JP5510285B2 - 回転電機のロータコア - Google Patents

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Description

本発明は、複数のコアプレートを積層して形成する回転電機のロータコアに係り、詳しくは、そのかしめ構造に関する。
一般に、渦電流の発生を低減するために電磁鋼板を打ち抜いたコアプレートを積層して形成された回転電機のロータコアが知られている。従来、このような複数のコアプレート(鉄心用抜き板9)を積層したロータコア(回転子鉄心8)において、コアプレート9にポンチによって円形のかしめ部16を形成し、積層されたコアプレート同士をダボかしめによってかしめるものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記特許文献1のようにコアプレートを積層してロータコアを形成するには、複数のコアプレートが必要となるが、コアプレートの形状が円環形状であると、母材からコアプレートを打ち抜く際に、円環の中心部が使用できず歩留まりが低くなる。そのため、このコアプレートを分割された複数のコアプレート片を連結して形成すると共に、コアプレート片の継ぎ目の位相(円周方向の位置)がずれるようにコアプレートを積層して(いわゆるレンガ積み)ロータコアを形成することがある(特許文献2参照)。
そして、このようにコアプレート片をレンガ積みしてロータコアを形成すると共に、ダボかしめによってコアプレート同士をかしめると、歩留まりが高く、かつ単体でその形状を保持可能なロータコアを形成することができる。
特開2010−142114号公報 特開2002−262496号公報(日立)
しかしながら、上記コアプレートを、コアプレート片を連結して形成すると、ロータコアが回転した際に各層のコアプレート片のそれぞれに働く遠心力に基づいて、コアプレートの円周方向に向かってかしめ部に強い応力が発生する。
また、円形のかしめ部には、かしめられることによって、その全周に亘って引っ張りの残留応力が生じており、かしめ部の遠心力に基づいて応力が発生する部分には、これら引っ張りの残留応力と、遠心力に基づく応力との両方の応力が働いてしまう。
そのため、ロータコアの回転強度を必要な強度に保つためには、コアプレートを分割せずにロータコアを形成する場合に比して、上記かしめ部の強度を向上させる必要がある。かしめ部の強度を向上させるには、上記遠心力に基づく応力及び残留応力が働く面積を大きくして、これらの応力を分散して受けることが考えられるが、円形のかしめ部の直径を大きくするとロータコアの径方向の幅を大きくする必要があり、ロータコアが大きくなる虞があると共に、歩留まりも悪化してしまうという問題があった。
一方、ロータコアを厚くして、遠心力に基づく応力及び残留応力が働く面積を大きくしようとした場合、発生する渦電流が大きくなり、回転電機の効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、かしめ部の遠心力に基づく応力を受ける部分と、残留応力が生じる部分とを分離することによって、上記課題を解決したロータコアを提供することを目的とする。
本発明は、円環状のコアプレート(2)を複数積層して形成されると共に、前記コアプレート(2)を均等に分割した円弧状のコアプレート片(3)が連結されて前記コアプレート(2)の一層が形成され、かつ前記コアプレート片(3)の継ぎ目(D,D)の円周方向の位置が、所定枚数の前記コアプレート毎に前記コアプレート(2)の積層方向で異なるように構成された回転電機のロータコア(1)において、
前記コアプレート片(3)は、一方の面に形成されると共に円周方向(C)の端部が円弧形状に形成された凸部(11)と、他方の面に形成され、前記コアプレート(2)が積層された際に他の層のコアプレート片(3)の凸部(11)と嵌合すると共に円周方向(C)の端部が円弧形状に形成された凹部(12)と、を有し、
前記凸部(11)の前記コアプレート(2)の半径方向(R)の幅(Wr2)を、前記凹部(12)の前記コアプレート(2)の半径方向(R)の幅(Wr1)よりも大きくし、これら凸部(11)及び凹部(12)の半径方向(R)の嵌め合いを締り嵌めにすると共に、
前記凸部(11)の前記コアプレート(2)の円周方向(C)の幅(Wc2)を、前記凹部(12)の前記コアプレート(2)の円周方向(C)の幅(Wc1)よりも小さくし、これら凸部(11)及び凹部(12)の円周方向の嵌め合いを隙間嵌めとした、
