JP3406812B2 - 回転機器のステータ - Google Patents

回転機器のステータ

Info

Publication number
JP3406812B2
JP3406812B2 JP25370197A JP25370197A JP3406812B2 JP 3406812 B2 JP3406812 B2 JP 3406812B2 JP 25370197 A JP25370197 A JP 25370197A JP 25370197 A JP25370197 A JP 25370197A JP 3406812 B2 JP3406812 B2 JP 3406812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
press
stator
inner core
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25370197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1198724A (ja
Inventor
真史 山村
満彦 松下
義人 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP25370197A priority Critical patent/JP3406812B2/ja
Publication of JPH1198724A publication Critical patent/JPH1198724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3406812B2 publication Critical patent/JP3406812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転機器のステータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電動機、発電器などの回転機器の
ステータとして、インナーコアとアウターコアとを相互
に組み合わせたいわゆる分割コアによって構成されるも
のがある。図19は従来の回転機器のステータの平面図
である。図19において、ステータ111はインナーコ
ア112とそのインナーコア112の外側を囲むように
配置されているアウターコア113とより構成されてい
る。インナーコア112は、複数枚のインナーコア材1
12aを積層して形成される。前記インナーコア材11
2aは、リング状の連結部112bから外側に向けて放
射状に延びる複数の磁極歯112cが形成されている。
アウターコア113は、複数枚のアウターコア材113
aを積層して形成される。前記アウターコア材113a
は、内周部にインナーコア材112aの磁極歯112c
と対応する複数の嵌合溝113bが形成されたリング状
の磁性薄板より構成されている。ステータ111は積層
してから卷線したインナーコア112の各磁極歯112
cの先端部と、積層して形成したアウターコア113の
嵌合溝113bとを圧入嵌合することによって組み立て
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、インナーコ
ア112とアウターコア113とを嵌め合わせる時に、
インナーコア112の各磁極歯112cとアウターコア
113の各嵌合溝113bとの間に生じる寸法誤差や、
各磁極歯112cの先端部及び、アウターコア113の
各嵌合溝113bにそれぞれ発生したバリ等があると、
それによって連結部112bの各磁極歯112c間の橋
絡部分に過大な力が作用し、その橋絡部分が変形する。
【0004】インナーコアとアウターコアとを相互に組
み合わせた後の変形を抑える技術は例えば特開平8−1
16632号公報にて知られている。これは、アウター
コアの嵌合溝の底部に小溝を設けるとともに、磁極歯と
嵌合溝との嵌合する嵌合溝の深さをアウターコアの半径
方向幅寸法の1/2以上に設定する方法である。この技
術では、アウターコアの剛性が弱くなり、アウターコア
の外径寸法が変形してしまう。従って、アウターコアの
外径と組み合わせ部品がある場合、組み付けができない
という問題点が生じる。
【0005】又、磁極歯と嵌合溝との嵌合深さはアウタ
ーコアの半径方向幅寸法の1/2以上に設定されるの
で、インナーコアの半径方向幅寸法が長くなることか
ら、磁気効率が低下するとともに、ステータの小型化が
難しくなるという問題点がある。本発明第1の目的は、
インナーコアとアウターコアとを嵌め合わせる時に、ス
テータの内外径の変形を抑えることができるとともに、
磁束漏れの発生及び鉄損の増加を最小限に抑えることが
できる回転機器のステータを提供することにある。
【0006】本発明第2の目的は、インナーコアとアウ
ターコアとを嵌め合わせる時に、ステータの内外径の変
形を抑えることができるとともに、コア圧入の嵌挿力が
小さくてインナーコアとアウターコアとを楽に嵌め合わ
せることができる回転機器のステータを提供することに
ある。
【0007】本発明第3の目的は、ステータの磁気効率
を上げて回転機器の性能を向上させることができるとと
もに、回転機器の小型化が可能となる回転機器のステー
タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、複数枚のインナーコア材
を積層して形成したインナーコアと、そのインナーコア
の外側を囲むように配置される複数枚のリング状のアウ
ターコア材を積層して形成したアウターコアとを備えた
回転機器のステータにおいて、前記インナーコア材は、
そのリング状の連結部から外方に向けて放射状に延びる
