JP2004215476A - モータの組合せ式固定子構造 - Google Patents

モータの組合せ式固定子構造 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの組合せ式固定子構造の提供。
【解決手段】複数の凹溝を具えた固定子本体と分解された複数の径方向の小歯を具え、この分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、各小歯の形状と寸法が、該凹溝内に挿入されて緊合するものとされる。該小歯が固定子本体に、単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起と溝及びダブル係止突起と溝により組み合わされて組合せ式固定子が形成される。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種のブラシレスモータの組合せ式固定子構造に係り、特に径方向と軸方向の各種弾性組立方法を具えたモータの組合せ式固定子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータの構造断面図である。図1に示されるように、周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータは、外固定子10、内回転子(図示せず)、外固定子本体12、歯部14、複数の巻線管15、及び複数のコイル17を具えている。図2は周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータの構造断面図である。図2に示されるように、周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータは内固定子20、外回転子(図示せず)、内固定子本体22、歯部24、複数の巻線管25、及び複数のコイル27を具えている。図1と図2に示されるように、これらの周知のブラシレスモータの固定子10、20の巻線は、重ねて巻き付ける或いは単一で巻き付ける方式のいずれであっても、その巻線の溝占有率が固定子自身の幾何形状の制限により有効に高められず、特に図1の周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータの固定子10は、その必要とする専用巻線機が、必要な機構の動作が煩瑣であるため高価である。このため図3に示される改善された周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータと図5に示される改善された周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータが提供された。図3は周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。図示されるように、この周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータは、外固定子30、外固定子本体32、複数の歯部34、複数のあり溝36、複数の巻線管35、及び複数のコイル37を具えている。図5は周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータの構造断面図である。図示されるように、この周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータは、内固定子40、内固定子本体42、複数の小歯44、複数のあり溝46、複数の巻線管45、及び複数のコイル47を具えている。この図3と図5に示されるブラシレスモータは固定子が固定子本体と複数の小歯に分解でき、先に巻線管に対する巻線を完成してから小歯を挿入し、さらにあり溝を利用して小歯と固定子本体を組み合わせる。図4は周知の改善した外固定子/内回転子ブラシレスモータの、あり溝組合せ方式の立体組立表示図である。図3と図5の改善したブラシレスモータは巻線コストを減らし、巻線溝占有率を高め、モータ効率を高める長所を有するが、これらの改善したブラシレスモータのあり溝組合せ方式は図4のように、必ず軸方向に組み合わせなければならず、軸方向の組立には難しさがある。さらにあり溝で組み合わせる方式は、あり溝自身の尖鋭角による厳重な応力集中が形成され、あり溝に亀裂が発生しやすい。
【0003】
図71に示される特許文献1の組合せ式外固定子モータは、材料節約の目的を達成するが、単一歯巻線時に巻線溝占有率を増加することができない。
【0004】
図72に示される周知の特許文献2の組合せ式外固定子モータは、材料節約の目的を達成し、且つ巻線時に単一歯巻線時に巻線溝占有率を増加でき、組立時に軸方向に組み合わせる必要がないが、セルフロック機能がなく別にケースを用いて固定しなければならず、間接放熱を行ない、且つ巻線時に外固定子部品が巻線機にあって一緒に巻線しなければならない。
【0005】
図73は周知の他励起式外固定子ブラシモータの断面図であり、このモータは、単歯巻線時にその必要とする専用巻線機の機構動作が複雑で価格が高い。
【0006】
以上が周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータの欠点である。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第6,265,804号明細書
【特許文献2】
米国特許第5,786,651号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
周知のブラシレス直流モータの固定子の構造上の欠点に対して、本発明は一種のモータの組合せ式固定子構造を提供する。それは、位置決めピンによる組立方式を採用して径方向及び軸方向の組立が周知のあり溝を利用した組立方式が軸方向の組立しか行えないのに較べて組立上の便利性と弾性を有し、巻線溝占有率を高め、巻線コストを減らすことができるものとする。且つ本発明の各種組立方式はいずれも尖鋭角の角がなく、ゆえに応力集中による亀裂を発生する恐れがないものとする。
【0009】
これにより、本発明の主要な目的は、一種のモータの組合せ式固定子構造を提供することにあり、それは、複数の分解された径方向の小歯が固定子本体の複数の凹溝内に挿入設置されることにより組合せ式固定子を形成するものとする。
【0010】
本発明のもう一つの目的は、一種のモータの組合せ式固定子構造を提供することにあり、それは、単一位置決めピン或いはダブル位置決めピンで複数の分解された径方向の小歯を固定子本体に連接することにより、組合せ式固定子を形成するものとする。
【0011】
本発明のまた別の目的は、一種のモータの組合せ式固定子構造を提供することにあり、それは、単一係止突起或いはダブル係止突起の方式で複数の分解された径方向の小歯を固定子本体に連接して組合せ式固定子を形成するものとする。
【0012】
本発明のまた別の目的は、一種のモータの組合せ式固定子構造を提供することにあり、それは、分解された外固定子本体と分解された小歯が単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、及びダブル係止突起の連接方式のいずれかにより組み合わされて外固定子を形成するものとする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、モータの組合せ式固定子構造において、
