JP2002127439A - インクジェットヘッドのキャッピング方法 - Google Patents

インクジェットヘッドのキャッピング方法

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JP2002127439A
JP2002127439A JP2000326408A JP2000326408A JP2002127439A JP 2002127439 A JP2002127439 A JP 2002127439A JP 2000326408 A JP2000326408 A JP 2000326408A JP 2000326408 A JP2000326408 A JP 2000326408A JP 2002127439 A JP2002127439 A JP 2002127439A
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JP
Japan
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ink
head
jet head
capping
cleaning liquid
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JP2000326408A
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English (en)
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Shigeru Osawa
成 大澤
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドをゴムシートに押し当てるだけのキャ
ッピング方法であっては、ヘッドなどの表面で固まった
インクが経年的に溜まっていき、正確なキャッピングが
できなくなってしまう場合があり、その信頼性に欠ける
ものであった。こうして、前記ノズルにインクが固まり
目詰まりを起こしてしまうと、そのインクの固まりを排
出させるために、大量の高価なインクで押し流さなけれ
ばならず、その費用はおろか、時間も費やしてしまって
いた。 【解決手段】 インクジェットヘッドを洗浄剤に浸漬さ
せ、次いで、その浸漬させた状態でインキを吐出させ、
次いで、インクジェットヘッドをキャップ素材に当接さ
せたインクジェットのキャッピング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドのキャッピング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタの発展は
めざましく、多色化、高速化、広幅化されてきている。
描画メディアも従来の紙だけでなく塩ビシートやクロス
など多様化している。これらのメディアに描画できるよ
うにインクは染料から顔料へ、水性以外にも油性や溶剤
系へと多様化している。しかし、水性インクに比べて、
油性インクや溶剤インクなどは揮発性が高く、固着する
までの時間が早いため、これらのインクを使用するプリ
ンタでは、長時間の放置における目詰まりを防ぐために
キャッピングを行っている。そのキャッピングの具体的
な手段としては、インクジェットヘッドのノズルをゴム
シートなどに押し当てる方法や、インクジェットヘッド
を覆うようにして空気を遮断し、インクの固化を防ぐ方
法などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】広幅なプリンタの場
合、ヘッドとメディアがぶつからないようにヘッドとメ
ディアの間を広めに空けて描画している。このとき、ヘ
ッドから吐出したインクの一部は、ヘッドが移動して発
生するような微妙な風の影響で舞い上がってしまう。そ
して、その舞い上がったインクは、ヘッドの周辺やノズ
ルの近傍に付着し、その部分で固まってしまう危険性が
あった。このような場合において、前記従来技術の前
者、即ち、ヘッドをゴムシートに押し当てるだけのキャ
ッピング方法であっては、ヘッドなどの表面で固まった
インクが経年的に溜まっていき、正確なキャッピングが
できなくなってしまう場合があり、その信頼性に欠ける
ものであった。また、後者の空気を遮断する場合も同様
にキャッピングができなくなってしまう場合があった。
こうして、前記ノズルにインクが固まり目詰まりを起こ
してしまうと、そのインクの固まりを排出させるため
に、大量の高価なインクで押し流さなければならず、そ
の費用はおろか、時間も費やしてしまっていた。また、
インクの特性によっては、目詰まりを起こした時点でヘ
ッドを交換しなければならないものもあった。尚、プリ
ンタの高速化にともない、ヘッドのノズル数も増加傾向
にあり、ノズル数が多くなるほど、インクの目詰まりの