複数本の磁極歯を形成するとともに、その磁極歯の先端
部にインナー側嵌合連結部を形成し、前記アウターコア
材は、その輪部の内周部に前記インナーコア材のインナ
ー側嵌合連結部と連結するアウター側嵌合連結部を形成
し、前記インナー側及びアウター側嵌合連結部のいずれ
か一方の嵌合連結部に、他方の嵌合連結部と嵌合する
際、撓んで圧入嵌合する緩衝片を形成した。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の回転機器のステータにおいて、前記インナー側及びア
ウター側嵌合連結部のいずれか一方の嵌合連結部に、他
方の嵌合連結部と嵌合する嵌合溝を形成し、他方の嵌合
連結部に、前記嵌合溝に圧入嵌合する際、撓んで圧入嵌
合する緩衝片を形成した。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の回転機器のステータにおいて、前記インナー側及びア
ウター側嵌合連結部のいずれか一方の嵌合連結部に、他
方の嵌合連結部と嵌合する嵌合溝を形成し、その嵌合溝
に、他方の嵌合連結部が圧入嵌合する際、その他方の嵌
合連結部にて撓まされて圧入嵌合する緩衝片を形成し
た。
【0011】
【0012】請求項1に記載の発明によれば、インナー
側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一方の嵌合連結
部に形成された緩衝片は、他方の嵌合連結部と嵌合する
ときに撓んで圧入嵌合するため、嵌合するときに生じた
応力がその緩衝片より吸収される。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、インナー
側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一方の嵌合連結
部に形成された緩衝片は、他方の嵌合連結部に形成され
た嵌合溝に嵌合するときに撓んで圧入嵌合するため、嵌
合するときに生じた応力がその緩衝片より吸収される。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、インナー
側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一方の嵌合連結
部に、他方の嵌合連結部と嵌合する嵌合溝を形成し、そ
の嵌合溝に形成された緩衝片は、他方の嵌合連結部と嵌
合するときに撓まされて圧入嵌合するため、嵌合すると
きに生じた応力がその緩衝片より吸収される。
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をブラシレスモータ
のステータに具体化した実施形態について説明する。
【0017】(第1実施形態)本発明の第1実施形態を
図1〜図6に基づいて説明する。図1は本実施形態のス
テータの斜視図である。このステータ1は、図示しない
励磁コイルを巻回したインナーコア2と、前記インナー
コア2とを嵌合するアウターコア3とより構成されてい
る。インナーコア2は図2に示すように複数枚の磁性薄
板よりなるインナーコア材2aを積層して形成されてい
る。アウターコア3は図3に示すように複数枚の磁性薄
板よりなるアウターコア材3aを積層して形成されてい
る。
【0018】図4はステータ1の平面図である。図4に
示すように、インナーコア材2aは、リング状の連結部
4とその連結部4から等角度間隔に外側に向けて放射状
に延びる複数本(本実施形態では9本)の磁極歯5とよ
り構成されている。
【0019】前記9本の磁極歯5の先端部には、インナ
ー側嵌合連結部を構成するT字状の圧入嵌挿部6が形成
されている。圧入嵌挿部6は、図5に示すようにその外
周にその先端面が円弧状に形成された突出片が形成され
ている。その突出片の両側部に切欠溝7を形成すること
により、左右一対の圧入緩衝片8とその左右一対の圧入
緩衝片8の間に当接片9とが形成されている。緩衝片8
の周方向幅は、当接片9の幅よりはるかに小さく周方向
に撓みやすくなっている。
【0020】尚、本実施形態では、9本の磁極歯5のう
ち4本の圧入嵌挿部6は、図6に示すように、前記当接
片9はその中央部に切欠溝10が形成されている。図4
に示すように、前記アウターコア材3aは、輪部11と
その輪部11の内側部には前記インナーコア材2aの対
応する位置にアウター側嵌合連結部を構成する嵌合溝1
2を有している。各嵌合溝12は、図5に示すように輪
部11内に突設形成した左右一対の係止突片13にて形
成されている。そして、各嵌合溝12は、その周方向の
幅D1が前記圧入嵌挿部6の左右一対の圧入緩衝片8の
外側面間を結ぶ周方向の間隔D2より若干小さくなるよ
うに形成されている。
【0021】従って、各嵌合溝12に対して、対応する
磁極歯5の圧入嵌挿部6に形成した左右一対の圧入緩衝
片8及び当接片9を嵌合する時、左右一対の圧入緩衝片
8が撓んで嵌合する。その結果、左右一対の圧入緩衝片
8は、アウターコア材3aの内周部に形成した左右一対
の係止突片13に対して圧入される。尚、左右一対の係
止突片13の周方向の幅は、圧入緩衝片8より大きく、
該圧入緩衝片8が圧入されるとき、撓むことはない。
【0022】そして、圧入嵌挿部6に形成した左右一対
の圧入緩衝片8及び当接片9が嵌合溝12に嵌合する
時、左右一対の圧入緩衝片8及び当接片9の先端外周面
は嵌合溝12の内周面に当接するようになっている。
【0023】前記輪部11の内周部であって左右一対の
係止突片13の外側には、支持突片14が形成されてい
る。該支持突片14は、左右一対の圧入緩衝片8及び当
接片9が嵌合溝12に嵌合する時、その先端面が圧入嵌
挿部6の両側先端面と当接するようになっている。