複数の凹溝を具えて各凹溝の少なくとも一側に半円形の凹孔が設けられた固定子本体と、
複数の分解された径方向の小歯とされ、歯冠と歯根を具え、該分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、且つ該歯冠の端面が円弧面とされ並びにそれと対応する回転子と適当な空隙を保持し、各小歯の歯根が固定子本体の凹溝の形状と寸法に合わせられ、該凹溝内に挿入されて緊密に結合するものとされ、該歯根の少なくとも一側に半円形の凹孔が設けられ、該歯根の二つの角部が面取り部とされて固定子本体への挿入に有利とされ、且つ各分解された径方向の小歯の歯根が各凹溝に挿入されて単一位置決めピンの連接方式で組み合わされて組合せ式固定子が形成される、上記複数の分解された径方向の小歯と、
位置決め用の複数の位置決めピンと、
絶縁材料で形成され、複数の上記小歯が挿入され、巻線に供される複数の巻線管と、
を具えたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、外固定子/内回転子モータに応用される、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項3の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、内固定子/外回転子モータに応用される、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項4の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、他励起式モータに応用された、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項5の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代わりにダブル位置決めピンで連接され、且つモータの組合せ式固定子が位置決めのための複数の位置決めピンを具えたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項6の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代わりに単一半円形係止突起を利用した連接方式で組み合わされてモータの組合せ式固定子が形成されたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項7の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代りにダブル半円形係止突起を利用した連接方式で組み合わされてモータの組合せ式固定子が形成されたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項8の発明は、請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根の、固定子本体との接触面の形状が、直線形、v形、円弧形及びその他の小歯の径方向の押し込みを妨害しない形状で組成された群より選択されて、固定子本体と密接に結合する形状とされたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造としている。
請求項9の発明は、他励起式モータの組合せ式固定子構造において、
外固定子本体とされ、複数の分解された小外固定子本体で組成され、各小外固定子本体が複数の凹溝を具えて、単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、ダブル係止突起で組成された群のうち選択された一種類の連接方式と凹溝で組み合わされて該外固定子本体が形成された、上記外固定子本体と、
複数の分解された径方向の小歯とされ、歯冠と歯根を具え、該分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、且つ該歯冠の端面が円弧面とされ並びにそれと対応する回転子と適当な空隙を保持し、各小歯の歯根が固定子本体の凹溝の形状と寸法に合わせられ、該凹溝内に挿入されて緊密に結合するものとされ、該歯根の二つの角部が面取り部とされて固定子本体への挿入に有利とされ、且つ各分解された径方向の小歯の歯根が各凹溝に挿入されて単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、ダブル係止突起で組成された群のうち選択された一種類の連接方式により外固定子本体と組み合わされて、組合せ式固定子を形成する、上記複数の分解された径方向の小歯と、
位置決め用の複数の位置決めピンと、
絶縁材料で形成され、複数の上記小歯が挿入され、巻線に供される複数の巻線管と、
を具えたことを特徴とする、他励起式モータの組合せ式固定子構造としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
上述の目的を達成するため、本発明のモータの組合せ式固定子構造は、複数の凹溝を具えた固定子本体と分解された複数の径方向の小歯を具え、この分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、各小歯の形状と寸法が、該凹溝内に挿入されて緊密に接合するものとされる。該小歯が固定子本体に、単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起と溝及びダブル係止突起と溝により組み合わされて組合せ式固定子が形成される。
【0015】
【実施例】
〔外固定子/内回転子ブラシレスモータの実施例〕
図6は本発明の単一位置決めピンを具えた外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。図示されるように、本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータは、外固定子50と内回転子(図示せず)を具えている。該外固定子50は外固定子本体52、複数の小歯54、複数の位置決めピン72(図36参照)、複数の巻線管55、及び複数のコイル57を具えている。図18は本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータに用いられる外固定子本体52の断面図であり、図30は本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータに用いられる複数の分解された径方向の小歯の断面配置図である。図18、図30に示されるように、該外固定子本体52の内側端に固定子歯数により平均して複数の凹溝53が分配設置されて同数の複数の小歯54が収容される。そのうち複数の小歯54は図1の周知のモータの外固定子12を実際に必要な歯数により分解して形成される。また図30に示されるように、各小歯54は歯冠61と長方形の歯根63を具え、該小歯54は透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねて形成される(図36参照。)。且つ該歯冠61の端面64は円弧面とされると共にそれと対応する回転子(図示せず)と適当な空隙(図示せず)を保持している。各小歯54の該歯根63は外固定子本体52の凹溝53の形状と寸法に合わせて、該凹溝53内に挿入されて密接に結合するよう形成され、この長方形の歯根63の二つの角部は面取り部65とされて外固定子本体52が挿入されやすい。
【0016】
