JP2004180383A - 固定子及びその製造方法 - Google Patents

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Satoshi Yamada
智 山田
Shuichi Yamazaki
周一 山崎
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Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】固定子の歯部に対してコイルを迅速・容易に、かつ、高密度で巻装すること及び電磁力による固定子の変形を防ぐこと。
【解決手段】ヨーク部と歯部と歯先部とを一体的に備えた分割コアの前記歯部にコイルを巻装した後、前記コイルを巻装した分割コアを複数個、隣接するヨーク部同士及び歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定した状態で環状に配設することにより、固定子を閉スロット構造となして構成するようにした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機において使用される固定子の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、電動機に使用される固定子としては、環状のヨーク部とその内側方向に向けて突設した複数の歯部とを一体的に備えた鉄心素板を所定枚数積層して固定子鉄心を形成し、前記複数の歯部にそれぞれコイルを巻装して構成したものや、短辺状のヨーク部とその内側方向に向けて突設した歯部とを一体的に備えた鉄心素板を所定枚数積層して分割コアを形成し、前記分割コア毎に歯部にコイルを巻装した後、該分割コアを複数個環状に配設して構成したもの等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−215744号公報(図8,図9)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、前者のような構成の固定子(特許文献1の図9参照)においては、歯部が環状のヨーク部の内側方向に向けて一体的に突設されている関係上、前記歯部へのコイルの巻装作業は、回転子が回転自在に挿入される固定子鉄心内側の狭隘な空間を利用して行なわなければならないため、コイルを歯部に対して円滑・迅速に、かつ、高密度で巻装することは困難であった。
【0005】
また、後者のような構成の固定子(特許文献1の図8参照)においては、固定子を構成する(組立てる)前に、分割コア毎に歯部にコイルを巻装することができるので、前記歯部へのコイルの巻装作業を迅速に、かつ、高密度で行なうことが可能となる反面、前記コイルを巻装した複数個の分割コアを環状に配設して固定子を構成した場合、その外周側である短辺状のヨーク部同士は突合せ等により接合されているものの、内周側である歯部先端部同士は接合されていない(即ち、分割コアの歯部が各々ヨーク部を支点とした片持構造となっている)ため、前記固定子は分割コアに電磁力が加わると容易に変形して、電動機の駆動時に騒音や振動を誘発するおそれがあった。
【0006】
本発明は、前記種々の問題点に鑑み、歯部に対してコイルを迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能で、しかも、電磁力による変形を防ぐことが可能な固定子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、短辺状のヨーク部と、前記ヨーク部の内周側に向けて一体的に突設した歯部と、前記歯部の先端側に一体的に形成した歯先部とを備えた複数の分割コアからなり、前記複数の分割コアの歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の分割コアを隣接するヨーク部同士及び歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定した状態で環状に配設することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動機において、前記固定子鉄心は、その分割コアのヨーク部の形状を、該ヨーク部同士の接合部分において括れが生じないような形状となして構成したことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、環状のヨーク部と、先端側に歯先部が一体的に形成され、かつ、基端側が前記ヨーク部の内周に嵌合される複数の独立した歯部とを備え、前記複数の歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の歯部の基端側をヨーク部の内周に嵌合し、かつ、隣接する歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、環状のヨーク部と、先端側に形成した歯先部同士が一体的に接合され、かつ、基端側が前記ヨーク部の内周に嵌合される複数の歯部とを備え、前記複数の歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の歯部の基端側をヨーク部の内周に嵌合することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4記載の固定子において、前記固定子鉄心は、その歯先部同士の接合部分の断面積が、歯先部自体の断面積よりも十分小さくなるように構成したことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5記載の固定子において、前記固定子鉄心は、その歯先部同士の接合部分を、歯先部の回転子と対向する側からヨーク部と対向する側へ向けて切欠いた状態で形成するように構成したことを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6記載の固定子において、前記固定子鉄心は、その軸方向において、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを分布させた状態で構成したことを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7記載の固定子において、前記固定子鉄心は、その軸方向の中心位置を基準として、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを対称的な状態で分布させるように構成したことを特徴とする。
【0015】
請求項9記載の発明は、コイルを巻装する歯部を短辺状のヨーク部と一体的に、あるいは、環状のヨーク部と分割可能に形成する工程と、前記コイルを巻装する歯部を、隣接する歯先部同士を接合して固定した状態で配設して、閉スロット構造の環状の固定子鉄心を形成する工程とを備えたことを特徴とする。
【0016】
本発明においては、固定子を構成する(組立てる)前に予め歯部にコイルを巻装することができるので、前記コイルは歯部に対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。また、歯先部同士を接合させて閉スロット構造とすることにより、固定子の剛性強化を図ることが可能となり、この結果、歯部に電磁力が加わった場合に固定子が変形するのを良好に防いで、電動機を低騒音・低振動で駆動させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1ないし図10を参照しながら説明する。なお、ここでは一例として、本発明を表面に永久磁石を有する構造(以下、表面磁石構造という)の回転子を備えたブラシレスDCモータ(所謂、SPMモータ)において実施した場合について説明する。
【0018】
はじめに、図1は本発明の固定子を備えた電動機Aを概略的に示す縦断側面図である。図1において、1は本発明における固定子を示し、その内周には例えば、表面磁石構造の回転子2がその軸方向両端部を固定子1の軸方向両端部から所定寸法ずつ均一に突出させた状態で、回転自在に挿入されている。3は前記固定子1が圧入・固定される深椀状のケース、4は前記ケース3の開口部を閉鎖するブラケットをそれぞれ示し、前記回転子2は、その回転子軸2aに取付けた軸受2b,2cを介してケース3及びブラケット4に回転自在に支承される。
【0019】
次に、図2,3を参照しながら、本発明の固定子1の構成について説明する。図2で示すように、固定子1は、その中心位置を基準として放射状に分割した複数個(図2においては12個)の分割コア11からなる環状の固定子鉄心12と、前記分割コア11に絶縁材13aを介して巻装したコイル13(一部のみ図示)とを備えて構成されている。
【0020】
前記分割コア11は、図3で示すように、例えば、短辺状のヨーク部11aと、前記ヨーク部11aの内側方向に向けて一体的に突設した歯部11bと、前記歯部11bの先端側に一体的に形成した略円弧状の歯先部11cとを備えており、けい素鋼板等の電磁鋼板を例えば、図示しないプレス等により打抜き加工した鉄心素板を所定枚数積層し、かつ、所定個所(例えば、ヨーク部11a及び歯部11b)においてカシメ固定等を行うことにより一体化して構成されている。
【0021】
なお、前記分割コア11の歯先部11cは、複数の分割コア11を図2で示す如く環状に配設したときに、隣接する歯先部11c同士を突合せ等により接合することが可能な周方向長さ寸法を備えて形成する。また、前記分割コア11のヨーク部11aには、例えば、その周方向の一方端側(例えば、図3の右側)に三角形状,矩形状,円弧形状,あり形状等所定形状の図示しない係合凸部を突設するとともに、他方端側(例えば、図3の左側)には隣接するヨーク部11aに突設した係合凸部が嵌合する所定形状の図示しない係合凹部を凹設するとよい(前記係合凸部を係合凹部に嵌合することによりヨーク部11a側を仮接合する)。