ことを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより各請求項の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る発明によると、コアプレート片の凸部と凹部との嵌め合いを、コアプレートの半径方向では締り嵌めとしたことによって、この締り嵌めの部分でコアプレート同士を締結することが出来る。また、ロータコアが回転すると、遠心力によって各コアプレート片同士が離れる方向に移動しようとすることに基づいて大きな応力が働く部分については、上記凸部と凹部との嵌め合いを隙間嵌めとしたことによって、かしめることによって引っ張りの残留応力は発生することを防止することができる。更に、ロータコアが回転時には、隙間嵌めの隙間がなくなって、円弧形状に形成された凸部及び凹部の円周方向の端部が当接するため、遠心力に基づく応力を応力集中することなく、これら凸部及び凹部の残留応力の生じていない部分で受けることができる。これにより、かしめ部の強度が向上し、コアプレートを分割したロータコアにおいても、径方向にコンパクトな構成で必要な回転強度を達成することができる。また、コアプレートの厚さも薄く形成することができるので、ロータコアに発生する渦電流も小さく抑えることができ、歩留まりが高く効率の良い回転電機を、上記ロータコアを用いて作成することができる。
本発明の第1の実施形態に係るロータコアを示す模式図。 本発明の第1の実施形態に係るコアプレート片を示す模式図。 本発明の第1の実施形態に係るかしめ部の形状を説明する模式図であって、(a)かしめ部の平面図、(b)かしめ部のA−A断面図、(c)かしめ部のB―B断面図。 本発明の第1の実施形態に係るコアプレート片のかしめ部に掛る残留応力を説明する模式図であって、(a)コアプレート片を積層する前の状態を示す図、(b)コアプレート片を積層した後の状態を示す図、(c)図4(b)の要部拡大図。 本発明の第1の実施形態に係るコアプレート片のかしめ部に掛る遠心力に基づく応力を説明する模式図であって、(a)異なる層のコアプレート片に生じる遠心力を説明する模式図、(b)図5(a)の要部拡大図。 (a)本発明の第2の実施形態に係るかしめ部の形状を説明する模式図、(b)図6(a)の変形例。 (a)本発明の第3の実施形態に係るかしめ部の形状を説明する模式図、(b)図7(a)の変形例。
以下、本発明の実施形態に係る回転電機のロータコアについて、図面に基づいて説明をする。なお、以下の説明中において、締り嵌めとは、嵌め合わす凸部の幅を凹部の幅よりも少し大きくした形式の嵌め合いのことを言い、隙間嵌めとは、凸部と凹部との間に所定の隙間を有した形式の嵌め合いのことを言う。
[第1の実施形態]
図1及び図2に示すように、IPMモータ(回転電機)用のロータコア1は、円環状のコアプレート2が複数積層されて形成されている。該コアプレート2は、電磁鋼板の母材から打ち抜かれた板状の部材であり、歩留まりの向上を図るために、均等に分割(本実施形態では5分割)された円弧状のコアプレート片3を連結して形成されている。
具体的には、このコアプレート片3の一端部には、円周方向に隣接するコアプレート片3と連結するための突起部5aが形成されていると共に、他端部には、上記コアプレート片3の突起部5aが嵌め込まれる嵌め込み部5bが形成されている。1つのコアプレート2には、これらコアプレート片同士の継ぎ目D,D、即ち突起部5aと嵌め込み部5bとの接合箇所がコアプレート片3の数と同数だけ形成されている。
上記コアプレート2は、どの一層のコアプレート2も同じ形状のコアプレート片3を結合して円環状に形成されているが、積層方向に隣接するコアプレート2に対してコアプレート片3の継ぎ目D,Dの円周方向Cの位置(位相)をずらすレンガ積みによって積層されている。即ち、コアプレート片3の継ぎ目D,Dの円周方向Cの位置が、積層方向に隣接する前記コアプレート同士で異なるように構成されている。例えば図1において、便宜的にロータコア1の底部から数えてコアプレート2を奇数層と、偶数層とに分けると、偶数層のコアプレート片3は、その継ぎ目Dが奇数層のコアプレート片3の継ぎ目Dに対して円周方向Cの位置が所定角度ずれるように設けられている。
また、上記コアプレート片3には、ネオジウム磁石などの希土類永久磁石が嵌挿される磁石嵌挿穴6と、積層された複数のコアプレート2同士を締結するかしめ部10と、がその円周方向に複数、形成されている。かしめ部10は、磁石嵌挿穴6の両端部の内周側にそれぞれ設けられており、コアプレート2が仮組された後にかしめ部10をかしめることによって、ロータコア1は、各コアプレート2がばらばらにならずに、その形状を保持できるようになっている。
