JPH11134125A - 画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体

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JPH11134125A
JPH11134125A JP9311395A JP31139597A JPH11134125A JP H11134125 A JPH11134125 A JP H11134125A JP 9311395 A JP9311395 A JP 9311395A JP 31139597 A JP31139597 A JP 31139597A JP H11134125 A JPH11134125 A JP H11134125A
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Kotaro Yamaguchi
耕太郎 山口
Hiroyuki Sato
広行 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のWWWサーバのデータを情
報処理装置を介さずに直接取得することができるととも
に、WWWサーバから取得したデータを印刷する際にネ
ットワークに掛かる負荷を軽減させることができる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 デジタル複写機1は、能動的にWWWサ
ーバにアクセスし、WWWサーバー内のHTML形式の
データを取得して自らのプリンタ部8で印刷を行う機能
すなわちウェブプルプリント機能を有する。ユーザによ
るデジタル複写機1に対するウェブプリント要求は、ク
ライアント9上で動作しているプリントユーティリティ
を通じて行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWWサーバのデ
ータを印刷する画像形成装置、画像形成方法および記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報のネットワーク化に伴い、様
々な情報を保持しているWWW(World Wide Web)サー
バと、このサーバへHTTP(Hyper Text Transfer Pr
otocol)でアクセスするための専用ソフトウェア(以
下、ブラウザという)を搭載したコンピュータとをネッ
トワーク(インターネット、イントラネット)で接続
し、WWWサーバ上の情報をコンピュータから参照する
ことが可能なシステムが実現されている。このシステム
では、ブラウザによりWWWサーバ上の情報をコンピュ
ータ内に格納することが可能であるから、ユーザからプ
リンタに対してコンピュータ内に一旦格納した情報の印
刷出力を指示することにより、プリンタでWWWサーバ
上の情報の印刷出力を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の方法では、WWWサーバ上の情報を印刷情報として得
るためには、ユーザは一旦全ての情報をコンピュータ内
に格納し終わるのを待ってから、プリント機能を有する
情報機器に対して印刷指定を行う必要がある。よって、
ネットワークのトラフィックなどが原因でWWWサーバ
からの情報取得に時間が掛かる場合、ユーザはコンピュ
ータ内に情報が格納されるまで待たされることになる。
また、取得したデータを印刷する際に、プリント機能を
有する情報機器で印刷可能なフォーマットにデータを変
換する処理をコンピュータで行う必要がある。そのため
コンピュータの処理が重くなり、他のプログラムを並列
に実行する上で支障をきたす。
【0004】また、使用するプリント機能を有する情報
機器がネットワーク上に接続された機器である場合、W
WWサーバからコンピュータへの情報転送と、コンピュ
ータから情報機器への情報転送と計2回の情報転送が発
生し、ネットワークのトラフィックを増加させる原因に
なる。特に、情報機器で印刷可能なフォーマット変換さ
れたデータは大きなサイズになることが多く、コンピュ
ータから情報機器へ情報転送を行う際には、このトラフ
ィックへの影響が大きい。
【0005】本発明の目的は、ネットワーク上のWWW
サーバのデータを情報処理装置を介さずに直接取得する
ことができるとともに、WWWサーバから取得したデー
タを印刷する際にネットワークに掛かる負荷を軽減させ
ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ネットワーク上のW
WWサーバから情報処理装置を介さずにデータを直接取
得することができるとともに、WWWサーバから取得し
たデータの印刷に関する操作性を向上することができる
画像形成装置、画像形成方法および記憶媒体を提供する
ことにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、ネットワーク
上のWWWサーバから情報処理装置を介さずにデータを
直接取得することができるとともに、ユーザの状況に応
じてWWWサーバから取得したデータの印刷を実行する
ように設定することができる画像形成装置、画像形成方
法および記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワーク上のWWWサーバが保持するデータの印刷
を行うための画像形成装置において、前記WWWサーバ
に前記ネットワークを介してアクセスして該WWWサー
バが保持するデータを取得し、該取得したデータを印刷
処理可能な画像データに変換して該画像データの印刷を
行うプリント機能を有することを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記WWWサーバに対するURL
などの印刷パラメータを入力する入力手段と、前記WW
Wサーバへアクセスし、該WWWサーバが保持するデー
タを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段に
より取得されたデータから画像データを画像データ生成
手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像
データの印刷を行う印刷手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】請求項3記載の発明は、ネットワーク上の
WWWサーバに該ネットワークを介して接続された情報
処理端末と協働して、前記WWWサーバ上のデータを取
得して印刷する画像形成システムを構築するための画像
形成装置において、前記WWWサーバに前記ネットワー
クを介してアクセスして該WWWサーバが保持するデー
タを取得し、該取得したデータを印刷処理可能な画像デ
ータに変換して該画像データの印刷を行うプリント機能
を有し、前記情報処理端末から前記ネットワークを介し
て与えられた前記プリント機能に関する動作指示に基づ
き前記プリント機能の動作を制御することを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記プリント機能は、前記WWW
サーバへアクセスし、該WWWサーバが保持するデータ
を取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段によ
り取得されたデータから画像データを生成する画像デー
タ生成手段と、前記画像データ生成手段により生成され
た画像データの印刷を行う印刷手段とから構成されるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記動作指示は、前記WWWサー
バに対するURLなどの印刷パラメータの指示、起動指
示、停止指示を含むことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、ネットワーク上の
WWWサーバが保持するデータの印刷を行うための画像
形成装置において、前記WWWサーバに前記ネットワー
クを介してアクセスして該WWWサーバが保持するデー
タを取得し、該取得したデータを印刷処理可能な画像デ
ータに変換して該画像データの印刷を行うプリント機能
を有するとともに、前記プリント機能を用いたジョブの
実行を予約する予約手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、さらに、前記予約手段によるジョ
ブの予約が発生した時点から計時を開始する計時手段
と、前記計時手段が所定時間を計時した時点で前記予約
手段により予約されたジョブが実行されていないときに
は、該ジョブの予約を解除する予約解除手段とを備える
ことを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、さらに、前記予約手段により予約
されたジョブの実行順番になると、該ジョブを予約した
ユーザに該ジョブの実行順番がきたことを通知する通知
手段を備えることを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、さらに、前記予約手段により前記
ジョブを予約する際に、該ジョブに重み付けをする重み
付け手段と、前記重み付け手段により重み付けされた値
に応じて前記予約されたジョブの実行順番を並び替える
並び替え手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項6記載の
画像形成装置において、さらに、前記予約手段により予
約されたジョブの実行結果を、該ジョブを予約したユー
ザに通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項6記載の
画像形成装置において、前記予約手段は、前記ネットワ
ークに接続された情報処理端末から該ネットワークを介
して出された前記プリント機能を用いたジョブの予約を
受け付けることを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項6ないし
11のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前
記プリント機能を用いたジョブの予約には、前記WWW
サーバに対するURLなどの印刷パラメータ、印刷時刻
を含む予約データが用いられることを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明は、ネットワーク上
のWWWサーバに該ネットワークを介して接続された情
報処理端末と、前記WWWサーバに前記ネットワークを
介してアクセスして該WWWサーバが保持するデータを
取得し、該取得したデータを印刷処理可能な画像データ
に変換して該画像データの印刷を行うプリント機能を有
する画像形成装置とを用いた画像形成方法であって、前
記情報処理端末から前記ネットワークを介して前記プリ
ント機能に関する動作指示を前記画像形成装置に出す工
程と、前記情報処理端末からの動作指示に基づき前記プ
リント機能の動作を制御する工程とを含むことを特徴と
する。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の画像形成方法において、前記動作指示は、前記WWW
サーバに対するURLなどの印刷パラメータの指示、起
動指示、停止指示を含むことを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明は、ネットワーク上
のWWWサーバに該ネットワークを介してアクセスして
該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取得した
データを印刷処理可能な画像データに変換して該画像デ
ータの印刷を行うプリント機能を有する画像形成装置を
用いた画像形成方法であって、前記プリント機能を用い
たジョブの実行を予約する工程と、前記予約されたジョ
ブを実行する工程とを含むことを特徴とする画像形成方
法。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項15記載
の画像形成方法において、さらに、前記ジョブの予約が
発生した時点から計時を開始する工程と、前記計時開始
かから所定時間が経過した時点で前記予約されたジョブ
が実行されていないときには、該ジョブの予約を解除す
る工程とを含むことを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項15記載
の画像形成方法において、さらに、前記予約されたジョ
ブの実行順番になると、該ジョブを予約したユーザに該
ジョブの実行順番がきたことを通知する工程を含むこと
を特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項15記載
の画像形成方法において、さらに、前記ジョブを予約す
る際に、該ジョブに重み付けをする工程と、前記重み付
けに応じて前記予約されたジョブの実行順番を並び替え
る工程とを含むことを特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項15記載
の画像形成方法において、さらに、前記予約されたジョ