【0022】
次に、前記固定子11を組立てる場合は、はじめに、図示しない巻線機を使用して、各分割コア11の歯部11bに絶縁材13aを介してコイル13を巻装し(図2参照)、つづいて、図2で示すように、前記コイル13を巻装した複数個(図2においては12個)の分割コア11を、隣接するヨーク部11a同士及び歯先部11c同士を突合せ等により接合して固定した状態で環状に配設することによって、閉スロット構造の固定子1を組立てる。なお、この後、前記ヨーク部11a同士及び歯先部11c同士の接合部分を、レーザ溶接(例えば、YAGレーザ溶接)等によって溶着したり、接着剤によって接着したりするとよい。
【0023】
このように、本発明においては、複数の分割コア11の歯部11cにそれぞれ絶縁材13aを介してコイル13を巻装した後、前記複数の分割コア11を、隣接するヨーク部11a同士及び歯先部11c同士を突合せ等により接合して固定した状態で環状に配設して、閉スロット構造の固定子1を構成するようにしたので、前記コイル13は、各分割コア11の歯部11cに対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。
【0024】
また、前記固定子1は、その外周側に位置する分割コア11のヨーク部11a同士だけでなく、内周側に位置する歯先部11c同士も突合せ等により接合して固定し、閉スロット構造で構成するようにしたので、前記分割コア11に電磁力が加わった場合でも固定子1の変形を良好に防ぐことが可能となり、この結果、本発明における電動機Aを低騒音・低振動で駆動することができる。
【0025】
更に、前記固定子1は、分割コア11のヨーク部11a同士及び歯先部11c同士の接合部分を、レーザ溶接等によって溶着したり、接着剤によって接着したりすることによって、剛性強化を図ることができるので、電磁力による固定子1の変形をより一層良好に防ぐことが可能となる。
【0026】
また、前記固定子1は、分割コア11の歯先部11c同士が突合せ等により接合して固定されているため、歯部11bに巻装したコイル13に通電を行うと、前記歯先部11c同士の接合部分が磁気飽和して固定子インダクタンスが変化するので、本発明における電動機(ブラシレスDCモータ)Aをセンサレスで駆動する場合、前記固定子インダクタンスの変化を利用することにより、回転子2の磁極位置を精度よく検出することが可能となる結果、前記電動機Aをセンサレスにて良好に駆動させることができる。
【0027】
なお、本発明の固定子1においては、図4で示すように、歯先部11c同士の突合せ等による接合部分を、前記歯先部11cの正面側(回転子2と対向する側)から背面側(ヨーク部11aと対向する側)へ向けて矩形状(図4(a)参照)、あるいは、円弧状(図4(b)参照)等の形状に切欠く(凹設する)ことにより、その断面積が歯先部11c自体の断面積よりも十分小さくなるようにして形成するようにしてもよい。
【0028】
この場合、歯先部11c同士の接合部分を、歯先部11cの正面側から背面側に向けて凹設することにより形成したので、前記接合部分を溶着したり、接着したりする際に生じる溶接物,接着剤の盛り上りや、歯先部11c同士の接合部分の変形等によって生じる出っ張り等が、歯先部11cの正面側に突出して固定子1内周に挿入される回転子2と接触するのを良好に防ぐことが可能となる結果、前記回転子2を円滑・良好に回転させることができる。また、歯先部11c同士の接合部分の断面積が、歯先部11c自体の断面積よりも十分に小さくなるように形成されているので、前記接合部分へ磁束が短絡的に流れるのを抑制することが可能となり、この結果、歯部11bに巻装したコイル13との間における磁束鎖交数を増加させて、本発明における電動機Aの効率を向上させることができる。しかも、歯先部11c同士の接合部分の断面積が、歯先部11c自体の断面積よりも十分に小さくなるように形成されていることにより、前記歯先部11c同士の接合部分が磁気飽和することによる固定子インダクタンスの変化が顕著となり(大きくなり)、これを利用した回転子2の磁極位置検出を更に高精度に行うことが可能となるので、本発明における電動機Aをセンサレスにて良好に駆動することができる。
【0029】
また、本発明の固定子1においては、図5で示すように、短辺状のヨーク部11aの形状を、該ヨーク部11b同士の接合部分に括れを生じさせないような形状となして構成するようにしてもよい(例えば、図5(a)はヨーク部11aの内周側をへ字状に屈曲させた例を示し、図5(b)はヨーク部11aの内周側を円弧状となした例を示す)。この場合、前記ヨーク部11a同士の接合部分には括れが生じないので、前記接合部分おける磁束密度を磁気飽和が生じない程度まで低減させることが可能となり、この結果、本発明における電動機Aの効率低下を良好に防ぐことができる。
【0030】