【0024】このように構成されたインナーコア材2a
を複数枚積層することによりインナーコア2が形成され
る。又、アウターコア材3aを複数枚積層することによ
りアウターコア3が形成される。そして、インナーコア
2に励磁コイルを巻回した後、アウターコア3に組み付
ける。つまり、アウターコア3の各嵌合溝12に対して
インナーコア2の対応する左右一対の圧入緩衝片8及び
当接片9を嵌合させることにより、ステータ1が形成さ
れる。
【0025】次に、上記のように構成したステータ1の
特徴と作用について説明する。 (1)本実施形態では、インナーコア材2aの磁極歯5
の先端部には圧入嵌挿部6を設け、その圧入嵌挿部6に
は圧入緩衝片8を設けた。従って、前記インナーコア材
2aを積層して形成したインナーコア2の圧入嵌挿部6
を前記アウターコア材3aを積層して形成したアウター
コア3の嵌合溝12に圧入嵌合するときに生じた応力が
前記圧入緩衝片8の撓んで嵌合することにより吸収され
る。その結果、圧入嵌合によるインナーコア2の連結部
4の内径とアウターコア3の外径との変形(ゆがみな
ど)を抑制することができる。従って、インナーコア2
の内径変形によるロータ挿入不能と、アウターコア3の
外径変形によって他部品が組み付かない又は外枠設置不
能との問題が解消されることができる。
【0026】(2)本実施形態では、前記圧入嵌挿部6
の左右一対の圧入緩衝片8は内側の切欠溝7の方向に向
けて変形して応力を吸収するように設けられた。従っ
て、変形した圧入緩衝片8は元の状態に戻る弾力を持っ
ていて、嵌合後の圧入嵌挿部6の左右一対の圧入緩衝片
8の外側がいつもアウターコア3の嵌合溝12の側面に
弾性力をもって当接されていることから、圧入嵌挿部6
と嵌合溝12との間における磁束漏れの発生及び鉄損の
増加を抑えることができる。
【0027】(3)本実施形態では、9本の磁極歯5の
うち4本の圧入嵌挿部6は、その当接片9の外周中央部
に切欠溝10を設けた。従って、これらの磁極歯5の圧
入嵌挿部6をアウターコア3の嵌合溝12に圧入嵌合す
るときに生じた応力が切欠溝10にてより吸収される。
その結果、圧入嵌合によるインナーコア2の連結部4の
内径とアウターコア3の外径との変形(ゆがみなど)を
さらに抑制することができる。従って、インナーコア2
の内径変形によるロータ挿入不能とアウターコア3の外
径変形により他部品が組み付かない又は外枠設置不能な
どの問題がさらに解消されることができる。
【0028】(4)本実施形態では、前記圧入嵌挿部6
の左右一対の圧入緩衝片8は内側の切欠溝7の方向に向
けて変形して応力を吸収し、しかも弾性力をもって嵌合
溝12に当接する。従って、従来技術のように、磁極歯
の圧入嵌挿部と嵌合溝との嵌合深さをアウターコアの半
径方向幅寸法の1/2以上に設定しなくてもよいので、
インナーコア2の半径方向の幅寸法を小さくすることが
できることから、ステータの磁気効率を上げて回転機器
の性能を向上させることができるとともに、回転機器の
小型化が可能となる。
【0029】尚、本実施形態では、インナーコア材2a
の磁極歯5は9本にて実施したが、それ以外の複数本で
実施してもよい。又、9本の磁極歯5のうち4本の圧入
嵌挿部6は、その当接片9の外周中央部に切欠溝10を
設けてしかも交互に配置して実施したが、それ以外の複
数本にてしかも交互に配置しなくて、又は全部の同様な
先端部構造を持つ磁極歯にて実施してもよい。この場
合、各磁極歯を等角度間隔になるように配置すれば、上
記と同様な効果を奏することができる。
【0030】(第2実施形態)本発明の第2実施形態を
図7〜図9に基づいて説明する。図7は本実施形態のス
テータの斜視図である。このステータ21は、図示しな
い励磁コイルを巻回したインナーコア22と、前記イン
ナーコア22とを嵌合するアウターコア23とより構成
されている。インナーコア22は複数枚の磁性薄板より
なるインナーコア材22aを積層して形成されている。
アウターコア23は複数枚の磁性薄板よりなるアウター
コア材23aを積層して形成されている。
【0031】図8はステータ21の平面図である。図8
に示すように、インナーコア材22aは、リング状の連
結部24とその連結部24から等角度間隔に外側に向け
て放射状に延びる複数本(本実施形態では9本)の磁極
歯25とより構成されている。
【0032】前記9本の磁極歯25の先端部には、イン
ナー側嵌合連結部を構成するT字状の圧入嵌挿部26が
形成されている。圧入嵌挿部26は、図9に示すように
その外周にその先端面が円弧状に形成された突出片が形
成されている。その突出片の中央部に切欠溝27を形成
することにより、左右一対の当接片28が形成されてい
る。
【0033】図8に示すように、前記アウターコア材2
3aは、輪部29とその輪部29の内側部には前記イン
ナーコア材22aの左右一対の当接片28と対応する位
置にアウター側嵌合連結部を構成する左右一対の嵌合溝
30を有している。各嵌合溝30は、輪部29内に突設
形成した突出片31と左右一対の係止突片32にて形成
されている。前記突出片31はその両側部に切欠溝33
を形成することにより、左右一対の圧入緩衝片34とそ
の左右一対の圧入緩衝片34の間に当接片35とが形成
されている。緩衝片34の周方向幅は、当接片35の幅
よりはるかに小さく周方向に撓みやすくなっている。
【0034】尚、各嵌合溝30は、その周方向の幅D3
が前記圧入嵌挿部26の左右一対の当接片28の周方向
幅D4より若干小さくなるように形成されている。従っ
て、各嵌合溝30に対して、対応する磁極歯25の圧入
嵌挿部26に形成した左右一対の当接片28を嵌合する
時、左右一対の圧入緩衝片34が撓んで嵌合する。その
