JP2007336015A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 MFPにリモートファイルアクセス機能を搭載させ、ネットワーク接続された他のMFPをサーバにして、サーバMFPが保持する文書等のファイルをアクセス可能とする。クライアント側のMFPは、操作パネル150にこの機能を選択するボタン151を設け、起動時にユーザ認証を経てサーバMFPから指定アドレスのファイル情報を得、GUI操作画面に、フォルダ構成152f、フォルダ内の文書ファイル152c、文書のプレビュー152v、文書情報152iとして表示する。アクセスするファイルを指定し、ファイルを複製する文書コピー、プリント等のファイルデータ処理モードの設定キー152kを操作することで、クライアント側の処理を設定可能とする。
【選択図】 図5
Description
ネットワーク接続されたこの種の画像処理装置の利用性を向上させることを意図した従来技術として、下記特許文献1,2を挙げることができる。
特許文献1には、スキャン、複写、FAX等の複合機能を持つ画像処理装置の使用時に生成された画像情報を使用者名等の付加情報と共に、ネットワークに接続されたファイルサーバに格納し、このサーバに蓄積された情報をネットワークに接続したPCから再利用し得るようにしたファイリングシステムが示されている。このファイリングシステムでは、PCは、ファイルサーバから得た画像に処理を加えた後、この画像の印刷出力をファイルネットワーク経由で複合機能を持つ画像処理装置に要求する、といった形態でシステムを利用する。
また、特許文献2には、サーバが通信回線を通じて文書ファイルをMFPにサービスし、MFPで受取ったファイルによる印刷を行うシステムが示されている。このシステムでは、印刷の実行指示は、移動通信端末からユーザの入力操作によって、移動通信網経由でサーバに対して行われ、指示内容に、サーバ内に蓄積されたファイルと印刷を行わせるMFPがそれぞれ指定される。
ネットワーク接続されたMFP等の画像処理装置においては、機器側で保管している機器管理情報、或いは処理した文書・画像データ等の情報を管理者やユーザーがネットワーク上の管理サーバマシンやクライアントPCから参照したり、設定を変更したりする手段として、これまで専用のアプリケーションソフトウェアや汎用のwebブラウザを用いてリモート操作を行う機能が提供されてきた(ファイリングシステムを開示する上記特許文献1、参照)。なお、処理された文書・画像データに対する設定等の管理情報は、文書等に付属して管理されているので、データを再利用して、プリント出力等をする時に設定を変更することが可能である。
このため、これまでは、以下の (1) 〜 (8) に述べるような使い勝手の悪さが生じる。
(1) リモートの他のMFPにデータ蓄積されている文書等を手元のMFPに複製できなかったため、蓄積文書を一旦印刷した上でその印刷文書をスキャナーで再度読み込んで、蓄積文書として、登録する必要がある。
(2) リモートのMFPにデータ蓄積されている文書等の印刷の指示は、手元のMFPに対する操作により行うことができないので、データ蓄積するリモートのMFPを直接操作して指示する必要がある。しかも、リモートのMFPへ印刷指示の操作をする際、既に別のジョブが印刷中である場合には、そのジョブが終わるまで、待たなければならない。
(3) リモートのMFPにデータ蓄積されている文書等を手元のMFPでFAX送信することができなかったため、蓄積文書を一旦印刷した上でその印刷文書をスキャナーで再度読み込んで、FAX送信する必要がある。
(4) リモートのMFPにデータ蓄積されている文書等を手元のMFPからE-mail送信することができなかったため、蓄積文書を一旦印刷した上でその印刷文書をスキャナーで再度読み込んで、E-mail送信する必要がある。
(5) リモートのMFPのアドレス帳に登録されているユーザー情報等のシステム内で共通に利用し得る機器管理情報を手元のMFPに複製できなかったため、機器のユーザーや宛先を追加するためには、全てのMFPにおいてユーザー登録作業を行う必要がある。
(6) リモートのMFPのアドレス帳に登録されている宛先に対して手元のMFPからFAX送信することができなかったため、手元のMFPに未登録の宛先を追加した上でFAX送信するか、あるいはリモートのMFPを直接操作してFAX送信する必要がある。
(7) MFPは、PC上のメールソフトが管理しているアドレス帳等のファイルをインポートすることで、ユーザー情報等をPCから複製できなかったため、PCとMFPでそれぞれユーザー情報等の維持管理を行う必要がある。
(8) 複数台のMFPを接続して構成したシステム環境下において、複数台のMFPに対して同一の機器管理情報の設定を行う場合には、それぞれの機器ごとに同一の設定操作を行う必要がある。
本発明は、画像処理機能を有し、ネットワーク上でクライアントとして機能し得る画像処理装置と、同種の画像処理装置或いはシステム管理装置を接続して構成された従来の画像処理システムにおいて、ネットワーク上に接続された他の画像処理装置或いはシステム管理装置が保持する機器管理情報や文書・画像データ等の情報へのアクセスができなかった従来システムにおいて生じた上述の使い勝手の悪さを解消することを可能とする仕組みを備えることにある。