更に、本発明の固定子1は、図6(a)で示すように、全ての歯先部11c同士を接合させて閉スロット構造で構成する以外に、図6(b)〜(f)で示すように、歯先部11c同士の接合部分を有する部位(閉スロット構造部分)と有しない部位(開スロット構造部分)とを軸方向において分布(混在)させた状態で構成するようにしてもよい(例えば、図6(b)は閉スロット構造部分と開スロット構造部分とを固定子1の軸方向において所定間隔毎に分布させるようにした例を示し、また、図6(c)は固定子1の軸方向の中心位置を基準として一方側(図6(c)の上側)に閉スロット構造部分を、かつ、他方側(図6(c)の下側)に開スロット構造部分をそれぞれ分布させるようにした例を示し、更に、図6(d)〜(f)は閉スロット構造部分と開スロット構造部分とを固定子1の軸方向の中心位置を基準として対称的な状態で分布させるようにした例を示す)。
【0031】
この場合、閉スロット構造部分と開スロット構造部分とを軸方向において分布(混在)させることにより、歯先部11c同士の接合部分に磁束が短絡的に流れるのを良好に抑制することが可能となり、この結果、歯部11bに巻装したコイル13との磁束鎖交数を増加させて、本発明における電動機Aの効率を向上させることができる。また、閉スロット構造部分と開スロット構造部分とを固定子1の軸方向の中心位置を基準として対称的な状態で分布させることにより、固定子1における磁束分布を均一とすることが可能となり、この結果、回転子2の軸方向両端部が固定子1の軸方向両端部から所定寸法ずつ均一に突出していることとも相まって(図1参照)、前記回転子2の軸方向の揺動等を良好に抑制して、電動機Aにおける騒音・振動の発生を防ぐことができる。更に、一部の歯先部11c同士が接合されている状態であれば、分割コア11に電磁力が加わった場合の固定子1の変形を良好に防ぐことができるとともに、前記接合部分が磁気飽和することにより固定子インダクタンスが変化するのを利用して、回転子2の磁極位置を精度よく検出することが可能であるため、本発明における電動機Aをセンサレスにて良好に駆動させることができる。
【0032】
次に、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例と第1実施例との相違点は固定子鉄心の構成にある。図7,8で示すように、第2実施例における固定子21の固定子鉄心22は、環状のヨーク部22aと、先端側に略円弧状の歯先部22cが一体的に形成され、かつ、基端側が前記ヨーク部22aの内周に嵌合される複数の独立した歯部22bとを備えており、それぞれけい素鋼板等の電磁鋼板を例えば、図示しないプレス等により所定形状に打抜き加工した鉄心素板を所定枚数積層し、かつ、所定個所においてカシメ固定等を行なうことにより一体化して形成されている。
【0033】
なお、前記歯先部22cは、図7で示す如く歯部22bを環状のヨーク部22a内周に嵌合したときに、隣接する歯先部22c同士を突合せ等により接合することが可能な周方向長さ寸法を備えて形成する。また、例えば、歯部22bの基端側(ヨーク部22a内周と嵌合する側)には所定形状の図示しない係合凸部を突設するとともに、ヨーク部22aの内周には前記歯部22b基端側に突設した係合凸部が係合する所定形状の図示しない係合凹部を凹設するとよい。
【0034】
次に、第2実施例の固定子21を組立てる場合は、はじめに、図示しない巻線機を使用して、複数の独立した歯部22bにそれぞれ絶縁材23aを介してコイル23を巻装し(図7参照)、つづいて、図7で示すように、前記コイル23を巻装した複数の歯部22bの基端側を、それぞれ環状のヨーク部22a内周に嵌合し、かつ、隣接する歯先部22c同士を突合せ等により接合して固定することによって、閉スロット構造の固定子21を組立てる。なお、この後、前記歯先部22c同士の接合部分を、レーザ溶接等(例えば、YAGレーザ溶接等)により溶着したり、接着剤により接着したりするとよい。
【0035】
このように、本発明の第2実施例においては、複数の独立した歯部22bにそれぞれコイル23を巻装した後、前記歯部22bの基端側をそれぞれ環状のヨーク部22aの内周に嵌合し、かつ、隣接する歯先部22c同士を突合せ等により接合して固定することによって、固定子21を閉スロット構造で構成するようにしたので、前記コイル23は、各歯部22bに対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。
【0036】
また、隣接する歯先部22c同士が接合され固定されているので、歯部22bに電磁力が加わった場合でも、前記歯部22bに変形等が生じるのを良好に防ぐことが可能となり、この結果、本発明における電動機Aを低騒音・低振動で駆動させることができる。しかも、前記歯先部22c同士の接合部分を溶着したり、接着したりすることで、前記接合部分の剛性強化を図ることができるので、より一層歯部22bの変形等を防ぐことが可能となる。
【0037】
