JP7032436B2 - 固定子鉄心 - Google Patents

固定子鉄心 Download PDF

Info

Publication number
JP7032436B2
JP7032436B2 JP2019558161A JP2019558161A JP7032436B2 JP 7032436 B2 JP7032436 B2 JP 7032436B2 JP 2019558161 A JP2019558161 A JP 2019558161A JP 2019558161 A JP2019558161 A JP 2019558161A JP 7032436 B2 JP7032436 B2 JP 7032436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
convex portion
inner peripheral
notch
stator core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019558161A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019111777A1 (ja
Inventor
剛成 佐藤
義武 谷本
薫 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Industrial Tools Corp
Original Assignee
Kyocera Industrial Tools Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Industrial Tools Corp filed Critical Kyocera Industrial Tools Corp
Publication of JPWO2019111777A1 publication Critical patent/JPWO2019111777A1/ja
Priority to JP2022027117A priority Critical patent/JP2022060508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7032436B2 publication Critical patent/JP7032436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/14Stator cores with salient poles
    • H02K1/146Stator cores with salient poles consisting of a generally annular yoke with salient poles
    • H02K1/148Sectional cores
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2213/00Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
    • H02K2213/03Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、ヨーク部とティース部とを備えた複数個の分割鉄心を環状に配置して形成される固定子鉄心と、その製造方法に関するものである。
従来から、ヨーク部とティース部とを備えた複数個の分割鉄心を環状に配置して接合し、固定子鉄心を得る技術が公知である。この種の技術を開示する先行技術文献として、例えば、下記特許文献1、2が存在している。
特許文献1に開示された技術は、要するに、周方向に延在するヨーク部と、ヨーク部の中央部から中心方向に突出したティース部と、を備えた複数個の分割鉄心を、環状に配置して構成される固定子鉄心において、複数個の分割鉄心のうち隣接する1組の分割鉄心が、各ヨーク部に設けられて互いに接合される接合面をそれぞれ備え、隣接する1組の分割鉄心が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面は、いずれか一方が凹形状を有するとともにいずれか他方が凸形状を有することで凹形状と凸形状が組み合わされて接合されるものである。なお、下記特許文献1に開示された発明は、磁路に影響を与えることのないレベルで、実際に巻線を巻回できる領域を少しでも広く確保して、巻線量を増やすことができるようにし、それにより、モータ性能のアップを図れるようにしたステータコアを提供することを目的としてなされたものである。
また、特許文献2に開示された技術は、分割型鉄心を組み立てる際に、分割型鉄心の全積層厚さよりも短い距離だけ凹部と凸部を積層方向から圧入するものであり、圧入嵌合力を小さく設定することができるものである。その結果、分割部における磁気抵抗ロスを大きく増大させることなく、分割型鉄心の組立作業性を良好にし、鉄心の組立精度を向上させることができるとされている。
特開2013-208021号公報 特許第4907654号公報
しかしながら、上掲した特許文献1、2に代表される従来技術においては、製造面や固定子鉄心の強度の面から改善の余地が残されていた。すなわち、複数個の分割鉄心を環状に配置して組み付けることで形成される固定子鉄心では、簡易に製造可能でありながらも、高い強度を得ることのできる固定子鉄心と、その製造方法を実現することが求められていた。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、複数個の分割鉄心を環状に配置して組み付けることで形成される固定子鉄心において、簡易に製造可能でありながらも、高い強度を得ることのできる固定子鉄心と、その製造方法を実現することにある。
本発明に係る固定子鉄心は、複数の分割鉄心を環状に組み合わせて構成される固定子鉄心であって、前記複数の分割鉄心は、周方向に延びるヨーク部をそれぞれ備え、前記ヨーク部は、隣接する他の分割鉄心のヨーク部と対向する第1対向部と第2対向部をそれぞれ備え、前記第1対向部は、内周側に形成される内周凸部と、外周側に形成される外周凸部と、前記内周凸部と前記外周凸部の間に形成される中央凹部と、を含み、前記第2対向部は、内周側に形成される内周切欠き部と、外周側に形成される外周切欠き部と、前記内周切欠き部と前記外周切欠き部の間に形成される中央凸部と、を含み、前記複数の分割鉄心が組み合わされた状態において、前記内周凸部は前記内周切欠き部と対向し、前記外周凸部は前記外周切欠き部と対向し、前記中央凹部は前記中央凸部と対向し、前記外周凸部は、前記内周凸部よりも円周方向に対して直行する方向における幅が広く形成されるものである。