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像処理装置において、前記リモートアクセス機能は、外部装置が記憶している情報にアクセスする際に、ユーザー識別情報を添付したアクセス要求を送信することを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項4の発明は、前記リモートアクセス機能を使用するアクセス要求をGUIへの入力操作を通じて行うことが可能な請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、前記GUIは、アクセスの対象となる情報をアイコンにて表示することを特徴とすることを特徴とすることを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載された画像処理装置において、前記GUIは、前記アイコンへの入力操作により、アクセスの対象とした情報の表示形態を、プレビュー表示、属性情報、拡大プレビュー表示、カレントフォルダへの移行の少なくともいずれかの形態へ変更することを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載された画像処理装置において、前記制御手段は、前記外部装置から得た処理対象となる全ページの画像情報を一旦前記情報記憶手段に記憶させ、該情報記憶手段から取出した画像情報を前記画像処理手段に処理させるようにしたことを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項9の発明は、請求項7に記載された画像処理装置において、前記制御手段は、前記画像処理手段の処理動作に伴って、処理対象のページ画像情報を逐次外部装置から得るようにしたことを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項10の発明は、処理対象となる画像情報が前記外部装置に複数のフォーマットで記憶されている請求項7に記載された画像処理装置において、前記制御手段は、前記画像処理手段の画像処理モードに適応するフォーマットの画像情報を前記外部装置から得るようにしたことを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項12の発明は、請求項11に記載された画像処理装置において、前記リモートアクセス機能を使用して、前記外部装置から機器管理情報を複製する際に、該外部装置に記憶された機器管理情報の一部を複製の対象として指定可能にしたことを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
請求項14の発明は、請求項13に記載された画像処理装置において、前記リモートアクセス機能を使用して、前記外部装置に置かれたファイルに付与された機器管理情報を取得する際に、該機器管理情報の一部を取得の対象として指定可能にしたことを特徴とし、このようにすることによって上記課題を解決するものである。
また、ユーザー認証によりセキュリティを保つことも可能にしたので、装置のパフォーマンスを向上させ(請求項2)、GUI機能の付加によってアクセスの操作を容易にすることで、さらに使い勝手が良くなる(請求項3〜5)。
また、ファイルサーバの機能を持つPC等の外部装置が管理するユーザー情報(例えば、アドレス帳)等を取得することで、利便性をさらに向上することが可能になる(請求項13,14)。
本実施形態のMFPは、コピー・FAX・プリンタ・スキャナ等の複合機能を提供し、これらの機能によって生成される画像出力用データをもとに、プリント出力、或いは外部装置(PC、ファクシミリ装置等)へのデータ転送等の画像出力処理を行う。この画像出力処理には、既存のMFPと同様に、本体の操作パネルから指示されるコピー、FAX送信、スキャナ配信等のジョブ以外に、ネットワークI/Fを介して外部機から指示される、プリンタ、FAX受信等のジョブの処理を含む。
また、本実施形態のMFPでは、上記した既存のMFPが備える機能のほかに、ネットワークI/Fを介して外部装置にアクセスして、外部装置が保存している情報を取得する機能(以下「リモートアクセス機能」という)を備える。
このリモートアクセス機能は、ネットワークで同種のMFP、管理機能を持つPC等の外部装置を接続することによって構成される画像処理システムにおいて、本MFPからネットワーク経由で他のMFPやPCが保持している文書・画像データや機器管理情報(ユーザー情報、機器設定情報等)の情報にアクセスし、取得した情報を利用することができるようするための機能である。
この機能を備えることにより、アクセスができなかった従来システムにおいて生じた使い勝手の悪さ(上記[発明が解決しようとする課題]の項、参照)を解消し、利便性の向上を図ることが可能なる。
ところで、発明の課題を解決するための手段として設けるリモートアクセス機能は、ハードウェア構成として確立している既存の技術をベースに、ソフトウェア構成を新たに構築することによって、実現が可能である。
そこで、ここでは、既存のMFPにおけるハードウェアの構成の変更を必要とせず、メインコントローラのソフトウェア構成により上記リモートアクセス機能を備えるようにした実施装置例を説明する。なお、以下に示す実施装置は、あくまでも実施可能な例として、ソフトウェア構成によって構築する形態を示すものであり、新たなハードウェア構成により本発明を実施しても良く、ソフトウェア構成による実施例に限定する趣旨ではない。
図1において、MFP100は、原稿画像を読取るスキャナ132と、画像情報をもとに記録媒体へプリント出力を行うプロッタ134と、外部装置(同種のMFP、ファクシミリ装置或いは管理機能を持つPC等)とネットワークを介して交信するためのネットワークI/F170と、GUI(Graphical User Interface)を通じてユーザの操作によるジョブの処理要求や実行指示を受付け、ジョブの実行状況をユーザに知らせる操作パネル150と、処理に必要な各種データを格納するデータストレージ120を有する。
データストレージ120は、HDD(Hard Disc Drive)等の固定ストレージ122とメモリカード等のリムーバブルストレージ124よりなり、固定ストレージ122には、処理した文書・画像データを再利用が可能な所定の形式のデータとして蓄積したり、制御プログラム等の制御情報を格納する、リムーバブルストレージ124には、制御に用いられる、各種の機器管理情報、制御プログラム等の追加や変更が必要なデータを格納する。データストレージ120に格納されたこれらのデータは、後記で詳述するリモートアクセス機能により、他のMFPからの取得要求の対象になる。また、リモートアクセス機能により、他のMFPから取得したデータの複製(コピー)を格納する場所として、データストレージ120が利用される。
