JP3987027B2 - 回転電機の電機子 - Google Patents

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Description

この発明は、回転電機の電機子に係り、特に、周方向に分割された鉄心を組み合わせて完成させるタイプの電機子において、その生産効率の改善を図るものである。
従来から、回転電機の小型化、高出力化を目的として、周方向に分割された積層鉄心に巻線を施すことにより、巻線の密度を高めた電機子である固定子の構造が知られている。例えば、特許文献1に開示されたものは、極歯単位毎に周方向に分割された磁極ティースのそれぞれに巻線を施し、各磁極ティースの端部に設けられた凹凸部を嵌め合わせて円筒形状とした後、磁極ティース端部を積層方向にレーザー溶接して各磁極ティースを連結固定している。
また、特許文献2に開示されたものは、極歯単位毎に周方向に分割された磁極ティースのそれぞれに巻線を施し、各磁極ティースの外周部の周方向の一端に形成された突起部を、隣接する磁極ティースの外周部の他端に形成された凹部に嵌合し、上記凹部の外側片を内周方向にかしめて各磁極ティースを互いに連結固定する構造である。
特許第3355700号公報(段落0014、図1、2) 特開平10−174319号公報(段落0005、図1〜3)
以上のように、従来、例えば高密度巻線を備える等のため、個々に作製された複数の磁極ティースを組み合わせて完成させる回転電機の電機子にあっては、個々の磁極ティース毎に、レーザー溶接(特許文献1)や、かしめ(特許文献2)による連結固定作業が必要となる、即ち、磁極ティースの数だけ手間の掛かる特殊な連結固定作業が必要となり、生産性が良くないという問題点があった。
更に、特許文献1の場合は、高価なレーザー溶接の設備が必要になるとともに、この溶接によって電機子が歪んでしまい、コギングやトルクリップル等の回転電機の特性を劣化させる要因ともなっていた。
また、特許文献2の場合は、専用のかしめ装置が必要になるとともに、このかしめによって電機子が歪んでしまい、コギングやトルクリップル等の回転電機の特性を劣化させる要因ともなっていた。
この発明は以上のような問題点を解消するためになされたもので、磁極ティースを組み合わせる工程数が低減して生産効率が向上し、また、連結固定作業によって電機子が歪み、この歪みのために回転電機の特性が劣化するということがない回転電機の電機子を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機の電機子は、回転電機の周方向に順次配列された複数の第一の磁極ティースと、上記第一の磁極ティースの歯部間それぞれに配置された複数の第二の磁極ティースとを有し
上記第一の磁極ティースは、上記周方向に延在する継鉄部と、上記継鉄部の中間位置から回転電機の径方向に突出する上記歯部とを備え、上記継鉄部両端には上記歯部突出方向に突出する凸形状の係合片部が設けられ、隣接する上記第一の磁極ティースの上記係合片部が対をなすことで係合部を形成するようにし、
上記第二の磁極ティースは、上記径方向に延在しその一端に凹状のの接合部が形成され、この接合部が上記係合部と嵌合することにより上記第一の磁極ティースと連結されるものである。
上記この発明に係る第1および第2の回転電機の電機子によれば、磁極ティースを組み合わせる工程数が低減して生産効率が向上する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における回転電機の電機子を示す平面図である。ここでは、回転軸201と一体に構成された回転子200に対して所定の空隙を介して配置された固定子として機能する回転電機の電機子100を例に取り上げて説明する。なお、反対に、回転軸と一体に構成される回転子として機能する場合も、この発明は全く同様に適用することが出来る。
図1に示したように、電機子100は、回転電機の周方向に順次配列された複数個の第一の磁極ティース1と、この第一の磁極ティース1と連結された第二の磁極ティース2と、第一の磁極ティース1の歯部および第二の磁極ティース2に巻回された駆動コイル3とを備え、第二の磁極ティース2は、第二の磁極ティース2の両側の第一の磁極ティース1同士を連結している。
