JP5151738B2 - 回転電機の固定子及び回転電機 - Google Patents

回転電機の固定子及び回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP5151738B2
JP5151738B2 JP2008172603A JP2008172603A JP5151738B2 JP 5151738 B2 JP5151738 B2 JP 5151738B2 JP 2008172603 A JP2008172603 A JP 2008172603A JP 2008172603 A JP2008172603 A JP 2008172603A JP 5151738 B2 JP5151738 B2 JP 5151738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
stator
slot
rotating electrical
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008172603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010016931A (ja
Inventor
良介 宇鷹
中村  重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2008172603A priority Critical patent/JP5151738B2/ja
Priority to US12/496,005 priority patent/US7893590B2/en
Publication of JP2010016931A publication Critical patent/JP2010016931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151738B2 publication Critical patent/JP5151738B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

本発明は、回転電機の固定子及び回転電機に関する。
電動機および発電機として使用される回転電機には、たとえば、特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1には、分割コアを周方向の端部同士が重なり合うように環状に配置してなる固定子コアと、固定子コアに組み付けられてなる固定子巻線と、を備えた回転電機が記載されている。この回転電機の固定子は、予め成形した固定子巻線に、径方向外方から内径方向に分割コアを挿入して形成される。
このように複数の分割コアを固定子巻線に外周方向から挿入して形成される固定子では、固定子巻線に損傷を生じるという問題があった。具体的には、分割コアの周方向の端部に隣接する分割コアとの重なり部が形成されている。このため、分割コアを固定子巻線に挿入するときには、分割コアをその軸方向の両端面を挟むように保持している。この場合、分割コアが周方向に揺動を生じ、場合によっては、ティース部が固定子巻線に当たり、固定子巻線が損傷を生じる場合がある。
特許第3604326号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、分割コアの組み付け性に優れた回転電機の固定子を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するために本発明者等は固定子コアを形成する分割コアの形状に関して検討を重ねた結果、本発明をなすに至った。
すなわち、請求項1に記載の本発明の回転電機の固定子は、分割コアが周方向の全周にわたって配設されてなり、深さ方向が径方向に一致する複数のスロットを周方向に区画する固定子コアと、スロットに組み付けられた固定子巻線と、を備えた回転電機の固定子であって、分割コアは、スロットの底面と底面に背向した固定子コアの外周面の一部を区画するコアバック部と、コアバック部の該底面の両端から径方向に突出して、その側面と底面との間でスロットを区画する二本のティース部と、を持ち、コアバック部が、隣接する分割コアと嵌合する重なり凸部と、隣接する分割コアの重なり凸部と重なり合う重なり凹部を周方向の両端に有し、固定子コアを形成する分割コアの内、同一平面内に配設される分割コアの数をn、重なり凸部がコアバック部の周方向の端面から突出した突出量をp、重なり凸部の最内径部とスロットの底面までの距離をq、スロット深さをt、としたときに数2式を満たすことを特徴とする。
Figure 0005151738
本発明の回転電機の固定子は、分割コアの形状が規定されたことで、固定子巻線に挿入して組み付ける時に、ティース部が揺動することを抑えることができ、組み付け時に固定子巻線が損傷を生じることが抑えられる。