とき、左右一対の係止突片32は、その周方向の幅が圧
入緩衝片34より大きいので、前記圧入嵌挿部26の当
接片28が圧入されるとき、撓むことはない。
【0035】そして、圧入嵌挿部26に形成した左右一
対の当接片28が左右一対の嵌合溝30に嵌合する時、
左右一対の圧入緩衝片34及び当接片35の先端外周面
は圧入嵌挿部26の切欠溝27の内周面に当接するよう
になっている。
【0036】このように構成されたインナーコア材22
aを複数枚積層することによりインナーコア22が形成
される。又、アウターコア材23aを複数枚積層するこ
とによりアウターコア23が形成される。そして、イン
ナーコア22に励磁コイルを巻回した後、アウターコア
23に組み付ける。つまり、アウターコア23の各嵌合
溝30に対してインナーコア22の対応する左右一対の
当接片28を嵌合させることにより、ステータ21が形
成される。
【0037】次に、上記のように構成したステータ21
の特徴と作用について説明する。 (1)本実施形態では、インナーコア材22aの磁極歯
25の先端部には圧入嵌挿部26を設け、アウターコア
材23aの輪部29の内側部にはその圧入嵌挿部26
当接片28と対応する嵌合溝30及び圧入緩衝片34を
設けた。従って、前記インナーコア材22aを積層して
形成したインナーコア22の圧入嵌挿部26を前記アウ
ターコア材23aを積層して形成したアウターコア23
の嵌合溝30に圧入嵌合するときに生じた応力が前記圧
入緩衝片34の撓んで嵌合することにより吸収される。
その結果、圧入嵌合によるインナーコア22の連結部2
4の内径とアウターコア23の外径との変形(ゆがみな
ど)を抑制することができる。従って、インナーコア2
2の内径変形によるロータ挿入不能と、アウターコア2
3の外径変形によって他部品が組み付かない又は外枠設
置不能との問題が解消されることができる。
【0038】(2)本実施形態では、前記左右一対の圧
入緩衝片34は、その内側の切欠溝33の方向に向けて
変形して応力を吸収するように設けられた。従って、変
形した圧入緩衝片34は元の状態に戻る弾力を持ってい
て、嵌合後の左右一対の圧入緩衝片34の外側がいつも
前記圧入嵌挿部26の左右一対の当接片28の内側面に
弾性力をもって当接されていることから、圧入嵌挿部2
6と嵌合溝30との間における磁束漏れの発生及び鉄損
の増加を抑えることができる。
【0039】(3)本実施形態では、前記左右一対の圧
入緩衝片34は、その内側の切欠溝33の方向に向けて
変形して応力を吸収し、しかも弾性力をもって嵌合溝3
0に当接するように設けられた。従って、従来技術のよ
うに、磁極歯の圧入嵌挿部と嵌合溝との嵌合深さをアウ
ターコアの半径方向幅寸法の1/2以上に設定しなくて
もよいので、インナーコア22の半径方向の幅寸法を小
さくすることができることから、ステータの磁気効率を
上げて回転機器の性能を向上させることができるととも
に、回転機器の小型化が可能となる。
【0040】尚、本実施形態では、インナーコア材22
aの磁極歯25は9本にて実施したが、それ以外の複数
本で実施してもよい。この場合、各磁極歯を等角度間隔
になるように配置すれば、上記と同様な効果を奏するこ
とができる。
【0041】又、インナーコア材22aの磁極歯25の
先端部構造とアウターコア材23aの内周部の構造は次
のように形成して実施してもよい。即ち、図10に示す
ように、当接片35を省略し、反対に圧入嵌挿部26に
当接片36を形成する。このように構成したステータ2
1が上記と同様な効果を奏することができる。
【0042】(第3実施形態)本発明の第3実施形態を
図11に基づいて説明する。図11に示すように、イン
ナーコア材42aの連結部44から放射状に延びる磁極
歯45の先端部には、インナー側嵌合連結部を構成する
T字状の圧入嵌挿部46が形成されている。圧入嵌挿部
46は、その円弧状外周部の中央に圧入緩衝片47が突
出形成されている。圧入緩衝片47はその幅が小さく周
方向に撓みやすくなっている。また、アウターコア材4
3aは、輪部48とその輪部48の内側部には前記イン
ナーコア材42aの圧入緩衝片47と対応する位置にア
ウター側嵌合連結部を構成する嵌合溝49を有してい
る。隣り合う嵌合溝49は、一方側(図において左側)
の嵌合溝49の側面(左側面)が左側の圧入緩衝片47
の一方側面(図において左側面)と当接するとき、他方
側(右側)の嵌合溝49の反対側側面(右側面)が隣り
合う右側の圧入緩衝片47の他方側面(右側面)と当接
するように位置している。しかも、隣り合う嵌合溝49
は、その遠距離側面間を結ぶ周方向の間隔D5が隣り合
う磁極歯45の前記圧入緩衝片47の外側面間を結ぶ周
方向の間隔D6より若干小さくなるように形成されてい
る。従って、隣り合う嵌合溝49に対して、対応する磁
極歯45の圧入緩衝片47を嵌合する時、前記圧入緩衝
片47が相対向に撓んで嵌合する。しかも、圧入緩衝片
47を嵌合溝49に嵌合すると、圧入嵌挿部46の円弧
状外周部がアウターコア材43aの輪部48の内側部と
当接するようになる。
【0043】このように構成されたインナーコア材42
aを複数枚積層することによりインナーコア42が形成
される。又、アウターコア材43aを複数枚積層するこ
とによりアウターコア43が形成される。そして、イン
ナーコア42に励磁コイルを巻回した後、アウターコア
43に組み付ける。つまり、アウターコア43の各嵌合
溝49に対してインナーコア42の対応する圧入緩衝片
47を嵌合させることにより、ステータ41が形成され
る。
【0044】次に、上記のように構成したステータ41
の特徴と作用について説明する。 (1)本実施形態では、インナーコア材42aの磁極歯
45の圧入嵌挿部46には圧入緩衝片47を設け、アウ