図2は、図1の第一の磁極ティース1の構成を示す平面図、図3は第二の磁極ティース2の構成を示す平面図である。先ず、図2の第一の磁極ティース1は、周方向に延在する継鉄部11と、この継鉄部11の中央位置から径方向内側に突出する歯部12とからなり、歯部12には、インシュレータ31を介して駆動コイル3が巻回されている。そして、継鉄部11の両端面13の下方(歯部12が突出する側)の隅には、後述する第二の磁極ティース2の接合部と嵌合する凸形状の係合片部14が形成されている。
なお、第一の磁極ティース1は図に示す形状の鋼板を所定量積層し抜きかしめ15により一体に構成されている。
図3の第二の磁極ティース2は、第一の磁極ティース1の歯部12と同様の機能を有するもので、その上端には凹形アリ溝状の接合部21が形成されている。そして、周方向に隣接する第一の磁極ティース1がその端面13で当接したとき、両者の係合片部14が当接して形成される係合部16が第二の磁極ティース2の接合部21に嵌合することにより、第二の磁極ティース2が、この両側にある第一の磁極ティース1に連結固定され、第一の磁極ティース1同士を連結している。
なお、第二の磁極ティース2も第一の磁極ティース1と同様、積層鋼板を抜きかしめ22により一体に構成されている。
次に、電機子100の組立要領について説明する。先ず、図2、3の形状に作製された第一の磁極ティース1および第二の磁極ティース2にインシュレータ31を装着した後、駆動コイル3を巻回する。この場合、巻回作業は、いずれも単独の磁極ティースに対してなされるので、高密度の巻線が可能となる。
次に、図4に示すように、駆動コイル3が施された第一の磁極ティース1をその端面13が互いに当接するようにして環状に配置する。同時に、図5にその細部を示すように、隣接する第一の磁極ティース1の端面13が当接することで、両者の端部に形成されている係合片部14が一対となって係合部16を形成する。
次に、駆動コイル3が施された第二の磁極ティース2を、その接合部21が第一の磁極ティース1の係合部16に嵌合するようにして回転電機の軸方向(図4では紙面に垂直な方向)に挿入して第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2とを一体に連結する。この係合部16と接合部21との嵌合により、隣接する第一の磁極ティース1同士も結合されることになる。
この発明の実施の形態1における回転電機の電機子は、以上のように構成されているので、各磁極ティースに高容量巻線を巻回することができ、かつ、磁極ティースを組み合わせる工程数が従来の1/2に低減するので、生産効率が向上する。
更に、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2との連結は、凸形状の係合部16と凹形アリ溝状の接合部21とを嵌合させるだけで実現するとともに、この嵌合構造で隣接する第一の磁極ティース1同士も連結される。従って、従来のような高価なレーザー溶接装置や専用のかしめ装置を必要とせず、これらの連結固定作業で歪みが発生して回転電機としての特性が劣化するということもない。
なお、以上の説明では、第一の磁極ティース1および第二の磁極ティース2はともに、鋼板を積層して一体化したものとしたが、これに限られることはなく、磁性粉体を焼結や射出成型等の他の手段で形成したものであっても、この発明は、鋼板を積層して一体化した第一の磁極ティース1および第二の磁極ティース2と全く同様に適用することができ同等の効果を奏する。後述する実施の形態の場合も同様である。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2における回転電機の電機子の要部を示す図で、先の実施の形態1における図5に対応するものである。
ここでは、第一の磁極ティース1の継鉄部11の端部に凸形状に形成される係合片部14、従って係合部16が、第一の磁極ティース1の軸方向寸法Lの全長に亘ってではなく、その一部L1の長さの部分にのみ設けられている。なお、第二の磁極ティース2の凹形アリ溝状に形成された接合部21はその全長Lに亘って設けられている。
以上のように、係合部16が軸方向寸法Lより短い寸法に形成されているので、接合部21と係合部16とを嵌合させるようにして第二の磁極ティース2を軸方向に挿入する場合、その挿入嵌合の作業が容易となる利点がある。
実施の形態3.
