JPH11355496A - 画像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11355496A
JPH11355496A JP10161143A JP16114398A JPH11355496A JP H11355496 A JPH11355496 A JP H11355496A JP 10161143 A JP10161143 A JP 10161143A JP 16114398 A JP16114398 A JP 16114398A JP H11355496 A JPH11355496 A JP H11355496A
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JP10161143A
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Kotaro Yamaguchi
耕太郎 山口
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザによる定期的な情報取得から出力に至る
操作負担を大幅に軽減し、個々のユーザからのいずれか
のサーバ上の情報資源に対する情報取得要求を分散する
ことである。 【解決手段】 クライアント端末9よりユーザが意図す
る出力スケジュール上に基づいて出力スケジュールをコ
ア部2が設定し、該設定された出力スケジュールに従っ
てWWWサーバ10の情報資源から指定された情報を取
得し、該取得した情報を設定されたタイミングで出力す
るようにデータ処理,プリンタ部8による画像出力処理
を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して複数のサーバまたはクライアントと通信可能な画
像処理装置および画像処理装置のデータ処理方法および
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な情報を載せたサーバ、いわ
ゆるWWWサーバと、このサーバヘHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)
でアクセスするための専用ソフトウエア(以後、ブラウ
ザと呼ぶ)を搭載したコンピュータとをネットワークで
接続し、WWWサーバ上の情報をコンピュータからイン
ターネットあるいはイントラネットを介して参照するこ
とが可能となってきた。
【0003】これにより、複数のコンピュータから特定
のWWWサーバ上の情報を参照し、共有することが出来
るようになった。更に、上記ブラウザはWWWサーバ上
の情報をコンピュータ内に格納することができるため、
ユーザは、印刷機能を有する情報機器に対してコンピュ
ータ内に一旦格納した情報の印刷出力を指示すること
で、WWWサーバ上の情報を印刷することも出来るよう
になった。
【0004】また、上記印刷機能を有する情報機器自体
がWWWサーバヘのアクセス機能を持つことで、ユ―ザ
から指示されたWWWサーバに対して情報機器が直接ア
クセスし、情報を取得して印刷を行うこともできるよう
になった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにネットワー
ク上に沢山の機器が接続された環境において、ネットワ
ークのトラフィックが多い昼間などにWWWサーバから
の情報取得を行う場合、更なるトラフィックの増加によ
ってネットワーク上の機器の動作が不安定になったり、
WWWサーバからの情報取得に失敗することがある。
【0006】この回避策として、緊急にWWWサーバか
ら情報を取得して印刷する必要のないものは、比較的ト
ラフィックの少ない夜間に行うことが考えられる。しか
し、この場合、ユーザは夜になるまで待ってから情報機
器に対して動作指示を出す必要があり、ユーザの負荷が
増えてしまう。
【0007】また、定期的に情報が更新されるWWWサ
ーバに対して定期的にアクセスして印刷を行う場合、ユ
ーザはその都度情報機器に対して動作指示を出す必要が
あり、印刷操作指示が煩雑となってしまう等の問題点が
あった。
【0008】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、本発明の目的は、クライアントあるいは
操作部よりユーザが指定する出力スケジュール情報に基
づいて設定された出力スケジュールに従っていずれかの
サーバの情報資源から指定された情報を取得し、該取得
した情報を設定されたタイミングで出力するようにデー
タ処理,画像出力処理を制御することにより、いずれか
のサーバにアクセスして管理される情報資源中からユー
ザが意図する情報を取得して出力するまでの一連の出力
スケジュールをユーザが簡単な操作で、通信媒体の使用
環境に応じてトラフィックの増加による伝送負荷が発生
しない適切な出力スケジュールを自在に設定でき、ユー
ザによる定期的な情報取得から出力に至る操作負担を大
幅に軽減し、個々のユーザからのいずれかのサーバ上の
情報資源に対する情報取得要求が分散され、通信媒体を
介してネットワーク上の伝送負荷を大幅に軽減できる画
像処理環境を自在に整備することができる画像処理装置
および画像処理装置のデータ処理方法およびコンピュー
タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体を介して複数のサーバまたはクライ
アントと通信可能な画像処理装置であって、いずれかの
サーバにアクセスして所定の情報を取得する取得手段
と、前記取得手段により取得した前記所定の情報を解析
して出力可能な画像データを生成する生成手段と、前記
生成手段により生成された前記画像データを出力する出
力手段と、前記取得手段がいずれかのサーバにアクセス
して前記所定の情報を取得して画像出力するための出力
スケジュールを設定する設定手段と、前記設定手段によ
り設定された出力スケジュールに基づいて前記取得手
段,前記生成手段,前記出力手段に対する動作指示を制
御する制御手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、前記サーバ
は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイ
ドウェブサーバとするものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記所定の情
報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウェ
ブページの情報であって、テキストデータ,画像データ
を含むものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、前記設定手段
は、前記クライアントより送信されるウェブ出力スケジ
ュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定する
ものである。
【0013】本発明に係る第5の発明は、前記設定手段
は、操作部より入力されるウェブ出力スケジュール情報
に基づいて前記出力スケジュールを設定するものであ
る。
【0014】本発明に係る第6の発明は、前記設定手段
により設定される前記出力スケジュールには、前記取得
手段が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,ア
クセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含む
ものである。
【0015】本発明に係る第7の発明は、所定の通信媒
体を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可能
な画像処理装置のデータ処理方法であって、いずれかの
サーバにアクセスして所定の情報を取得する取得工程
と、前記取得工程により取得した前記所定の情報を解析
して出力可能な画像データを生成する生成工程と、前記
生成工程により生成された前記画像データを出力する出
力工程と、前記取得工程がいずれかのサーバにアクセス
して前記所定の情報を取得して画像出力するための出力
スケジュールを設定する設定工程と、前記設定工程によ
り設定された出力スケジュールに基づいて前記取得工
程,前記生成工程,前記出力工程に対する動作指示を決
定する決定工程とを有するものである。
【0016】本発明に係る第8の発明は、前記サーバ
は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイ
ドウェブサーバとするものである。
【0017】本発明に係る第9の発明は、前記所定の情
報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウェ
ブページの情報であって、テキストデータ,画像データ
を含むものである。
【0018】本発明に係る第10の発明は、前記設定工
程は、前記クライアントより送信されるウェブ出力スケ
ジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定す
るものである。
【0019】本発明に係る第11の発明は、前記設定工
程は、操作部より入力されるウェブ出力スケジュール情
報に基づいて前記出力スケジュールを設定するものであ
る。
【0020】本発明に係る第12の発明は、前記設定工
程により設定される前記出力スケジュールには、前記取
得工程が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,
アクセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含
むものである。
【0021】本発明に係る第13の発明は、所定の通信
媒体を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可
能な画像処理装置を制御するコンピュータが読み出し可
能なプログラムを格納した記憶媒体であって、いずれか
のサーバにアクセスして所定の情報を取得する取得工程
と、前記取得工程により取得した前記所定の情報を解析
して出力可能な画像データを生成する生成工程と、前記
生成工程により生成された前記画像データを出力する出
力工程と、前記取得工程がいずれかのサーバにアクセス
して前記所定の情報を取得して画像出力するための出力
スケジュールを設定する設定工程と、前記設定工程によ
り設定された出力スケジュールに基づいて前記取得工
程,前記生成工程,前記出力工程に対する動作指示を決
定する決定工程とを有するものである。
【0022】本発明に係る第14の発明は、前記サーバ
は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイ
ドウェブサーバとするものである。
【0023】本発明に係る第15の発明は、前記所定の
情報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウ
ェブページの情報であって、テキストデータ,画像デー
タを含むものである。
【0024】本発明に係る第16の発明は、前記設定工
程は、前記クライアントより送信されるウェブ出力スケ
ジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定す
るものである。
【0025】本発明に係る第17の発明は、前記設定工
程は、操作部より入力されるウェブ出力スケジュール情
報に基づいて前記出力スケジュールを設定するものであ
る。
【0026】本発明に係る第18の発明は、前記設定工
程により設定される前記出力スケジュールには、前記取
得工程が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,
アクセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含
