JPH11327834A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11327834A
JPH11327834A JP10127281A JP12728198A JPH11327834A JP H11327834 A JPH11327834 A JP H11327834A JP 10127281 A JP10127281 A JP 10127281A JP 12728198 A JP12728198 A JP 12728198A JP H11327834 A JPH11327834 A JP H11327834A
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JP10127281A
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Kotaro Yamaguchi
耕太郎 山口
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ容量を増加させることなく、処理能力
を向上させることが可能な画像処理装置。 【解決手段】 サーバ10へのアクセス機能を有する装
置1を複数のユーザ9で共有して使用する環境におい
て、各ユーザ9が装置1を使用する機能を制限する手段
と、この制限する手段に基づいてサーバ10へのアクセ
ス制御を行う手段とを装置1内に設け、装置1内で保持
するジョブ数をできるだけ減らした状態で、所定のジョ
ブを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
例えば、World Wide Webサーバ(以下、
WWWサーバという)へアクセスする機能を有する画像
処理装置に関し、より詳しくは、サーバのデータを取得
して所望するデータを作成し、印刷等の出力処理を行う
ことが可能な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な情報を載せたWWWサーバ
と、このサーバへHTTP(Hyper Text T
ransfer Protocol)でアクセスするた
めの専用ソフトウェア(以下、ブラウザという)を搭載
したコンピュータとをネットワークを介して接続し、W
WWサーバ上の情報をコンピュータから参照することが
可能となってきた。これにより、複数のコンピュータか
ら特定のWWWサーバ上の情報を参照し、共有すること
ができるようになった。
【0003】さらに、上記ブラウザは、WWWサーバ上
の情報をコンピュータ内に格納することができるため、
ユーザは、印刷機能を有する情報機器に対してコンピュ
ータ内に一旦格納した情報の印刷出力を指示することに
よって、WWWサーバ上の情報を印刷することもできる
ようになった。
【0004】また、上記印刷機能を有する情報機器自体
にWWWサーバへのアクセス機能を持たせ、情報機器が
直接WWWサーバにアクセスして情報を取得し、印刷を
行うこともできるようになってきた。このような場合の
指示は、ネットワークで接統された端末や情報機器上の
操作パネルから行うことができる。
【0005】さらに、この指示内容として、情報機器が
WWWサーバにアクセスする時刻の指定や定期的に繰り
返しアクセスする際の時間間隔の指定などもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにアクセス時
刻やアクセス時間間隔が指定された場合、それらの指定
は情報機器内にジョブとして登録される。そして、アク
セス時刻が指定されたジョブはそのアクセス時刻になる
まで保持され、また、アクセス時間間隔が指定されたジ
ョブは継続的に機器内に保持される。
【0007】しかしながら、上述したような情報機器が
複数のユーザに共有されている環境においては、情報機
器に登録されるジョブの数もかなり多くなるため、保持
しなければならないジョブも時間経過と共に非常に大量
の数になってしまう。このため、ジョブを保持するため
のメモリ容量が不足したり、同時刻に処理すべきジョブ
が重なり易くなり、処理能力が低下することが発生す
る。
【0008】そこで、本発明の目的は、複数のユーザに
対して、各々のユーザが使用する機能を制限して、装置
本体内で保持するジョブ数を削減することにより、ジョ
ブを保持するためのメモリ容量を増加させることなく、
処理能力を向上させることが可能な画像処理装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
上のサーバと接続された装置であって、前記サーバへア
クセスしてデータを取得するデータ取得手段と、前記デ
ータ取得手段により取得したデータから画像データを生
成するデータ生成手段と、前記データ生成手段により生
成した前記画像データを出力する出力手段と、装置本体
の動作指示に関する動作指示情報を記憶する第1の記憶
手段と、前記装置本体の動作制限に関する動作制限情報
を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記
憶された前記装置本体の動作制限に関する前記動作制限
情報に基づいて、前記装置本体の動作が許可されている
か否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記
装置本体の動作が許可されていると判断した場合に、前
記動作指示情報の動作指示に従って前記装置本体の動作
を実行する動作制御手段とを具えることによって、画像
処理装置を構成する。
【0010】また、本発明は、ネットワーク上に接続さ
れたサーバへアクセスしてデータ処理を行う方法であっ
て、前記サーバへアクセスしてデータを取得する工程
と、前記取得したデータから画像データを生成する工程
と、前記生成した画像データを出力手段から出力する工
程と、装置本体の動作指示に関する動作指示情報を記憶
する工程と、前記装置本体の動作制限に関する動作制限
情報を記憶する工程と、前記記憶された前記装置本体の
動作制限に関する前記動作制限情報に基づいて、前記装
置本体の動作が許可されているか否かを判断する工程
と、前記装置本体の動作が許可されていると判断された
場合に、前記動作指示情報の動作指示に従って前記装置
本体の動作を実行する工程とを具えることによって、画
像処理方法を提供する。
【0011】また、本発明は、コンピュータによって、
ネットワーク上に接続されたサーバへアクセスしてデー
タ処理の制御を行うための制御プログラムを記録した記
録媒体であって、該制御プログラムはコンピュータに、
前記サーバへアクセスさせてデータを取得させ、前記取
得させたデータから画像データを生成させ、前記生成さ
せた画像データを出力手段から出力させ、装置本体の動
作指示に関する動作指示情報を記憶させ、前記装置本体
の動作制限に関する動作制限情報を記憶させ、前記記憶
させた前記装置本体の動作制限に関する前記動作制限情
報に基づいて、前記装置本体の動作が許可されているか
否かを判断させ、前記装置本体の動作が許可されている
と判断させた場合に、前記動作指示情報の動作指示に従
って前記装置本体の動作を実行させることによって、画
像処理制御プログラムを記録した記録媒体を提供する。
【0012】ここで、前記出力手段は、印刷データを生
成する印刷手段とすることができる。
【0013】前記動作制限情報を登録手段に登録し、こ
の登録した動作制限情報を記憶手段に記憶することがで
きる。
【0014】前記動作指示情報は、前記ネットワークに
接続された端末装置から入力することができる。
【0015】前記動作指示情報は、前記装置本体に接続
された操作手段から入力することができる。
【0016】前記動作指示情報は、前記サーバのデータ
処理に関する印刷パラメータの指示、起動の指示、停止
の指示、又は、前記データ取得手段の動作タイミングに
ついての情報とすることができる。
【0017】前記動作制限情報は、前記記憶された前記
動作指示情報に関する動作指示の上限値とすることがで
きる。
【0018】前記動作制限情報は、前記データを取得す
る動作タイミングに関する制限モードとすることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
詳細に説明する。
【0020】(システム構成)図1は、本発明に係る画
像形成システムの構成例を示す。
【0021】1は、本システムの中心的役割を果たすデ
ジタル複写機である。
【0022】デジタル複写機1は、画像データ等や各種
プログラムを格納しておくためのハードディスク3と、
ネットワーク10aを介して外部機器と通信を行うため
のネットワークインターフェース部4と、デジタル複写
機1上で自機に対する動作指示を行うための操作部5
と、ネットワーク10aを介して外部機器より送られて
きたプリントデータをデジタル複写機1にてプリント可
能なフォーマットに変換するフォーマッタ部6と、デジ
タル画像読み取り部(以下、リーダ部という)7と、そ
の下部に配置されたデジタル画像を印刷出力するデジタ
ル画像プリント部(以下、プリンタ部という)8と、こ
れら全ての構成要素を統合して協調動作させるためのコ
ア部2とを備えて構成される。
【0023】また、ネットワーク10aには、上記デジ
タル複写機1に対して動作指示を行うためのクライアン
ト端末9と、WWW(World Wide Web)
サーバ10とが接続されている。
【0024】図2は、リーダ部7およびプリンタ部8の
構成を示す。
