JPH11327861A - 画像形成装置、方法および記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、方法および記録媒体

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JPH11327861A
JPH11327861A JP10127282A JP12728298A JPH11327861A JP H11327861 A JPH11327861 A JP H11327861A JP 10127282 A JP10127282 A JP 10127282A JP 12728298 A JP12728298 A JP 12728298A JP H11327861 A JPH11327861 A JP H11327861A
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JP
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JP10127282A
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English (en)
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Kotaro Yamaguchi
耕太郎 山口
Hiroyuki Yaguchi
博之 矢口
Ritsuji Tanabe
律司 田辺
Kenji Aiyama
健司 相山
Tomohiro Akiba
朋宏 秋庭
Kenzo Sekiguchi
賢三 関口
Toru Maeda
前田  徹
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の処理件数を減らす。 【解決手段】 デジタル複写機1に認証機能を持たせ、
認証を受けたユーザのみがWWWサーバ10から取得し
たデータを画像形成できるようにする。さらにデジタル
複写機1およびクライアント10のいずれからも動作指
示、あるいはパラメータ設定が可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
サーバ、例えばWorld Wide Webサーバ(以降、WWWサ
ーバと呼ぶ)へアクセスする機能を有する画像形成装置
および方法およびプログラム記憶する記録媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な情報を載せたWWWサーバ
と、このサーバへHTTP(Hyper Text Transfer Proto
col)でアクセスするための専用ソフトウェア(以後、ブ
ラウザと呼ぶ)を搭載したコンピュータとをネットワー
クで接続し、WWWサーバ上の情報をコンピュータから
参照することが可能となってきた。これにより、複数の
コンピュータから特定のWWWサーバ上の情報を参照
し、共有することができるようになった。さらに、上記
ブラウザはWWWサーバ上の情報をコンピュータ内に格
納することができるため、ユーザは、印刷機能を有する
情報機器に対してコンピュータ内に一旦格納した情報の
印刷出力を指示することで、WWWサーバ上の情報を印
刷することもできるようになった。
【0003】また、上記印刷機能を有する情報機器自体
にWWWサーバへのアクセス機能を持たせ、情報機器が
直接WWWサーバにアクセスして情報を取得し、印刷を
行うこともできるようになってきた。この際の指示は、
ネットワークで接続された端末や情報機器上の操作パネ
ルから行うことができる。さらにこの指示方法として
は、情報機器がWWWサーバにアクセスする時刻を指示
する方法や定期的に繰り返しアクセスする際の時間間隔
を指定する方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにアクセス
時刻やアクセス時間間隔が指定された場合、それらの指
定は情報機器内にジョブとして登録される。そして、ア
クセス時刻が指定されたジョブはそのアクセス時刻にな
るまで、またアクセス時間間隔が指定されたジョブは継
続的に機器内に保持される。しかしながら、上記のよう
な情報機器が複数のユーザに共有されている環境では、
情報機器に登録されるジョブの数もかなり多くなるた
め、保持しなければならないジョブも時間経過と共に非
常に大量の数になってしまう。このため、ジョブを保持
するためのメモリ容量が不足したり、同時刻に処理すべ
きジョブが重なり易くなって処理能力が低下することが
発生する。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、メモリ容量の不足となるまでの時間や処理能力が低
下するまでの時間をこれまでよりも長くすることが可能
な画像形成装置、方法および記録媒体を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、ネットワーク上のサーバ
にアクセスし、該サーバから画像形成すべきデータを取
得するデータ取得手段と、当該取得したデータを画像形
成する画像形成手段と、認証すべき認証情報を入力する
認証情報入力手段と、前記認証情報と照合する照合情報
を記憶しておく記憶手段と、前記認証情報入力手段から
入力された認証情報と、前記記憶手段に記憶された照合
情報とを比較することにより認証を行う認証手段と、当
該認証の結果に応じて前記画像形成手段による画像形成
を許可/禁止する制御手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記画像形成手段は予め定められた
ジョブにしたがって画像形成を行うことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載の画像
形成装置において、前記ジョブは予め定められた時刻に
前記データ取得手段が取得したデータを画像形成するこ
とであることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項2に記載の画像
形成装置において、前記ジョブは予め定められた時間間
隔で前記データ取得手段が取得したデータを画像形成す
ることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、請求項2に記載の画像
形成装置において、前記ジョブの実行可能最大数が予め
定められていることを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項2に記載の画像
形成装置において、前記ジョブの内容をクライアントか
ら指示することを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、画像形成の即時実行を指示する指示
手段をさらに有し、該指示手段の指示に応じて、前記認
証手段による認証を行い、前記データ取得手段によるデ
ータの取得を行うことを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、アクセスすべきサーバのURL情報
を入力するアクセス先入力手段をさらに有し、前記デー
タ取得手段は該アクセス先入力手段から入力したURL
に基づきサーバにアクセスすることを特徴とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、前記画像形成装置は複写機であるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項10の発明は、請求項9に記載の画
像形成装置において、読み取り原稿を画像形成するコピ
ーモードおよび前記サーバから取得したデータを印刷す
るプルプリントモードのそれぞれを指示する操作部をさ
らに有し、該操作部において、指示されたモードに対応
させて前記画像形成手段が画像形成を行うことを特徴と
する。
【0016】請求項11の発明は、請求項9に記載の画
像形成装置において、前記ネットワークにはクライアン
トが接続され、該クライアントから前記画像形成手段の
画像形成に関わるパラメータを設定可能であることを特
徴とする。
【0017】請求項12の発明は、請求項9に記載の画
像形成装置において、前記ネットワークにはクライアン
トが接続され、該クライアントから前記データ取得手段
のデータ取得に必要な情報を前記画像形成装置に対して
送信することを特徴とする。
【0018】請求項13の発明は、請求項9に記載の画
像形成装置において、前記ネットワークにはクライアン
トが接続され、該クライアントからジョブの内容を前記
画像形成装置に対して指示し、当該指示されたジョブの
内容にしたがって、前記画像形成手段は画像形成を行う
ことを特徴とする。
【0019】請求項14の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置において、前記画像形成すべきデータはHT
MLデータを含むことを特徴とする。
【0020】請求項15の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置において、画像形成すべきデータにはサーバ
のURLを含むことを特徴とする画像生成装置。
【0021】請求項16の発明は、請求項1に記載の画
像形成装置において、前記認証情報はユーザ名とパスワ
ードであることを特徴とする。
【0022】請求項17の発明は、前記認証情報と照合
する照合情報を画像形成装置内に記憶しておき、該画像
形成装置は、認証すべき認証情報を入力し、当該入力さ
れた認証情報を認証し、当該認証の後、ネットワーク上
のサーバにアクセスし、該サーバから画像形成すべきデ
ータを取得し、当該取得したデータを画像形成すること
を特徴とする。
【0023】請求項18の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、予め定められたジョブにしたが
って画像形成を行うことを特徴とする。
【0024】請求項19の発明は、請求項18に記載の
画像形成方法において、前記ジョブは予め定められた時
刻に前記サーバから取得するデータを画像形成すること
であることを特徴とする。
【0025】請求項20の発明は、請求項18に記載の
画像形成方法において、前記ジョブは予め定められた時
間間隔で前記サーバから取得するデータを画像形成する
ことを特徴とする。
【0026】請求項21の発明は、請求項18に記載の
画像形成方法において、前記ジョブの実行可能最大数が
予め定められていることを特徴とする。
【0027】請求項22の発明は、請求項18に記載の
画像形成方法において、前記ジョブの内容をクライアン
トから指示することを特徴とする。