分解された径方向の各小歯54の歯根63は対応する凹溝53に挿入されて単一位置決めピンにより連接されて外固定子/内回転子ブラシレスモータが形成される。図18に示されるように、各凹溝53の内部の一側には半円形の凹孔56があり、分解された径方向の各小歯54の歯根63の一側にも半円形の凹孔66があり、その位置は各小歯54の歯根63が対応する凹溝53に挿入され密接に結合された後に該凹溝53内の半円形の凹孔56と対向し該凹溝53の一側と小歯54の歯根63の一側が組合せ孔58を形成する位置とされる。また複数の巻線管55は絶縁材料で形成されて複数の小歯54が挿入されて巻線に供される。
【0017】
図36は本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータの組立ステップを示す斜視図である。図36に示されるように、モータ固定子を組み立てる時、第1ステップでは、製造完成した外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52を適当に放置する。第2ステップでは巻線管55に巻線した複数のコイル57を外固定子本体52内の適当な位置に放置する。第3ステップでは分解された径方向の各小歯54を軸心より外向きに、矢印71で示される径方向に外固定子本体52内側の凹溝53内に挿入する。第4ステップで、外固定子/内回転子ブラシレスモータの組立の目的を達成する。径方向の組立により各歯根63に面取り部65が設けられ、ゆえに組立時に図4に示される従来の技術で軸方向に組み合わされるあり溝方式に較べて容易且つ快速である。且つ単一歯巻線時に巻線時の溝占有率を増加でき、巻線時に巻線管に対して巻線機で一緒に巻線でき、さらに重要なことは凹溝に組み付ける時に各一つの歯がそれぞれ逐一軸中心より径方向に簡単に組み付けられ、その後、位置決めピンで固定されるため、セルフロック機能を有し、ゆえに別に部品を加えて固定する必要がない。
【0018】
本発明の組合せ式外固定子/内回転子モータの組立は以下のいずれかの連接方式を採用して達成される。即ち、1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の位置決め方式、4.ダブル係止突起の位置決め方式、以上である。
【0019】
単一位置決めピンの連接方式の固定子構造については前述したとおりである。ダブル位置決めピンの連接方式については、図11、図21、図33を参照されたい。図11、21、33に示されるように、各外固定子本体52の凹溝53内部の両側にそれぞれ一つの半円形の凹孔56が設けられ(図21)、分解された径方向の各小歯54の歯根63の両側にも半円形の凹孔66が設けられ(図33)、その位置は、各小歯54の歯根63が各凹溝53に挿入し密接に結合された後に該凹溝53内の二つの半円形の凹溝56と対応し、該凹溝53の両側と該小歯54の歯根63の両側が二つの組合せ孔58(図9参照)を形成する位置とされる。その組立のステップは図36と同じであり、ただ各小歯54が2本の位置決めピン72を必要とする。
【0020】
単一係止突起の連接方式の固定子構造については、図12、24、37に示されるようであり、各外固定子本体52(図24)の凹溝53内部の一側に半円形の突起62が設けられ、分解された径方向の各小歯54(図12)の歯根63の一側に半円形の凹孔66が設けられ、その位置が、各小歯54の歯根63が各凹溝53に挿入し密接に結合された後に該小歯54の半円形の凹孔66が該凹溝53内の半円形の突起62が対応嵌合する位置とされる。図37は本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータを単一係止突起を使用して組み立てるステップを示す。図37に示されるように、このモータ固定子の組立時のステップは以下のとおりである。第1ステップで、巻線管55に巻線した複数のコイル57を適当に放置する。第2ステップで、単一の小歯54を軸心より外向きに、矢印矢印71で示される径方向に巻線管55内に挿入する。第3ステップで、小歯54を挿入したコイル57を矢印77に示される軸方向に外固定子50の外固定子本体52内の凹溝53内に挿入すると共に、小歯54の半円形の凹孔66と凹溝53の半円形の突起62を相互に嵌合させる。第4ステップで、最後に外固定子/内回転子モータの固定子の組立を完成する。外固定子50を組み立てる時には、小歯54を挿入した巻線管55を、一緒に軸方向に外固定子本体52内に圧入するが、もし一回に一つを圧入する場合は、配線の問題が生じるため、この設計はけい素鋼板の積み重ねが少ないモータに適している。
【0021】
ダブル係止突起の連接方式の固定子構造は、図15、図27に示されるとおりであり、各外固定子本体52(図27)の凹溝53内部の両側にそれぞれ一つの半円形の突起62が設けられ、分解された径方向の各小歯54(図15)の歯根63の両側に半円形の凹孔66が設けられている。その位置は、各小歯54の歯根63が凹溝53に挿入され密接に結合された後に、小歯54の二つの半円形の凹孔66と凹溝53内の二つの半円形の突起62が相互に嵌合する位置とされる。このモータ固定子を組み立てる時の組立ステップは図37に示されるものと同じであるため、説明は省略する。
【0022】
以上の単一係止突起の連接方式或いはダブル係止突起の連接方式のいずれも、周知の図4に示されるあり溝の連接方式による組立に較べると、相互に嵌合する小歯54の半円形の凹孔66と凹溝53内の半円形の突起62に尖った角がなく、ゆえに応力集中による亀裂発生の恐れがない。
【0023】
以上の各種の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子50は複数の分解された径方向の各小歯54と一つの外固定子本体52は以下の4種類の連接方式により組み立てられる。即ち、1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の位置決め方式、4.ダブル係止突起の連接方式である。
【0024】
図7は図6中で使用される単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部541が、直線形から円弧形切欠きに改変された実施例の表示図である。図19は図18中で使用される単一位置決めピンで連接方式の外固定子本体を示し、径方向小歯の矩形歯根底部接触面531が、直線形から円弧形切欠きに改変された実施例の表示図である。図31は図30中の単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部の、外固定子本体との接触面631が、直線形から円弧形切欠きに改変された実施例表示図である。、図10、図13、図16はいずれも本発明の組合せ式外固定子/内回転子モータの外固定子の径方向小歯の矩形の歯根の底部541に円弧形切欠きが加えられた時の組合せ表示図である。以上の全ての組立方式はいずれも本発明の組合せ式外固定子/内回転子モータの外固定子の径方向小歯の、その矩形歯根底部に円弧形切欠きを未形成の時の組合せと同じである。図22、図25、図28はいずれも固定子の径方向小歯の矩形歯根底部との接触面531が、直線形から円弧形切欠きに改められた実施例表示図である。図34は径方向小歯の矩形歯根底部の外固定子本体との接触面631が直線形から円弧形切欠きに改められた実施例表示図である。
【0025】