【0025】リーダ部7の原稿給送装置101は、原稿
を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス102上へ給
送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス10
2上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラ
ス102上に搬送されるとランプ103を点灯し、そし
てリーダユニット104の移動を開始させて原稿を露光
走査する。
【0026】このときの原稿からの反射光は、ミラー1
05、106、107、およびレンズ108によってC
CDイメージセンサ(以下、CCDという)109へ導
かれる。このように走査された原稿の画像はCCD10
9によって読み取られる。CCD109から出力される
画像データは所定の処理が施された後、プリンタ部8お
よびコア部2へ転送される。
【0027】プリンタ部8のレーザドライバ221はレ
ーザ発光部201を駆動するものであり、リーダ部7か
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部201で発光させる。このレーザ光は感光ドラム20
2に照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた
潜像が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分
には、現像器203によって現像剤が付着する。
【0028】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット204およびカセット205のい
ずれかから記録紙を給紙して転写部206へ搬送し、感
光ドラム202に付着した現像剤を記録紙に転写する。
現像剤が転写された記録紙は定着部207に搬送され、
定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙に定着さ
れる。定着部207を通過した記録紙は排出ローラ20
8によって排出され、ソータ220は排出された記録紙
をそれぞれのビンに収納して仕分けを行う。なお、ソー
タ220に仕分けが設定されていない場合は最上のビン
に記録紙を収納する。
【0029】また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209
によって再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されてい
る場合は、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないよ
うにフラッパ209によって再給紙搬送路へ導く。再給
紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで再
び転写部206へ給紙される。
【0030】図3は、システム制御部1000内のコア
部2の構成を示す。
【0031】コア部2は、リーダ部7とデジタルインタ
フェース部(I/F)121を介して接続され、また一
方では、バスを介して、ハードディスク3、ネットワー
クインターフェース部(I/F)4、操作部5、フォー
マッタ部6と接続されている。
【0032】リーダ部7で読み込まれた画像データは、
I/F121を介してデータ処理部124へ転送される
と共に、リーダ部7からの制御コマンドはCPU122
へ転送される。
【0033】データ処理部124は画像の回転処理や変
倍処理などの画像処理を行う。リーダ部7からデータ処
理部124へ転送された画像データは、画像データと同
時に転送される制御コマンドに応じて、デジタルインタ
フェース部(I/F)120を介して、ハードディスク
3、ネットワークインターフェース部4へ転送される。
【0034】また、外部のクライアント9からネットワ
ークインターフェース部4を介してプリント要求コマン
ドが送られてくると、CPU122は同時に送られてき
たPDL(Page Description Lan
guage)データをフォーマッタ部6へ転送する。
【0035】その後、PDLデータはフォーマッタ部6
で画像データに展開され、最終的にデータ処理部124
に転送された後、プリンタ部8へ転送されてプリント出
力される。
【0036】CPU122は、メモリ123に記憶され
ている制御プログラム、およびリーダ部7から転送され
た制御コマンドに従ってこのような制御を行う。
【0037】メモリ123は、制御プログラムを記憶す
ると共に、CPU122の作業領域としても使われる。
制御プログラムには、本発明に係る制御プログラム(後
述する図26〜図28のフローチャート参照)も含まれ
る。また、制御プログラムは、別体として、フロッピー
ディスク等に記憶させてもよい。
【0038】このように、コア部2は、リーダ部7、ハ
ードディスク3、ネットワークインターフェース部4、
フォーマッタ部6のそれぞれの間のデータの流れを制御
し、原稿画像の読み取り、画像のプリント、コンピュー
タとのデータの入出力などの機能を複合させた処理を行
うことが可能である。
【0039】図4は、ネットワークインターフェース部
4のプログラム構成を示す。
【0040】405のIP(Internet Pro
tocol)は、発信ホストから宛先ホストヘルータ等
の中継ノードと連携しながらメッセージを送り届けるサ
ービスを提供するインターネットのプロトコル階層であ
る。
【0041】メッセージを送り届けるのに一番重要な情
報は発信、宛先のアドレスであり、IPプロトコルによ
り管理される。メッセージをアドレス情報に従ってイン
タネットシステム中をどのような経路で宛先ホストまで
届けるかというルーティングは、IP層で行う。
【0042】404のTCP(Transmissio
n Control Protocol),UDP(U
ser Datagram Protocol)は、ト
ランスポート階層であり、発信アプリケーションプロセ
スから受信アプリケーションプロセスにメッセージを送
り届けるサービスを提供する階層である。
【0043】TCPはコネクション型サービスであり、
通信の高度な信頼性を保証するが、UDPはコネクショ
ンレス型のサービスであるため、信頼性の保証は行わな
い。
【0044】401はアプリケーション階層のプロトコ
ルであり、リモートログインサービスであるTELNE
T、ファイル転送サービスであるFTP、ネットワーク
管理プロトコルであるSNMP、プリンタ印刷用のサー
バプロトコルであるLPD(Line Printer
Deamon)、WWW(World WideWe
b)サーバのプロトコルであるHTTPdなどが存在す
る。
【0045】また、アプリケーションには、WWWサー
バのデータ取得するHTTPクライアント403、取得
したHTML形式のデータおよび画像データを用紙上に
印刷するためのデータフォーマットに変換するHTML
Parser402が存在する。
【0046】本例において、デジタル複写機1が能動的
に外部のWWWサーバ10にアクセスし、WWWサーバ
10内のHTMLデータを取得して自らのプリンタ部8
で印刷を行う機能を「Web Pull Print」
という。
【0047】ユーザがデジタル複写機1に対して、We
b Pull Printを要求する方法には、次の2
つの方法が存在する。
【0048】1つ目は、外部のクライアント9上で動作
している専用プログラム(以下、プリントユーティリテ
ィという)を使用して行う方法であり、2つ目は、デジ
タル複写機1の操作部5を使用して行う方法である。以
下、これら2つの方法について詳しく説明する。
【0049】1.プリントユーティリティの操作方法 次に、プリントユーティリティの操作方法について説明
する。
【0050】ユーザは、このプリントユーティリティを
用いて、Web Pull Printに関する各種設
定を行い、後述するパケットを使用してその設定内容を
デジタル複写機1に送信することができる。
【0051】一方、このパケットを受信したデジタル複
写機1は、パケットの内容を解析し、その指示内容に従
ってWeb Pull Printの動作を開始する。
【0052】また、デジタル複写機1は、プリントユー
ティリティから受けた複数のWebPull Prin
tの要求をジョブという形でスプールする機能を有して
いる。
【0053】そして、プリントユーティリティは、後述
するパケットを使用してデジタル複写機1と通信を行
い、内部にスプールされているジョブに関する情報を取
得したり、または、特定のジョブを削除することができ
る。
【0054】図5は、ユーザがプリントユーティリティ
を用いて設定できる項目Aの一覧である。
【0055】各項目の内容(図6〜図10参照)は、以
下の通りである。
【0056】(1)「印刷文書タイトル」 印刷文書タイトル501は、印刷結果のヘッダ部分に印
字する文書タイトルである。この項目は、ユーザが編集
することも可能である。
【0057】(2)「URL」 URL502は、印刷したいホームページが格納された
WWWサーバのドメイン名、および取得するHTML形
式のデータのファイル名を指定する。
【0058】(3)「プリンタアドレス」 プリンタアドレス503は、Web Pull Pri
ntの要求を送るデジタル複写機1のネットワークアド
レスである。
【0059】(4)「ユーザ名/パスワード」 ユーザ名(/パスワード)504は、デジタル複写機1
に登録されているユーザ名が入力される。デジタル複写
機1は、このユーザ名からWeb PullPrint
の要求の送り主を特定し、同時に、パスワードをチェッ
クしてWebPull Printの要求を受け付ける
か否かを判断する。
【0060】(5)「オプションファイル」 オプションファイル505は、本プリントユーティリテ
ィにて設定した全ての内容が保存されたファイルであ
る。予めユーサ毎のオプションファイルを作成してお
き、本設定項目にて何れかのファイルを指定することに
より、全ての設定項目に対して一括して設定を行うこと
が可能である。
【0061】(6)「リンクレベル」 リンクレベル506は、本例のデジタル複写機1では、
印刷指定したホームページにハイパーリンクが設定され
ていた場合、そのリンクを辿ってリンク先のホームペー
ジも印刷することができる。この際、何階層までリンク
を辿るかを本項目にて指定する。
【0062】(7)「最大印刷ページ数」 最大印刷ページ数507は、印刷するホームページが複
数ページにまたがる際、印刷するページ数の上限値であ
る。
【0063】(8)「最大印刷ページ数を超えて印刷」 最大印刷ページ数を超えての印刷508は、印刷する1
つのホームページが複数ページにまたがり、かつ途中の
ページが(7)の「最大印刷ページ数」に当たる場合、
そのホームページの最後まで印刷するか否かを指定す
る。
【0064】(9)「他サイトの印刷」 他サイトの印刷509は、(6)の「リンクレべル」の
指定が1以上で、かつリンク先が他のサイトであった
際、そのりンク先も印刷するか否かを指定する。
【0065】(10)「リンクマップの印刷」 リンクマップの印刷510は、本例のデジタル複写機1
では、リンクを辿ってホームページを印刷した際、その
リンク関係を表すリンクマップを作成/印刷することが
できる。このリンクマップをホームページの印刷の最終
ページとして印刷するか否かを指定する。
【0066】(11)「ページ番号の印刷」 ページ番号の印刷511は、印刷結果のフッタ部分にペ
ージ番号を印刷するか否かを指定する。
【0067】(12)「日付の印刷」 日付の印刷512は、印刷結果のフッタ部分に印刷実行
日付を印刷するか否かを指定する。
【0068】(13)「URLの印刷」 URLの印刷513は、印刷結果のフッタ部分にURL
を印刷するか否かを指定する。
【0069】(14)「文書タイトルの印刷」 文書タイトルの印刷514は、(1)の「文書タイト
ル」を印刷結果のヘッダ部分に印刷するか否かを指定す
る。
【0070】(15)「印刷するヘッダの内容」 印刷するヘッダの内容515は、印刷結果のヘッダ部分
に印刷する任意の文字列である。
【0071】(16)「印刷するヘッダの位置」 印刷するヘッダの位置516は、(15)の「印刷する
ヘッダの内容」にて指定した文字列を印刷する位置であ
る。
【0072】(17)「バックグラウンドの印刷」 バックグラウンドの印刷517は、ホームページ内でバ
ックグラウンド描画用の画像が指定されていた場合、そ
れを印刷するか否かを指定する。
【0073】この設定により、ホームページのバックグ
ラウンドカラーが黒等で設定されていた場合、カラーデ
ィスプレイ上で表示する場合は問題なくても白黒プリン
タで印刷すると、テキスト部分も黒、バックグラウンド
も黒くなりテキストが判断できなくなることを防ぐこと
ができる。
【0074】(18)「<H>タグへの番号付け」 <H>タグへの番号付け518は、ホームページ内の見
出し文の先頭に見出し番号を付加する否かを指定する。
【0075】(19)「リンク文書を先に印刷」 リンク文書を先に印刷519は、2以上のリンクレベル
が指定された際、読み出したリンタの順番に印刷する
か、または、同一リンクレベルを先に印刷するかを指定
する。
【0076】(20)「拡大率/縮小率」 拡大率/縮小率520は、ホームページを拡大/縮小し
て印刷する際に設定される。
【0077】(2l)「ページ境界時の縮小率」 ページ境界時の縮小率526は、本例のデジタル複写機
1では、ホームページ上の画像がページ境界にかかる場
合、ページ内に収まるように画像を縮小して印刷するこ
とができるようにするために設定される。
【0078】(22)「フォント名」 フォント名521は、HTMLテキストデータを印刷す
る際に使用するフォントである。
【0079】(23)「フォントサイズ」 フォントサイズ522は、ホームページ内の見出し文字
列を印刷する際に使用する。
【0080】(24)「フォントの太さ」 フォントの太さ523は、ホームページ内の見出し文字
列を印刷する際に使用する。
【0081】(25)「スタイルシートの使用」 スタイルシートの使用524は、(26)の「スタイル
シート名」にて指定したファイルを使用するか否かを指
定する。
【0082】(26)「スタイルシート名」 スタイルシート名525は、(22)の「フォント
名」、(23)の「フォントサイズ」、(24)の「フ
ォントの太さ」の設定内容を格納したファイル(スタイ
ルシート)が予め存在する場合、そのファイル名を指定
する。これにより、ユーザは、個々の項目を設定するこ
となく、これらフォントに関する設定を行うことが可能
である。
【0083】(27)「印刷用紙サイズ」 印刷用紙サイズ527は、印刷する際に使用する用紙の
サイズである。
【0084】(28)「印刷用紙方向」 印刷用紙方向528は、印刷する際の用紙の方向として
PortraitとLandscapeの何れかを指定
する。
【0085】(29)「左/右/上/下マージン」 左/右/上/下マージン529は、印刷する際の用紙端
からのマージンである。
【0086】(30)「印刷部数」 印刷部数530は、本項目を設定することにより、複数
部の印刷か可能である。
【0087】(31)「ソータ」 ソータ531は、本例のデジタル複写機1に接続されて
いるソータの動作モードを指定する。動作モードには、
ノーマルソート、ステープルソート、グループソートが
ある。
【0088】ノーマルソートを選択すると、複数部数の
印刷物をソータ(図2の220)のピン毎に1部ずつ仕
分けして排出する。
【0089】ステープルソートを選択すると、ソートし
た印刷物をホチキス留めするように動作する。
【0090】グループソートを選択すると、複数部数の
原稿を同一ページの印刷物は同ービンに排出するように
動作する。
【0091】(32)「解像度」 解像度532は、印刷の解像度を設定する。
【0092】(33)「両面印刷」 両面印刷533は、両面の印刷を行うか否かを設定す
る。
【0093】(34)「スケジュール印刷設定」 スケジュール印刷設定534は、本例のデジタル複写機
1では、指定された時刻にWeb Pull Prin
tの動作を開始したり、または、ユーザからのWeb
Pull Printの要求を定期的に繰り返すことが
でき、これらの機能をスケジュールという。
【0094】具体的には、即時実行モード/時刻指定モ
ード/定期巡回モード(曜日指定/日付指定/間隔指
定)があり、本項目ではこれらの中の何れかのモードを
指定する。
【0095】(35)「曜日指定」 曜日指定535は、(34)の「スケジュール印刷設
定」にて定期巡回モード(曜日指定)が指定された際、
実行する曜日を指定する。
【0096】(36)「日付指定」 日付指定536は、(34)の「スケジュール印刷設
定」にて時刻指定モード/定期巡回モード(日付/間隔
指定)が指定された際、実行開始する日付を指定する。
【0097】(37)「時刻指定」 時刻指定537は、(34)の「スケジュール印刷設
定」にて時刻指定モード/定期巡回モードが指定された
際、実行開始する時刻を指定する。
【0098】(38)「間隔指定」 間隔指定538は、定期巡回モード(間隔指定)が指定
された際、実行時間間隔を日と時間で指定する。
【0099】(39)「更新文書のみ印刷」 更新文書のみ印刷539は、定期巡回モードで実行する
際、前回の印刷時以降に更新されたホームページのみを
印刷するか否かを指定する。
【0100】図6〜図12は、プリントユーテイリティ
の操作画面である。
【0101】クライアント9上でプリントユーティリテ
ィが起動されると、まず、図6の操作画面が表示され、
前述の設定項目(1)〜(5)の設定はこの操作画面上
で行う。なお、ここで入力する「ユーザ名」及び「パス
ワード」は、予めデジタル複写機1内に登録されている
ものでなければならない。
【0102】後述するように、プリントユーティリティ
からWeb Pull Printの要求を受けたデジ
タル複写機1は、受け取った「ユーザ名」及び「パスワ
ード」と、自機内に予め登録されている「ユーザ名」及
び「パスワード」とを比較し、合致しない場合には、要
求を受け付けないように動作する。
【0103】また、設定項目(6)〜(38)の設定を
行う場合、本操作画面上の“Print Setup”
ボタン601を押下することにより、表示される図7の
操作画面上で行う。
【0104】さらに、この操作画面上部のタグを押下す
ることにより、図8〜図10の操作画面へ移動すること
ができる。また、図7〜図10の操作画面にて“0K”
ボタン606/“Cancel”ボタン607を押下す
ることにより、図6の操作画面へ戻ることができる。
【0105】また、図6の操作画面右上の“Bookm
ark”ボタン602を押下することにより、図11の
ブックマーク画面が新たに表示される。