ターコア材43aの輪部48の内側部にはその圧入緩衝
片47と対応する嵌合溝49を設けた。従って、前記圧
入緩衝片47を前記嵌合溝49に圧入嵌合するときに生
じた応力が前記圧入緩衝片47の撓んで嵌合することに
より吸収される。その結果、圧入嵌合によるインナーコ
ア42の連結部44の内径とアウターコア43の外径と
の変形(ゆがみなど)を抑制することができる。従っ
て、インナーコア42の内径変形によるロータ挿入不能
と、アウターコア43の外径変形によって他部品が組み
付かない又は外枠設置不能との問題が解消されることが
できる。
【0045】(2)本実施形態では、前記圧入緩衝片4
7は、その内側の嵌合溝49の空隙に向けて変形して応
力を吸収するように設けられた。従って、変形した圧入
緩衝片47は元の状態に戻る弾力を持っていて、嵌合後
圧入緩衝片47の外側がいつも前記嵌合溝49の内側面
に弾力を持って当接されていることから、圧入緩衝片4
7と嵌合溝49との間における磁束漏れの発生及び鉄損
の増加を抑えることができる。
【0046】(3)本実施形態では、前記圧入緩衝片4
7は、その内側の嵌合溝49の空隙に向けて変形して応
力を吸収し、しかも弾性力をもって嵌合溝49に当接す
るように設けられた。従って、従来技術のように、磁極
歯の圧入嵌挿部と嵌合溝との嵌合深さをアウターコアの
半径方向幅寸法の1/2以上に設定しなくてもよいの
で、インナーコア42の半径方向の幅寸法を小さくする
ことができることから、ステータの磁気効率を上げて回
転機器の性能を向上させることができるとともに、回転
機器の小型化が可能となる。
【0047】尚、本実施形態では、インナーコア材42
aの磁極歯45の先端部構造とアウターコア材43aの
内周部の構造は次のように形成して実施してもよい。即
ち、図12に示すように、圧入嵌挿部50は、その円弧
状外周部の中央に嵌合溝51が形成されている。また、
アウターコア材43aは、輪部48とその輪部48の内
側部には前記インナーコア材42aの嵌合溝51と対応
する位置に圧入緩衝片52が突出形成されている。圧入
緩衝片52の幅が小さくて周方向に撓みやすくなってい
る。隣り合う圧入緩衝片52は、一方側(例えば左側)
の圧入緩衝片52の側面(左側面)が左側の嵌合溝51
の一方側面(例えば左側面)と当接すれば、他方側(右
側)の圧入緩衝片52の反対側側面(右側面)が隣り合
う右側の嵌合溝51の他方側面(右側面)と当接するよ
うに位置している。しかも、隣り合う磁極歯45の嵌合
溝51は、その遠距離側面間を結ぶ周方向の間隔D8が
隣り合うアウターコア材43aの前記圧入緩衝片52の
外側面間を結ぶ周方向の間隔D7より若干小さくなるよ
うに形成されている。このように構成したステータ41
が上記と同様な効果を奏することができる。
【0048】(第4実施形態)本発明の第4実施形態を
図13及び図14に基づいて説明する。図13はステー
タ61の平面図である。図14は嵌合する前のインナー
コア材62aとアウターコア材63aとの要部平面図で
ある。図13に示すように、インナーコア材62aは、
リング状の連結部64とその連結部64から等角度間隔
に外側に向けて放射状に延びる複数本の磁極歯65とよ
り構成されている。図14に示すように、前記磁極歯6
5の先端部には、インナー側嵌合連結部を構成するT字
状の圧入嵌挿部66が形成されている。圧入嵌挿部66
は、その円弧状外周部と両端側とより形成されている9
0度未満の角度となるエッジ部67が形成されている。
【0049】また、アウターコア材63aは、輪部68
とその輪部68の内側部には前記インナーコア材62a
の対応する位置にアウター側嵌合連結部を構成する嵌合
溝69を有している。各嵌合溝69は、輪部68内に突
設形成した左右一対の係止突片70にて形成されてい
る。そして、各嵌合溝69は、その両側面がテーパ状に
なっており、その開き部の周方向幅D9が前記圧入嵌挿
部66のエッジ部67を結ぶ周方向幅D10より若干小
さくなるように形成されている。
【0050】そして、各嵌合溝69に対して、対応する
磁極歯65の圧入嵌挿部66を嵌合する時、圧入嵌挿部
66は、エッジ部67が嵌合溝69のテーパ側面に圧入
されるときにつぶれることによって嵌合溝69に圧入嵌
合される。このとき、嵌合された圧入嵌挿部66の先端
外周面は嵌合溝69の内周面に圧接するようになってい
る。
【0051】このように構成されたインナーコア材62
aを複数枚積層することによりインナーコア62が形成
される。又、アウターコア材63aを複数枚積層するこ
とによりアウターコア63が形成される。そして、イン
ナーコア62に励磁コイルを巻回した後、アウターコア
63に組み付ける。つまり、アウターコア63の各嵌合
溝69に対してインナーコア62の対応するエッジ部6
7をつぶして圧入嵌合させることにより、ステータ61
が形成される。
【0052】次に、上記のように構成したステータ61
の特徴と作用について説明する。 (1)本実施形態では、インナーコア材62aの磁極歯
65の圧入嵌挿部66にはエッジ部67を設け、アウタ
ーコア材63aの輪部68の内側部にはその圧入嵌挿部
66と対応するテーパ側面を有した嵌合溝69を設け
た。圧入嵌挿部66を嵌合溝69に嵌合する時、圧入嵌
挿部66のエッジ部67がつぶれる。従って、前記イン
ナーコア材62aを積層して形成したインナーコア62
の圧入嵌挿部66を前記アウターコア材63aを積層し
て形成したアウターコア63の嵌合溝69に圧入嵌合す
るときに生じた応力が前記エッジ部67がつぶれること
により吸収される。その結果、嵌合する時の嵌挿力が小
さいとともに、圧入嵌合によるインナーコア42の連結
部44の内径とアウターコア43の外径との変形(ゆが