図7は、この発明の実施の形態3における回転電機の電機子を示す平面図、図8は、図7の第一の磁極ティース1の構成を示す平面図、図9は、図7の第二の磁極ティース2を示す平面図である。以下、先の実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
ここでは、図8に示すように、第一の磁極ティース1における継鉄部11の端面13には、その下方の隅に凹形状の係合片部17が形成され、周方向に隣接する第一の磁極ティース1がその端面13で当接したとき、両者の係合片部17が当接することにより、凹形アリ溝状の係合部18を構成する。この場合、係合片部17が凹形状に形成され、実施の形態1のように突起片が存在しないので、第一の磁極ティース1の歯部12に駆動コイルを巻回する作業がより円滑になされるという利点がある。
一方、第二の磁極ティース2には、図9に示すように、その一端に、第一の磁極ティース1の係合部18と嵌合する凸形状の接合部23が形成されている。
第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2との組み合わせは以下の要領で行われる。即ち、図7に示すように、駆動コイル3が施された第一の磁極ティース1をその端面13が互いに当接するようにして環状に配置する。図示は省略しているが、環状に配置された第一の磁極ティース1の外周には外枠が配置され、この外枠によって各第一の磁極ティース1は環状に配置された状態で固定される。隣接する第一の磁極ティース1の端面13が当接することで、両者の端部に形成されている係合片部17が凹形アリ溝状の係合部18を形成する。
次に、駆動コイル3が施された第二の磁極ティース2を、その接合部23が第一の磁極ティース1の係合部18に嵌合するようにして軸方向に挿入して第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2とを一体に連結する。
この発明の実施の形態3における回転電機の電機子は、以上のように構成されているので、各磁極ティースに高容量巻線を巻回することができ、かつ、磁極ティースを組み合わせる工程数が従来の1/2に低減するので、生産効率が向上する。
更に、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2との連結は、凹形アリ溝状の係合部18と凸形状の接合部23とを嵌合させるだけで実現する。従って、従来のような高価なレーザー溶接装置や専用のかしめ装置を必要とせず、これらの連結固定作業で歪みが発生して回転電機としての特性が劣化するということもない。
なお、図10に示すように、第二の磁極ティース2の一端に形成される凸形状の接合部23が、第二の磁極ティース2の軸方向寸法Lの全長に亘ってではなく、その一部L2の長さの部分にのみあるように設けてもよい。この場合、先の実施の形態2の説明と同様、接合部23と係合部18とを嵌合させるようにして第二の磁極ティース2を軸方向に挿入する場合、その挿入嵌合の作業が容易となる利点がある。
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4における回転電機の電機子を示す平面図、図12は、図11の第一の磁極ティース41を示す平面図、図13は、図11の第二の磁極ティース2を示す平面図である。この内、図13の第二の磁極ティース2は、先の実施の形態1の第二の磁極ティース2(図3)と全く同様であるので、ここでは第一の磁極ティース41について説明する。
図12において、第一の磁極ティース41は、周方向に延在する継鉄部51と、この継鉄部51の中央位置から径方向内側に突出する歯部52とを備え、この歯部52には、インシュレータ31を介して駆動コイル3が巻回されている。そして、継鉄部51の下面には、周方向に隣接する第一の磁極ティース41が当接したとき第二の磁極ティース2の一端に設けた接合部21と嵌合可能な係合部57を形成するように一対の係合片部55が形成されている。
更に、継鉄部51の一端(図の右方)は、緩やかな斜面53aおよびこの斜面53aと対向するように形成された斜面53bを有する凹部53に形成されている。また、継鉄部51の他端(図の左方)は、図11、12に示すように、第一の磁極ティース41を環状に配置した場合に凹部53のそれぞれ斜面53aおよび53bと当接する斜面54aおよび54bを有する凸部54に形成されている。
なお、第一の磁極ティース41は、鋼板を積層し抜きかしめ56により一体に構成されている。
以上の第一の磁極ティース41を、先の実施の形態1と同様の要領により、図11に示すように環状に配置し、隣接する第一の磁極ティース41の係合片部55が当接することで形成される係合部57に接合部21を嵌合させるようにして第二の磁極ティース2を第一の磁極ティース41に連結する。
この実施の形態4では、先の実施の形態1で説明した効果に加え、以下の利点が得られる。
即ち、第一の磁極ティース41に第二の磁極ティース2を係合させる場合、この係合動作によって第一の磁極ティース41が径方向外方へ膨らむような力が働く可能性があるが、この実施の形態4においては、第一の磁極ティース41の端部は、当該磁極ティースの凹部53と隣接する磁極ティースの凸部54とが嵌合しているので、互いにその径方向位置を拘束し、第一の磁極ティース41が外方へ変形するのを防止する。これによって、精度の高い電機子を製造することが出来る。
また、隣接する第一の磁極ティース41の端部は、緩やかな斜面で形成された凹部53と凸部54とが当接する構造になるので、第一の磁極ティース41間の接合面積が大きくなり、磁極ティースを周方向に分割することによる磁気抵抗の増大を抑制することができる。
実施の形態5.