図8は図6中の単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部541が直線形からv形切欠きに改められた実施例を示す。図20は図18中に使用される単一位置決めピン連接方式の固定子本体を示し、その径方向の小歯の矩形歯根底部との接触面531は、直線形からv形に改められている。図32は図30に使用される単一位置決めピン連接方式の径方向の小歯の矩形歯根底部を示し、外固定子本体との接触面631は直線形からv形に改められている。図11、図14、図17は本発明の組合せ式外固定子/内回転子モータの径方向の小歯の矩形歯根底部541にv形の切欠きが加えられた時の組合せ表示図であり、全ての組合せ方式は完全に本発明の組合せ式外固定子/内回転子モータの外固定子の径方向小歯の矩形歯根底部にv形切欠きを形成しない時の組合せと同じである。図23、図26、図29はいずれも固定子本体の径方向小歯の矩形歯根底部との接触面531が、直線形からv形切欠きに改められた実施例を示す。図23、26はいずれも径方向小歯の矩形歯根底部の、固定子本体との接触面631が、直線形からv形切欠きに改められている。
【0026】
外固定子の分解された径方向の各小歯の外固定子本体との接触面はv形凸塊或いは円弧形凸塊とされるか、或いはその他の各小歯の径方向の押し込みを妨害せず、外固定子本体と密接に結合される任意の形状とされ、上述の径方向小歯の矩形の歯根底部に加えられたv形切欠き或いは円弧形切欠きと相似であるため、説明は省略する。
【0027】
図70は本発明の図18の外固定子本体52と図24の外固定子本体52のパンチ加工表示図である。図18の外固定子本体52(単一位置決めピンによる連接方式に用いられる)及び図24の外固定子本体52(単一係止突起による連接方式に用いられる)の違いは一つのパンチホール工程であり、これにより連続パンチ加工の型の設計は一緒に企劃でき、パンチ加工過程で、ただこのパンチホール工程を作動させるかさせないかにより二種類の異なる設計の部品を形成でき、大幅に型の開発コストを減らすことができる。
【0028】
〔内固定子/外回転子ブラシレスモータの実施例〕
図38は本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータの断面図である。図38に示されるように、本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータは、内固定子80と外回転子(図示せず)を具えている。該内固定子80は内固定子本体82、複数の小歯84、複数の位置決めピン98(図50参照)、複数の巻線管85、及び複数のコイル87を具えている。図52は本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータに用いられる内固定子本体82の断面図であり、図64は本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータに用いられる複数の分解された径方向の小歯の断面配置図である。図52、図64に示されるように、該内固定子本体82の内側端に固定子歯数により平均して複数の凹溝83が分配設置されて同数の複数の小歯84が収容される。そのうち複数の小歯84は実際に必要な歯数により分解して形成される。また図64に示されるように、各小歯84は歯冠91と長方形の歯根93を具え、該小歯84は透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねて形成される(図50参照。)。且つ該歯冠91の端面92は円弧面とされると共にそれと対応する外回転子(図示せず)と適当な空隙(図示せず)を保持している。各小歯84の該歯根93は内固定子本体82の凹溝83の形状と寸法に合わせて、該凹溝83内に挿入されて密接に結合するよう形成され、この長方形の歯根93の二つの角部は面取り部95とされて内固定子本体82への挿入を行い易くするものとされる。
【0029】
分解された径方向の各小歯84の歯根93は対応する凹溝83に挿入されて単一位置決めピンにより連接されて内固定子/外回転子ブラシレスモータが形成される。図52に示されるように、各凹溝83の内部の一側には半円形の凹孔86があり、分解された径方向の各小歯84の歯根93の一側にも半円形の凹孔96があり、その位置は各小歯84の歯根93が対応する凹溝83に挿入され密接に結合された後に該凹溝83内の半円形の凹孔86と対向し該凹溝83の一側と小歯84の歯根93の一側が組合せ孔88を形成する位置とされる。また複数の巻線管85は絶縁材料で形成されて複数の小歯84が挿入されて巻線に供される。
【0030】
本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータの組立ステップは図36に示される外固定子/内回転子ブラシレスモータの組立ステップと完全に類似である。図50は本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータの組立ステップの立体図である。図50に示されるように、このモータ固定子の組立時には、第1ステップとして、製造完成した内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82を適当に放置する。第2ステップでは巻線管85に巻線した複数のコイル87を内固定子本体82内の適当な位置に放置する。第3ステップでは分解された径方向の各小歯84を外から軸心に向けて内固定子本体82の凹溝83内に挿入する。並びに逐一位置決めピン98(図50)をそれに対応する組合せ孔88内に挿入する。第4ステップで、内固定子/外回転子ブラシレスモータの組立の目的を達成する。径方向の組立により各歯根93に面取り部95が設けられ、ゆえに組立時に図4に示される従来の技術で軸方向に組み合わされるあり溝方式に較べて容易且つ快速である。
【0031】
本発明の組合せ式内固定子/外回転子モータの組立は以下のいずれかの連接方式を採用して達成される。即ち、1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の位置決め方式、4.ダブル係止突起の位置決め方式、以上である。
【0032】
単一位置決めピンの連接方式の固定子構造については前述したとおりである。ダブル位置決めピンの連接方式については、図41、図55、図67を参照されたい。図41、図55、図67に示されるように、各内固定子本体82の凹溝83内部の両側にそれぞれ一つの半円形の凹孔86が設けられ(図55)、分解された径方向の各小歯84の歯根93の両側にも半円形の凹孔96が設けられ(図67)、その位置は、各小歯84の歯根93が各凹溝83に挿入し密接に結合された後に該凹溝83内の二つの半円形の凹溝86と対応し、該凹溝83の両側と該小歯84の歯根93の両側が二つの組合せ孔58(図41参照)を形成する位置とされる。その組立のステップについては図50と同じであるが、ただ各小歯84が2本の位置決めピンを必要とする。
【0033】