みなど)を抑制することができる。従って、インナーコ
ア62とアウターコア63とを楽に嵌め合わせることが
できるとともに、インナーコア42の内径変形によるロ
ータ挿入不能と、アウターコア43の外径変形によって
他部品が組み付かない又は外枠設置不能との問題が解消
されることができる。
【0053】(2)本実施形態では、インナーコア材6
2aの磁極歯65の圧入嵌挿部66にはエッジ部67を
設け、アウターコア材63aの輪部68の内側部にはそ
の圧入嵌挿部66と対応する嵌合溝69を設けた。従っ
て、従来技術のように、磁極歯の圧入嵌挿部と嵌合溝と
の嵌合深さをアウターコアの半径方向幅寸法の1/2以
上に設定しなくてもよいので、インナーコア62の半径
方向の幅寸法を小さくすることができることから、ステ
ータの磁気効率を上げて回転機器の性能を向上させるこ
とができるとともに、回転機器の小型化が可能となる。
【0054】(3)本実施形態では、インナーコア材6
2aの磁極歯65の圧入嵌挿部66にはエッジ部67を
設け、アウターコア材63aの輪部68の内側部にはそ
の圧入嵌挿部66と対応する嵌合溝69を設けた。前記
圧入嵌挿部66と前記嵌合溝69とも簡単な構造で形成
されているので、インナーコア材62aとアウターコア
材63aを構成する磁性薄板のプレス型による打ち抜き
が簡単にできることから、ステータ加工の工数を低減す
ることができる。
【0055】尚、本実施形態では、インナーコア材62
aの磁極歯65の圧入嵌挿部66の両端側にはエッジ部
67を設けて実施したが、図15に示すように、インナ
ーコア材62aの磁極歯65の圧入嵌挿部66にはその
いずれかの一端側(図において右側)だけにエッジ部6
7を設けて実施してもよい。この場合、上記と同様な効
果を奏することができる。
【0056】又、本実施形態では、図16に示すよう
に、インナーコア材62aの磁極歯65の圧入嵌挿部6
6の中央には切欠溝71を設けて実施してもよい。この
場合、上記と同様な効果と第1実施形態で示した同様な
効果を奏することができる。また、中央に切欠溝71を
設けたので、圧入嵌挿部66は撓みやすくなる。しか
も、中央部に切欠溝71を形成したので磁気損失は小さ
い。
【0057】なお、本発明の実施の形態は上記各実施形
態に限定されることはなく、本発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で以下のようにしてもよい。 (1)本発明のステータ81は、図17に示すように、
インナーコア材82aの磁極歯85の圧入嵌挿部86
は、その円弧状外周部と一端側(図において右側)とよ
り形成されている90度未満の角部がエッジ部87にし
ていて、アウターコア材83aは、輪部88とその輪部
88の内側部には前記インナーコア材82aの対応する
位置に嵌合溝89を有し、各嵌合溝89は、輪部88内
に突設形成した係止突片90と圧入緩衝片91にて形成
されて実施してもよい。この場合、圧入緩衝片91の周
方向幅は小さくて、周方向に撓みやすくなっている。ま
た、その係止突片90側が前記圧入嵌挿部86のエッジ
部87と対応しており、その係止突片90の側面がテー
パ状になっている。そして、各嵌合溝89は、その開き
部の周方向幅D11が前記圧入嵌挿部86の周方向幅D
12より若干小さくなるように形成されている。このよ
うに構成したステータ81は第1と第4実施形態の効果
を奏することができる。
【0058】(2)本発明のステータ101は、図18
に示すように、インナーコア材102aの磁極歯105
の圧入嵌挿部106は、その円弧状外周部の中央には切
欠溝107が形成され、アウターコア材103aは、前
記インナーコア材102aの対応する位置に嵌合溝10
8を有し、各嵌合溝108の両側面には、相対向するエ
ッジ部109を設けて実施してもよい。このように構成
したステータ101は第1と第4実施形態の効果を奏す
ることができる。
【0059】(3)上記各実施形態では、本発明をブラ
シレスモータのステータに具体化して実施したが、他の
回転機機に用いられているステータに具体化して実施し
てもよい。この場合、上記各実施形態と同様な効果を得
ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、インナー側及びアウター側嵌合連結
部のいずれか一方の嵌合連結部と他方の嵌合連結部とを
嵌合するときに生じた応力が前記緩衝片より吸収され
る。その結果、嵌合する時の嵌合力が小さいとともに、
ステータの内外径の変形が小さい。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のステータの斜視図。
【図2】第1実施形態のインナーコアの斜視図。
【図3】第1実施形態のアウターコアの斜視図。
【図4】第1実施形態のステータの平面図。
【図5】第1実施形態のステータのA部分の平面図。
【図6】第1実施形態のステータのB部分の平面図。
【図7】第2実施形態のステータの斜視図。
【図8】第2実施形態のステータの平面図。
【図9】第2実施形態のステータのC部分の平面図。
【図10】第2実施形態の別例のステータの局部平面
図。
【図11】第3実施形態のステータの局部平面図。
【図12】第3実施形態の別例のステータの局部平面図
【図13】第4実施形態のステータの平面図。
【図14】第4実施形態の嵌合する前のインナーコア材
とアウターコア材との局部(D部分)の要部平面図。
【図15】第4実施形態の別例のステータの局部平面図
【図16】第4実施形態の別例のステータの局部平面図
【図17】第5実施形態のステータの局部平面図。
【図18】第6実施形態のステータの局部平面図。
【図19】従来技術のステータの平面図。
