JP2002199630A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JP2002199630A JP2000392528A JP2000392528A JP2002199630A JP 2002199630 A JP2002199630 A JP 2002199630A JP 2000392528 A JP2000392528 A JP 2000392528A JP 2000392528 A JP2000392528 A JP 2000392528A JP 2002199630 A JP2002199630 A JP 2002199630A
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Takanori Ozawa
尊典 小澤
Mitsuhiko Matsushita
満彦 松下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外コアを精度よく製造できるとともに、磁気
バランスが良いため低コギングなブラシレスモータを提
供すること。 【解決手段】 ロータ12は周方向に沿って等間隔に多
極着磁されたマグネット16を備える。ステータ13
は、ロータ12の極数とは異なる数であって周方向に沿
って不等間隔に配置されたティース18a〜18iを備
える。ステータ13は、円環状の外コア17と、その内
周側に連結される複数のティース18a〜18iが突設
された円環状の内コア18とによって構成される。外コ
ア17の内周側には複数の第1係合部21が設けられ
る。ティース18a〜18iの先端部には第1係合部2
1と係合する第2係合部22が設けられる。第1及び第
2係合部21,22は、ともにステータ13の周方向に
沿って等間隔に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシレスモータ
に係り、特にはそのステータの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、周方向に沿って等間隔に多極着磁
されたマグネットを備えたロータと、ロータの極数とは
異なる数であって周方向に沿って不等間隔に配置された
ティースを設けたステータとを有するブラシレスモータ
が提案されている。このタイプのブラシレスモータ31
を図11に示す。なお、同様のものは特開平2000−
152581号公報にも開示されている。
【0003】図11のブラシレスモータ31は、ロータ
32とステータ33とを備えている。ロータ32は、シ
ャフト34及びマグネット35によって構成されてい
る。シャフト34は、モータ31のハウジング(図示略)
に回転可能に支持されるようになっている。また、この
シャフト34には、中心角が45°であって等間隔に
N,S極を着磁した8個のマグネット35が固着されて
いる。従って、同ロータ32の極数は「8」である。
【0004】一方、ステータ33は、円環状の外コア3
6、円環状の内コア37及びU相、V相、W相コイル1
5U,15V,15Wによって構成されている。内コア
37の外周側には、不等間隔に配置された第1〜第9テ
ィース37a〜37iが突設されている。従って、同ス
テータ33の極数は「9」である。これらのティース3
7a〜37iの外周には巻線が施されている。
【0005】外コア36の内周側にはダブテール部41
が設けられ、内コア37における各ティース37a〜3
7iの先端部にはダブテール部42が設けられている。
そして、外コア36と内コア37との組み付け時には、
これらのダブテール部41,42同士が互いに係合する
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術のようにティース37a〜37iをステータ33の周
方向に沿って不等間隔に配置すると、ダブテール部4
1,42も同様に周方向に沿って不等間隔に配置された
状態となる。ゆえに、プレス加工によって外コア36を
打ち抜く際に外コア36に変形が生じやすくなり、精度
よく外コア36を製造することができなくなる。また、
外コア36のダブテール部41が不等間隔となることに
より、内コア37から外コア36へと流れる磁気のバラ
ンスが崩れ、コギングトルクが大きくなるという問題も
ある。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、外コアを精度よく製造できるとと
もに、磁気バランスが良いため低コギングなブラシレス
モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、周方向に沿って等間
隔に多極着磁されたマグネットを備えたロータと、前記
ロータの極数とは異なる数であって周方向に沿って不等
間隔に配置されたティースを備えたステータと、 前記
ロータを回転させるための回転磁界を発生すべく前記テ
ィースに巻回されたコイルとを有し、前記ステータは、
円環状の外コアと、前記外コアの内周側に連結される複