単一係止突起の連接方式の固定子構造については、図44、58に示されるようであり、各内固定子本体82(図58)の凹溝83内部の一側に半円形の突起92が設けられ、分解された径方向の各小歯84(図44)の歯根93の一側に半円形の凹孔96が設けられ、その位置が、各小歯84の歯根93が各凹溝83に挿入し密接に結合された後に該小歯84の半円形の凹孔96が該凹溝83内の半円形の突起92が対応嵌合する位置とされる。その組立の連接方式と図37の外固定子/内回転子ブラシレスモータの単一係止突起の連接方式は完全に類似する。図51は本発明の内固定子/外回転子ブラシレスモータの単一係止突起を使用した連接方式の立体図である。このモータ固定子を組み立てる時の組立ステップは以下のとおりである。第1ステップで、巻線管85に巻線した複数のコイル87を適当に放置する。第2ステップで、単一の小歯84を外から軸心に向けて、巻線管85内に挿入する。第3ステップで、小歯84を挿入したコイル87を軸方向に内固定子80の内固定子本体82内の凹溝83内に挿入すると共に、小歯84の半円形の凹孔96と凹溝83の半円形の突起92を相互に嵌合させる。第4ステップで、最後に内固定子/外回転子モータの固定子の組立を完成する。内固定子80を組み立てる時には、小歯84を挿入した巻線管85を、一緒に軸方向に内固定子本体82内に圧入するが、もし一回に一つを圧入する場合は、配線の問題が生じるため、この設計はけい素鋼板の積み重ねが少ないモータに適している。
【0034】
ダブル係止突起の連接方式の固定子構造は、図47、図61に示されるとおりであり、各内固定子本体82(図61)の凹溝83内部の両側にそれぞれ一つの半円形の突起92が設けられ、分解された径方向の各小歯84(図47)の歯根93の両側に半円形の凹孔96が設けられている。その位置は、各小歯84の歯根93が凹溝83に挿入され密接に結合された後に、小歯84の二つの半円形の凹孔96と凹溝83内の二つの半円形の突起62が相互に嵌合する位置とされる。このモータ固定子を組み立てる時の組立ステップは図51に示されるものと同じであるため、説明は省略する。
【0035】
以上の単一係止突起の連接方式或いはダブル係止突起の連接方式のいずれも、周知の図4に示されるあり溝の連接方式による組立に較べると、相互に嵌合する小歯84の半円形の凹孔96と凹溝83内の半円形の突起92に尖った角がなく、ゆえに応力集中による亀裂発生の恐れがない。同様に、内固定子の分解された径方向の各小歯の矩形歯根の内固定子本体の接触面841は直線形、v形、円弧形或いはその他の各小歯の径方向圧入を妨害せず内固定子本体と密接に結合される任意の形状とされる。さらに実際の設計の必要に応じて変形が可能で、例えば、内固定子の分解された径方向の各小歯の矩形の歯根底部にv形の切欠き或いは円弧形の切欠きが設けられたり、或いはv形凸塊或いは円弧形凸塊と有するものとされ得て、径方向小歯の内固定子本体への固定時の安定度を高め、その連接の方式は、1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の位置決め方式、4.ダブル係止突起の連接方式のいずれかとされる。
【0036】
図39は図38中で使用される単一位置決めピン連接方式の径方向小歯を示し、その矩形歯根底部841は直線形から円弧形切欠き形状に改められている。図53は図52中で使用される単一位置決めピン連接方式の固定子本体であり、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面831は直線形から円弧形切欠き形状に改められている。図65は図64中で使用される単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部を示し、その内固定子本体との接触面941は、直線形から円弧形切欠きに改められている。図42、図45、図48はいずれも本発明の組合せ式内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子の径方向小歯の矩形歯根底部841に円弧形切欠きを加えた時の組合せ表示図であり、基本的に全ての組立方式は完全に本発明の組合せ式内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子の径方向小歯の矩形歯根底部に円弧形切欠きを加えない時の組合せと同じである。図56、図59、図62はいずれも本発明の内固定子本体の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面831が、直線形から円弧形切欠きとされた状態を示す。図68は径方向小歯の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面641が直線形から円弧形切欠きに改められた状態を示す。
【0037】
図40は図38中で使用される単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部841が直線形からv形に改められた状態を示す。図54は図52中で使用される単一位置決めピン連接方式の内固定子本体の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面831が直線形からv形切欠きに改められた状態を示す。図66は図64に使用される単一位置決めピン連接方式の径方向小歯の矩形歯根底部の内固定子本体との接触面641が直線形からv形切欠きに改められた状態を示す。図43、図46、図49は本発明の組合せ式内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子の径方向小歯の矩形歯根底部841にv形切欠きを設けた時の組合せ表示図であり、全ての組立方式は完全に本発明の組合せ式内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子の径方向小歯の矩形歯根底部にv形切欠きを設けない時の組合せと同じである。図57、図60、図63はいずれも内固定子本体の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面831が、直線形よりv形切欠きに改められた状態を示す。図69は径方向小歯の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面641が直線形よりv形切欠きに改められた状態を示す。
【0038】
内固定子の分解された径方向小歯の矩形歯根底部の内固定子本体との接触面はv形凸塊或いはその他の各小歯の径方向挿入を妨害せずに内固定子本体と密接に結合させられる任意の形状とされ得て、上述の径方向小歯の矩形歯根底部にv形切欠き或いは円弧形切欠きを設けた実施例と相似であるため、説明は省略する。
【0039】
〔他励起式ブラシモータ〕
本発明の組合せ式固定子構造は他励起式ブラシモータに応用される時、その組合せ式固定子構造は、外固定子本体101、或いは複数の分解された小外固定子本体105を具え、各小外固定子本体は複数の凹溝を具え、1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の位置決め方式、4.ダブル係止突起の位置決め方式、のいずれかの方式で組み合わされて外固定子本体を形成する。
【0040】
複数の分解された径方向の各小歯102は、歯冠と歯根を具え、この分解された径方向の各小歯は透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねて形成される。且つ該歯冠の端面は円弧面とされると共にそれと対応する回転子と適当な空隙を保持している。各小歯の該歯根は固定子本体の凹溝の形状と寸法に合わせて、該凹溝内に挿入されて密接に結合するよう形成され、歯根の二つの角部は面取り部とされて固定子本体への挿入が行い易い。且つ分解された径方向の各小歯の歯根は対応する凹溝に挿入されて単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、ダブル係止突起の連接方式のいずれかにより固定子本体と組み合わされ、こうして組合せ式固定子が形成され、且つこの他励起式ブラシモータの組合せ式固定子もまた複数の位置決めピン103を位置決めに用いている。複数の巻線管104は絶縁材料で形成されて複数の小歯が挿入されて巻線に供される。
