JP2011097756A - ステッピングモータのステータヨークおよびステッピングモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】分割ヨークにてステータヨークを構成して極歯の長さを自由に設定し、結合したステータヨークの同軸度を向上すること。
【解決手段】分割ヨーク3を隣接する分割ヨーク3同士の間に隙間8が形成されるように環状にセットして内ヨーク2A、2Bを構成する。そして、それぞれの分割ヨーク3を背中合わせに密着配置した分割ヨーク3の切欠部7bの箇所にレーザ溶接9で内ヨーク2A、2Bを固着して内ヨーク組立体2を形成する。
【選択図】図8
【解決手段】分割ヨーク3を隣接する分割ヨーク3同士の間に隙間8が形成されるように環状にセットして内ヨーク2A、2Bを構成する。そして、それぞれの分割ヨーク3を背中合わせに密着配置した分割ヨーク3の切欠部7bの箇所にレーザ溶接9で内ヨーク2A、2Bを固着して内ヨーク組立体2を形成する。
【選択図】図8
Description
本発明は、ステッピングモータに関し、特にクローポール型ステッピングモータのステータヨークに関する。
従来、クローポール型ステッピングモータとしては、例えば、図10に示すように構成されている。ロータ100は周方向に多極着磁されたリング状の永久磁石102とこれを支持するシャフト103からなり、その外側にはステータが形成されている。ステータは図10、図11に示すようなヨーク104、105、106、107と、励磁コイル110、111と、これらの部品を介装する外筒部108と、この外筒部108を封口するキャップ109とを備えている。ステータは軸方向にA相とB相が構成された2相構造で、A相を構成するヨーク104、105はそれぞれ櫛歯状の極歯aが交互に噛み合って永久磁石102の外周面に対向配置される。また、B相を構成するヨーク106、107はそれぞれ櫛歯状の極歯aが交互に噛み合って永久磁石102の外周面に対向配置される。このとき、A相のヨーク105とB相のヨーク106の鍔部bが背中合わせにて密着して重なりあって外筒部108に介装される。114はロータ101を回転可能に支持する軸受である。
一般に、図11に示すようなステータのヨーク104、105、106、107は軟磁性材からなる板材を所定形状に打ち抜き、打ち抜いた後に極歯a部分を引き起こしてほぼ直角に曲げ加工して得ている。
極歯を長くする方法として、例えば、特開平3−145961号には、磁性材料からなる平板に複数の極歯の歯先を連結したまま隣り合う極歯相互間の間隔を極歯より短い長さの歯形状に打ち抜いた後に極歯を所定の長さに伸長する絞り加工を行ない、極歯の歯先の連結した絞り部底面を打抜く方法が開示されている。しかし、絞り加工において極歯の板厚が減少してしまうため、磁気抵抗が増加すると共に、極歯の強度が低下する問題がある。これに対して、ステータヨークの極歯部分を均等に分割し、分割したヨーク部を環状のヨークに形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図12は特許文献1に記載のステッピングモータのステータヨークの斜視図、図13は図12に示すステータヨークを構成する分割ヨークの斜視図である。
図12において、ステータヨーク210は30°で均等に分割した12個の分割ヨーク213で構成されている。分割ヨーク213は、ヨーク部211と、これに連結した櫛歯状の極歯を軸方向に直角に曲げ加工した極歯部212で構成され、ヨーク部211が環状のヨークを形成するように配置されている。このように分割ヨークとすることで極歯の長さを自由に設定できる。
また、分割ヨークの技術として、積層鉄心を分割した状態で形成した後、これを接合して固定子を形成する構造がある(例えば、特許文献2参照)。
図14は特許文献2に記載の固定子を示した図で、薄板素片を積層したものを組み合わせて固定子を組み立てた状態を示す平面図、図15は図14中の矢印D方向から見た部分拡大図である。
図14、15に示すように、薄板素片310を数枚ずつ同一の向きで重ねて、さらに表裏交互に重ね合わせて1つの突極単位部320を形成し、中心に位置決め治具350を入れて、この位置決め治具350に各突極の先端321を突き当てることにより各突極先端321の位置決めを行い、隣接した突極単位部320のバックヨーク形成部分312Lと312Rがオーバラップした部分で溶接322して固定子330を形成している。薄板素片310のバックヨーク形成部分312Lと312Rの長さは、固定子330として組み上げられたときに調整ギャップCができるような長さとしている。