むものである。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を
説明するブロック図であり、ネットワークNETを介し
て画像処理を行うデジタル複写機1とクライアント9,
WWWサーバ10とが通信可能に構成されている場合に
対応する。
【0028】図において、1は本システムの中心的役割
を果たすデジタル複写機で、画像データ等や各種プログ
ラムを格納しておくためのハードディスク3と、ネット
ワークNETを介して外部機器と通信を行うためのネッ
トワークインタフェース部4と、デジタル複写機1上で
自機に対する動作指示を行うための操作部5と、ネット
ワークNETを介して外部機器(クライアント端末(ク
ライアント)9)より送られてきたプリントデータをデ
ジタル複写機1でプリント可能なフォーマットに変換す
るフォーマッタ部6と、デジタル画像読み取り部(以下
「リーダ部」と呼ぶ)7と、その下に配置されたデジタ
ル画像を印刷出力するデジタル画像プリント部(以下
「プリンタ」と呼ぶ)8と、これら全ての構成要素を統
合して協調動作させるためのコア部2とから成る。
【0029】また、ネットワークNETには、上記デジ
タル複写機1に対して動作指示を行うためのクライアン
ト端末9と、WWW(World Wide Web)
サーバ10とが所定のプロトコルで通信可能に接続され
ている。
【0030】図2は、図1に示したリーダ部7及びプリ
ンタ部8の構成を説明する概略断面図である。
【0031】リーダ部7において、1001は原稿給送
装置(ADF)で、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラ
テンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了
後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものであ
り、原稿がプラテンガラス102上に搬送されるとラン
プ103を点灯し、そしてリーダユニット104の移動
を開始させて原稿を露光走査する。
【0032】この時の原稿からの反射光は、ミラー10
5,106,107、及びレンズ108によってCCD
イメージセンサ(以下、CCDと呼ぶ)109へ導かれ
る。このように走査された原稿の画像情報はCCD10
9によって読み取られる。CCD109から出力される
画像データは所定の処理が施された後、プリンタ部8及
びコア部2へ転送される。
【0033】プリンタ部8において、221はレーザド
ライバで、レーザ発光部201を駆動するものであり、
リーダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光
をレーザ発光部201で発光させる。
【0034】このレーザ光は感光ドラム202に照射さ
れ、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が形成
される。この感光ドラム202の潜像の部分には、現像
器203によって現像剤が付着すると、レーザ光の照射
開始と同期したタイミングで,カセット204及びカセ
ット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部20
6へ搬送し、感光ドラム202に付着した現像剤を記録
紙に転写する。
【0035】そして、現像剤の乗った記録紙は定着部2
07に搬送され、定着部207の熱と圧力により現像剤
は記録紙に定着され、定着部207を通過した記録紙は
排出ローラ208によって排出され、ソータ220は排
出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙の仕
分けを行う。
【0036】なお、ソータ220に仕分けが設定されて
いない場合は、最上ビンに記録紙を収納する。また、両
面記録が設定されている場合は、排出ローラ208のと
ころまで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転
方向を逆転させ、フラッバ209によって再給紙搬送路
210へ導く。多重記録が設定されている場合は、記録
紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッバ2
09によって再給紙搬送路へ導く。再給紙搬送路へ導か
れた記録紙は上述したタイミングで再び転写部206へ
給紙される。
【0037】図3は、図1に示したコア部2の構成を説
明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の
符号を付してあり、コア部2は、リーダ部7とデジタル
インタフェースを介して接続され、また一方ではバスを
介してハードディスク3やネットワークインタフェース
部4、操作部5、フォーマッタ部6と接続されている。
【0038】リーダ部7にて読み込まれた画像データ
は、インタフェース部(I/F)121,コア部メイン
バスを介してデータ処理部124へ転送されるととも
に、リーダ部7からの制御コマンドはCPU122へ転
送される。データ処理部124は画像の回転処理や変倍
処理などの画像処理を行うものであり、リーダ部7から
データ処理部124へ転送された画像データは、画像デ
ータと同時に転送される制御コマンドに応じて、I/F
120を介してハードディスク3、ネットワークインタ
フェース部4へ転送される。
【0039】また、クライアント端末9よりネットワー
クインタフェース部4を介してプリント要求コマンドが
送られてくると、CPU122は同時に送られてきたP
DLデータをフォーマッタ部6へ転送する。その後、P
DLデータはフォーマッタ部6で画像データに展開さ
れ、最終的にデータ処理部124に転送された後、プリ
ンタ部8へ転送されてプリント出力される。CPU12
2は、メモリ123に記憶されている制御プログラム、
及びリーダ部7から転送された制御コマンドに従ってこ
のような制御を行う。また、メモリ123はCPU12
2の作業領域としても使われる。
【0040】このように、コア部2はリーダ部7、ハー
ドディスク3、ネットワークインタフェース部4、フォ
ーマッタ部6のそれぞれの間のデータの流れを制御し、
原稿画像の読み取り、画像のプリント、コンピュータと
のデータの入出力などの機能を複合させた処理を行うこ
とが可能である。
【0041】図4は、図1に示したネットワークインタ
フェース部4のプログラム階層構造を説明する図であ
る。
【0042】図において、405はIP(Intern
et Protocol)層で、発信ホストから宛先ホ
ストヘルータ等の中継ノードと連携しながらメッセージ
を送り届けるサービスを提供するインターネットのプロ
トコル階層であり、メッセージを送り届けるのに一番重
要な情報は発信、宛先のアドレスであり、IPプロトコ
ルにより管理される。なお、メッセージをアドレス情報
に従ってインターネットシステム中をどのような経路で
宛先ホストまで届けるかというルーティングはIP層で
行う。
【0043】404はトランスポート階層で、TCP
(Transmission Control Pro
tocol),UDP(User Datagram
Protocol)からなり、発信アプリケーションプ
ロセスから受信アプリケーションプロセスにメッセージ
を送り届けるサービスを提供する階層である。なお、T
CPはコネクション型サービスであり、通信の高度な信
頼性を保証するが、UDPはコネクションレス型のサー
ビスである為信頼性の保証は行わない。
【0044】401はアプリケーション階層で、リモー
トログインサービスであるTELNET、ファイル転送
サービスであるFTP、ネットワーク管理プロトコルで
あるSNMP,SMTP、プリンタ印刷用のサーバプロ
トコルであるLPD、WWWサーバのプロトコルである
HTTPdなどが存在する。
【0045】また、アプリケーション階層401には、
WWWサーバのデータ取得するHTTPクライアント4
03、取得したHTML形式のデータ及び画像データを
用紙上に印刷するためのデータフォーマットに変換する
HTMLParser402が存在する。
【0046】本実施例において、デジタル複写機1が能
動的に外部のWWWサーバ10にアクセスし、WWWサ
ーバ10内のHTMLデータを取得して自らのプリンタ
部8で印刷を行う機能をWeb Pull Print
と呼ぶ。
【0047】なお、ユーザがデジタル複写機1に対して
Web Pull Printを要求する方法には、次
の2つの方法が存在し、1つは、クライアント端末9上
で動作している専用プログラム(以下、プリントユーテ
ィリティと呼ぶ)を使用して行う方法であり、もう1つ
はデジタル複写機1の操作部5を使用して行う方法であ
る。
【0048】先ず、プリントユーティリティを使用した
Web Pull Print要求方法について説明す
る。
【0049】ユーザは、このプリントユーティリティを
用いてWeb Pull Printに関する各種設定
を行い、後述するパケットを使用してその設定内容をデ
ジタル複写機1に送信することができる。一方、このパ
ケットを受信したデジタル複写機1は、パケットの内容
を解析し、その指示内容に従ってWeb PullPr
int動作を開始する。
【0050】また、デジタル複写機1は、プリントユー
ティリティから受けた複数のWebPull Prin
t要求をジョブという形でスプールする機能を有してい
る。そして、プリントユーティリティは、後述するパケ
ットを使用してデジタル複写機1と通信を行い、内部に
スプールされているジョブに関する情報を取得したり、
または特定のジョブを削除することができる。
【0051】図5,図6は、図1に示したクライアント
端末9に格納されるプリントユーティリティで設定可能
な項目の一覧を示す図である。
【0052】図において、設定項目番号N−1は「印刷
文書タイトル」で、印刷結果のヘッダ部分に印刷する文
書タイトルに対応し、ユーザが編集することも可能に構
成されている。設定項目番号N−2は「URL」で、印
刷したいホームページが格納されたサーバのドメイン
名、及び取得するHTML形式のデータのファイル名を
指定することができる。設定項目番号N−3は「プリン
タアドレス」で、WebPull Print要求を送
るデジタル複写機1のネットワークアドレスが設定され
る。設定項目番号N−4は「ユーザ名」で、任意のユー
ザ名を入力でき、デジタル複写機1は、このユーザ名か
らWeb Pull Print要求の送り主を特定す
る。設定項目番号N−5は「オプションファイル」で、
本プリントユーティリティにて設定した全ての内容が保
存されたファイルに対応し、予めユーザ毎のオプション
ファイルを作成しておき、本設定項目にて何れかのファ
イルを指定することで、全ての設定項目に対して一括し
て設定を行うことが可能に構成されている。
【0053】設定項目番号N−6は「リンクレベル」
で、何階層まで遡るかを数値「0」〜「10」により指
定することが可能に構成されており、本実施形態のデジ
タル複写機1では、印刷指定したホームページにハイパ
ーリンクが設定されていた場合、そのリンクを辿ってリ
ンク先のホームページも印刷することができるように構
成されている。設定項目番号N−7は「最大印刷ページ
数」で、印刷するホームページが複数ページにまたがる
際に、印刷するページ数の上限値を、例えば数値「0」
〜「100」により指定することが可能に構成されてい
る。設定項目番号N−8は「最大印刷ページ数を超えて
印刷」で、印刷する1つのホームページが複数ページに
またがり、且つ途中のページが設定項目番号N−7の
「最大印刷ページ数」に当たる場合、そのホームページ
の最後まで印刷するか否かを指定することができるよう
に構成されている。設定項目番号N−9は「他サイトの
印刷」で、設定項目番号N−6の「リンクレベル」の指
定が「1」以上で、且つリンク先が他のサイトであった
際、そのリンク先も印刷するか否かを指定することがで