【0041】
本発明の他励起式ブラシモータの組合せ式固定子の構造は、単一歯巻線時に必要な巻線機の機構動作が単純で且つ生産が快速で価格が低い。
【0042】
各小外固定子本体と分解された径方向の各小歯は、いずれも1.単一位置決めピンの連接方式、2.ダブル位置決めピンの連接方式、3.単一係止突起の連接方式、4.ダブル係止突起の連接方式のいずれかにより組み合わされて組合せ式固定子構造を形成する。図74、図75、図76、図77、図78、図79は本発明の組合せ式固定子構造を、他励起式二極外固定子ブラシモータの外固定子に応用した異なる機種の組合せ方式の断面図であり、その他の組合せ方式については説明を省略する。
【0043】
図80、81、82、83、84、85は本発明の組合せ式固定子構造を、他励起式四極外固定子ブラシモータの外固定子に応用した異なる機種の組合せ方式の断面図であり、その他の組合せ方式については説明を省略する。
以上は本発明の実施例の説明であり、本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【0044】
【発明の効果】
周知のブラシレス直流モータの固定子の構造上の欠点に対して、本発明は一種のモータの組合せ式固定子構造を提供する。それは、位置決めピンによる組立方式を採用して径方向及び軸方向の組立が周知のあり溝を利用した組立方式が軸方向の組立しか行えないのに較べて組立上の便利性と弾性を有し、巻線溝占有率を高め、巻線コストを減らすことができるものとする。且つ本発明の各種組立方式はいずれも尖鋭角の角がなく、ゆえに応力集中による亀裂を発生する恐れがないものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータの構造断面図である。
【図2】周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータの構造断面図である。
【図3】周知の外固定子/内回転子ブラシレスモータのあり溝組合せ方式の固定子構造の断面図である。
【図4】周知の改善後の外固定子/内回転子ブラシレスモータのあり溝を利用した立体組合せ表示図である。
【図5】周知の内固定子/外回転子ブラシレスモータのあり溝組合せ方式の固定子構造の断面図である。
【図6】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図7】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図8】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図9】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図10】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図11】本発明のダブル単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図12】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図13】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図14】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図15】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図16】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図17】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図18】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の断面図である。
【図19】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図20】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図21】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の断面図である。
【図22】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図23】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図24】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の断面図である。
【図25】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図26】本発明の単一係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図27】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の断面図である。
【図28】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図29】本発明のダブル係止突起連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの外固定子本体52の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図30】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の断面配置図である。
【図31】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の矩形歯根底部の、外固定子本体との接触面が、直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図32】本発明の単一位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の矩形歯根底部の、外固定子本体との接触面が、直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図33】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の断面配置図である。
【図34】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の矩形歯根底部の、外固定子本体との接触面が、直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図35】本発明のダブル位置決めピン連接方式の外固定子/内回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯54の矩形歯根底部の、外固定子本体との接触面が、直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図36】本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータに用いられ単一位置決めピンを使用した連接方式の組立ステップの立体表示図である。