しかしながら、特許文献1に記載されたステッピングモータのステータヨーク210は30°で均等に分割した12個の分割ヨーク213で構成しているが、分割ヨーク213の連結方法について開示していない。図12に示すように分割ヨーク213は隣接する分割ヨーク213同士が隙間なく連結結合されているが、個々の分割ヨーク213は製造時に寸法のバラツキが生じるため、連結結合したステータヨーク210では、外周と内周の同軸度の精度が低下する。また、分割ヨーク213が等間隔で配置できず、不均等な配置になる問題がある。
また、特許文献2に記載された固定子330では隣接した突極単位部320のバックヨーク形成部分312Lと312Rがオーバラップした部分の外周面で溶接322して一体に形成しているが、固定子330の外周面に溶接322する構造のため、図10に示すような外筒部108を装着して磁気回路を形成する際、溶接322の箇所によって外筒部108との接触が良好とならず、磁気抵抗が増加するといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、分割ヨークにてステータヨークを構成することによって極歯の長さを自由に設定でき、かつ連結結合したステータヨークにおける外周と内周の同軸度の精度を向上することができるクローポール型ステッピングモータのステータヨーク及びこのステータヨークを用いたステッピングモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、フランジ部と該フランジ部に連接した極歯部を備えた分割ヨークを周方向に複数配設して構成されたステッピングモータのステータヨークにおいて、前記分割ヨークの前記フランジ部の両端にそれぞれ切欠部を形成し、隣接する前記分割ヨークの前記フランジ部同士の間に隙間を形成し、前記複数の分割ヨークから構成されてなるステータヨーク同士を背中合わせで密着し、前記分割ヨークのフランジ部の両端に形成した切欠部にて溶接で固着して一体に形成してなることを特徴とする。
本願請求項1に係る発明によれば、極歯の長さを自由に設定でき、かつ連結結合したステータヨークにおける外周と内周の同軸度の精度を向上することができるクローポール型ステッピングモータのステータヨークを提供できる。また、このステータヨークを用いることによってモータトルクを低下させることなく、小型化・小径化したステッピングモータを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明のクローポール型ステッピングモータにおけるステータヨークの製造工程を示した図であって、外ヨークの製造工程を説明した図、図6〜図9は内ヨークの製造工程を説明した図である。
図1〜図5は本発明のクローポール型ステッピングモータにおけるステータヨークの製造工程を示した図であって、外ヨークの製造工程を説明した図、図6〜図9は内ヨークの製造工程を説明した図である。
<外ヨークの製造工程>
(a)まず、軟磁性材(例えば、0.2mm厚の電磁鋼板)の板材から所定形状に打ち抜いて分割ヨーク3を形成する。このとき、図1に示すように、フランジ部4の外周側で中央より一方側にずれた位置に切欠部7a、フランジ部4の両端には切欠部7bが同時に形成される。
(b)次に、打ち抜いた分割ヨーク3を治具(図示省略)にセットし、図1に示す折り線(一点鎖線)の箇所で直角に折り曲げ、極歯部6を90°起こし、図2に示すように所定形状に成形する。
(c)次に、図3に示すように、金型10に備えられた位置決めピン10aに分割ヨーク3のフランジ部4の切欠部7aに合わせて位置決めし、分割ヨーク3が環状になるようにセットする。このとき、隣接する分割ヨーク3との間には隙間8が形成される。図では分割ヨーク3は5個セットしている。このように、分割ヨーク3のフランジ部4の周方向の長さ(円弧の長さ)は、内ヨークの円周を分割したときの寸法よりも少し短く形成されているため、周方向に分割ヨーク3を配設したとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成され、この隙間によって、分割ヨーク3の寸法のバラツキを吸収することができる。図4は金型10にセットした分割ヨークのみを取り出した状態を示した図である。
(d)次に、金型内に合成樹脂16を注入し、極歯部6の内周面6a(ロータ対向面)を除いて極歯6とフランジ部4の表面、及び隙間8を合成樹脂16で覆って樹脂成型して外ヨーク1を構成する。そして、図5に示すように、この合成樹脂16によってフランジ部4が全周にわたって連結するため一体に形成される。そして、金型から樹脂成型した外ヨーク1を取り出す。
(a)まず、軟磁性材(例えば、0.2mm厚の電磁鋼板)の板材から所定形状に打ち抜いて分割ヨーク3を形成する。このとき、図1に示すように、フランジ部4の外周側で中央より一方側にずれた位置に切欠部7a、フランジ部4の両端には切欠部7bが同時に形成される。
(b)次に、打ち抜いた分割ヨーク3を治具(図示省略)にセットし、図1に示す折り線(一点鎖線)の箇所で直角に折り曲げ、極歯部6を90°起こし、図2に示すように所定形状に成形する。
(c)次に、図3に示すように、金型10に備えられた位置決めピン10aに分割ヨーク3のフランジ部4の切欠部7aに合わせて位置決めし、分割ヨーク3が環状になるようにセットする。このとき、隣接する分割ヨーク3との間には隙間8が形成される。図では分割ヨーク3は5個セットしている。このように、分割ヨーク3のフランジ部4の周方向の長さ(円弧の長さ)は、内ヨークの円周を分割したときの寸法よりも少し短く形成されているため、周方向に分割ヨーク3を配設したとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成され、この隙間によって、分割ヨーク3の寸法のバラツキを吸収することができる。図4は金型10にセットした分割ヨークのみを取り出した状態を示した図である。
(d)次に、金型内に合成樹脂16を注入し、極歯部6の内周面6a(ロータ対向面)を除いて極歯6とフランジ部4の表面、及び隙間8を合成樹脂16で覆って樹脂成型して外ヨーク1を構成する。そして、図5に示すように、この合成樹脂16によってフランジ部4が全周にわたって連結するため一体に形成される。そして、金型から樹脂成型した外ヨーク1を取り出す。
<内ヨークの製造工程>
(a)外ヨーク1同様、軟磁性材(例えば、0.2mm厚の電磁鋼板)の板材から、所定形状に打ち抜いて、図1に示すような分割ヨーク3を形成する。このとき、フランジ部4の外周側で中央より一方側にずれた位置に切欠部7aが、フランジ部4の両端には切欠部7bが同時に形成される。
(b)次に、打ち抜いた分割ヨーク3を治具(図示省略)にセットして、図2に示すように極歯部6を直角に折り曲げ、所定形状に成形する。
(c)次に、図6に示すように成形した分割ヨーク3を環状になるように金型10の所定の位置にセットして一方の相の内ヨーク2Aを構成する。このとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成される。さらに、他方の相となる内ヨーク2Bも、同様に分割ヨーク3を所定の位置にセットして背中合わせになるように密着配置する。このとき、金型10に備えられた位置決めピン10aに分割ヨーク3のフランジ部4の切欠部7a同士が一致した箇所で位置決めが行われる。図6では分割ヨーク3は合計10個セットしている。このとき、一方の内ヨーク2Aの極歯部6と他方の内ヨーク2Bの極歯部6の位置関係は一定の位相差(本実施例では電気角で90°)となるように、周方向にずらした位置にセットされる(図7参照)。図7は治具にセットされたA相の内ヨーク2AとB相の内ヨーク2Bの状態を示した図である。このように、分割ヨーク3のフランジ部4の周方向の長さ(円弧の長さ)は、内ヨーク2A、2Bの円周を分割したときの長さよりも少し短く形成されているため、周方向に分割ヨーク3を配設したとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成され、この隙間8によって、分割ヨーク3の寸法のバラツキを吸収することができる。
(d)次に、背中合わせに密着配置した分割ヨーク3の切欠部7bの箇所をレーザ溶接にて固着する。図8では5箇所にレーザ溶接している。このとき、レーザ溶接箇所9は分割ヨーク3の板厚より突出しないように行う。これによって、A相の内ヨーク2A(分割ヨークが5個)とB相の内ヨーク2B(分割ヨークが5個)が背中合わせで密着して一体に固着され、内ヨーク組立体2が形成される。