きるように構成されている。設定項目番号N−10は
「リンクマップの印刷」で、本実施例のデジタル複写機
1では、リンクを辿ってホームページを印刷した際、そ
のリンク関係を表すリンクマップを作成して印刷するか
どうかを「する/しない」で指定することが可能に構成
されており、「リンクマップの印刷」を「する」に指定
した場合には、ホームページの印刷の最終ページとして
リンクマップが印刷される。
【0054】設定項目番号N−11は「ページ番号の印
刷」で、印刷結果のフッタ部分にページ番号を印刷する
か否かを「する/しない」で指定することが可能に構成
されている。設定項目番号N−12は「日付の印刷」
で、印刷結果のフッタ部分に印刷実行日付を印刷するか
否かを「する/しない」で指定することが可能に構成さ
れている。設定項目番号N−13は「URLの印刷」
で、印刷結果のフッタ部分にURLを印刷するか否かを
「する/しない」で指定することが可能に構成されてい
る。設定項目番号N−14は「文書タイトルの印刷」
で、「文書タイトル」を印刷結果のヘッダ部分に印刷す
るか否かを「する/しない」で指定することが可能に構
成されている。設定項目番号N−15は「印刷するヘッ
ダの内容」で、印刷結果のヘッダ部分に印刷する任意の
文字列が指定可能に構成されている。
【0055】設定項目番号N−16は「印刷するヘッダ
の位置」で、「right/center/left」
のいずれかを指定可能に構成されており、デフォルトと
して「right」が指定される。設定項目番号N−1
7は「バックグラウンドの印刷」で、ホームページ内で
バックグラウンド描画用の画像が指定されていた場合、
それを印刷するか否かを指定することができるように構
成されており、ホームページのバックグラウンドカラー
が黒等で設定されていた場合、カラーディスプレイ上で
表示する場合は問題なくても、自黒プリンタで印刷する
と、テキスト部分も黒、バックグラウンドも黒くなりテ
キストが判断できなくなることを防ぐための設定項目に
対応し、「する/しない」で指定することが可能に構成
されている。
【0056】設定項目番号N−18は<H>タグヘの番
号付けで、ホームページ内の見出し文の先頭に見出し番
号を付加するか否かを「する/しない」で指定すること
が可能に構成されている。設定項目番号N−19は「リ
ンク文書を先に印刷」で、「2」以上のリンクレベルが
指定された際、読み出したリンクの順番に印刷するか、
または同一リンクレベルを先に印刷するかを「する/し
ない」で指定することが可能に構成されている。設定項
目番号N−20は「拡大率/縮小率」で、ホームページ
を拡大/縮小して印刷する際の拡大率/縮小率を数値
「50」〜「200」により指定することが可能に構成
されている。
【0057】設定項目番号N−21は「ページ境界時の
縮小率」で、本実施形態のデジタル複写機1では、ホー
ムページ上の画像がページ境界にかかる場合、ペ―ジ内
に収まるように画像を縮小して印刷することを指定で
き、その縮小率を数値「20」〜「100」により指定
することが可能に構成されている。設定項目番号N−2
2は「フォント名」で、HTMLテキストデータを印刷
する際に使用するフォントを文字列「……明朝」等で指
定することができるように構成されている。
【0058】設定項目番号N−23は「フォントサイ
ズ」で、ホームページ内の見出し文字列を印刷する際に
使用するフォントサイズを、「small/mediu
m/large」のいずれかで指定可能に構成されてお
り、デフォルトとして「medium」が指定される。
設定項目番号N−24は「フォントの太さ」で、ホーム
ページ内の見出し文字列を印刷する際に使用するフォン
トの修飾を、「bold/regular/ligh
t」のいずれかで指定可能に構成されており、デフォル
トとして「regular」が指定される。設定項目番
号N−25は「スタイルシートの使用」で、後述する設
定項目番号N−26の「スタイルシート名」に対応する
ファイルのスタイルシートを使用するかどうかを「する
/しない」で「スタイルシート名」指定することが可能
に構成されている。
【0059】なお、設定項目番号N−26の「スタイル
シート名」は、設定項目番号N−22の「フォント
名」,設定項目番号N−23の「フォントサイズ」,設
定項目番号N−24の「フォントの太さ」の設定内容を
格納したファイル(スタイルシート)が予め存在する場
合、そのファイル名を指定する。
【0060】これにより、ユーザは個々の項目を設定す
ることなく、これらフォントに関する設定を行うことが
可能に構成されている。
【0061】設定項目番号N−27は「印刷用紙サイ
ズ」で、印刷する際に使用する用紙のサイズを、「Le
tter/Legal/11×17/Statemen
t/A3/A4/A5/B4/B5」のいずれかを指定
可能に構成されており、デフォルトとして「Lette
r」が指定される。設定項目番号N−28は「印刷用紙
方向」で、印刷する際の用紙の方向として「Portr
ait」と「Landscape」のいずれかを指定可
能に構成されており、デフォルトとして「Portra
it」が指定される。
【0062】設定項目番号N−29は「左/右/上/下
マージン」で、印刷する際の用紙端からのマージンを、
数値「1」〜「10」により指定することが可能に構成
されている。設定項目番号N−30は「印刷部数」で、
本項目を設定することで複数部数を、「1」〜「10」
により指定することが可能に構成されている。
【0063】設定項目番号N−31は「ソータ」で、本
実施例のデジタル複写機1に接続されているソーター2
20の動作モードを、ソートなし(none)/ノーマ
ルソート(normal)/ステープルソート(sta
ple)/グループソート(group)のいずれかを
指定可能に構成されており、ノーマルソートを選択する
と複数部数の印刷物をソータ(図2のソータ220)の
ビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。
【0064】また、ステープルソートを選択するとソー
トした印刷物をホチキス留めするように設定される。さ
らに、グループソートを選択すると複数部数の原稿を同
一ページの印刷物は同一ビンに排出されるように設定さ
れる。
【0065】設定項目番号N−32は「解像度」で、解
像度として「300/400/600」のいずれかを指
定可能に構成されている。設定項目番号N−33は「両
面印刷」で、両面印刷を行うか否かを「する/しない」
で指定可能に構成されている。設定項目番号N−34は
「スケジュール印刷設定」で、スケジュール印刷を「n
o/once/weekly/monthly/rep
eate」のいずれかで指定可能に構成されている。
【0066】なお、本実施形態のデジタル複写機1で
は、指定された時刻にWeb Pull Print動
作を開始したり、またはユーザからのWeb Pull
Print要求を定期的に繰り返すことができ、これ
らの機能をスケジュールと呼んでいる。具体的には、即
時実行モード/時刻指定モード/定期巡回モード(曜日
指定/日付指定/間隔指定)があり、本項目ではこれら
の中の何れかのモードを後述するように指定する。
【0067】設定項目番号N−35は「曜日指定」で、
設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて
定期巡回モード(曜日指定)が指定された際、当該項目
により実行する曜日を指定可能に構成されている。設定
項目番号N−36は「日付指定」で、設定項目番号N−
34の「スケジュール印刷設定」にて時刻指定モード/
定期巡回モード(日付/間隔指定)が指定された際、当
該項目により開始する日付を指定可能に構成されてい
る。
【0068】設定項目番号N−37は「時刻指定」で、
設定項目番号N−34の「スケジュール印刷設定」にて
時刻指定モード/定期巡回モードが指定された際、実行
開始する時刻を指定可能に構成されている。設定項目番
号N−38は「間隔指定」で、設定項目番号N−34の
「スケジュール印刷設定」にて定期巡回モード(間隔指
定)が指定された際、実行時間間隔を日にちと時間で指
定可能に構成されている。設定項目番号N−39は「更
新文書のみ印刷」で、設定項目番号N−34の「スケジ
ュール印刷設定」にて定期巡回モードで実行する際、前
回の印刷時以降に更新されたホームページのみを印刷す
るか否かを「する/しない」で指定可能に構成されてい
る。
【0069】〔第1のスケジュール登録処理〕図7〜図
13は、図1に示したクライアント端末9の表示装置に
表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す
図であり、クライアント端末9側からデジタル複写機1
に対してWeb Pull Printの設定を行うた
めの操作例に対応する。
【0070】図において、クライアント端末9上でプリ
ントユーティリティが起動されると、先ず図7に示す操
作画面が表示される。ここで、前述した図5,図6に示
した設定項目N6〜N38の設定を行う場合、本操作画
面上の“Print Setup”用のボタンBT1を
押下することで、図8に示すHTML PrintPr
operty用の操作画面が新たに表示される。
【0071】更に、この操作画面上部のタグTAG1〜
TAG4を押下することで、図8〜図11に示す詳細設
定用の操作画面へ移動することができる。また、図8〜
図11の操作画面にて“OK”ボタンBT2あるいは
“Cancel”ボタンBT3を押下することで、図7
に示した操作画面へ戻ることができる。
【0072】また、図7に示した操作画面右上の“Bo
okmark”ボタンBT4を押下することで図12に
示すブックマーク画面が新たに表示される。
【0073】なお、ブックマークとは、ホームページの
URLとそのタイトルをリストにしたもので、既に登録
されたブックマークが存在する場合、本画面上にそのリ
ストの内容が表示される。そして、リスト内からURL
を指定する場合は、目的のURLを選択して反転表示さ
せた状態で“OK”ボタンBT3を押下することで、図
7に示した操作画面上のフィールドF1、F2に選択し
たタイトルとURLが反映される。
【0074】また、新たにタイトルとURLを追加する
場合は、図7に示した操作画面上のフィールドF1、F
2にタイトルとURLを入力した後、“Add Boo
kmark”ボタンBT5を押下することで上述のリス
トにそれらが追加される。
【0075】ここで、図11に示した操作画面上での設
定方法について詳しく説明する。例えばスケジュール設
定を行う場合、ユーザは先ず「Enable Sche
dule」チェックボックスF34をチェックする。初
期設定時はこのチェックボックスF34はチェックされ
ていない状態になっており、この状態ではスケジュール
の設定は一切行えないようになっている。
【0076】チェックボックス34をチェックすると、
各設定項目F34−1,F34−2,F35,F36−
1,F36−2,F37,F38,F39に対して設定
を行えるようになる。続いて、「Once」/「Wee
kly」/「Monthly」/「Repeat」の何
れかのモードを選択する。
【0077】ここで、「Once」モードが選択された
場合、設定項目F36−1,F36−2,F37のみが
設定可能状態になり、ユーザはWeb Pull Pr
intの実行開始時刻(年/月/日/時/分)を入力す
る。この指定により、デジタル複写機1は指定された日
時に1度だけWeb Pull Printを行う。
【0078】一方、設定項目F34−2で、「Week
ly」モードが選択された場合、設定項目F35,F3
7が設定可能状態になり、ユーザはWeb Pul1
Printの実行曜日と実行開始時刻(時/分)を入力
する。なお、実行曜日は同時に複数指定することができ
る。この指定により、デジタル複写機1は指定された曜
日の指定された時刻に毎週繰り返しWeb Pull