【符号の説明】
1,21,41,1…ステータ、2,22,42,
2…インナーコア、2a,22a,42a,82a…
ンナーコア材、3,23,43,3…アウターコア、
3a,23a,43a,83a…アウターコア材、5,
25,45,5…磁極歯、6,26,46,6…
入嵌挿部、8,34,47,52,91…圧入緩衝片、
12,30,49,51,9…嵌合溝。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−245414(JP,A) 特開 平6−276704(JP,A) 特開 平10−145990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 1/18 H02K 15/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のインナーコア材(2a,22
    a,42a,82a)を積層して形成したインナーコア
    (2,22,42,82)と、そのインナーコア(2
    22,42,82)の外側を囲むように配置される複数
    枚のリング状のアウターコア材(3a,23a,43
    a,83a)を積層して形成したアウターコア(3,2
    3,43,83)とを備えた回転機器のステータにおい
    て、 前記インナーコア材(2a,22a,42a,82a
    は、そのリング状の連結部(4,24,44,84)か
    ら外方に向けて放射状に延びる複数本の磁極歯(5,2
    5,45,85)を形成するとともに、その磁極歯の先
    端部にインナー側嵌合連結部を形成し、 前記アウターコア材(3a,23a,43a,83a
    は、その輪部(11,29,48,88)の内周部に前
    記インナーコア材(2a,22a,42a,82a)の
    インナー側嵌合連結部と連結するアウター側嵌合連結部
    を形成し、 前記インナー側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一
    方の嵌合連結部に、他方の嵌合連結部と嵌合する際、撓
    んで圧入嵌合する緩衝片(8,34,47,52,9
    )を形成したことを特徴とする回転機器のステータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転機器のステータに
    おいて、 前記インナー側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一
    方の嵌合連結部に、他方の嵌合連結部と嵌合する嵌合溝
    (12,49,51,89)を形成し、 他方の嵌合連結部に、前記嵌合溝(12,49,51,
    89)に圧入嵌合する際、撓んで圧入嵌合する緩衝片
    (8,47,52,91)を形成したことを特徴とする
    回転機器のステータ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回転機器のステータに
    おいて、 前記インナー側及びアウター側嵌合連結部のいずれか一
    方の嵌合連結部に、他方の嵌合連結部と嵌合する嵌合溝
    30を形成し、 その嵌合溝(30)に、他方の嵌合連結部が圧入嵌合す
    る際、その他方の嵌合連結部にて撓まされて圧入嵌合す
    る緩衝片(34)を形成したことを特徴とする回転機器
    のステータ。
JP25370197A 1997-09-18 1997-09-18 回転機器のステータ Expired - Fee Related JP3406812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25370197A JP3406812B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 回転機器のステータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25370197A JP3406812B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 回転機器のステータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1198724A JPH1198724A (ja) 1999-04-09
JP3406812B2 true JP3406812B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=17254956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25370197A Expired - Fee Related JP3406812B2 (ja) 1997-09-18 1997-09-18 回転機器のステータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3406812B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107026519A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 浙江三花汽车零部件有限公司 定子组件以及具有该定子组件的电机和电子泵
US10763709B2 (en) 2016-01-29 2020-09-01 Zhejiang Sanhua Automotive Components Co., Ltd. Stator assembly, electric pump having stator assembly, and method for manufacturing stator assembly