数のティースが突設された円環状の内コアとによって構
成され、前記外コアの内周側には複数の第1係合部が設
けられるとともに、前記ティースの先端部には前記第1
係合部と係合する第2係合部が設けられ、前記第1及び
第2係合部は、ともに前記ステータの周方向に沿って等
間隔に配置されていることを特徴とするブラシレスモー
タをその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、多極着磁された
マグネットを備えたロータと、前記ロータを回転させる
ための回転磁界を発生するU相,V相,W相コイルがテ
ィースに設けられたステータとを有し、前記マグネット
の極数Pと前記ティースの数Tとの関係が、P=8n、
かつ、T=9n(但し、nは1以上の整数)を満たすよ
うに構成され、前記ティースを3つずつU相,V相,W
相と順次割り当て、各相に割り当てられた中央のティー
ス間の中心角θ1を、θ1=(120°/n)とし、そ
の中央のティースに対して、両側に配置するティースの
中心角θ2を、(360°/T)<θ2≦(360°/
P)の範囲内として、各ティースの位置を決定したブラ
シレスモータにおいて、前記ステータは、円環状の外コ
アと、前記外コアの内周側に連結される複数のティース
が突設された円環状の内コアとによって構成され、前記
外コアの内周側には複数の第1係合部が設けられるとと
もに、前記ティースの先端部には前記第1係合部と係合
する第2係合部が設けられ、前記第1及び第2係合部
は、ともに前記ステータの周方向に沿って等間隔に配置
されていることを特徴とするブラシレスモータをその要
旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2において、モータ中心及び前記第1係合部の一方側端
を結ぶ直線と、モータ中心及び前記第1係合部の他方側
端を結ぶ直線とがなす角度をθ3とし、モータ中心及び
前記ティースの先端部の一方側端を結ぶ直線と、モータ
中心及び前記ティースの先端部の他方側端を結ぶ直線と
がなす角度をθ4とし、本来配置されるべき等間隔位置
から周方向にずらして配置されたティースにおけるずら
し角度をθ5とした場合、θ3<θ4、かつ、(θ4−
θ3)/2≧θ5の関係を満たすように構成されている
とした。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記内コアは、前記外コアの内側となる領域を打ち
抜くことにより前記外コアと同一の板材から形成される
とともに、前記内コアのティース間スロットを打ち抜き
形成する際に当該スロットの縁部に形成された前記第1
係合部に、前記内コアの前記第2係合部を係合させるよ
うにした。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、ティースが周方向
に沿って不等間隔に配置されているにも関わらず、第1
及び第2係合部についてはともにステータの周方向に沿
って等間隔に配置されている。従って、加工時に外コア
が変形しにくくなり、精度よく外コアを製造することが
できる。しかも、内コアから外コアへと流れる磁気のバ
ランス状態がよくなり、結果としてコギングトルクの増
大が防止される。また、ティースが周方向に沿って不等
間隔に配置されていることから、モータ体格を大きくす
ることなく高出力を得ることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、ティース
が周方向に沿って実質的に不等間隔に配置されているに
も関わらず、第1及び第2係合部についてはともにステ
ータの周方向に沿って等間隔に配置されている。従っ
て、加工時に外コアが変形しにくくなり、精度よく外コ
アを製造することができる。しかも、内コアから外コア
へと流れる磁気のバランス状態がよくなり、結果として
コギングトルクの増大が防止される。
【0014】また、本発明の構成によると、各相毎に各
ティースの中心線とマグネットの各極の中心との位置ず
れが小さくなる。言い換えれば、各ティースに巻かれた
コイルの誘起電圧の位相のずれが小さくなり、各相のコ
イルの合成誘起電圧が最大値に近づく。つまり、各コイ
ルに供給される駆動電流を回転磁界に変換するときの変
換ロスが小さくなる。従って、モータ体格を大きくする
ことなく高出力を得ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によると、θ3、θ
4及びθ5の関係を上記のようにすれば、第1及び第2
係合部の位置がティースの先端部から外れないずれ量と
することができる。
【0016】請求項4に記載の発明によると、例えば板
材において別々のエリアを打ち抜いて内コアと外コアと
を形成する場合に比べ、材料のロスが確実に少なくな
り、板材を有効利用することができる。このため、材料
コストを低減することができ、安価なモータとすること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
を具体化した一実施形態のブラシレスモータ11を図1