【0106】ブックマークとは、ホームペ一ジのURL
とそのタイトルをリストにしたもので、既に登録された
ブックマークが存在する場合、本画面上にそのリストの
内容が表示される。リスト内からURLを指定する場合
は、目的のURLを選択して反転表示させた状態で“0
K”ボタン606を押下することで、図6の操作画面上
の1、2に選択したタイトルとURLが反映される。新
たにタイトルとURLを追加する場合は、図6の操作画
面上の1、2にタイトルとURLを入力した後、“Ad
d Bookmark”ボタン605を押下することに
より、上述のリストにそれらが追加される。
【0107】ここで、図10の操作画面上での設定方法
について詳しく説明する。
【0108】スケジュール設定を行う場合、ユーザは先
ず「Enable Schedule」チェックボック
ス534をチェックする。初期設定時は、このチェック
ボックスはチェックされていない状態になっており、こ
の状態ではスケジュールの設定は一切行えないようにな
っている。
【0109】チェックボックス534をチェックする
と、534〜539の各設定項目に対して設定を行える
ようになる。続いて、ユーザは、534の「0nce」
/「Weekly」/「Monthly」/「Repe
at」の何れかのモードを選択する。
【0110】「0nce」モードが選択された場合、5
36と537の設定項目のみが設定可能状態になり、ユ
ーザはWeb Pull Printの実行開始時刻
(年/月/日/時/分)を入力する。この指定により、
デジタル複写機1は指定された日時に1度だけ、Web
Pull Printを行う。
【0111】「Weekly」モードが選択された場
合、535と537の設定項目が設定可能状態になり、
ユーザはWeb Pull Printの実行曜日と実
行開始時刻(時/分)を入力する。なお、実行曜日は同
時に複数指定することができる。この指定により、デジ
タル複写機1は指定された曜日の指定された時刻に毎週
繰り返し、Web Pull Printを行う。
【0112】「Monthly」モードが選択された場
合、536の「Day」と537の設定項目が設定可能
状態になり、ユーザはWeb Pull Printの
実行日と実行開始時刻(時/分)を入力する。この指定
により、デジタル複写機1は指定された日時に毎月繰り
返し、Web Pull Printを行う。
【0113】「Repeat」モードが選択された場
合、536と537と538の設定項目が設定可能状態
になり、ユーサはWeb Pull Printの実行
開始日と実行開始時刻(時/分)、実行間隔(日/時)
を入力する。この指定により、デジタル複写機1は指定
された実行開始日時から指定された実行間隔毎に繰り返
しWeb Pull Printを行う。
【0114】なお、「Weekly」/「Monthl
y」/「Repeat」モードが選択された場合、「M
odified 0nly」チェックボックス539は
チェック可能な状態になる。
【0115】ユーザは、上述の方法で図6〜図10の各
操作画面を開き、必要な項目に対して設定を行うことが
できる。
【0116】そして、全ての設定が終了した後に図6の
操作画面上の“Print”ボタン604を押下する
と、プリントユーティリティはデジタル複写機1に対し
て設定内容を送信する。
【0117】さらに、図6の操作画面上で“Monit
or”ボタン603を押下すると、図12の操作画面が
表示される。この際、プリントユーティリティは、デジ
タル複写機1と通信を行い、デジタル複写機1内にスプ
ールされているジョブに関する情報を取得して操作画面
上に表示する。
【0118】ユーザは、この表示内容を参照することに
より、スプールされているジョブの処理経過を把握する
ことができる。
【0119】また、ユーザは、スプールされているジョ
ブを削除することもできる。この場合、ユーザは、操作
画面上に表示されている自分が登録した(“0wne
r”が自分になっている)ジョブ情報の中から削除した
いジョブを選択して反転表示させ、“Delete”ボ
タン608を押下する。すると、プリントユーティリテ
ィは、指定されたジョブのジョブ番号を含んだ削除要求
をデジタル複写機1に対して送信し、この削除要求を受
信したデジタル複写機1は、スプールしているジョブの
中からジョブ番号とユーザ名、及びパスワードの全てが
一致するものを削除する。
【0120】以上が、プリントユーティリティの操作方
法についての説明である。
【0121】2.操作部の操作方法 次に、操作部5の操作方法について説明する。
【0122】図13、図14は、操作部5のコピーモー
ドの表示である.300の表示画面は現在の状態を表示
するウィンドウであり、現在はコピー可能状態/A4用
紙サイズ/拡大率100%/1部印刷であることを表示
している。
【0123】301はガイドキーであり、操作がわから
ない時に適切なアドバイスを表示する。
【0124】302〜304はモード変更キーである。
302を押すとコピーモード、304でWebプリント
モードに変更される.305は現在表示できないモード
キーを表示するキーであり、このボタンを押すとプリン
タモードキーが表示される。
【0125】用紙選択キー306は、このキーを押すこ
とにより図14(a)が表示され、カセット204、2
05に収納されている用紙サイズを選択することができ
る。
【0126】画像処理キー307は、画像処理にかかわ
る設定を行う処理メニューが表示され、トリミング、マ
スキング、ネガ/ポジ反転、影処理等の設定を行える。
【0127】両面キー308は、両面印刷にかかわる処
理設定を行うものであり、片面原稿から片面原稿、片面
原稿から両面原稿、両面原稿から両面原稿にコピーをす
る3つの設定を行う。
【0128】応用ズームキー309は、メニュー画面を
表示し、縦と横の拡大率を変更することができるように
設定する。
【0129】ソータキー310は、このキーを押すこと
により図14(b)にソータ220に関するメニューを
表示する。
【0130】ソートを選択すると、複数部数の印刷物を
ソータ220のビン毎に1部ずつ仕分けして排出する。
ステープルソートを選択すると、ソートした印刷物をホ
チキス留めするように設定される。グループソートを選
択すると、複数部数の原稿を同一ページの印刷物は同一
ビンに排出されるように設定される。
【0131】原稿混載キー311は、原稿サイズが混載
されているか、同一原稿だけであるのか設定する。これ
により、原稿混載が指定されているとスキャニングする
たびに原稿サイズのチェックが行われ、原稿混載が指定
されていなければ最初のページのみ原稿サイズのチェッ
クが行われる。
【0132】等倍キー314は、拡大率を100%の設
定に戻す。
【0133】縮小キー315、拡大キー316は、拡大
率、縮小率をセットするメニューが表示される。
【0134】テンキー318は、この画面では印刷部数
をセットする。
【0135】リセットキー320は、このキーを押すこ
とにより、コピーに必要なパラメータはデフォルト値に
戻される。これらコピーする前に必要なパラメータをセ
ットした後、スタートキー319を押すとコピー動作が
開始される。
【0136】コピー開始後、ST0Pキー321、リセ
ットキー320を押すことにより、コピーは中断する。
【0137】図15から図20は、Web Pull
Printのモードキー304を押下することにより、
表示されるWeb Pull Printのモードの画
面である。
【0138】図15のウィンドウ300には、現在、W
eb Pull Printのモードであることが表示
されており、A4用紙サイズ/拡大率l00%/1部印
刷であることを表示している。
【0139】URLキー331上には、アクセスするW
WWサーバのドメイン名、取得するHTML形式のデー
タのファイル名を表示している。このキーを押すことに
より、アルファベットキーボード(図示せず)が表示さ
れ、任意の文字列を入力することが可能となる。
【0140】印刷時刻キー332は、Web Pull
Printを開始する日付、時間等を設定するウィン
ドウ(図16参照)を開くためのキーてある。このウィ
ンドウ内で設定するパラメータの内容は、図10のパラ
メータと同様であるため、詳細な説明は省略する。
【0141】ユーザ名キー、及びパスワードキー333
上には、Web Pull Printのモードを使用
するユーザの名前とパスワードとが表示される。
【0142】ユーサが、このユーザ名キー333を押下
すると、予めデジタル複写機1内に登録されているユー
ザ名の一覧を示したウィンドウ(図21参照)が画面上
に表示される。その中から1つのユーザ名を選択するこ
とにより、ユーザ名キー333上の表示内容には選択し
たユーザ名が反映される。
【0143】また、パスワードキー333を押下する
と、アルファベットキーボード(図示せず)が表示さ
れ、任意の文字列を入力することが可能となる。ユーザ
は、先程選択したユーザ名に対応するパスワードをこの
キーボードより入力する。
【0144】B00KMARKキー334を押下する
と、図17のB00KMARKウィンドウが表示され
る。
【0145】時刻指定リストキー335を押下すると、
図18の時刻指定リストウィンドウが表示される。
【0146】待機ジョプリストキー336を押下する
と、図19の待機ジョブリストウィンドウが表示され
る。
【0147】ログキー337を押下すると、図20のロ
