する操作を行い、作成されたショートカットファイルをMFC−Bookmarkフォルダ内の所望の識別番号のワンタッチキー用フォルダに格納すると、そのウェブページについてのURL及びファイル名(コメント情報)がパソコン50から複合機10へ送られ(S430)、ワンタッチキー領域における同じ識別番号の個別キー領域に記憶される(S560)。このため、使用者は、所望のウェブページについてのURL及びファイル名(コメント情報)を、所望のダイヤルボタンに対応させて登録することができる。ここで、「お気に入りに追加」する操作は、周知のようにマウスを用いて容易に行うことができ、URLの手入力をわざわざ行う必要がないため、使用者は、複合機10に所望のウェブページのURLを登録する際にも、URLを入力する必要がない。また、パソコン50から複合機10へのURL及びファイル名の送信は、ワンタッチキー用フォルダに格納されているショートカットファイルに何らかの変更がされた際にのみ行うようにしているため、パソコン50と複合機10との間の通信トラフィックを低減することができる。
【0073】
加えて、使用者が、パソコン50にて「お気に入りに追加」する操作を行い、ショートカットファイルが既に格納されたワンタッチキー用フォルダに新たなショートカットファイルを格納する操作を行っても、最新のショートカットファイル以外は削除されるため、一つのワンタッチキー用フォルダに複数のショートカットファイルが存在してしまうことを防ぐことができる。
【0074】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、パソコン50にウェブブラウザとしてインターネットエクスプローラ(登録商標)がインストールされている例について説明したが、これに限ったものではない。すなわち、一般に用いられるウェブブラウザの一つであるネットスケープ社のネットスケープナビゲータ(登録商標)も、インターネットエクスプローラ(登録商標)のお気に入り機能と同様にURLを記憶するブックマーク機能を備えており、このブックマーク機能によってもフォルダの中にフォルダを作るという階層構造を築くことができる。ここで、ネットスケープナビゲータ(登録商標)では、上記のような階層構造を一つのテキスト形式のファイルで記憶するようになっているため、このファイルの内部を解析することで、フォルダ名の検索、そのフォルダの下層にあるフォルダの認知、フォルダに格納されたブックマークの情報の取得などを行うことができる。具体的には、ファイルを解析してMFC−Bookmarkフォルダを検出し、更に、その下層にあるワンタッチキー用フォルダを検出することで、そのフォルダに格納されたブックマークの情報である名称(ファイル名)及びURLを得ることができる。
【0075】
一方、上記実施形態では、複合機10の操作パネル38にて、「1」〜「8」の何れかのダイヤルボタンでURLを指示した後、スタートボタンを押すことで用紙に印刷するウェブページのURLが決定されるようにしているが、これに限ったものではない。例えば、ダイヤルボタンを押すだけで、その番号に対応するURLが決定されるようにしてもよい。また、ダイヤルボタンから2桁以上の番号を指示した後、スタートボタンを押すようにしてもよい。また、番号を指示する代わりに、表示パネル40に表示されたコメント情報の一覧の中から所望のウェブページを選択するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の通信システムの構成を表すブロック図である。
【図2】ワンタッチキー領域の説明図である。
【図3】ワンタッチプリント処理のフローチャートである。
【図4】Favoritesフォルダの説明図である。
【図5】フォルダ監視処理のフローチャートである。
【図6】ショートカットファイルの記述形式の説明図である。
【図7】コマンド処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1…通信システム、10…複合機、12…CPU、14…ROM、16…RAM、18…EEPROM、20…スキャナ部、22…モデム、24…プリンタ部、26…ユーザインターフェイス部、28…PCインターフェイス部、30…ネットワークインターフェイス部、32…回線制御部、34…バス、36…ハンドセット、38…操作パネル、40…表示パネル、42…スピーカ部、50…パソコン、52…CPU、54…ROM、56…RAM、58…ハードディスク、60…ユーザインターフェイス部、62…ネットワークインターフェイス部、64…バス、66…操作部、68…表示部、70…スピーカ部、100…電話回線網、200…インターネット網

Claims (10)

  1. 複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段と、
    該入力手段に対して行われる前記情報選択操作に基づき前記記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する選択手段と、
    該選択手段により選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得する取得手段と、
    該取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続された通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される第1記憶手段を有すると共に、
    該第1記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて前記第1記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有し、
    更に、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報を前記第2通信端末へ送信する情報通知手段を備えており、
    前記第2通信端末は、
    複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される第2記憶手段と、
    該第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段と、
    該入力手段に対して行われる前記情報選択操作に基づき前記第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する選択手段と、
    該選択手段により選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得する取得手段と、
    該取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記第1通信端末の情報通知手段により当該第2通信端末に送信されたアドレス情報を前記第2記憶手段に記憶させる登録手段と、を備えていること、
    を特徴とする通信システム。
  3. 請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記第1通信端末の情報通知手段は、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報が変更されたと判断した場合に、その変更後の情報を前記第2通信端末へ送信すること、
    を特徴とする通信システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の通信システムにおいて、
    前記第2通信端末の第2記憶手段には、前記複数のウェブページについてのアドレス情報が識別番号と対応させて記憶されると共に、
    前記選択手段は、前記第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうち、前記情報選択操作で指示された識別番号に対応するアドレス情報を選択するように構成されており、
    前記第1通信端末の第1記憶手段には、前記識別番号に対応する複数の記憶領域が設けられていると共に、
    前記第1通信端末は、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を、前記第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち外部からの入力操作で指示された記憶領域に記憶させるように構成され、