〜図5に基づき詳細に説明する。
【0018】図1に示されるように、このブラシレスモ
ータ11は、ロータ12とステータ13とを備えてい
る。ステータ13は、板材23を同じ形状に打ち抜いて
なるプレート24,25を複数枚積層することにより構
成される。図5に示されるように、本実施形態では1枚
の板材23の異なる領域をプレス加工により打ち抜くこ
とで、ステータ13形成用の2種のプレート24,25
を得ている。ロータ12は、シャフト14及びマグネッ
ト16によって構成されている。シャフト14は、モー
タ11のハウジング(図示略)に回転可能に支持されるよ
うになっている。また、このシャフト14には、中心角
が45°であって等間隔にN,S極を着磁した8個のマ
グネット16が固着されている。従って、同ロータ12
におけるマグネット16の極数Pは「8」である。
【0019】一方、ステータ13は、円環状の外コア1
7及び円環状の内コア18により構成されている。内コ
ア18の外周側には、不等間隔に配置された第1〜第9
ティース18a〜18iが突設されている。つまり、テ
ィース18a〜18iの数Tは「9」であり、従って同
ステータ13の極数は「9」となっている。これらのテ
ィース18a〜18iの外周には巻線が施されている。
その結果、内コア18にU相、V相、W相コイル15
U,15V,15Wが形成されている。
【0020】第2,第5,第8ティース18b,18
e,18hは、中心角が120°であって周方向に沿っ
て等間隔に配置されている。第1,第3ティース18
a,18cは、第2ティース18bを中心として、両側
にそれぞれ中心角が42.5°となるように配置されて
いる。第4,第6ティース18d,18fは、第5ティ
ース18eを中心として、両側にそれぞれ中心角が4
2.5°となるように配置されている。第7,第9ティ
ース18g,18iは、第8ティース18hを中心とし
て、両側にそれぞれ中心角が42.5°となるように配
置されている。
【0021】即ち、この実施形態では、図1において第
2ティース18bの中心線上にマグネット16のN極の
中心が配置されたとき、第1,第3ティース18a,1
8cの中心線上にマグネット16のS極の中心が近接し
た状態で配置されることになる。これは、U相コイル1
5Uに限らず、V相コイル15V及びW相コイル15W
についても同様である。
【0022】第1〜第3ティース18a〜18cにはそ
れぞれ巻線が施されており、それによりU相コイル15
Uを構成する第1〜第3U相コイル15u1〜15u3が形
成されている。第4〜第6ティース18d〜18fには
それぞれ巻線が施されており、それによってV相コイル
15Vを構成する第1〜第3V相コイル15v1〜15v3
が形成されている。第7〜第9ティース18g〜18i
にはそれぞれ巻線が施されており、それによってW相コ
イル15Wを構成する第1〜第3W相コイル15w1〜1
5w3が形成されている。なお、第1,第3,第4,第
6,第7,第9ティース18a,18c,18d,18
f,18g,18iについては、巻線が同じ方向に巻回
されている。残りの第2,第5,第8ティース18b,
18e,18hについては、前記方向とは逆の方向に巻
線が巻回されている。各相のコイル15U,15V,1
5Wの形成時には、ともに同じ断面積の巻線が使用され
るとともに巻き数も同数に設定されることがよい。
【0023】そして、このように各ティース18a〜1
8iに巻線が施された後、内コア18と外コア17とが
組み付けられ、これによりステータ13が完成する。こ
のように構成されたステータ13は、モータ11の図示
しないハウジングに対して固定される。なお、内コア1
8と外コア17との組み付けに係る構成については後に
詳述する。
【0024】このように構成されたブラシレスモータ1
1では、図示しない励磁回路からそれぞれ120°位相
がずれたU相,V相,W相励磁電流が各相のコイル15
U,15V,15Wに対して供給される。すると、各相
のコイル15U,15V,15Wがそれぞれ励磁されて
ステータ13に回転磁界が発生し、その回転磁界に基づ
いてロータ12が回転する。
【0025】本実施形態では、図1において第2ティー
ス18bの中心線上にマグネット16のN極の中心が配
置されたとき、第1,第3ティース18a,18cの中
心線上とマグネット16のS極の中心が殆ど一致した状
態となる。これを、第1〜第3ティース18a〜18c
に巻着された第1〜第3U相コイル15u1〜15u3の誘
起電圧V1〜V3に対応させてみると、各誘起電圧V1
〜V3の位相のずれが殆ど解消される。即ち、図3のグ
ラフにおいて描かれたV3の曲線全体が同図の左側方向
に若干シフトする。また、V1の曲線全体が同図の右側
方向に若干シフトする。
【0026】つまり、各誘起電圧V1〜V3のプラス側
のピーク値を「1」とした場合、各誘起電圧V1〜V3
を合成したU相コイル15U全体の合成誘起電圧V0
は、そのプラス側のピーク値が最大値「3」に近いもの
となる(図4参照)。従って、この実施形態のモータ1
