JP4109774B2 - 画像出力方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されて画像を出力する画像出力装置及び該装置における画像出力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報のネットワーク化に伴い、様々な情報を保持しているWWW(World Wide Web)サーバと、このサーバへHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)でアクセスするための専用ソフトウェア(以下、ブラウザという)を搭載したコンピュータとをネットワーク(インターネット、イントラネット)で接続し、WWWサーバの情報をコンピュータから参照することが可能なシステムが実現されている。このようなシステムでは、ブラウザによりWWWサーバ上の情報をコンピュータ内に取得して格納することが可能である。従って、そのコンピュータのユーザが、そのコンピュータに格納されているデータをプリンタに対して印刷指示を出力することにより、そのプリンタによるWWWサーバ上の情報の印刷を行うことができる。
【0003】
このWWWサーバに保持されている情報の印刷を行うシステムについて、図19を参照しながら説明する。
【0004】
図19は、WWWサーバに保持されている情報を印刷する一般的なシステムを示す概要図である。
【0005】
このシステムでは、ブラウザを搭載したPCクライアント11がイントラネットを介してイントラネットWWWサーバ12に接続可能であるとともに、インターネット網14を介してインターネットWWWサーバ13に接続可能である。また、イントラネット上には、PCクライアント11を含む他のクライアントに共用されるプリンク15が接続されている。いま、PCクライアント11がイントラネットWWWサーバ12のホームページデータなどの情報を取得する場合、まずPCクライアント11上のブラウザが起動される。次いで、このブラウザがイントラネットWWWサーバ12にアクセスし、WWWサーバ12に保持されている情報を取得する。この取得した情報はPCクライアント11のディスプレイに表示される。
【0006】
同様にインターネットWWWサーバ13のホームページデータなどの情報を取得する場合には、インターネット網14を経由してインターネットWWWサーバ13にアクセスして情報を取得し、この取得した情報をPCクライアント11のディスプレイに表示する。
【0007】
PCクライアント11で取得した情報を印刷する場合、PCクライアント11上のブラウザから印刷メニューが起動され、取得した情報はブラウザによりプリンタ15が印刷処理可能な印刷データに変換されて、PCクライアント11からプリンタ15に送信される。こうして印刷データを取得したプリンタ15は、その取得したデータに基づき印刷処理を実行する。
【0008】
WWWサーバ12,13の文章はHTMLで記述され、HTMLにはハイパーリンク先を示すHREFオプションが存在する。このHREFオプションはアンカータグ<A>では必ず必要となるオプションである。例えば、
<A HREF="foo.html">ここ</A>をクリック。<p>
と記述されていると、クライアントPC11上のブラウザでは
「ここをクリック。」
と表示される。さらに“ここ”の部分をマウスでクリックすると"foo.html"に表示が移るように動作する。
【0009】
ここでハイパリンク指示できるのはHTMLファイルだけとは限らず、TIFF画像ファイル、PS(ポストスクリプト)ファイル、PDFファイル等の画像ファイルも存在する。これらのファイルの多くは専用ソフトウェアでなければ表示することができないため、一旦、WWWサーバからダウンロードしてから、専用ソフトウェアにて表示を行なわなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとしている課題】
上述した従来のシステムでは、インターネットWWWサーバ13、イントラネットWWWサーバ12が保持している情報を、イントラネットに接続されたプリンタ15で印刷する場合には、PCクライアント11により、WWWサーバ12,13の情報をプリンタ15が印刷処理可能なデータに変換する処理を行っている。このためPCクライアント11の処理負荷が増大し、PCクライアント11で他のプログラムを並列に実行するときなどには、その処理速度が低下してしまう。
【0011】
また、印刷データのサイズは増大化する傾向にあり、このような印刷データをネットワークを経由してプリンタ15に送信することにより、ネットワークの負荷が重くなり、ネットワーク上に接続されている他のシステムの禄動に支障をきたす虞もある。
【0012】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、ネットワーク上のサーバから直接HTMLデータを取得することができるとともに、ハイパリンクされている画像データを取得して画像出力できる画像出力方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
また本発明の目的は、指定された日時にサーバにアクセスして、その指示されたデータを取得して出力する画像出力方法及び装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像出力装置は以下のような構成を備える。即ち、
ネットワークに接続され、画像を出力する画像出力装置であって、
前記ネットワークに接続されたサーバが保持しているデータを特定するための識別情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報に基づいて前記サーバにアクセスして対応するHTMLデータを取得するデータ取得手段と、
特定の形式のデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成する作成手段と、
前記サーバから取得したHTMLデータに記述されているリンク情報を参照し、リンク先のデータのファイルの拡張子を判断することによって、当該リンク先のデータ形式が第1形式であるか、当該第1形式とは異なる第2形式であるかを解析する解析手段と、
前記解析手段によって前記リンク先のデータ形式が前記第1形式であると解析された場合、前記作成手段が前記第1形式に対応しているか否かを判断し、前記解析手段によって前記リンク先のデータ形式が前記第2形式であると解析された場合、前記作成手段が前記第2形式に対応しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記作成手段が前記第1形式或は前記第2形式に対応していると判断された場合は前記データ取得手段により前記リンク先のデータを取得させ、前記作成手段により当該データに基づく画像データを作成して出力し、前記判断手段により前記第1形式及び前記第2形式のいずれにも対応していないと判断された場合は前記リンク先のデータを取得しないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0015】
上記目的を達成するために本発明の画像出力方法は以下のような工程を備える。即ち、
ネットワークに接続され、画像を出力する画像出力装置における画像出力方法であって、
前記ネットワークに接続されたサーバが保持しているデータを特定するための識別情報を入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された識別情報に基づいて前記サーバにアクセスして対応するHTMLデータを取得するデータ取得工程と、
特定の形式のデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成する作成工程と、
前記サーバから取得したHTMLデータに記述されているリンク情報を参照し、リンク先のデータのファイルの拡張子を判断することによって、当該リンク先のデータ形式が第1形式であるか、当該第1形式とは異なる第2形式であるかを解析する解析工程と、