本発明に係る固定子鉄心では、前記複数の分割鉄心が組み合わされた状態において、前記複数の分割鉄心が有する前記第1対向部と前記第2対向部のそれぞれで、前記内周凸部と前記内周切欠き部は当接し、前記内周凸部と前記内周切欠き部以外の箇所の少なくとも一部は当接しないこととすることができる。
また、本発明に係る固定子鉄心では、前記内周凸部と前記内周切欠き部が当接する当接部は、平面で構成されてもよい。
さらに、本発明に係る固定子鉄心において、前記外周凸部は、円周方向に対して直行する方向に第1の幅を有する第1端部と、前記第1端部よりも幅を広く形成された第2端部と、で構成されてもよい。
またさらに、本発明に係る固定子鉄心において、前記外周凸部の一部には、円周方向に対して斜めに傾斜した傾斜部が形成され、当該傾斜部に対向する前記中央凸部の一部が斜めに形成されることとしてもよい。
本発明に係る固定子鉄心の製造方法は、複数の分割鉄心を環状に組み合わせて構成される固定子鉄心の製造方法であって、前記複数の分割鉄心は、周方向に延びるヨーク部をそれぞれ備え、前記ヨーク部は、隣接する他の分割鉄心のヨーク部と対向する第1対向部と第2対向部をそれぞれ備え、前記第1対向部は、内周側に形成される内周凸部と、外周側に形成される外周凸部と、前記内周凸部と前記外周凸部の間に形成される中央凹部と、を含み、前記第2対向部は、内周側に形成される内周切欠き部と、外周側に形成される外周切欠き部と、前記内周切欠き部と前記外周切欠き部の間に形成される中央凸部と、を含み、前記内周凸部が前記内周切欠き部と対向し、前記外周凸部が前記外周切欠き部と対向し、前記中央凹部が前記中央凸部と対向するように前記複数の分割鉄心を組み合わせるとともに、前記外周凸部が、前記内周凸部よりも円周方向に対して直行する方向における幅が広くなるように形成するものである。
本発明によれば、複数個の分割鉄心を環状に配置して組み付けることで形成される固定子鉄心において、簡易に製造可能でありながらも、高い強度を得ることのできる固定子鉄心と、その製造方法を実現することができる。
図1は、本実施形態に係る固定子鉄心の基本構成と製造方法を説明するための図であり、図中の分図(a)は複数個の分割鉄心が環状に配置された固定子鉄心の組み立て前の状態が示されており、分図(b)は環状に配置された複数個の分割鉄心が組み付けられた状態を示している。 図2は、分割鉄心の全体構成を示す外観斜視図である。 図3は、本実施形態に係る分割鉄心の形状を説明するための平面図である。 図4は、図3中の符号Aで示した箇所の拡大図である。 図5は、図3中の符号Bで示した箇所の拡大図である。 図6は、6個の分割鉄心が組み合わされて形成された固定子鉄心の平面図である。 図7は、図6で示した固定子鉄心の要部を拡大した要部拡大図である。 図8は、本実施形態に係る分割鉄心の接合面である第1対向部と第2対向部に形成されたクサビ形状としての内周凸部と内周切欠き部が備える形態的特徴と作用効果を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1および図2を用いて、本実施形態に係る固定子鉄心の基本構成と製造方法を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る固定子鉄心の基本構成と製造方法を説明するための図であり、図中の分図(a)は複数個の分割鉄心が環状に配置された固定子鉄心の組み立て前の状態が示されており、分図(b)は環状に配置された複数個の分割鉄心が組み付けられた状態を示している。なお、図1は、不図示の回転子軸に直交する平面上に複数個の分割鉄心が配置された様子を示した図である。また、図2は、分割鉄心の全体構成を示す外観斜視図である。
本実施形態に係る固定子鉄心100は、図1において示されるように、6個の分割鉄心10を組み付けることで形成される部材である。分割鉄心10のそれぞれは、図2にて示すように、珪素鋼板等をプレス加工等で打ち抜くことで分割鉄心10の平面形状を有する薄板部材11を用意し、この薄板部材11を積み重ねて積層し、レーザー溶接等で一体的に接合することで構成される。このようにして製造される分割鉄心10は、組み付けられて固定子鉄心100となった場合の位置関係で見たときに、周方向に延びるヨーク部10aと、このヨーク部10aの中央部から中心方向に突出したティース部10bと、を備えて構成されている。
分割鉄心10は、図2で示す状態からティース部10bに対して不図示のコイルが巻き回される。そして、不図示のコイルが巻き回された状態の分割鉄心10が図1中の分図(a)で示すように環状に配置される。環状に配置された6個の分割鉄心10は、不図示の回転子軸に直交する平面上で6個の分割鉄心10を回転子軸中心方向(すなわち、図1中の分図(a)で示す矢印の方向)に同時に接近させることで、図1中の分図(b)で示すように固定子鉄心100の形状となる。この状態から6個の分割鉄心10同士をレーザー溶接等で一体的に接合することで、本実施形態に係る固定子鉄心100が完成する。なお、6個の分割鉄心10を同時に接近させるとともにレーザー溶接等で一体的に接合する工程は、組み立て機械や組み立てロボット等の製造装置によって自動的に実施してもよい。
上述した手順によって製造される固定子鉄心100については、従来技術と比べて有意な形態的構成を備えている。そこで、図3~図7を参照図面に加えることで、本実施形態に係る固定子鉄心100と、この固定子鉄心100を構成する分割鉄心10のより具体的な構成を説明する。ここで、図3は、本実施形態に係る分割鉄心の形状を説明するための平面図である。また、図4は、図3中の符号Aで示した箇所の拡大図であり、図5は、図3中の符号Bで示した箇所の拡大図である。さらに、図6は、6個の分割鉄心が組み合わされて形成された固定子鉄心の平面図であり、図7は、図6で示した固定子鉄心の要部を拡大した要部拡大図である。
図3~図5で示すように、本実施形態に係る分割鉄心10のヨーク部10aの両端部は、隣接する分割鉄心10のヨーク部10aの端部と接合できるように、2つの接合面として構成されている。また、これら2つの接合面は、本発明に係る第1対向部Aと第2対向部Bとして構成されている。例えば、図3で示す本実施形態に係る分割鉄心10では、ヨーク部10aの紙面右側の端部である第2対向部Bと、紙面左側の端部である第1対向部Aとは、異なる形状を有しているとともに、ヨーク部10aの紙面右側の端部である第2対向部Bと紙面左側の端部である第1対向部Aとを接合できるように、両端部が対応した形状を有した接合面として構成されている(図7等参照)。