1では、各相のコイル15U〜15Wに供給される駆動
電流を回転磁界に変換するときの変換ロスが小さく抑え
られる。因みに、従来のモータでは、各誘起電圧V1〜
V3を合成したU相コイル15U全体の合成誘起電圧V
0は、そのプラス側のピーク値がせいぜい「2.87
9」程度となる。
【0027】次に、上記の構成を、一般的なブラシレス
モータに適用してみる。マグネットの極数を「P」と
し、ティースの数を「T」とした場合、 P=8n、かつ、T=9n(但し、nは1以上の整数) を満たすように構成する。このようなブラシレスモータ
において、まず、「n」を任意に設定して、マグネット
の極数P及びティースの数を決定する。
【0028】次に、ティースを3つずつU相→V相→W
相→U相→V相→W相…と割り当てる。このとき、各相
に割り当てられた中央のティース間の中心角θ1を次式
により決定する。
【0029】θ1=(120°/n) そして、求められた「θ1」に基づいて、各相に割り当
てられた中央のティースの位置が決定される。
【0030】次に、位置が決定された中央のティースに
対して、両側に配置するティースの中心角θ2を次式に
より決定する。 (360°/T)<θ2≦(360°/P) そして、求められた「θ2」に基づいて、中央のティー
スに対する両側のティースの位置がそれぞれ決定され
る。このとき、「θ2」が(360°/P)、即ちマグ
ネットの各極の中心角に近づくほど、各相毎に各ティー
スの中心線とマグネットの各極の中心との位置ずれが小
さくなる。言い換えれば、各ティースに巻着されたコイ
ルの誘起電圧の位相のずれが小さくなり、各相のコイル
の合成誘起電圧が最大値に近づく。つまり、各コイルに
供給される駆動電流を回転磁界に変換するときの変換ロ
スが小さくなる。
【0031】更に、θ2=(360°/P)とすると、
各相毎に各ティースの中心線とマグネットの各極の中心
との位置ずれは極めて小さくなり、各ティースに巻着さ
れたコイルの誘起電圧の位相のずれも極めて小さくな
る。従って、各相のコイルの合成誘起電圧が最大値によ
り近くなり、駆動電流を回転磁界に変換するときの変換
ロスが極めて小さくなる。
【0032】因みに、上記実施形態のブラシレスモータ
11は、上記したように、n=1とし、マグネット16
の極数Pを「8」、ティース18a〜18iの数Tを
「9」としている。
【0033】次に、ティース18a〜18iが3つずつ
U相→V相→W相と割り当てられ、各相に割り当てられ
た中央のティース、即ち第2,第5,第8ティース18
b,18e,18h間の中心角θ1が、n=1により、
θ1=120°となり、その位置が決定される。
【0034】次に、位置が決定された第2,第5,第8
ティース18b,18e,18hに対して、両側に配置
するティース、即ち第1,第3,第4,第6,第7,第
9ティース18a,18c,18d,18f,18g,
18iの中心角θ2が、P=8,T=9により、40°
<θ2≦45°となる。本実施形態では、θ2=42.
5°として各ティース18a,18c,18d,18
f,18g,18iの位置が決定される。
【0035】本実施形態のブラシレスモータ11のステ
ータ13は、さらに下記の特徴的な構造を備えている。
図1,図2に示されるように、ステータ13における外
コア17の内周側には、複数の第1係合部としての第1
ダブテール部21が凹設されている。本実施形態では、
第1ダブテール部21の数は「18」となっている。言
い換えると、第1ダブテール部21の数は、ティース1
8a〜18iの数T(ステータ13の極数)の2倍とな
っている。
【0036】一方、図1,図3に示されるように、内コ
ア18のティース18a〜18iの先端部には、第1ダ
ブテール部21と係合する第2係合部としての第2ダブ
テール部22が各々突設されている。本実施形態では、
第2ダブテール部22の数は「9」となっている。言い
換えると、第2ダブテール部22の数は、ティース18
a〜18iの数T(ステータ13の極数)と等しくなっ
ている。なお、このような個数の関係から、第1ダブテ
ール部21のうちの半数のものについては第2ダブテー
ル部22が係合された状態(いわゆる使用状態)とな
り、残りの半数のものについては不使用状態となってい
る。
【0037】そして、第1ダブテール部21及び第2ダ
ブテール部22は、ともにステータ13の周方向に沿っ
て等間隔に配置されている。具体的にいうと、第1ダブ
テール部21は、中心角が360°/18=20°とな
るように配置されている。第2ダブテール部22は、中
心角が360°/9=40°となるように配置されてい
る。
【0038】第2,第5,第8ティース18b,18
e,18hにおいて、その先端部に突設される第2ダブ
テール部22は、ティース中心線上に配置されている。
換言すると、これらのティース18b,18e,18h
における第2ダブテール部22は、本来配置されるべき
等間隔位置に存在し、周方向に沿って何らずらして配置
されているわけではない。
【0039】一方、第2,第5,第8ティース18b,