【0028】請求項23の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、画像形成の即時実行を指示し、
当該指示に応じて、認証を行い、前記データの取得を行
うことを特徴とする。
【0029】請求項24の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、アクセスすべきサーバのURL
情報を入力し、当該入力されたURLに基づきサーバに
アクセスすることを特徴とする。
【0030】請求項25の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、前記画像形成装置は複写機であ
ることを特徴とする。
【0031】請求項26の発明は、請求項25に記載の
画像形成方法において、読み取り原稿を画像形成するコ
ピーモードおよび前記サーバから取得したデータを印刷
するプルプリントモードのそれぞれを指示し、当該指示
されたモードに対応させて画像形成を行うことを特徴と
する。
【0032】請求項27の発明は、請求項25に記載の
画像形成方法において、前記ネットワークにはクライア
ントが接続され、該クライアントから画像形成に関わる
パラメータを設定可能であることを特徴とする。
【0033】請求項28の発明は、請求項25に記載の
画像形成方法において、前記ネットワークにはクライア
ントが接続され、該クライアントから前記データ取得に
必要な情報を前記画像形成装置に対して送信することを
特徴とする。
【0034】請求項29の発明は、請求項25に記載の
画像形成方法において、前記ネットワークにはクライア
ントが接続され、該クライアントからジョブの内容を前
記画像形成装置に対して指示し、当該指示されたジョブ
の内容にしたがって、画像形成を行うことを特徴とす
る。
【0035】請求項30の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、前記画像形成すべきデータはH
TMLデータを含むことを特徴とする。
【0036】請求項31の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、画像形成すべきデータにはサー
バのURLを含むことを特徴とする。
【0037】請求項32の発明は、請求項17に記載の
画像形成方法において、前記認証情報はユーザ名とパス
ワードであることを特徴とする。
【0038】請求項33の発明は、ネットワーク上のサ
ーバにアクセスし、該サーバから画像形成すべきデータ
を取得するデータ取得ステップと、当該取得したデータ
を画像形成する画像形成ステップと、認証すべき認証情
報を入力する認証情報入力ステップと、前記認証情報と
照合する照合情報を記憶しておく記憶ステップと、前記
認証情報入力ステップから入力された認証情報と、前記
記憶ステップで記憶された照合情報とを比較することに
より認証を行う認証ステップと、当該認証の結果に応じ
て前記画像形成ステップによる画像形成を許可/禁止す
る制御ステップとを具えたプログラムであって、コンピ
ュータが読み取り可能なプログラムを記録したことを特
徴とする。
【0039】請求項34の発明は、請求項33に記載の
記録媒体において、前記画像形成ステップは予め定めら
れたジョブにしたがって画像形成を行うことを特徴とす
る。
【0040】請求項35の発明は、請求項34に記載の
記録媒体において、前記ジョブは予め定められた時刻に
前記データ取得ステップで取得したデータを画像形成す
ることであることを特徴とする。
【0041】請求項36の発明は、請求項34に記載の
記録媒体において、前記ジョブは予め定められた時間間
隔で前記データ取得ステップで取得したデータを画像形
成することを特徴とする。
【0042】請求項37の発明は、請求項34に記載の
記録媒体において、前記ジョブの実行可能最大数が予め
定められていることを特徴とする。
【0043】請求項38の発明は、請求項34に記載の
記録媒体において、前記ジョブの内容をクライアントか
ら指示することを特徴とする。
【0044】請求項39の発明は、請求項33に記載の
記録媒体において、画像形成の即時実行を指示する指示
ステップをさらに有し、該指示ステップの指示に応じ
て、前記認証ステップによる認証を行い、前記データ取
得ステップによるデータの取得を行うことを特徴とす
る。
【0045】請求項40の発明は、請求項33に記載の
記録媒体において、アクセスすべきサーバのURL情報
を入力するアクセス先入力ステップをさらに有し、前記
データ取得ステップでは該アクセス先入力ステップで入
力したURLに基づきサーバにアクセスすることを特徴
とする。
【0046】請求項41の発明は、請求項33に記載の
記録媒体において、前記画像形成を行う装置は複写機で
あることを特徴とする。
【0047】請求項42の発明は、請求項41に記載の
記録媒体において、前記複写機は読み取り原稿を画像形
成するコピーモードおよび前記サーバから取得したデー
タを印刷するプルプリントモードのそれぞれを指示する
操作部をさらに有し、該操作部において、指示されたモ
ードに対応させて前記画像形成ステップでの画像形成を
行うことを特徴とする。
【0048】請求項43の発明は、請求項41に記載の
記録媒体において、前記ネットワークにはクライアント
が接続され、該クライアントから前記画像形成ステップ
での画像形成に関わるパラメータを設定可能であること
を特徴とする。
【0049】請求項44の発明は、請求項41に記載の
記録媒体において、前記ネットワークにはクライアント
が接続され、該クライアントから前記データ取得ステッ
プでのデータ取得に必要な情報を前記複写機に対して送
信することを特徴とする。
【0050】請求項45の発明は、請求項41に記載の
記録媒体において、前記ネットワークにはクライアント
が接続され、該クライアントからジョブの内容を前記複
写機に対して指示し、当該指示されたジョブの内容にし
たがって、前記画像形成ステップで画像形成を行うこと
を特徴とする。
【0051】請求項46の発明は、請求項43に記載の
記録媒体において、前記画像形成すべきデータはHTM
Lデータを含むことを特徴とする。
【0052】請求項47の発明は、請求項43に記載の
記録媒体において、画像形成すべきデータにはサーバの
URLを含むことを特徴とする。
【0053】請求項48の発明は、請求項43に記載の
記録媒体において、前記認証情報はユーザ名とパスワー
ドであることを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態を詳細に説明する。
【0055】図1は、本発明の実施形態に係る画像形成
システムの構成を示す。図1において、本システムの中
心的役割を果たすデジタル複写機1は、以下の構成部を
有する。すなわち、画像データ等後述のパスワード認証
に使用する照合情報、その他登録情報や各種プログラム
を格納しておくためのハードディスク3と、ネットワー
クを介して外部機器と通信を行うためのネットワークイ
ンターフェース部4と、デジタル複写機1上で自機に対
する動作指示を行うための操作部5と、ネットワークを
介して外部機器より送られてきたプリントデータをデジ
タル複写機1でプリント可能なフォーマットに変換する
フォーマッタ部6と、デジタル画像読み取り部(以下、
「リーダー」と呼ぶ)7と、その下に配置されたデジタ
ル画像を印刷出力するデジタル画像プリント部(以下、
「プリンタ」と呼ぶ)8と、これら全ての構成要素を統
合して協調動作させるためのコア部2とを有する。ま
た、ネットワークには、上記デジタル複写機に対して動
作指示を行うためのクライアント端末9と、WWW(Wor
ld Wide Web)サーバ10とが接続されている。
【0056】図2はリーダー部7およびプリンタ部8の
断面を示す。図2において、リーダー部7の原稿給送装
置101は原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラ
ス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラ
テンガラス102上の原稿を排出するものである。原稿
がプラテンガラス102上に搬送されるとランプ103
を点灯し、そしてリーダーユニット104の移動を開始
させて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光
は、ミラー105,106,107、およびレンズ10
8によってCCDイメージセンサ(以下、「CCD」と
呼ぶ)109へ導かれる。このように走査された原稿の
画像はCCD109によって読み取られる。CCD10
9から出力される画像データは所定の処理が施された
後、プリンタ部8およびコア部2へ転送される。
【0057】レーザ発光部201はレーザドライバ(不
図示)により駆動され、リーダー部1から出力された画
像データに応じたレーザ光をレーザ発行部201で発光
させる。このレーザ光は感光ドラム202に照射され、
感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成され
る。この感光ドラム202の潜像の部分には、現像器2
03によって現像剤が付着する。そして、レーザ光の照
射開始と同期したタイミングで、カセット204および
カセット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部
206へ搬送し、感光ドラム202に付着した現像剤を
記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は定着部20
7に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は
記録紙に定着される。定着部207を通過した記録紙は
排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排
出された記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙の仕
分けを行う。なお、ソータ220に仕分けが設定されて
いない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面
記録が設定されている場合は、排出ローラ208のとこ
ろまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方
向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ
導く。多重記録が設定されている場合は、記録紙を排出
ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209によ