また、本実施形態に係る分割鉄心10は、図6および図7で示すように、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)は、1組の分割鉄心10,10の各ティース部10bの中心線αがなす角度の2等分線βを想定したときに、2等分線βに対して直交する方向に形成された凹凸形状を有して構成されている。すなわち、図7で示す例では、紙面右側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部(第1対向部A)には凹形状としての接合面が形成されており、紙面左側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部(第2対向部B)には凸形状としての接合面が形成されている。
図7の紙面右側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部(第1対向部A)に形成された凹形状は、接合面である第1対向部Aの内周側に形成される内周凸部76と、接合面の外周側に形成される外周凸部74と、内周凸部76と外周凸部74との間に形成される中央凹部72と、を有して形成されている。一方、図7の紙面左側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部(第2対向部B)に形成された凸形状は、第1対向部Aの凹形状が有する内周凸部76に対応して形成される内周切欠き部75と、第1対向部Aの凹形状が有する外周凸部74に対応して形成される外周切欠き部73と、内周切欠き部75と外周切欠き部73との間に形成される中央凸部71と、を有して形成されている。なお、第1対向部Aの凹形状が有する中央凹部72と第2対向部Bの凸形状が有する中央凸部71についても、互いに組み合わせることが可能なように、それぞれが対応した外郭形状にて形成されている。互いに向かい合って配置される2つの接合面である第1対向部Aと第2対向部Bのそれぞれを構成する凹形状と凸形状が組み合わされて接合されることで、分割鉄心10,10同士の接合が行われる。
そして、これら凸形状と凹形状が組み合わされて構成される凹凸形状は、2等分線βに対して直交する方向に突出し、もしくは凹むように構成されている。より具体的には、図7で示すように、紙面左側に配置された分割鉄心10の凸形状を形成する中央凸部71が、2等分線βに対して直交する方向に向けて突出するように構成されている。また、図7の紙面右側に配置された分割鉄心10の凹形状を形成する中央凹部72が、2等分線βに対して直交する方向に向けて凹むように構成されている。かかる構成は、6個の分割鉄心10を同時に接近させる際に、互いに向かい合って接合される2つの接合面が擦れることなく確実に接合することを実現するものである。
また、本実施形態に係る分割鉄心10では、図6および図7で示すように、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)は、2等分線βに対して平行な方向に形成された平面形状を更に有して構成されている。すなわち、図7で示す例では、接合面の外周側に配置された外周切欠き部73と外周凸部74とが、2等分線βに対して平行な方向の平面形状として形成されている。また、図7で示す例では、接合面の中央側に配置された中央凸部71と中央凹部72の内周側の一部の面が、2等分線βに対して平行な方向の平面形状として形成されている。さらに、図7で示す例では、接合面の内周側に配置された内周切欠き部75の切欠き面と内周凸部76の先端面が、2等分線βに対して平行な方向の平面形状として形成されている。このような平面形状を備えることで、本実施形態に係る分割鉄心10は、組み合わせが容易で隣接する分割鉄心10,10同士を確実に当接させることが可能となっている。
また、本実施形態に係る分割鉄心10では、図6および図7で示すように、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)は、接合面内周側の当接部である内周凸部76と内周切欠き部75がクサビ形状となるように構成されている。すなわち、図7で示す例では、接合面である第1対向部Aと第2対向部Bの内周側にクサビ形状が形成されており、このクサビ形状を形成する部位として、紙面左側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部である第2対向部Bにはクサビ凹形状部としての内周切欠き部75が形成されており、紙面右側に配置された分割鉄心10のヨーク部10aの端部である第1対向部Aにはクサビ凸形状部としての内周凸部76が形成されている。
なお、本実施形態に係る分割鉄心10では、環状に配置された6個の分割鉄心10を回転子軸中心方向(すなわち、図1中の分図(a)で示す矢印の方向)に同時に接近させると、接合作業途中でヨーク部10aの端部に形成された接合面(第1対向部Aと第2対向部B)は摩擦接触することがなく、接合完了間際にクサビ形状を構成する内周切欠き部75と内周凸部76のみが当接する構成となっている。そして、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)は、クサビ形状によって構成された当接部である内周切欠き部75と内周凸部76以外の箇所が隙間を有するように構成されているので、ヨーク部10aの端部に形成された接合面同士が擦れることがない。したがって、変形などの不具合が生じ難い構成となっているとともに、組み立て性の良い構成となっている。
また、互いに向かい合って接合される2つの接合面において、凹形状を形成する外周凸部74については、同じく凹形状を形成する内周凸部76よりも肉厚に形成されるという構成を有している。すなわち、本実施形態に係る外周凸部74は、内周凸部76よりも円周方向に対して直行する方向における幅が広く形成されるという形態的特徴を有している。かかる構成を採用したのは、固定子鉄心100の強度を向上させるためであり、具体的には、図7に示すように、固定子鉄心100を構成する分割鉄心10のつなぎ目に対して符号Cで示すような外周側から内周側に向けた外力が加わると、分割鉄心10には符号D,Dで示すような分割鉄心10を開く方向の力が働くこととなる。このような方向の力の作用に耐えるようにするために、外周凸部74を内周凸部76よりも肉厚に形成することで固定子鉄心100の強度向上を図ることができ、荷重がかかったときの変形防止となり、固定子鉄心100の強度を向上させることが可能となる。
また、互いに向かい合って接合される2つの接合面において、凹形状が有する外周凸部74には、基端部である突出部の根本部分に向かって肉厚となるように、中央凹部72側にはみ出す傾斜部74aが形成されている(図7参照)。すなわち、本実施形態に係る外周凸部74は、円周方向に対して直行する方向に第1の幅を有する第1端部と、この第1端部よりも幅を広く形成された第2端部と、を有して構成されており、第1端部が外周凸部74の先端側を形成し、第2端部が基端部である突出部の根本部分を形成するという構成が採用されている。このように、円周方向に対して斜めに傾斜した傾斜部74aの存在は、例えば、図7中において符号74bで示す破線のような、外周凸部74を単なる矩形形状で形成する場合に比べて強度を向上することができるので、好ましい。なお、傾斜部74aが形成された外周凸部74に対向して配置される中央凸部71の外周側先端部の形状は、傾斜部74aに対応した傾斜した切欠き形状を採用すればよい。