【図37】本発明の外固定子/内回転子ブラシレスモータに用いられ単一係止ピンを使用した連接方式の組立ステップの立体表示図である。
【図38】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図39】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図40】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図41】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図42】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図43】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図44】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図45】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図46】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図47】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの断面図である。
【図48】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図49】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの径方向小歯の矩形歯根底部が直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図50】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの組立表示図である。
【図51】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの組立表示図である。
【図52】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の断面図である。
【図53】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図54】本発明の単一位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図55】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の断面図である。
【図56】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図57】本発明のダブル位置決めピン連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図58】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の断面図である。
【図59】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図60】本発明の単一係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図61】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の断面図である。
【図62】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形より円弧形切欠きとされた表示図である。
【図63】本発明のダブル係止突起連接方式による内固定子/外回転子ブラシレスモータの内固定子本体82の、径方向小歯の矩形歯根底部との接触面が、直線形よりv形切欠きとされた表示図である。
【図64】本発明の単一位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の断面配置図である。
【図65】本発明の単一位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面が、直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図66】本発明の単一位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面が、直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図67】本発明のダブル位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の断面配置図である。
【図68】本発明のダブル位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面が、直線形から円弧形切欠きに改められた表示図である。
【図69】本発明のダブル位置決めピン連接方式の内固定子/外回転子ブラシレスモータの複数の分解された径方向の各小歯84の矩形歯根底部の、内固定子本体との接触面が、直線形からv形切欠きに改められた表示図である。
【図70】図18及び図24の外固定子本体52のプレス加工表示図である。
【図71】周知の特許文献1の組合せ式外固定子モータの構造断面図である。
【図72】周知の特許文献2の組合せ式外固定子モータの構造断面図である。
【図73】周知の他励起式ブラシモータの外固定子の断面図である。
【図74】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は分解されず、径方向小歯の歯根部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図75】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一位置決めピン連接方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図76】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一半円形係止突起方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部底部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図77】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は分解されず、径方向小歯の歯根部底部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【図78】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一位置決めピン方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【図79】本発明の他励起式二極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一半円形係止突起方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【図80】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は分解されず、径方向小歯の歯根部底部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図81】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一位置決めピン方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図82】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一半円形係止突起方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル位置決めピン方式で固定子本体と組み合わされる。