MFP100は、制御回路を搭載する制御基板として、装置全体を制御するメインコントローラとして機能する制御基板110と、メインコントローラの制御の下にスキャナ132、プロッタ134を制御する制御基板130を有する。後記(図4、参照)で詳述するリモートアクセス機能は、制御基板110に搭載され、他のMFPやPCが保持している文書・画像データや機器管理情報等の情報にアクセスし、情報を取得し、また、他のMFPからのアクセスに応答して、要求された情報を与える。
メインコントローラとして機能する制御基板110内のソフトウェアは、既存のMFPに採用されている構成を前提に、本実施形態で新たに必要となる機能を実現する要素を付加し、構築されている。
前提となるMFPのソフトウェア構成は、OS(Operating System)層230とミドルウェア層220とアプリケーション層210の3階層よりなるソフトウェア群よりなる。
アプリケーション層210のコピー・アプリ211,プリンタ・アプリ212,ファクス・アプリ213,スキャナ・アプリ214等のアプリは、MFPに備わるこれらの処理機能が利用される際に、各アプリのUI(User Interface)の画面制御、キー操作制御及びジョブ生成などアプリ固有の処理を行う画面表示制御プログラムがその主体となる。
また、OS層230とミドルウェア層220は、アプリからの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生させ、又ハードウェア資源を管理するために、各アプリで共通に必要となる処理を一元的に扱う。このために、ミドルウェア層220内にコントロールサービス(不図示)、システムリソースマネージャー(不図示)と、OS層230を有する。なお、ここで前提とするMFPのソフトウェア構成の詳細は、例えば、特開2004-7346号公報(同公報の図1、参照)、特開2004-7346号公報(同公報の図1、参照)に記載されているので、これらの記載を参照することとする。
リモートアクセス機能を実現するためのソフトウェアとして、アプリケーション層210にリモートファイル・アクセス・アプリ215が実装される。このアプリは、他のMFPからのアクセスに応答して、要求されたファイル等の情報を要求元に送信する処理を行う。また、ミドルウェア層220に実装されたネットワークリダイレクタ227は、他のMFPやPCのファイル等の情報にアクセスするためで、このソフトウェアによりネットワーク・クライアント機能を実現する。
リモートアクセス機能を動作させたときに、関連動作として行うユーザー認証及び機器設定管理は、それぞれミドルウェア層220に実装した認証モジュール223、機器設定管理モジュール225により行う。
まず、ネットワーク経由で他のMFPに蓄積された文書ファイルへアクセスする機能に係わる実施例を示す。
図3及び図4は、このアクセス機能に係わる実施例の動作を示すものである。
図3は、クライアントとなるMFPからサーバとなるMFPに対するアクセスを要求する際の動作イベントの遷移を示すものである。図3において、アクセス動作のシーケンスは、図中の (1) → (12) の順で実行される。
また、図4は、クライアントとなるMFP100cからネットワーク190を通じて、サーバとなるMFP100sのHDD122をアクセスする際の処理フローとして、図3に示した動作シーケンス実行時におけるMFP間の情報の流れを示すものである。なお、図4中の情報の流れを示す矢印には、図3中の動作シーケンスに対応付けて、シーケンス順を表す番号 (1) 〜 (12) を付す。
以下に、図3に示す動作イベントの遷移を参照して、サーバMFP100sの蓄積文書ファイルへのアクセス動作を説明する。
シーケンス (1):先ず、クライアントMFP100cは、ファイルのアクセスが可能なサーバMFP100sに、ネットワークI/F170及びネットワークリダイレクタ227を介して、ブラウズ要求を行う(イベントEv101)と、サーバMFP100sのリモートファイル・アクセス・アプリ215は、このブラウズ要求を受けて、コンピュータ名(:Mymfp01)を付して、ブラウズ応答を返す(イベントEv102)。
シーケンス (2):次に、クライアントMFP100cは、コンピュータ名(:Mymfp01)を特定して、サーバMFP100sにアクセスの対象となるリソース名を要求する(イベントEv103)。サーバMFP100sは、このブラウズ要求を受けて、アクセスの対象として、接続するリソース名(:share)を付して、リソース名応答を返す(イベントEv104)。
シーケンス (3):次に、クライアントMFP100cは、アクセスの対象として、接続要求をするサーバMFP100sにプロトコルネゴシエーション要求を行う(イベントEv105)と、サーバMFP100sは、この要求が適うことを確認し、その応答として、接続に必要なセッションセットアップ用画面を返す(イベントEv106)。
なお、ユーザー認証に失敗した場合には、認証結果をエラーメッセージの表示として、クライアントMFP100cからユーザーに知らせる。また、ユーザー認証に失敗した場合にユーザーID/パスワード等の再入力を促す画面の表示で対応する方法を採用することにより、偶発するエラーを防ぐことを可能にしても良い。
シーケンス (5):次に、セッションセットアップを受けて、クライアントMFP100cは、シーケンス (2)で得たリソース(\\Mymfp01\ share)を特定して、そのリソースへの接続要求を行う(イベントEv111)と、サーバMFP100sは、この接続要求を受けて、リソース接続応答を返す(イベントEv112)。
シーケンス (6):次に、リソース接続応答を受けて、クライアントMFP100cは、先のシーケンス (4) でユーザー名(“user01”とする)を登録しているので、“user01”のフォルダが、リソース(\\Mymfp01\ share)に存在することを問う(イベントEv113)と、サーバMFP100sは、この問合わせを受けて、フォルダが存在すれば、フォルダ:user01として、フォルダ情報の応答を返す(イベントEv114)。