また、上述したように本実施形態では、互いに向かい合って接合される2つの接合面において、凹形状を形成する外周凸部74については、同じく凹形状を形成する内周凸部76よりも肉厚に形成されるという構成を採用した。この構成の採用によって、凸形状を形成する中央凸部71が配置される位置については、分割鉄心10の厚さ方向の長さ寸法Tに対して、内周側に偏った位置となるような構成となっている。かかる構成を含む上述した種々の構成の採用によって、本実施形態に係る固定子鉄心100は、強度が向上した固定子鉄心となっている。
なお、本実施形態に係る分割鉄心10の接合面(第1対向部Aと第2対向部B)に形成されたクサビ形状は、さらなる有意な形態的特徴と作用効果を備えるものである。ここで、図8は、本実施形態に係る分割鉄心の接合面である第1対向部と第2対向部に形成されたクサビ形状としての内周凸部と内周切欠き部が備える形態的特徴と作用効果を説明するための図である。図8で示すように、互いに隣り合う分割鉄心10,10を平面視したときに、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられた際、互いに向かい合って接合される2つの接合面である第1対向部Aと第2対向部Bは、その外周側の符号(a)の位置を溶接点として溶接されることとなる。また、内周切欠き部75と内周凸部76が当接するクサビ形状の接合面を構成する線分をクサビ形状接合面(b)とし、このクサビ形状接合面(b)の線分上に任意の点(c)を設定する。そして、溶接点(a)を中心点とし、クサビ形状接合面(b)の線分上に設定された点(c)とを結ぶ仮想線を半径とした仮想円弧を設定し、点(c)上に引かれる仮想円弧の接線成分を接線(d)として設定する。このような関係を設定したとき、本実施形態に係る分割鉄心10の接合面に形成されたクサビ形状では、クサビ形状接合面(b)と接線(d)とが角度θを有して構成されることにより、溶接点(a)を中心点とした符号(e)で示す方向の力に対して、突っ張り効果を得ることが可能となる。つまり、溶接点(a)を中心として内周切欠き部75と内周凸部76とが互いに離れる方向に作用する外力が働いたとしても、クサビ形状接合面(b)によって離れることを防止できるのである。このようなクサビ形状が備える形態的特徴に基づき発揮される突っ張り効果によって、変形などの不具合が生じ難い固定子鉄心100が実現されている。
さらに、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)において、クサビ形状によって構成された当接部である内周切欠き部75と内周凸部76以外の箇所に形成される隙間については、均一寸法となるように構成することが好ましい。さらに、この隙間寸法が広すぎると磁束の流れを阻害する作用が働き、一方で、隙間寸法が狭すぎると組み付け時にクサビ形状以外の箇所が接触して組み立て性を阻害することになる。したがって、隙間寸法については、前述した2つの条件である磁束の流れを阻害せず、かつ、組み立て性を阻害しないという条件を満足する寸法精度で設定することが好ましい。
上述した種々の形態的特徴を備える分割鉄心10を組み合わせて形成された本実施形態に係る固定子鉄心100は、簡易に製造可能でありながらも、高い強度を得ることのできる従来にはない固定子鉄心となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、隣接する1組の分割鉄心10,10が組み付けられたときに、互いに向かい合って接合される2つの接合面である第1対向部Aと第2対向部Bは、接合面内周側の当接部である内周切欠き部75と内周凸部76がクサビ形状となるように構成されているものであった。しかしながら、クサビ形状の形成位置は接合面内周側に限られるものではない。本発明では、接合面の中央部に対してクサビ形状を形成することも可能である。
また例えば、上述した実施形態では、互いに向かい合って接合される2つの接合面(第1対向部Aと第2対向部B)において、クサビ形状によって構成された当接部である内周切欠き部75と内周凸部76以外の箇所に形成される隙間については、均一寸法となるように構成されていた。しかしながら、この隙間の寸法については、全ての部位で隙間寸法が均一である必要はなく、図7で示された2等分線βに対して直交する方向に流れる磁束の流れを阻害しないように、2等分線βに対して平行方向の面である外周切欠き部73と外周凸部74との隙間、あるいは中央凸部71の先端部分と中央凹部72の底面部分との隙間を極力狭くしておき、その他の隙間の寸法を僅かに大きくなるように形成してもよい。このような変形形態を採用しても、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また例えば、上述した実施形態に係る固定子鉄心100の製造方法は、環状に配置された6個の分割鉄心10について、不図示の回転子軸に直交する平面上で6個の分割鉄心10を回転子軸中心方向(すなわち、図1中の分図(a)で示す矢印の方向)に同時に接近させることで、図1中の分図(b)で示すような固定子鉄心100の形状とする方法を想定したものであった。しかしながら、本発明に係る固定子鉄心の製造方法については、上述した実施形態で想定した方法のほか、複数の分割鉄心10を回転子軸方向に移動させて接合する製造方法を採用することも可能であり、かかる製造方法によって製造される固定子鉄心に対しても、本発明を適用することが可能である。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の固定子鉄心は、簡易に製造可能でありながらも高い強度を備えることから、例えば、電動工具に用いられるモータ等の回転電機の構成部品として、産業上の利用可能性を有する。
100 固定子鉄心、10 分割鉄心、10a ヨーク部、10b ティース部、11 薄板部材、71 中央凸部、72 中央凹部、73 外周切欠き部、74 外周凸部、74a 傾斜部、75 内周切欠き部、76 内周凸部、A 第1対向部、B 第2対向部、α (ティース部の)中心線、β (隣り合うティース部の中心線がなす角度の)2等分線、T 分割鉄心の厚さ方向の長さ寸法、(a) 溶接点、(b) クサビ形状接合面、(c) (クサビ形状接合面の線分上の任意の)点、(d) 接線。