    前記情報通知手段は、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報を、そのアドレス情報が記憶されている記憶領域の識別番号と対応して前記第2記憶手段に記憶されるように、前記第2通信端末へ送信するように構成されており、
    更に、前記第1通信端末は、前記第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち、前記アドレス情報が既に記憶されている記憶領域に新たなアドレス情報が記憶された場合に、既に記憶されていたアドレス情報を削除する削除手段を備えていること、
    を特徴とする通信システム。
  5. 第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続された通信システムであって、
    前記第1通信端末は、
    複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶される第1記憶手段を有すると共に、
    該第1記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報を外部からの入力操作に応じて前記第1記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有し、
    更に、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報及び見出し情報を前記第2通信端末へ送信する情報通知手段を備えており、
    前記第2通信端末は、
    複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶される第2記憶手段と、
    該第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段と、
    該入力手段に対して行われる前記情報選択操作に基づき前記第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する選択手段と、
    前記入力手段に対して前記情報選択操作が行われる際に、該情報選択操作で選択対象となるアドレス情報に対応するウェブページについての見出し情報を表示する見出情報表示手段と、
    前記選択手段により選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得する取得手段と、
    該取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記第1通信端末の情報通知手段により当該第2通信端末に送信されたアドレス情報及び見出し情報を前記第2記憶手段に記憶させる登録手段と、を備えていること、
    を特徴とする通信システム。
  6. 請求項5に記載の通信システムにおいて、
    前記第1通信端末の情報通知手段は、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報又は見出し情報が変更されたと判断した場合に、その変更後の情報を前記第2通信端末へ送信すること、
    を特徴とする通信システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の通信システムにおいて、
    前記第2通信端末の第2記憶手段には、前記複数のウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が識別番号と対応させて記憶されると共に、
    前記選択手段は、前記第2記憶手段に記憶されているアドレス情報のうち、前記情報選択操作で指示された識別番号に対応するアドレス情報を選択するように構成されており、
    前記第1通信端末の第1記憶手段には、前記識別番号に対応する複数の記憶領域が設けられていると共に、
    前記第1通信端末は、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報を、前記第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち外部からの入力操作で指示された記憶領域に記憶させるように構成され、前記情報通知手段は、前記第1記憶手段に記憶されているアドレス情報及び見出し情報を、そのアドレス情報及び見出し情報が記憶されている記憶領域の識別番号と対応して前記第2記憶手段に記憶されるように、前記第2通信端末へ送信するように構成されており、
    更に、前記第1通信端末は、前記第1記憶手段に設けられた複数の記憶領域のうち、前記アドレス情報及び見出し情報が既に記憶されている記憶領域に新たなウェブページについてのアドレス情報及び見出し情報が記憶された場合に、既に記憶されていたアドレス情報及び見出し情報を削除する削除手段を備えていること、
    を特徴とする通信システム。
  8. 第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続され、該第2通信端末が、前記第1通信端末から受信して記憶したウェブページについてのアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得すると共に、その取得したウェブページデータの表わすウェブページを印刷媒体に印刷するように構成された通信システムにおいて、前記第1通信端末として用いられる情報処理装置であって、
    複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段を有すると共に、
    該記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて前記記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有し、
    更に、前記記憶手段に記憶されているアドレス情報を前記第2通信端末へ送信する情報通知手段を備えていること、
    を特徴とする情報処理装置。
  9. 第1通信端末と第2通信端末とが通信可能に接続され、該第2通信端末が、前記第1通信端末から受信して記憶したウェブページについてのアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得すると共に、その取得したウェブページデータの表わすウェブページを印刷媒体に印刷するように構成された通信システムにおいて、前記第1通信端末として用いられ、複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段を有すると共に、該記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つが外部からの入力操作により選択されると、その選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得し、その取得したウェブページデータの表すウェブページを表示手段に表示する機能と、前記表示手段に表示されているウェブページについてのアドレス情報を外部からの入力操作に応じて前記記憶手段に記憶させる機能とを含むブラウザ機能を有したコンピュータを、
    前記記憶手段に記憶されているアドレス情報を読み出す情報読出手段、及び、該情報読出手段により読み出されたアドレス情報を前記第2通信端末へ送信する送信手段として機能させるためのプログラム。
  10. 通信端末と通信可能に接続される印刷装置であって、
    複数のウェブページについてのアドレス情報が記憶される記憶手段と、
    該記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する情報選択操作が行われる入力手段と、
    該入力手段に対して行われる前記情報選択操作に基づき前記記憶手段に記憶されているアドレス情報のうちの一つを選択する選択手段と、
    該選択手段により選択されたアドレス情報を用いて該アドレス情報に対応するウェブページを表すウェブページデータをネットワーク経由で取得する取得手段と、
    該取得手段により取得されたウェブページデータの表すウェブページを印刷媒体に印刷する印刷手段と、
    前記通信端末から送信されてくるウェブページについてのアドレス情報を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信されたアドレス情報を前記記憶手段に記憶させる登録手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
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