Printを行う。
【0079】一方、設定項目F34−2で、「Mont
hly」モードが選択された場合、設定項目F36−2
の「Day」と設定項目F37が設定可能状態になり、
ユ―ザはWeb Pull Printの実行日と実行
開始時刻(時/分)を入力する。この指定により、デジ
タル複写機1は指定された日時に毎月繰り返しWebP
ull Printを行う。
【0080】一方、設定項目F34−2で、「Repe
at」モードが選択された場合、設定項目F36,F3
7,F38が設定可能状態になり、ユーザはWeb P
ull Printの実行開始日と実行開始時刻(時/
分)、実行間隔(日/時)を入力する。この指定によ
り、デジタル複写機1は指定された実行開始日時から指
定された実行間隔毎に繰り返しWeb Pull Pr
intを行う。
【0081】なお、「Weekly」/「Monthl
y」/「Repeat」モードが選択された場合、「M
odified Only」を示すチェックボックスF
39はチェック可能な状態になる。
【0082】ユーザは、上述の方法で図7〜図11の各
操作画面を開き、必要な項目に対して設定を行うことが
できる。そして,全ての設定が終了した後に,図7に示
した操作画面上の“Print”ボタンBT6を押下す
ると、プリントユーティリティはデジタル複写機1に対
して設定内容を送信する。
【0083】更に、図7に示した操作画面上で“Mon
itor”ボタンBT7を押下すると、図13に示す操
作画面が表示される。この際、プリントユーティリティ
はデジタル複写機1と通信を行い、デジタル複写機1内
にスプールされているジョブに関する情報を取得して操
作画面上に表示する。
【0084】ユーザは、この表示内容を参照すること
で、スプールされているジョブの処理経過を把握するこ
とができる。また、ユーザはスプールされているジョブ
を削除することもできる。この場合、ユーザは操作画面
上に表示されているジョブ情報の中から削除したいジョ
ブを選択して反転表示させ、“Delete”ボタンB
T8を押下すると、プリントユーティリティは、指定さ
れたジョブのジョブ番号を含んだ削除要求をデジタル複
写機1に対して送信し、この削除要求を受信したデジタ
ル複写機1は、スプールしているジョブの中からジョブ
番号が一致するものを削除する。
【0085】なお、図7において、F1〜F5はフィー
ルドを示し、図8において、F6,F7はフィールドを
示し、F8〜F15はチェックボックスを示し、図9に
おいて、F16はフィールドを示し、F17〜F19,
F24はチェックボックスを示し、F20は設定バーを
示し、F21〜F23はフィールドを示し、図10にお
いて、F27〜F32はフィールドを示し、F33はチ
ェックボックスを示す。
【0086】〔第2のスケジュール登録処理〕次に、デ
ジタル複写機1の操作部5を使用してWeb Pull
Printを要求する方法について説明する。
【0087】図14は、図1に示したデジタル複写機1
の操作部5の操作パネルの一例を示す図であり、LCD
パネル部と操作キーとから構成されており、デジタル複
写機1の操作部5よりWeb Pull Printの
設定を行うための操作例に対応する。
【0088】図において、300は表示画面で、現在の
状態を表示するウインドウであり、現在はコピー可能状
態/A4用紙サイズ/拡大率100%/1部印刷である
ことを表示している。
【0089】301はガイドキーであり、操作がわから
ない時に適切なアドバイスを表示する。302,304
はモード変更キーであり、モード変更キー302を押す
と画像処理モードがコピーモードに変更され、モード変
更キー304を押すと、画像処理モードがWebプリン
トモードに変更される。
【0090】305は現在表示できないモードキーを表
示するキーであり、このボタンを押すと、プリンタモー
ドキーが表示される。306は用紙選択キーであり、こ
のキーを押すと、図1に示したカセット204,205
に収納されている用紙サイズが図15の(A)に示すよ
うに表示され、いずれかのサイズを選択することができ
る。
【0091】307は画像処理モード選択キーで、選択
可能な画像処理モード、トリミング、マスキング、ネガ
/ポジ反転、影処理等がメニュー表示され、いずれかを
選択することができる。308は両面指定キーで、両面
印刷にかかわる処理設定を行う際に押下され、該押下に
より選択可能なメニューが表示され、片面原稿から片面
原稿、片面原稿から両面原稿、両面原稿から両面原稿に
コピーをする3つの設定方法からいずれかを選択するこ
とができる。
【0092】309は応用ズームキーで、縦と横の拡大
率を変更する際に押下し、該押下により選択可能なズー
ムメニューが表示される。310はソータキーで、該ソ
ータキー310が押下されると、複数種類のソートモー
ドが図15の(b)に示すように表示され、該メニュー
中で、「ソート」を選択すると、例えば複数部数の印刷
物をソータ220のビン毎に1部ずつ仕分けして排出す
ることができ、「ステープルソート」を選択すると、ソ
ートした印刷物をホチキス留めするように設定され、図
示しない「グループソート」を選択すると、複数部数の
原稿を同一ページの印刷物は同一ビンに排出されるよう
に設定される。
【0093】311は原稿混載キーで、原稿サイズが混
載されているか、同一原稿だけであるのか設定する際に
押下され、原稿混載が指定されていると、スキャンニン
グする度に、原稿サイズのチェックが行われ、原稿混載
が指定されていなければ最初のページのみ原稿サイズの
チェックを行うように設定される。
【0094】314は等倍ボタンで、拡大率を「10
0」%に設定を戻す際に押下される。315は縮少キー
で、画像記録倍率を定形縮小する際に押下される。31
6は拡大キーで、画像記録倍率を定形拡大する際に押下
される。318はテンキーで、印刷部数,ID入力,部
門コード等をセットする際に押下する。
【0095】320はリセットキーで、該リセットキー
320を押下することにより、コピーに必要なパラメー
タはデフォルト値に戻される。そして、これらコピーす
る前に必要なパラメータをセットした後に、スタートキ
ー319を押すと、コピー動作が開始される。そして、
コピー開始後、STOPキー321、リセットキー32
0を押すことによリコピーは中断する。
【0096】図16は、図1に示したデジタル複写機1
の操作部5の操作パネルの一例を示す図であり、LCD
パネル部と操作キーとから構成されており、Web P
ull Printモードボタン304が押下された際
に表示されるWeb Pull Printモード画面
に対応する。なお、図14と同一のものには同一の符号
を付してある。
【0097】図において、ウインドウ300には、現在
Web Pull Printモードであることが表示
されており、A4用紙サイズ/拡大率100%/1部印
刷であることを表示している。
【0098】331はURLボタンで、アクセスするW
WWサーバのドメイン名、取得するHTML形式のデー
タのファイル名を表示している。このURLボタン33
1を押すことにより、図示していないアルファベットキ
ーボードが表示され文字列を入力することが可能とな
る。
【0099】332は印刷時刻ボタンで、Web Pu
ll Printを開始するための、後述する図17に
示す日付、時間等を設定するウインドウを開くためのボ
タンである。なお、ウインドウ内で設定するパラメータ
の内容は図9のそれと同様であるため、詳しい説明は割
愛する。
【0100】334はB00K MARKキーで、該B
00K MARKキー334を押下すると、後述する図
18に示すB00 KMARKウインドウが表示され
る。335は時刻指定リストボタンで、該時刻指定リス
トボタン335を押下すると、後述する図19に示す時
刻指定リストウインドウが表示される。
【0101】336は待機ジョブリストキーで、該待機
ジョブリストキー336を押下すると、後述する図20
に示す待機ジョブリストウインドウが表示される。38
7はログボタンで、該ログボタンを337押下すると、
後述する図21に示すログリストウインドウが表示され
る。
【0102】338は詳細設定ボタンで、Web Pu
ll Printに関する詳細なパラメータをセットす
るためのメニューウインドウを表示するキーである。こ
のウインドウ内で設定されるパラメータは、図5,図6
に示した設定項目中から印刷用紙サイズ/両面印刷/ソ
ータ/URL/スケジュール印刷設定/曜日指定/日付
指定/時刻指定/間隔指定を除いた全てのものである。
【0103】図17は、図1に示した操作部5に表示さ
れる印刷時刻指定画面の構成を説明する図であり、図1
6に示した印刷時刻指定キー332が押下された際に表
示される。
【0104】図において、340はOnceキーで、指
定した時刻に印刷する際に押下される。341はWee
klyキーで、指定した曜日で、かつ指定した時刻に印
刷する際に押下される。342はMonthlyキー
で、毎月指定した時刻に印刷する際に押下され、サブ指
定キーとして、曜日キー344が指定可能に構成されて
いる。343はRepeatキーで、指定した内容を繰
り返す際に押下する。
【0105】345は日付フィールドで、指定した日付
が表示される。346は時刻フィールドで、現在の時刻
が表示される。347は間隔フィールドで、繰り返し間
隔を指定する。348はOKボタンで、指定した項目の
内容を確定する際に押下する。
【0106】図18は、図1に示した操作部5に表示さ
れるブックマーク画面の構成を説明する図であり、図1
6に示したBook Markキー334が押下された
際に表示される。
【0107】図において、350〜354はURLで、
お気に入りのURLとしてユーザが既に登録済みとした
URLがリスト表示され、上矢印キー356を押すとU
RLリストは上にスクロールし、下矢印キー357を押
すとURLリストは下にスクロールする。
【0108】355は登録キーで、該登録キー355を
押すことにより、図16に示したURLボタン331で
上に表示されているURLがこのリストに追加登録され
る。また、URL350〜354の何れかを選択して反
転表示させた後に、OKボタン359を押下すること
で、選択したURLがURLボタン331上にセットさ
れる。同様に、反転表示させた後に削除ボタン358を
押すことで、選択したURLがURLリストから削除さ
れる。
【0109】図19は、図1に示した操作部5に表示さ
れる時刻指定リストの構成を説明する図であり、図16
に示した時刻指定リストキー335が押下された際に表
示される。
【0110】図において、360〜364はジョブで、
図17に示した印刷時刻指定画面で、印刷時刻指定がな
されたジョブに対応し、URL366,印刷日367,
印刷時刻368から構成され、上矢印キー369を押す
と時刻指定リストは上にスクロールし、下矢印キー37
0を押すと時刻指定リストは下にスクロールする。37
1は削除ボタンで、任意のジョブを選択して、該削除ボ
タン371を押下すると選択されたジョブが印刷指定ジ
ョブから削除される。
【0111】図20は、図1に示した操作部5に表示さ
れる待機ジョブリストの構成を説明する図であり、図1
6に示した待機ジョブリスト336が押下された際に表
示される。
【0112】図において、380〜384は待機ジョブ
で、他のジョブ実行中で、実行が待たされているジョブ
に対応し、上矢印キー385を押すと待機ジョブリスト
は上にスクロールし、下矢印キー386を押すと待機ジ
ョブリストは下にスクロールする。387は削除ボタン
で、任意のジョブを選択して、該削除ボタン387を押
下すると選択されたジョブが待機ジョブから削除され
る。
【0113】図21は、図1に示した操作部5に表示さ
れるログリストの構成を説明する図であり、図16に示
したログキー337が押下された際に、各ジョブの実行
結果が表示されている状態に対応し、実行時刻の新しい