18e,18h以外のティース、即ち第1,第3,第
4,第6,第7,第9ティース18a,18c,18
d,18f,18g,18iについては事情が異なって
いる。
【0040】ここで、例えば第2ティース18bを基準
として考える。モータ中心及び第1ダブテール部21の
一方側端を結ぶ直線と、モータ中心及び第1ダブテール
部21の他方側端を結ぶ直線とがなす角度をθ3と定義
する。
【0041】また、モータ中心及び特定のティース(例
えば18a)の先端部の一方側端を結ぶ直線と、モータ
中心及び同ティース18aの先端部の他方側端を結ぶ直
線とがなす角度をθ4と定義する。
【0042】さらに、本来配置されるべき等間隔位置か
ら周方向にずらして配置されたティース18aにおける
ずらし角度をθ5と定義する。この場合、上記6つのテ
ィース18a,18c,18d,18f,18g,18
iについては、 θ3<θ4、かつ、(θ4−θ3)/2≧θ5 の関係を満たすように構成されることがよい。具体的に
いうと、図1,図3のものにおいては、上記関係式を満
たすべく、 θ3=3°、θ4=12°、θ5=2° に設定されている。そして前記関係式からすると、この
場合にはずらし角度θ5を最大で(12°−3°)/2
=4.5°に設定可能なことがあらかじめ判る。なお、
第2,第5,第8ティース18b,18e,18hにつ
いては、言うまでもなくθ5=0°に設定されている。
【0043】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1)本実施形態のステータ13構造によると、ティー
ス18a〜18iが周方向に沿って実質的に不等間隔に
配置されている。それにも関わらず、第1及び第2ダブ
テール部21,22については、ともにステータ13の
周方向に沿って等間隔に配置されている。従って、プレ
ス加工時に板材23に均等にプレス圧が加わること等の
理由により、加工時に外コア17が変形しにくくなる。
ゆえに、精度よく外コア17を製造することができ、良
品率が確実に向上する。しかも、この構成であると、内
コア18から外コア17へと流れる磁束の流れのバラン
ス状態がよくなる。その結果、コギングトルクの増大を
確実に防止することができ、低振動・高性能のモータ1
1を実現することができる。
【0044】(2)本実施形態のステータ13構造によ
ると、上記の関係式を満たすようにP,T,θ1,θ2
の各値を設定している。このため、各相毎に各ティース
18a〜18iの中心線とマグネット16の各極の中心
との位置ずれが小さくなる。言い換えれば、各ティース
18a〜18iに巻かれたコイル15U〜15Wの誘起
電圧の位相のずれが小さくなり、各相のコイル15U〜
15Wの合成誘起電圧が最大値に近づく。つまり、各コ
イル15U〜15Wに供給される駆動電流を回転磁界に
変換するときの変換ロスが小さくなる。従って、モータ
体格を大きくすることなく高出力を得ることができる。
【0045】(3)本実施形態のステータ13構造によ
ると、上記の関係式を満たすようにθ3,θ4,θ5の
関係を設定している。従って、この関係式に従って設計
すれば、第1及び第2ダブテール部21,22の位置が
ティース18a,18c,18d,18f,18g,1
8iの先端部から外れないずれ量とすることができる。
このため、モータ11の設計・製造を比較的簡単に行う
ことができる。 [第2の実施形態]次に、本発明を具体化した実施形態
2を図6〜図10に基づいて説明する。ここでは実施形
態1と相違する点を主に述べ、共通する点については同
一部材番号を付すのみとしてその説明を省略する。
【0046】本実施形態では、第1実施形態と異なる手
順でステータ13を作製している。まず、1枚の金属製
板材(電磁鋼板)23を用意するとともに、その中央部
に内コア18において後に中心孔26となる孔を打ち抜
き形成する(図6参照)。便宜上、図6〜図9において
は、打ち抜かれる箇所に斜線を付して示している。
【0047】次いで、中心孔26を包囲するように複数
のティース間スロット27を打ち抜き形成する(図7参
照)。このとき同時に、ティース間スロット27の外側
縁部には、後に第1ダブテール部21となる部位が形成
される。
【0048】次いで、外コア17の内側となる領域を打
ち抜くことにより、内コア18の構成部材であるプレー
ト24が形成される(図8参照)。このとき、ティース
18a〜18iの先端部には、第2ダブテール部22が
形成される。なお、第2ダブテール部22の形成によっ
て板材23側に生じる凹部(ダミーの第1ダブテール
部)25及び前記第1ダブテール部21は、周方向に沿
って等間隔にかつ交互に配置されている。また、第2ダ
ブテール部22との確実な係合を実現するために、第1
ダブテール部21は前記凹部25よりも一回り小さい寸
法となるように形成される。
【0049】次いで、外コア17の構成材料であるプレ
ート25を打ち抜き形成する(図9参照)。なお、上記
のような2種のプレート24,25をそれぞれ複数枚ず
つ作製し、積層させておく。
【0050】そして、積層によって得た内コア18の各