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3954399B2 (ja) * 2002-01-31 2007-08-08 ミネベア株式会社 回転電機
JP3986838B2 (ja) * 2002-01-31 2007-10-03 ミネベア株式会社 回転電機
CN1685585B (zh) * 2002-08-16 2010-05-12 雅马哈发动机株式会社 旋转电机
US6903480B2 (en) * 2003-02-26 2005-06-07 Asmo Co., Ltd. Core having axially assembled core sub-parts and dynamo-electric machine member having the same
WO2005027307A1 (de) * 2003-09-10 2005-03-24 Kress-Elektrik Gmbh & Co. Elektromotorenfabrik Stator für einen elektromotor
JP4708693B2 (ja) * 2003-10-02 2011-06-22 株式会社アマダ 同期機
JP4498050B2 (ja) * 2004-07-29 2010-07-07 キヤノン株式会社 インナーロータ式ブラシレスモータ
JP4562093B2 (ja) * 2006-03-16 2010-10-13 三菱電機株式会社 回転電機および回転電機の製造方法
US7960889B2 (en) * 2006-06-05 2011-06-14 Mitsubishi Electronic Corporation Split core and manufacturing method of the same, and stator core
JP5354715B2 (ja) * 2008-10-23 2013-11-27 セイコーインスツル株式会社 ステータ、モータ及び記録媒体駆動装置
GB2482539B (en) * 2010-08-05 2013-05-15 Protean Electric Ltd Interlocking Arrangement for Electric Motor
JP6228633B1 (ja) * 2016-06-24 2017-11-08 住友電工焼結合金株式会社 圧粉磁心、ステータコア及びステータ
JP2020150619A (ja) * 2019-03-12 2020-09-17 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 モータ及び電動圧縮機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107026519A (zh) * 2016-01-29 2017-08-08 浙江三花汽车零部件有限公司 定子组件以及具有该定子组件的电机和电子泵
US10763709B2 (en) 2016-01-29 2020-09-01 Zhejiang Sanhua Automotive Components Co., Ltd. Stator assembly, electric pump having stator assembly, and method for manufacturing stator assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1198724A (ja) 1999-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3406812B2 (ja) 回転機器のステータ
JP3987027B2 (ja) 回転電機の電機子
JP3454234B2 (ja) 分割コアモータ
KR100401083B1 (ko) 전동기 고정자 철심 및 그의 제조방법과 전동기 및 압축기
JP4907654B2 (ja) 分割型鉄心及びその製造方法、固定子鉄心
JP2004215476A (ja) モータの組合せ式固定子構造
JP3432474B2 (ja) 回転電機の固定子
JP3107177B2 (ja) 電動機のステータ
WO2019111777A1 (ja) 固定子鉄心、固定子鉄心の製造方法
JP2000050540A (ja) 回転電機の組み立てティース式固定子コア
JP2880867B2 (ja) 電動機の固定子
JP3306649B2 (ja) ステータコア
JP2005278238A (ja) 電動機のステータコア
JPH05219668A (ja) 永久磁石式回転子
EP1341288A2 (en) Electric rotary machine
JP2019198220A (ja) 電動機
JP4295691B2 (ja) 回転電機の電機子
JP2008043139A (ja) 電動モータ
JP3604946B2 (ja) 分割形ステータコア
JP2003319578A (ja) 回転電機のアーマチュアおよびその製造方法
JP2007049816A (ja) 回転電機の電機子
JP2004208483A (ja) 固定子及び固定子の製造方法
JP2003274584A (ja) モータのステータコア組立体
JP2005073490A (ja) 電気機械のための主要部材
JP4018474B2 (ja) ステータ及び回転電動機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees