JP2000125518A - 固定子の製造方法 - Google Patents

固定子の製造方法

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JP2000125518A
JP2000125518A JP10307900A JP30790098A JP2000125518A JP 2000125518 A JP2000125518 A JP 2000125518A JP 10307900 A JP10307900 A JP 10307900A JP 30790098 A JP30790098 A JP 30790098A JP 2000125518 A JP2000125518 A JP 2000125518A
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Japan
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stator
stator core
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JP10307900A
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English (en)
Inventor
Haruo Nakatsuka
晴雄 中塚
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型のプレス機を用いて固定子抜き板を形成
し、また簡単に固定子を組み立てる。 【構成】固定子コアを形成するティース部2、バックヨ
ーク部8等を任意の形状のパーツに分解し、かつ、これ
らパーツの接合部に切り欠け3a、4aを設けた形で、
プレス成形し、プレス後、固定子コアの形状に各パーツ
を配設して、各接合部の切り欠け3a、4aを合わせて
穴10を形成し、穴10にリベットを圧入して固定子を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】電動機等に用いられる固定子
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における固定子の製造方法を図10
〜図13を用いて説明する。図10は、従来における固
定子コアの正面図である。図11は、従来における他の
実施例の固定子抜き板の正面図である。図12は、固定
子コアの折り曲げ方法を説明した正面図である。図13
は、図12の固定子コアを用いて製作された固定子の正
面図である。
【0003】図10において、固定子抜き板51は、輪
状に形成されたバックヨーク52と、このバックヨーク
52の内周面より軸中心に向かって延出した複数個のテ
ィース53とで形成されている。固定子コア54は、固
定子抜き板51を複数枚、積層して筒状に形成されてい
る。
【0004】図11において、固定子抜き板55は、帯
状に形成されたバックヨーク56と、このバックヨーク
56の一方の長辺側から延出された複数個のティース5
7で形成され、ティース57とティース57の間であっ
て、バックヨーク56の一方の長辺側には、V字状の切
り欠け58が設けられている。そして、固定子コア59
は、固定子抜き板55を複数枚、積層して形成されてい
る。
【0005】図12および図13において、固定子コア
59の各ティースに57、巻線60をそれぞれ施す。そ
して、各切り欠け58の底部を中心にバックヨーク56
を折り曲げて、筒状の固定子61を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10の固定子抜き板
は、通常、鋼板性で帯状に形成されたフープ材をプレス
して成形される。歩泊りを向上させるため、固定子抜き
板の中央部の不要な部分は、回転子の抜き板として用い
られる。しかし、角状の材料から円状の抜き板をプレス
するため、不要な材料が多く排出された。
【0007】また、図11の固定子抜き板は、2枚の固
定子抜き板を一対にして(一方の固定子抜き板のティー
スをもう一方の固定子抜き板のスロットに挿入する形
で)プレス成形するため、歩泊りが向上する。しかし、
径の大きい固定子の場合、帯状の形成される固定子コア
の長さは、極めて長くなり、この固定子抜き板を形成す
るには、大型のプレス機を使用する必要性があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明によれば、
固定子コアを形成するティース部、バックヨーク部等を
任意の形状のパーツに分解し、かつ、これらパーツの接
合部に切り欠けを設けた形で、プレス成形し、プレス
後、固定子コアの形状に各パーツを配設して、各接合部
の切り欠けを合わせて穴を形成し、この穴にリベットを
圧入して形成したことを特徴とする固定子の製造方法を
提供する。
【0009】
【作用】固定子抜き板をいくつかのパーツに分け、各パ
ーツの接合面に各々切り欠けを設ける。そして、プレス
機にて各パーツを打ち抜き、各パーツを固定子の形状に
配設し、切り欠けを接合して形成される穴にリベットを
圧入し、各パーツの互いの応力により接合力を発生させ
固定子を形成する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における実施例を図1〜図
9を用いて説明する。図1は、本発明における第一の実
施例の第一固定子抜き板の正面図である。図2は、本発
明における第一の実施例の第二固定子抜き板の正面図で
ある。図3は、巻線を挿入する際の説明をした第一固定
子抜き板の正面図である。図4は、第一固定子抜き板お
よび第二固定子抜き板を用いて形成された第一の実施例
の固定子の正面図である。図5は、第一固定子抜き板と
第二固定子抜き板との接合面にリベットを打ち込む際の
固定子の拡大部分側断面図である。図6は、本発明にお
ける第二の実施例の固定子抜き板の正面図である。図7
は、図6の固定子抜き板を使用して形成された第二の実
施例の固定子コアの部分正面図である。図8は、本発明
における第三の実施例の固定子抜き板の正面図である。
図9は、図8の固定子抜き板を使用して形成された第三
の実施例の固定子コアの部分正面図である。
【0011】図1において、第一固定子抜き板1は、湾
曲部2aと直線部2bとでY字状に形成されたティース
部2と、このティース部2の直線部2bから、この直線
部2bと同じ幅dで延出して設けられたバックヨーク部