図5は、操作パネル150の液晶タッチパネル152に表示されたリモートファイル・アクセスの操作画面の1例を示す。図5に示す液晶タッチパネル152の画面には、クライアントMFP100cがアクセスを要求するファイルのフォルダ・ファイル情報152a,152f,152c,152i,152v(後記で詳述)と、リモートアクセスにより読出したファイルを利用してクライアントMFP100cが行う画像出力等の処理モードの設定キー152k等を表示している。なお、図5に示す操作パネル150には、MFPのコピー・ファクス等の各種複合機能を選択する機能ボタンの1つに、リモートアクセス機能の起動時に操作するリモートファイルアクセスボタン151を設けている。
シーケンス (6) の動作では、フォルダ:user01の存在が確認されているので、この結果が、図5の画面上のフォルダ構成152fに反映されている。同図におけるフォルダ構成152fは、階層性を持たせた配列で各フォルダのアイコンを表示している。
シーケンス (7):アクセスしようとするファイルを特定するためには、フォルダ:user01の中味を知るファイル情報がさらに必要であり、その手順として、クライアントMFP100cは、シーケンス (6)で得たフォルダ(\\Mymfp01\ share\user01)を特定して、フォルダの構成を示すファイル情報の取得要求を行う(イベントEv115)と、サーバMFP100sは、この要求を受けて、搭載されているアプリケーション分の複数のフォルダが存在すれば(ここでは、フォルダ:copier,fax,printer,scanner とする)、そのフォルダ構成を示すフォルダ情報の応答を返す(イベントEv116)。
ただ、このファイル名等の書誌情報は、各ファイルの文書・画像データを蓄積するために用いているHDD122に格納されているので、コピーアプリケーション211を介して、HDD122をアクセスする必要がある。即ち、クライアントMFP100cからファイル情報の取得要求を受けるリモートファイル・アクセス・アプリ215は、コピーアプリケーション211に、この取得要求を行う(イベントEv118)。コピーアプリケーション211は、この取得要求を受け、HDD122にReadアクセスをかけて、ファイル情報を読出し(イベントEv1119)、取得したファイル情報を要求に対する応答として、リモートファイル・アクセス・アプリ215に渡す(イベントEv120)。
このとき、現在アクセスしているフォルダ(以下「カレントフォルダ」という)を、図5中のアドレス欄152aに“\\Mymfp01\ share\user01\ copier”として表示し、同図中のファイル表示欄152dには、フォルダ:copier内に、それぞれのファイル名が、報告書01.tiff,報告書02.pdf,出張旅費-01.tiffである、3つの画像データが入っていたとすると、各画像データの表示をファイル名の付いたアイコン152cにより行う。
(1) フォルダ構成を各フォルダのアイコンの配列で表現した表示画面上の対象アイコンへダブルクリック操作を行うことにより、カレントフォルダを対象アイコンのフォルダに変更する。
(2) 文書・画像データの各ファイルをアイコンで表現した表示画面上の対象アイコンへクリック操作を行うことにより、対象アイコンの文書・画像データのプレビュー表示を行う。なお、プレビュー表示は、図5の表示画面上のプレビュー表示欄152vで行う。
(3) 文書・画像データの各ファイルをアイコンで表現した表示画面上の対象アイコンへダブルクリック操作を行うことにより、対象アイコンの文書・画像データの拡大プレビュー表示を行う。
(4) 文書・画像データの各ファイルをアイコンで表現した表示画面上の対象アイコンへダブルクリック操作を行うことにより、対象アイコンの文書・画像データの属性情報の表示を行う。なお、属性情報の表示は、図5の表示画面上の文書情報表示欄152iで行い、表示内容は、例えば、所謂書誌情報やユーザー操作による設定情報等を含む。
リモートファイル・アクセスの入力画面のアイコンへの上記のような入力操作に伴い、ファイル情報の取得が新たに必要になれば、シーケンス (8) の動作を繰り返し行い、得たファイル情報を画面の表示に反映させる。
シーケンス (10):ファイルのオープンが可能であるとの応答を得たクライアントMFP100cは、次に、ファイルオープンを要求したファイルのReadアクセスを要求する(イベントEv127)。Readアクセス時には、ファイルオープンの要求と同じルートで行うので、クライアントMFP100cからファイルのRead要求を受けるリモートファイル・アクセス・アプリ215は、コピーアプリケーション211を介して、HDD122にRead要求を行い(イベントEv127,128)、この要求を受けてHDD122でファイルReadをスタートさせた時に、ファイルReadの応答をクライアントMFP100cに返す(イベントEv129,130)。コピーアプリケーション211は、HDD122でファイルReadを行い(イベントEv131)、読出されたファイルデータをリモートファイル・アクセス・アプリ215経由でクライアントMFP100cに送る(イベントEv132,133)。
「文書コピー」が選択されている場合、サーバMFP100sから受取ったデータは、クライアント内のストレージ120のHDDに転送され、そこに格納される。即ち、サーバMFP100sとクライアントMFP100cのHDD122間でデータを複製(コピー)する。
「プリント」「FAX送信」「E-mail送信」のいずれかが選択された場合、それぞれの画像出力処理に必要なアプリケーションを起動し、サーバMFP100sから取得したファイルデータを用いて処理を実行する。なお、「プリント」出力時の動作については、後記の実施例にて詳述する。