Claims (6)

  1. 複数の分割鉄心を環状に組み合わせて構成される固定子鉄心であって、
    前記複数の分割鉄心は、周方向に延びるヨーク部をそれぞれ備え、
    前記ヨーク部は、隣接する他の分割鉄心のヨーク部と対向する第1対向部と第2対向部をそれぞれ備え、
    前記第1対向部は、
    内周側に形成される内周凸部と、
    外周側に形成される外周凸部と、
    前記内周凸部と前記外周凸部の間に形成される中央凹部と、を含み、
    前記第2対向部は、
    内周側に形成される内周切欠き部と、
    外周側に形成される外周切欠き部と、
    前記内周切欠き部と前記外周切欠き部の間に形成される中央凸部と、を含み、
    前記複数の分割鉄心が組み合わされた状態において、前記内周凸部は前記内周切欠き部と対向し、前記外周凸部は前記外周切欠き部と対向し、前記中央凹部は前記中央凸部と対向し、
    前記外周凸部は、前記内周凸部よりも周方向に対して直行する方向における幅が広く形成されており、
    前記固定子鉄心を平面視した場合において、
    前記固定子鉄心の中心を通り、且つ前記分割鉄心の前記内周凸部における周方向の端面を通る直線を第1直線とし、
    前記固定子鉄心の中心を通り、且つ前記分割鉄心の前記外周凸部における周方向の端面を通る直線を第2直線としたとき、
    前記第1直線と前記第2直線とが不一致になる固定子鉄心。
  2. 前記第1直線は、前記固定子鉄心を平面視した場合に、前記固定子鉄心の中心よりも前記分割鉄心側において、周方向の位置が前記第2直線よりも前記分割鉄心の中央側に偏っている請求項1記載の固定子鉄心。
  3. 前記複数の分割鉄心が組み合わされた状態において、前記複数の分割鉄心が有する前記第1対向部と前記第2対向部のそれぞれで、前記内周凸部と前記内周切欠き部は当接し、前記内周凸部と前記内周切欠き部以外の箇所の少なくとも一部は当接しない請求項1又は2記載の固定子鉄心。
  4. 前記外周凸部は
    方向に対して直行する方向に第1の幅を有する第1端部と、
    前記第1端部よりも幅を広く形成された第2端部と、
    で構成される請求項1~3のいずれか1項記載の固定子鉄心。
  5. 前記外周凸部の一部には、周方向に対して斜めに傾斜した傾斜部が形成され、当該傾斜部に対向する前記中央凸部の一部が斜めに形成される請求項1~4のいずれか1項記載の固定子鉄心。
  6. 複数の分割鉄心を環状に組み合わせて構成される固定子鉄心であって、
    前記複数の分割鉄心は、周方向に延びるヨーク部をそれぞれ備え、
    前記ヨーク部は、隣接する他の分割鉄心のヨーク部と対向する第1対向部と第2対向部をそれぞれ備え、
    前記第1対向部は、
    内周側に形成される内周凸部と、
    外周側に形成される外周凸部と、
    前記内周凸部と前記外周凸部の間に形成される中央凹部と、を含み、
    前記第2対向部は、
    内周側に形成される内周切欠き部と、
    外周側に形成される外周切欠き部と、
    前記内周切欠き部と前記外周切欠き部の間に形成される中央凸部と、を含み、
    前記複数の分割鉄心が組み合わされた状態において、前記内周凸部前記内周切欠き部と対向し、前記外周凸部前記外周切欠き部と対向し、前記中央凹部前記中央凸部と対向
    前記外周凸部、前記内周凸部よりも周方向に対して直行する方向における幅が広く形成されており、
    隣接する1組の前記分割鉄心が組み付けられたときに形成される、一方の前記分割鉄心の前記外周切欠き部と他方の前記分割鉄心の前記外周凸部との第1接合面を平面視した場合において、一方の前記分割鉄心の前記外周切欠き部における外周側の端部と、他方の前記分割鉄心の前記外周凸部における外周側の端部と、の接点が、溶接点となり、
    隣接する1組の前記分割鉄心が組み付けられたときに形成される、一方の前記分割鉄心の前記内周切欠き部と他方の前記分割鉄心の前記内周凸部との第2接合面は、平面視ではクサビ形状の線分で表され、
    前記溶接点と、前記線分上の任意の箇所に仮想的に設定した点と、を直線的に結んだ仮想線を半径とする、前記溶接点を中心とした仮想円弧を設定した上で、前記点を通る前記仮想円弧の接線を仮想的に設定した場合、前記線分と前記接線とが所定の角度を成す固定子鉄心。
JP2019558161A 2017-12-07 2018-11-28 固定子鉄心 Active JP7032436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022027117A JP2022060508A (ja) 2017-12-07 2022-02-24 固定子鉄心