ブの実行結果を、該ジョブを予約したユーザに通知する
工程を含むことを特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明は、請求項15記載
の画像形成方法において、さらに、前記ネットワークに
接続された情報処理端末から該ネットワークを介して出
された前記プリント機能を用いたジョブの予約を受け付
ける工程を含むことを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明は、請求項15ない
し20のいずれか1つに記載の画像形成方法において、
前記プリント機能を用いたジョブの予約には、前記WW
Wサーバに対するURLなどの印刷パラメータ、印刷時
刻を含む予約データが用いられることを特徴とする。
【0029】請求項22記載の発明は、ネットワーク上
のWWWサーバに該ネットワークを介して接続された情
報処理端末と協働して、前記WWWサーバ上のデータを
取得して印刷する画像形成システムを構築するための画
像形成装置が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体
において、前記プログラムは、前記WWWサーバに前記
ネットワークを介してアクセスして該WWWサーバが保
持するデータを取得し、該取得したデータを印刷処理可
能な画像データに変換して該画像データの印刷を行うプ
リント機能を実行するプリント実行モジュールと、前記
情報処理端末から前記ネットワークを介して与えられた
前記プリント機能に関する動作指示に基づき前記プリン
ト機能の動作を制御する制御モジュールとを有すること
を特徴とする記憶媒体。
【0030】請求項23記載の発明は、ネットワーク上
のWWWサーバが保持するデータの印刷を行うための画
像形成装置が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体
において、前記プログラムは、前記WWWサーバに前記
ネットワークを介してアクセスして該WWWサーバが保
持するデータを取得し、該取得したデータを印刷処理可
能な画像データに変換して該画像データの印刷を行うプ
リント機能を実行するプリント実行モジュールと、前記
プリント機能を用いたジョブの実行を予約する予約モジ
ュールとを有することを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
を参照しながら説明する。
【0032】(実施の第1形態)図1は本発明の画像形
成装置の実施の第1形態の構成を示すブロック図であ
る。なお、本実施の形態では、デジタル複写機からなる
画像形成装置を例に説明する。
【0033】デジタル複写機1は、図1に示すように、
リーダ部7と、プリンタ部8と、コア部2とを備える。
リーダ部7は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じ
た画像データをプリンタ部8およびコア部3へ出力す
る。プリンタ部8はリーダ部7およびコア部2からの画
像データに応じた画像を記録紙上に記録する。コア部2
はリーダ部7を接続するとともに、ハードディスク3、
ネットワークインターフェース部(以下、ネットワーク
I/F部という)4、操作部5、フォーマッタ部6を接
続する。
【0034】ハードディスク3は、各種制御プログラ
ム、画像データなどを格納する。
【0035】ネットワークI/F部4は、コア部2をネ
ットワークに接続するためのインタフェイスを有する。
このネットワークはイントラネットからなり、該イント
ラネットにはクライアント9およびイントラネットWW
Wサーバ10が接続されているとともに、インターネッ
ト網と接続されている。インターネット網には膨大な数
のインターネットWWWサーバ11が存在し、各WWW
サーバ10,11はホームページを公開している。本実
施の形態におけるデジタル複写機1では、ネットワーク
I/F部4を介して各WWWサーバ10,11からそれ
ぞれのホームページの情報を取得することができる。
【0036】操作部5は、本デジタル複写機1における
各機能モードの設定に関する入力操作を行う各種キーお
よび設定状態を表示する表示部を有する。
【0037】フォーマッタ部6は、ネットワークI/F
部7に接続されたコンピュータから転送される画像を表
すコードデータをプリンタ部2で印刷可能なフォーマッ
トの画像データに変換する。
【0038】コア部2については後述するが、コア部2
はリーダ部7、プリンタ部8、ハードディスク3、ネッ
トワークI/F部4、操作部5、フォーマッタ部6の各
ブロック間のデータの流れを制御する。
【0039】次に、リーダ部7およびプリンタ部8の構
成について図2を参照しながら説明する。図2はリーダ
部7およびプリンタ部8を一体的に設けた画像入出力デ
バイスの構成を示す断面図である。
【0040】リーダ部7には、図2に示すように、原稿
給送装置101が搭載され、原稿給送装置101は、原
稿を最終頁から順に1枚づつプラテンガラス102上へ
給送し、この原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス
102上の原稿を排出するように構成されている。
【0041】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103が点灯され、スキャナユニット10
4の移動が開始される。このスキャナユニット104の
移動により原稿が露光走査され、この露光走査時の原稿
からの反射光は、ミラー105、106、107、およ
びレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、
CCDという)109へ導かれる。このように、走査さ
れた原稿の画像はCCD109によって読み取られ、C
CD109は光学的に読み取った画像を光電変換により
画像データに変換して出力する。CCD109から出力
された画像データは、所定の処理が施された後、プリン
タ部8およびコア部2へビデオバス(図示せず)を介し
て転送される。
【0042】プリンタ部8では、リーダ部7から出力さ
れた画像データをレーザドライバ201に入力する。レ
ーザドライバ201は入力した画像データに基づきレー
ザ発光部221を駆動する。すなわち、リーダ部7から
出力された画像データに応じたレーザ光を発光させるよ
うにレーザ発光部221を駆動する。このレーザ光は感
光ドラム202上に走査されながら照射され、感光ドラ
ム202にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0043】この感光ドラム202の静電潜像は、現像
器203から供給される現像剤によって現像剤像として
可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期した
タイミングで、カセット204およびカセット205の
いずれか一方から記録紙が給紙され、この記録紙は感光
ドラム202と転写部206との間に搬送される。感光
ドラム202に形成された現像剤像は転写部206によ
り給紙された記録紙上に転写される。
【0044】現像剤像が転写された記録紙は定着部20
7に搬送され、定着部207は記録紙を熱圧することに
よって現像剤像を記像紙に定着させる。定着部207を
通過した記録紙は排出ローラ208によって排出され、
ソータ220は排出された記録紙をそれぞれのビンに収
納して記録紙の仕分けを行う。なお、ソータ220は、
仕分けが設定されていない場合には最上ビンに記録紙を
収納するように動作する。また、両面記録が設定されて
いる場合には、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬
送した後に排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フ
ラッパ209によって再給紙搬送路210へ導くように
設定されている。多重記録が設定されている場合には、
記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッ
パ209を切り換えて再給紙搬送路210へ導くように
設定されている。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙
は、上述したタイミングで、感光ドラム202と転写部
206との間に再度給紙される。
【0045】次に、コア部2の構成について図3を参照
しながら説明する。図3は図1の画像形成装置のコア部
2の構成を示すブロック図である。
【0046】コア部2は、リーダ部7とのI/F部12
1を有し、リーダ部7から転送された画像データはI/
F部121およびコア部メインバス125を介してデー
タ処理部124へ転送されるとともに、リーダ部7から
の制御コマンドはCPU122へ転送される。データ処
理部124は必要に応じて入力された画像データに対し
画像の回転処理、変倍処理などの画像処理を施し、デー
タ処理部124で画像処理が施された画像データは、リ
ーダ部7から転送された制御コマンドに応じて、I/F
部120を介してハードディスク3、ネットワークI/
F部4へ転送される。
【0047】また、クライアント9からネットワークI
/F部4を介して入力された画像を表すコードデータ
は、データ処理部124に転送された後にフォーマッタ
部6へ転送されて画像データに展開され、この画像デー
タはデータ処理部124に転送された後にI/F部12
1を介してプリンタ部8へ転送される。
【0048】CPU122はメモリ123に格納されて
いる制御プログラムおよびリーダ部7から転送された制
御コマンドに従って各ブロック間のデータの転送制御を
行うとともに、データ処理部124による画像処理を実
行を制御する。また、メモリ123は、CPU122の
作業領域としても使われる。
【0049】このように、コア部2を中心に、原稿画像
の読取り、画像のプリント、コンピュータからのデータ
の入出力などの各機能を複合させた処理を行うことが可
能である。
【0050】次に、ネットワークI/F部4におけるプ
ログラム構成について図4を参照しながら説明する。図
4は図1の画像形成装置のネットワークI/F部におけ
るプログラム構成を示す図である。
【0051】ネットワークI/F部4におけるプログラ
ムは、図4に示すように、IP(Internet Protocol )
405、TCP(Transmission Control Protocol ),
UDP(User Datagram Protocol)404、アプリケー
ション階層のプロトコル401、および複数のアプリケ
ーションから構成されている。
【0052】IP405は発信ホストから宛先ホストへ
ルータなどの中継ノードと連携しながらメッセージを送
り届けるサービスを提供するインタネットのプロトコル
階層である。メッセージを送り届けるのに一番重要な情
報は、発信、宛先のアドレスであり、この発信、宛先の
アドレスはIP405により管理される。メッセージを
アドレス情報に従ってインターネット網内をどのような
経路で宛先ホストまで届けるかというルーティングはI
P405で行う。
【0053】TCP,UDP404は、発信アプリケー
ションプロセスから受信アプリケーションプロセスにメ
ッセージを送り届けるサービスを提供するトランスポー
ト階層である。TCPはコネクション型サービスであっ
て、通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネク
ションレス型のサービスであって、信頼性の保証を行な
わない。
【0054】アプリケーション階層のプロトコル401
は複数のプロトコルを規定し、こののプロトコルには、
リモートログインサービスであるTELNET、ファイ
ル転送サービスであるFTP、ネットワーク管理プロト
コルであるSNMP、プリンタ印刷用のサーバプロトコ
ルであるLPD、WWW(World Wide Web)サーバのプ
ロトコルであるHTTPdなどが存在する。
【0055】アプリケーションとしては、WWWサーバ
のデータ取得するHTTPクライアント403、取得し
たHTML形式のデータおよび画像データを記録紙上に
印刷するためのデータフォーマットに変換するHTML
Parser402が設けられている。
【0056】本実施例の形態では、デジタル複写機1が
能動的にWWWサーバにアクセスし、WWWサーバー内
のHTML形式のデータを取得して自らのプリンタ部8
で印刷を行う機能を有し、以後のこの機能をウェブプル
プリント(Web Pull Print)と呼ぶ。ユーザによるデジ
タル複写機1に対するウェブプルプリント要求は、クラ
イアント9上で動作している専用プログラム(以下、プ
リントユーティリティという)を通じて行われる。この
プリントユーティリティは、ウェブプルプリントに関す
る各種設定を行うとともに、後述するパケットを使用し
てその設定内容をデジタル複写機1に送信するためのプ
ログラムである。このパケットを受信したデジタル複写
機1では、パケットの内容を解析し、その指示内容に従
ってウェブプルプリント動作を開始する。
【0057】また、デジタル複写機1は、プリントユー
ティリティから受けた複数のウェブプルプリント要求を