クライアントMFP100cは、上記のように、設定された処理モードに従ってサーバMFP100sから渡されるデータの転送処理を終え、ファイルReadが完了したことを確認して、この完了をリモートファイル・アクセス・アプリ215経由でコピーアプリケーション211に通知する(イベントEv134,135)。
シーケンス (12):次に、クライアントMFP100cは、シーケンス (9) でオープンしたファイル(\\Mymfp01\ share\user01\ copier\報告書01.tiff)をクローズする処理を行う。クローズの手順として、先ず、このファイルを特定して、クローズを要求する(イベントEv151)。クライアントMFP100cからファイルのクローズ要求を受けとるリモートファイル・アクセス・アプリ215は、コピーアプリケーション211を介して、HDD122にクローズの可否を問い(イベントEv152,153)、その結果を応答により得る(イベントEv154)。クローズが可能である、との応答結果を得たリモートファイル・アクセス・アプリ215は、この応答をクライアントMFP100cに返す(イベントEv155)。なお、シーケンス (12)のファイルのクローズ処理は、シーケンス (11)が不要であれば、Readアクセス(シーケンス (10))に続けて行う。
図3,4を参照して説明したリモートアクセス機能の実施例では、ネットワーク経由で他のMFPに蓄積された文書ファイルへアクセスする機能に係わる例を示したが、本実施例では、ネットワーク経由で他のMFPやサーバマシンに保持された機器管理情報(ユーザー情報、機器設定情報等)へアクセスする機能に係わる実施例を示す。
図6及び図7は、このアクセス機能に係わる実施例の動作を示すものである。
図6は、クライアントとなるMFPからサーバとなるMFPに対するアクセスを要求する際の動作イベントの遷移を示すものである。図6において、アクセス動作のシーケンスは、図中の (1) → (11) の順で実行される。
また、図7は、クライアントとなるMFP100cからネットワーク190を通じて、サーバとなるMFP100sの不揮発メモリ123をアクセスする際の処理フローとして、図6に示した動作シーケンス実行時におけるMFP間の情報の流れを示すものである。なお、図7中の情報の流れを示す矢印には、図6中の動作シーケンスに対応付けて、シーケンス順を表す番号 (1) 〜 (11) を付す。
以下に、図6に示す動作イベントの遷移を参照して、サーバMFP100sの不揮発メモリ123に保持されたユーザー情報、機器設定データ等の機器管理情報ファイルへのアクセス動作を説明する。
シーケンス (1):先ず、クライアントMFP100cは、ファイルのアクセスが可能なサーバMFP100sに、ネットワークI/F170及びネットワークリダイレクタ227を介して、ブラウズ要求を行う(イベントEv201)と、サーバMFP100sのリモートファイル・アクセス・アプリ215は、このブラウズ要求を受けて、コンピュータ名(:Mymfp01)を付して、ブラウズ応答を返す(イベントEv202)。
シーケンス (2):次に、クライアントMFP100cは、コンピュータ名(:Mymfp01)を特定して、サーバMFP100sにアクセスの対象となるリソース名を要求する(イベントEv203)。サーバMFP100sは、このブラウズ要求を受けて、アクセスの対象として、接続するリソース名(:share)を付して、リソース名応答を返す(イベントEv204)。
シーケンス (3):次に、クライアントMFP100cは、アクセスの対象として、接続要求をするサーバMFP100sにプロトコルネゴシエーション要求を行う(イベントEv205)と、サーバMFP100sは、この要求が適うことを確認し、その応答として、接続に必要なセッションセットアップ用画面を返す(イベントEv206)。
なお、ユーザー認証に失敗した場合には、認証結果をエラーメッセージの表示として、クライアントMFP100cからユーザーに知らせる。また、ユーザー認証に失敗した場合にユーザーID/パスワード等の再入力を促す画面の表示で対応する方法を採用することにより、偶発するエラーを防ぐことを可能にしても良い。
シーケンス (5):次に、セッションセットアップを受けて、クライアントMFP100cは、シーケンス (2)で得たリソース(\\Mymfp01\ share)を特定して、そのリソースへの接続要求を行う(イベントEv211)と、サーバMFP100sは、この接続要求を受けて、リソース接続応答を返す(イベントEv212)。
シーケンス (6):次に、リソース接続応答を受けて、クライアントMFP100cは、先のシーケンス (4) でユーザー名(ここに、管理者ユーザー名を“admin”とする)を登録しているので、“admin”のフォルダが、リソース(\\Mymfp01\ share)に存在するか、否かを問う(イベントEv213)と、サーバMFP100sは、この問合わせを受けて、フォルダが存在すれば、フォルダ:adminとして、フォルダ情報の応答を返す(イベントEv214)。
シーケンス (8):次に、クライアントMFP100cは、フォルダ内からアクセスの対象とするファイル(\\Mymfp01\ share\ admin \ Charge Counter.txt)を特定して、アクセスの手順として、先ず、このファイルのオープンを要求する(イベントEv219)。この機器管理情報ファイルは、不揮発メモリ123に格納されており、機器情報管理モジュール225で管理しているから、クライアントMFP100cからファイルのオープン要求を受けるリモートファイル・アクセス・アプリ215は、機器情報管理モジュール225にオープンの可否を問い(イベントEv220)、その結果を応答により得る(イベントEv221)。オープンが可能であれば、この応答結果を得たリモートファイル・アクセス・アプリ215は、この応答をクライアントMFP100cに返す(イベントEv222)。
クライアントMFP100cは、この転送処理を終え、ファイルReadが完了したことを確認して、この完了をリモートファイル・アクセス・アプリ215経由で機器情報管理モジュール225に通知する(イベントEv230,231)。