ものから順番に表示され、表示最大数を過ぎた場合は古
いものから自動的にリストから削除される。
【0114】図において、388〜392は終了ジョブ
で、各終了ジョブ388〜392についてそれぞれのU
RL393,日付394,時間395,結果396がそ
の内容とともに表示される。
【0115】ここで、URL398はアクセスしたWW
WサーバのURLであり、日付394、時間395はW
WWサーバにアクセスした日付,時刻である。
【0116】なお、WWWサーバ10ヘのアクセス、及
び印刷が正常に行われたジョブ388,391,392
の結果396には“正常終了”が記述され、ユーザがリ
セットキーにより印刷を中断したようなジョブ389の
結果396には“リセット終了”と記述され、ネットワ
ークやWWWサーバの状態等により正常に印刷できなか
ったジョブ390の結果396には“エラー終了”が記
述される。
【0117】上述したWeb Pull Printに
関する各設定ウインドウにて必要なパラメータを設定し
た後、最終的に図16に示したスタートボタン319を
押下することで、操作部5からコマンド受け取り処理に
対してWeb Pull Print要求コマンドが発
行される。以上が、操作部5を使用してWeb Pul
l Printを要求する方法についての説明である。
【0118】以下、本実施形態の特徴的構成について説
明する。
【0119】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク)を介して複数のサーバまたはクライア
ントと通信可能な画像処理装置(デジタル複写機1)で
あって、いずれかのサーバ(Wed)上のいずれかのサ
ーバであって、本実施形態ではWWWサーバ10)にア
クセスして所定の情報を取得する取得手段(コア部2が
ネットワークインタフェース部4を介して取得する)
と、前記取得手段により取得した前記所定の情報を解析
して出力可能な画像データを生成する生成手段(コア部
2がネットワークインタフェース部4を介して取得した
HTMLに基づく情報を解析してプリンタ部8が画像出
力可能な画像データ(PDLデータに変換した場合に
は、中間データも含む)を生成処理する)と、前記生成
手段により生成された前記画像データを出力する出力手
段と、前記取得手段がいずれかのサーバにアクセスして
前記所定の情報を取得して画像出力するための出力スケ
ジュールを設定する設定手段(コア部2がネットワーク
インタフェース部4を介してクライアント端末9のプリ
ントユーティリティの画面上で入力されたスケジュール
データに基づいて設定処理するか、あるいは操作部5上
の設定画面上で入力されたスケジュールデータに基づい
て設定処理する)と、前記設定手段により設定された出
力スケジュールに基づいて前記取得手段,前記生成手
段,前記出力手段に対する動作指示を制御する制御手段
(コア部2がハードディスク3に記憶される制御プログ
ラム(後述する図22,図26,図27のフローチャー
トに示す手順を含む)に基づいてWWWサーバ10への
アクセス開始とその終了,取得した情報のプリンタ部8
からの出力開始およびその終了を制御する)とを有する
ので、個々のユーザが設定したサーバにアクセスして所
望の情報を取得して意図するタイミングで出力結果を得
ることができ、所定の通信媒体を介した個々のユーザか
らの情報取得要求となるトラフィックが競合して情報伝
送効率が低下してしまうことを防止できる。
【0120】また、いずれかのサーバに自動接続でき、
ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、
定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源か
ら更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが
設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
【0121】さらに、前記サーバは、前記クライアント
からアクセス可能なワールドワイドウェブサーバとする
ので、インターネット上で公開されている意図するホー
ムページを管理するサーバに接続して、ユーザが意図す
る情報を自動的に取得して出力することができる。
【0122】また、前記所定の情報は、前記通信媒体を
介して公開されている任意のウェブページの情報であっ
て、テキストデータ,画像データを含むので、ユーザが
意図するテキストデータ,画像データ等の情報を自動的
に取得して出力することができる。
【0123】さらに、前記設定手段は、前記クライアン
ト端末9より送信(図7〜図13参照のプリントユーテ
ィリティ画面で入力される情報が送信される)されるウ
ェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケジュ
ールを設定するので、クライアントのユーティリティを
利用して、ユーザのクライアントマシンからユーザが意
図する出力スケジュールを設定したり、変更したり、削
除する等の操作を容易に行うことができる。
【0124】また、前記設定手段は、操作部5より入力
されるウェブ出力スケジュール情報(図14〜図21参
照)に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、
画像処理装置に備えられる操作部からユーザが意図する
出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する
等の操作を容易に行うことができる。
【0125】さらに、前記設定手段により設定される前
記出力スケジュールには、前記取得手段が前記サーバに
アクセスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出
力日時,画像処理パラメータを含むので、無数のサーバ
中から特定のサーバを経由してアクセスされる情報資源
を容易に特定し、該特定された情報資源から特定された
日時で情報を取得し、かつ、取得した情報を出力するタ
イミングまでの一連のスケジュールを自在に設定でき、
画像処理装置の使用環境に応じて最適なスケジュールを
簡単な操作で設定することができる。
【0126】図22は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図4に示したHTMLparser402,H
TTPクライアント403等のプログラムを使いWWW
サーバのホームページを印刷する処理手順に対応する。
なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。以下、この
フローチャートを用いて全体的な処理の流れを説明す
る。
【0127】また、本実施形態において、クライアント
端末9上のプリントユーティリティとデジタル複写機1
とは、TCP/IPの上位プロトコルであるLPRプロ
トコルを使用して通信を行っている。
【0128】まず、ステップ(1)では、デジタル複写
機1のネットワークインタフェース部4ではLPD(L
ine Printer Deamon)が動作してお
り、プリントユーティリティからのWeb Pull
Print要求/ジョブ情報要求/ジョブ削除要求は、
それぞれLPRコマンド/LPQコマンド/LPRMコ
マンドとしてLPDが受け取る。
【0129】この際、プリントユーティリティにて設定
した各パラメータは、LPRコマンドパケット内のデー
タファイルの中に文字列データ(図23にそのデータフ
ァイルの一例を示す)として格納されてLPDに送られ
る。
【0130】図23は、図1に示したクライアント端末
9のプリントユーティリティによるLPRコマンドパケ
ット内のデータファイルの一例を示す図である。
【0131】図において、文字列データは「START
_OF_NETRETRIEVER_PARAMETE
RS」で始まり、図示しない「END_OF_NETR
ETRIEVER_PARAMETERS」で終わる。
また、各パラメータは「パラメータ名=値」の形式で記
述されている。なお、図中の右側の番号は、前述したプ
リントユーティリティの設定項目の内容説明における通
し番号と対応付けるためのものであり、実際のデータフ
ァイルには記述されない。
【0132】ただし、プリントユーティリティにて設定
したパラメータの中で「印刷文書タイトル」,「ユーザ
名」だけはLPRコマンドパケット内のコントロールフ
ァイルの中に格納される。
【0133】図24は、図23に示したLPRコマンド
パケット中のコントロールファイルの一例を示す図であ
る。
【0134】図において、CF1はホスト名で、例え
ば”HPC001”の場合に対応する。CF2はジョブ
名で、例えば”Jwww.canxx.co.jp”の
場合に対応する。CF3はユーザ識別情報で、例えば”
PMichael”の場合に対応する。
【0135】これにより、LPRコマンドパケットとし
てネットワークNET上を流れるデータは、印刷に必要
な設定パラメータのみであるため、従来例のようにホー
ムページデータを印刷可能なフォーマットに変換したデ
ータをネットワークに流す場合と比較して、そのデータ
量は極めて少なくて済む。
【0136】一方、コア部2ではLPDからの要求コマ
ンドを受けるためのコマンド受け取り処理が常時動作し
ており、LPDはプリントユーティリティからのLPR
コマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドを、図2
5に示すフォーマットヘ変換してコマンド受け取り処理
へ送る。このフォーマットの先頭には、コマンド種別
(LPR/LPQ/LPRM)を表す識別子が付加され
ている。
【0137】図25は、図1に示したクライアントのプ
リントユーティリティからのコマンドフォーマット例を
示す図であり、例えばLPRコマンドフォーマット,L
PQコマンドフォーマット,LPRMコマンドフォーマ
ットの場合に対応する。
【0138】図25の(a)はLPRコマンドフォーマ
ットを示し、例えば「コマンド識別子/03h/データ
ファイルレングス/SP/データファイル名/LF/0
2h/コントロールファイルレングス/SP/コントロ
ールファイル名/データファイル/コントロールファイ
ル」から構成される場合に対応する。」図25の(b)
はLPQコマンドフォーマットを示し、例えば「コマン
ド識別子/03h/プリンタキュー名/SP/ジョブ番
号リスト/LF」から構成される場合に対応する。
【0139】図25の(c)はLPRMコマンドフォー
マットを示し、例えば「コマンド識別子/05h/プリ
ンタキュー名/SP/ユーザ名/SP/ジョブ番号リス
ト/LF」から構成される場合に対応する。
【0140】以下、図22に基づいてステップ(2)以
降の処理について説明する。
【0141】次に、コマンド受け取り処理はその識別子
を参照してコマンド種別を判断し、それぞれのフォーマ
ットに合わせてコマンドの中身を解析する(2)。ちな
みに、要求コマンドは後述するスケジュールジョブ処理
からも発行される。
【0142】操作部5からのプリント指示命令、スケジ
ュールジョブ処理からのプリント指示命令は、クライア
ント端末9からのプリント指示命令と同一データフォー
マット(図13参照)であるため、コマンド受け取り処
理はこれら3カ所からのプリント要求指示命令を統一的
に扱うことができる。クライアント端末9及び操作部5
からはプリント指示命令の他にジョブの問い合わせ命令
やスケジュールジョブの削除命令、即時ジョブの削除命
令が発行される。
【0143】次に、ステップ(3)で、HTTPクライ
アントはWWWサーバ10からホームページのデータで
あるHTMLデータ,画像データ等を取得し、HTTP
クライアントの動作終了後、ステップ(4)で、キャン
セルフラグが立っているかどうかを判断し、もしキャン
セルフラグが立っていたと判断した場合は、ステップ
(8)で、印刷中止処理を実行し、ステップ(9)で、