さらに、本発明の回転電機の固定子は、分割コア同士が重なる重なり部の面積を小さくすることが可能となる。すなわち、渦電流による損失を小さくすることができる。この結果、本発明の回転電機の固定子は、性能の優れた回転電機を得ることができる。
請求項2に記載の本発明の回転電機の固定子は、請求項1において、分割コアは、一枚のまたは積層した二枚以上の金属板部材よりなることを特徴とする。これにより、所定の形状に分割コアを形成することが可能となる。
請求項3に記載の本発明の回転電機の固定子は、請求項2において、分割コアは、同じ形状に形成された複数の金属板部材を、表面同士および/または裏面同士が対向した状態で積層してなることを特徴とする。これにより、同じ形状の金属板部材を組み合わせて分割コアを形成することができ、所定の形状の分割コアを簡単に製造することができる。
さらに、分割コアが積層した複数の金属板部材よりなることで、金属板部材に発生する渦電流を小さくすることができる。この金属板部材自身も、一枚以上の金属板により形成することができ、複数枚の金属薄板を積層してなることが好ましい。
請求項4に記載の本発明の回転電機は、請求項1〜3のいずれかに記載の回転電機の固定子の内周側に、周方向に異なる磁極を形成している回転子を備えたことを特徴とする。
すなわち、本発明の回転電機は、上記の効果を持つ固定子を用いてなるものであり、上記の効果を発揮する。
以下、本発明を具体的な実施の形態を用いて説明する。
(実施形態)
本発明に係る回転電機1は、図1に示すように、略有底筒状の一対のハウジング部材100、101とが開口部同士で接合されてなるハウジング10と、ハウジング10に軸受け110、111を介して回転自在に支承される回転軸20に固定された回転子2と、ハウジング10の内部で回転子2を包囲する位置でハウジング10に固定された固定子3と、を備えている。
回転子2は、永久磁石により周方向に交互に異なる磁極を、固定子3の内周側と向き合う外周側に複数形成している。回転子2の磁極の数は、回転電機により異なるため限定されるものではない。本形態の回転電機では、8極(N極:4、S極:4)の回転子が用いられている。
固定子3は、図2に示すように、固定子コア30と、複数の各相巻線から形成される三相の固定子巻線4と、固定子コア30と固定子巻線4との間に配された絶縁紙5と、を備えた構成を有している。
固定子コア30は、図3〜5に示すように、コア片部材31が積層された分割コア32を、分割コア32を構成するコア片部材31の一部分が重なるように周方向に複数個を配設してなる。固定子コア30は、内周面側に深さ方向が径方向と一致する複数のスロット33が形成された円環状を有している。
コア片部材31は、図5に示すように、ティース部35およびコアバック部34を形成するための形状となるように、厚さ0.3mmの電磁鋼板310をプレスで打ち抜いたものを、所定の枚数を同じ向きで積層してなる。
分割コア32は、積層した鋼板からなるコア片部材31を、表面同士が対向した状態で積層したものである。なお、積層の仕方は、これに限定されるものでなく、コア片部材31の厚さにより適宜変更できる。例えば、表面同士−裏面同士−表表面同士−裏面同士・・・のように、表と裏を交互に積層した形態としてもよい。
分割コア32は、図4に示すように、スロット33の底面とその底面に背向した固定子コア30の外周面の一部を区画するコアバック部34と、コアバック部34の底面の両端から径方向に突出して、その側面と底面との間でスロット33を区画する二本のティース部35と、を持つ。分割コア32を周方向に連結すると、隣接する二つの分割コア32は、それぞれの隣接するティース部35,35とで新たに一つのスロット33を区画する。
分割コア32は、コアバック部34の周方向の一方の端部に、端面34cから突出した重なり凸部36と、コアバック部34の周方向の他方の端部に、端面34dからくぼんだ重なり凹部37と、が形成されている。重なり凸部36は、隣接する分割コア32の重なり凹部37と重なり合うことが可能な形状に形成されている。本実施形態においては、略台形形状を有している。また、本実施形態において端面34c及び端面34dは、分割コア32の重なり凸部36及び重なり凹部37が形成されていない部分を示し、両端面34c,dは固定子コア30の軸方向に平行な断面上に位置するように形成されている。
なお、本実施形態では、コア片部材31の外周縁部の内、固定子巻線4に面する外周縁部全てをバリ取り処理している。このバリ取りにより、固定子巻線4の絶縁皮膜の損傷が抑制される。このバリ取りは、固定子巻線4と接して擦れる頻度の高いティース部35の先端部及びその周辺だけ処理してもよい。