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235136 2017-12-07
JP2017235136 2017-12-07
JP2017234907 2017-12-07
JP2017234907 2017-12-07
PCT/JP2018/043714 WO2019111777A1 (ja) 2017-12-07 2018-11-28 固定子鉄心、固定子鉄心の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022027117A Division JP2022060508A (ja) 2017-12-07 2022-02-24 固定子鉄心

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019111777A1 JPWO2019111777A1 (ja) 2020-11-19
JP7032436B2 true JP7032436B2 (ja) 2022-03-08

Family

ID=66750263

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019558161A Active JP7032436B2 (ja) 2017-12-07 2018-11-28 固定子鉄心
JP2022027117A Pending JP2022060508A (ja) 2017-12-07 2022-02-24 固定子鉄心

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022027117A Pending JP2022060508A (ja) 2017-12-07 2022-02-24 固定子鉄心

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11456629B2 (ja)
JP (2) JP7032436B2 (ja)
CN (1) CN111418131B (ja)
WO (1) WO2019111777A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3780340A1 (en) 2019-08-14 2021-02-17 Siemens Gamesa Renewable Energy A/S Segmented stator for a generator, in particular for a wind turbine
JP7278398B2 (ja) * 2019-10-02 2023-05-19 三菱電機株式会社 回転電機
KR20210042619A (ko) * 2019-10-10 2021-04-20 엘지이노텍 주식회사 모터
US20230048985A1 (en) * 2020-04-01 2023-02-16 Fanuc Corporation Stator, rotor, and rotating electrical machine
DE102021132720A1 (de) * 2021-09-24 2023-03-30 Hanning Elektro-Werke Gmbh & Co. Kg BLDC-Motor
CN114157055B (zh) * 2021-12-03 2022-12-30 广东美芝制冷设备有限公司 定子、电机、压缩机和制冷设备

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102136A (ja) 2001-09-21 2003-04-04 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の固定子およびその製造方法
WO2006120975A1 (ja) 2005-05-06 2006-11-16 Mitsuba Corporation 電動機、回転電機及びそのステータ、並びにこのステータの製造方法
WO2007141907A1 (ja) 2006-06-05 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corporation 分割型鉄心及びその製造方法、固定子鉄心
JP2009225652A (ja) 2007-06-08 2009-10-01 Nissan Motor Co Ltd モータおよびモータシステム
JP2010119163A (ja) 2008-11-11 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 圧縮機、圧縮機の組立設備、及び、圧縮機の組立方法
US20140361657A1 (en) 2011-12-05 2014-12-11 Moteurs Leroy-Somer Magnetic circuit comprising sectors
WO2016002174A1 (ja) 2014-07-03 2016-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機