更に、歯先部22c同士の接合部分が磁気飽和することにより固定子インダクタンスが変化するのを利用して、回転子2の磁極位置を精度よく検出することが可能であるため、本発明における電動機Aをセンサレスにて良好に駆動させることができる。
【0038】
なお、第2実施例においても、図4,6で示すように、歯先部22c同士の接合部分を、前記歯先部22cの正面側(回転子2と対向する側)から背面側(ヨーク部22aと対向する側)に向けて切欠いて(凹設して)、前記接合部分の断面積が歯先部22c自体の断面積よりも十分に小さくなるように形成したり、歯先部22c同士の接合部分を有する部位(閉スロット構造部分)と有しない部位(開スロット構造部分)とを、固定子21の軸方向において分布(混在)させた状態で、前記固定子21を構成したりすることが可能であり、これにより第1実施例と同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
【0039】
次に、本発明の第3実施例について説明する。第3実施例と第1,第2実施例との相違点は固定子鉄心の構成にある。図9,10で示すように、第3実施例における固定子31の固定子鉄心32は、環状のヨーク部32aと、先端側に形成した歯先部32c同士が一体的に接合され、かつ、基端側が前記ヨーク部32aの内周に嵌合される複数の歯部32bとを備えており、それぞれけい素鋼板等の電磁鋼板を例えば、図示しないプレス等により所定形状に打抜き加工した鉄心素板を所定枚数積層し、かつ、所定個所においてカシメ固定等を行うことにより一体化して構成されている。
【0040】
なお、例えば、前記複数の歯部32bの基端側(ヨーク部32a内周に嵌合される側)には所定形状の図示しない係合凸部を突設するとともに、ヨーク部32aの内周には前記歯部32b基端側に突設した係合凸部が係合する所定形状の図示しない係合凹部を凹設するとよい。
【0041】
次に、第3実施例の固定子を組立てる場合は、はじめに、図示しない巻線機を使用して、歯先部32c同士が一体的に接合された状態の複数の歯部32bに、その基端側からそれぞれ絶縁材33aを介してコイル33を巻装し(図9参照)、つづいて、図9で示すように、前記コイル33を巻装した複数の歯部32bの基端側を、それぞれ環状のヨーク部32a内周に嵌合することにより、閉スロット構造の固定子31を組立てる。
【0042】
このように、本発明の第3実施例においては、歯先部32c同士が一体的に接合された状態の複数の歯部32bにそれぞれコイル33を巻装した後、前記複数の歯部32bの基端側を、それぞれ環状のヨーク部32a内周に嵌合することにより、固定子31を閉スロット構造で構成するようにしたので、前記コイル33は、各歯部32bに対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。
【0043】
また、第3実施例の固定子31においては、歯先部32c同士が一体的に接合されているので、歯部32bに電磁力が加わった場合でも、前記歯部32bの変形等を良好に防ぐことが可能となり、この結果、本発明の電動機Aを低騒音・低振動で駆動させることができる。
【0044】
更に、歯先部32c同士の接合部分が磁気飽和することにより固定子インダクタンスが変化するのを利用して、回転子2の磁極位置を精度よく検出することが可能であるため、本発明における電動機Aをセンサレスにて良好に駆動させることができる。
【0045】
なお、第3実施例においても、図4,6で示すように、歯先部32c同士の接合部分を、前記歯先部32cの正面側(回転子2と対向する側)から背面側(ヨーク部32aと対向する側)に向けて切欠いて(凹設して)、前記接合部分の断面積が歯先部32c自体の断面積よりも十分に小さくなるように形成したり、歯先部32c同士の接合部分を有する部位(閉スロット構造部分)と有しない部位(開スロット構造部分)とを、固定子31の軸方向において分布(混在)させた状態で、前記固定子31を構成したりすることが可能であり、これにより第1実施例と同様の効果を得ることができることはいうまでもない。
【0046】
また、本発明の実施例においては、一例として電動機Aを表面磁石構造の回転子2を備えたブラシレスDCモータとした場合について説明したが、これに限定することなく、埋込磁石構造の回転子を備えたブラシレスDCモータ(所謂、IPMモータ)や、リラクタンスモータ、誘導電動機等においても、本発明の第1〜第3実施例における固定子1,21,31を採用することが可能であることはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ヨーク部と歯部と歯先部とを一体的に備えた分割コアの前記歯部にコイルを巻装した後、前記コイルを巻装した複数個の分割コアを、隣接するヨーク部同士及び歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定した状態で環状に配設し、固定子を閉スロット構造で構成するようにしたので、前記コイルは、各歯部に対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。