グリストウィンドウが表示される。
【0148】詳細設定キー338は、Web Pull
Printに関する詳細なパラメータをセットするた
めのメニューウィンドウを表示する。このウィンドウ内
で設定されるパラメータは、図5のリストから印刷用紙
サイズ/両面印刷/ソーター/URL/スケジュール印
刷設定/曜日指定/日付指定/時刻指定/間隔指定を除
いた全てのものである。
【0149】図17のB00KMARKウィンドウに
は、既に登録済みであるURLのリスト350から35
4が表示され、上矢印キー356を押すとURLリスト
は上にスクロールし、下矢印キー357を押すとURL
リストは下にスクロールする。
【0150】登録キー355を押下すると、図15のU
RLキー331で上に表示されているURLがこのリス
トに追加登録される。
【0151】また、URL350〜354の何れかを選
択して反転表示させた後に0Kボタン359を押下する
と、選択したURLがURLキー331上にセットされ
る。
【0152】同様に、反転表示させた後に削除キー35
8を押下すると、選択したURLがURLリストから削
除される。
【0153】図18の時刻指定リストウィンドウには、
印刷時刻指定ウィンドウ(図16参照)にて印刷時刻指
定がなされたジョブのリスト表示される。表示内容は、
URL366、印刷日367、印刷時刻368である。
このリスト上のジョブは、図17と同様の操作方法でリ
ストから削除できる。
【0154】図19の待機ジョブリストウィンドウに
は、後述するHTTPクライアント処理処理(ステップ
S504)やHTMLパーサ処理(ステップS506)
が既に他のジョブを実行中であるために、実行を待たさ
れているジョブのリストが表示されている。このリスト
上のジョブは、図17と同様の操作方法でリストから削
除できる。
【0155】図20のログリストウィンドウには、各ジ
ョブの実行結果が表示されている。実行時刻の新しいも
のから順番に表示され、表示最大数を過ぎた場合は古い
ものから自動的にリストから削除される。表示内容は、
URL393、日付394、時間395、結果表示39
6である。
【0156】URL393はアクセスしたWWWサーパ
のURLであり、日付394、時間395はWWWサー
バにアクセスした日付、時刻である。
【0157】WWWサーバへのアクセス、及び印刷が正
常に行われたジョブ388、391、392の結果39
6には、“正常終了”が記述される。ユーザがリセット
キーにより印刷を中断したジョブ389の結果396に
は、“リセット終了”と記述される。ネットワークやW
WWサーバの状態等により正常に印刷できなかったジョ
ブ390の結果396には“エラー終了”が記述され
る。
【0158】上述したWeb Pull Printに
関する各設定ウィンドウにて必要なパラメータを設定し
た後、最終的に図15のスタートボタン319を押下す
ると、操作部5からコマンド受け取り処理に対してWe
b Pull Printの要求コマンドが発行され
る。
【0159】以上が、操作部5の操作方法についての説
明である。
【0160】次に、デジタル複写機1の操作部5から、
ユーザ登録を行う方法について説明する。
【0161】本システムにおいてユーザがWeb Pu
ll Printを利用する場合、デジタル複写機1内
にそのユーザの情報が予め登録されている必要がある。
この登録は、管理者用パスワードを知っている特定の管
理者ユーザが行う。なお、この管理者用パスワードは、
本デジタル複写機1設置時にユーザモードを使用して設
定されるものであり、基本的にはこの設定を行ったユー
ザが管理者ユーザとなる。
【0162】ユーザ登録を行う場合、管理者ユーザは、
まず、図15のユーザ登録ボタン339を押下する。す
ると、画面上に図22の管理者認証ウィンドウが表示さ
れるので、ここで管理者用パスワードを入力する。パス
ワードが正しければ、図23のユーザ登録ウィンドウが
表示される。
【0163】新規にユーザを登録する場合、新規キー4
52を押下すると、図24のユーザ情報ウィンドウが表
示されるので、457と458に登録するユーザ名とパ
スワードを入力する。
【0164】続いて、そのユーザに対する制限事項の設
定を行うため、459から462までの項目の中の何れ
か1つを選択する。
【0165】「なし」459を選択した場合は、ユーザ
に対して何の制限も設定されない。
【0166】「使用中止」460を選択した場合は、そ
のユーザがWeb Pull Printを利用するこ
とが一切できなくなる。
【0167】「即時実行ジョブのみ」461を選択した
場合は、スケジュール設定がなされたWeb Pull
Printの要求はデジタル複写機1にて受け付けら
れなくなる。
【0168】「ジョブ数制限」462を選択した場合
は、続いて、「最大ジョブ数」463に数値を入力す
る。これにより、ある瞬間にそのユーザのWeb Pu
ll Print要求がデジタル複写機1内に存在し得
る上限値を設定することができる。
【0169】なお、この「最大ジョブ数」463の入力
は、前述した「即時実行ジョブのみ」461を選択した
際にも有効となる。
【0170】全ての設定が終了した後、0Kボタン46
4を押下することにより、ユーザ登録ウィンドウ(図2
3参照)に戻り、設定が完了する。
【0171】反対に、Cancelボタン465を押下
すると、設定を取り消してユーザ登録ウィンドウ(図2
3参照)に戻る。
【0172】既に登録されているユーザの設定内容を変
更する場合、変更対象のユーザを選択して変更キー45
3を押下すると、そのユーザの設定内容を反映したユー
ザ情報ウィンドウ(図24参照)が表示されるので、上
述した場合と同様の方法で所望の変更を行う。
【0173】既に登録されているユーザを抹消する場
合、抹消対象のユーザを選択して削除ボタン454を押
下すると、登録されているユーザ情報が削除される。
【0174】図25は、コア部2の記憶部(メモリ12
3等)において上述したユーザ情報を格納している「ユ
ーザ情報テーブル」を視覚的に図示したものである。ユ
ーザ情報テーブルの先頭には、登録されているユーザ数
が格納されており、その後に各ユーザ情報が順番に並ん
でいる。
【0175】個々のユーザ情報の中には、ユーザ名/パ
スワード/制限モード/最大ジョブ数の4項目の情報が
格納されている。ユーザ名とパスワードの格納用には固
定長の領域が確保されており、データがこの固定長に満
たない場合はヌル文字(0h)で補完される。
【0176】制御モードの格納用には1バイトの領域が
確保されており、制限なし/使用中止/即時実行ジョブ
のみ/ジョブ数制限の何れかのモードを一意的に表す1
バイトコードが格納される。最大ジョブ数の格納用にも
1バイトの領域が確保されており、0から255までの
何れかの数値が格納される。なお、0の場合は、ジョブ
数に制限がないことを表す。
【0177】なお、本例では、操作部5からユーザ情報
の制限事項等に関するユーザ登録を行う場合について述
べたが、これに限るものではなく、例えば、制限事項等
を含むユーザ情報に関するユーザ情報テーブルをコア部
2内の記憶部に予め記憶させておいたり、外部からその
テーブル内容を予め読み込んで記憶させておいてもよ
い。
【0178】(システム動作)図26から図28は、H
TML Parser402、HTTP クライアント
403等のプログラムを使い、WWWサーバ10のホー
ムページを印刷するフローチャートである。
【0179】以下、全体的な処理の流れについて説明す
る。
【0180】クライアント9上のプリントユーティリテ
ィとデジタル複写機1とは、TCP/IPの上位プロト
コルであるLPRプロトコルを使用して通信を行ってい
る。デジタル複写機1のネットワークインターフェース
部4では、LPD(Line Printer Dea
mon)が動作しており、プリントユーティリティから
のWeb Pull Printの要求/ジョブ情報要
求/ジョブ削除要求は、それぞれLPRコマンド/LP
Qコマンド/LPRMコマンドとしてLPDが受け取る
(ステップS501)。
【0181】この際、プリントユーティリティにて設定
した各パラメータは、LPRコマンドパケット内のデー
タファイルの中に文字列データとして格納されてLPD
に送られる。
【0182】図29は、データファイルBの1例であ
る。
【0183】図29からもわかるように、文字列データ
は「START−0F−NETRETRIEVER P
ARAMETERS」で始まり「END−0F−NET
RETRIEVER PARAMETERS」で終わ
る。
【0184】また、各パラメータは「パラメータ名=
値」の形式で記述されている(図29中の右側の番号
は、前述したプリントユーティリティの設定項目の内容
説明における通し番号と対応付けるためのものであり、
実際のデータファイルには記述されない)。ただし、プ
リントユーティリティにて設定したパラメータの中で
「印刷文書タイトル」「ユーザ名」「パスワード」だけ
は、LPRコマンドパケット内のコントロールファイル
の中に格納される。
【0185】図30は、コントロールファイルの1例で
ある。
【0186】LPRコマンドパケットとしてネットワー
ク上を流れるデータは、印刷に必要な設定パラメータの
みであるため、従来例のようにホームページデータを印
刷可能なフォーマットに変換したデータをネットワータ
に流す場合と比較して、そのデータ量は極めて少なくて
済む。
【0187】一方、コア部2では、LPD、操作部5、