シーケンス (11):次に、クライアントMFP100cは、シーケンス (8) でオープンしたファイル(\\Mymfp01\ share\ admin \ Charge Counter.txt)をクローズする処理を行う。クローズの手順として、先ず、このファイルを特定して、クローズを要求する(イベントEv241)。クライアントMFP100cからファイルのクローズ要求を受けとるリモートファイル・アクセス・アプリ215は、機器情報管理モジュール225にクローズの可否を問い(イベントEv242)、その結果をClose応答により得る(イベントEv243)。クローズが可能である、との応答結果を得たリモートファイル・アクセス・アプリ215は、この応答をクライアントMFP100cに返す(イベントEv244)。なお、シーケンス (11)のファイルのクローズ処理は、シーケンス (10)が不要であれば、Readアクセス(シーケンス (9))に続けて行う。
上記したように、本案のリモートアクセス機能は、データの取得に引続く一連の処理フローにより、取得した文書ファイルデータを用いる画像出力処理を行うことを可能にしている。このリモートアクセス機能による画像出力処理は、先に図5で示したリモートファイル・アクセス操作画面の例では、「プリント」「FAX送信」「E-mail送信」の処理モードが設定キー152kへの操作により選択される。「プリント」キーが選択された場合に、本実施形態の印刷処理を実行する。
この印刷処理は、クライアントMFP100c側の制御基板110に搭載する印刷処理用のアプリをサーバMFP100s側のリモートファイル・アクセス・アプリ215に連携させることにより、実施することができる。
ここでは、リモートアクセス機能による画像出力処理の3形態を「リモート文書印刷処理 ( I ) 〜 (III )」として、以下に示す。
「リモート文書印刷処理 ( I ) 」
この実施形態のリモート文書印刷処理は、リモートアクセスの対象とした文書ファイルの全データをクライアントMFP100c側に複製した上で、複製したデータをもとに印刷処理を行うようにするものである。
図8は、本実施形態のリモート文書印刷処理のフローチャートを示す。
図8の処理フローによると、クライアントMFP100cでリモートアクセス機能による文書印刷処理がユーザーにより要求されると、サーバMFP100sは、この要求に応え、HDD122に格納された文書ファイルからアクセス対象として指示された文書ファイルを送信する。このとき、送信されるファイルデータは、全データをまとめてクライアントMFP100cにおける印刷処理用データの格納に用いるHDD122等の記憶場所に転送する方式でデータを送ることにより、サーバ側の文書をファイル単位でクライアント側に複製する(ステップS101)。
次に、クライアントMFP100cは、HDD122等の記憶場所に複製した1文書ファイルのデータを用いて、印刷処理を行う(ステップS102)。
印刷処理をした後、クライアントMFP100c側に複製した文書ファイルのデータは、文書をサーバMFP100s側で一元管理し、又記憶容量を節減するために、削除し(ステップS103)、この処理フローを終了する。
なお、上記の印刷処理でHDD122に複製された1文書ファイルのデータを用いて印刷処理を行うアプリは、ドキュメントボックス機能による印刷処理と同様であるから、ドキュメントボックス機能のアプリを利用することにより実施することが可能である。
この実施形態のリモート文書印刷処理方式は、リモートアクセスの対象とした文書ファイルのデータをクライアントMFP100c側にページ毎に複製した上で、複製したページ毎のデータをもとに印刷処理を行うようにするものである。上記のリモート文書印刷処理 ( I ) では、1文書ファイルの全データを複製するために、使用可能なリソースの状態によっては、容量が足りなくなる場合が生じる。本実施形態は、このようなリソースの状態でも、印刷処理を可能とするために、使用する記憶容量が小さくてすむ、ページ毎の処理方式を採用する。
図9は、本実施形態のリモート文書印刷処理のフローチャートを示す。
図9の処理フローによると、クライアントMFP100cでリモートアクセス機能による文書印刷処理がユーザーにより要求されると、サーバMFP100sは、この要求に応え、HDD122に格納された文書ファイルからアクセス対象として指示された文書ファイルを送信する。このとき、送信されるファイルデータは、1ページ毎にクライアントMFP100cにおける印刷処理用データの格納に用いる記憶場所に転送する方式でデータを送る。このため、先ず初期条件として、処理するページ:nを“n←1”とし(ステップS201)、サーバ側の文書を1ページから順に、ページ単位でクライアント側に複製する(ステップS202)。
次に、クライアントMFP100cは、印刷処理用データの格納に用いる記憶場所に複製した文書ファイルの1ページ目のデータを用いて、設定された枚数分の印刷処理を行う(ステップS203)。
印刷処理をした後、クライアントMFP100c側に複製した1ページ目のデータは、文書ファイルデータをサーバMFP100s側で一元管理し、又記憶容量を節減するために、削除する(ステップS204)。
次いで、ページ毎の印刷処理を管理するために、処理するページnを“n←n+1”とし(ステップS205)、次ページが未処理として残っているか、否かをページnをチェックする(ステップS206)。ここで、未処理ページがあれば、ステップS202に戻して、次ページの印刷処理を行うが、未処理ページがなければ、この処理フローを終了する。
なお、上記の印刷処理でページ毎のデータをもとに印刷処理を行うアプリは、コピー機能による印刷処理と同様であるから、コピーアプリを利用することにより実施することが可能である。
この実施形態のリモート文書印刷処理方式は、リモートアクセスの対象とした文書ファイルのデータが、複数のデータ形式でファイル化されている場合に、印刷処理を行うプロッタの機器条件に合わせたデータを選択することにより、適正な処理を可能とするものである。