って再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録
紙は上述したタイミングで再び転写部206へ給紙され
る。
【0058】図3はコア部2内の構成を示す。図3にお
いて、コア部2は、リーダー部7とデジタルインターフ
ェースを介して接続され、また一方ではバスを介してハ
ードディスク3やコンピュータインターフェース部4
と、操作部5、フォーマッタ部6と接続されている。
【0059】リーダー部7にて読み込まれた画像データ
は、インターフェース(I/F)121を介してデータ
処理部124へ転送されるとともに、リーダー部7から
の制御コマンドはCPU122へ転送される。データ処
理部124は画像の回転処理や変倍処理などの画像処理
を行うものであり、リーダー部7からデータ処理部12
4へ転送された画像データは、画像データと同時に転送
される制御コマンドに応じて、I/F120を介してハ
ードディスク3、コンピュータインターフェース部4へ
転送される。また、外部クライアント9よりコンピュー
タインターフェース部4を介してプリント要求コマンド
が送られてくると、CPU122は同時に送られてきた
PDLデータをフォーマッタ部6へ転送する。その後P
DLデータはフォーマッタ部6で画像データに展開さ
れ、最終的にデータ処理部124に転送された後、プリ
ンタ部8へ転送されてプリント出力される。CPU12
2は、メモリ123に記憶されている制御プログラム、
およびリーダー部7から転送された制御コマンドに従っ
てこのような制御を行う。また、メモリ123はCPU
122の作業領域としても使われる。
【0060】このように、コア部2はリーダー部7、ハ
ードディスク3、コンピュータインターフェース部4、
フォーマッタ部6のそれぞれの間のデータの流れを制御
し、原稿画像の読み取り、画像のプリント、コンピュー
タとのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行
うことが可能である。
【0061】図4はネットワークインターフェース部4
のプログラム構成を示す。図4において、405のIP
(Internet Protocol) は発信ホストから宛先ホストへル
ータ等の中継ノードと連携しながらメッセージを送り届
けるサービスを提供するインターネットのプロトコル階
層である。メッセージを送り届けるのに一番重要な情報
は発信、宛先のアドレスであり、IPプロトコルにより
管理される。メッセージをアドレス情報に従ってインタ
ーネットシステム中をどのような経路で宛先ホストまで
届けるかというルーティングはIP層で行う。
【0062】404のTCP(Transmission Control Pr
otocol) 、UDP(User Datagram Protocol)はトランス
ポート階層であり発信アプリケーションプロセスから受
信アプリケーションプロセスにメッセージを送り届ける
サービスを提供する階層である。TCPはコネクション
型サービスであり、通信の高度な信頼性を保証するが、
UDPはコネクションレス型のサービスであるので、信
頼性の保証は行わない。
【0063】401はアプリケーション階層のプトロコ
ルであり、リモートログインサービスであるTELNE
T、ファイル転送サービスであるFTP、ネットワーク
管理プロトコルであるSNMP、プリンタ印刷用のサー
バプロトコルであるLPD、WWW(World Wide Web)サ
ーバのプロトコルであるHTTPdなどが存在する。
【0064】またアプリケーションにはWWWサーバの
データを取得するHTTPクライアント403、取得し
たHTML形式のデータおよび画像データを用紙上に印
刷するためのデータフォーマットに変換するHTML
Parser402が存在する。
【0065】本実施形態において、デジタル複写機1が
能動的に外部WWWサーバにアクセスし、WWWサーバ
内のHTMLデータを取得して自らのプリンタで印刷を
行う機能をWeb Pull Printを呼ぶ。ユーザがデジタル複
写機1に対してWeb Pull Printを要求する方法には、次
の2つの方法が存在する。1つは、外部クライアント9
上で動作している専用プログラム(以下、「プリントユ
ーティリティ」と呼ぶ)を使用して行う方法であり、も
う1つはデジタル複写機1の操作部5を使用して行う方
法である。以下にこの2通りの方法について詳しく述べ
る。
【0066】1.プリントユーティリティの操作方法 ユーザは、このプリントユーティリティを用いてWeb Pu
ll Printに関する各種設定を行い、後述するパケットを
使用してその設定内容をデジタル複写機1に送信するこ
とができる。一方、このパケットを受信したデジタル複
写機1は、パケットの内容を解析し、その指示内容に従
ってWeb Pull Print動作を開始する。
【0067】また、デジタル複写機1は、プリントユー
ティリティから受けた複数のWeb Pull Print要求をジョ
ブという形でスプールする機能を有している。そして、
プリントユーティリティは、後述するパケットを使用し
てデジタル複写機1と通信を行い、内部にスプールされ
ているジョブに関する情報を取得したり、または特定の
ジョブを削除することができる。
【0068】表1は、ユーザがプリントユーティリティ
を用いて設定できる項目の一覧である。
【0069】
【表1】
【0070】各項目の内容は以下の通りである。
【0071】(1) 「印刷文書タイトル」 印刷結果のヘッダ部分に印字する文書タイトル。ユーザ
が編集することも可能。
【0072】(2) 「URL」 印刷したいホームページが格納されたWWWサーバのド
メイン名、および取得するHTML形式のデータのファ
イル名を指定する。
【0073】(3) 「プリンタアドレス」 Web Pull Print要求を送るデジタル複写機1のネットワ
ークサービス。
【0074】(4) 「ユーザ名/パスワード」 デジタル複写機に登録されているユーザ名を入力する。
デジタル複写機1は、このユーザ名からWeb Pull Print
要求の送り主を特定し、同時にパスワードをチェックし
てWeb Pull Print要求を受け付けるか否かを判断する。
【0075】(5) 「オプションファイル」 本プリントユーティリティにて設定した全ての内容が保
存されたファイル。予めユーザ毎のオプションファイル
を作成しておき、本設定項目にて何れかのファイルを指
定することで、全ての設定項目に対して一括して設定を
行うことが可能。
【0076】(6) 「リンクレベル」 本実施形態のデジタル複写機では、印刷指定したホーム
ページにハイパーリンクが設定されていた場合、そのリ
ンクを辿ってリンク先のホームページも印刷することが
できる。
【0077】この際、何階層までリンクを辿るかを本項
目にて指定する。
【0078】(7) 「最大印刷ページ数」 印刷するホームページが複数ページにまたがる際に、印
刷するページ数の上限値。
【0079】(8) 「最大印刷ページ数を超えて印刷」 印刷する1つのホームページが複数ページにまたがり、
かつ途中のページが(7) 「最大印刷ページ数」に当たる
場合、そのホームページの最後まで印刷するか否かを指
定する。
【0080】(9) 「他サイトの印刷」 (6)「リンクレベル」の指定が1以上で、かつリンク先
が他のサイトであった際、そのリンク先も印刷するか否
かを指定する。
【0081】(10)「リンクマップの印刷」 本実施形態のデジタル複写機では、リンクを辿ってホー
ムページを印刷した際のリンク関係を表すリンクマップ
を作成/印刷することができる。このリンクマップをホ
ームページの印刷の最終ページとして印刷するか否かを
指定する。
【0082】(11)「ページ番号の印刷」 印刷結果のフッタ部分にページ番号を印刷するか否かを
指定する。
【0083】(12)「日付の印刷」 印刷結果のフッタ部分に印刷実行日付を印刷するか否か
を指定する。
【0084】(13)「URLの印刷」 印刷結果のフッタ部分にURLを印刷するか否かを指定
する。
【0085】(14)「文書タイトルの印刷」 (1) 「文書タイトル」を印刷結果のヘッダ部分に印刷す
るか否かを指定する。
【0086】(15)「印刷するヘッダの内容」 印刷結果のヘッダ部分に印刷する任意の文字列。
【0087】(16)「印刷するヘッダの位置」 (15)「印刷するヘッダの内容」にて指定した文字列を印
刷する位置。
【0088】(17)「バックグラウンドの印刷」 ホームページ内でバックグラウンド描画用の画像が指定
されていた場合、それを印刷するか否かを指定する。ホ
ームページのバックグラウンドカラーが黒等で設定され
ていた場合、カラーディスプレイ上で表示する場合は問
題なくても白黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も
黒、バックグラウンドも黒くなりテキストが判断できな
くなることを防ぐための設定である。
【0089】(18)「<H>タグへの番号付け」 ホームページ内の見出し文の先頭に見出し番号を付加す
るか否かを指定する。
【0090】(19)「リンク文書を先に印刷」 2以上のリンクレベルが指定された際、読み出したリン
クの順番に印刷するか、または同一リンクレベルを先に
印刷するかを指定する。
【0091】(20)「拡大率/縮小率」 ホームページを拡大/縮小して印刷する際の拡大率/縮
小率。
【0092】(21)「ページ境界時の縮小率」 本実施形態のデジタル複写機では、ホームページ上の画
像がページ境界にかかる場合、ページ内に収まるように
画像を縮小して印刷することができる。この際の縮小率
を指定する。
【0093】(22)「フォント名」 HTMLテキストデータを印刷する際に使用するフォン
ト。
【0094】(23)「フォントサイズ」 ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用する
フォントサイズ。
【0095】(24)「フォントの太さ」 ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に使用する
フォントの太さ。
【0096】(25)「スタイルシートの使用」 (26)「スタイルシート名」にて指定したファイルを使用
するか否かを指定する。
【0097】(26)「スタイルシート名」 (22)「フォント名」、(23)「フォントサイズ」、(24)
「フォントの太さ」の設定内容を格納したファイル(ス
タイルシート)が予め存在する場合、そのファイル名を
指定する。これにより、ユーザは個々の項目を設定する
ことなく、これらフォントに関する設定を行うことが可
能。
【0098】(27)「印刷用紙サイズ」 印刷する際に使用する用紙のサイズ。
【0099】(28)「印刷用紙方向」 印刷する際の用紙の方向としてPortraitとLandscape の