しかも、固定子の外周側に位置するヨーク部同士だけでなく、固定子の内周側に位置する歯先部同士も突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定するようにしたので、分割コアを使用した固定子の剛性強化を図ることが可能となり、この結果、前記分割コアに電磁力が加わった場合に固定子が変形するのを良好に阻止して、電動機を低騒音・低振動で駆動させることができる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、分割コアのヨーク部の形状を、該ヨーク部同士の接合部分に括れが生じないような形状となして構成したので、前記接合部分における磁束密度を磁気飽和が生じない程度に抑制することが可能となり、この結果、電動機の効率低下を良好に防ぐことができる。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、複数の独立した歯部にコイルを巻装した後、前記コイルを巻装した複数の歯部の基端側をそれぞれ環状のヨーク部の内周に嵌合し、かつ、隣接する歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定することによって、固定子を閉スロット構造で構成するようにしたので、前記コイルは、各歯部に対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。しかも、歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定するようにしたので、歯部の剛性強化を図ることが可能となり、この結果、歯部に電磁力が加わった場合に前記歯部に変形等が生じるのを良好に防いで、電動機を低騒音・低振動で駆動させることができる。
【0050】
請求項4記載の発明によれば、歯先部同士が一体的に接合された状態の複数の歯部にコイルを巻装した後、前記複数の歯部の基端側をそれぞれ環状のヨーク部内周に嵌合して、固定子を閉スロット構造で構成するようにしたので、前記コイルは、各歯部に対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。しかも、歯先部同士が一体的に接合されているので、歯部に電磁力が加わった場合でも、前記歯部の変形等を良好に防ぐことが可能となり、この結果、電動機を低騒音・低振動で駆動させることができる。
【0051】
請求項5記載の発明によれば、歯先部同士の接合部分の断面積を、前記歯先部自体の断面積よりも十分に小さくなるように構成したので、前記接合部分に磁束が短絡的に流れるのを抑制することが可能となり、この結果、歯部に巻装したコイルとの間の磁束鎖交数を増加させて、電動機の効率を向上させることができる。
【0052】
請求項6記載の発明によれば、歯先部同士の接合部分を、前記歯先部の正面側から背面側に向けて切欠いた(凹設した)状態で形成するようにしたので、接合部同士を溶着したり、接着したりする際に生じる溶接物,接着剤の盛り上りや、歯先部11c同士の接合部分の変形等によって生じる出っ張り等が、歯先部の正面側に突出して、固定子内周に挿入される回転子と接触するのを良好に防ぐことが可能となる結果、前記回転子を円滑・良好に回転させることができる。
【0053】
請求項7記載の発明によれば、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを、固定子の軸方向において分布(混在)させた状態で、前記固定子を構成するようにしたので、歯先部同士の接合部分に磁束が短絡的に流れるのを良好に抑制することが可能となり、この結果、歯部に巻装したコイルとの磁束鎖交数を増加させて、電動機の効率を向上させることができる。
【0054】
請求項8記載の発明によれば、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを、固定子の軸方向における中心位置を基準として、対称的な状態で分布させるように構成したので、固定子における磁束分布を均一とすることが可能となり、この結果、前記固定子内周に挿入される回転子の軸方向の揺動等を抑制して、電動機における騒音・振動の発生を良好に防ぐことができる。
【0055】
請求項9記載の発明によれば、コイルを巻装する歯部を、短辺状のヨーク部と一体的に、あるいは、環状のヨーク部と分割可能に形成するようにしたので、前記コイルは、ヨーク部に妨げられることなく、歯部に対して迅速・容易に、かつ、高密度で巻装することが可能となる。また、コイルを巻装する歯部は、隣接する歯先部同士を接合して固定した状態で配設して、閉スロット形状の環状の固定子鉄心を形成するようにしたので、固定子(鉄心)の剛性強化を図ることが可能となり、この結果、歯部に電磁力が加わった場合に前記固定子(鉄心)が変形するのを良好に防いで、電動機を低騒音・低振動で駆動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における固定子を備えた電動機を概略的に示す縦断側面図である。