ついで、上記かしめ部10について詳しく説明をする。図2及び図3に示すように、かしめ部10は、プレスによってコアプレート片を一方の面側に突出させた凸部(ダボ)11と、この凸部11が形成されることにより、コアプレート片3の凸部11とは反対側の面(他方の面)に形成される凹部12と、から構成されており、この凹部12に他のコアプレート片3の凸部11が嵌合することによって、ダボかしめされるようになっている。
ところで、これら凸部11及び凹部12からなるかしめ部10には、かしめられる際に発生する残留応力と、ロータコア1が回転する際に掛る遠心力に基づく応力と、の2つの応力が作用する。
上記残留応力は、かしめ部10が締り嵌めされることによって生じる応力であり、図4に示す互いに積層されるA〜C層L,L,Lのコアプレート片3,3,3を例に取って説明すると、かしめ部10は、締り嵌めとなる部分10aにおいて、凸部11の幅Wr2が締め代d分だけ凹部12の幅Wr1よりも大きくなるように形成されている(図4(a)参照)。
図4(b)に示すように、コアプレート片3,3,3は、凸部11が締め代分dだけ幅狭な凹部12に圧入されて締り嵌めされることによって、その積層方向に連結されるが、図4(c)のコアプレート片3のように、凸部11が他の層(C層L)のコアプレート片3の凹部12に圧入されると、圧入された凸部11は、C層Lの凹部12の壁部12aから圧縮する方向(C層Lの凹部からB層Lの凸部11に向かう方向)の応力Tcを受ける。
一方、凹部12に他の層(A層L)の凸部が圧入されると、その凹部12には、A層Lの凸部11の壁部11aから拡大する方向(A層Lの凸部11からB層Lの凹部12向かう方向)の応力Ttを受ける。そして、これら凸部11及び凹部12を接続するB層Lの接続部Iでは、互いに反対方向に向かって働く上記応力Tc,Ttが掛り、これら凸部側及び凹部側からの応力Tc,Ttが釣り合って、上述した引っ張りの残留応力が発生する。
また、上記遠心力に基づく応力は、ロータコア1が回転することによってかしめ部10に発生する応力であり、ロータコア1が回転すると、図5(a)に示すように、重なり合うコアプレート片3,3のそれぞれには遠心力F,Fが作用する。
これら重なり合うコアプレート片3,3に作用する遠心力F,Fを、コアプレート片3,3の円周方向成分FEX,FOXと半径方向成分FEY,FOYとに分けて考えると、図5(b)に示すように、半径方向成分FEY,FOYは、どちらもコアプレート2の中心から外径側に向かう方向に作用するため、重なり合うコアプレート片3,3間で互いに反力を受けることができず、層の異なるコアプレート片3,3同士を連結するかしめ部10には、ほとんど力が作用しない。
一方、遠心力F,Fの円周方向成分FOX,FEXは、重なり合うコアプレート片3,3間でその作用方向が異なるため、これらコアプレート片3,3を連結するかしめ部10で互いに反力を受けることができる。即ち、コアプレート片3の端部に形成されたかしめ部10に着目すると、重なり合うコアプレートが円周方向に沿って反対側に移動しようとすることによって、かしめ部10には、コアプレート2の円周方向に遠心力に基づく応力が発生する。なお、遠心力F,Fの半径方向成分FEY,FOYは、その力をコアプレート2全体のかしめ部で分散して受けるが、特にコアプレート片3の継ぎ目D,D近くのかしめ部に大きな力が作用する。
上述した図3に示す本発明に係るかしめ部10は、これら遠心力に基づく応力と、引っ張りの残留応力とが同じ場所に生じないように構成されており、上記残留応力が生じる締り嵌めとなる部分10aと、遠心力による応力が生じる部分10bと、が別々に分かれて構成されている。
具体的には、かしめ部10は、凸部11及び凹部12のコアプレート2の円周方向(コアプレート片3の接線方向)Cの壁部11a,12aを直線状に形成した直線部10aと、これら凸部11及び凹部12のコアプレート2の半径方向Rの壁部11b,12bを所定の曲率の円弧状に形成した円弧部10bと、を有し、上記直線部10a間を円弧部10bによって結んだ長円形状をしており、この直線部10aによってかしめ部10の締り嵌めとなる部分を形成している。
即ち、かしめ部10は、直線形状の壁部11a,11a間の幅である凸部11のコアプレート2の半径方向Rの幅Wr2を、直線状の壁部12a,12a間の幅である凹部12のコアプレート2の半径方向Rの幅Wr1よりも大きくし(Wr2>Wr1)、これら凸部11及び凹部12の半径方向Rの嵌め合いを締り嵌めとしている。