何れかを指定する。
【0100】(29)「左/右/上/下マージン」 印刷する際の用紙端からのマージン。
【0101】(30)「印刷部数」 本項目を設定することで複数部の印刷が可能。
【0102】(31)「ソーター」 本実施形態のデジタル複写機に接続されているソーター
の動作モードを指定する。動作モードには、ノーマルソ
ート、ステープルソート、グループソートがあり、ノー
アルソートを選択すると複数部数の印刷物をソータ(図
2の220)のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。
ステープルソートを選択するとソートした印刷物をホチ
キス留めするように設定される。グループソートを選択
すると複数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一ビン
に排出されるように設定される。
【0103】(32)「解像度」 印刷解像度。
【0104】(33)「両面印刷」 両面印刷を行うか否かの指定。
【0105】(34)「スケジュール印刷設定」 本実施形態のデジタル複写機では、指定された時刻にWe
b Pull Printを開始したり、またはユーザからのWeb Pu
ll Print(プルプリント)要求を定期的繰り返すことが
でき、これらの機能をスケジュールと読んでいる。具体
的には、即時実行モード/時刻指定モード/定期巡回モ
ード(曜日指定/日付指定/間隔指定)があり、本項目
ではこれらの中の何れかのモードを指定する。
【0106】(35)「曜日指定」 (34)「スケジュール印刷設定」にて定期巡回モード(曜
日指定)が指定された際、実行する曜日を指定する。
【0107】(36)「日付指定」 (34)「スケジュール印刷実行」にて時刻指定モード/定
期巡回モード(日付/間隔指定)が指定された際、実行
開始する日付を指定する。
【0108】(37)「時刻指定」 (34)「スケジュール印刷指定」にて事項指定モード/定
期巡回モードが指定された際、実行開始する時刻を指定
する。
【0109】(38)「間隔指定」 定期巡回モード(間隔指定)が指定された際、実行時間
間隔を日にちと時間で指定する。
【0110】(39)「更新文書のみ印刷」 定期巡回モードで実行する際、前回の印刷時以降に更新
されたホームページのみを印刷するか否かを指定する。
【0111】図5〜図11は、プリントユーティリティ
の操作画面である。クライアント9上でプリントユーテ
ィリティが起動されると、先ず図5の操作画面がクライ
アント9の表示画面に表示され、前述の設定項目(1) 〜
(5) の設定はこの操作画面上で行う。なお、ここで入力
する「ユーザ名」および「パスワード」は、予めデジタ
ル複写機1内に登録されているものでなければならな
い。後述するように、プリントユーティリティからWeb
Pull Print要求を受けたデジタル複写機1は、受け取っ
た「ユーザ名」および「パスワード」と自機内に予め登
録されているそれとを比較し、合致しない場合には要求
を受け付けないように動作する。
【0112】また、設定項目(6) 〜(38)の設定を行う場
合、本操作画面上の“Print Setup”ボタン601を押
下することで表示される図6の操作画面上で行う。さら
にこの操作画面上部のタグを押下することで、図7〜図
9の操作画面へ移動することができる。また、図6〜図
9の操作画面上にて“OK”ボタン606/“Cancel”
ボタン607を押下することで、図5の操作画面へ戻る
ことができる。
【0113】また、図5の操作画面右上の“Bookmark”
ボタン602を押下することで図10のブックマーク画
面が新たに表示される。ブックマークとは、ホームペー
ジのURLとそのタイトルをリストにしたもので、すで
に登録されたブックマークが存在する場合、本画面上に
そのリストの内容が表示される。リスト内からURLを
指定する場合は、目的のURLを選択した反転表示させ
た状態で“OK”ボタン606を押下することで、図5
の操作画面上の入力・表示部501,502に選択した
タイトルとURLが反映される。新たにタイトルとUR
Lを追加する場合は、図5の操作画面上の入力・表示部
501,502にタイトルとURLを入力した後、“Ad
d Bookmark”ボタン605を押下することで上述のリス
トにそれらが追加される。
【0114】ここで図9の操作画面上での設定方法につ
いて詳しく説明する。スケジュール設定を行う場合、ユ
ーザは先ず「Enable Schedule 」チェックボックス53
4をチェックする。初期設定時はこのチェックボックス
はチェックされていない状態になっており、この状態で
はスケジュールの設定は一切行えないようになってい
る。チェックボックス534をチェックすると、534
〜539の各設定項目に対して設定を行えるようにな
る。続いてユーザは、534の「Once」/「Weekly」/
「Monthly 」/「Repeat」の何れかのモードを選択す
る。
【0115】「Once」モードが選択された場合、536
と537の設定項目のみが設定可能状態になり、ユーザ
はWeb Pull Printの実行開始時刻(年/月/日/時/
分)を入力する。この指定により、デジタル複写機1は
指定された日時に1度だけWebPull Printを行う。
【0116】「Weekly」モードが選択された場合、53
5と537の設定項目が設定可能状態になり、ユーザは
Web Pull Printの実行曜日と実行開始時刻(時/分)を
入力する。なお、実行曜日は同時に複数指定することが
できる。この指定により、デジタル複写機1は指定され
た曜日の指定された時刻に毎週繰り返しWeb Pull Print
を行う。
【0117】「Monthly 」モードが選択された場合、5
36の「Day 」と537の設定項目が設定可能状態にな
り、ユーザはWeb Pull Printの実行日と実行開始時刻
(時/分)を入力する。この指定により、デジタル複写
機1は指定された日時に毎月繰り返しWeb Pull Printを
行う。
【0118】「Repeat」モードが選択された場合、53
6と537と538の設定項目が設定可能状態になり、
ユーザはWeb Pull Printの実行開始日と実行開始時刻
(時/分)、実行間隔(日/時)を入力する。この指定
により、デジタル複写機1は指定された実行開始日時か
ら指定された実行間隔毎に繰り返しWeb Pull Printを行
う。
【0119】なお、「Weekly」/「Monthly 」/「Repe
at」モードが選択された場合、「Modified Only 」チェ
ックボックス539はチェック可能な状態になる。
【0120】ユーザは、上述の方法で図5〜図9の各操
作画面を開き、必要な項目に対して設定を行うことがで
きる。そして全ての設定が終了した後に図5の操作画面
上の“Print ”ボタン604を押下すると、プリントユ
ーティリティはデジタル複写機1に対して設定内容を送
信する。
【0121】さらに、図5の操作画面上で“Monitor ”
ボタン603を押下すると、図11の操作画面が表示さ
れる。この際、プリントユーティリティはデジタル複写
機1と通信を行い、デジタル複写機1内にスプールされ
ているジョブに関する情報を取得して操作画面上に表示
する。ユーザは、この表示内容を参照することで、スプ
ールされているジョブの処理経過を把握することができ
る。また、ユーザはスプールされているジョブを削除す
ることもできる。この場合、ユーザは操作画面上に表示
されている自分が登録した(“Owner ”が自分になって
いる)ジョブ情報の中から削除したいジョブを選択して
反転表示させ、図11の“Delete”ボタン608を押下
する。するとプリントユーティリティは、指定されたジ
ョブのジョブ番号を含んだ削除要求をデジタル複写機1
に対して送信し、この削除要求を受信したデジタル複写
機1は、スプールしているジョブの中からジョブ番号と
ユーザ名、およびパスワードの全てが一致するものを削
除する。以上が、プリントユーティリティの操作方法に
ついての説明する。
【0122】2.操作部の操作方法 図12,図13は操作部5のコピーモードの表示であ
る。300の表示画面は現在の状態を表示するウィンド
ウであり、現在はコピー可能状態/A4のサイズ/拡大
率100%/1部印刷であることを表示している。
【0123】301はガイドキーであり、操作がわから
ない時に適切なアドバイスを表示する。302〜304
はモード変更キーであり、302を押すとコピーモー
ド、304でWebプリントモードに変更される。30
5は現在表示できないモードキーを表示するキーであ
り、このボタンを押すとプリントモードキーが表示され
る。306は用紙選択キーであり、このキーを押すと図
13(A)が表示され、カセット204,205に収納
されている用紙サイズを選択することができる。307
は画像処理にかかわる設定を行う処理メニューが表示さ
れ、トリミング、マスキング、ネガ/ポジ反転、影処理
等の設定を行える。
【0124】308は両面印刷にかかわる処理設定を行
うメニューであり、片面原稿から片面原稿、片面原稿か
ら両面原稿、両面原稿から両面原稿にコピーをする3つ
の設定から方法からを行う。応用ズーム309は縦と横
の拡大率を変更することができるように設定するメニュ
ー画面を表示するキーである。310はソータキーであ
り、このキーを押すと図13(B)のソータ220に関
するメニューを表示する。ソートを選択すると複数部数
の印刷物をソータ220のビン毎に1部ずつ仕分けして
排出する。ステープルソートを選択するとソートした印
刷物をホチキス留めするように設定される。グループソ
ートを選択すると複数部数の原稿を同一ページの印刷物
は同一ビンに排出されるように設定される。原稿混載3
11は原稿サイズが混載されているか、同一原稿だけで
あるのか設定するボタンであり、原稿混載が指定されて
いるとスキャニングするたびに原稿サイズのチェックが
行われ、原稿混載が指定されていなければ最初のページ
のみ原稿サイズのチェックを行うように設定される。等
倍ボタン314は拡大率を100%に設定を戻すキーで
あり、縮小315、拡大316は拡大率、縮小率をセッ
トするメニューが表示されるボタンである。テンキー3
18は、この画面では印刷部数をセットするボタンであ
る。リセットキー320を押すことによりコピーに必要
なパラメータはデフォルト値に戻される。これらコピー
する前に必要なパラメータをセットした後にスタートキ
ー319を押すとコピー動作が開始される。コピー開始
後STOPキー321、リセットキー320を押すこと
によりコピーは中断する。
【0125】図14から図19はWeb Pull Printモード
ボタン304を押下することにより表示されるWeb Pull