および後述するスケジュールジョブ処理からの要求コマ
ンドを受けるためのコマンド受け取り処理が常時動作し
ている。
【0188】LPDは、プリントユーティリティからの
LPRコマンド/LPQコマンド/LPRMコマンドを
図31に示すフォーマットへ変換して、コマンド受け取
り処理(ステップS502)へ送る。
【0189】また、操作部5、およびスケジュールジョ
ブ処理も同様のフォーマット(図31参照)で要求コマ
ンドを直接コマンド受け取り処理へ送る(ステップS5
00,ステップS511)。このフォーマットの先頭に
は、コマンド種別(LPR/LPQ/LPRM)を表す
識別子が付加されており、コマンド受け取り処理はその
識別子を参照してコマンド種別を判断し、それぞれのフ
ォーマットに合わせてコマンドの中身を解析する(ステ
ップS502)。
【0190】図27は、コマンド受け取り処理(ステッ
プS502)を示すフローチャートである。
【0191】コア部2がコマンドを受け取ると、まず、
ジョブの問い合わせコマンドであるかどうか判断する
(ステップS520)。
【0192】ジョブの問い合わせコマンドである場合、
ジョブリストの取得を行う(ステップS521)。続い
て、コマンドを送信してきた宛先に対して取得したジョ
ブリストをメッセージとして送信する(ステップS52
4)。この際、コマンド送信元がプリントユーティリテ
ィであった場合、プリントユーティリティの操作画面
(図12参照)上に受け取ったデータを表示する。
【0193】次に、受け取ったコマンドがジョブの問い
合わせコマンドでない場合、続いて、ユーザ認証処埋を
行う(ステップS532)。
【0194】受け取ったコマンドがプリントコマンドで
あれば、コア部2はコントロールファイル(図30参
照)内のユーザ名とパスワートがユーザ情報テーブル内
に格納されているか否かを調べる。
【0195】一方、受け取ったコマンドが削除コマンド
であれば、コア部2はコマンド(図31(c)参照)内
のユーザ名とパスワードがユーザ情報テーブル内に格納
されているか否かを調べる。
【0196】格納されていない場合は、コマンドを送信
してきた宛先に対してその旨をメッセージとして送信す
る(ステップS524)。このメッセージを受け取った
プリントユーティリティ、または操作部5は、画面上に
メッセージの内容を表示してユーザ登録がなされていな
いことをユーザに通知する。
【0197】次に、スケジュールジョブの削除コマンド
であるか否かを判断する(ステップS522)。
【0198】スケジュールジョブの削除コマンドである
場合、指定されたジョブ番号に対応するジョブ情報をス
ケジュールリストから削除し(ステップS523)、削
除後のスケジュールリストをメッセージとしてコマンド
を送信してきた宛先に送信する(ステップS524)。
【0199】次に、受け取ったコマンドがスケジュール
ジョブの削除コマンドでない場合、即時ジョブの削除コ
マンドであるか否かを判断する(ステップS525)。
【0200】即時ジョブの削除コマンドである場合、指
定されたジョブがHTTPクライアントあるいはHTM
LParserで実行中であるか否かを判断する(ステ
ップS526)。
【0201】実行中でない場合は、指定されたジョブ番
号に対応するジョブ情報を即時ジョブリストから削除す
る(ステップS527)。続いて、コマンドを送信して
きた宛先に対して、削除後のジョプリストをメッセージ
として送信する(ステップS524)。
【0202】また、削除すべきジョブがHTTPクライ
アントあるいはHTMLParserで実行中である場
合は、キャンセルフラグを立てて処理を終了する(ステ
ップS529)。
【0203】次に、受け取ったコマンドが即時ジョブの
削除コマンドでない場合、コマンドを送ったユーザに対
してプリントコマンドであると判断して、「使用中止」
制限が設定されているか否かを調べる(ステップS53
3)。
【0204】コア部2は、ユーザ情報テーブル内の対応
するユーザの制限モードを参照し、「使用中止」制限が
設定されている場合は、コマンドを送信してきた宛先に
対して、その旨をメッセージとして送信する(ステップ
S524)。このメッセージを受け取ったプリントユー
テイリティ、または操作部5は、画面上にメッセージの
内容を表示して「使用中止」制限が設けられていること
をユーザに通知する。
【0205】次に、コマンドを送ったユーザに対して
「最大ジョブ数」制限が設定されているか否かを調ベ、
設定されている場合は既に登録されているジョブが最大
ジョブ数に達しているか否かをさらに調ベる(ステップ
S534)。
【0206】コア部2は、ユーザ情報テーブル内の対応
するユーザの制限モードを参照し、「最大ジョブ数」制
限が設定されている場合は、さらにユーザ情報テーブル
内の対応する最大ジョブ数を参照する。この値と、後述
するスケジュールジョブリスト/即時ジョブリスト内の
同一ユーザの全ジョブ数とを比較し、両者が同じであれ
ば、最大ジョブ数に達していると判断する。そして、コ
マンドを送信してきた宛先に対して、その旨をメッセー
ジとして送信する(ステップS524)。このメッセー
ジを受け取ったプリントユーティリティ、または操作部
5は、画面上にメッセージの内容を表示して既に最大ジ
ョプ数に達していることをユーザに通知する。
【0207】次に、受け取ったコマンドが即時ジョブプ
リントコマンドであるか否かを判断する(ステップS5
28)。
【0208】即時ジョブプリントコマンドである場合
は、ステップS504のHTTPクライアントに処理が
移る。
【0209】一方、即時ジョブプリントコマンドでない
場合は、スケジュールジョブのプリントコマンドである
ため、コマンドを送ったユーザに対して「即時実行ジョ
ブのみ」制限が設定されているか否かを調べる(ステッ
プS535)。
【0210】コア部2は、ユーザ情報テーブル内の対応
するユーザの制限モードを参照し、「即時実行ジョブの
み」制限が設定されている場合は、コマンドを送信して
きた宛先に対してその旨をメッセージとして送信する
(ステップS524)。このメッセージを受け取ったプ
リントユーティリティ、または操作部5は、画面上にメ
ッセージの内容を表示して「即時実行ジョブのみ」制限
が設けられていることをユーザに通知する。また、制限
が設定されていない場合は、このジョブをスケジュール
ジョブリストに登録し(ステップS530)、処理を終
了する(ステップS531)。
【0211】HTTPクライアント、HTMLPars
erは、1度に複数のジョブを並列的に処理することは
行わず、既に別のジョブ処理が動作中である場合は、こ
のジョブは即時ジョブリストに登録され、処理が終り次
第、実行される。
【0212】ここで、スケジュールジョブ登録処理(ス
テップS530)についてさらに詳細に説明する。
【0213】コア部2は、まず、受け取ったプリントコ
マンド内のスケジュール印刷モードを検知し、各モード
に合わせて実際のWeb Pull Printの開始
日時を決定する。
【0214】「0nce」モードであった場合、実際の
Web Pull Printの開始日時は、コマンド
内で指定された日付/時刻を使用する。
【0215】「Weekly」モードであった場合、実
際のWeb Pull Printの開始日時は、登録
時点の日付/時刻以降でもっとも近い指定曜日に対応す
る日付と指定時刻とする。
【0216】例えば、登録時点の日付/時刻が1日(土
曜日)15:00で、指定曜日/時刻が土・月・木曜日
12:00である場合、実際のWeb Pull Pr
intの開始日時は3日(月曜日)12:00となる。
【0217】「Monthly」モードであった場合、
実際のWeb Pull Printの開始日時は、登
録時点の日付/時刻以降でもっとも近い指定日付/時刻
とする。
【0218】例えば、登録時点の日付/時刻が11月1
日15:00で、指定日付/時刻が1日12:00であ
る場合、実際のWeb Pull Printの開始日
時は12月1日12:00となる。
【0219】「Repeate」モードであった場合、
実際のWeb Pull Printの開始日時は、指
定開始日付/時刻と指定間隔から算出される複数の開始
タイミングの中で登録時点の日付/時刻以降でもっとも
近いものとする。
【0220】例えば、登録時点の日付/時刻が11月1
日15:00で、指定開始日付/時刻が11月1日1
2:00、指定間隔が3日と12時間である場合、実際
のWeb Pull Printの開始日時は11月5
日0:00となる。
【0221】このようにして各モードに合わせて実際の
Web Pull Printの開始日時を決定した
後、最も開始日時が早い順に並ぶようにソートしながら
スケジュールジョブリストへ登録する。
【0222】図26において、HTTPクライアント
(ステップS504)は、WWWサーバ10からホーム
ページのデータであるHTMLデータ、画像データ等を
取得するように動作する。
【0223】HTTPクライアント(ステップS50
4)の動作終了後、図26のキャンセルフラグが立って
いるか確認する(ステップS505)。
【0224】もし、キャンセルフラグ(ステップS52
9による)が立っていた場合は、印刷中止処理(ステッ
プS509)を実行し、中止したジョブの発行元に対し
てプリントをキャンセルした旨のメッセージを送信し
(ステップS510)、処理を終了する(ステップS5
11)。
【0225】キャンセルフラグが立っていない場合は、