分割コア32は、図6に示したように、固定子コア30を形成する分割コアの内、同一平面内に配設される分割コア32の数をn、重なり凸部36がコアバック部34の周方向の端面34cから突出した突出量をp、重なり凸部36の最も突出した部分の最内径部とスロット33の底面までの距離をq、スロット33の深さをt、としたときに下記数3式を満たしている。
Figure 0005151738
固定子巻線4は、複数の巻線40を所定の巻回方法で巻回してなる。固定子巻線4を構成する巻線40は、図7(A)に示したように、銅製の導体41と、導体41の外周を覆い導体41を絶縁する内層420及び外層421からなる絶縁皮膜42とから形成されている。内層420および外層421を合わせた絶縁皮膜42の厚みは、100μm〜200μmの間に設定されている。
外層421はナイロン等の絶縁材、内層420は外層よりもガラス転移温度の高い熱可塑性樹脂またはポリアミドイミド等の絶縁材で形成されている。これにより、回転電機に発生する熱により外層421は内層420よりも早く軟化するので、同じスロット33に設置されている巻線40同士が外層421同士で熱接着する。その結果、同じスロット33に設置されている複数の巻線40が一体化し巻線40同士が剛体化するので、スロット33内の線巻線40の機械的強度が向上する。また、過剰な振動が発生しても、内層420と導体41の接着箇所よりも内層420と外層421との接着箇所が先に剥離するので、内層420と導体41との接着を維持し絶縁を確保できる。
さらに、固定子巻線4の巻線40は、図7(B)に示したように、内層420および外層421からなる絶縁皮膜42の外周をエポキシ樹脂等からなる融着材43で被覆してもよい。これにより、回転電機に発生する熱により融着材43は絶縁皮膜42よりも早く溶融するので、同じスロット33に設置されている複数の巻線40同士が融着材43同士により熱接着する。その結果、同じスロット33に設置されている複数の巻線40が一体化し巻線40同士が鋼体化することで、スロット33の巻線40の機械的強度が向上する。
固定子巻線4を構成する巻線40の絶縁皮膜42には、ポリフェニレンサルファイド(PPS)よりなる皮膜を用いても良い。
固定子巻線4は、図8に示すように、それぞれ二本の三相巻線(U1,U2,V1,V2,W1,W2)により形成されている。
また、固定子巻線4は、図9に示すように、複数の巻線40を所定の形状に巻回してなる。固定子巻線4を構成する巻線40は、固定子コア30の内周側で周方向に沿って波巻きされた形状で成形されている。そして、固定子コア30に形成されたスロット33に収容される直線状のスロット収容部44と、隣り合ったスロット収容部44同士を接続するターン部45と、を備えている。スロット収容部44は、所定のスロット数(たとえば、3相×2個=6個)ごとのスロット33に収容され、ターン部45は、固定子コア30の軸方向の端面から突出して形成されている。
固定子巻線4は、複数の巻線40を一方の端部が固定子コア30の軸方向の端面から突出した状態で、周方向に沿って波状に巻装した状態で形成されている。固定子巻線4の1相は、周方向に沿って波状に巻装された2本の巻線40を他方の端部同士で接合した構成を有している。1相をなす2本の巻線40は、同一スロット33に収容される二つのスロット収容部44を有する。同一のスロット33に収容される二つのスロット収容部44は、周方向で隣り合ったスロット33の深さ方向での位置が交互に位置するように設置されている。そして、2本の巻線40は、2本の巻線40の巻装される方向が反転するスロット収容部44よりなる折り返し部46に接合部が形成された構成を有している。
固定子巻線4は、図10に展開図で示したように、互いに巻装方向が異なる二つの巻線部40a,40bをもつ成形体を各相(U1,U2,V1,V2,W1,W2)ごとに、6組用いて形成されている。二つの巻線部40a,40bのそれぞれは、中性点側の端部および相端子側の端部とは反対の端部側が、スロット収容部44(折り返し部46)を介して接続されている。各相の巻線40の結線方法は同様である。
固定子巻線4は、図10に展開図を示した成形体を形成し、この成形体を折り返し部46が軸心側に位置するように所定の巻き数(たとえば、4回)に巻回して製造される。製造された固定子巻線4は、図9に示したように、各相の巻線40のスロット収容部44が径方向に並んだ状態で形成されている。このとき、径方向に並んだスロット収容部44は、固定子巻線4の周方向で小間隔を隔てた状態で位置している。
次に、本実施形態の分割コア32の効果を、固定子3の形成方法を用いて説明する。
本実施形態の回転電機1の固定子3の製造方法を以下に示す。
まず、巻線40を用いて固定子巻線4を形成(成形)する。また、所定の形状を有する分割コア32を形成する。
所定の数(n)の分割コア32を、固定子巻線4の外周の位置に周方向に沿って配列させる(図11(A))。