Printモードの画面である。
【0126】図14のウィンドウ300には、現在Web
Pull Printモードであることが表示されており、A4用
紙サイズ/拡大率100%/1部印刷であることを表示
している。URLボタン331上には、アクセスするW
WWサーバのドメイン名、取得するHTML形式のデー
タのファイル名を表示している。このボタンを押すこと
により図示していないアルファベットキーボードが表示
され、任意の文字列を入力することが可能となる。印刷
時刻ボタン332は、Web Pull Printを開始する日付、
時間等を設定するウィンドウ(図15)を開くためのボ
タンである。このウィンドウ内で設定するパラメータの
内容は図9のそれと同様であるため、詳しい説明は割愛
する。ユーザ名ボタン、およびパスワードボタン333
上には、Web Pull Printモードを使用するユーザの名前
とパスワードが表示される。ユーザがこのユーザ名ボタ
ン333を押下すると、予めデジタル複写機1内に登録
されているユーザ名の一覧を示したウィンドウ(図2
0)が画面上に表示される。その中から1つのユーザ名
を選択することで、ユーザ名ボタン333上の表示に選
択したユーザ名が反映される。また、パスワードボタン
333を押下すると、図示していないアルファベットキ
ーボードが表示され、任意の文字列を入力することが可
能となる。ユーザは、先程選択したユーザ名に対応する
パスワードをこのキーボードより入力する。BOOK MARK
キー334を押下すると図16のBOOK MARK ウィンドウ
が表示される。時刻指定リストボタン335を押下する
と図17の時刻指定リストウィンドウが表示される。待
機ジョブリストキー336を押下すると図14の待機ジ
ョブリストウィンドウが表示される。ログボタン337
を押下すると図21のログリストウィンドウが表示され
る。詳細設定ボタン338は、Web Pull Printに関する
詳細なパラメータをセットするためのメニューウィンド
ウを表示するキーである。このウィンドウ内で設定され
るパラメータは、表1のリストから印刷用紙サイズ/両
面印刷/ソーター/URL/スケジュール印刷設定/曜
日指定/日付指定/時刻指定/間隔指定を除いた全ての
ものである。
【0127】図16のBOOK MARK ウィンドウには、すで
に登録済みであるURLのリスト350から354が表
示され、上矢印キー356を押すとURLリストは上に
スクロールし、下矢印キー357を押すとURLリスト
は下にスクロールする。登録キー355を押すことによ
り、図14のURLボタン331で上に表示されている
URLがこのリストに追加登録される。また、図16の
URL350から354の何れかを選択して反転表示さ
せた後にOKボタン359を押下することで、選択した
URLが図14のURLボタン331上にセットされ
る。同じく反転表示させた後に図16の削除ボタン35
8を押すことで、選択したURLがURLリストから削
除される。
【0128】図17の時刻指定リストウィンドウには、
印刷時刻指定ウィンドウ(図15)にて印刷時刻指定が
なされたジョブのリスト表示される。表示内容はURL
366、印刷日367、印刷時刻368である。このリ
スト上のジョブは、図17と同様の操作方法でリストか
ら削除できる。
【0129】図18の待機ジョブリストウィンドウに
は、後述するHTTPクライアント処理(S504)や
HTMLパーサ処理(S506)がすでに他のジョブを
実行中であるために、実行を待たせされているジョブの
リストが表示されている。このリスト上のジョブは、図
16と同様の操作方法でリストから削除できる。
【0130】図19のログリストウィンドウには、各ジ
ョブの実行結果が表示されている。実行時刻の新しいも
のから順番に表示され、表示最大数を過ぎた場合は古い
ものから自動的にリストから削除される。表示内容はU
RL393、日付394、時間395、結果表示396
である。URL393はアクセスしたWWWサーバのU
RLであり、日付394、時間395はWWWサーバに
アクセスした日付、時刻である。WWWサーバへのアク
セス、および印刷が正常に行われたジョブ388,39
1,392の結果396には“正常終了”が記述され、
ユーザがリセットキーにより印刷を中断したジョブ38
9の結果396には“リセット終了”と記述され、ネッ
トワークやWWWサーバの状態等により正常に印刷でき
なかったジョブの結果390には“エラー終了”が記述
される。
【0131】上述したWeb Pull Printに関する各設定ウ
ィンドウにて必要なパラメータを設定した後、最終的に
図14のスタートボタン319を押下することで、操作
部5からコマンド受け取り処理に対してWeb Pull Print
要求コマンドが発行される。以上が、操作部5の操作方
法についての説明である。
【0132】次に、デジタル複写機1の操作部5からユ
ーザ登録を行う方法について説明する。
【0133】本システムにおいてユーザがWeb Pull Pri
ntを利用する場合、デジタル複写機1内にそのユーザの
情報が予め登録されている必要がある。この登録は、管
理者用パスワードを知っている特定の管理者ユーザが行
う。なお、この管理者用パスワードは、本デジタル複写
機1設置時にユーザモードを使用して設定されるもので
あり、基本的にはこの設定を行ったユーザが管理者ユー
ザとなる。ユーザ登録を行う場合、管理者ユーザは先ず
図14のユーザ登録ボタン339を押下する。すると画
面上に図20の管理者認証ウィンドウが表示されるの
で、ここで管理者用パスワードを入力する。パスワード
が正しければ図21のユーザ登録ウィンドウが表示され
る。
【0134】新規にユーザを登録する場合、図21の新
規ボタン452を押下すると図22のユーザ情報ウィン
ドウが表示されるので、図22の入力・表示部457,
458に登録するユーザ名とパスワードを入力する。続
いて、そのユーザに対する制限事項の設定を行うため、
459から462までの項目の中の何れか1つを選択す
る。「なし」459を選択した場合は、ユーザに対して
何の制限も設定されない。「使用中止」460を選択し
た場合は、そのユーザがWeb Pull Printを利用すること
が一切できなくなる。「即時実行ジョブのみ」461を
選択した場合は、スケジュール設定がなされたWeb Pull
Print要求はデジタル複写機1にて受け付けられなくな
る。「ジョブ数制限」462を選択した場合は、続いて
最大ジョブ数463に数値を入力する。これにより、あ
る瞬間にそのユーザのWeb Pull Print要求がデジタル複
写機1内に存在し得る上限値を設定することができる。
なお、この最大ジョブ数463の入力は、前述した「即
時実行ジョブのみ」461を選択した際にも有効とな
る。全ての設定が終了した後、OKボタン464を押下
することでユーザ登録ウィンドウ(図22)に戻り、設
定が完了する。反対にCancelボタン465を押下すると
設定を取り消してユーザ登録ウィンドウ(図22)に戻
る。
【0135】すでに登録されているユーザの設定内容を
変更する場合、変更対象のユーザを選択して図22の変
更ボタン453を押下すると、そのユーザの設定内容を
反映したユーザ情報ウィンドウ(図23)が表示される
ので、上述したのと同様の方法で所望の変更を行う。
【0136】すでに登録されているユーザを抹消する場
合、抹消対象のユーザを選択して図22の削除ボタン4
54を押下することで、登録されているユーザ情報が削
除される。
【0137】図24は、コア部2にて上述したユーザ情
報を格納しているユーザ情報テーブルを視覚的に図示し
たものである。テーブルの先頭には、登録されているユ
ーザ数が格納されており、その後に各ユーザ情報が順番
に並んでいる。個々のユーザ情報の中には、ユーザ名/
パスワード/制限モード/最大ジョブ数の4項目の情報
が格納されている。照合情報として使用するユーザ名と
パスワードの格納用には固定長の領域が確保されてお
り、データがこの固定長に満たない場合はヌル文字(0
h)で補完される。制御モードの格納用には1バイトの
領域が確保されており、制限なし/使用中止/即時実行
ジョブのみ/ジョブ数制限の何れかのモードを一意的に
表す1バイトコードが格納される。最大ジョブ数の格納
用にも1バイトの領域が確保されており、0から255
までの何れかの数値が格納される。なお、0の場合はジ
ョブ数に制限がないことを表す。
【0138】図25から図27は図4のHTML Parse
r 402、HTTPクライアント403等のプログラム
を使いWWWサーバのホームページを印刷するフローチ
ャートである。以下に、このフローチャートを用いて全
体的な処理の流れを説明する。
【0139】図25において、クライアント9上のプリ
ントユーティリティとデジタル複写機1とは、TCP/
IPの上位プロトコルであるLPRプロトコルを使用し
て通信を行っている。デジタル複写機1のネットワーク
インターフェース部4ではLPD(Line Printer Deamo
n) が動作しており、プリントユーティリティからのWeb
Pull Print要求/ジョブ情報要求/ジョブ削除要求
は、それぞれLPRコマンド/LPQコマンド/LPR
MコマンドとしてLPDが受け取る(S501,S50
1′)。
【0140】この際、プリントユーティリティにて設定
した各パラメータは、LPRコマンドパケット内のデー
タファイルの中に文字列データとして格納されてLPD
に送られる。表2はこのデータファイルの一例である。
【0141】
【表2】
【0142】表2からも分かるように、文字列データは
「START OF NETRETRIEVER PARAMETERS」で始まり「END
OF NETRETRIEVER PARAMETERS」で終わる。また、各パラ
メータは「パラメータ名=値」の形式で記述されている
(表中の右側の番号は、前述したプリントユーティリテ
ィの設定項目の内容説明における通し番号と対応付ける
ためのものであり、実際のデータファイルには記述され
ない)。ただし、プリントユーティリティにて設定した
パラメータの中で「印刷文書タイトル」、「ユーザ
名」、「パスワード」だけはLPRコマンドパケット内
のコントロールファイルの中に格納される。
【0143】図28はこのコントロールファイルの一例
である。
【0144】LPRコマンドパケットとしてネットワー
ク上を流れるデータは、印刷に必要な設定パラメータの
みであるため、従来例のようにホームページデータを印
刷可能なフォーマットに変換したデータをネットワーク
に流す場合と比較して、そのデータ量は極めて少なくて
済む。
【0145】一方、コア部2では、LPD、操作部5、
および後述するスケジュールジョブ処理からの要求コマ
ンドを受けるためのコマンド受け取り処理が常時動作し