HTMLParser(ステップS506)に処理が移
る。HTML Parserは、WWWサーバ10から
取得したデータを基に、プリンタ部8にて印刷が行える
ように画像を作成するプログラムである。
【0226】HTMLParserの終了後、キャンセ
ルフラグが立っているか確認する(ステップS50
7)。
【0227】もし、キャンセルフラグが立っていた場合
には、印刷中止処理(ステップS509)を実行し、ジ
ョブの発行元に対してプリントをキャンセルした旨のメ
ッセージを送信し(ステップS510)、処理を終了す
る(ステップS511)。
【0228】キャンセルフラグが立っていない場合は、
HTMLParserにて作成した画像をコア部2へ送
信する(ステップS508)。
【0229】画像を受け取ったコア部2は、プリンタ部
8へ画像を転送し、カセット204あるいは205に収
納されている用紙に印刷を行って、Web Pull
Printの実行を完了する。
【0230】図28は、スケジュールジョブ処理のシー
ケンスを示すフローチャートである。
【0231】スケジュールジョブ処理は、毎分1回定期
的に起動される(ステップS540)。
【0232】スケジュールジョブリスト内にスケジュー
ルジョブが存在するか否かをチェックする(ステップS
541)する。
【0233】存在する場合は、現在の日付/時刻がリス
トの先頭ジョブの指定開始日付/時刻に達しているか否
かをチェックする(ステップS542)。
【0234】達している場合は、ジョブのスケジュール
印刷モードを即時モードに変更してコマンド受け取り処
理(ステップS502)にプリント指示コマンドを送信
する(ステップS543)。達していない場合は、その
まま処理を終了する(ステップS545)。
【0235】コマンド受け取り処理(ステップS50
2)に送信されたコマンドは、即時ジョブとして処理さ
れてHTTPクライアント処理(ステップS504)に
渡され、それ以降は前述と同様の処理が行われる。
【0236】プリント指示コマンドの送信後、コア部2
は、プリント指示されたジョブの次のWeb Pull
Printの開始日時を決定し、再度ジョブをスケジ
ュールジョプリストへ登録する(ステップS544)。
【0237】そして、再び現在の日付/時刻がリストの
先頭ジョプの指定開始日付/時刻に達しているか否かを
チェックする(ステップS542)。
【0238】このようにステップS542からステップ
S544の処理を繰り返すことにより、実行時刻に達し
た全てのスケジュールジョブを確実に実行する。
【0239】なお、本例では、出力手段としてデジタル
複写機1を用い、プリンタ部8から印刷データを出力す
る例を挙げて説明したが、これに限るものではなく、他
のデータを出力する方式のものでもよい。
【0240】また、本例では、ネットワークの通信プロ
トコルにTCP/IPを用いて説明したが、IPX/S
PX、AppleTalk等の通信プロトコルを用いて
も同様の効果が得られる。
【0241】さらに、本例では、クライアント9とデジ
タル複写機1との間の通信プロトコルにLPR/LPD
を用いて説明したが、HTTP、FTP等の通信プロト
コルを用いても同様の効果が得られる。
【0242】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明はシステム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達
成するためのソフトウェアによって表されるプログラム
を格納した記憶媒体を該システム或いは装置に読み出す
ことによって、そのシステム或いは装置が、本発明の効
果を享受することが可能となる。
【0243】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバへのアクセス機能を有する装置を複数のユーザで
共有して使用する環境において、各ユーザが装置本体を
使用する機能を制限する手段と、この制限する手段に基
づいてサーバへのアクセス制御を行う手段とを装置本体
内に設け、所定のジョブを実行させるようにしたので、
装置本体内で保持するジョブ数をできるだけ減らすこと
ができ、これにより、ジョブを格納するためのメモリ容
量を増加させることなく、処理能力の向上を図ることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である画像処理装置のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムに適用される複写機の構成を示
す断面図である。
【図3】図1のシステムにおけるコア部の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】ネットワークインターフェース内のソフトウェ
アの構成を示す説明図である。
【図5】クライアントからの指示が可能な項目一覧を示
す説明図である。
【図6】クライアント上の操作画面(トップウィンド
ウ)を示す説明図である。
【図7】クライアント上の操作画面(HTML プリン
トポーション トップウィンドウ)を示す説明図であ
る。
【図8】クライアント上の操作画面(HTML プリン
トスタイル ウィンドウ)を示す説明図である。
【図9】クライアント上の操作画面(ポストスクリプト
ポーション ウィンドウ)を示す説明図である。
【図10】クライアント上の操作画面(スケジュール
ウィンドウ)を示す説明図である。
【図11】クライアント上の操作画面(ブックマーク
ウィンドウ)を示す説明図である。
【図12】クライアント上の操作画面(モニタ ウィン
ドウ)を示す説明図である。
【図13】コピーモード時の操作部を示す正面図であ
る。
【図14】操作部上の用紙選択、ソータ選択の画面を示
す説明図である。
【図15】ウェブプルプリントのモード時における操作
部を示す正面図である。
【図16】操作部上の印刷時刻指定の画面を示す説明図
である。
【図17】操作部上のブックマークの画面を示す説明図
である。
【図18】操作部上の時刻指定リストの画面を示す説明
図である。
【図19】操作部上の待機ジョブリストの画面を示す説
明図である。
【図20】操作部上のログリストの画面を示す説明図で
ある。
【図21】操作部上のユーザ名選択の画面を示す説明図
である。
【図22】操作部上の管理者パスワード入力の画面を示
す説明図である。
【図23】操作部上のユーザ登録の画面を示す説明図で
ある。
【図24】操作部上のユーザ情報画面を示す説明図であ
る。
【図25】コア部内で管理しているユーザ情報テーブル
の構成を示す説明図である。
【図26】システム全体の動作処理を示すフローチャー
トである。
【図27】コマンド受け取り処理を示すフローチャート
である。
【図28】スケジュールジョブ処理を示すフローチャー
トである。
【図29】データファイルの1例を示す説明図である。
【図30】コントロールファイルの1例を示す説明図で
ある。
【図31】各種のコマンドパケットのフォーマットを示
す説明図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置(デジタル複写機) 3 記憶手段(ハードディスク) 4 ネットワークインターフェース部 5 操作手段 7 リーダ部 8 出力手段、印刷手段(プリンタ) 9 端末装置(クライアント) 10 サーバ 123 記憶手段(メモリ)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のサーバと接続された装
    置であって、 前記サーバへアクセスしてデータを取得するデータ取得
    手段と、 前記データ取得手段により取得したデータから画像デー
    タを生成するデータ生成手段と、 前記データ生成手段により生成した前記画像データを出
    力する出力手段と、 装置本体の動作指示に関する動作指示情報を記憶する第
    1の記憶手段と、 前記装置本体の動作制限に関する動作制限情報を記憶す
    る第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された前記装置本体の動作制
    限に関する前記動作制限情報に基づいて、前記装置本体
    の動作が許可されているか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記装置本体の動作が許可されてい
    ると判断した場合に、前記動作指示情報の動作指示に従
    って前記装置本体の動作を実行する動作制御手段とを具
    えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、印刷データを生成する
    印刷手段であることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記動作制限情報を登録する登録手段を
    さらに具え、 当該登録手段により登録された動作制限情報を前記第2
    の記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記動作指示情報は、前記ネットワーク
    に接続された端末装置から入力されることを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記動作指示情報は、前記装置本体に接