ティース18a〜18iに対して巻線を施した後、内コ
ア18の第2ダブテール部22を外コア17の第1ダブ
テール部21に係合させ、ステータ13を完成させる
(図10参照)。このとき、内コア18を実際に打ち抜
いた位置から所定角度、即ち(360°/18)の奇数
倍だけ回転させるようにする。
【0051】従って、本実施形態によれば、第1実施形
態のごとく板材23において別々のエリアを打ち抜いて
内コア18と外コア17とを形成する場合に比べ、材料
のロスを確実に少なくすることができる。よって、板材
23を有効利用することができる。このため、材料コス
トを低減することができ、安価なモータ11とすること
ができる。
【0052】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 第1及び第2係合部であるダブテール部21,22
の形状は第1、第2実施形態のものに限定されることは
なく、互いに係合可能なものであれば、任意にそれらの
形状を変更することが可能である。
【0053】・ 外コア17側において第1係合部を突
設する代わりに、内コア18側において第2係合部を凹
設してもよい。 ・ マグネット16の極数Pの数を「8」以外の数(例
えば16、24等)としたり、ティース18a〜18i
の数Tを「9」以外の数(例えば18、27等)として
も勿論よい。
【0054】・ 前記実施形態では、各ティース18a
〜18iに巻回するコイル15u1〜15u3,15v1〜1
5v3,15w1〜15w3を、それぞれ同じ断面積の巻線を
使用し、かつ同じ巻き数にて構成した。これに代えて、
各相の中央のティース18b,18e,18hに巻回す
るコイル15u2,15v2,15w2の巻き数を増加しても
よい。このように構成すれば、該コイル15u2,15v
2,15w2の誘起電圧が大きくなるため、各相のコイル
15U,15V,15Wの合成誘起電圧を大きくするこ
とができる。従って、モータ11のさらなる高出力化を
図ることができる。
【0055】・ 各相の中央のティース18b,18
e,18hに巻回するコイル15u2,15v2,15w2の
巻線の断面積を大きくしてもよい。このように構成すれ
ば、当該コイル15u2,15v2,15w2の巻線抵抗が小
さくなるため、モータ11の消費電力を低減することが
できる。
【0056】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 周方向に沿って不等間隔に配置されたティース
を備えたステータであって、円環状の外コアと、前記外
コアの内周側に連結される複数のティースが突設された
円環状の内コアとによって構成され、前記外コアの内周
側には複数の第1係合部が設けられるとともに、前記テ
ィースの先端部には前記第1係合部と係合する第2係合
部が設けられ、前記第1及び第2係合部は、ともに周方
向に沿って等間隔に配置されていることを特徴とするブ
ラシレスモータのステータ。従って、この技術的思想1
に記載の発明によれば、外コアを精度よく製造できると
ともに、磁気バランスが良いため低コギングなブラシレ
スモータの製造に好適なものとなる。
【0057】(2) 円環状の外コアの内周側に連結さ
れるとともに周方向に沿って不等間隔に配置された複数
のティースを備える内コア構造であって、前記ティース
の先端部には、外コア側係合部と係合可能な係合部がコ
ア周方向に沿って等間隔に配置されていることを特徴と
するブラシレスモータ用ステータの内コア構造。従っ
て、この技術的思想2に記載の発明によれば、磁気バラ
ンスが良いため低コギングなブラシレスモータの製造に
好適なものとなる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、外コアを精度よく製造できるととも
に、磁気バランスが良いため低コギングなブラシレスモ
ータを提供することができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、製造しや
すいモータとすることができる。請求項4に記載の発明
によれば、安価なモータとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態のブラシレス
モータの概略構成図。
【図2】(a)は第1実施形態のステータにおける外コ
アの正面図、(b)は同ステータにおける内コアの正面
図。
【図3】U相コイルの誘起電圧を説明するための図。
【図4】U相コイルの合成誘起電圧を説明するための
図。
【図5】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図6】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図7】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図8】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図9】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図10】同ステータの作製手順を説明するための図。
【図11】従来のブラシレスモータの概略構成図。
【符号の説明】
11…ブラシレスモータ、12…ロータ、13…ステー
タ、15U,15V,15W …U相,V相,W相コイ
ル、16…マグネット、17…外コア、18…内コア、
18a〜18i…ティース、21…第1係合部としての
第1ダブテール部、22…第2係合部としての第2ダブ
テール部、23…板材、27…ティース間スロット、θ
1…中央のティース間の中心角、θ2…両側に配置する
ティースの中心角、θ3…角度、θ4…角度、θ5…角
度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 尊典 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 松下 満彦 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H002 AA01 AB01 AB06 AC08 AE01 AE07 AE08 5H019 AA03 CC03 DD01 EE01 EE14 FF01 GG05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向に沿って等間隔に多極着磁されたマ
    グネットを備えたロータと、 前記ロータの極数とは異なる数であって周方向に沿って
    不等間隔に配置されたティースを備えたステータと、 前記ロータを回転させるための回転磁界を発生すべく前
    記ティースに巻回されたコイルとを有し、 前記ステータは、円環状の外コアと、前記外コアの内周
    側に連結される複数のティースが突設された円環状の内
    コアとによって構成され、 前記外コアの内周側には複数の第1係合部が設けられる
    とともに、前記ティースの先端部には前記第1係合部と
    係合する第2係合部が設けられ、前記第1及び第2係合
    部は、ともに前記ステータの周方向に沿って等間隔に配
    置されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】多極着磁されたマグネットを備えたロータ
    と、前記ロータを回転させるための回転磁界を発生する
    U相,V相,W相コイルがティースに設けられたステー
    タとを有し、 前記マグネットの極数Pと前記ティースの数Tとの関係
    が、 P=8n、かつ、T=9n(但し、nは1以上の整数) を満たすように構成され、 前記ティースを3つずつU相,V相,W相と順次割り当
    て、各相に割り当てられた中央のティース間の中心角θ
    1を、 θ1=(120°/n) とし、その中央のティースに対して、両側に配置するテ
    ィースの中心角θ2を、 (360°/T)<θ2≦(360°/P) の範囲内として、各ティースの位置を決定したブラシレ
    スモータにおいて、 前記ステータは、円環状の外コアと、前記外コアの内周
    側に連結される複数のティースが突設された円環状の内
    コアとによって構成され、 前記外コアの内周側には複数の第1係合部が設けられる
    とともに、前記ティースの先端部には前記第1係合部と
    係合する第2係合部が設けられ、前記第1及び第2係合
    部は、ともに前記ステータの周方向に沿って等間隔に配
    置されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】モータ中心及び前記第1係合部の一方側端
    を結ぶ直線と、モータ中心及び前記第1係合部の他方側
    端を結ぶ直線とがなす角度をθ3とし、 モータ中心及び前記ティースの先端部の一方側端を結ぶ
    直線と、モータ中心及び前記ティースの先端部の他方側
    端を結ぶ直線とがなす角度をθ4とし、 本来配置されるべき等間隔位置から周方向にずらして配
    置されたティースにおけるずらし角度をθ5とした場
    合、 θ3<θ4、かつ、(θ4−θ3)/2≧θ5 の関係を満たすように構成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載のブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】前記内コアは、前記外コアの内側となる領
    域を打ち抜くことにより前記外コアと同一の板材から形
    成されるとともに、前記内コアのティース間スロットを
    打ち抜き形成する際に当該スロットの縁部に形成された
    前記第1係合部に、前記内コアの前記第2係合部を係合
    させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブ
    ラシレスモータ。
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