ジョブという形でスプールする機能を有し、プリントユ
ーティリティは、後述するパケットを使用してデジタル
複写機1と通信を行い、デジタル複写機1内部にスプー
ルされているジョブに関する情報を取得したり、または
特定のジョブを削除することができる。
【0058】次に、ユーザがプリントユーティリティを
用いて設定可能な項目について表1を参照しながら説明
する。表1は、プリントユーティリティを用いて設定可
能な項目の一覧を示す。
【0059】
【表1】 各項目の内容は以下の通りである。
【0060】(1)「印刷文書タイトル」 印刷結果のヘッダ部分に印字する文書タイトル。ユーザ
が編集することも可能。
【0061】(2)「URL」 印刷したいホームページが格納されたWWWサーバのドメ
イン名、及び取得するHTML形式のデータのファイル名を
指定する。
【0062】(3)「プリンタアドレス」 ウェブプルプリント要求を送るデジタル複写機1のネッ
トワークアドレス。
【0063】(4)「ユーザ名」 任意のユーザ名を入力できる。デジタル複写機1は、こ
のユーザ名からウェブプルプリント要求の送り主を特定
する。
【0064】(5)「オプションファイル」 本プリントユーティリティにて設定した全ての内容が保
存されたファイル。予めユーザ毎のオプションファイル
を作成しておき、本設定項目にて何れかのファイルを指
定することで、全ての設定項目に対して一括して設定を
行うことが可能。
【0065】(6)「リンクレベル」 本実施の形態のデジタル複写機では、印刷指定したホー
ムページにハイパーリンクが設定されていた場合、その
リンクを辿ってリンク先のホームページも印刷すること
ができる。この際、何階層までリンクを辿るかを本項目
にて指定する。
【0066】(7)「最大印刷ページ数」 印刷するホームページが複数ページにまたがる際に、印
刷するページ数の上限値。
【0067】(8)「最大印刷ページ数を超えて印刷」 印刷する1つのホームページが複数ページにまたがり、
且つ途中のページが(7)「最大印刷ページ数」に当たる
場合、そのホームページの最後まで印刷するか否かを指
定する。
【0068】(9)「他サイトの印刷」 上記設定項目(6)の「リンクレベル」の指定が1以上
で、且つリンク先が他のサイトであった際、そのリンク
先も印刷するか否かを指定する。
【0069】(10)「リンクマップの印刷」 本実施の形態のデジタル複写機では、リンクを辿ってホ
ームページを印刷した際のリンク関係を表すリンクマッ
プを作成/印刷することができる。このリンクマップを
ホームページの印刷の最終ページとして印刷するか否か
を指定する。
【0070】(11)「ページ番号の印刷」 印刷結果のフッタ部分にページ番号を印刷するか否かを
指定する。
【0071】(12)「日付の印刷」 印刷結果のフッタ部分に印刷実行日付を印刷するか否か
を指定する。
【0072】(13)「URLの印刷」 印刷結果のフッタ部分にURLを印刷するか否かを指定す
る。
【0073】(14)「文書タイトルの印刷」 上記設定項目(1)の「文書タイトル」を印刷結果のヘ
ッダ部分に印刷するか否かを指定する。
【0074】(15)「印刷するヘッダの内容」 印刷結果のヘッダ部分に印刷する任意の文字列。
【0075】(16)「印刷するヘッダの位置」 上記設定項目(15)の「印刷するヘッダの内容」にて
指定した文字列を印刷する位置。
【0076】(17)「バックグラウンドの印刷」 ホームページ内でバックグラウンド描画用の画像が指定
されていた場合、それを印刷するか否かを指定する。ホ
ームページのバックグラウンドカラーが黒等で設定され
ていた場合、カラーディスプレイ上で表示する場合は問
題なくても白黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も
黒、バックグラウンドも黒くなりテキストが判断できな
くなることを防ぐための設定である。
【0077】(18)「<H>タグへの番号付け」 ホームページ内の見出し文の先頭に見出し番号を付加す
る否かを指定する。
【0078】(19)「リンク文書を先に印刷」 2以上のリンクレベルが指定された際、読み出したリン
クの順番に印刷するか、または同一リンクレベルを先に
印刷するかを指定する。
【0079】(20)「拡大率/縮小率」 ホームページを拡大/縮小して印刷する際の拡大率/縮
小率。
【0080】(21)「ページ境界時の縮小率」 本実施の形態のデジタル複写機では、ホームページ上の
画像がページ境界にかかる場合、ページ内に収まるよう
に画像を縮小して印刷することができる。この際の縮小
率を指定する。
【0081】(22)「フォント名」 HTMLテキストデータを印刷する際に使用するフォント。
【0082】(23)「フォントサイズ」 ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用する
フォントサイズ。
【0083】(24)「フォントの太さ」 ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用する
フォントの太さ。
【0084】(25)「スタイルシートの使用」 下記設定項目(26)の「スタイルシート名」にて指定
したファイルを使用するか否かを指定する。
【0085】(26)「スタイルシート名」 上記項目(22)の「フォント名」、(23)の「フォ
ントサイズ」、(24)の「フォントの太さ」の設定内
容を格納したファイル(スタイルシート)が予め存在す
る場合、そのファイル名を指定する。これにより、ユー
ザは個々の項目を設定することなく、これらフォントに
関する設定を行うことが可能。
【0086】(27)「印刷用紙サイズ」 印刷する際に使用する用紙のサイズ。
【0087】(28)「印刷用紙方向」 印刷する際の用紙の方向としてPortraitとLandscape の
何れかを指定する。
【0088】(29)「左/右/上/下マージン」 印刷する際の用紙端からのマージン。
【0089】(30)「印刷部数」 本項目を設定することで複数部の印刷が可能。
【0090】(31)「ソーター」 本実施例のデジタル複写機に接続されているソーターの
動作モードを指定する。動作モードには、ノーマルソー
ト、ステープルソート、グループソートがあり、ノーマ
ルソートを選択すると複数部数の印刷物をソータ(図2
の220)のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。ス
テープルソートを選択するとソートした印刷物をホチキ
ス留めするように設定される。グループソートを選択す
ると複数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに
排出されるように設定される。
【0091】(32)「解像度」 印刷解像度。
【0092】(33)「両面印刷」 両面印刷を行うか否かの指定。
【0093】(34)「スケジュール印刷設定」 本実施の形態のデジタル複写機では、指定された時刻に
ウェブプルプリント動作を開始したり、またはユーザか
らのウェブプルプリント要求を定期的に繰り返すことが
できる。具体的には、即時実行モード/時刻指定モード
/定期巡回モード(曜日指定)/定期巡回モード(日付
指定)/定期巡回(間隔指定)の5つのモードがあり、
本項目ではこれらの中の何れかのモードを指定する。
【0094】(35)「曜日指定」 上記設定項目(34)の「スケジュール印刷設定」にて
定期巡回モード(曜日指定)が指定された際、実行する
曜日を指定する。
【0095】(36)「日付指定」 上記設定項目(34)の「スケジュール印刷設定」にて
定期巡回モード(日付指定)が指定された際、実行する
日付を指定する。また、定期巡回モード(間隔指定)が
指定された際、実行時間間隔を日で指定する。
【0096】(37)「時刻指定」 上記設定項目(34)の「スケジュール印刷設定」にて
時刻指定モードが指定された際、実行する時刻を指定す
る。また、定期巡回モード(間隔指定)が指定された
際、実行時間間隔を指定する。
【0097】(38)「更新文書のみ印刷」 定期巡回モードで実行する際、前回の印刷時以降に更新
されたホームページのみを印刷するか否かを指定する。
【0098】次に、クライアント9におけるプリントユ
ーティリティの操作画面について図5ないし図11を参
照しながら説明する。図5ないし図11は図1のクライ
アント9におけるプリントユーティリティの操作画面例
を示す図である。
【0099】クライアント9上でプリントユーティリテ
ィが起動されると、まず、図5に示す操作画面が表示さ
れる。この操作画面上には、上記設定項目(1)〜
(5)に対応する入力欄501〜505が表示される。
上記設定項目(6)〜(38)の設定を行う場合、本操
作画面上の“Print Setup”ボタン601を押下するこ
とで図6の操作画面が新たに表示される。この操作画面
では、上記設定項目(6)〜(16)に対応する入力欄
506〜516が表示される。さらにこの操作画面上部
のタグ“HTML Print Style”、“Post Script Optio
n”、“Schedule”を押下することで、図7、図8、図
9にそれぞれ示す操作画面へ移動することができる。図
7に示す操作画面では、上記設定項目(17)〜(2
6)に対応する入力欄517〜526が表示される。図
8に示す操作画面では、上記設定項目(27)〜(3
3)に対応する入力欄527〜533が、図9に示す操
作画面では、上記設定項目(34)〜(38)に対応す
る入力欄534〜538が表示される。また、図6ない
し図9の操作画面にて“OK”ボタン604、“Cancel”
ボタン605を押下することで、図5の操作画面へ戻る
ことができる。
【0100】また、図5の操作画面右上の“Bookmark”
ボタン602を押下することによって、図10に示すブ
ックマーク画面が新たに表示される。ここで、ブックマ
ークとは、ホームページのURLとそのタイトルをリス
トにしたもので、既に登録されたブックマークが存在す
る場合、本画面上にそのリストの内容が表示される。リ
スト内からURLを指定する場合は、目的のURLを選
択して反転表示させた状態で“OK”ボタン604を押下
することで、図5の操作画面上の501,502に選択
したタイトルとURLが反映される。新たにタイトルと
URLを追加する場合は、図5の操作画面上の501、
502にタイトルとURLを入力した後、“Add Bookma
rk”ボタンを押下することで上述のリストにそれらが追
加される。
【0101】ユーザは、上述の方法で図5ないし図9の
各操作画面を開き、必要な項目に対して設定を行うこと
ができる。そして全ての設定が終了した後に図5の操作
画面上の“Print”ボタンを押下すると、プリントユー
ティリティはデジタル複写機1に対して設定内容を送信
する。
【0102】さらに、図5の操作画面上で“Monitor”
ボタン603を押下すると、図11の操作画面が表示さ
れる。この際、プリントユーティリティはデジタル複写
機1と通信を行い、デジタル複写機1内にスプールされ
ているジョブに関する情報を取得して操作画面上に表示
する。ユーザは、この表示内容を参照することで、スプ
ールされているジョブの処理経過を把握することができ
る。また、ユーザはスプールされているジョブを削除す
ることもできる。この場合、ユーザは操作画面上に表示
されているジョブ情報の中から削除したいジョブを選択
して反転表示させ、“Delete”ボタンを押下する。この
“Delete”ボタンの押下により、プリントユーティリテ
ィは、指定されたジョブのジョブ番号を含んだ削除要求
をデジタル複写機1に対して送信し、この削除要求を受
信したデジタル複写機1は、スプールしているジョブの
中からジョブ番号が一致するものを削除する。
【0103】次に、WWWサーバのホームページを印刷
する手順について図12ないし図16を参照しながら説
明する。図12は図1のクライアント9のプリントユー
ティリティからデジタル複写機1へ送信されるコントロ
ールファイルの構成の一例を示す図、図13は図1のク
ライアント9のプリントユーティリティからのウェブプ
ルプリント要求/ジョブ情報要求/ジョブ削除要求に対
するLPR コマンド/LPQ コマンド/LPRMコマンドの変換
後のフォーマットを示す図、図14は図1の画像形成装
置におけるWWWサーバのホームページを印刷する処理
手順を示すフローチャート、図15は図14のステップ
S502のコマンド受け取り処理の手順を示すフローチ
ャート、図16は図1の画像形成装置におけるスケジュ
ールジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【0104】クライアント9ののプリントユーティリテ
ィからデジタル複写機1に対してコマンドを発行する際
には、クライアント9上のプリントユーティリティとデ
ジタル複写機1との間で、TCP/IPの上位プロトコ
ルであるLPRプロトコルを使用して通信が行われる。
デジタル複写機1のネットワークI/F部4ではLPD
(Line Printer Deamon)が動作しており、プリントユ
ーティリティからのウェブプルプリント要求/ジョブ情
報要求/ジョブ削除要求のコマンドが発行されると、図