    続された操作手段から入力されることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記動作指示情報は、前記サーバのデー
    タ処理に関する印刷パラメータの指示、起動の指示、停
    止の指示、又は、前記データ取得手段の動作タイミング
    についての情報であることを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記動作制限情報は、前記第1の記憶手
    段に記憶された前記動作指示情報に関する動作指示の上
    限値であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記動作制限情報は、前記データ取得手
    段の動作タイミングに関する制限モードであることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 ネットワーク上に接続されたサーバへア
    クセスしてデータ処理を行う方法であって、 前記サーバへアクセスしてデータを取得する工程と、 前記取得したデータから画像データを生成する工程と、 前記生成した画像データを出力手段から出力する工程
    と、 装置本体の動作指示に関する動作指示情報を記憶する工
    程と、 前記装置本体の動作制限に関する動作制限情報を記憶す
    る工程と、 前記記憶された前記装置本体の動作制限に関する前記動
    作制限情報に基づいて、前記装置本体の動作が許可され
    ているか否かを判断する工程と、 前記装置本体の動作が許可されていると判断された場合
    に、前記動作指示情報の動作指示に従って前記装置本体
    の動作を実行する工程とを具えたことを特徴とする画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 前記出力手段は、印刷データを生成す
    る印刷手段であることを特徴とする請求項9記載の画像
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記動作制限情報を登録する工程をさ
    らに具え、 当該登録された動作制限情報を記憶することを特徴とす
    る請求項9又は10記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記動作指示情報は、前記ネットワー
    クに接続された端末装置から入力されることを特徴とす
    る請求項9ないし11のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記動作指示情報は、前記装置本体に
    接続された操作手段から入力されることを特徴とする請
    求項9ないし11のいずれかに記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記動作指示情報は、前記サーバのデ
    ータ処理に関する印刷パラメータの指示、起動の指示、
    停止の指示、又は、前記データの取得の動作タイミング
    についての情報であることを特徴とする請求項9ないし
    13のいずれかに記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記動作制限情報は、前記記憶された
    動作指示情報に関する動作指示の上限値であることを特
    徴とする請求項9ないし14のいずれかに記載の画像処
    理方法。
  16. 【請求項16】 前記動作制限情報は、前記データの取
    得の動作タイミングに関する制限モードであることを特
    徴とする請求項9ないし14のいずれかに記載の画像処
    理方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータによって、ネットワーク
    上に接続されたサーバへアクセスしてデータ処理の制御
    を行うための制御プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 該制御プログラムはコンピュータに、 前記サーバへアクセスさせてデータを取得させ、 前記取得させたデータから画像データを生成させ、 前記生成させた画像データを出力手段から出力させ、 装置本体の動作指示に関する動作指示情報を記憶させ、 前記装置本体の動作制限に関する動作制限情報を記憶さ
    せ、 前記記憶させた前記装置本体の動作制限に関する前記動
    作制限情報に基づいて、前記装置本体の動作が許可され
    ているか否かを判断させ、 前記装置本体の動作が許可されていると判断させた場合
    に、前記動作指示情報の動作指示に従って前記装置本体
    の動作を実行させることを特徴とする画像処理制御プロ
    グラムを記録した記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記出力手段は、印刷データを生成す
    る印刷手段であることを特徴とする請求項17記載の画
    像処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記動作制限情報を登録させ、当該登
    録させた動作制限情報を記憶させることを特徴とする請
    求項17又は18記載の画像処理制御プログラムを記録
    した記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記動作指示情報は、前記ネットワー
    クに接続された端末装置から入力させることを特徴とす
    る請求項17ないし19のいずれかに記載の画像処理制
    御プログラムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記動作指示情報は、前記装置本体に
    接続された操作手段から入力させることを特徴とする請
    求項17ないし19のいずれかに記載の画像処理制御プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記動作指示情報は、前記サーバのデ
    ータ処理に関する印刷パラメータの指示、起動の指示、
    停止の指示、又は、前記データの取得の動作タイミング
    についての情報であることを特徴とする請求項17ない
    し21のいずれかに記載の画像処理制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記動作制限情報は、前記記憶された
    動作指示情報に関する動作指示の上限値であることを特
    徴とする請求項17ないし22のいずれかに記載の画像
    処理制御プログラムを記録した記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記動作制限情報は、前記データの取
    得の動作タイミングに関する制限モードであることを特
    徴とする請求項17ないし22のいずれかに記載の画像
    処理制御プログラムを記録した記録媒体。
JP10127281A 1909-06-05 1998-05-11 画像処理装置 Pending JPH11327834A (ja)

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JP10127281A JPH11327834A (ja) 1998-05-11 1998-05-11 画像処理装置
US09/309,520 US6791703B1 (en) 1909-06-05 1999-05-10 Image processing apparatus and method, and storage medium therefor

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038052A (ja) * 2003-07-16 2005-02-10 Ricoh Co Ltd 利用許可情報生成装置、利用許可情報生成プログラム及び記録媒体
JP2012080256A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
US9514106B2 (en) 2004-09-15 2016-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Embedded device, control method therefor, program for implementing the control method, and storage medium storing the program

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JP4575652B2 (ja) * 2003-07-16 2010-11-04 株式会社リコー 印刷システム、印刷方法、プログラム及び記録媒体
US9514106B2 (en) 2004-09-15 2016-12-06 Canon Kabushiki Kaisha Embedded device, control method therefor, program for implementing the control method, and storage medium storing the program
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