(e)次に、レーザ溶接にて分割ヨーク3を背中合わせで固着して形成した内ヨーク組立体2を金型(図示省略)の所定の位置にセットする。金型(図示省略)内に合成樹脂16を注入し、極歯部6の内周面6a(ロータ対向面)を除いて極歯部6とフランジ部4の表面、及び隙間8を合成樹脂16で覆って樹脂成型した内ヨーク組立体2を構成する。このとき、図9に示すように、内ヨーク組立体2の外周部には合成樹脂16によって位置決め用突起部15が同時に一体形成される。そして、金型(図示省略)から樹脂成型した内ヨーク組立体2を取り出す。
(a)外ヨーク1同様、軟磁性材(例えば、0.2mm厚の電磁鋼板)の板材から、所定形状に打ち抜いて、図1に示すような分割ヨーク3を形成する。このとき、フランジ部4の外周側で中央より一方側にずれた位置に切欠部7aが、フランジ部4の両端には切欠部7bが同時に形成される。
(b)次に、打ち抜いた分割ヨーク3を治具(図示省略)にセットして、図2に示すように極歯部6を直角に折り曲げ、所定形状に成形する。
(c)次に、図6に示すように成形した分割ヨーク3を環状になるように金型10の所定の位置にセットして一方の相の内ヨーク2Aを構成する。このとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成される。さらに、他方の相となる内ヨーク2Bも、同様に分割ヨーク3を所定の位置にセットして背中合わせになるように密着配置する。このとき、金型10に備えられた位置決めピン10aに分割ヨーク3のフランジ部4の切欠部7a同士が一致した箇所で位置決めが行われる。図6では分割ヨーク3は合計10個セットしている。このとき、一方の内ヨーク2Aの極歯部6と他方の内ヨーク2Bの極歯部6の位置関係は一定の位相差(本実施例では電気角で90°)となるように、周方向にずらした位置にセットされる(図7参照)。図7は治具にセットされたA相の内ヨーク2AとB相の内ヨーク2Bの状態を示した図である。このように、分割ヨーク3のフランジ部4の周方向の長さ(円弧の長さ)は、内ヨーク2A、2Bの円周を分割したときの長さよりも少し短く形成されているため、周方向に分割ヨーク3を配設したとき、隣接する分割ヨーク3同士の間には隙間8が形成され、この隙間8によって、分割ヨーク3の寸法のバラツキを吸収することができる。
(d)次に、背中合わせに密着配置した分割ヨーク3の切欠部7bの箇所をレーザ溶接にて固着する。図8では5箇所にレーザ溶接している。このとき、レーザ溶接箇所9は分割ヨーク3の板厚より突出しないように行う。これによって、A相の内ヨーク2A(分割ヨークが5個)とB相の内ヨーク2B(分割ヨークが5個)が背中合わせで密着して一体に固着され、内ヨーク組立体2が形成される。
(e)次に、レーザ溶接にて分割ヨーク3を背中合わせで固着して形成した内ヨーク組立体2を金型(図示省略)の所定の位置にセットする。金型(図示省略)内に合成樹脂16を注入し、極歯部6の内周面6a(ロータ対向面)を除いて極歯部6とフランジ部4の表面、及び隙間8を合成樹脂16で覆って樹脂成型した内ヨーク組立体2を構成する。このとき、図9に示すように、内ヨーク組立体2の外周部には合成樹脂16によって位置決め用突起部15が同時に一体形成される。そして、金型(図示省略)から樹脂成型した内ヨーク組立体2を取り出す。
次に、樹脂成型した外ヨーク1と、樹脂成型した内ヨーク組立体2をそれぞれの極歯部6が交互に噛み合うようにして、図10に示すような軟磁性材からなる外筒部108の内部に装着する。このとき、コイルは極歯部6の外周に配設される。また、内ヨーク組立体2の外周部に形成した位置決め用突起部15は外筒部108の切欠部と位置決めされる。
なお、外ヨーク1は、極歯部6の内周面6a(ロータ対向面)を除いて極歯部6とフランジ部4の表面、及び隙間8を合成樹脂16で覆って樹脂成型して外ヨーク1を構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、フランジ部4の表面及び隙間8を合成樹脂16で覆って連結した構成であってもよい。
また、内ヨーク組立体2は樹脂成形することなく、A相の内ヨーク2AとB相の内ヨーク2Bが背中合わせで密着し、レーザ溶接にて一体に固着した状態で用いてもよい。
また、本実施の形態では内ヨーク組立体2および外ヨーク1は合成樹脂による樹脂成型にて説明したが、合成樹脂に代えて磁性圧粉にて成型してもよい。
また、本実施の形態ではレーザ溶接にて固着しているが、これに限定されるものではなく、他の公知の溶接方法であっても勿論良い。
1 外ヨーク