ている。LPDはプリントユーティリティからのLPR
コマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドを図29
に示すフォーマットへ変換してこのコマンド受け取り処
理へ送る。また、操作部5、およびスケジュールジョブ
処理も同様のフォーマット(図29参照)で要求コマン
ドを直接コマンド受け取り処理へ送る(S500,S5
11)。このフォーマットの先頭には、コマンド種別
(LPR/LPQ/LPRM)を表す識別子が付加され
ており、コマンド受け取り処理ではその識別子を参照し
てコマンド種別を判断し、それぞれのフォーマットに合
わせてコマンドの中身を解析する(S502)。
【0146】コマンド受け取り処理S502の詳細を図
26のフローチャートを参照して説明する。コア部2が
コマンドを受け取ると、先ずそれがジョブの問い合わせ
コマンドであるかどうか判断し(S520)、ジョブの
問い合わせコマンドである場合ジョブリストの取得を行
う(S521)。続いて、コマンドを送信してきた宛先
に対して取得したジョブリストをメッセージとして送信
する(S524)。この際、コマンド送信元がプリント
ユーティリティであった場合、プリントユーティリティ
の操作画面(図11参照)上に受け取ったデータを表示
する。
【0147】受け取ったコマンドがジョブの問い合わせ
コマンドでない場合、続いてユーザ認証処理すなわち、
入力された認証情報(ユーザ名とパスワード)と登録し
てある照合情報(ユーザ名とパスワード)を照合する処
理を行う(S532)。受け取ったコマンドがプリント
コマンドであれば、コア部2はコントロールファイル
(図12)内のユーザ名とパスワードがユーザ情報テー
ブル内に格納されているか否かを調べる。一方、受け取
ったコマンドが削除コマンドであれば、コア部2はコマ
ンド(図29(c))内のユーザ名とパスワードがユー
ザ情報テーブル内に格納されているか否かを調べる。格
納されていない場合は、コマンドを送信してきた宛先に
対してその旨をメッセージとして送信する(S52
4)。このメッセージを受け取ったプリントユーティリ
ティ、または操作部5は、画面上にメッセージの内容を
表示してユーザ登録がなされていないことをユーザに通
知する。
【0148】続いてスケジュールジョブの削除コマンド
であるか否かを判断する(S522)。スケジュールジ
ョブの削除コマンドである場合、指定されたジョブ番号
に対応するジョブ情報をスケジュールリストから削除
(S523)し、削除後のスケジュールリストをメッセ
ージとしてコマンドを送信してきた宛先に送信する(S
524)。
【0149】受け取ったコマンドがスケジュールジョブ
の削除コマンドでない場合、即時ジョブの削除コマンド
であるか否かを判断する(S525)。即時ジョブの削
除コマンドである場合、指定されたジョブがHTTPク
ライアントあるいはHTMLParser で実行中であるか
否かを判断し(S526)、実行中でない場合は指定さ
れたジョブ番号に耐緒するジョブ情報を即時ジョブリス
トから削除する(S527)。続いて、コマンドを返信
してきた宛先に対して削除後のジョブリストをメッセー
ジとして返信する(S524)。また、削除すべきジョ
ブがHTTPクライアントあるいはHTML Parser で
実行中である場合は、キャンセルフラグを立てて処理を
終了する(S529)。
【0150】次に、コマンドを送ったユーザに対して
「使用中止」制限が設定されているか否かを調べる(S
533)。コア部2は、ユーザ情報テーブル内の対応す
るユーザの制限モードを参照し、「使用中止」制限が設
定されている場合は、コマンドを返信してきた宛先に対
してその旨をメッセージとして返信する(S524)。
このメッセージを受け取ったプリントユーティリティ、
または操作部5は、画面上にメッセージの内容を表示し
て「使用中止」制限が設けられていることをユーザに通
知する。
【0151】次に、コマンドを送ったユーザに対して
「最大ジョブ数」制限が設定されているか否かを調べ、
設定されている場合はすでに登録されているジョブが最
大ジョブ数に達しているか否かをさらに調べる(S53
4)。コア部2は、ユーザ情報テーブル内の対応するユ
ーザの制限モードを参照し、「最大ジョブ数」制限が設
定されている場合は、さらにユーザ情報テーブル内の対
応する最大ジョブ数を参照する。この値と、後述するス
ケジュールジョブリスト/即時ジョブリスト内の同一ユ
ーザの全ジョブ数とを比較し、両者が同じであれば最大
ジョブ数に達していると判断する。そして、コマンドを
返信してきた宛先に対してその旨をメッセージとして送
信する(S524)。このメッセージを受け取ったプリ
ントユーティリティ、または操作部5は、画面上にメッ
セージの内容を表示してすでに最大ジョブ数に達してい
ることをユーザに通知する。
【0152】続いて、受け取ったコマンドが即時ジョブ
プリントコマンドであるか否かを判断する(S52
8)。即時ジョブプリントコマンドである場合は、S5
04のHTTPクライアントに処理が移る。一方、即時
ジョブプリントコマンドでない場合はスケジュールジョ
ブのプリントコマンドであるため、コマンドを送ったユ
ーザに対して「即時実行ジョブのみ」制限が設定されて
いるか否かを調べる(S535)。コア部2は、ユーザ
情報テーブル内の対応するユーザの制限モードを参照
し、「即時実行ジョブのみ」制限が設定されている場合
は、コマンドを送信してきた宛先に対してその旨をメッ
セージとして送信する(S524)。このメッセージを
受け取ったプリントユーティリティ、または操作部5
は、画面上にメッセージの内容を表示して「即時実行ジ
ョブのみ」制限が設けられていることをユーザに通知す
る。また、制限が設定されていない場合は、このジョブ
をスケジュールジョブリストに登録して(S530)終
了する(S531)。
【0153】HTTPクライアント、HTML Parser
は1度に複数のジョブを並列的に処理することは行わ
ず、すでに別のジョブ処理が動作中である場合このジョ
ブは即時ジョブリストに登録され、処理が終り次第実行
される。
【0154】ここで、スケジュールジョブ登録処理(S
530)についてさらに詳細に説明する。
【0155】コア部は、先ず受け取ったプリントコマン
ド内のスケジュール印刷モードを検知し、各モードに合
わせて実際のWeb Pull Print開始日時を決定する。
【0156】「Once」モーデであった場合、実際のWeb
Pull Print開始日時はコマンド内で指定された日付/時
刻を使用する。
【0157】「Weekly」モードであった場合、実際のWe
b Pull Print開始日時は、登録時点の日付/時刻以降で
もっとも近い指定曜日に対応する日付と指定時刻賭す
る。例えば、登録時点の日付/時刻が1日(土曜日)1
5:00で指定曜日/時刻が土・月・木曜日12:00
である場合、実際のWeb Pull Print開始日時は3日(月
曜日)12:00となる。
【0158】「Monthly 」モードであった場合、実際の
Web Pull Print開始時に地は、登録時点の日付/時刻以
降でもっとも近い指定日付/時刻とする。例えば、登録
時点の日付/時刻が11月1日15:00で指定日付/
時刻が1日12:00である場合、実際のWeb Pull Pri
nt開始日時は12月1日12:00となる。
【0159】「Repeate 」モードであった場合、実際の
Web Pull Print開始日時は、指定開始日付/時刻と指定
間隔から算出される複数の開始タイミングの中で登録時
点の日付/時刻以降でもっとも近いものとする。例え
ば、登録時点の日付/時刻が11月1日15:00で指
定開始日付/時刻が11月1日12:00、指定間隔が
3日と12時間である場合、実際のWeb Pull Print開始
日時は11月5日0:00となる。
【0160】このようにして各モードに合わせて実際の
Web Pull Print開始日時を決定した後、最も開始日時が
早い順に並ぶようにソートしながらスケジュールジョブ
リストへ登録する。
【0161】図25のHTTPクライアント(処理)S
504はWWWサーバからホームページのデータである
HTMLデータ、画像データ等を取得するように動作す
る。HTTPクライントS504の操作終了後、図25
のS505にてキャンセルフラグが立っているか確認す
る。もしキャンセルフラグが立っていた場合は印刷中止
処理S509を実行し、中止したジョブの発行元に対し
てプリントをキャンセルした旨のメッセージを送信して
(S510)、図25の処理手順を終了する(S51
1)。キャンセルフラグが立っていない場合、HTML
Parser (HTML文書)(S506)に処理が移る。
HRML Parser はWWWサーバから取得したデータを
基にプリント部8にて印刷を行えるように画像を作成す
るプログラムである。なお、HTML言語で記載された
文書(HTML文書)をそのまま画像形成することもで
きるし、URLを画像形成することも可能である。
【0162】HTML Parser 終了後、S507にてキ
ャンセルフラグが立っているか確認する。もしキャンセ
ルフラグが立っていた場合には印刷中止処理S509を
実行し、ジョブの発行元に対してプリントをキャンセル
した旨のメッセージを送信して(S510)、図25の
処理手順を終了する(S511)。
【0163】キャンセルフラグが立っていない場合は、
HTML Parser にて作成した画像をコア部2へ送信
(S508)する。画像を受け取ったコア部2はプリン
タ部8へ画像を転送し、カセット204あるいは205
に収納されている用紙に印刷を行ってWeb Pull Printの
実行を完了する。
【0164】図26はスケジュールジョブの処理シーケ
ンスを示すフローチャートである。S504のスケジュ
ールジョブ処理は毎分1回定期的に起動される。S54
1にてスケジュールリスト内にスケジュールジョブが存
在するか否かをチェックし、存在する場合は、現在の日
付/時刻がリストの先頭ジョブの指定開始日付/時刻に
達しているか否かをチェックする(S542)。達して
いる場合はジョブのスケジュール印刷モードを即時モー
ドに変更してコマンド受け取り処理(S502)にプリ
ント指示コマンドを送信し(S543)、達していない
場合はそのまま終了する(S545)。コマンド受け取
り処理S502に送信されたコマンドは即時ジョブとし
て処理されてHTTPクライアント処理(S504)に
渡され、それ以降は前述と同様の処理が行われる。プリ
ント指示コマンドの送信後、コア部はプリント指示され
たジョブの次のWeb Pull Print開始日時を決定し、再度
ジョブをスケジュールジョブリストへ登録する(S54
4)。そして再び現在の日付/時刻がリストの先頭ジョ