恐れが顕著となり、もって、前述した問題も著しく顕著
なものとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
トヘッドを洗浄剤に浸漬させ、次いで、その浸漬させた
状態でインキを吐出させ、次いで、インクジェットヘッ
ドをキャップ素材に当接させたことを要旨とする。
【0005】
【作用】インクジェットヘッドの表面は、洗浄液で洗浄
され、また、ノズル内も洗浄液で満たされる。
【0006】
【実施例】1例を図1〜図3に示し説明する。インクジ
ェットプリンタのメンテナンスエリアには、インクジェ
ットヘッド1が位置している。符号2は、そのインクジ
ェットヘッド1にインクを供給するチューブであって、
そのチューブ2には、開閉可能な栓3が設けられてい
る。勿論、その栓3は、電気的制御によって開閉するも
のである。また、前記インクジェットヘッド1は、図示
せずの昇降装置によって上下動可能なものとなってお
り、後述する容器に対して接近・離隔可能となってい
る。前記メンテナンスエリアには、前述の容器4が配置
されており、その容器4には、洗浄液5が蓄えられてい
る。また、容器4には、洗浄液5が供給される注入口6
と、排出口7が設けられている。尚、その排出口7は、
洗浄液5が排出し易いように容器4の底面部に設けられ
ているが、完全に排出するために、前記容器4を傾斜さ
せて配置しても良い。勿論、排出口7の側が低くなるよ
うに配置するのである。符号6a、7aは、前記注入口
6や排出口7を開閉する栓である。
【0007】また、前記容器4の底面には、前記インク
ジェットヘッド1のノズル部(図示せず)が接触するゴ
ム状シート部材などからなるキャップ素材8が取り付け
られている。このゴム状シート部材の1例としては、シ
リコーンゴムやフッ素ゴム、エチレンプロピレンゴムな
どが挙げられる。また、前記洗浄液5は、使用するイン
クの成分と同じものが好ましい。インクジェットヘッド
1に内在するインクを希釈させる効果がある。具体的に
は、前記洗浄液5が溶剤系の場合には、セルソルブ系溶
剤などが好ましい例である。
【0008】次に、動作について説明する。描画終了
後、キャッピングを行うときには、栓6aを開き、容器
4内に洗浄液5を注入口2から注ぎ込む(図1参照)。
次いで、前記インクジェットヘッド1のチューブ2の栓
3を閉鎖すると共に、インクジェットヘッド1を下降さ
せ、前記洗浄液5に浸漬させ、中間位置で前記下降動作
を停止させる。この時、洗浄液5によって、インクジェ
ットヘッド1の周辺部の付着したインクが溶かされ洗浄
される(図2参照)。ここで、前記の洗浄を確実となす
ために、前記容器4の周りに超音波発生機を設置しても
良い。容器4と共に、洗浄液も振動させることで、イン
クジェットヘッド1に付着したインクを容易に溶解する
ことができ、もって、確実に洗浄することができる。次
いで、前記インクジェットヘッド1から数秒間インクを
吐出することで、インクジェットヘッド内のインクと洗
浄液の間に滞っている空気を排出することができる。こ
れにより、洗浄液は、インクジェットヘッド内に浸透す
ることになる。ここで、前記インクジェットヘッド1を
更に下降させ、その底面を前記キャップ素材8の上面に
接触させる。接触と言うよりは、若干、押圧する程度に
接触させる。これで、インクジェットヘッド1のキャッ
ピングが完了するが、最後に、栓7aを開き、排出口7
から汚れた洗浄液5を排出する(図3参照)。
【0009】
【発明の効果】本発明は、インクジェットヘッドを洗浄
剤に浸漬させ、次いで、その浸漬させた状態でインキを
吐出させ、次いで、インクジェットヘッドをキャップ素
材に当接させたので、インクジェットヘッド周辺部の汚
れや、ノズルの目詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す概略図。
【図2】動作を示す概略図。
【図3】動作を示す概要図
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド 2 チューブ 3 栓 4 容器 5 洗浄剤 6 注入口 6a 栓 7 排出口 7a 栓 8 キャップ素材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドを洗浄剤に浸漬さ
    せ、次いで、その浸漬させた状態でインキを吐出させ、
    次いで、インクジェットヘッドをキャップ素材に当接さ
    せたことを特徴とするインクジェットのキャッピング方
    法。
JP2000326408A 2000-10-26 2000-10-26 インクジェットヘッドのキャッピング方法 Pending JP2002127439A (ja)

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