14に示すように、それぞれLPRコマンド/LPQコ
マンド/LPRMコマンドとして、デジタル複写機1の
ネットワークI/F部4で動作しているLPD(Line P
rinter Deamon)が受け取る(ステップS501)。こ
の際、プリントユーティリティにて設定した各パラメー
タは、LPRコマンドパケット内のデータファイルの中
に文字列データとして格納されてLPDに送られる。こ
のLPRコマンドパケット内のデータファイルの一例を
表2に示す。
【0105】
【表2】 本例では、文字列データが「START_OF_NETRETRIEVER_PA
RAMETERS」で始まり、「END_OF_NETRETRIEVER_PARAMETE
RS」で終わる。また、各パラメータは「パラメータ名=
値」の形式で記述されている。なお、表2中の右側の番
号は、上述したプリントユーティリティの設定項目の内
容説明における通し番号と対応付けるためのものであ
り、実際のデータファイルには記述されない。また、プ
リントユーティリティにて設定したパラメータの中で
「印刷文書タイトル」「ユーザ名」だけはLPRコマン
ドパケット内のコントロールファイルの中に格納され
る。このコントロールファイルの一例を図12に示す。
LPRコマンドパケットとしてネットワーク上を流れる
データは、印刷に必要な設定パラメータのみであるた
め、従来例のようにホームページデータを印刷可能なフ
ォーマットに変換したデータをネットワークに流す場合
と比較して、そのデータ量は極めて少なくて済む。
【0106】LPDは、プリントユーティリティからの
LPRコマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドを
図13に示すフォーマットへそれぞれ変換してコア部2
に送る。コア部2ではLPDからの要求コマンドを受け
るためのコマンド受け取り処理が常時動作しており、L
PDからの要求コマンドを受けると、コマンド受け取り
処理を実行する(ステップS502)。このフォーマッ
トの先頭には、図13に示すように、コマンド種別(LP
R/LPQ/LPRM)を表す識別子が付加されており、コマンド
受け取り処理では、その識別子を参照してコマンド種別
を判断し、それぞれのフォーマットに合わせてコマンド
の中身を解析する。
【0107】また、操作部5にもクライアント9上のプ
リントユーティリティと同等の印刷パラメータ設定機能
があり、操作部5上で印刷パラメータを設定した後にス
タートボタンを押下することによりコア部2のコマンド
受け取り処理へ要求コマンドを送ることが可能である。
さらに、要求コマンドは後述するスケジュールジョブ処
理からも発行される。
【0108】操作部5からのプリント指示命令、スケジ
ュールジョブ処理からのプリント指示命令は、クライア
ント9からのプリント指示命令と同一データフォーマッ
ト(図9参照)であるため、コマンド受け取り処理(ス
テップS502)はこれら3カ所からのプリント要求指
示命令を統一的に扱うことができる。
【0109】クライアント9、および操作部5からはプ
リント指示命令の他にジョブの問い合わせ命令やスケジ
ュールジョブの削除命令、即時ジョブリストの削除命令
が発行される。
【0110】コマンド受け取り処理では、図15に示す
ように、まず、ステップS520において、受け取った
コマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令である
か否かを判定し、受け取ったコマンドがスケジュールジ
ョブの問い合わせ命令であると、ステップS521に進
み、スケジュールジョブリストの取得を行い、続くステ
ップS524で、スケジュールジョブの問い合わせ命令
を発した宛先に取得したスケジュールジョブリストをメ
ッセージとして送信して処理を終了する。ここで、スケ
ジュールジョブの問い合わせ命令の発行元がプリントユ
ーティリティであるときには、プリントユーティリティ
の操作画面(図11に示す)上に受け取ったデータを表
示する。
【0111】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の問い合わせ命令でないときには、ステップS522に
進み、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除
命令であるか否かを判定する。受け取ったコマンドがス
ケジュールジョブの削除命令であるときには、ステップ
S523に進み、スケジュールジョブの削除命令により
指定されたジョブをスケジュールリストから削除し、続
くステップS524で、コマンドを発した宛先に削除し
たスケジュールリストをメッセージとして送信して処理
を終了する。
【0112】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の削除命令でないときには、ステップS525に進み、
受け取ったコマンドが即時ジョブの削除命令であるか否
かを判定する。受け取ったコマンドが即時ジョブの削除
命令であるときには、ステップS526に進み、即時ジ
ョブリストを取得し、指定されたジョブがHTTPクラ
イアント403またはHTML Parser402に
より実行中であるか否かを判定する。指定されたジョブ
が実行中でないときには、ステップS527に進み、即
時ジョブリストから指定されたジョブを削除し、続くス
テップS524で、削除したジョブリストをコマンドを
発した宛先にメッセージとして送信して処理を終了す
る。削除するように指示されたジョブがHTTPクライ
アント403またはHTML Parser402によ
り実行中であるときには、ステップS529に進み、キ
ャンセルフラグを立てて処理を終了する。
【0113】受け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令
でないときには、ステップS528に進み、受け取った
コマンドが即時プリントジョブ命令であるか否かを判定
し、受け取ったコマンドが即時プリントジョブ命令でな
いときには、スケジュールジョブのプリントコマンドで
あると判断してステップS530で、このジョブをスケ
ジュールジョブに登録して処理を終了する。
【0114】受け取ったコマンドが即時ジョブプリント
コマンドであるときには、図14に示すステップS50
4のHTTPクライアント403の処理へ移行する。H
TTPクライアント403、HTML Parser4
02は、メモリを大量に消費しないように、1度に複数
のジョブを並列的に処理することは行わず、既に別の処
理が動作中である場合には、この即時ジョブプリントコ
マンドジョブにより指定されたジョブは、即時ジョブリ
ストに登録され、処理が終り次第実行されることにな
る。
【0115】図14に示すステップS504において
は、HTTPクライアント403によりWWWサーバか
らホームページのデータであるHTMLデータ、画像デ
ータなどを取得するための動作を実行する。
【0116】このHTTPクライアント403による動
作が終了すると、ステップS505に進み、キャンセル
フラグが立っているか否かを判定する。ここで、キャン
セルフラグが立っていた場合には、ステップS509に
進み、印刷中止処理を実行し、続くステップS510
で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを
ジョブ発行元に送信して終了をする。キャンセルフラグ
が立っていない場合には、ステップS506に進み、H
TML Parser402による処理を開始する。H
TML Parser402の処理では、WWWサーバ
から取得したデータに基づきプリンタ部8が印刷可能な
画像データを生成する。
【0117】HTML Parser402の処理終了
後、ステップS507に進み、再度キャンセルフラグが
立っているか否かを判定する。ここで、キャンセルフラ
グが立っていた場合には、上述したように、ステップS
509で印刷中止処理を実行し、続くステップS510
で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを
ジョブ発行元に送信して終了をする。キャンセルフラグ
が立っていない場合には、ステップS508に進み、H
TML Parser402で作成した画像データをコ
ア部10へ送信して処理を終了する。画像データを受け
取ったコア部2はリーダ部7を介してプリンタ部8へ転
送し、プリンタ部8では、カセット204またはカセッ
ト205から対応するサイズの用紙を給紙し、この用紙
に印刷を行う。
【0118】次に、スケジュールジョブ処理について図
16を参照しながら説明する。
【0119】スケジュールジョブ処理は、毎分1回定期
的に起動される。スケジュールジョブとは、実行の日時
がセットされたジョブである。
【0120】スケジュールジョブ処理では、図16に示
すように、まず、ステップS541において、スケジュ
ールジョブがあるか否かを判定し、スケジュールジョブ
がないときには、本処理を終了する。スケジュールジョ
ブがあるときには、ステップS542に進み、このスケ
ジュールジョブに対して設定された印刷時刻が到来した
か否かを判定し、スケジュールジョブに対して設定され
た印刷時刻が到来していないときには、処理を終了す
る。スケジュールジョブに対して設定された印刷時刻が
到来しているときには、ステップS543に進み、プリ
ント指示コマンドを送信して処理を終了する。このプリ
ント指示コマンドが送信されると、上述したように、即
時プリントジョブが上記ステップS502のコマンド受
け取り処理で受信され、このコマンドにより上記S51
1において指定された時刻にWWWサーバをアクセスし
てホームページの印刷が行われることになる。
【0121】以上より、本実施の形態では、クライアン
ト9上で動作しているプリントユーティリティからのウ
ェブプリント要求に基づきネットワーク上のWWWサー
バにアクセスしてこのWWWサーバのデータを取得し、
印刷を行うから、クライアント9を介さずにネットワー
ク上のWWWサーバのデータを直接取得することができ
るとともに、WWWサーバから取得したデータを印刷す
る際にネットワークに掛かる負荷を軽減させることがで
きる。また、クライアント9上で動作しているプリント
ユーティリティからウェブプリント要求をデジタル複写
機1に対して発行することによって、ウェブプルプリン
トを実行することができ、WWWサーバから取得したデ
ータの印刷に関する操作性を向上することができる。
【0122】なお、本実施の形態では、ネットワークの
通信プロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、I
PX/SPX、Apple Talkなどの通信プロト
コルを用いても同様の効果が得られる。また、クライア
ントPC11との通信プロトコルにLPR,LPDを用
いているが、これに代えて、HTTP、FTPなどの通
信プロトコルを用いても同様の効果が得られる。
【0123】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図17ないし図30を参照しながら説
明する。図17は本発明の画像形成装置の実施の第2形
態の構成を示すブロック図である。なお、上述の実施の
第1形態と同じブロックには同一の符号を付し、その説
明を省略する。
【0124】本実施の形態の画像形成装置は、図17に
示すように、リーダ部7と、プリンタ部8と、画像入出
力制御部301とを備える。画像入出力制御部301は
リーダ部7を接続するとともに、ファクシミリ部30
4、ファイル部305、ネットワークI/F部307、
フォーマッタ部308、イメージメモリ部309および
コア部310を有する。
【0125】ファクシミリ部304は、電話回線を介し
て受信した圧縮画像データを伸長し、伸長した画像デー
タをコア部310へ転送し、また、コア部310から転
送された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像デー
タを電話回線を介して送信する回路である。ファクシミ
リ部304にはハードディスク312が接続され、ハー
ドディスク312には受信した圧縮画像データを一時的
に保存することが可能である。
【0126】ファイル部305には光磁気ディスクドラ
イプ306が接続され、ファイル部305はコア部31
0から転送された画像データを圧縮し、その画像データ
を検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクド
ライブ306にセットされた光磁気ディスクに書き込
む。また、ファイル部305はコア部310を介して転
送されたキーワードに基づき光磁気ディスクに記憶され
ている圧縮画像データを検索し、検索した圧縮画像デー
タを読み出して伸長し、伸長した画像データをコア部3
10へ転送する。
【0127】ネットワークI/F部307は、画像入出
力制御部301をネットワークに接続するためのインタ
フェイスを有する。このネットワークはイントラネット
からなり、該イントラネットにはクライアント9および
複数のWWWサーバ10が接続されているとともに、イ
ンターネット網と接続されている。インターネット網に