図14は、この発明の実施の形態5における回転電機の電機子を示す平面図である。先の実施の形態1〜4では、いずれも各第一の磁極ティースが分離した構成であったが、この実施の形態5では、屈曲可能な連結部により互いに連結した構成を採用している。図15(a)は、互いに連結された複数個の第一の磁極ティース61を示す平面図、同図(b)は、組み合わされる第二の磁極ティース2を示す平面図で、第二の磁極ティース2は先の実施の形態1のものと同一のものである。
図15において、第一の磁極ティース61は、継鉄部62と歯部63とを備え、歯部63にはインシュレータ31を介して駆動コイル3が巻回されている。
そして、継鉄部62の周方向端部上端は、隣接する第一の磁極ティース61の継鉄部62の対応する部分と屈曲可能な連結部64により連結された構成となっている。更に、継鉄部62端部下端には、実施の形態1の第一の磁極ティース1と同様、凸形状の係合片部65が形成されており、連結部64を屈曲して各第一の磁極ティース61を環状に配列したとき隣接する第一の磁極ティース61の係合片部65同士で凸形状の係合部67を形成する。
なお、第一の磁極ティース61は、鋼板を積層し抜きかしめ66により一体に構成されている。
電機子としての組立は、先ず、図15(a)に示すように、各第一の磁極ティース61が直線的に連なった状態で、その各歯部63にインシュレータ31を介して駆動コイル3を巻回する。この場合、駆動コイル3の巻線作業を連続的に行うことができるので、その分生産性が向上する。勿論、歯部63は磁極2個のピッチで配置されることになるので、歯部63の周りには巻回のための十分なスペースが確保され、完全に分離した状態の第一の磁極ティースに巻回する先の各実施の形態の場合と同様、高容量巻きの駆動コイル3を施すことができる。
図15(a)で、駆動コイル3が施された第一の磁極ティース61は、その各連結部64を屈曲させることにより、図14に示すように、環状に変形させ、駆動コイル3が施された第二の磁極ティース2を、その接合部21が隣接する第一の磁極ティース61間に形成される係合部67に嵌合するように軸方向に挿入することにより、第一の磁極ティース61と第二の磁極ティース2とを連結一体化する。
この場合、各第一の磁極ティース61は連結部64により屈曲可能に連結されているので、その取り扱いが容易となる利点がある。
実施の形態6.
図16は、この発明の実施の形態6における回転電機の電機子を示す平面図である。ここでは、先の実施の形態4における第二の磁極ティース2に替わって、駆動コイルを巻回していない補極ティース71を連結固定している。この場合、第一の磁極ティース41が主極ティースとして機能し、補極ティース71はコギングトルクやトルクリップルを抑制する機能を発揮する。
主極ティースとして機能する第一の磁極ティース41を図17に示すが、構造的には、先の実施の形態4の図12に示すものと全く同一であり説明を省略する。図18に、第一の磁極ティース41および補極ティース71のそれぞれ平面図および側面図を示す。同図(c)に示すように、補極ティース71は鋼板を積層し抜きかしめ73で一体に構成され、その一端には接合部72が形成され、第一の磁極ティース41が隣接し、一対の係合片部55により形成される係合部57に嵌合することで、第一の磁極ティース41と補極ティース71とが連結されて一体に構成される。
補極ティース71には駆動コイルが巻回されないので、図18(d)に示すように、例えば、その軸方向長さを第一の磁極ティース41の長さLの1/2(L/2)の長さで製作しておき、これを2個並べて配置するようにすれば、係合部57と接合部72とを嵌め合わせて補極ティース71を挿入する作業が、短い長さL/2の単位ででき、作業が容易となる利点がある。
なお、以上の説明では、第一の磁極ティース41を駆動コイル3が巻回された主極ティースとし、その間に駆動コイルが巻回されていない補極ティース71を連結する構成としたが、逆に、第一の磁極ティース41を駆動コイルが巻回されていない補極ティースとし、その間に駆動コイル3が巻回された第二の磁極ティース2(図13参照)を主極ティースとして連結する構成としてもよい。