2 内ヨーク組立体
2A、2B 内ヨーク
3 分割ヨーク
4 フランジ部
4a 外周面
6 極歯部
6a 内周面
7a 切欠部
7b 切欠部
8 隙間
9 レーザ溶接箇所
15 位置決め用突起部
16 合成樹脂
2 内ヨーク組立体
2A、2B 内ヨーク
3 分割ヨーク
4 フランジ部
4a 外周面
6 極歯部
6a 内周面
7a 切欠部
7b 切欠部
8 隙間
9 レーザ溶接箇所
15 位置決め用突起部
16 合成樹脂
Claims (6)
- フランジ部と該フランジ部に連接した極歯部を備えた分割ヨークを周方向に複数配設して構成されたステッピングモータのステータヨークにおいて、
前記分割ヨークの前記フランジ部の両端にそれぞれ切欠部を形成し、隣接する前記分割ヨークの前記フランジ部同士の間に隙間を形成し、
前記複数の分割ヨークから構成されてなるステータヨーク同士を背中合わせで密着し、前記分割ヨークのフランジ部の両端に形成した切欠部にて溶接で固着して一体に形成してなることを特徴とするステッピングモータのステータヨーク。 - 前記背中合わせで密着したステータヨークが前記極歯部の内周面を除いて合成樹脂にて覆って一体成型してなることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータのステータヨーク。
- 前記背中合わせで密着したステータヨークが前記極歯部の内周面を除いて磁性圧粉にて覆って一体成型してなることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータのステータヨーク。
- 前記背中合わせで密着して溶接で固着してなるステータヨークは内ヨーク同士を固着したものであることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータのステータヨーク。
- 前記分割ヨークの前記フランジ部の外周に位置決め用の切欠部を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータのステータヨーク。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のステータヨークを用いたことを特徴とするステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009249710A JP2011097756A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ステッピングモータのステータヨークおよびステッピングモータ |
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JP2009249710A JP2011097756A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ステッピングモータのステータヨークおよびステッピングモータ |
Publications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099106A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Asmo Co Ltd | ロータ及びモータ |
US9143013B2 (en) | 2011-10-31 | 2015-09-22 | Asmo Co. Ltd | Rotor and motor |
US9273691B2 (en) | 2011-10-31 | 2016-03-01 | Asmo, Co., Ltd. | Rotor and motor |
CN105656234A (zh) * | 2014-11-26 | 2016-06-08 | 株式会社理光 | 永磁体马达、位置估计装置和马达驱动控制装置 |
WO2022230704A1 (ja) * | 2021-04-26 | 2022-11-03 | 三菱電機株式会社 | 回転電機の固定子、回転電機、回転電機の固定子の製造方法、および回転電機の製造方法 |
-
2009
- 2009-10-30 JP JP2009249710A patent/JP2011097756A/ja active Pending
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