Family Cites Families (74)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2888142B2 (ja) * 1993-11-08 1999-05-10 三菱電機株式会社 回転電動機並びにその製造方法
US6121711A (en) * 1993-11-08 2000-09-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Rotary motor and production method thereof, and laminated core and production method thereof
GB2310545B (en) * 1996-02-22 2000-04-19 Honda Motor Co Ltd Stator core and method and apparatus for assembling same
JP3568364B2 (ja) * 1996-09-30 2004-09-22 松下電器産業株式会社 回転電機のコア
TW382160B (en) * 1997-04-02 2000-02-11 Ind Tech Res Inst Brush-less motor stator and arc modification method thereof
US5986377A (en) * 1997-04-11 1999-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Stator for dynamoelectric machine
JP3651263B2 (ja) * 1998-05-29 2005-05-25 日本精工株式会社 分割磁極型電動モータ
IT1307198B1 (it) * 1999-06-18 2001-10-29 Askoll Holding Srl Statore per motori sincroni con numero di poli maggiore di due.
EP1450464B1 (en) * 2001-11-29 2009-08-26 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Axial gap type dynamo-electric machine
ES2682997T3 (es) * 2001-11-29 2018-09-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Máquina dinamoeléctrica de tipo de espacio axial
AU2003254943A1 (en) * 2002-08-16 2004-03-03 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Rotating electric machine
JP2004194497A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Denso Corp 回転電機の組み合わせ固定子コア
JP4305649B2 (ja) * 2003-02-26 2009-07-29 株式会社富士通ゼネラル アキシャルギャップ型電動機
JP3987027B2 (ja) * 2003-03-31 2007-10-03 三菱電機株式会社 回転電機の電機子
JP3872055B2 (ja) * 2003-06-20 2007-01-24 三菱電機株式会社 リニアモータの電機子
WO2006096708A2 (en) * 2005-03-07 2006-09-14 Black & Decker Inc. Power tools with motor having a multi-piece stator
US6919665B2 (en) * 2003-09-30 2005-07-19 Nidec Shibaura Corporation Stator core, an electric motor in which it is utilized, and method of manufacturing a stator core
JP4401146B2 (ja) * 2003-11-10 2010-01-20 株式会社マキタ モータの製造方法及び製造装置
US7414347B2 (en) * 2004-03-23 2008-08-19 Emerson Electric Co. End cap for segmented stator
US7116023B2 (en) * 2004-03-23 2006-10-03 Emerson Electric Co. End cap for interconnecting winding coils of a segmented stator to reduce phase-on-phase conditions and associated methods
EP1598918A1 (de) * 2004-05-17 2005-11-23 Grundfos A/S Blechpaket aus Segmenten
JP2006033989A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP4726564B2 (ja) * 2005-07-20 2011-07-20 ヤマハ発動機株式会社 回転電機及び電動車椅子
US7348706B2 (en) * 2005-10-31 2008-03-25 A. O. Smith Corporation Stator assembly for an electric machine and method of manufacturing the same
JP2007129835A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Aisin Seiki Co Ltd モータ
WO2008139531A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-20 Mitsui High-Tec, Inc. 積層鉄心及びその製造方法
US7583002B2 (en) * 2005-11-22 2009-09-01 Emerson Electric Co. Insulation and alignment of segmented stators for electric machines
JP4868147B2 (ja) * 2006-11-08 2012-02-01 株式会社富士通ゼネラル アキシャルエアギャップ型電動機
US7825549B2 (en) * 2006-12-20 2010-11-02 Kulicke And Soffa Industries, Inc. Linear motor with reduced cogging
JP4483895B2 (ja) * 2007-05-01 2010-06-16 ダイキン工業株式会社 回転電機及び圧縮機
US20090026851A1 (en) * 2007-07-24 2009-01-29 Dean-Rang Liou Motor armature and method of manufacturing same
DE102007038988A1 (de) * 2007-08-17 2009-02-19 Robert Bosch Gmbh Stator einer elektrischen Maschine
WO2009031204A1 (ja) * 2007-09-04 2009-03-12 Mitsui High-Tec, Inc. 積層鉄心及びその製造方法
JP2009071910A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Hitachi Ltd 回転電機およびそれを搭載した自動車
JP4948474B2 (ja) * 2008-05-16 2012-06-06 株式会社富士通ゼネラル 電動機
JP5151738B2 (ja) * 2008-07-01 2013-02-27 株式会社デンソー 回転電機の固定子及び回転電機
DE102008033604B4 (de) * 2008-07-17 2011-04-07 Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg Elektromotor
WO2010034082A1 (en) * 2008-09-29 2010-04-01 In Motion Technologies Pty Ltd Winding insulation arrangement for axial flux machines
JP5620126B2 (ja) * 2009-05-15 2014-11-05 株式会社三井ハイテック 積層鉄心
JP2011097769A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Denso Corp 回転電機用固定子および回転電機
DE102009055400A1 (de) * 2009-12-30 2011-07-07 Robert Bosch GmbH, 70469 Stator in einer elektrischen Maschine
CN102122868B (zh) * 2010-01-08 2016-06-29 思博莫顿股份公司 电机定子及其制造方法
JP2011147224A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Yaskawa Electric Corp 回転電機
JP5450189B2 (ja) * 2010-03-16 2014-03-26 アスモ株式会社 電機子コアの製造方法
JP5816822B2 (ja) * 2010-03-25 2015-11-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 モータおよびそれを搭載した電気機器
JP2012222836A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Daikin Ind Ltd 電機子用磁芯
JP5749557B2 (ja) * 2011-04-28 2015-07-15 本田技研工業株式会社 回転電機の製造方法
JP2013066314A (ja) * 2011-09-19 2013-04-11 Nippon Densan Corp モータおよびモータの製造方法
JP5862145B2 (ja) * 2011-09-19 2016-02-16 日本電産株式会社 モータおよびモータの製造方法
KR101876226B1 (ko) * 2011-10-20 2018-07-09 엘지이노텍 주식회사 모터의 스테이터 코어 및 그 제조방법
KR101284317B1 (ko) * 2011-12-08 2013-07-08 현대자동차주식회사 분말코어 및 이를 이용한 차량용 모터
US20130169097A1 (en) * 2011-12-31 2013-07-04 Danotek Motion Technologies, Inc. Low axial force permanent magnet machine
JP2013169043A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Nhk Spring Co Ltd モーターのステーター・コア及び製造方法
US8941274B2 (en) * 2012-03-23 2015-01-27 Whirlpool Corporation Stator for an electric motor of a washing machine and method of manufacturing the same
JP2013208021A (ja) 2012-03-29 2013-10-07 Mitsuba Corp ステータコア
FR2994353B1 (fr) * 2012-08-01 2014-08-08 Moving Magnet Tech Moteur electrique optimise a dents etroites
CN105191067B (zh) * 2013-05-10 2017-11-07 三菱电机株式会社 铁心构件、旋转电机的内转子型定子和旋转电机的内转子型定子的制造方法
CN203312934U (zh) * 2013-05-16 2013-11-27 张嘉宏 一种结构改良的电机定子
DE102013216576A1 (de) * 2013-08-21 2015-02-26 Bühler Motor GmbH Statorkern für einen elektronisch kommutierten Gleichstrommotor und Verfahren zur Herstellung eines Stators
JP6099761B2 (ja) * 2013-11-08 2017-03-22 三菱電機株式会社 回転電機の固定子、及び回転電機
JP6510195B2 (ja) * 2013-11-08 2019-05-08 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. モータ及びその製造方法
CN106416024B (zh) * 2014-04-14 2019-06-07 株式会社日立产机系统 轴向间隙型旋转电机
JP6103571B2 (ja) * 2014-04-16 2017-03-29 三菱電機株式会社 回転電機の電機子鉄心
KR101679470B1 (ko) * 2014-05-16 2016-11-25 뉴모텍(주) 모터의 적층 코어 및 제조 방법
JP6162650B2 (ja) * 2014-06-12 2017-07-12 ファナック株式会社 分割コアを有するコアを備えた固定子および電動機、ならびに固定子の製造方法
US20170331336A1 (en) * 2014-12-02 2017-11-16 Mitsubishi Electric Corporation Stator core for rotating electrical machine, rotating electrical machine, and method of manufacturing rotating electrical machine
JP2017135861A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 日本電産サンキョー株式会社 ステータおよびステータの製造方法
WO2017175664A1 (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 三菱電機株式会社 積層型鉄心およびその製造方法
TWI620399B (zh) * 2016-12-19 2018-04-01 群光電能科技股份有限公司 定子組件與卡合式定子鐵芯
JP6909003B2 (ja) * 2017-01-26 2021-07-28 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法
CN110892610B (zh) * 2017-06-14 2022-06-14 株式会社牧田 电动工具
CN107707044B (zh) * 2017-11-21 2024-08-30 浙江联宜电机有限公司 铰链式定子铁芯
DE112019001461T5 (de) * 2018-03-22 2020-12-31 Mitsubishi Electric Corporation Stator für elektrische rotationsmaschine
KR20190143581A (ko) * 2018-06-21 2019-12-31 전자부품연구원 외전형 전동기용 고정자