は膨大な数のインターネットWWWサーバ11が存在
し、各WWWサーバ10,11はホームページを公開し
ている。本実施の形態における画像形成装置では、上述
の実施の第1形態と同様に、ネットワークI/F部30
7を介して各WWWサーバ10,12からそれぞれのホ
ームページの情報を取得することができる。このネット
ワークI/F部307におけるプログラム構成は、上述
の実施の第1形態と同じであり、その説明を省略する。
【0128】フォーマッタ部308は、ネットワークI
/F部307に接続されたコンピュータから転送される
画像を表すコードデータをプリンタ部8で印刷可能な画
像データに展開する。
【0129】イメージメモリ部309は、画像データを
一時的に記憶する回路である。
【0130】コア部310は、リーダ部7、プリンタ部
8、ファクシミリ部304、ファイル部305、ネット
ワークI/F部307、フォーマッタ部308、イメー
ジメモリ部309の各ブロック間のデータの流れを制御
し、このコア部310の制御により、原稿画像の読取
り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コン
ピュータからのデータの入出力などの各機能を複合させ
た処理を行うことが可能である。
【0131】リーダ部7には、操作部(図示せず)が設
けられ、操作部は、各機能モードに関する設定を行うた
めの各種キーおよび設定状態を示す情報を表示する表示
部が設けられている。
【0132】この操作部の構成について図18を参照し
ながら説明する。図18は図1のリーダ部7に設けられ
ている操作部の構成およびその画面例を示す図、図19
は操作部に表示される用紙選択、ソータ処理設定画面で
ある。
【0133】操作部は、図18に示すように、タッチパ
ネルが設けられた液晶表示部と、複数のハードキー33
8〜341とを有する。この液晶表示部には、例えばコ
ピーモード設定時には、現在の状態を表示するウィンド
ウ320と、各種設定を行うためのソフトキー321〜
336とが表示される。本図では、ウィンドウ320
に、現在コピーができる状態にあり、A4用紙サイズで
拡大率100%、1部印刷することが表示されている。
【0134】ソフトキー321はガイドキーであり操作
がわからないときに適切なアドバイスの表示を指示する
キーである。ソフトキー322〜324はモード変更キ
ーであり、ソフトキー322が押下されるとコピーモー
ドが選択され、ソフトキー323でFAXモード、ソフ
トキー324でWebプリントモード(ウェブプルプリ
ントモードを示す)がそれぞれ選択される。ソフトキー
325は現在表示されていない他のモードキーを表示す
るためのキーであり、このキーが押下されるとプリンタ
モードキー、FILEモードキーが表示される。
【0135】ソフトキー326は用紙選択キーであり、
このキーを押下すと、図19(a)に示す用紙選択入力
画面が表示され、用紙選択入力画面上での入力操作によ
り用紙のサイズが選択される。この用紙のサイズが選択
されると、この選択されたサイズの用紙を収容している
カセット204,205から給紙が行われることにな
る。ソフトキー327は画像処理に関わる設定を行う処
理メニュー画面を表示するためのキーであり、このキー
により表示された処理メニュー画面を用いてトリミン
グ、マスキング、ネガ/ポジ反転、影処理などの設定を
行うことができる。ソフトキー328は両面印刷に関わ
る処理設定を行うメニュー画面を表示するためのキーで
あり、このキーにより表示されたメニュー画面を用いて
片面原稿から片面原稿、片面原稿から両面原稿、両面原
稿から両面原稿にコピーをする3つの設定から1つの設
定を選択することができる。ソフトキー329は、縦と
横の拡大率を変更することができるように設定するメニ
ュー画面を表示する応用ズームキーである。
【0136】ソフトキー330はソータキーであり、こ
のキーを押下すると、図19(b)に示すソータ220
に関するメニュー画面を表示する。このメニュー画面上
でソートを選択すると、複数部数の印刷物をソータ22
0のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。ステープル
ソートを選択すると、ソートした印刷物をホチキス留め
するように設定される。グループソートを選択すると複
数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに排出さ
れるように設定される。
【0137】ソフトキー331は原稿混載キーであっ
て、異なるサイズの原稿が混載されているか、同一サイ
ズの原稿だけが積載されているかを指示するキーであ
る。異なるサイズの原稿混載が指定されると、スキャニ
ングするたびに原稿サイズのチェックが行われ、原稿混
載が指定されていなければ、最初のページのみ原稿サイ
ズのチェックを行うように設定される。ソフトキー33
4は、拡大率を100%の設定に戻す等倍キーであり、
ソフトキー335,336は、拡大率、縮少率をセット
するメニューをそれぞれ表示するための縮小、拡大キー
である。
【0138】ハードキーとしては、テンキー338、ス
タートキー339、リセットキー340、STOPキー
341が設けられている。本画面例では、テンキー33
8は印刷部数の入力に用いられる。リセットキー340
が押されると、コピーに必要なパラメータはデフォルト
値に戻される。コピーに必要なパラメータはコピー開始
前にセットされ、各必要なパラメータのセット後にスタ
ートキー339を押下すると、コピー動作が開始され
る。コピー開始後STOPキー341、リセットキー3
40を押下することによってコピー動作は中断される。
【0139】次に、操作部に表示されるWEBプリント
モードの操作画面例について図20ないし図28および
図29を参照しながら説明する。図20ないし図26お
よび図29は操作部に表示されるWebプリントモード
の操作画面例を示す図である。
【0140】WEBプリントモードを設定する際には、
図20に示すように、まず、ソフトキー324(Web
プリントモードキー)が押下され、WEBプリントモー
ドの現在の状態を表示するウィンドウ320が液晶表示
部に表示される。本例では、ウィンドウ320にはA4
用紙サイズで印刷、拡大率100%、1部印刷すること
を表示している。また、液晶表示部には、コピーモード
時と同じ設定指示を行う各ソフトキー321〜326,
330と、コピーモード時と異なる設定指示を行う各ソ
フトキー352〜359が表示される。
【0141】ソフトキー359は,両面印刷にかかわる
処理設定を行うメニュー画面を表示するためのキーであ
り、このキーにより表示されたメニュー画面を用いて、
イントラネット上のWWWサーバ10、インタネット上
のWWWサーバ11などの各WWWサーバからのデータ
を印刷する際に片面で印刷するか両面で印刷するかを設
定することができる。なお、このソフトキー359によ
る両面印刷に関わる設定内容はコピーモード時の画面
(図18に示す)のソフトキー328による設定内容と
異なるが、FAXモード時、プリンタモード時において
は、このソフトキー359と同じ内容が設定される。ま
た、本画面例においては、テンキー338はコピーモー
ド時の画面と同様に、印刷部数をセットするために用い
られる。
【0142】ソフトキー351はURLキーであり、こ
のURLキーは各WWWサーバのドメイン名、取得する
HTML形式のデータのファイル名を入力画面を兼ね
る。このソフトキー351を押下すると、仮想アルファ
ベットキーボード(図示せず)が表示され、この仮想ア
ルファベットキーボードを用いて上述のデータを指定す
るための文字列が入力される。
【0143】ソフトキー352は印刷時刻キーであり、
印刷時刻キーはWWWサーバにアクセスしてHTML形
式のデータ、画像ファイルなどを取得する日付、時間を
設定するウィンドウを開くためのキーである。このソフ
トキー352が押下されると、図21に示すウィンドウ
が開かれる。このウィンドウでは、図21に示すよう
に、まず、印刷日付370の入力を促すようにカーソル
が点滅し、テンキー338から数値を入力することによ
り印刷を行う日付のセットを行う。印刷日付370の入
力が終了すると、カーソルが印刷時間371の入力欄に
移動し、入力を促すために点滅する。印刷日付370へ
の入力と同様に、テンキー338から印刷時刻を示す数
値が入力され、印刷時間がセットされる。印刷時間37
1の入力を終了すると、OKキー372が表示され、O
Kキー372を押すことにより印刷時刻がセットされて
再度図18の画面への切換えが行われる。ネットワーク
トラフィックが多い時間帯ではWWWサーバのデータを
正しく取得することができないことがあるから、このよ
うに印刷時刻を指定することにより、この時間帯を避け
ることができる。
【0144】ソフトキー353は、定期的にWWWサー
バにアクセスし、印刷実行するための定期巡回キーであ
り、この定期巡回キーを押下すると、図22に示すウィ
ンドウが表示される。このウィンドウでは、図22に示
すように、曜日キー380、間隔(日)キー381、間
隔(月)キー382および印刷時間キー383を含む各
ソフトキーを表示し、曜日キー380、間隔(日)キー
381、間隔(月)キー382の各ソフトキーにより、
WWWサーバを定期的に巡回する間隔を曜日単位で入力
するか、日単位で入力するか、月単位で入力するか選択
することができる。これら3つのソフトキー380,3
81,382の内アクティブとなるソフトキーは1つだ
けであり、1つのキーを選択すると、他のキーによる設
定項目はキャンセルされる。例えば、曜日キー380を
選択した場合、月キー384から日キー380までの7
つのキーが有効となる。これらのキーは複数選択が可能
であり、選択されると、黒く表示され、選択済みの状態
で再度押されると、選択が解除されて白く表示される。
間隔(日)キー381が選択されると、カーソルが日の
入力欄391に移動して点滅し、入力欄391にテンキ
ー338から数値を入力することによりWWWサーバを
アクセスする日付の間隔がセットされる。間隔(月)キ
ー382が選択されると、カーソルが月の入力欄392
に移動して点滅し、この入力欄392にテンキー338
から数値を入力することによりWWWサーバをアクセス
する月の間隔がセットされる。
【0145】印刷時間キー383が押下されると、時間
の入力欄393にカーソルが移動して点滅し、この入力
欄393にテンキー338から数値を入力することによ
りWWWサーバをアクセスする時間がセットされる。
【0146】このようにして各データがセットされてO
Kキー382が押下されると、定期巡回のパラメータが
確定され、再度図18の画面への切換えが行われる。
【0147】ソフトキー334は、図23に示すBOO
K MARKウィンドウを表示するためのBook M
arkキーであり、このキーを押下すると、BOOK
MARKウィンドウが開かれる。このウィンドウには、
図23に示すように、既に登録済みである各URLを記
載したリスト(1画面で690〜695までの5つの登
録済みURLを表示可能)が表示され、このウィンドウ
において上矢印キー696を押すと、URLリストは上
にスクロールし、下矢印キー697を押すと、URLリ
ストは下にスクロールする。登録キー695を押下する
と、図20に示すソフトキー351(URLキー)で入
力したWWWサーバのURLがこのリストに追加登録さ
れる。また、URLリスト上の各URLの記載部分69
0〜694のいずれかを押すと、押した記載部分のUR
Lが選択されてソフトキー351(URLキー)にデー
タがセットされる。削除キー698を押下すると、UR
Lリスト上の各URLの記載部分690〜694を押す
ことにより選択されたURLがURLリストから削除さ
れる。
【0148】ソフトキー355は、図24に示す時刻指
定リストの表示を行うための時刻指定リストキーであ
る。この時刻指定リストには、図24に示すように、ソ
フトキー352(印刷時刻指定キー)またはソフトキー
353(定期巡回指定キー)で指定されたジョブが登録
される。時刻指定リストの表示項目は、URL705、
印刷日706、印刷時刻707である。この時刻指定リ
ストでは、1画面で710〜714までの5つの登録済
みURLが表示可能であり、上矢印キー708によりリ
ストを上に、下矢印キー709によりリストを下にそれ
ぞれスクロールすることができる。また、リスト上の各
領域部分710〜714のいずれかを押すと、押した領
域部分に記載されたURLが選択され、このURLが選
択された状態で削除キー715を押すと、選択されたU
RLは時刻指定リストから削除される。この時刻指定リ
ストの例では、ジョブ710はソフトキー353(定期
巡回指定キー)により曜日登録されたジョブであり、該
ジョブには実行する曜日が対応付けて表示されている。
日単位の間隔で指定されたジョブ711には指定された
日数が対応付けて表示されている。月単位で指定された
ジョブ713,714には指定された月数が対応付けて
表示されている。ジョブ712は、ソフトキー352
(印刷時刻指定キー)により登録されたジョブであり、
該ジョブには、指定印刷日が対応付けて表示されてい
る。
【0149】ソフトキー356は、図25に示す待機J
OBリストウィンドウを表示するための待機JOBリス
トキーであり、このキーが押されると、図25に示すよ
うに、待機中のジョブのURL720〜724を記述し
た待機JOBリストが表示される。実行待ちのジョブが
多数存在する場合、リストは上矢印キー725を押す
と、上に、下矢印キー726を押すと下にそれぞれスク
ロールする。また、リスト上の各領域部分720〜72
4のいずれかを押すと、押した領域部分に記載されたジ
ョブが選択され、このジョブが選択された状態で削除キ
ー727を押すと、選択されたジョブは待機JOBリス
トから削除される。
【0150】ソフトキー357は、図26に示すログリ
ストを表示するためのログキーであり、このログリスト
には、図26に示すように、WEBプリントモードによ
ってWWWサーバをアクセスした結果が記述され、先頭
から新しいジョブ順にそのアクセス結果が列挙され、最
大件数を過ぎた古いものから自動的に削除される。具体
的には、ログリストの表示項目は、URL737、日付
738、時間739、結果表示740の各項目からな
る。URL737はアクセスしたWWWサーバのURL
を示し、日付738、時間739はWWWサーバをアク
セスした日時を示す。WWWサーバに正常にアクセスし
てこのWWWサーバから取得したデータの印刷出力を行
うことができた場合には、各URL730,733,7
34の結果表示740のように、正常終了と記述され
る。これに対し、使用者がリセットキー350により印
刷を中断した場合にはURL731のようにリセット終
了と記述され、ネットワークの状態あるいはWWWサー
バの状態などにより正常に印刷できなかった場合には、
URL732のようにエラー終了と記述される。このリ
ストは上矢印キー735により上に、下矢印キー736
により下にスクロールすることが可能である。
【0151】ソフトキー358は、後述する表3に記述
されているパラメータをセットするメニュー画面を表示
するための詳細設定キーである。
【0152】ソフトキー360は、図29に示す結果通
知先リストのウィンドウを表示するための結果通知先ス
トキーであり、このキーが押されると、図29に示すよ
うに、結果通知先である宛先のアドレス751〜755
(ここでは、751〜753の3つのアドレスが登録さ
れている)を記述した待機JOBリストが表示される。
結果通知先である宛先が多数存在する場合、リストは上
矢印キー757を押すと、上に、下矢印キー758を押
すと下にそれぞれスクロールする。設定キー760を押
下すると、入力された宛先のメイルアドレスがこのリス
トに追加登録される。また、リスト上の各領域部分75
1〜755のいずれかを押すと、押した領域部分に記載
された宛先が選択され、この宛先が選択された状態で削
除キー759を押すと、選択された宛先は結果通知先リ
ストから削除される。
【0153】
【表3】 WWWサーバから受信するHTML形式のデータは別の
HTMLデータにハイパーリンクすることができ、ハイ
パーリンクされたHTMLデータがさらに別のHTML
へハイパーリンクされている場合もある。このリンクレ
ベルを設定するために、パラメータ1の設定が行われ
る。パラメータ1は指定されたURLのリンクをたどり
印刷する最大のリンクレベルを設定するパラメータであ
り、このパラメータにより印刷するHTMLの最大リン
ク数が設定される。
【0154】パラメータ2は、印刷する最大のページ数
を設定するパラメータであり、WWWサーバからのHT
MLデータをソフトキー306(用紙選択キー)にて設
定された用紙サイズにレイアウトした結果、必要となる
ページ数がこのパラメータ2により設定された最大のペ
ージ数を超えた場合、超えたページ以降のプリントアウ
トを行わないように設定される。本例では、デフォルト
値としては「0」が設定され、このデフォルト値「0」
では、印刷する最大のページ数を制限無しに設定する。
【0155】パラメータ3は、最大ページ数を超えても
現在のHTMLデータは印刷する/しないの設定を行う
ためのパラメータであり、このパラメータはパラメータ
2で設定された最大ページ数を超えた場合、1つのHT
MLの文書に対しては最後まで印刷しないと困る場合が
あるから、ユーザによる選択が可能とした機能である。
【0156】パラメータ4は、他サイトのHTMLも印
刷する/しないの設定を行うためのパラメータである。
パラメータ1のリンクレベルを1以上に設定した場合、
印刷実行したHTMLの文書が他サイトのHTMLにハ
イパーリンクされている場合が存在する。この場合、他
サイトのHTML文書がユーザにとって全く興味がない
ホームページである可能性があるために、パラメータ4
の設定により、ユーザが他サイトのHTMLも印刷する
/しないを選択することを可能にする。
【0157】パラメータ5は、タイムアウト時間を設定
するパラメータであり、このパラメータによりタイムア
ウト時間を設定することによって、TCP,UDP25
1(図5に示す)などのネットワーク関係の通信エラー
が発生した場合、長時間リトライを繰り返すことが防止
される。
【0158】パラメータ6は、HTMLクライアントプ
ログラム252において通信エラーが発生した場合にそ
のエラー時のリトライ回数を設定するパラメータであ
る。
【0159】パラメータ7は使用するFont名称を設定す
るパラメータであり、パラメータ8はFont sizeの指定
を行うためのパラメータである。パラメータ9はFontの
太さを設定するパラメータであり、各パラメータ7,
8,9はHTMLテキストデータを印字するフォントに
関する設定に用いられる。
【0160】パラメータ10は印刷のLeftマージン、パ
ラメータ11は印刷のRightマージン、パラメータ12
は印刷のTop マージン、パラメータ13は印刷のBottom
マージンをそれぞれ設定するパラメータであり、各パラ
メータ10,11,12,13はソフトキー306(用
紙選択キー)により設定された用紙サイズにおける上下
左右の余白幅の規定に用いられる。
【0161】パラメータ14は、バックグラウンドも印
刷する/しないを設定するためのパラメータであり、こ
のパラメータの設定により、バックグラウンドが黒色な
どで描画されているホームページをカラーディスプレイ
上で表示する場合は問題なくても、このホームページを
白黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も黒、バック
グラウンドも黒くなり、テキストが判断できなくなるこ
とを未然に防止することが可能になる。
【0162】パラメータ15は、ヘッダ、フッタ(UR
L、Page番号、印刷日付)を付けて印刷するか/しない
かを設定するためのパラメータであり、このパラメータ
の設定により、印刷レイアウトをする段階にWWWサー
バ上のホームページには記述はされていないURL、Page
番号、印刷日付を付け加えるか、付け加えないかを選択
することができる。
【0163】パラメータ16は、リンクマップを印刷す
るか/しないかを設定するためのパラメータであり、こ
のパラメータを用いて、パラメータ1で印刷する最大リ
ンクレベルを1以上に設定した場合、印刷したHTML
文書がどのようにハイパーリンクされていたのかという
リンク情報を印刷するかしないをユーザは選択すること
ができる。
【0164】パラメータ17はスタイルシートを使用す
るかしないかを設定するためのパラメータであり、この
スタイルシートは、HTMLのデータには印刷するフォ
ントの名称や、フォントサイズなどが規定されていない
ために、ホームページをレイアウトするプログラム毎に
レイアウト結果が異なることを解消するためのパラメー
タが記述されているデータシートである。このスタイル
シートを使用する場合は、使用するシートの名称を指定
する必要があり、このシートの名称を指定することによ
って使用するシートが指定され、この指定されたシート
の情報に従ってレイアウトが行われる。
【0165】次に、HTML Parser253、H
TTPクライアント252などのプログラムを実行して
WWWサーバのホームページを印刷する手順について説
明する。図27は図17の画像形成装置におけるコマン
ド受け取り処理の手順を示すフローチャート、図28は
図17の画像形成装置におけるスケジュールジョブ処理
の手順を示すフローチャート、図30は図28のスケジ
ュールジョブ処理によって通知される印刷結果のメール
の一例を示す図である。なお、本実施の形態において
は、コマンド要求からHTML Parser253、
HTTPクライアント252などのプログラムを実行し
てWWWサーバのホームページを印刷するまでの手順
は、基本的に実施の第1形態と同じであるが、コマンド
受け取り処理、スケジュールジョブ処理の手順が異な
る。よって、本説明では、コマンド受け取り処理、スケ
ジュールジョブ処理の手順について説明する。
【0166】操作部、PCクライアント9、スケジュー
ルジョブ処理のいずれかからコマンドが発行されると、
コマンド受け取り処理を実行する。
【0167】このコマンド受け取り処理では、図27に
示すように、まず、ステップS520において、受け取
ったコマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令で
あるか否かを判定し、受け取ったコマンドがスケジュー
ルジョブの問い合わせ命令であると、ステップS521
に進み、スケジュールジョブリスト(時刻指定リスト)
の取得を行い、続くステップS524で、スケジュール
ジョブの問い合わせ命令を発した宛先に取得したスケジ
ュールジョブリストをメッセージとして送信して処理を
終了する。ここで、操作部がスケジュールジョブの問い
合わせ命令を発行した場合には、操作部において、受け
取ったメッセージに基づき図24に示す時刻指定リスト
を作成して表示する。
【0168】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の問い合わせ命令でないときには、ステップS522に
進み、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除
命令であるか否かを判定する。受け取ったコマンドがス
ケジュールジョブの削除命令であるときには、ステップ
S523に進み、スケジュールジョブの削除命令により
指定されたジョブをスケジュールリストから削除し、続
くステップS524で、コマンドを発した宛先に削除し
たスケジュールリストをメッセージとして送信して処理
を終了する。ここで、操作部がスケジュールジョブの削
除コマンドを発行した場合、操作部においては、受け取
ったメッセージに基づき図24に示す時刻指定リストを
作成して表示する。
【0169】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の削除命令でないときには、ステップS551に進み、
受け取ったコマンドが即時ジョブの問い合わせ命令であ
るか否かを判定する。受け取ったコマンドが即時ジョブ
の問い合わせ命令であるときには、ステップS552に
進み、即時ジョブリストを取得し、続くステップS52
4でコマンドを送信してきた宛先に取得した即時ジョブ
リストをメッセージとして送信して処理を終了する。こ
こで、操作部が即時ジョブの問い合わせ命令を発行した
場合、操作部においては、受け取ったデータに基づき図
25に示す待機JOBリストを作成して表示する。
【0170】受け取ったコマンドが即時ジョブの問い合
わせ命令でないときには、ステップS525に進み、受
け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令であるか否かを
判定する。受け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令で
あるときには、ステップS526に進み、指定されたジ
ョブがHTTPクライアント403またはHTMLPa
rser402により実行中であるか否かを判定する。
指定されたジョブが実行中でないときには、ステップS
527に進み、即時ジョブリストから指定されたジョブ
を削除し、続くステップS524で、削除したジョブリ
ストをコマンドを発した宛先にメッセージとして送信し
て処理を終了する。ここで、操作部が即時ジョブの削除
コマンドを発行した場合、操作部においては、受け取っ
たメッセージに基づき図25に示す待機JOBリストを
更新して表示する。
【0171】削除するように指示されたジョブがHTT
Pクライアント403またはHTML Parser4
02により実行中であるときには、ステップS529に
進み、キャンセルフラグを立てて処理を終了する。
【0172】受け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令
でないときには、ステップS528に進み、受け取った
コマンドが即時プリントジョブ命令であるか否かを判定
し、受け取ったコマンドが即時プリントジョブ命令でな
いときには、スケジュールジョブのプリントコマンドで
あると判断してステップS530で、このジョブをスケ
ジュールジョブに登録して処理を終了する。