3とで構成され、またバックヨーク部3の両側面には、
半円状の切り欠け3aが設けられている。そして、この
第一固定子抜き板1を複数枚積層して第一固定子コアを
形成する。
【0012】図2において、第二固定子抜き板4は、円
弧状に形成されており、両端部には、第一固定子抜き板
の切り欠け3aと対応した切り欠け4aが設けられてい
る。そして、この第二固定子抜き板4を積層して第二固
定子コアを形成する。
【0013】図3において、巻線5が巻回されたスプー
ル6を第一固定子コア7のティース部2に、バックヨー
ク部3側から挿入する。
【0014】図4および図5において、ティース部2に
巻線5が納められた第一固定子コア7と、第二固定子コ
ア8とを固定子組立治具9内に配設する。固定子組立治
具9内に配設することにより、第一固定子コア7に設け
られた切り欠け3aと第二固定子コア8に設けられた切
り欠け4aとで円状の穴10が形成される。そして、こ
の穴10にリベット11を圧入することにより、各パー
ツが互いに押圧し、この応力で支えあって、第一固定子
コア7と第二固定子コア8とが接合し、固定子12を形
成する。
【0015】また、固定子コアを形成した後、巻線を施
す場合には、第一固定子コア7と第二固定子コア8のよ
うに分ける必要はない。
【0016】すなわち、第二の実施例として、図6およ
び図7において、固定子抜き板21は、湾曲部22aと
直線部22bとでY字状に形成されたティース部22
と、このティース部22の直線部22bの端部から円弧
状に延出したバックヨーク部23とで形成され、このバ
ックヨーク部23の両端部には、切り欠け24が設けら
れている。そして、この固定子抜き板21を複数枚積層
し、固定子コア25を形成する。
【0017】そして、この固定子コア25を固定子の形
状に配設し、図5で説明したのと同様に、切り欠け24
で形成された穴26にリベット11を圧入し、固定子2
7を形成する。
【0018】また、第三の実施例として、ティース部の
直線部の延長上に切り欠け部を設ける場合、図8および
図9のように、バックヨーク部31の両端部を斜めにカ
ットして固定子抜き板32を形成する。そして、この固
定子抜き板32を積層し、固定子コア33を形成する。
【0019】そして、この固定子コア33を固定子の形
状に配設し、図5で説明したのと同様に、切り欠け34
で形成された穴35にリベッ11トを圧入し、固定子3
6を形成する。
【0020】また、本実施例において、抜き板の各パー
ツの接続箇所にある切り欠けの形状は、半円状に形成さ
れ、この切り欠けに円状のリベットを圧入することで、
各パーツを接合しているが、この接合力が不足している
場合は、切り欠けの形状を変更して接合力を高めてもよ
い。
【0021】なお、切り欠けの位置は、磁路に影響を与
えないように、できるだけ固定子の外周方向に配設する
ことにより、渦電流鉄損分の軽減することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、小型のプレス機を用い
て固定子抜き板を形成でき、また簡単に固定子を組み立
てることができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第一の実施例の第一固定子抜き
板の正面図。
【図2】本発明における第一の実施例の第二固定子抜き
板の正面図。
【図3】巻線を挿入する際の説明をした第一固定子抜き
板の正面図。
【図4】第一固定子抜き板および第二固定子抜き板を用
いて形成された第一の実施例の固定子の正面図。
【図5】第一固定子抜き板と第二固定子抜き板との接合
面にリベットを打ち込む際の固定子の部分側断面図。
【図6】本発明における第二の実施例の固定子抜き板の
正面図。
【図7】図6の固定子抜き板を使用して形成された第二
の実施例の固定子コアの部分正面図。
【図8】本発明における第三の実施例の固定子抜き板の
正面図。
【図9】図8の固定子抜き板を使用して形成された第三
の実施例の固定子コアの部分正面図。
【図10】従来における固定子コアの正面図。
【図11】従来における他の実施例の固定子抜き板の正
面図。
【図12】固定子コアの折り曲げ方法を説明した正面
図。
【図13】図12の固定子コアを用いて製作された固定
子の正面図。
【符号の説明】
1…第一固定子抜き板 2、22…ティース部 3a、4a、24、34、58…切り欠け 3、23、31…バックヨーク部 4…第二固定子抜き板 5、60…巻線 6…スプール 7…第一固定子コア 8…第二固定子コア 9…固定子組立治具 10、26、35…穴 11…リベット 21、32、51、55…固定子抜き板 25、33、54、59…固定子コア 27、36、61…固定子 52、56…バックヨーク 53、57…ティース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機等に用いられる固定子の製造方法に
    おいて、 固定子コアを形成するティース部、バックヨーク部等を
    任意の形状のパーツに分解し、かつ、これらパーツの接
    合部に切り欠けを設けた形で、プレス成形し、 プレス後、固定子コアの形状に各パーツを配設して、各
    接合部の切り欠けを合わせて穴を形成し、 この穴にリベットを圧入して形成したことを特徴とする
    固定子の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2396750A (en) * 2002-12-27 2004-06-30 Unique Product & Design Co Ltd Securing stator poles in yokes
JP2009130945A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Kayaba Ind Co Ltd 電動機
WO2009093524A1 (ja) * 2008-01-23 2009-07-30 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki 回転子積層鉄心
JP2010213496A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Honda Motor Co Ltd ステータおよびモータ

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