そして、配列した分割コア32を縮径していき、固定子巻線4のスロット収容部44をスロット33に収容する。配列した分割コア32を縮径していくと、分割コア32の重なり凸部36が隣接する分割コア32と重なり始める(図11(B))。さらに、縮径させると、スロット収容部44がスロット33内に完全に収容され、分割コア32の重なり凸部36が隣接する分割コア32と完全に重なり合う(図11(C))。このとき、分割コア32のコアバック部34の端面34c,d同士が完全に密着する。これにより、固定子3が形成される。
つづいて、数3式で示される分割コア32の形状について説明する。
固定子巻線4に挿入される分割コア32において、r:固定子巻線4の軸心からティース部44の先端部までの距離、w:分割コア32のコアバック部34の隣接する分割コア32と当接する最内径部での周方向の長さ、l:重なり凸部の最内径部(組み付け時に最初に重なり合う部分)でのコイルの周方向中心線を回転電機の軸心から放射状に伸ばした架空の線間の周方向の長さ、d:固定子巻線4の内径、としたときに(図12)、wは下記数4式で、lは下記数5式で表される。
Figure 0005151738
Figure 0005151738
このとき、端面34cからコイルの周方向中心線を回転電機の軸心から放射状に伸ばした架空の線までの長さeは、下記数6式で表される。
Figure 0005151738
そして、分割コア32が固定子巻線4に完全に挿入されて固定子コア30を形成したときには、下記数7式の条件が成り立ち、数6式は、下記数8式となる。
Figure 0005151738
Figure 0005151738
そして、分割コア32が固定子巻線4に完全に挿入された状態では、重なり凸部36が隣接する分割コア32と重なり合うためには、下記数9式及び数9式を変形した数10式を満たす必要がある。
Figure 0005151738
Figure 0005151738
また、分割コア32が固定子巻線4に挿入される前の状態では、下記数11式及び数6式を変形した数12式が成り立つ。
Figure 0005151738
Figure 0005151738
分割コア32が固定子巻線4に挿入される前の状態では、重なり凸部36が隣接する分割コア32と重なり合っていないため、下記数13式及び数13式を変形した数14式を満たす必要がある。
Figure 0005151738
Figure 0005151738
上記の数10式及び数14式から、上記の数3式が得られる。
本実施形態は、分割コア32が上記の数3式を満たすように形成されている。このため、分割コア32を固定子巻線4に挿入して固定子コア30を形成する工程中に、分割コア32が固定子巻線4に挿入される前には重なり凸部36が隣接する分割コア32と重なり合っておらず、固定子コア30を形成したときには重なり合う形態となっている。
さらに、本実施形態においては、分割コア32が固定子巻線4に挿入される前には重なり凸部36が隣接する分割コア32と重なり合っていないため、分割コア32のコアバック部34の最外径部の周方向の両端面を挟むようにして治具で保持して、挿入を行うことができた。これにより、分割コア32(のティース部35)が揺動しなくなり、挿入時に固定子巻線4が損傷を生じなくなった。
このように、本実施形態は、分割コア32の組み付け性に優れた回転電機1の固定子3となっている。
さらに、本実施形態は、分割コア32同士が重なる重なり部36,37の面積を数3式を満たす範囲で小さくすることが可能となる。すなわち、渦電流による損失を小さくすることができる。この結果、性能の優れた回転電機1を得ることができる。
(変形形態)
本発明は、上記の実施形態のみに限定されるものではなく、図13〜16に示した分割コア32を用いても良い。
(第1変形形態)
本変形形態は、図13に示したように、コアバック部34の最内径部に重なり凸部36及び重なり凹部37が形成された形態の分割コア32を用いてなる例である。なお、図13においては、本変形形態の分割コア32の形状を、コア片部材31の形状で示した。
本変形形態においても、上記の数3式を満たす形状では、上記の実施形態と同様の効果を発揮する。
(第2変形形態)
本変形形態は、図14に示したように、コアバック部34の最外径部に重なり凸部36及び重なり凹部37が形成された形態の分割コア32を用いてなる例である。なお、図14においては、本変形形態の分割コア32の形状を、コア片部材31の形状で示した。
本変形形態においても、上記の数3式を満たす形状では、上記の実施形態と同様の効果を発揮する。
(第3変形形態)
本変形形態は、図15に示したように、コアバック部34の外形部に外形が略山形の重なり凸部36及び重なり凹部37が形成された形態の分割コア32を用いてなる例である。なお、図15においては、本変形形態の分割コア32の形状を、コア片部材31の形状で示した。