また、かしめ部10は、その円周方向に遠心力F,Fに基づく応力が作用するため、凸部11及び凹部12の円周方向の端部である上記円弧部10bは、円弧形状の壁部11b,12b間に所定の隙間dを有する隙間嵌めとなっている。即ち、この円弧部10bによりかしめ部10の隙間嵌めとなる部分を形成しており、円弧状の壁部11b,11b間の幅に相当する凸部11のコアプレート2の円周方向Cの幅Wc2が、円弧状の壁部12b,12b間の幅に相当する凹部12のコアプレート2の円周方向の幅Wc1よりも小さくなっている(Wc1>Wc2)。
なお、上記円弧部10bでは、かしめ部10がかしめられた時点では、凸部11の円弧状の壁部11bと、凹部12の円弧状の壁部12bとの間に隙間dが存在しているため、これら壁部11b,12b間で遠心力F,Fの円周方向成分FOX,FEXの反力を受けることができないが、この隙間dは、ロータコア1が回転して重なり合うコアプレート片3,3が円周方向に離れるように移動しようとすると、これらコアプレート片間の微小なズレや、コアプレート片3,3の弾性変形により、凸部11の円弧状の壁部11bと凹部12の円弧状の壁部12bとが当接できるように形成されている。言い換えると、ロータコア1の回転時にはこれら凸部11と凹部12とが当接するような隙間dとなっている。
ついで、本発明の第1の実施形態に係るロータコア1の作用について説明をする。作業者は、ロータコア1を作成するにあたり、図1に示すように、保持器(不図示)にコアプレート片3を環状に並べてコアプレート2を形成すると共に、このコアプレートを複数枚積層して行く。この時、保持器はコアプレートの層が変わる度に所定角度だけ回転させられるため、上記コアプレート2は、積層方向に隣接するコアプレート2とコアプレート片3の継ぎ目D1,D2の円周方向Cの位置がずれるように積層される。また、このコアプレート2の層が変わる際にはプレスによってだぼかしめされるため、積層されたコアプレート2が積層方向に連結される。そして、このコアプレート2が規定枚数積層されてロータコア1が形成される。
即ち、仮組されたコアプレート2がプレスされると、かしめ部10の直線部10aが締り嵌めによって嵌合し、コアプレート片3を積層方向に連結し、これら積層された複数のコアプレート2によって1つのロータコア1を形成する。そして、作業者、このロータコア1の磁石嵌挿穴6にネオジム磁石を挿入してロータとすると共に、このロータを組み込んで回転電機を作成する。
ところで、回転電機に電力が供給されて上記ロータが回転すると、ロータコア1のコアプレート片3には、それぞれロータの回転速度に応じた遠心力が発生する。この遠心力が発生すると、図5に示すように、各コアプレート片3は、重なり合うコアプレート片3,3がコアプレート2の円周方向Cに離れる方向(例えば、コアプレート片3の場合、図中M方向)に移動しようとする。すると、これら重なり合うコアプレート片3,3を連結するかしめ部10では、隙間嵌めであった円弧部10bの壁部11b,12b間の隙間dがコアプレート片3,3の円周方向へのズレもしくは弾性変形によって無くなる。そして、かしめ部10に掛る遠心力の円周方向成分の力は、これら円弧状の壁部11b,12bが当接することによって受けられる。
このように、かしめ部10に掛る遠心力を、円弧状に形成された壁部11b,12bの当接によって受けると、応力集中しないために大きな応力(遠心力)にも耐えることができる。また、かしめ部10の半径方向の嵌め合いを締り嵌めとし、この遠心力に基づいて発生する応力を受ける円弧部10bを隙間嵌めとしたことによって、円弧部10bには、締り嵌めによる引っ張りの残留応力が発生しておらず、より大きな遠心力に耐えることができる。
更に、上記締り嵌めとなる部分をコアプレート片3の接線方向に直線状に延接された直線部10aによって構成したことにより、この直線部で締り嵌めによる残留応力を均等に受けることができると共に、重なり合うコアプレート片3,3の円周方向へのズレを容易にしている。そして、これら遠心力に基づく応力を受ける部分と、残留応力が生じる部分とを分けることによって、かしめ部が大きな遠心力にも耐えられるようになり、ロータコア1の回転強度を向上させることができる。
これにより、コアプレート2を分割したロータコア1においても、径方向にコンパクトな構成で必要な回転強度を達成することができる。また、コアプレート2の厚さも薄く形成することができるので、ロータコア1に発生する渦電流も小さく抑えることができ、歩留まりが高く効率の良い回転電機を、上記ロータコア1を用いて作成することができる。
[第2の実施形態]
ついで、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態に対してかしめ部の形状を変更したものであり、共通する構成については説明を省略すると共に、同一作用効果の部材については、第1の実施形態と同一の名称を使用する。