また、第一の磁極ティースとして、その継鉄部両端がそれぞれ凹部53および凸部54に形成されたものを適用しているが、実施の形態1の図2で説明したように、平面状の端面13に形成されたものを適用するようにしてもよい。
この発明の実施の形態における回転電機の電機子は、以上のように、回転電機の周方向に順次配列された複数の第一の磁極ティース1と、上記第一の磁極ティース1と連結された第二の磁極ティース2とを備えた回転電機の電機子100であって、
上記第一の磁極ティース1は、上記周方向に延在する継鉄部11と、上記継鉄部11の中間位置から回転電機の径方向に突出する歯部12とを備え、上記継鉄部11両端の上記歯部12突出側の隅に係合片部14を形成し隣接する上記第一の磁極ティース1の継鉄部11に形成された上記係合片部14とで係合部16を形成するようにし、
上記第二の磁極ティース2は、上記径方向に延在しその一端に接合部21が形成され、この接合部21が上記係合部16と嵌合することにより上記第一の磁極ティース1と連結されるようにしたので、磁極ティースを組み合わせる工程数が低減して生産効率が向上する。
また、上記係合部16および接合部21のいずれか一方を凹形状部、いずれか他方を凸形状部とし、上記凸形状部は上記第一または第二の磁極ティース1、2の回転電機の軸方向長さの一部分にのみ形成したので、第二の磁極ティース2を挿入嵌合する作業が容易になる。
また、第一の磁極ティース41の継鉄部51の一端を上記周方向に突出する凸形状に形成し(凸部54)他端を上記凸形状に嵌合する凹形状に形成する(凹部53)ことにより、互いに当接する上記第一の磁極ティース41間の上記径方向ズレを防止するようにしたので、精度が高い電機子を製造でき、磁極ティースを分割することによる磁気抵抗の増大が抑制される。
また、複数の第一の磁極ティース61は、その継鉄部62の端部に設けた連結部64を介して互いに屈曲可能に連結されているので、巻線作業を連続的に行うことができ生産性が向上し、取り扱いが容易になる。
また、上記第一の磁極ティース1の歯部12と上記第二の磁極ティース2とにそれぞれ巻回された駆動コイル3を備えたので、各磁極ティースに駆動コイルを備えた生産性の高い、回転電機の電機子を実現することができる。
また、上記第一の磁極ティースの歯部と上記第二の磁極ティースとのいずれか一方は駆動コイルを巻回して主極ティースを構成し、いずれか他方は駆動コイルを巻回せず補極ティースを構成するようにしたので、主極ティースと補極ティースとを交互に配置する、組立の容易な、回転電機の電機子を実現することができる。
また、係合部16の係合片部14は、歯部12突出側に突出する凸形状部であり、接合部21が歯部12突出側に突出する凸形状部と嵌合するアリ溝であるので、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2と連結一体化する作業が容易になる。
実施の形態7.
上記実施の形態1,2,4,5,6では、隣接する凸形状の一対の係合片部14,55,65を当接させて係合部16,57,67を構成しているので、凸形状の係合部16,57,67と凹形状の接合部21,72を嵌合させるように第二の磁極ティース2を挿入する場合、大きな挿入力を要する。この実施の形態7は、係合部と接合部の嵌合を容易に行えるようにするものである。
図19は、この発明の実施の形態7における回転電機の電機子を示す平面図、図20は、電機子100の要部拡大図である。なお、実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示す。
図19に示したように、この実施の形態においては、係合片部14が、接合部21に挿入されるときに弾性変形できるように、隣接する係合片部14間に空間160が形成されるようにしている。
このように、隣接する係合片部14間に空間160を形成することによって、係合部16と接合部21とを嵌合させる場合に、係合部16が弾性変形するので、接合部21が係合部16に嵌合するように第二の磁極ティース2を挿入する作業が容易に行えるようになる。この場合、第二の磁極ティース2は径方向から容易に挿入できるようになる。
実施の形態8.