【図2】本発明における固定子を示す平面図である。
【図3】本発明における固定子を構成する分割コアを示す平面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ本発明における固定子の歯先部同士の接合部分の改良例を示す拡大平面図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれ本発明における固定子のヨーク部同士の接合部分の改良例を示す拡大平面図である。
【図6】(a)〜(f)はそれぞれ本発明の固定子の軸方向における閉スロット構造部分及び開スロット構造部分の分布状態を示す拡大正面図である。
【図7】本発明の第2実施例における固定子を示す平面図である。
【図8】(a)は本発明の第2実施例における固定子を構成するヨーク部を示す平面図、(b)は歯部及び歯先部を示す平面図である。
【図9】本発明の第3実施例における固定子を示す平面図である。
【図10】(a)は本発明の第3実施例における固定子を構成するヨーク部を示す平面図、(b)は歯部及び歯先部を示す平面図である。
【符号の説明】
1,21,31 固定子
11 分割コア
11a,22a,32a ヨーク部
11b,22b,32b 歯部
11c,22c,32c 歯先部
12,22,32 固定子鉄心
13,23,33 コイル

Claims (9)

  1. 環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、短辺状のヨーク部と、前記ヨーク部の内周側に向けて一体的に突設した歯部と、前記歯部の先端側に一体的に形成した歯先部とを備えた複数の分割コアからなり、前記複数の分割コアの歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の分割コアを隣接するヨーク部同士及び歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定した状態で環状に配設することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする固定子。
  2. 前記固定子鉄心は、その分割コアのヨーク部の形状を、該ヨーク部同士の接合部分において括れが生じないような形状となして構成したことを特徴とする請求項1記載の固定子。
  3. 環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、環状のヨーク部と、先端側に歯先部が一体的に形成され、かつ、基端側が前記ヨーク部の内周に嵌合される複数の独立した歯部とを備え、前記複数の歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の歯部の基端側をヨーク部の内周に嵌合し、かつ、隣接する歯先部同士を突合せ、あるいは、溶着,接着等により接合して固定することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする固定子。
  4. 環状の固定子鉄心にコイルを巻装してなる固定子において、前記固定子鉄心は、環状のヨーク部と、先端側に形成した歯先部同士が一体的に接合され、かつ、基端側が前記ヨーク部の内周に嵌合される複数の歯部とを備え、前記複数の歯部にそれぞれコイルを巻装した後、該複数の歯部の基端側をヨーク部の内周に嵌合することにより、閉スロット構造となして構成したことを特徴とする固定子。
  5. 前記固定子鉄心は、その歯先部同士の接合部分の断面積が、歯先部自体の断面積よりも十分小さくなるように構成したことを特徴とする請求項1ないし4記載の固定子。
  6. 前記固定子鉄心は、その歯先部同士の接合部分を、歯先部の回転子と対向する側からヨーク部と対向する側へ向けて切欠いた状態で形成するように構成したことを特徴とする請求項1ないし5記載の固定子。
  7. 前記固定子鉄心は、その軸方向において、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを分布させた状態で構成したことを特徴とする請求項1ないし6記載の固定子。
  8. 前記固定子鉄心は、その軸方向の中心位置を基準として、歯先部同士の接合部分を有する部位と有しない部位とを対称的な状態で分布させるように構成したことを特徴とする請求項1ないし7記載の固定子。
  9. コイルを巻装する歯部を短辺状のヨーク部と一体的に、あるいは、環状のヨーク部と分割可能に形成する工程と、前記コイルを巻装する歯部を、隣接する歯先部同士を接合して固定した状態で配設して、閉スロット構造の環状の固定子鉄心を形成する工程とを備えたことを特徴とする固定子の製造方法。
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