前記解析工程で前記リンク先のデータ形式が前記第1形式であると解析された場合、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式に対応しているか否かを判断し、前記解析工程で前記リンク先のデータ形式が前記第2形式であると解析された場合、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第2形式に対応しているか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式或は前記第2形式に対応していると判断された場合は前記データ取得工程で前記リンク先のデータを取得させ、前記作成工程で当該データに基づく画像データを作成して出力し、前記判断工程で、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式及び前記第2形式のいずれにも対応していないと判断された場合は前記リンク先のデータを取得しないように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像入出力装置の構成を中心に示すブロック図で、前述の図19の構成と共通する部分は同じ番号で示している。
【0018】
本実施の形態の画像入出力装置はイントラネットに接続され、大きく分けてリーダ部1とプリンタ部2と画像入出力制御部3とを備えている。リーダ部1は、原稿画像を読み取り、その原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画像入出力制御部3へ出力する。プリンタ部2はリーダ部1からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。画像入出力制御部3はリーダ部1を接続するとともに、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークI/F(インターフェース)部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9及びコア部10を有している。尚、画像入出力制御部3からプリンタ部2に画像データを出力して印刷するときは、後述する図3に示すようにインターフェース113、画像処理部111を通してプリンタ部2に出力される。
【0019】
ファクシミリ部4は、受信時、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長し、その伸長した画像データをコア部10へ転送している。また送信時には、リーダ部1で読み取られコア部10から転送された画像データを圧縮し、その圧縮した画像データを電話回線を介して送信する。このファクシミリ部4にはハードディスク12が接続されており、そのハードディスク12に、受信した圧縮画像データを一時的に保存することが可能である。
【0020】
ファイル部5には光磁気ディスクドライブ6が接続され、ファイル部5はコア部10から転送された画像データを圧縮し、その圧縮した画像データを検索するためのキーワードとともに光磁気ディスクドライブ6にセットされた光磁気ディスクに書き込む。また、画像の検索時、ファイル部5はコア部10を介して転送されたキーワードに基づき、光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを検索し、その検索した圧縮画像データを読み出して伸長してコア部10へ転送する。
【0021】
ネットワークI/F部7は、画像入出力制御部3をイントラネットに接続するためのインターフェースを有する。このイントラネットには複数のイントラネットWWWサーバ12が接続されているとともに、全世界に広がるインターネット網14とも接続されている。このインターネット網14には膨大な数のインターネットWWWサーバ13が存在し、各WWWサーバ12,13はホームページを公開している。本実施の形態における画像入出力装置では、ネットワークI/F部7を介して各WWWサーバ12,13からそれぞれのホームページの情報を取得することができる。
【0022】
フォーマッタ部8は、ネットワークI/F部7を介してネットワークに接続されたコンピュータから転送される画像を表すコードデータをプリンタ部2で印刷可能な画像データに展開する回路である。またイメージメモリ部9は、画像データを一時的に記憶するための回路である。
【0023】
コア部10の構成については後述するが、このコア部10は、リーダ部1、ファクシミリ部4、ファイル部5、ネットワークI/F部7、フォーマッタ部8及びイメージメモリ部9の各ブロック間のデータの流れを制御する。
【0024】
次に、本実施の形態のリーダ部1及びプリンタ部2の構成について図2を参照しながら説明する。
【0025】
図2は、本実施の形態のリーダ部1及びプリンタ部2を一体的に設けた画像入出力装置の構成を示す断面図である。
【0026】
図2に示すように、リーダ部1には原稿給送装置101が搭載され、この原稿給送装置101は、原稿を最終ページから順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、この原稿の読取り動作の終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するように構成されている。原稿給送装置101により原稿がプラテンガラス102上に搬送されるとランプ103が点灯され、スキャナユニット104の移動が開始される。このスキャナユニット104の移動により原稿が露光走査され、この露光走査時の原稿からの反射光は、ミラー105,106,107及びレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)109へ導かれる。このようにして走査された原稿の画像はCCD109により電気信号に変換され、CCD109は光学的に読み取った画像を光電変換により画像データに変換して出力する。CCD109から出力された画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10へビデオバス(図示せず)を介して転送される。
【0027】
プリンタ部2では、リーダ部1から出力された画像データをレーザドライバ201に入力する。このレーザドライバ201は、回路220とレーザ発光部221とを有し、回路220によりリーダ部1から出力された画像データに応じた駆動信号を発生し、その駆動信号に応じてレーザ発光部221を駆動してレーザ光を発光させる。このレーザ光は感光ドラム202上を走査されながら照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0028】
この感光ドラム202上の静電潜像は、現像器203から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204及びカセット205のいずれか一方から記録紙が給紙され、この記録紙は感光ドラム202と転写部206との間に搬送される。こうして感光ドラム202に形成された現像剤像は、転写部206により記録紙上に転写される。
【0029】
こうして現像剤像が転写された記録紙は定着部207に搬送され、定着部207は記録紙を熱圧することによって現像剤像を記像紙に定着させる。こうして定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208の回転によって排出され、ソ一夕は、その排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕分けを行う。尚、ソータは、仕分けが設定されていない場合には最上ビンに記録紙を収納するように動作する。また、両面記録が設定されている場合には、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した後に排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路へ導くように設定されている。また多重記録が設定されている場合には、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209を切り換えて再給紙搬送路へ導くように設定されている。こうして再給紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで、感光ドラム202と転写部206との間に再度給紙される。
【0030】
次に、リーダ部1の構成について図3を参照しながら説明する。
【0031】
図3は、本実施の形態の画像入出力装置のリーダ部1の構成を示すブロック図である。
【0032】