図21は、この発明の実施の形態8における回転電機の電機子を示す平面図、図22は、電機子100の要部拡大図、図23は、第一の磁極ティースを示す平面図、図24は、第二の磁極ティースを示す平面図、図25は、第一の磁極ティースに設ける切り欠きの幅寸法と第二の磁極ティースの幅寸法との関係を説明する平面図である。なお、実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示す。
この実施の形態においては、図22〜25に示したように、係合片部14が設けられている継鉄部11の端部に切欠き140を設ける。この切欠き140の幅は、第一の磁極ティース1の端面13が当接し、係合部16が形成された状態において、図25に示したように、第二の磁極ティース2の幅W2とほぼ同じ幅W1の凹部141が形成されるようにする。
図26は、接合部21に係合部16を挿入した際における、第一の磁極ティース1の動きを説明する平面図である。図26(a)に示したように、上記実施の形態7では、接合部21と係合部16とを嵌合する際、第一の磁極ティース1が矢印A方位に傾く可能性があり、組立て性を損なう可能性がある。
この実施の形態では、切欠き140を設けたので、図26(b)に示したように、切欠き140に第二の磁極ティース2の根本部が挿入されることによって、矢印A方向に傾く力が第二の磁極ティース2の根本部で規制されるので、第一の磁極ティース1が傾くことは無く、組立てを容易に行うことができる。
また、凹部141に第二の磁極ティース2を挿入する構造とすることにより、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2の接触面積を大きくすることが可能となり、磁極ティースを分離することによる磁気的な損失(磁気抵抗)を低減することが可能となる。
実施の形態9.
上記実施の形態8では、第一の磁極ティース1間に第二の磁極ティース2を組み込む際に、係合部16(係合片部14)を接合部21に挿入した。この時、図27(a)および(b)に示すように、係合片部14が塑性変形し、係合片部14と接合部21間に隙間が生じる可能性がある。この隙間が生じることにより、図28に示すように、外力によって第二の磁極ティース2が第一の磁極ティース1から浮き上がることが考えられる。
このように、第一の磁極ティース1および第二の磁極ティース2が外力によって動きやすくなると、第一の磁極ティース1および第二の磁極ティース2が組立中に動き、組立て性を損ねる。また、図28のような状態で電機子が完成してしまうとトルクリップル等の特性が悪化する。
この実施の形態は、係合部16(係合片部14)と接合部21間に隙間が生じないようにし、組立て性や回転電機の特性を損なわないような構造を提供するものである。
図29は、この発明の実施の形態9における回転電機の電機子を示す平面図、図30は、接合部に係合部を挿入する状態を段階的に示した平面図である。図29(a)は、電機子の要部を示し、図29(b)は、図29(a)の部分拡大図であり、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2との嵌合状態を示すものである。また、各図において、実施の形態1、7および8と同一符号は、同一部分または相当部分を示す。
この実施の形態では、図29(a)および(b)に示したように、第二の磁極ティース2のアリ溝状の接合部21の底面の中央部に方形突起状の係合片規制部210を設けている。係合片規制部210は、係合片部14の接合部21と当接している斜面(外面と呼ぶ)とは反対側の面(内面と呼ぶ)に当接するように設けられている。
図30(a)〜(d)の順に従い、第二の磁極ティース2を第一の磁極ティース1間に挿入していくと、まず、図30(b)に示したように、接合部21が係合部16(係合片部14)の外面に当り、係合片部14は、空間160が狭くなる方向に変形される。さらに挿入すると図30(c)に示したように、係合片部14が弾性によって空間160が若干戻り広がるが、塑性変形によって係合片部14が狭まった状態となり、係合片部14の内面と係合片規制部210が当接する状態となる。さらに挿入すると、図30(d)に示したように、塑性変形された係合片部14は係合片規制部210によって押し広げられてもとの状態となる。
このように、第二の磁極ティース2のアリ溝状の接合部21の底面の中央部に突起状の係合片規制部210を設けることによって、第一の磁極ティース1に第二の磁極ティース2を挿入する際に、係合片部14が塑性変形して第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2間に隙間が発生して接合部21と係合片部14との間でゆるみが生じるのを抑制することが可能となり、安定した組み立て及び磁気的特性を得ることができる。
また、このように係合片規制部210によって係合片部14を押し広げた場合、係合片部14の弾性によって第二の磁極ティース2が押し戻される可能性があるので、図31に示すように、第二の磁極ティース2の接合部21が設けられた端面と反対側の端面が第一の磁極ティース1の歯部12の端面よりも所定量Hdだけ継鉄部11側に凹むようにしておくのが、組立て上や回転電機の特性上好ましい。