図6(a)に示すように、第2の実施形態に係るかしめ部1021は、円弧部10b21を2つの曲率r,rの円弧によって形成したものであり、直線部10a21と接続する接続部の円弧の曲率rが主に遠心力に基づく応力を受ける中央部の円弧の曲率rよりも大きくなるように構成されている(r>r)。
このように、主に遠心力に基づく応力を受ける中央部分の円弧の曲率rを小さくすることによって、円弧部10b21での応力集中を小さくすることができる。また、接続部の円弧の曲率rを中央部の円弧の曲率rよりも大きくすると、直線部10a21を長く形成することができ、締り嵌めに基づく残留応力をこの長い直線部10a21で分散して受けることができる。
[第3の実施形態]
ついで、本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態は、第1の実施形態に対してかしめ部の形状が相違したものであり、共通する構成については説明を省略すると共に、同一作用効果の部材については、第1の実施形態と同一の名称を使用する。
図7(a)に示すように、第3の実施形態に係るかしめ部1031は、円弧部10b31を曲率の小さな1つの大きな円弧によって形成したものであり、この円弧部10b31がコアプレート片3の接線方向に延接しないように構成して直線部10a31をも長く形成している。
このように、曲率の小さな円弧によって遠心力に基づく応力を受けることによって、円弧部10b31での応力集中を小さくすることができる。また、直線部10a31を長く形成することによって、締り嵌めに基づく残留応力をこの長い直線部10a21で分散して受けることができる。
なお、第1乃至第3の実施形態において、かしめ部10は、円周方向の長さが半径方向の長さよりも長く形成されていたが、例えば、図6(b),図7(b)に示すように、半径方向の長さを円周方向の長さよりも長く形成しても良い。
更に、コアプレート片3には、その円周方向に沿って多数のかしめ部10が形成されるが、必ずしもすべてのかしめ部において本発明のかしめ構造を適用する必要はなく、最も強く応力が発生する部分のかしめ部(例えば、コアプレート片3の端部のかしめ部10p)だけに適用しても良い。
また、上記ロータコア1は、コアプレート2の円周方向Cの連結を、他の層のコアプレート2よってロータコア1全体で補強できれば良いため、所定枚数のコアプレート2毎にコアプレート片3の継ぎ目の円周方向Cの位置D,Dがコアプレート2の積層方向で異なるように構成されれば良い。例えば、ロータコア1は、1枚のコアプレート毎にコアプレート片3の継ぎ目の円周方向Cの位置D,Dが交互に異なるように構成されても良いと共に、2枚や3枚毎のように、複数枚のコアプレート毎に上記位置D,Dが異なるように構成しても良い。
更に、上記コアプレート2は、複数枚、一度にプレスされるように構成されても良い。また、上述したかしめ構造は、どのように組み合わされても良いと共に、IPMモータに限らずどのような回転電機のロータコアに使用されても良いことは当然である。
1 ロータコア
2 コアプレート
3 コアプレート片
10b 隙間嵌めとなる部分(円弧部)
11 凸部
12 凹部
r1 凹部のコアプレート半径方向の幅
r2 凸部のコアプレート半径方向の幅
c1 凹部のコアプレート円周方向の幅
c2 凸部のコアプレート円周方向の幅
隙間
,D 継ぎ目
R 半径方向
C 円周方向

Claims (1)

  1. 円環状のコアプレートを複数積層して形成されると共に、前記コアプレートを均等に分割した円弧状のコアプレート片が連結されて前記コアプレートの一層が形成され、かつ前記コアプレート片の継ぎ目の円周方向の位置が、所定枚数の前記コアプレート毎に前記コアプレートの積層方向で異なるように構成された回転電機のロータコアにおいて、
    前記コアプレート片は、一方の面に形成されると共に円周方向の端部が円弧形状に形成された凸部と、他方の面に形成され、前記コアプレートが積層された際に他の層のコアプレート片の凸部と嵌合すると共に円周方向の端部が円弧形状に形成された凹部と、を有し、
    前記凸部の前記コアプレートの半径方向の幅を、前記凹部の前記コアプレートの半径方向の幅よりも大きくし、これら凸部及び凹部の半径方向の嵌め合いを締り嵌めにすると共に、
    前記凸部の前記コアプレートの周方向の幅を、前記凹部の前記コアプレートの円周方向の幅よりも小さくし、これら凸部及び凹部の円周方向の嵌め合いを隙間嵌めとした、
    ことを特徴とする回転電機のロータコア。
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