CCD109から出力された画像データは、A/D・SH部110によるアナログ/デジタル変換によりデジタルデータに変換されるとともに、そのデジタルデータに対してシェーディング補正が施される。このA/D・SH部110によって処理された画像データは、画像処理部111を介してプリンタ部2へ伝送されるとともに、I/F部(インターフェース部)113を介して画像入出力制御部3のコア部10へ伝送される。画像処理部111は、トリミング処理などの各種画像処理を行い、I/F部113は、コア部10から転送された画像データを含むデータを取り込むなどコア部10とのインターフェースを司る。
【0033】
画像処理部111及びI/F部113は、操作部115で設定された設定内容に応じて、CPU114により制御される。例えば、操作部115でトリミング処理を行って複写を行う複写モードが設定されている場合、CPU114は画像処理部111においてトリミング処理を実行し、このトリミング処理が施された画像データをプリンタ部2へ転送するように制御する。
【0034】
また操作部115でファクシミリ送信モードが設定されていると、CPU114は、画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドとをI/F部113を介してコア部10へ転送するように制御する。このようなCPU114による制御は、メモリ116に格納されている制御プログラムに従って実行される。またメモリ116は、CPU114の作業領域としても使われる。
【0035】
次に、コア部10の構成について図4を参照しながら説明する。
【0036】
図4は、本実施の形態の画像入出力装置のコア部10の構成を示すブロック図である。
【0037】
コア部10は、リーダ部1とのI/F部122を有し、リーダ部1から転送された画像データは、I/F部122を介して画像データ処理部121へ転送されるとともに、リーダ部1からの制御コマンドはCPU123へ転送される。画像データ処理部121は必要に応じて入力された画像データに対し画像の回転処理、変倍処理などの画像処理を施し、画像データ処理部121で画像処理が施された画像データは、リーダ部1から転送された制御コマンドに応じて、I/F部120を介してファクシミリ部4、ファイル部5またはネットワークI/F部7へ転送される。
【0038】
また、ネットワークI/F部7を介して入力された画像を表すコードデータは、画像データ処理部121に転送された後にフォーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この展開された画像データは画像データ処理部121に転送された後、ファクシミリ部4又はI/F部122、リーダ部1を介してプリンタ部2へ転送される。またファクシミリ部4で受信した画像データは、画像データ処理部121に転送された後、リーダ部1を介してプリンタ部2に、又はファイル部5又はネットワーク部7へ転送される。更にファイル部5から出力された画像データは、画像データ処理部121へ転送された後、リーダ部1を介してプリンタ部2に、又はファクシミリ部4又はネットワーク部7へ転送される。
【0039】
CPU123はメモリ124に格納されている制御プログラム及びリーダ部1から転送された制御コマンドに従って各ブロック間のデータの転送制御を行うとともに、画像データ処理部121による画像処理を実行を制御する。また、メモリ124は、CPU123の作業領域としても使われる。このように、コア部10を中心に、原稿画像の読取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、更にはネットワークに接続されたコンピュータからのデータの入出力などの各機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0040】
図5は、本実施の形態のフォーマッタ部8の構成を示すブロック図である。
【0041】
PCクライアント11のワープロ等のアプリケーションで作成されたデータは、プリンタドライバによりPS(ポストスクリプト)等のプリンタで印刷可能なPage Description Language(PDL:ページ記述言語)に変換される。この変換されたデータはネットワークI/F部7、コア部10、コアI/F部600を経由してフォーマッタ部7に入力される。この入力したデータはCPU602により解釈され、フォント(Font)ROM603を用いてDRAM605上に、対応する画像データが展開される。この画像データに対して画像処理回路606により画像処理が施され、ビデオクロック608で生成された同期信号に同期して、処理済みの画像データがビデオI/F回路607よりコア部10に出力される。こうして出力された画像データは、リザ部1を介してプリンタ部2に送られて印刷される。プログラムROM604は、このような動作を制御するためのプログラムを格納しているROMである。このようにしてPS等のPDLで記述された印刷データを入力して印刷することができる。
【0042】
なお、フォーマッタ部7はPDLに対応して変更が可能である。即ち、プログラムROM604はPDLとそのバージョン毎に設けられており、ユーザは所望のPDLとそのバージョンを選択して設定することができる。
【0043】
図6は、本実施の形態のファクシミリ部4の動作を説明する図である。
【0044】
NCU(Network Control Unit)610は、電話機にファクシミリ(FAX)を接続する回路であり、電話、FAXの切り替え、ファクシミリ信号の受信時に呼び出し信号の検出、通話中に電話交換機からの直流ループ信号を保持する回路である。MODEM(MOdulator/DEModulator)は変調されたアナログ信号を復調してデジタル信号に変更したり、逆にデジタル信号を変調したアナログ信号に変換する変復調回路である。
【0045】
ファクシミリ信号の受信時、電話回線を介して他のFAXから送信されたデータはNCU610により受信され、MODEM611によりデジタル信号に変換される。このNCU610により受信されたデータは、画像をMH,MR,MMR或はJBIG等で符号化されたデータである。
【0046】
このデータは符号/復号化回路616により復号化され、DRAM615に画像データが展開される。この画像データは解像度変換614で解像度変換され、画像処理回路617で画像処理が施される。こうして画像処理された画像データは、ビデオクロック619で生成されたクロックに同期してビデオI/F回路618からコア部10に出力され、更にプリンタ2に送られて印刷される。
【0047】
ファクシミリ信号の送信時、リーダ部1で読み込まれた画像データはコア部10を経由して、ビデオI/F回路618、画像処理回路617によりDRAM615に展開される。この展開された画像データに対して解像度変換回路614で解像度変換が実施され、更に符号/復号化回路616により、MH,MR,MMR或はJBIGに符号化される。こうして符号化されたデータは、MODEM611で変調されてアナログ信号に変換され、NCU610を介して電話回線に送信される。
【0048】
CPU612は上述した各種制御を司るための回路であり、プログラムROM613には、CPU612を動作させるためのプログラムが格納されている。なお、ファックス部4は、画像入出力装置から着脱が可能であり、ユーザの用途に合わせて脱着、或は装着が可能である。
【0049】
図7は、本実施の形態の画像入出力装置のネットワークI/F部7におけるプログラム構成を示す図である。以下、図7を参照して、ネットワークI/F部7におけるプログラム構成を説明する。
【0050】
ネットワークI/F部7におけるプログラムは、IP(Internet Protocol)250、TCP(Transmission Control Protocol),UDP(User Datagram Protocol)251、アプリケーション階層のプロトコル254が動作されるプログラム、及び複数のアプリケーションプログラム252,253等を備えている。
【0051】
IP250は、発信元のホストから宛先ホストへルータなどの中継ノードと連携しながらメッセージを送り届けるサービスを提供するインターネットのプロトコル階層である。このメッセージを送り届けるのに一番重要な情報は、発信、宛先のアドレスであり、この発信、宛先のアドレスはIP250により管理される。そして、このメッセージをアドレス情報に従ってインターネット網14内で、どのような経路で宛先ホストまで届けるかというルーティングはIP250で行なわれる。
【0052】
TCP,UDP251は、発信アプリケーション・プロセスから受信アプリケーション・プロセスにメッセージを送り届けるサービスを提供するトランスポート階層である。TCPはコネクション型サービスであって、通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネクションレス型のサービスであって、信頼性の保証を行なわない。