図10は、複数データ形式のファイルの例を示すテーブルである。同図に示すテーブルは、ユーザーに見せるファイル名と複数の実ファイル名とを関連させて示したテーブルである。ユーザーに見せるファイル名は、図5のリモートファイル・アクセスの操作画面上の表示に示すように、報告書01.tiff,報告書02.pdfを1ファイルとして示すが、実際には、それぞれに4つのデータ形式の異なるファイルを含んでいる。図10に示す例では、テーブルの備考欄に示すように、画像データにおけるフルカラー/白黒の違い及び解像度の違いにより、ファイルのデータ形式を分けている。
例えば、操作画面上に表示されたファイルの1つを指定し、印刷処理をする場合、処理に用いるデータを1データ形式に限ってしまうと、クライアント側が持つプロッタ134によっては、カラー画像に対応できなかったり、解像度が異なる等の機器条件が適合しない場合が生じ、最適な動作が行われない。そこで、本実施形態では、機器条件を考慮して適合するデータ形式のファイルを選んで、アクセスすることで、最適動作を保証することを可能にする。
図11の処理フローによると、クライアントMFP100cでリモートアクセス機能による文書印刷処理がユーザーにより要求されると、サーバMFP100sは、この要求に応え、HDD122に格納された文書ファイルからアクセス対象として指示された文書ファイルを送信する。ただ、ここでは、リモートファイル・アクセスの操作画面上でアクセス対象として指示された文書ファイルは、実際には、複数データ形式のファイルからなる場合があり、最終的に印刷処理に適合する形式のファイルとしてアクセスする文書ファイルを特定するまでの一連の手順を必要とする。
手順としては、先ず、指示された文書ファイル名をもとに、図10に示したようなテーブルを参照して、このファイル名で登録された複数データ形式のファイルを検索する(ステップS301)。
次いで、検索結果として得たファイルが複数存在するか、否かをチェックする(ステップS302)。
ここで、検索されたファイルが1つであれば(ステップS302-NO)、直ちにこのファイルを指定して、ファイルデータの取得要求を行うことにより、クライアントMFP100cにおける印刷処理用データの格納に用いるHDD122等の記憶場所へファイルデータが転送され、サーバ側の文書ファイルがクライアント側に複製される(ステップS303)。
ここでは、ファイルの選択処理(ステップS304)に採用し得る方式として、“カラーモード優先”と“解像度優先”2方式の例を示す。
“カラーモード優先”
図12は、カラーモード優先方式によるファイル選択処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
図12の処理フローによると、先ずMFPの印刷モードの設定がカラー印刷か、否かをチェックし(ステップS401)、チェック結果により処理を分ける。
カラー印刷モードが設定されている場合には(ステップS401-YES)、「カラー」→「白黒」の順にファイルの存在をチェックし、最初に該当するファイルを選択する(ステップS402)。なお、解像度については、高解像度を優先させる。図10のフルカラー/白黒の違い及び解像度(600dpi,200dpi)の違いにより、ファイルのデータ形式を分けている場合を例にすると、「カラー・600dpi」→「カラー・200dpi」→「白黒・600dpi」→「白黒・200dpi」の順序で検索され、最初に検索されたファイルを選択する。
他方、カラー印刷モードが設定されていない場合には(ステップS401-NO)、「白黒」→「カラー」の順にファイルを検索し、最初に該当するファイルを選択する(ステップS402)。図10のフルカラー/白黒の違い及び解像度(600dpi,200dpi)の違いにより、ファイルのデータ形式を分けている場合を例にすると、「カラー・600dpi」→「カラー・200dpi」→「白黒・600dpi」→「白黒・200dpi」の順序で検索され、最初に検索されたファイルを選択する。
つまり、カラーモード優先方式では、フルカラー、白黒といった色を解像度に優先させて選択することを可能にする。
図13は、解像度優先方式によるファイル選択処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
図13の処理フローによると、先ずMFPの印刷モードの設定がカラー印刷か、否かをチェックし(ステップS501)、チェック結果により処理を分ける。
カラー印刷モードが設定されている場合には(ステップS501-YES)、「高解像度」→「低解像度」の順にファイルの存在をチェックし、最初に該当するファイルを選択する(ステップS502)。なお、色については、設定モードを優先させるので,このステップではカラーを優先させる。図10のフルカラー/白黒の違い及び解像度(600dpi,200dpi)の違いにより、ファイルのデータ形式を分けている場合を例にすると、「600dpi・カラー」→「600dpi・白黒」→「200dpi・カラー」→「200dpi・白」の順序で検索され、最初に検索されたファイルを選択する。
他方、カラー印刷モードが設定されていない場合にも(ステップS501-NO)、「高解像度」→「低解像度」の順にファイルを検索し、最初に該当するファイルを選択する(ステップS402)が、色については、設定モードを優先させるので,このステップでは白黒を優先させる。図10のフルカラー/白黒の違い及び解像度(600dpi,200dpi)の違いにより、ファイルのデータ形式を分けている場合を例にすると、「600dpi・白黒」→「600dpi・カラー」→「200dpi・白黒」→「200dpi・カラー」の順序で検索され、最初に検索されたファイルを選択する。
つまり、解像度優先方式では、解像度をフルカラー、白黒といった色に優先させて選択することを可能にする。