また、係合片規制部210を方形状の突起として説明したが、図32に示すように、台形状の係合片規制部210としても良い。この場合、係合片部14間の空間160が係合片規制部210で埋まるので磁路として有効利用できるようになる。
なお、以上の説明における例では突起状の係合片規制部210を第二の磁極ティース2に形成した場合を示したが、図33に示すように、突起の変わりに係合片部14の内面及び接合部21の底面と当接する棒材211を用いても同様の効果が得られる。
また、図34(a)および(b)に示すように、係合片部14と接合部21によって形成される空間を埋めるように接着剤等の樹脂212を注入または塗布することによっても、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2間に生じるゆるみを抑制することができる。
なお、この実施の形態では、第一の磁極ティース1に切欠き140が設けられており、第二の磁極ティース2に駆動コイル3が設けられている例で説明を行ったが、上記実施の形態7や上記実施の形態6に示されているような第一の磁極ティース1に切欠きが無い場合や第二の磁極ティース2に駆動コイル3が設けられていない場合にも、この実施の形態における係合片規制部を適用することができる。
実施の形態10.
図35および36は、この発明の実施の形態10における回転電機の電機子を示す平面図である。
上記実施の形態9では、第二の磁極ティース2のアリ溝状の接合部21の中央部に突起状の係合片規制部210を設けることによって、第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2との間にゆるみが生じないようにしたが、図35に示したように、第一の磁極ティース1の互いに当接する端面13に互いに嵌合する溝131と突起132を設けることによって、隣接する第一の磁極ティース1の端面13同士が外力によって互いに変位しないようにすることができる。
なお、図36に示すように、係合片規制部210と互いに嵌合する溝131と突起132とを併用すると、第一の磁極ティース1同士および第一の磁極ティース1と第二の磁極ティース2が外力によって互いに変位しないようにすることができる。
なお、この実施の形態では、第一の磁極ティース1に切欠き140が設けられており、第二の磁極ティース2に駆動コイル3が設けられている例で説明を行ったが、上記実施の形態7や実施の形態6に示されているような第一の磁極ティース1に切欠きが無い場合や第二磁極ティース7に駆動コイル3が設けられていない場合にも、この実施の形態における溝131と突起132を適用することができる。
この発明の回転電機の電機子は、モータの固定子あるいは回転子等に利用することができる。
この発明の実施の形態1における回転電機の電機子を示す平面図である。 図1の第一の磁極ティースを示す平面図である。 図1の第二の磁極ティースを示す平面図である。 図1の電機子の組立要領を説明するための図である。 第一の磁極ティース1の隣接部分を拡大して示す図である。 この発明の実施の形態2における回転電機の電機子の要部を示す図である。 この発明の実施の形態3における回転電機の電機子を示す平面図である。 図7の第一の磁極ティース1を示す平面図である。 図7の第二の磁極ティース2を示す平面図である。 第二の磁極ティース2の変形例を示す図である。 この発明の実施の形態4における回転電機の電機子を示す平面図である。 図11の第一の磁極ティースを示す平面図である。 図11の第二の磁極ティースを示す平面図である。 この発明の実施の形態5における回転電機の電機子を示す平面図である。 図14の第一の磁極ティースおよび第二の磁極ティース2を示す平面図である。 この発明の実施の形態6における回転電機の電機子を示す平面図である。 図16の第一の磁極ティースを示す平面図である。 図16の第一の磁極ティースおよび補極ティースを示す図である。 この発明の実施の形態7における回転電機の電機子を示す平面図である。 この発明の実施の形態7における電機子の要部拡大図である。 この発明の実施の形態8における回転電機の電機子を示す平面図である。 この発明の実施の形態8における電機子の要部拡大図である。 この発明の実施の形態8における第一の磁極ティースを示す平面図である。 この発明の実施の形態8における第二の磁極ティースを示す平面図である。 この発明の実施の形態8において、第一の磁極ティースに設ける切り欠きの幅寸法と第二の磁極ティースの幅寸法との関係を説明する平面図である。 この発明の実施の形態8において、接合部に係合部を挿入した際における、第一の磁極ティースの動きを説明する平面図である。 第一の磁極ティースと第二の磁極ティースとの間にゆるみが生じる可能性がある問題を説明する平面図である。 