【0053】
アプリケーション階層のプロトコル254は複数のプロトコルを規定し、このプロトコルには、リモートログインサービスであるTELNET、ファイル転送サービスであるFTP、ネットワーク管理プロトコルであるSNMP、プリンタ印刷用のサーバプロトコルであるLPD、WWW(World Wide Web)サーバのプロトコルであるHTTPdなどが存在する。
【0054】
またアプリケーションとしては、WWWサーバのデータ取得するHTTPクライアント252、取得したHTML形式のデータ及び画像データを記録紙上に印刷するためのデータフォーマットに変換するHTML Parser253が設けられている。
【0055】
次に、操作部115に表示されるWEBプリントモードの操作画面例について図8乃至図14を参照して説明する。
【0056】
図8は、本実施の形態の画像入出力装置に係る操作部115の構成を示す概観図である。
【0057】
図8において、WEBプリントモードを設定する際には、まず、ソフトキー304(Webプリントモードキー)が押下され、WEBプリントモードの現在の状態を表示するウィンドウ330が液晶表示部300に表示される。本実施の形態では、ウィンドウ330にはA4用紙サイズで印刷、拡大率100%、1部印刷することを表示している。また、この液晶表示部300には、コピーモード時と同じ設定指示を行う各ソフトキー301〜306,310と、コピーモード時と異なる設定指示を行う各ソフトキー332〜339が表示される。
【0058】
ソフトキー(両面)339は、両面印刷にかかわる処理設定を行うメニュー画面を表示するためのキーであり、このキー339により表示されたメニュー画面を用いて、イントラネットWWWサーバ12、インターネットWWWサーバ13などの各WWWサーバからのデータを印刷する際に、片面で印刷するか両面で印刷するかを設定することができる。なお、このソフトキー339による両面印刷に関わる設定内容はコピーモード時の設定内容と異なるが、FAXモード時、プリンタモード時においては、このソフトキー339と同じ内容が設定される。また、本実施の形態の画面例においては、テンキー318はコピーモード時の画面と同様に、印刷部数をセットするために用いられる。
【0059】
ソフトキー331はURLキーであり、このURLキー331はイントラネットWWWサーバ12、インターネットWWWサーバなどの各WWWサーバのドメイン名、取得するHTML形式のデータのファイル名の入力画面を兼ねる。このソフトキー331を押下すると、仮想アルファベットキーボード(図示せず)が表示され、この仮想アルファベットキーボードを用いて上述のデータを指定するための文字列が入力される。
【0060】
ソフトキー(印刷時刻)332は印刷時刻キーであり、この印刷時刻キー332はWWWサーバにアクセスしてHTML形式のデータ、画像ファイルなどを取得する日付、時間を設定するウィンドウを開くためのキーである。このソフトキー332が押下されると、図9に示すウィンドウが開かれる。
【0061】
このウィンドウでは、図9に示すように、まず、印刷日付350の入力を促すようにカーソルが点滅し、テンキー318から数値を入力することにより印刷を行う日付のセットを行う。こうして印刷日付350の入力が終了するとカーソルが印刷時間351の入力欄に移動し、入力を促すために点滅する。そして印刷日付350への入力と同様にしてテンキー318から印刷時刻を示す数値が入力されると印刷時間がセットされる。こうして印刷時間351の入力を終了すると、「OK」キー352が表示され、この「OK」キー352を押すことにより、印刷時刻がセットされて、再度図8に示す画面への切換えが行われる。ネットワークトラフィックが多い時間帯ではWWWサーバのデータを正しく取得することができない場合があるため、このように印刷時刻を指定することにより、この時間帯を避けることができる。
【0062】
ソフトキー(定期巡回)333は、定期的にWWWサーバにアクセスし、印刷実行するための定期巡回キーであり、この定期巡回キー333を押下すると、図10に示すウィンドウが表示される。このウィンドウでは、図10に示すように、曜日キー360、間隔(日)キー361、間隔(月)キー362及び印刷時間キー363を含む各ソフトキーを表示し、曜日キー360、間隔(日)キー361、間隔(月)キー362の各ソフトキーにより、WWVサーバを定期的に巡回する間隔を曜日とするか、日単位とするか、月単位とするかのいずれかを選択することができる。
【0063】
これら3つのソフトキー360,361,362の内アクティブとなるソフトキーは1つだけであり、1つのキーを選択すると、他のキーによる設定項目はキャンセルされる。例えば、曜日キー360を選択した場合、月キー364から日キー370までの7つのキーが有効となる。これらキー364〜370は複数選択が可能であり、選択されると黒く表示され、選択済みの状態で再度押されると、その選択された状態が解除されて白く表示される。また間隔(日)キー361が選択されると、カーソルが日の入力欄371に移動して点滅し、入力欄317にテンキー318から数値を入力することによりWWWサーバをアクセスする日付の間隔がセットされる。また間隔(月)キー362が選択されると、カーソルが月の入力欄372に移動して点滅し、この入力欄372にテンキー318から数値を入力することにより、WWWサーバをアクセスする月の間隔がセットされる。また印刷時間キー363が押下されると、時間の入力欄373にカーソルが移動して点滅し、この入力欄373にテンキー318から数値を入力することによりWWWサーバをアクセスする時刻がセットされる。
【0064】
このようにして各データがセットされて「OK」キー362が押下されると、定期巡回のパラメータが確定され、再度図8の画面への切換えが行われる。
【0065】
ソフトキー(Book Mark)334は、図11に示すBOOK MARKウィンドウを表示するためのBook Markキーであり、このキー334を押下すると、BOOK MARKウィンドウが開かれる。このウィンドウには、図11に示すように、既に登録済みである各URLを記載したリスト(1画面で380〜384までの5つの登録済みURLを表示可能)が表示され、このウィンドウにおいて上矢印キー386を押すと、URLリストは上方にスクロールし、下矢印キー387を押すとURLリストは下方にスクロールする。また登録キー385を押下すると、図8に示すソフトキー331(URLキー)で入力したWWWサーバのURLがこのリストに追加登録される。また、URLリスト上の各URLの記載部分380〜384のいずれかを押すと、その押された記載部分のURLが選択されてソフトキー331(URLキー)にデータがセットされる。また削除キー388を押下すると、URLリスト上の各URLの記載部分380〜384を押すことにより選択されたURがURLリストから削除される。
【0066】
次にソフトキー(時刻指定リスト)335は、図12に示す時刻指定リストの表示を行うための時刻指定リストキーである。この時刻指定リストには、図12に示すように、ソフトキー332(印刷時刻キー)またはソフトキー333(定期巡回キー)で指定されたジョブが登録される。時刻指定リストの表示項目は、URL405、印刷日406、印刷時刻407を含んでいる。この時刻指定リストでは、1画面で400〜404までの5つの登録済みURLが表示可能であり、上矢印キー408によりリストを上方に、下矢印キー409によりリストを下方にそれぞれスクロールすることができる。また、リスト上の各領域部分400〜404のいずれかを押すと、その押された領域部分に記載されたURLが選択され、このURLが選択された状態で削除キー410を押すと、その選択されているURLが時刻指定リストから削除される。
【0067】
図12の時刻指定リストの例では、ジョブ400はソフトキー333(定期巡回キー)により曜日登録されたジョブであり、このジョブには実行する曜日が対応付けて表示されている。また日単位の間隔で指定されたジョブ401には指定された日数が対応付けて表示されている。更に月単位で指定されたジョブ403,404には、指定された月数が対応付けて表示されている。またジョブ402は、ソフトキー332(印刷時刻キー)により、印刷日時が指定されたジョブであり、このジョブには指定印刷日時が対応付けて表示示されている。
【0068】
またソフトキー(待機JOBリスト)336は、図13に示す待機JOBリストウィンドウを表示するための待機JOBリストキーであり、このキー336が押されると、図13に示すように、待機中のジョブのURL420〜424を記述した待機JOBリストが表示される。いま実行待ちのジョブが多数存在する場合、リストは上矢印キー425を押すと上方にスクロールされ、下矢印キー426を押すと下方にスクロールされる。また、リスト上の各領域部分420〜424のいずれかを押すと、その押された領域部分に記載されたジョブが選択され、このジョブが選択された状態で削除キー427を押すと、その時に選択されているジョブが待機JOBリストから削除される。
【0069】
ソフトキー(ログ)337は、図14に示すログリストを表示するためのログキーであり、このログリストには、図14に示すように、WEBプリントモードによってWWWサーバをアクセスした結果が記述され、先頭から新しいジョブ順にそのアクセス結果が列挙され、最大件数を過ぎた古いものから自動的に削除される。具体的には、ログリストの表示項目は、URL437、日付438、時間439、結果表示440の各項目からなる。URL437はアクセスしたWWWサーバのURLを示し、日付438、時間439はWWWサーバをアクセスし日時を示す。そして、WWWサーバに正常にアクセスしてこのWWWサーバから取得したデータの印刷出力を行うことができた場合には、各URL430,433,434の結果表示440のように「正常終了」と記述される。これに対し、使用者がリセットキー320により印刷を中断した場合にはURL431のように「リセット終了」と記述され、ネットワークの状態或はWWWサーバの状態などにより正常に印刷できなかった場合には、URL432のように「エラー終了」と記述される。このリストは上矢印キー435により上方に、下矢印キー436により下方にそれぞれスクロールすることが可能である。
【0070】
ソフトキー(詳細設定)338は、図20に記述されている各パラメータをセットするメニュー画面を表示するための詳細設定キーである。
【0071】
WWWサーバから受信するHTML形式のデータは別のHTMLデータにハイパーリンクすることができ、ハイパーリンクされたHTMLデータがさらに別のHTMLへハイパーリンクされている場合もある。このリンクレベルを設定するために、パラメータ「1」の設定が行われる。このパラメータ「1」は、指定されたURLのリンクを辿り、印刷する最大のリンクレベルを設定するパラメータであり、このパラメータにより、印刷するHTMLの最大リンク数が設定される。
【0072】
パラメータ「2」は、印刷する最大のページ数を設定するパラメータであり、WWWサーバからのHTMLデータをソフトキー306(用紙選択キー)にて設定された用紙サイズにレイアウトした結果、必要となるページ数がこのパラメータ2により設定された最大のページ数を超えた場合、超えたページ以降のプリントアウトを行わないように設定される。本実施の形態では、デフォルト値としては「0」が設定され、このデフォルト値「0」では、印刷する最大のページ数を制限無しに設定する。
【0073】
パラメータ「3」は、最大ページ数を超えても現在のHTMLデータは「印刷する/しない」の設定を行うためのパラメータであり、このパラメータ「3」はパラメータ「2」で設定された最大ページ数を超えた場合、1つのHTMLの文書に対しては最後まで印刷しないと困る場合があるため、ユーザによる選択を可能にした機能である。
【0074】
パラメータ「4」は、他サイトのHTMLも「印刷する/しない」の設定を行うためのパラメータである。パラメータ「1」のリンクレベルを「1」以上に設定した場合、印刷実行したHTMLの文書が他サイトのHTMLにハイパーリンクされている場合が存在する。この場合、他サイトのHTML文書がユーザにとって全く興味がないホームページである可能性があるため、パラメータ「4」の設定により、ユーザが他サイトのHTMLも「印刷する/しない」を選択することを可能にしている。
【0075】
パラメータ「5」は、タイムアウト時間を設定するパラメータであり、このパラメータ「5」によりタイムアウト時間を設定することによって、TCP,UDP251(図5に示す)などのネットワーク関係の通信エラーが発生した場合、長時間リトライを繰り返すことが防止される。
【0076】
パラメータ「6」は、HTMLクライアントプログラム252において通信エラーが発生した場合に、そのエラー時のリトライ回数を設定するパラメータである。
【0077】
パラメータ「7」は、使用するフォントの名称を設定するためのパラメータであり、パラメータ「8」はフォントサイズの指定を行うためのパラメータである。パラメータ「9」はフォントの太さを設定するパラメータであり、各パラメータ「7」,「8」,「9」は、HTMLテキストデータを印刷するフォントに関する設定に用いられる。
【0078】
パラメータ「10」は印刷の左(Left)マージン、パラメータ「11」は印刷の右(Right)マージン、パラメータ「12」は印刷のトップ(Top)マージン、パラメータ「13」は印刷のボトム(Bottom)マージンをそれぞれ設定するパラメータであり、これらパラメータ「10」〜「13」のそれぞれは、ソフトキー306(用紙選択キー)により設定された用紙サイズにおける上下左右の余白幅の規定に用いられる。
【0079】
パラメータ「14」は、バックグラウンドも「印刷する/しない」を設定するためのパラメータであり、このパラメータ「14」の設定により、バックグラウンドが黒色などで描画されているホームページをカラーディスプレイ上で表示する場合は問題なくても、このホームページを白黒プリンタで印刷すると、テキスト部分も黒、バックグラウンドも黒くなり、テキストが判断できなくなることを未然に防止することが可能になる。
【0080】
パラメータ「15」は、ヘッダ、フッタ(URL、頁番号、印刷日付)を付けて「印刷するか/しない」かを設定するためのパラメータであり、このパラメータ「15」の設定により、印刷レイアウトをする段階にWWWサーバ上のホームページには記述はされていないURL、頁番号、印刷日付を付加するか、付加しないかを選択することができる。
【0081】
パラメータ「16」は、リンクマップを「印刷するか/しない」かを設定するためのパラメータであり、このパラメータ「16」を用いて、パラメータ「1」で印刷する最大リンクレベルを1以上に設定した場合、印刷したHTML文書がどのようにハイパーリンクされていたのかを示すリンク情報を印刷するか/しないをユーザは選択することができる。
【0082】
パラメータ「17」は、スタイルシートを使用する/しないかを設定するためのパラメータである。このスタイルシートは、HTMLのデータには印刷するフォントの名称や、フォントサイズなどが規定されていないために、ホームページをレイアウトするプログラム毎にレイアウト結果が異なることを解消するためのパラメータが記述されているデータンートである。このスタイルシートを使用する場合は、使用するシートの名称を指定する必要があり、このシートの名称を指定することによって使用するシートが指定され、この指定されたシートの情報に従ってレイアウトが行われる。
【0083】
パラメータ「18」は、白黒反転をするかしないを設定するためのパラメータである。
【0084】
次に、HTML Parser253、HTTPクライアント252などのプログラムを実行してWWWサーバのホームページを印刷する処理手順について説明する。
【0085】
図15は、本実施の形態に係る画像入出力装置におけるWWWサーバのホームページを印刷する処理手順を示すフローチャート、図16は図15のステップS502のコマンド受け取り処理の手順を示すフローチャートである。
【0086】
図15において、WWWサーバのホームページを印刷する際には、操作部115よりコマンドが発行される。この操作部115よりコマンドが発行される場合には、上述したように、ホームページを印刷する際に必要なパラメータを操作部115を用いてセットした後に、スタートキー319(図8)を押すことにより、操作部115からコア部10を経由してネットワークI/F部7にプリント指示命令が発行される。
【0087】
またPCクライアント11からもコマンドが発行される。このPCクライアント11には、操作部115で設定した印刷パラメータの設定プログラムと同様の設定プログラムが搭載されている。従って、PCクライアント11のユーザはこの設定プログラムにより印刷パラメータを設定した後、この印刷パラメータを含むプリント指示命令を発行させる。このプリント指示命令は、LPR(プリンタ印刷用のクライアントプログラム)によってネットワークを介してネットワークI/F部7に送られる。この時、ネットワークを流れる命令は印刷に必要なパラメータだけであるから、そのデータ長はホームページから変換され、プリンタ部2で印刷可能なデータと比較すると極めて短い。尚、PCクライアント11から出された印刷指示命令は、ステップS501−1において、ネットワークI/F部7のアプリケーション階層のプログラム254の中の1つであるLPDによって受信される。
【0088】
さらにステップS511で示すように、後述するスケジュールジョブ処理によりプリント指示コマンドが発行される。このスケジュールジョブ処理の詳細については後述する。
【0089】
ここで、操作部115からのプリント指示命令、クライアントPC11からのプリント指示命令、スケジュールジョブ処理からのプリント指示命令は同一のデータフォーマットである。また操作部115、クライアントPC11からはプリント指示命令の他に、スケジュールジョブの問い合わせ命令が先行される。
【0090】
また操作部115からのスケジュールジョブの問い合わせコマンドの発行タイミングは、操作部115の表示画面上でソフトキー335(時刻指定リストキー)を押下したタイミングに設定されている。
【0091】
また、スケジュールジョブの削除命令(操作部115の表示画面300で時刻指定リストの削除キー410(図12)を押したタイミングで発行される)、即時ジョブの問い合わせ命令(操作部115の表示画面300でソフトキー(待機JOBリスト)336を押したタイミングで発行される)、即時ジョブリストの削除命令(操作部115の表示画面で待機JOBリストの削除キー427(図13)を押したタイミングとプリント動作中にSTOPキー321、又はリセットキー320が押されたタイミングで発行される)が発行される。
【0092】
操作部115、PCクライアント11、スケジュールジョブ処理のいずれかから上述のコマンドが先行されると、ステップS502において、コマンド受け取り処理プログラムによりコマンド受け取り処理を実行する。
【0093】
このコマンド受け取り処理は、図16に示すように、まず、ステップS520において、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令であるか否かを判定し、受け取ったコマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令であるとステップS521に進み、スケジュールジョブリスト(時刻指定リスト)の取得を行い、続くステップS524で、スケジュールジョブの問い合わせ命令を発した宛先に、その取得したスケジュールジョブリストをメッセージとして送信して処理を終了する。ここで、操作部115がスケジュールジョブの問い合わせ命令を発行した場合には、操作部115において、受け取ったメッセージに基づき図12に示す時刻指定リストを作成して表示する。
【0094】
受け取ったコマンドがスケジュールジョブの問い合わせ命令でないときはステップS520からステップS522に進み、その受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除命令であるか否かを判定する。受け取ったコマンドがスケジュールジョブの削除命令であるときはステップS523に進み、スケジュールジョブの削除命令により指定されたジョブをスケジュールリストから削除し、続くステップS524で、その削除コマンドを発した宛先に、その削除したスケジュールリストをメッセージとして送信して処理を終了する。ここで、操作部115がスケジュールジョブの削除コマンドを発行した場合、操作部115においては、その受け取ったメッセージに基づき、図12に示す時刻指定リストを作成して表示する。
【0095】
ステップS522で、スケジュールジョブの削除命令でないときはステップS525に進み、受け取ったコマンドが即時ジョブの問い合わせ命令であるか否かを判定する。そうであればステップS526に進み、即時ジョブリストを取得し、続くステップS524で、その問合せコマンドを送信してきた宛先に、その取得した即時ジョブリストをメッセージとして送信して処理を終了する。ここで、操作部115が即時ジョブの問い合わせ命令を発行した場合、操作部115においては、受け取ったデータに基づき、図13に示す待機JOBリストを作成して表示する。
【0096】
ステップS525で、即時ジョブの問い合わせ命令でないときはステップS527に進み、受け取ったコマンドが即時ジョブ削除命令であるか否かを判定する。そうであればステップS528に進み、指定されたジョブがHTTPクライアント252又はHTML Parser253により実行中であるか否かを判定する。実行中でないときはステップS529に進み、即時ジョブリストから指定されたジョブを削除し、続くステップS524で、その削除したジョブリストをコマンドを発した宛先にメッセージとして送信して処理を終了する。ここで、操作部115が即時ジョブの削除コマンドを発行した場合、操作部115においては、受け取ったメッセージに基づき、図13に示す待機JOBリストを更新して表示する。
【0097】
又ステップS528で、削除するように指示されたジョブがHTTPクライアント252又はHTML Parser253により実行中であるときはステップS530に進み、キャンセルフラグを立てて処理を終了する。
【0098】
更にステップS527で、即時ジョブ削除命令コマンドでないときはステップS531に進み、受け取ったコマンドが即時ジョブプリント命令であるか否かを判定する。即時ジョブプリントコマンドでないときは、スケジュールジョブのプリントコマンドであると判断してステップS532に進み、そのジョブをスケジュールジョブに登録して処理を終了する。
【0099】
またステップS531で、即時ジョブプリントコマンドであるときは、図15に示すステップS504のHTTPクライアント252の処理へ移行する。HTTPクライアント252、HTTP Parser253は、一度に複数のジョブを並列的に処理することは行わず、既に別の処理が動作中である場合には、この即時ジョブプリントコマンドジョブにより指定されたジョブは、即時ジョブリストに登録され、実行中の処理が終り次第、実行されることになる。このようにしてメモリを大量に消費しないようにしている。
【0100】
次に図15に示す、それ以降の各ステップでの処理を説明する。
【0101】
図16に示すコマンド受取り処理が終了するとステップS504に進み、HTTPクライアント252によりWWWサーバからホームページのデータであるHTMLデータ、画像データなどを取得するための動作を実行する。
【0102】
このHTTPクライアント252による動作が終了するとステップS505に進み、キャンセルフラグが立っているか否かを判定する。ここで、キャンセルフラグが立っていた場合はステップS509に進み、印刷中止処理を実行し、続くステップS510で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを繰作部115に送信して終了をする。
【0103】
一方、ステップS505でキャンセルフラグが立っていない場合はステップS506に進み、HTML Parser253による処理を開始する。このHTML Parser253の処理では、WWWサーバから取得したデータに基づきプリンタ部2が印刷可能な印刷データを生成する。
【0104】
このHTML Parser253の処理終了後、ステップS507に進み、再度キャンセルフラグが立っているか否かを判定する。ここで、キャンセルフラグが立っていた場合には、上述したように、ステップS509に進み、印刷中止処理を実行し、続くステップS510で、プリントをキャンセルしたことを示すメッセージを操作部115に送信して終了をする。
【0105】
ステップS507でキャンセルフラグが立っていない場合はステップS560に進み、白黒反転処理を実行し、続くステップS508でHTML Parser253で作成した画像データをコア部10へ送信して処理を終了する。これにより画像データを受け取ったコア部10は、リザ部1を介してプリンタ部2へ印刷データを伝送する。これによりプリンタ部2では、カセット204又はカセット205から対応するサイズの用紙を給紙し、この用紙に印刷を行う。尚、ステップS560における白黒反転処理は、プリンタ部2が白黒プリンタである場合のみに実行される処理である。
【0106】
図17は、本実施の形態に係る画像入出力装置におけるスケジュールジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【0107】
このスケジュールジョブ処理は、毎分1回定期的に起動される。スケジュールジョブとは、ソフトキー332(印刷時刻キー)又はソフトキー333(定期巡回キー)により実行の日時がセットされたジョブである。
【0108】
このスケジュールジョブ処理では、まずステップS541において、スケジュールジョブがあるか否かを判定し、スケジュールジョブがないときは本処理を終了する。ステップS541でスケジュールジョブがあるときはステップS542に進み、このスケジュールジョブに対して設定された印刷時刻になったか否かを判定し、スケジュールジョブに対して設定された印刷時刻になっていないときは処理を終了する。
【0109】
またステップS543で、スケジュールジョブに対して設定された印刷時刻になっているとステップS543に進み、プリント指示コマンドを送信して処理を終了する。このプリント指示コマンドが送信されると、上述したように、即時プリントジョブが上記ステップS502のコマンド受け取り処理で受信され、このプリント指示コマンドにより、ステップS511(図15)において、指定された時刻にWWWサーバをアクセスしてホームページの印刷が行われることになる。
【0110】
図18は、HTML Paser253の一部であるハイパリンク処理の動作を説明する図である。
【0111】
WWWサーバ12,13等から取得したHTMLデータ内に「HREF="foo.TIFF"」の文字列が存在すると、このハイパリンク処理S700が動作する。
【0112】
まずステップS701で、指定されたファイル名の拡張子が「TIFF」或は「TIF」であるかを判断し、そうであればステップS702に進み、ファクス部4が存在するかどうか判断する。ここでファクス部4が存在する場合はステップS703に進み、このファイルをWWWサーバ12或はサーバ13からTIFFファイルを取得する。またステップS705でファクス部4が存在しない場合は、そのまま処理を終了する(S707)。
【0113】
即ち、ここでは、TIFFファイルには種々のデータ形式が存在するために、取得したTIFFファイルがファクス部4で扱うことが可能なMH,MR,MMR,JBIGで符号化されているか、或は非圧縮データであるか、画像サイズがファクス部4で取り扱うことができるサイズであるかどうか解析する(S704)。そして解析の結果、ファクス部4で取り扱えるかどうか判断し(S705)、取り扱える場合には、そのデータをファクス部4にMH,MR,MMR,JBIG符号化データとして、あるいは非圧縮データとしてファクス部4に転送する。また扱えない場合には、その取得したデータを破棄して終了する(S707)。
【0114】
このようにしてデータを受け取ったファックス部4は、データがMH,MR,MMR,JBIG符号化データの場合は、符号/復号化回路616にて画像を復号化してDRAM615に画像を作成する。その後、必要に応じて解像度変換611、画像処理回路617を動作させた後に、ビデオI/F回路618、ビデオクロック619を用いて画像をコア部10を経由してプリンタ部2にて印刷を行なう。
【0115】
またステップS701で、指定されたファイル名の拡張子がTIFF或はTIFでない場合はステップS708に進み、そのファイルが「PS」であるか判断し、拡張子が「PS」である場合はステップS709に進み、フォーマッタ部8が「PS」に対応するか否かを判断する。ここでフォーマッタ部8のソフトウェアが「PS」対応である場合はステップS710に進み、WWWサーバ12或は13からPSファイルを取得し、そのデータをフォーマッタ部8へ転送する(S711)。またステップS709で、フォーマッタ部8のソフトウェアが「PS」対応でない場合は、そのまま処理を終了する。
【0116】
この時、データを受け取ったフォーマッタ部8は、そのPSデータをフォントROM603を用いて画像を作成する。
【0117】
その後、必要に応じて画像処理回路606を動作させた後に、ビデオI/F回路607、ビデオクロック608を用いて画像をコア部10、リーダ部1を経由してプリンタ部2にて印刷を行なう。
【0118】
またステップS708で、指定されたファイル名の拡張子がTIFF,TIF或はPSのいずれでもない場合はステップS712に進み、拡張子が「PDF」であるか否かを判断する。拡張子が「PDF」である場合はステップS713に進み、フォーマッタ部8のソフトウェアが「PS」で、かつそのバージョンLevel3であるか判断する。そうであればステップS710に進み、WWWサーバ12或は13からPDFファイルを取得し、そのファイルをフォーマッタ部8へ転送する(S711)。
【0119】
またステップS712で、PDFファイルはPS Level3でないと取り扱うことができないために、フォーマッタ部8がPS Level3で無い場合は、そのまま処理を終了する(S707)。
【0120】
この場合も、PDFデータを受け取ったフォーマッタ部8は、PSデータをフォントROM603を用いて画像を作成する。その後、必要に応じて画像処理回路606を動作させた後に、ビデオI/F回路607、ビデオクロック608を用いて画橡をコア部10、リーダ部1を経由してプリンタ部2にて印刷を行なう。
【0121】
以上説明したように本実施の形態によれば、ネットワーク上のWWWサーバから、他のコンピュータ機器などの情報処理装置を介さずにデータを直接取得することができるとともに、WWWサーバから取得したデータの印刷出力に対する品位を向上することができる。
【0122】
なお、本実施の形態では、ネットワークの通信プロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、IPX/SPX、AppleTalkなどの通信プロトコルを用いても同様の効果が得られる。また、クライアントPC11との通信プロトコルにLPR,LPDを用いているが、これに代えて、HTTP、FTPなどの通信プログラムを用いても同様の効果が得られる。
【0123】
更に、TIFFファイルの印刷にファクス部を用いて説明したが、MH,MR,MMR,JBIG等の復号化回路が存在すれば同様のことが実施できる。またPS,PDFファイルの代わりにLIPS等のページ記述言語でも同様の効果が得られる。
【0124】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0125】
また上述した実施の形態では、プリンタ装置の場合で説明したが例えばディスプレイ等のように、ネットワークを介して取得した画像を表示出力する装置にも適用できることはもちろんである。
【0126】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。
【0127】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0128】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0129】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0130】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0131】
以上説明したように本実施の形態によれば、ネットワーク上のWWWサーバから、PC等を介することなく、直接データを取得することができるとともに、ハイパリンクされている画像を印刷することができる。
【0132】
また本実施の形態によれば、ネットワークトラフィックが少ない時間帯等を指定して、サーバからデータを取得することができるため、データ取得が高速になり、データ取得エラーの発生が軽減されるという効果がある。
【0133】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワーク上のサーバから直接HTMLデータを取得することができるとともに、ハイパリンクされている画像データを取得して画像出力できるという効果がある。
【0134】
また本発明によれば、指定された日時にサーバにアクセスして、その指示されたデータを取得して出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画操入出力装置の構成を中心にネットワーク構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る画像入出力装置の構成を示す断面図である。