中止したジョブの発行元に対してプリントをキャンセル
した旨のメッセージを送信して、処理を終了する。
【0144】一方、ステップ(4)で、キャンセルフラ
グが立っていないと判断した場合は、ステップ(5)
で、HTMLパーサ(サーバから取得したデータを基に
プリンタ部8にて印刷が行えるように画像を作成するプ
ログラム)がWWWサーバから取得したデータに基づい
てプリンタ部8にて印刷が行える画像を作成する。次
に、ステップ(6)で、キャンセルフラグが立っている
かどうかを判断し、もしキャンセルフラグが立っていた
と判断した場合は、処理を終了する。
【0145】一方、ステップ(6)で、キャンセルフラ
グが立っていないと判断された場合には、ステップ
(7)で、HTML Parserが作成した画像デー
タをコア部2へ送信して、画像を受け取ったコア部2は
プリンタ部8へ画像を転送し、カセット204あるいは
カセット205に収納されている用紙に印刷処理を行っ
た後、Web Pull Printの実行を完了す
る。
【0146】図26は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図22に示したコマンド受け取り処理の詳細手
順に対応する。なお、(1)〜(11)は各ステップを
示す。
【0147】まず、コア部2がコマンドを受け取ると、
ステップ(1)で、先ずそれがジョブの問い合わせコマ
ンドであるかどうか判断し、ジョブの問い合わせコマン
ドであると判断した場合は、ステップ(11)で、ジョ
ブリストの取得を行い、ステップ(9)へ進み、コマン
ドを送信してきた宛先に対して取得したジョブリストを
メッセージとして送信して、処理を終了する。なお、こ
の際、コマンド送信元がプリントユーティリティであっ
た場合、プリントユーティリティの操作画面(図13参
照)上に受け取ったデータを表示する。
【0148】一方、ステップ(1)で、受け取ったコマ
ンドがジョブの問い合わせコマンドでないと判断した場
合、ステップ(2)で、スケジュールジョブの削除コマ
ンドであるか否かを判断し、スケジュールジョブの削除
コマンドであると判断した場合は、ステップ(10)
で、指定されたジョブ番号に対応するジョブ情報をスケ
ジュールリストから削除し、ステップ(9)へ進み、削
除後のスケジュールリストをメッセージとしてコマンド
を送信してきた宛先に送信して、処理を終了する。
【0149】一方、ステップ(2)で、受け取ったコマ
ンドがスケジュールジョブの削除コマンドでないと判断
した場合、ステップ(3)で、即時ジョブの削除コマン
ドであるか否かを判断し、即時ジョブの削除コマンドで
あると判断した場合、ステップ(6)で、指定されたジ
ョブがHTTPクライアントあるいはHTMLPars
erで実行中かどうかを判断し、実行中でないと判断し
た場合は、ステップ(8)で、指定されたジョブ番号に
対応するジョブ情報を即時ジョブリストから削除して、
ステップ(9)へ進み、削除後のジョブリストをメッセ
ージとしてコマンドを送信してきた宛先に送信して、処
理を終了する。
【0150】一方、ステップ(6)で、指定されたジョ
ブがHTTPクライアントあるいはHTMLParse
rで実行中であると判断した場合は、ステップ(7)
で、キャンセルフラグを立てて、処理を終了する。
【0151】一方、ステップ(3)で、受け取ったコマ
ンドが即時ジョブ削除コマンドでないと判断した場合、
ステップ(4)で、即時ジョブプリントコマンドである
か否かを判断し、即時ジョブプリントコマンドでない場
合は、ステップ(5)で、スケジュールジョブのプリン
トコマンドであるため、このジョブをスケジュールジョ
ブリストに登録して、処理を終了する。
【0152】一方、ステップ(4)で、即時ジョブプリ
ントコマンドであると判断した場合は、HTTPクライ
アントに処理が移る。
【0153】なお、HTTPクライアント、HTMLP
arserは1度に複数のジョブを並列的に処理するこ
とは行わず、既に別のジョブ処理が動作中である場合、
このジョブは即時ジョブリストに登録され、処理が終り
次第実行される。
【0154】ここで、スケジュールジョブ登録処理につ
いて更に詳細に説明する。
【0155】図1に示したコア部2は、先ず受け取った
プリントコマンド内のスケジュール印刷モードを検知
し、各モードに合わせて実際のWeb Pull Pr
int開始日時を決定する。まず、「Once」モード
であった場合、実際のWebPull Print開始
日時はコマンド内で指定された日付/時刻を使用する。
【0156】一方、検知したスケジュール印刷モードが
「Weekly」モードであった場合は、実際のWeb
Pull Print開始日時は、登録時点の日付/
時刻以降でもっとも近い指定曜日に対応する日付と指定
時刻とする。
【0157】例えば、登録時点の日付/時刻が1日(土
曜日)15:00で指定曜日/時刻が土/月/木曜日1
2:00である場合、実際のWeb Pull Pri
nt開始日時は3日(月曜日)12:00となる。
【0158】一方、検知したスケジュール印刷モードが
「Monthly」モードであった場合は、実際のWe
b Pull Print開始日時は、登録時点の日付
/時刻以降でもっとも近い指定日付/時刻とする。
【0159】例えば、登録時点の日付/時刻が11月1
日15:00で指定日付/時刻が1日12:00である
場合、実際のWeb Pull Print開始日時は
12月1日12:00となる。
【0160】一方、検知したスケジュール印刷モードが
「Repeate」モードであつた場合、実際のWeb
Pull Print開始日時は、指定開始日付/時
刻と指定間隔から算出される複数の開始タイミングの中
で登録時点の日付/時刻以降でもっとも近いものとす
る。
【0161】例えば、登録時点の日付/時刻が11月1
日15:00で指定開始日付/時刻が11月1日12:
00、指定間隔が3日と12時間である場合、実際のW
ebPull Print開始日時は11月5日0:0
0となる。
【0162】このようにして各モードに合わせて実際の
Web Pull Print開始日時を決定した後、
最も開始日時が早い順に並ぶようにソートしながらスケ
ジュールジョブリストヘ登録する。
【0163】以下,図27に示すフローチャートを参照
して、図26に示したスケジュールジョブ登録処理につ
いて詳述する。
【0164】図27は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャート
であり、図26に示したスケジュールジョブ登録処理の
詳細手順に対応する。なお、(1)〜(4)は各ステッ
プを示す。また、スケジュールジョブ処理は毎分1回定
期的に起動されるものとする。
【0165】まず、ステップ(1)で、スケジュールジ
ョブリスト内にスケジュールジョブが存在するか否かを
チェックし、存在しないと判断した場合は、処理を終了
する。
【0166】一方、ステップ(1)で、スケジュールジ
ョブリスト内にスケジュールジョブが存在すると判断し
た場合は、ステップ(2)で、現在の日付/時刻がリス
トの先頭ジョブの指定開始日付/時刻に達しているか否
かを判断し、指定開始日付/時刻に達していないと判断
した場合は、処理を終了する。
【0167】一方,ステップ(2)で、指定開始日付/
時刻に達していると判断した場合には、ステップ(3)
で、ジョブのスケジュール印刷モードを即時モードに変
更して、図22のステップ(2)におけるコマンド受け
取り処理にプリント指示コマンドを送信し、プリント指
示コマンドの送信後、コア部2はプリント指示されたジ
ョブの次のWeb Pull Print開始日時を決
定し、ステップ(4)で、再度ジョブをスケジュールジ
ョブリストヘ登録して、ステップ(2)へ戻り、再び現
在の日付/時刻がリストの先頭ジョブの指定開始日付/
時刻に達しているか否かをチェックする。このように、
ステップ(2)〜(4)の処理を繰り返すことで、実行
時刻に達した全てのスケジュールジョブを確実に実行す
る。
【0168】なお、図22に示したステップ(2)にお
けるコマンド受け取り処理に送信されたコマンドは、図
22に示したステップ(3)で、即時ジョブとして処理
されてHTTPクライアント処理に渡され、それ以降は
前述と同様の処理が行われる。
【0169】なお、本実施例ではネットワークの通信プ
ロトコルにTCP/IPを用いて説明したが、IPX/
SPX、AppleTalk等の通信プロトコルを用い
ても同様の効果が得られる。
【0170】また、クライアント端末9とデジタル複写
機1間の通信プロトコルにLPR/LPDを用いて説明
したがHTTP、FTP等の通信プロトコルを用いても
同様の効果が得られる。
【0171】以下、本実施形態の特徴的構成について図
22等を参照して説明する。
【0172】上記のように構成された所定の通信媒体
(ネットワーク)を介して複数のサーバまたはクライア
ントと通信可能な画像処理装置(デジタル複写機1)の
データ処理方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
して複数のサーバまたはクライアントと通信可能な画像
処理装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体であって、いずれかのサーバ
にアクセスして所定の情報を取得する取得工程(図22
のステップ(3))と、前記取得工程により取得した前
記所定の情報を解析して出力可能な画像データを生成す
る生成工程(図22のステップ(5))と、前記生成工
程により生成された前記画像データを出力する出力工程
(図22のステップ(7))と、前記取得工程がいずれ
かのサーバにアクセスして前記所定の情報を取得して画
像出力するための出力スケジュールを設定する設定工程
(図26のステップ(5))と、前記設定工程により設
定された出力スケジュールに基づいて前記取得工程,前
記生成工程,前記出力工程に対する動作指示を決定する
決定工程とを有するので、個々のユーザが設定したサー
バにアクセスして所望の情報を取得して意図するタイミ
ングで出力結果を得ることができ、所定の通信媒体を介
した個々のユーザからの情報取得要求となるトラフィッ
クが競合して情報伝送効率が低下してしまうことを防止
できる。
【0173】また、いずれかのサーバに自動接続でき、
ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、
定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源か
ら更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが
設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
【0174】また、前記サーバ(WWWサーバ10)
は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイ
ドウェブサーバとするので、インターネット上で公開さ
れている意図するホームページを管理するサーバに接続
して、ユーザが意図する情報を自動的に取得して出力す
ることができる。
【0175】さらに、前記所定の情報は、前記通信媒体
を介して公開されている任意のウェブページの情報であ
って、テキストデータ,画像データを含むので、ユーザ
が意図するテキストデータ,画像データ等の情報を自動
的に取得して出力することができる。
【0176】また、前記設定工程は、前記クライアント
端末9より送信されるウェブ出力スケジュール情報に基
づいて前記出力スケジュールを設定するので、クライア
ントのユーティリティを利用して、ユーザのクライアン
トマシンからユーザが意図する出力スケジュールを設定
したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行うこ
とができる。
【0177】さらに、前記設定工程は、操作部5より入
力されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出
力スケジュールを設定するので、画像処理装置に備えら
れる操作部からユーザが意図する出力スケジュールを設
定したり、変更したり、削除する等の操作を容易に行う
ことができる。
【0178】また、前記設定工程により設定される前記
出力スケジュールには、前記取得工程が前記サーバにア
クセスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力
日時,画像処理パラメータを含むので、無数のサーバ中
から特定のサーバを経由してアクセスされる情報資源を
容易に特定し、該特定された情報資源から特定された日
時で情報を取得し、かつ、取得した情報を出力するタイ
ミングまでの一連をスケジュールを自在に設定でき、画
像処理装置の使用環境に応じて最適なスケジュールを簡
単な操作で設定することができる。
【0179】以下、図28に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理シス
テムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につ
いて説明する。
【0180】図28は、本発明に係る画像処理装置を適
用可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【0181】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0182】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0183】本実施形態における図22,図26,図2
7に示す機能が外部からインストールされるプログラム
によって、ホストコンピュータにより遂行されていても
よい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメ
モリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワーク
を介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群
を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるも
のである。
【0184】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0185】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0186】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0187】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0188】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0189】上記実施形態によれば、ある決まった時刻
または繰り返しWWWサーバからデータを取得して印刷
する際、ユーザはその時刻になるまで待ってから操作指
示を行ったり繰り返し同じ操作を行ったりする必要が無
くなるため、操作指示に対するユーザの負荷が軽減され
る。
【0190】また、画像形成装置がWWWサーバからデ
ータを取得するタイミングが分散されるため、ネットワ
ークにかかる負荷も分散される。
【0191】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、所定の通信媒体を介して複数のサーバ
またはクライアントと通信可能な画像処理装置であっ
て、いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得
する取得手段と、前記取得手段により取得した前記所定
の情報を解析して出力可能な画像データを生成する生成
手段と、前記生成手段により生成された前記画像データ
を出力する出力手段と、前記取得手段がいずれかのサー
バにアクセスして前記所定の情報を取得して画像出力す
るための出力スケジュールを設定する設定手段と、前記
設定手段により設定された出力スケジュールに基づいて
前記取得手段,前記生成手段,前記出力手段に対する動
作指示を制御する制御手段とを有するので、個々のユー
ザが設定したサーバにアクセスして所望の情報を取得し
て意図するタイミングで出力結果を得ることができ、所
定の通信媒体を介した個々のユーザからの情報取得要求
となるトラフィックが競合して情報伝送効率が低下して
しまうことを防止できる。
【0192】また、いずれかのサーバに自動接続でき、
ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、
定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源か
ら更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが
設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
【0193】第2の発明によれば、前記サーバは、前記
クライアントからアクセス可能なワールドワイドウェブ
サーバとするので、インターネット上で公開されている
意図するホームページを管理するサーバに接続して、ユ
ーザが意図する情報を自動的に取得して出力することが
できる。
【0194】第3の発明によれば、前記所定の情報は、
前記通信媒体を介して公開されている任意のウェブペー
ジの情報であって、テキストデータ,画像データを含む
ので、ユーザが意図するテキストデータ,画像データ等
の情報を自動的に取得して出力することができる。
【0195】第4の発明によれば、前記設定手段は、前
記クライアントより送信されるウェブ出力スケジュール
情報に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、
クライアントのユーティリティを利用して、ユーザのク
ライアントマシンからユーザが意図する出力スケジュー
ルを設定したり、変更したり、削除する等の操作を容易
に行うことができる。
【0196】第5の発明によれば、前記設定手段は、操
作部より入力されるウェブ出力スケジュール情報に基づ
いて前記出力スケジュールを設定するので、画像処理装
置に備えられる操作部からユーザが意図する出力スケジ
ュールを設定したり、変更したり、削除する等の操作を
容易に行うことができる。
【0197】第6の発明によれば、前記設定手段により
設定される前記出力スケジュールには、前記取得手段が
前記サーバにアクセスすべきアクセス先情報,アクセス
日時情報,出力日時,画像処理パラメータを含むので、
無数のサーバ中から特定のサーバを経由してアクセスさ
れる情報資源を容易に特定し、該特定された情報資源か
ら特定された日時で情報を取得し、かつ、取得した情報
を出力するタイミングまでの一連をスケジュールを自在
に設定でき、画像処理装置の使用環境に応じて最適なス
ケジュールを簡単な操作で設定することができる。
【0198】第7,第13の発明によれば、所定の通信
媒体を介して複数のサーバまたはクライアントと通信可
能な画像処理装置のデータ処理方法であって、あるいは
所定の通信媒体を介して複数のサーバまたはクライアン
トと通信可能な画像処理装置を制御するコンピュータが
読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得
する取得工程と、前記取得工程により取得した前記所定
の情報を解析して出力可能な画像データを生成する生成
工程と、前記生成工程により生成された前記画像データ
を出力する出力工程と、前記取得工程がいずれかのサー
バにアクセスして前記所定の情報を取得して画像出力す
るための出力スケジュールを設定する設定工程と、前記
設定工程により設定された出力スケジュールに基づいて
前記取得工程,前記生成工程,前記出力工程に対する動
作指示を決定する決定工程とを有するので、個々のユー
ザが設定したサーバにアクセスして所望の情報を取得し
て意図するタイミングで出力結果を得ることができ、所
定の通信媒体を介した個々のユーザからの情報取得要求
となるトラフィックが競合して情報伝送効率が低下して
しまうことを防止できる。
【0199】また、いずれかのサーバに自動接続でき、
ユーザによる接続操作および回覧操作負担を軽減でき、
定期的にアクセスしている特定のサーバ上の情報資源か
ら更新された最新の情報を自動的に取得して、ユーザが
設定したタイミングで出力結果を得ることができる。
【0200】第8,第14の発明によれば、前記サーバ
は、前記クライアントからアクセス可能なワールドワイ
ドウェブサーバとするので、インターネット上で公開さ
れている意図するホームページを管理するサーバに接続
して、ユーザが意図する情報を自動的に取得して出力す
ることができる。
【0201】第9,第15の発明によれば、前記所定の
情報は、前記通信媒体を介して公開されている任意のウ
ェブページの情報であって、テキストデータ,画像デー
タを含むので、ユーザが意図するテキストデータ,画像
データ等の情報を自動的に取得して出力することができ
る。
【0202】第10,第16の発明によれば、前記設定
工程は、前記クライアントより送信されるウェブ出力ス
ケジュール情報に基づいて前記出力スケジュールを設定
するので、クライアントのユーティリティを利用して、
ユーザのクライアントマシンからユーザが意図する出力
スケジュールを設定したり、変更したり、削除する等の
操作を容易に行うことができる。
【0203】第11,第17の発明によれば、前記設定
工程は、操作部より入力されるウェブ出力スケジュール
情報に基づいて前記出力スケジュールを設定するので、
画像処理装置に備えられる操作部からユーザが意図する
出力スケジュールを設定したり、変更したり、削除する
等の操作を容易に行うことができる。
【0204】第12,第18の発明によれば、前記設定
工程により設定される前記出力スケジュールには、前記
取得工程が前記サーバにアクセスすべきアクセス先情
報,アクセス日時情報,出力日時,画像処理パラメータ
を含むので、無数のサーバ中から特定のサーバを経由し
てアクセスされる情報資源を容易に特定し、該特定され
た情報資源から特定された日時で情報を取得し、かつ、
取得した情報を出力するタイミングまでの一連のスケジ
ュールを自在に設定でき、画像処理装置の使用環境に応
じて最適なスケジュールを簡単な操作で設定することが
できる。
【0205】従って、いずれかのサーバにアクセスして
管理される情報資源中からユーザが意図する情報を取得
して出力するまでの一連の出力スケジュールをユーザが
簡単な操作で、通信媒体の使用環境に応じてトラフィッ
クの増加による伝送負荷が発生しない適切な出力スケジ
ュールを自在に設定でき、ユーザによる定期的な情報取
得から出力に至る操作負担を大幅に軽減し、個々のユー
ザからのいずれかのサーバ上の情報資源に対するの情報
取得要求が分散され、通信媒体を介してネットワーク上
の伝送負荷を大幅に軽減できる画像処理環境を自在に整
備することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用
可能な画像処理システムの構成を説明するブロック図で
ある。
【図2】図1に示したリーダ部及びプリンタ部の構成を
説明する概略断面図である。
【図3】図1に示したコア部の構成を説明するブロック
図である。
【図4】図1に示したネットワークインタフェース部の
プログラム階層構造を説明する図である。
【図5】図1に示したクライアント端末に格納されるプ
リントユーティリティで設定可能な項目の一覧を示す図
である。
【図6】図1に示したクライアント端末に格納されるプ