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102136A (ja) 2001-09-21 2003-04-04 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の固定子およびその製造方法
WO2006120975A1 (ja) 2005-05-06 2006-11-16 Mitsuba Corporation 電動機、回転電機及びそのステータ、並びにこのステータの製造方法
WO2007141907A1 (ja) 2006-06-05 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corporation 分割型鉄心及びその製造方法、固定子鉄心
JP2009225652A (ja) 2007-06-08 2009-10-01 Nissan Motor Co Ltd モータおよびモータシステム
JP2010119163A (ja) 2008-11-11 2010-05-27 Mitsubishi Electric Corp 圧縮機、圧縮機の組立設備、及び、圧縮機の組立方法
US20140361657A1 (en) 2011-12-05 2014-12-11 Moteurs Leroy-Somer Magnetic circuit comprising sectors
WO2016002174A1 (ja) 2014-07-03 2016-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動機

Also Published As

Publication number Publication date
CN111418131A (zh) 2020-07-14
CN111418131B (zh) 2022-06-14
US11456629B2 (en) 2022-09-27
JP2022060508A (ja) 2022-04-14
WO2019111777A1 (ja) 2019-06-13
JPWO2019111777A1 (ja) 2020-11-19
US20210119498A1 (en) 2021-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7032436B2 (ja) 固定子鉄心
JP4907654B2 (ja) 分割型鉄心及びその製造方法、固定子鉄心
JP6293712B2 (ja) 電機子および電機子の製造方法
JP6659161B2 (ja) 回転電機の分割コア、当該分割コアの製造方法、および回転電機
WO2012057100A1 (ja) 分割鉄心及びその製造方法
JP2007014050A (ja) 回転機用のコア及びその製造方法
JP2006304460A (ja) 回転電機の固定子
WO2020100675A1 (ja) 回転子およびそれを備えた回転電気機械
WO2019225211A1 (ja) 回転電機の積層コアおよび回転電機
JP2023098255A (ja) 回転電機
US11804763B2 (en) Axial gap motor
WO2014115271A1 (ja) ステータコアおよび電動機
JP2019198220A (ja) 電動機
JP2012023961A (ja) ステータの製造方法
WO2018147112A1 (ja) 環状鉄心片及び環状鉄心
JP2012147547A (ja) アウターロータ型回転電機のステータ
JP5322138B2 (ja) 積層鉄心
JP6942205B2 (ja) 固定子、及び、電動機
JP2007259676A (ja) 固定子
JP5907833B2 (ja) 回転電機の固定子
WO2021095149A1 (ja) ロータ、回転電機及びロータの製造方法
JP5293313B2 (ja) ステータ用鉄心
JP5292134B2 (ja) ステータおよびモータ
WO2023228563A1 (ja) ステータ
JP2023023370A (ja) 分割型固定子および回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220125

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7032436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150