【図3】本実施の形態に係る画像入出力装置のリーダ部の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る画像入出力装置のコア部の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態に係る画像入出力装置のフォーマッタ部の構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態に係る画像入出力装置のファクシミリ部の構成を示すブロック図である。
【図7】本実施の形態に係る画像入出力装置のネットワークI/F部におけるプログラム構成を示す図である。
【図8】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示されるWebプリントモードの操作画面例を示す図である。
【図9】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示される印刷時刻指定の表示画面例を示す図である。
【図10】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示される定期巡回指定の表示画面例を示す図である。
【図11】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示されるBOOK MARKの表示画面例を示す図である。
【図12】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示される時刻指定リストの表示画面例を示す図である。
【図13】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示される待機JOBリストの表示画面例を示す図である。
【図14】本実施の形態に係る画像入出力装置の操作部に表示されるログリストの表示画面例を示す図である。
【図15】本実施の形態に係る画像入出力装置におけるWWWサーバのホームページを印刷する処理手順を示すフローチャートである。
【図16】図15のステップS502のコマンド受け取り処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態に係る画像入出力装置におけるスケジュールジョブ処理の手順を示すフローチャートである。
【図18】本実施の形態に係る画像入出力装置におけるハイパリンク処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】従来のWWWサーバに保持されている情報の印刷を行うシステムを示す概要因である。
【図20】本実施の形態に係る画像入出力装置において設定される印刷条件の設定内容を説明する図である。
Claims (10)
- ネットワークに接続され、画像を出力する画像出力装置であって、
前記ネットワークに接続されたサーバが保持しているデータを特定するための識別情報を入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された識別情報に基づいて前記サーバにアクセスして対応するHTMLデータを取得するデータ取得手段と、
特定の形式のデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成する作成手段と、
前記サーバから取得したHTMLデータに記述されているリンク情報を参照し、リンク先のデータのファイルの拡張子を判断することによって、当該リンク先のデータ形式が第1形式であるか、当該第1形式とは異なる第2形式であるかを解析する解析手段と、
前記解析手段によって前記リンク先のデータ形式が前記第1形式であると解析された場合、前記作成手段が前記第1形式に対応しているか否かを判断し、前記解析手段によって前記リンク先のデータ形式が前記第2形式であると解析された場合、前記作成手段が前記第2形式に対応しているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記作成手段が前記第1形式或は前記第2形式に対応していると判断された場合は前記データ取得手段により前記リンク先のデータを取得させ、前記作成手段により当該データに基づく画像データを作成して出力し、前記判断手段により前記第1形式及び前記第2形式のいずれにも対応していないと判断された場合は前記リンク先のデータを取得しないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像出力装置。 - 前記入力手段は、前記サーバが保持しているデータを特定するための識別情報と、当該データを取得する日時情報を入力し、
前記データ取得手段は前記日時情報と現時間とが一致すると、前記データを取得することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。 - 前記サーバは、WWWサーバであり、前記入力手段によって入力される識別情報は、WWWサーバが保持しているデータのURLであることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
- 前記特定の形式のデータはHTMLデータであり、前記作成手段はHTMLデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
- 前記画像出力装置は、前記作成手段によって作成された画像データを基に記録紙上に画像を出力する印刷手段を有することを特徴とする請求項4に記載の画像出力装置。
- ネットワークに接続され、画像を出力する画像出力装置における画像出力方法であって、
前記ネットワークに接続されたサーバが保持しているデータを特定するための識別情報を入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された識別情報に基づいて前記サーバにアクセスして対応するHTMLデータを取得するデータ取得工程と、
特定の形式のデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成する作成工程と、
前記サーバから取得したHTMLデータに記述されているリンク情報を参照し、リンク先のデータのファイルの拡張子を判断することによって、当該リンク先のデータ形式が第1形式であるか、当該第1形式とは異なる第2形式であるかを解析する解析工程と、
前記解析工程で前記リンク先のデータ形式が前記第1形式であると解析された場合、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式に対応しているか否かを判断し、前記解析工程で前記リンク先のデータ形式が前記第2形式であると解析された場合、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第2形式に対応しているか否かを判断する判断工程と、
前記判断工程で、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式或は前記第2形式に対応していると判断された場合は前記データ取得工程で前記リンク先のデータを取得させ、前記作成工程で当該データに基づく画像データを作成して出力し、前記判断工程で、前記作成工程で画像データを作成できるデータ形式が前記第1形式及び前記第2形式のいずれにも対応していないと判断された場合は前記リンク先のデータを取得しないように制御する制御工程と、
を有することを特徴とする画像出力方法。 - 前記入力工程は、前記サーバが保持しているデータを特定するための識別情報と、当該データを取得する日時情報を入力し、
前記データ取得工程では前記日時情報と現時間とが一致すると、前記データを取得することを特徴とする請求項6に記載の画像出力方法。 - 前記サーバはWWWサーバであり、前記入力工程で入力される識別情報は、WWWサーバが保持しているデータのURLであることを特徴とする請求項6に記載の画像出力方法。
- 前記特定の形式のデータはHTMLデータであり、前記作成工程は、HTMLデータから前記画像出力装置が出力できる画像データを作成することを特徴とする請求項6に記載の画像出力方法。
- 前記画像出力装置は、前記作成工程で作成された画像データに基づいて記録紙上に画像を出力することを特徴とする請求項9に記載の画像出力方法。
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