第一の磁極ティースと第二の磁極ティースとの間にゆるみが生じた状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態9における回転電機の電機子を示す平面図である。 この発明の実施の形態9において、接合部に係合部を挿入する状態を段階的に示した平面図である。 この発明の実施の形態9における別の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態9における別の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態9における別の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態9における別の例を示す平面図である。 この発明の実施の形態10における回転電機の電機子を示す平面図である。 この発明の実施の形態10における回転電機の電機子を示す平面図である。
符号の説明
1,41,61 第一の磁極ティース、2 第二の磁極ティース、3 駆動コイル、
11,51,62 継鉄部、12,52,63 歯部、
14,17,55,65 係合片部、16,18,57,67 係合部、
21,23,72 接合部、53,131,141 凹部、54,132 凸部、
71 補極ティース、100 電機子、131 溝、132 突起、140 切り欠き、
160 空間、200 回転子、201 回転軸、210 係合片規制部、
211 棒材、212 樹脂。

Claims (12)

  1. 回転電機の周方向に順次配列された複数の第一の磁極ティースと、上記第一の磁極ティースの歯部間それぞれに配置された複数の第二の磁極ティースとを有し
    上記第一の磁極ティースは、上記周方向に延在する継鉄部と、上記継鉄部の中間位置から回転電機の径方向に突出する上記歯部とを備え、上記継鉄部両端には上記歯部突出方向に突出する凸形状の係合片部が設けられ、隣接する上記第一の磁極ティースの上記係合片部が対をなすことで係合部を形成するようにし、
    上記第二の磁極ティースは、上記径方向に延在しその一端に凹状のの接合部が形成され、この接合部が上記係合部と嵌合することにより上記第一の磁極ティースと連結されることを特徴とする回転電機の電機子。
  2. 上記係合部は、対をなす上記第一の磁極ティースの上記係合部片がその端面で互いに当接して形成されるものであることを特徴とする請求項1記載の回転電機の電機子。
  3. 上記第一磁極ティースの係合片部は、回転電機の軸方向長さの一部分にのみ形成したことを特徴とする請求項1記載の回転電機の電機子。
  4. 上記継鉄部の一端を上記周方向に突出する凸形状に形成し他端を上記凸形状に嵌合する凹形状に形成することにより、互いに当接する上記第一の磁極ティース間の上記径方向ズレを防止するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の回転電機の電機子。
  5. 上記複数の第一の磁極ティースは、上記継鉄部の端部に設けた連結部を介して互いに屈曲可能に連結されていることを特徴とする請求項1または2記載の回転電機の電機子。
  6. 上記第一の磁極ティースの歯部と上記第二の磁極ティースとにそれぞれ巻回された駆動コイルを備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の回転電機の電機子。
  7. 上記第一の磁極ティースの歯部と上記第二の磁極ティースとのいずれか一方は駆動コイルを巻回して主極ティースを構成し、いずれか他方は駆動コイルを巻回せず補極ティースを構成するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の回転電機の電機子。
  8. 隣接する上記第一の磁極ティースの継鉄部の端面同士が当接し、隣接する上記凸形状の係合片部間に空間が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の回転電機の電機子。
  9. 上記第一の磁極ティースに、上記第二の磁極ティースの接合部側端部が挿入される切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の回転電機の電機子。
  10. 上記接合部はアリ溝状をていしており、上記接合部のアリ溝底部に、上記凸形状の係合片部間の空間に挿入されて上記係合片部を上記アリ溝の側壁に押し付ける突起状部または棒状部材が設けられていることを特徴とする請求項8記載の回転電機の電機子。
  11. 上記第二の磁極ティースの上記接合部側と反対側の端部の端面を、上記第一の磁極ティースの歯部端面より所定量だけ凹ませることを特徴とする請求項10記載の回転電機の電機子。
  12. 上記継鉄部の端面の一方に溝が設けられ、他方に突起部が設けられて、隣り合う上記第一の磁極ティースの上記溝と上記突起部とが嵌合していることを特徴とする請求項1または10記載の回転電機の電機子。
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