ブの指定開始日付/時刻に達しているか否かをチェック
する(S542)。このようにS542からS544の
処理を繰り返すことで、実行時刻に達した全てのスケジ
ュールジョブを確実に実行する。
【0165】なお、本実施形態ではネットワークの通信
プロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、IPX
/SPX、Apple Talk等の通信プロトコルを用いても同
様の効果が得られる。また、クライアント9とデジタル
複写機1間の通信プロトコルにLPR/LPDを用いて
説明したが、HTTP、FTP等の通信プロトコルを用
いても同様も効果が得られる。
【0166】上述の実施形態で説明した図24〜図27
に示す処理手順はコンピュータ(CPU等)の読み取り
可能なプログラムの形態で各種記録媒体に保存すること
ができる。記録媒体としてはROM、RAM、ハードデ
ィスク記憶装置のような固定の記憶装置、フロッピーデ
ィスク、MO、CD−ROMのような携帯用記録媒体等
を使用することができる。
【0167】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1,1
7,33の発明では、サーバから取得したデータの画像
形成をできるものは認証情報を有するユーザに限定され
るので、画像形成装置のメモリ不足、処理能力低下にい
たるような画像処理件数にいたることを阻止できる。
【0168】請求項2,18,34の発明では、サーバ
から取得するデータおよび画像形成をジョブにより実行
可能とすることで、大多数のユーザからの画像形成要求
を受け付けることができる。
【0169】請求項3,4,19,20,35,36の
発明では、予め定めた時刻、あるいは一定時間感覚での
サーバへのデータアクセス、いわゆる巡回アクセスによ
る画像形成を行うことができる。
【0170】請求項5,21,37の発明では、実行可
能なジョブの回数を制限できるので、画像形成装置の処
理負担を軽減することができる。
【0171】請求項6,22,38の発明では、クライ
アントからジョブ内容を指示できるので、クライアント
は、画像形成装置には、画像形成結果を受け取りにだけ
行けばよい。
【0172】請求項7,23,39の発明では、ジョブ
実行機能を有する画像形成装置において、即時実行モー
ドでの画像形成を行うことで、即時に画像形成結果を得
ることができる。
【0173】請求項8,24,40の発明ではユーザは
URLを入力することにより、所望のサーバからデータ
を入手し、画像形成することができる。
【0174】請求項9,10,25,26,41,42
の発明では、複写機が、サーバに対するアクセス機能を
有することで、通常のコピー処理に加えて付加的機能を
持たせることができる。
【0175】請求項11,12,27,28,43,4
4の発明によれば、クライアントから画像形成に関わる
パラメータを設定したり、データ取得に関わる情報、た
とえば、URL等を送信することでユーザは画像形成装
置まで行く必要がない。
【0176】請求項13,29,45の発明によれば、
クライアントからジョブの内容を指示することで、ユー
ザは画像形成装置まで行く必要がない。
【0177】請求項14,30,46の発明によれば、
HTMLデータを画像形成可能とすることで、文字とイ
メージの混在した情報をも簡単に画像形成することがで
きる。
【0178】請求項15,31,47の発明によれば、
URL情報をも画像形成することにより、情報の発信元
がわかり、URL情報を参照して別のクライアントから
もアクセスすることができる。
【0179】請求項16,32,48の発明によれば、
ユーザ名をパスワードとともに使用することで、使用す
るユーザ自身は認証情報を覚えやすく、また、不正使用
が発覚した場合の不正使用者をユーザ名から探ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における画像形成システムの
システム構成を示すブロック図である。
【図2】リーダー部およびプリンタ部の断面図である。
【図3】コア部のブロック図である。
【図4】ネットワークインターフェース内のソフトウェ
ア構成を表す説明図である。
【図5】クライアント上の操作画面(トップウィンド
ウ)を表す説明図である。
【図6】クライアント上の操作画面(HTML Print P
otion ウィンドウ)を表す説明図である。
【図7】クライアントの操作画面(HTML Print Sty
leウィンドウ)を表す説明図である。
【図8】クライント上の操作画面(PostScript Option
ウィンドウ)を表す説明図である。
【図9】クライアント上の操作画面(Scheduleウィンド
ウ)を表す説明図である。
【図10】クライアント上の操作画面(Book Mark ウィ
ンドウ)を表す説明図である。
【図11】クライアント上の操作画面(Monitor ウィン
ドウ)を表す説明図である。
【図12】コピーモード時の操作部を模式的に表す正面
図である。
【図13】操作部上の用紙選択/ソータ選択画面を表す
説明図である。
【図14】Web Pull Printモード時の操作部を模式的に
表す正面図である。
【図15】操作部上の印刷時刻指定画面を表わす説明図
である。
【図16】操作部上のBook Mark 画面を表す説明図であ
る。
【図17】操作部上の時刻指定リスト画面を表す説明図
である。
【図18】操作部上の待機ジョブリスト画面を表す説明
図である。
【図19】操作部上のログリスト画面を表す説明図であ
る。
【図20】操作部上のユーザ名選択画面を表す説明図で
ある。
【図21】操作部上の管理者パスワード入力画面を表す
説明図である。
【図22】操作部上のユーザ登録画面を表す説明図であ
る。
【図23】操作部上のユーザ情報画面を表す説明図であ
る。
【図24】コア部内で管理しているユーザ情報テーブル
の構造を表す説明図である。
【図25】システム全体の動作処理を示すフローチャー
トである。
【図26】コマンド受け取り処理を示すフローチャート
である。
【図27】スケジュールジョブ処理を示すフローチャー
トである。
【図28】コントロールファイルの一例を表す説明図で
ある。
【図29】LPR/LPQ/LPRMコマンドパケット
フォーマットを表す説明図である。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 2 コア部 3 ハードディスク 4 コンピュータ(ネットワーク)インターフェース部 5 操作部 6 フォーマッタ部 7 デジタル画像読み取り部(リーダー部) 8 デジタル画像プリント部 9 クライアント(端末) 10 WWWサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相山 健司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋庭 朋宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 関口 賢三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のサーバにアクセスし、
    該サーバから画像形成すべきデータを取得するデータ取
    得手段と、 当該取得したデータを画像形成する画像形成手段と、 認証すべき認証情報を入力する認証情報入力手段と、 前記認証情報と照合する照合情報を記憶しておく記憶手
    段と、 前記認証情報入力手段から入力された認証情報と、前記
    記憶手段に記憶された照合情報とを比較することにより
    認証を行う認証手段と、 当該認証の結果に応じて前記画像形成手段による画像形
    成を許可/禁止する制御手段とを具えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記画像形成手段は予め定められたジョブにしたが
    って画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、前記ジョブは予め定められた時刻に前記データ取得
    手段が取得したデータを画像形成することであることを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、前記ジョブは予め定められた時間間隔で前記データ
    取得手段が取得したデータを画像形成することを特徴と
    する画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、前記ジョブの実行可能最大数が予め定められている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、前記ジョブの内容をクライアントから指示すること
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、画像形成の即時実行を指示する指示手段をさらに有
    し、該指示手段の指示に応じて、前記認証手段による認
    証を行い、前記データ取得手段によるデータの取得を行
    うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、アクセスすべきサーバのURL情報を入力するアク
    セス先入力手段をさらに有し、前記データ取得手段は該
    アクセス先入力手段から入力したURLに基づきサーバ
    にアクセスすることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記画像形成装置は複写機であることを特徴とする
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の画像形成装置におい
    て、読み取り原稿を画像形成するコピーモードおよび前
    記サーバから取得したデータを印刷するプルプリントモ
    ードのそれぞれを指示する操作部をさらに有し、該操作
    部において、指示されたモードに対応させて前記画像形
    成手段が画像形成を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の画像形成装置におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントから前記画像形成手段の画像形成に関わる
    パラメータを設定可能であることを特徴とする画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の画像形成装置におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントから前記データ取得手段のデータ取得に必