リントユーティリティで設定可能な項目の一覧を示す図
である。
【図7】図1に示したクライアント端末の表示装置に表
示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図
である。
【図8】図1に示したクライアント端末の表示装置に表
示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図
である。
【図9】図1に示したクライアント端末の表示装置に表
示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す図
である。
【図10】図1に示したクライアント端末の表示装置に
表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す
図である。
【図11】図1に示したクライアント端末の表示装置に
表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す
図である。
【図12】図1に示したクライアント端末の表示装置に
表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す
図である。
【図13】図1に示したクライアント端末の表示装置に
表示されるプリントユーティリティの操作画面例を示す
図である。
【図14】図1に示したデジタル複写機の操作部の操作
パネルの一例を示す図である。
【図15】図14に示した操作パネル上の詳細項目表示
例を示す図である。
【図16】図1に示したデジタル複写機の操作部の操作
パネルの一例を示す図である。
【図17】図1に示した操作部に表示される印刷時刻指
定画面の構成を説明する図である。
【図18】図1に示した操作部に表示されるブックマー
ク画面の構成を説明する図である。
【図19】図1に示した操作部に表示される時刻指定リ
ストの構成を説明する図である。
【図20】図1に示した操作部に表示される待機ジョブ
リストの構成を説明する図である。
【図21】図1に示した操作部に表示されるログリスト
の構成を説明する図である。
【図22】本発明に係る画像処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図23】図1に示したクライアント端末のプリントユ
ーティリティによるLPRコマンドパケット内のデータ
ファイルの一例を示す図である。
【図24】図23に示したLPRコマンドパケット中の
コントロールファイルの一例を示す図である。
【図25】図1に示したクライアント端末のプリントユ
ーティリティからのコマンドフォーマット例を示す図で
ある。
【図26】本発明に係る画像処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図27】本発明に係る画像処理装置における第3のデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図28】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像
処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラ
ムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 2 コア部 3 ハードディスク 4 ネットワークインタフェース部 5 操作部 6 フォーマッタ部 7 リーダ部 8 プリンタ部 9 クライアント端末 10 WWWサーバ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して複数のサーバま
    たはクライアントと通信可能な画像処理装置であって、 いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得する
    取得手段と、 前記取得手段により取得した前記所定の情報を解析して
    出力可能な画像データを生成する生成手段と、 前記生成手段により生成された前記画像データを出力す
    る出力手段と、 前記取得手段がいずれかのサーバにアクセスして前記所
    定の情報を取得して画像出力するための出力スケジュー
    ルを設定する設定手段と、 前記設定手段により設定された出力スケジュールに基づ
    いて前記取得手段,前記生成手段,前記出力手段に対す
    る動作指示を制御する制御手段と、を有することを特徴
    とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記クライアントからア
    クセス可能なワールドワイドウェブサーバとすることを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の情報は、前記通信媒体を介し
    て公開されている任意のウェブページの情報であって、
    テキストデータ,画像データを含むことを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記クライアントより
    送信されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記
    出力スケジュールを設定することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、操作部より入力される
    ウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケジ
    ュールを設定することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段により設定される前記出力
    スケジュールには、前記取得手段が前記サーバにアクセ
    スすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力日
    時,画像処理パラメータを含むことを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 所定の通信媒体を介して複数のサーバま
    たはクライアントと通信可能な画像処理装置のデータ処
    理方法であって、 いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得する
    取得工程と、 前記取得工程により取得した前記所定の情報を解析して
    出力可能な画像データを生成する生成工程と、 前記生成工程により生成された前記画像データを出力す
    る出力工程と、 前記取得工程がいずれかのサーバにアクセスして前記所
    定の情報を取得して画像出力するための出力スケジュー
    ルを設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された出力スケジュールに基づ
    いて前記取得工程,前記生成工程,前記出力工程に対す
    る動作指示を決定する決定工程と、を有することを特徴
    とする画像処理装置のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、前記クライアントからア
    クセス可能なワールドワイドウェブサーバとすることを
    特徴とする請求項7記載の画像処理装置のデータ処理方
    法。
  9. 【請求項9】 前記所定の情報は、前記通信媒体を介し
    て公開されている任意のウェブページの情報であって、
    テキストデータ,画像データを含むことを特徴とする請
    求項7記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記設定工程は、前記クライアントよ
    り送信されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前
    記出力スケジュールを設定することを特徴とする請求項
    7記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記設定工程は、操作部より入力され
    るウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケ
    ジュールを設定することを特徴とする請求項7記載の画
    像処理装置のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記設定工程により設定される前記出
    力スケジュールには、前記取得工程が前記サーバにアク
    セスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力日
    時,画像処理パラメータを含むことを特徴とする請求項
    7記載の画像処理装置のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 所定の通信媒体を介して複数のサーバ
    またはクライアントと通信可能な画像処理装置を制御す
    るコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した
    記憶媒体であって、 いずれかのサーバにアクセスして所定の情報を取得する
    取得工程と、 前記取得工程により取得した前記所定の情報を解析して
    出力可能な画像データを生成する生成工程と、 前記生成工程により生成された前記画像データを出力す
    る出力工程と、 前記取得工程がいずれかのサーバにアクセスして前記所
    定の情報を取得して画像出力するための出力スケジュー
    ルを設定する設定工程と、 前記設定工程により設定された出力スケジュールに基づ
    いて前記取得工程,前記生成工程,前記出力工程に対す
    る動作指示を決定する決定工程と、を有することを特徴
    とするコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納
    した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記サーバは、前記クライアントから
    アクセス可能なワールドワイドウェブサーバとすること
    を特徴とする請求項13記載のコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記所定の情報は、前記通信媒体を介
    して公開されている任意のウェブページの情報であっ
    て、テキストデータ,画像データを含むことを特徴とす
    る請求項13記載のコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 前記設定工程は、前記クライアントよ
    り送信されるウェブ出力スケジュール情報に基づいて前
    記出力スケジュールを設定することを特徴とする請求項
    13記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記設定工程は、操作部より入力され
    るウェブ出力スケジュール情報に基づいて前記出力スケ
    ジュールを設定することを特徴とする請求項13記載の
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記設定工程により設定される前記出
    力スケジュールには、前記取得工程が前記サーバにアク
    セスすべきアクセス先情報,アクセス日時情報,出力日
    時,画像処理パラメータを含むことを特徴とする請求項
    13記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記憶媒体。
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