この取得要求に応え、クライアントMFP100cにおける印刷処理用データの格納に用いるHDD122等の記憶場所へファイルデータが転送され、サーバ側の文書ファイルがクライアント側に複製される(ステップS305)。
次に、クライアントMFP100cは、HDD122等の記憶場所に複製した文書ファイルのデータを用いて、印刷処理を行う(ステップS306)。
印刷処理をした後、クライアントMFP100c側に複製した文書ファイルのデータは、
文書ファイルデータをサーバMFP100s側で一元管理し、又記憶容量を節減するために、削除し(ステップS307)、この処理フローを終了する。
Claims (15)
- 情報入力手段と、
前記情報入力手段によって入力された情報を記憶する情報記憶手段と、
前記情報入力手段によって入力された画像情報、前記情報記憶手段に記憶された画像情報の少なくとも一方を処理対象として、画像出力に係わる処理を行う画像処理手段を有する画像処理装置であって、
前記情報入力手段は、ネットワークI/F経由で汎用ネットワークアクセスプロトコルを用いて、外部装置が記憶している情報にアクセスするリモートアクセス機能を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載された画像処理装置において、
前記リモートアクセス機能は、外部装置が記憶している情報にアクセスする際に、ユーザー識別情報を添付したアクセス要求を送信することを特徴とする画像処理装置。 - 前記リモートアクセス機能を使用するアクセス要求をGUIへの入力操作を通じて行うことが可能な請求項1又は2に記載された画像処理装置において、
前記GUIは、アクセスの対象としているカレント情報のアドレスを表示することを特徴とする画像処理装置。 - 前記リモートアクセス機能を使用するアクセス要求をGUIへの入力操作を通じて行うことが可能な請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理装置において、
前記GUIは、アクセスの対象となる情報をアイコンにて表示することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載された画像処理装置において、
前記GUIは、前記アイコンへの入力操作により、アクセスの対象とした情報の表示形態を、プレビュー表示、属性情報、拡大プレビュー表示、カレントフォルダへの移行の少なくともいずれかの形態へ変更することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載された画像処理装置において、
前記リモートアクセス機能を使用して、外部装置から得た情報の複製を前記情報記憶手段に記憶させる記憶制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記外部装置が画像処理装置である請求項1乃至6のいずれかに記載された画像処理装置において、
前記リモートアクセス機能を使用して、前記外部装置から得た画像情報を前記画像処理手段に処理させる制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項7に記載された画像処理装置において、
前記制御手段は、前記外部装置から得た処理対象となる全ページの画像情報を一旦前記情報記憶手段に記憶させ、該情報記憶手段から取出した画像情報を前記画像処理手段に処理させるようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項7に記載された画像処理装置において、
前記制御手段は、前記画像処理手段の処理動作に伴って、処理対象のページ画像情報を逐次外部装置から得るようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 処理対象となる画像情報が前記外部装置に複数のフォーマットで記憶されている請求項7に記載された画像処理装置において、
前記制御手段は、前記画像処理手段の画像処理モードに適応するフォーマットの画像情報を前記外部装置から得るようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記外部装置が画像処理装置である請求項1乃至10のいずれかに記載された画像処理装置において、
前記外部装置に記憶された機器管理情報を、前記リモートアクセス機能を使用して取得可能な情報の対象にし、取得した機器管理情報を本機に適用可能にしたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項11に記載された画像処理装置において、
前記リモートアクセス機能を使用して、前記外部装置から機器管理情報を複製する際に、該外部装置に記憶された機器管理情報の一部を複製の対象として指定可能にしたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記外部装置がファイルサーバの機能を持つ請求項1乃至12のいずれかに記載された画像処理装置において、
前記外部装置に置かれたファイルに付与された機器管理情報を、前記リモートアクセス機能を使用して取得可能な情報の対象にし、取得した機器管理情報を本機に適用可能にしたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項13に記載された画像処理装置において、
前記リモートアクセス機能を使用して、前記外部装置に置かれたファイルに付与された機器管理情報を取得する際に、該機器管理情報の一部を取得の対象として指定可能にしたことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1乃至14のいずれかに記載された画像処理装置において、
外部装置からのリモートアクセス機能によるアクセス要求に応じ、前記情報記憶手段に記憶された情報をネットワークI/F経由で送信する機能を備えたことを特徴とする画像処理装置。
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