    要な情報を前記画像形成装置に対して送信することを特
    徴とする画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の画像形成装置におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントからジョブの内容を前記画像形成装置に対
    して指示し、当該指示されたジョブの内容にしたがっ
    て、前記画像形成手段は画像形成を行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記画像形成すべきデータはHTMLデータを含む
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、画像形成すべきデータにはサーバのURLを含むこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記認証情報はユーザ名とパスワードであることを
    特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記認証情報と照合する照合情報を画
    像形成装置内に記憶しておき、該画像形成装置は、 認証すべき認証情報を入力し、 当該入力された認証情報を認証し、 当該認証の後、ネットワーク上のサーバにアクセスし、 該サーバから画像形成すべきデータを取得し、 当該取得したデータを画像形成することを特徴とする画
    像形成方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、予め定められたジョブにしたがって画像形成を行
    うことを特徴とする画像形成方法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ジョブは予め定められた時刻に前記サーバか
    ら取得するデータを画像形成することであることを特徴
    とする画像形成方法。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ジョブは予め定められた時間間隔で前記サー
    バから取得するデータを画像形成することを特徴とする
    画像形成方法。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ジョブの実行可能最大数が予め定められてい
    ることを特徴とする画像形成方法。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ジョブの内容をクライアントから指示するこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  23. 【請求項23】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、画像形成の即時実行を指示し、当該指示に応じ
    て、認証を行い、前記データの取得を行うことを特徴と
    する画像形成方法。
  24. 【請求項24】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、アクセスすべきサーバのURL情報を入力し、当
    該入力されたURLに基づきサーバにアクセスすること
    を特徴とする画像形成方法。
  25. 【請求項25】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、前記画像形成装置は複写機であることを特徴とす
    る画像形成方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の画像形成方法にお
    いて、読み取り原稿を画像形成するコピーモードおよび
    前記サーバから取得したデータを印刷するプルプリント
    モードのそれぞれを指示し、当該指示されたモードに対
    応させて画像形成を行うことを特徴とする画像形成方
    法。
  27. 【請求項27】 請求項25に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ネットワークにはクライアントが接続され、
    該クライアントから画像形成に関わるパラメータを設定
    可能であることを特徴とする画像形成方法。
  28. 【請求項28】 請求項25に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ネットワークにはクライアントが接続され、
    該クライアントから前記データ取得に必要な情報を前記
    画像形成装置に対して送信することを特徴とする画像形
    成方法。
  29. 【請求項29】 請求項25に記載の画像形成方法にお
    いて、前記ネットワークにはクライアントが接続され、
    該クライアントからジョブの内容を前記画像形成装置に
    対して指示し、当該指示されたジョブの内容にしたがっ
    て、画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  30. 【請求項30】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、前記画像形成すべきデータはHTMLデータを含
    むことを特徴とする画像形成方法。
  31. 【請求項31】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、画像形成すべきデータにはサーバのURLを含む
    ことを特徴とする画像生成方法。
  32. 【請求項32】 請求項17に記載の画像形成方法にお
    いて、前記認証情報はユーザ名とパスワードであること
    を特徴とする画像形成方法。
  33. 【請求項33】 ネットワーク上のサーバにアクセス
    し、該サーバから画像形成すべきデータを取得するデー
    タ取得ステップと、 当該取得したデータを画像形成する画像形成ステップ
    と、 認証すべき認証情報を入力する認証情報入力ステップ
    と、 前記認証情報と照合する照合情報を記憶しておく記憶ス
    テップと、 前記認証情報入力ステップから入力された認証情報と、
    前記記憶ステップで記憶された照合情報とを比較するこ
    とにより認証を行う認証ステップと、 当該認証の結果に応じて前記画像形成ステップによる画
    像形成を許可/禁止する制御ステップとを具えたプログ
    ラムであって、コンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載の記録媒体におい
    て、前記画像形成ステップは予め定められたジョブにし
    たがって画像形成を行うことを特徴とする記録媒体。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の記録媒体におい
    て、前記ジョブは予め定められた時刻に前記データ取得
    ステップで取得したデータを画像形成することを特徴と
    する記録媒体。
  36. 【請求項36】 請求項34に記載の記録媒体におい
    て、前記ジョブは予め定められた時間間隔で前記データ
    取得ステップで取得したデータを画像形成することを特
    徴とする記録媒体。
  37. 【請求項37】 請求項34に記載の記録媒体におい
    て、前記ジョブの実行可能最大数が予め定められている
    ことを特徴とする記録媒体。
  38. 【請求項38】 請求項34に記載の記録媒体におい
    て、前記ジョブの内容をクライアントから指示すること
    を特徴とする記録媒体。
  39. 【請求項39】 請求項33に記載の記録媒体におい
    て、画像形成の即時実行を指示する指示ステップをさら
    に有し、該指示ステップの指示に応じて、前記認証ステ
    ップによる認証を行い、前記データ取得ステップによる
    データの取得を行うことを特徴とする記録媒体。
  40. 【請求項40】 請求項33に記載の記録媒体におい
    て、アクセスすべきサーバのURL情報を入力するアク
    セス先入力ステップをさらに有し、前記データ取得ステ
    ップでは該アクセス先入力ステップで入力したURLに
    基づきサーバにアクセスすることを特徴とする記録媒
    体。
  41. 【請求項41】 請求項33に記載の記録媒体におい
    て、前記画像形成を行う装置は複写機であることを特徴
    とする記録媒体。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載の記録媒体におい
    て、前記複写機は読み取り原稿を画像形成するコピーモ
    ードおよび前記サーバから取得したデータを印刷するプ
    ルプリントモードのそれぞれを指示する操作部をさらに
    有し、該操作部において、指示されたモードに対応させ
    て前記画像形成ステップでの画像形成を行うことを特徴
    とする記録媒体。
  43. 【請求項43】 請求項41に記載の記録媒体におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントから前記画像形成ステップでの画像形成に
    関わるパラメータを設定可能であることを特徴とする記
    録媒体。
  44. 【請求項44】 請求項41に記載の記録媒体におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントから前記データ取得ステップでのデータ取
    得に必要な情報を前記複写機に対して送信することを特
    徴とする記録媒体。
  45. 【請求項45】 請求項41に記載の記録媒体におい
    て、前記ネットワークにはクライアントが接続され、該
    クライアントからジョブの内容を前記複写機に対して指
    示し、当該指示されたジョブの内容にしたがって、前記
    画像形成ステップで画像形成を行うことを特徴とする記
    録媒体。
  46. 【請求項46】 請求項43に記載の記録媒体におい
    て、前記画像形成すべきデータはHTMLデータを含む
    ことを特徴とする記録媒体。
  47. 【請求項47】 請求項43に記載の記録媒体におい
    て、画像形成すべきデータにはサーバのURLを含むこ
    とを特徴とする記録媒体。
  48. 【請求項48】 請求項43に記載の記録媒体におい
    て、前記認証情報はユーザ名とパスワードであることを
    特徴とする記録媒体。
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