【0173】受け取ったコマンドが即時プリントジョブ
命令であるときには、図14に示すステップS504の
HTTPクライアント403の処理へ移行する。
【0174】次に、スケジュールジョブ処理について図
28および図30を参照しながら説明する。
【0175】スケジュールジョブ処理は、毎分1回定期
的に起動される。ここで、スケジュールジョブとは、ソ
フトキー332(印刷時刻キー)またはソフトキー33
3(定期巡回キー)により実行の日時がセットされたジ
ョブである。
【0176】スケジュールジョブ処理では、図28に示
すように、まず、ステップS541において、スケジュ
ールジョブがあるか否かを判定し、スケジュールジョブ
がないときには、本処理を終了する。スケジュールジョ
ブがあるときには、ステップS542に進み、このスケ
ジュールジョブに対して設定された印刷時刻が到来した
か否かを判定し、スケジュールジョブに対して設定され
た印刷時刻が到来していないときには、処理を終了す
る。スケジュールジョブに対して設定された印刷時刻が
到来しているときには、ステップS543に進み、プリ
ント指示コマンドを送信する。このプリント指示コマン
ドが送信されると、上述したように、即時プリントジョ
ブが上記ステップS502のコマンド受け取り処理で受
信され、このコマンドにより上記S511において指定
された時刻にWWWサーバをアクセスしてホームページ
の印刷が行われることになる。
【0177】次いで、ステップ544に進み、結果通知
先リスト(図29に示す)を参照して結果通知先が存在
するか否かを判定し、結果通知先が存在しないときに
は、処理を終了する。通知結果先が存在するときには、
ステップ545に進み、結果通知先リストの対応する宛
先へ印刷結果を示すメールを送信し処理を終了する。こ
の印刷結果を示すメールの送信には、通信プロトコルS
MTPが用いられる。また、印刷結果を示すメールの書
式は、例えば、図30に示すように設定されている。
【0178】このように、本実施の形態では、ソフトキ
ー352(印刷時刻キー)によりWEBプリントモード
の実行時間を設定することによって、WEBプリントモ
ードのジョブを予約することができる。また、その予約
したジョブの実行状況をユーザは把握することができ
る。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置によれば、WWWサーバにネットワークを介
してアクセスして該WWWサーバが保持するデータを取
得し、該取得したデータを印刷処理可能な画像データに
変換して該画像データの印刷を行うプリント機能を有す
るから、ネットワーク上の情報処理装置に対して共有装
置として用いられているときには、ネットワーク上のW
WWサーバのデータを情報処理装置を介さずに直接取得
することができるとともに、情報処理装置からWWWサ
ーバからデータを取得してネットワークを介して転送す
る必要がなくなり、WWWサーバから取得したデータを
印刷する際にネットワークに掛かる負荷を軽減させるこ
とができる。
【0180】請求項2記載の画像形成装置によれば、W
WWサーバに対するURLなどの印刷パラメータを入力
する入力手段と、WWWサーバへアクセスし、該WWW
サーバが保持するデータを取得するデータ取得手段と、
データ取得手段により取得されたデータから画像データ
を画像データ生成手段と、画像データ生成手段により生
成された画像データの印刷を行う印刷手段とから構成す
ることができる。
【0181】請求項3記載の画像形成装置によれば、W
WWサーバにネットワークを介してアクセスして該WW
Wサーバが保持するデータを取得し、該取得したデータ
を印刷処理可能な画像データに変換して該画像データの
印刷を行うプリント機能を有し、情報処理端末からネッ
トワークを介して与えられたプリント機能に関する動作
指示に基づきプリント機能の動作を制御するから、ネッ
トワーク上のWWWサーバから情報処理装置を介さずに
データを直接取得することができるとともに、WWWサ
ーバから取得したデータの印刷に関する操作性を向上す
ることができる。
【0182】請求項4記載の画像形成装置によれば、プ
リント機能を、WWWサーバへアクセスし、該WWWサ
ーバが保持するデータを取得するデータ取得手段と、デ
ータ取得手段により取得されたデータから画像データを
生成する画像データ生成手段と、画像データ生成手段に
より生成された画像データの印刷を行う印刷手段とから
構成することができる。
【0183】請求項5記載の画像形成装置によれば、動
作指示が、WWWサーバに対するURLなどの印刷パラ
メータの指示、起動指示、停止指示を含むから、WWW
サーバから取得したデータの印刷に関する動作指示を容
易に行うことができる。
【0184】請求項6記載の画像形成装置によれば、W
WWサーバにネットワークを介してアクセスして該WW
Wサーバが保持するデータを取得し、該取得したデータ
を印刷処理可能な画像データに変換して該画像データの
印刷を行うプリント機能を有するとともに、プリント機
能を用いたジョブの実行を予約する予約手段を備えるか
ら、ネットワーク上のWWWサーバから情報処理装置を
介さずにデータを直接取得することができるとともに、
ユーザの状況に応じてWWWサーバから取得したデータ
の印刷を実行するように設定することができる。
【0185】請求項7記載の画像形成装置によれば、さ
らに、予約手段によるジョブの予約が発生した時点から
計時を開始する計時手段と、計時手段が所定時間を計時
した時点で予約手段により予約されたジョブが実行され
ていないときには、該ジョブの予約を解除する予約解除
手段とを備えるから、実行不可能なジョブを自動的に排
除することができる。
【0186】請求項8記載の画像形成装置によれば、さ
らに、予約手段により予約されたジョブの実行順番にな
ると、該ジョブを予約したユーザに該ジョブの実行順番
がきたことを通知する通知手段を備えるから、ユーザは
予約したジョブの実行状況を知ることができる。
【0187】請求項9記載の画像形成装置によれば、さ
らに、予約手段によりジョブを予約する際に、該ジョブ
に重み付けをする重み付け手段と、重み付け手段により
重み付けされた値に応じて予約されたジョブの実行順番
を並び替える並び替え手段とを備えるから、優先的にジ
ョブを実行するように予約することができる。
【0188】請求項10記載の画像形成装置によれば、
さらに、予約手段により予約されたジョブの実行結果
を、該ジョブを予約したユーザに通知する通知手段を備
えるから、ユーザは予約したジョブの実行結果を知るこ
とができる。
【0189】請求項11記載の画像形成装置によれば、
予約手段が、ネットワークに接続された情報処理端末か
ら該ネットワークを介して出されたプリント機能を用い
たジョブの予約を受け付けるから、ジョブの予約をネッ
トワーク上の情報処理端末から行うことができる。
【0190】請求項12記載の画像形成装置によれば、
プリント機能を用いたジョブの予約に、WWWサーバに
対するURLなどの印刷パラメータ、印刷時刻を含む予
約データを用いるように構成することができる。
【0191】請求項13記載の画像形成方法によれば、
情報処理端末からネットワークを介してプリント機能に
関する動作指示を画像形成装置に出す工程と、情報処理
端末からの動作指示に基づきプリント機能の動作を制御
する工程とを含むから、ネットワーク上のWWWサーバ
から情報処理装置を介さずにデータを直接取得すること
ができるとともに、WWWサーバから取得したデータの
印刷に関する操作性を向上することができる。
【0192】請求項14記載の画像形成方法によれば、
動作指示が、WWWサーバに対するURLなどの印刷パ
ラメータの指示、起動指示、停止指示を含むから、WW
Wサーバから取得したデータの印刷に関する動作指示を
容易に行うことができる。
【0193】請求項15記載の画像形成方法によれば、
プリント機能を用いたジョブの実行を予約する工程と、
予約されたジョブを実行する工程とを含むから、ネット
ワーク上のWWWサーバから情報処理装置を介さずにデ
ータを直接取得することができるとともに、ユーザの状
況に応じてWWWサーバから取得したデータの印刷を実
行するように設定することができる。
【0194】請求項16記載の画像形成方法によれば、
さらに、ジョブの予約が発生した時点から計時を開始す
る工程と、計時開始かから所定時間が経過した時点で予
約されたジョブが実行されていないときには、該ジョブ
の予約を解除する工程とを含むから、実行不可能なジョ
ブを自動的に排除することができる。
【0195】請求項17記載の画像形成方法によれば、
さらに、予約されたジョブの実行順番になると、該ジョ
ブを予約したユーザに該ジョブの実行順番がきたことを
通知する工程を含むから、ユーザは予約したジョブの実
行状況を知ることができる。
【0196】請求項18記載の画像形成方法によれば、
さらに、ジョブを予約する際に、該ジョブに重み付けを
する工程と、重み付けに応じて予約されたジョブの実行
順番を並び替える工程とを含むから、優先的にジョブを
実行するように予約することができる。
【0197】請求項19記載の画像形成方法によれば、
さらに、予約されたジョブの実行結果を、該ジョブを予
約したユーザに通知する工程を含むから、ユーザは予約
したジョブの実行結果を知ることができる。
【0198】請求項20記載の画像形成方法によれば、
さらに、ネットワークに接続された情報処理端末から該
ネットワークを介して出されたプリント機能を用いたジ
ョブの予約を受け付ける工程を含むから、ジョブの予約
をネットワーク上の情報処理端末から行うことができ
る。
【0199】請求項21記載の画像形成方法によれば、
プリント機能を用いたジョブの予約に、WWWサーバに
対するURLなどの印刷パラメータ、印刷時刻を含む予
約データを用いるように構成することができる。
【0200】請求項22記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、WWWサーバにネットワークを介してアクセ
スして該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取
得したデータを印刷処理可能な画像データに変換して該
画像データの印刷を行うプリント機能を実行するプリン
ト実行モジュールと、情報処理端末から前記ネットワー
クを介して与えられたプリント機能に関する動作指示に
基づきプリント機能の動作を制御する制御モジュールと
を有するから、ネットワーク上のWWWサーバから情報
処理装置を介さずにデータを直接取得することができる
とともに、WWWサーバから取得したデータの印刷に関
する操作性を向上することができる。
【0201】請求項23記載の記憶媒体によれば、プロ
グラムが、WWWサーバにネットワークを介してアクセ
スして該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取
得したデータを印刷処理可能な画像データに変換して該
画像データの印刷を行うプリント機能を実行するプリン
ト実行モジュールと、プリント機能を用いたジョブの実
行を予約する予約モジュールとを有するから、ネットワ
ーク上のWWWサーバから情報処理装置を介さずにデー
タを直接取得することができるとともに、ユーザの状況
に応じてWWWサーバから取得したデータの印刷を実行
するように設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施の第1形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】リーダ部7およびプリンタ部8を一体的に設け
た画像入出力デバイスの構成を示す断面図である。
【図3】図1の画像形成装置のコア部2の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1の画像形成装置のネットワークI/F部に
おけるプログラム構成を示す図である。
【図5】図1のクライアント9におけるプリントユーテ
ィリティの操作画面例を示す図である。
【図6】図1のクライアント9におけるプリントユーテ
ィリティの操作画面例を示す図である。
【図7】図1のクライアント9におけるプリントユーテ
ィリティの操作画面例を示す図である。
【図8】図1のクライアント9におけるプリントユーテ
ィリティの操作画面例を示す図である。
【図9】図1のクライアント9におけるプリントユーテ
ィリティの操作画面例を示す図である。
【図10】図1のクライアント9におけるプリントユー
ティリティの操作画面例を示す図である。
【図11】図1のクライアント9におけるプリントユー
ティリティの操作画面例を示す図である。
【図12】図1のクライアント9のプリントユーティリ
ティからデジタル複写機1へ送信されるコントロールフ
ァイルの構成の一例を示す図である。
【図13】図1のクライアント9のプリントユーティリ
ティからのウェブプルプリント要求/ジョブ情報要求/
ジョブ削除要求に対するLPR コマンド/LPQ コマンド/
LPRMコマンドの変換後のフォーマットを示す図である。
【図14】図1の画像形成装置におけるWWWサーバの
ホームページを印刷する処理手順を示すフローチャート