【図83】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は分解されず、径方向小歯の歯根部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【図84】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一位置決めピン方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【図85】本発明の他励起式四極外固定子ブラシモータの断面図であり、そのうち固定子本体は単一半円形係止突起方式で組み合わされ、径方向小歯の歯根部がダブル半円形係止突起方式で固定子本体と組み合わされる。
【符号の説明】
50 外固定子
52 外固定子本体
53 凹溝
54 小歯
55 巻線管
56 凹孔
57 コイル
58 孔
61 歯冠
62 突起
63 歯根
64 端面
65 面取り部
66 凹孔
68 位置決めピン
72 位置決めピン
73 矢印
77 矢印
80 内固定子
82 内固定子本体
83 凹溝
84 小歯
85 巻線管
86 凹孔
87 コイル
88 孔
91 歯冠
92 突起
93 歯根
94 小歯
95 面取り部
96 凹孔
10 外固定子本体
102 小歯
103 位置決めピン
104 巻線管
105 小外固定子本体
531 接触面
541 接触面
631 接触面
831 接触面
841 接触面
941 接触面

Claims (9)

  1. モータの組合せ式固定子構造において、
    複数の凹溝を具えて各凹溝の少なくとも一側に半円形の凹孔が設けられた固定子本体と、
    複数の分解された径方向の小歯とされ、歯冠と歯根を具え、該分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、且つ該歯冠の端面が円弧面とされ並びにそれと対応する回転子と適当な空隙を保持し、各小歯の歯根が固定子本体の凹溝の形状と寸法に合わせられ、該凹溝内に挿入されて緊密に結合するものとされ、該歯根の少なくとも一側に半円形の凹孔が設けられ、該歯根の二つの角部が面取り部とされて固定子本体への挿入に有利とされ、且つ各分解された径方向の小歯の歯根が各凹溝に挿入されて単一位置決めピンの連接方式で組み合わされて組合せ式固定子が形成される、上記複数の分解された径方向の小歯と、
    位置決め用の複数の位置決めピンと、
    絶縁材料で形成され、複数の上記小歯が挿入され、巻線に供される複数の巻線管と、
    を具えたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造。
  2. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、外固定子/内回転子モータに応用される、モータの組合せ式固定子構造。
  3. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、内固定子/外回転子モータに応用される、モータの組合せ式固定子構造。
  4. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、他励起式モータに応用された、モータの組合せ式固定子構造。
  5. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代わりにダブル位置決めピンで連接され、且つモータの組合せ式固定子が位置決めのための複数の位置決めピンを具えたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造。
  6. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代わりに単一半円形係止突起を利用した連接方式で組み合わされてモータの組合せ式固定子が形成されたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造。
  7. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根が凹溝に挿入されて単一位置決めピンによる連接の代りにダブル半円形係止突起を利用した連接方式で組み合わされてモータの組合せ式固定子が形成されたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造。
  8. 請求項1に記載のモータの組合せ式固定子構造において、分解された径方向の小歯の歯根の、固定子本体との接触面の形状が、直線形、v形、円弧形及びその他の小歯の径方向の押し込みを妨害しない形状で組成された群より選択されて、固定子本体と密接に結合する形状とされたことを特徴とする、モータの組合せ式固定子構造。
  9. 他励起式モータの組合せ式固定子構造において、
    外固定子本体とされ、複数の分解された小外固定子本体で組成され、各小外固定子本体が複数の凹溝を具えて、単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、ダブル係止突起で組成された群のうち選択された一種類の連接方式と凹溝で組み合わされて該外固定子本体が形成された、上記外固定子本体と、
    複数の分解された径方向の小歯とされ、歯冠と歯根を具え、該分解された径方向の小歯が透磁性の複数のけい素鋼板をパンチ加工し積み重ねてなり、且つ該歯冠の端面が円弧面とされ並びにそれと対応する回転子と適当な空隙を保持し、各小歯の歯根が固定子本体の凹溝の形状と寸法に合わせられ、該凹溝内に挿入されて緊密に結合するものとされ、該歯根の二つの角部が面取り部とされて固定子本体への挿入に有利とされ、且つ各分解された径方向の小歯の歯根が各凹溝に挿入されて単一位置決めピン、ダブル位置決めピン、単一係止突起、ダブル係止突起で組成された群のうち選択された一種類の連接方式により外固定子本体と組み合わされて、組合せ式固定子を形成する、上記複数の分解された径方向の小歯と、
    位置決め用の複数の位置決めピンと、
    絶縁材料で形成され、複数の上記小歯が挿入され、巻線に供される複数の巻線管と、
    を具えたことを特徴とする、他励起式モータの組合せ式固定子構造。
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