である。
【図15】図14のステップS502のコマンド受け取
り処理の手順を示すフローチャートである。
【図16】図1の画像形成装置におけるスケジュールジ
ョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明の画像形成装置の実施の第2形態の構
成を示すブロック図である。
【図18】図1のリーダ部7に設けられている操作部の
構成およびその画面例を示す図である。
【図19】操作部に表示される用紙選択、ソータ処理設
定画面である。
【図20】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図21】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図22】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図23】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図24】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図25】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図26】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図27】図17の画像形成装置におけるコマンド受け
取り処理の手順を示すフローチャートである。
【図28】図17の画像形成装置におけるスケジュール
ジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【図29】操作部に表示されるWebプリントモードの
操作画面例を示す図である。
【図30】図28のスケジュールジョブ処理によって通
知される印刷結果のメールの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 2,310 コア部 3 ハードディスク 4,307 ネットワークI/F部 5 操作部 6,306 フォーマッタ部 7 リーダ部 8 プリンタ部 9 クライアント 10、11 WWWサーバ 401 アプリケーション階層のプロトコル 402 HTML Parser 403 HTTPクライアント 404 TCP,UDP 405 IP

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のWWWサーバが保持す
    るデータの印刷を行うための画像形成装置において、前
    記WWWサーバに前記ネットワークを介してアクセスし
    て該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取得し
    たデータを印刷処理可能な画像データに変換して該画像
    データの印刷を行うプリント機能を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記WWWサーバに対するURLなどの
    印刷パラメータを入力する入力手段と、前記WWWサー
    バへアクセスし、該WWWサーバが保持するデータを取
    得するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取
    得されたデータから画像データを画像データ生成手段
    と、前記画像データ生成手段により生成された画像デー
    タの印刷を行う印刷手段とを有することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 ネットワーク上のWWWサーバに該ネッ
    トワークを介して接続された情報処理端末と協働して、
    前記WWWサーバ上のデータを取得して印刷する画像形
    成システムを構築するための画像形成装置において、前
    記WWWサーバに前記ネットワークを介してアクセスし
    て該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取得し
    たデータを印刷処理可能な画像データに変換して該画像
    データの印刷を行うプリント機能を有し、前記情報処理
    端末から前記ネットワークを介して与えられた前記プリ
    ント機能に関する動作指示に基づき前記プリント機能の
    動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリント機能は、前記WWWサーバ
    へアクセスし、該WWWサーバが保持するデータを取得
    するデータ取得手段と、前記データ取得手段により取得
    されたデータから画像データを生成する画像データ生成
    手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像
    データの印刷を行う印刷手段とから構成されることを特
    徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記動作指示は、前記WWWサーバに対
    するURLなどの印刷パラメータの指示、起動指示、停
    止指示を含むことを特徴とする請求項3記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上のWWWサーバが保持す
    るデータの印刷を行うための画像形成装置において、前
    記WWWサーバに前記ネットワークを介してアクセスし
    て該WWWサーバが保持するデータを取得し、該取得し
    たデータを印刷処理可能な画像データに変換して該画像
    データの印刷を行うプリント機能を有するとともに、前
    記プリント機能を用いたジョブの実行を予約する予約手
    段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記予約手段によるジョブの予
    約が発生した時点から計時を開始する計時手段と、前記
    計時手段が所定時間を計時した時点で前記予約手段によ
    り予約されたジョブが実行されていないときには、該ジ
    ョブの予約を解除する予約解除手段とを備えることを特
    徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記予約手段により予約された
    ジョブの実行順番になると、該ジョブを予約したユーザ
    に該ジョブの実行順番がきたことを通知する通知手段を
    備えることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記予約手段により前記ジョブ
    を予約する際に、該ジョブに重み付けをする重み付け手
    段と、前記重み付け手段により重み付けされた値に応じ
    て前記予約されたジョブの実行順番を並び替える並び替
    え手段とを備えることを特徴とする請求項6記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記予約手段により予約され
    たジョブの実行結果を、該ジョブを予約したユーザに通
    知する通知手段を備えることを特徴とする請求項6記載
    の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記予約手段は、前記ネットワークに
    接続された情報処理端末から該ネットワークを介して出
    された前記プリント機能を用いたジョブの予約を受け付
    けることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記プリント機能を用いたジョブの予
    約には、前記WWWサーバに対するURLなどの印刷パ
    ラメータ、印刷時刻を含む予約データが用いられること
    を特徴とする請求項6ないし11のいずれか1つに記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 ネットワーク上のWWWサーバに該ネ
    ットワークを介して接続された情報処理端末と、前記W
    WWサーバに前記ネットワークを介してアクセスして該
    WWWサーバが保持するデータを取得し、該取得したデ
    ータを印刷処理可能な画像データに変換して該画像デー
    タの印刷を行うプリント機能を有する画像形成装置とを
    用いた画像形成方法であって、前記情報処理端末から前
    記ネットワークを介して前記プリント機能に関する動作
    指示を前記画像形成装置に出す工程と、前記情報処理端
    末からの動作指示に基づき前記プリント機能の動作を制
    御する工程とを含むことを特徴とする画像形成方法。
  14. 【請求項14】 前記動作指示は、前記WWWサーバに
    対するURLなどの印刷パラメータの指示、起動指示、
    停止指示を含むことを特徴とする請求項13記載の画像
    形成方法。
  15. 【請求項15】 ネットワーク上のWWWサーバに該ネ
    ットワークを介してアクセスして該WWWサーバが保持
    するデータを取得し、該取得したデータを印刷処理可能
    な画像データに変換して該画像データの印刷を行うプリ
    ント機能を有する画像形成装置を用いた画像形成方法で
    あって、前記プリント機能を用いたジョブの実行を予約
    する工程と、前記予約されたジョブを実行する工程とを
    含むことを特徴とする画像形成方法。
  16. 【請求項16】 さらに、前記ジョブの予約が発生した
    時点から計時を開始する工程と、前記計時開始から所定
    時間が経過した時点で前記予約されたジョブが実行され
    ていないときには、該ジョブの予約を解除する工程とを
    含むことを特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 さらに、前記予約されたジョブの実行
    順番になると、該ジョブを予約したユーザに該ジョブの
    実行順番がきたことを通知する工程を含むことを特徴と
    する請求項15記載の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 さらに、前記ジョブを予約する際に、
    該ジョブに重み付けをする工程と、前記重み付けに応じ
    て前記予約されたジョブの実行順番を並び替える工程と
    を含むことを特徴とする請求項15記載の画像形成方
    法。
  19. 【請求項19】 さらに、前記予約されたジョブの実行
    結果を、該ジョブを予約したユーザに通知する工程を含
    むことを特徴とする請求項15記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 さらに、前記ネットワークに接続され
    た情報処理端末から該ネットワークを介して出された前
    記プリント機能を用いたジョブの予約を受け付ける工程
    を含むことを特徴とする請求項15記載の画像形成方
    法。
  21. 【請求項21】 前記プリント機能を用いたジョブの予
    約には、前記WWWサーバに対するURLなどの印刷パ
    ラメータ、印刷時刻を含む予約データが用いられること
    を特徴とする請求項15ないし20のいずれか1つに記
    載の画像形成方法。
  22. 【請求項22】 ネットワーク上のWWWサーバに該ネ
    ットワークを介して接続された情報処理端末と協働し
    て、前記WWWサーバ上のデータを取得して印刷する画
    像形成システムを構築するための画像形成装置が実行可
    能なプログラムを格納した記憶媒体において、前記プロ
    グラムは、前記WWWサーバに前記ネットワークを介し
    てアクセスして該WWWサーバが保持するデータを取得
    し、該取得したデータを印刷処理可能な画像データに変
    換して該画像データの印刷を行うプリント機能を実行す
    るプリント実行モジュールと、前記情報処理端末から前
    記ネットワークを介して与えられた前記プリント機能に
    関する動作指示に基づき前記プリント機能の動作を制御
    する制御モジュールとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 ネットワーク上のWWWサーバが保持
    するデータの印刷を行うための画像形成装置が実行可能
    なプログラムを格納した記憶媒体において、前記プログ
    ラムは、前記WWWサーバに前記ネットワークを介して
    アクセスして該WWWサーバが保持するデータを取得
    し、該取得したデータを印刷処理可能な画像データに変
    換して該画像データの印刷を行うプリント機能を実行す
    るプリント実行モジュールと、前記プリント機能を用い
    たジョブの実行を予約する予約モジュールとを有するこ
    とを特徴とする記憶媒体。
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