本変形形態においても、上記の数3式を満たす形状では、上記の実施形態と同様の効果を発揮する。
(第4変形形態)
本変形形態は、図16に示したように、コアバック部34の周方向の両端部の全体に重なり凸部36及び重なり凹部37が形成された形態の分割コア32を用いてなる例である。なお、図16においては、本変形形態の分割コア32の形状を、コア片部材31の形状で示した。
本変形形態においても、上記の数3式を満たす形状では、上記の実施形態と同様の効果を発揮する。
実施形態の回転電機の構成を示した断面図である。 実施形態の回転電機の固定子の正面視図(軸方向の上面図)である。 実施形態の回転電機の固定子コアの正面視図(軸方向の上面図)である。 実施形態の回転電機の分割コアの構成を示した斜視図である。 実施形態の回転電機の分割コアの構成を示した断面図である。 実施形態の回転電機の分割コアを組み付けるときの構成を示した図である。 実施形態の回転電機の固定子巻線を構成する各相巻線の断面図である。 実施形態の回転電機の固定子巻線の結線を示す図である。 実施形態の回転電機の固定子巻線の斜視図である。 実施形態の回転電機の固定子巻線の展開図である。 実施形態の回転電機の分割コアを組み付けるときの構成を示した図である。 実施形態の回転電機の分割コアを示した図である。 第1変形形態の分割コアを示した図である。 第2変形形態の分割コアを示した図である。 第3変形形態の分割コアを示した図である。 第4変形形態の分割コアを示した図である。
符号の説明
1:回転電機
2:回転子
3:固定子 30:固定子コア
31:コア片部材 32:分割コア
33:スロット 34:コアバック部
35:ティース部 36:重なり凸部
37:重なり凹部
4:固定子巻線

Claims (4)

  1. 分割コアが周方向の全周にわたって配設されてなり、深さ方向が径方向に一致する複数のスロットを周方向に区画する固定子コアと、
    該スロットに組み付けられた固定子巻線と、
    を備えた回転電機の固定子であって、
    該分割コアは、
    該スロットの底面と該底面に背向した該固定子コアの外周面の一部を区画するコアバック部と、該コアバック部の該底面の両端から径方向に突出して、その側面と該底面との間で該スロットを区画する二本のティース部と、を持ち、
    該コアバック部が、隣接する該分割コアと重なり合う重なり凸部と、隣接する該分割コアの該重なり凸部と嵌合する重なり凹部を周方向の両端に有し、
    該固定子コアを形成する該分割コアの内、同一平面内に配設される該分割コアの数をn、該重なり凸部が該コアバック部の周方向の端面から突出した突出量をp、該重なり凸部の最内径部と該スロットの底面までの距離をq、該スロット深さをt、としたときに数1式を満たすことを特徴とする回転電機の固定子。
    Figure 0005151738
  2. 前記分割コアは、一枚のまたは積層した二枚以上の金属板部材よりなる請求項1記載の回転電機の固定子。
  3. 前記分割コアは、同じ形状に形成された複数の前記金属板部材を、表面同士および/または裏面同士が対向した状態で積層してなる請求項2記載の回転電機の固定子。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の回転電機の固定子の内周側に、周方向に異なる磁極を形成している回転子を備えたことを特徴とする回転電機。
JP2008172603A 2008-07-01 2008-07-01 回転電機の固定子及び回転電機 Active JP5151738B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008172603A JP5151738B2 (ja) 2008-07-01 2008-07-01 回転電機の固定子及び回転電機
US12/496,005 US7893590B2 (en) 2008-07-01 2009-07-01 Stator having high assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008172603A JP5151738B2 (ja) 2008-07-01 2008-07-01 回転電機の固定子及び回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010016931A JP2010016931A (ja) 2010-01-21
JP5151738B2 true JP5151738B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=41463822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008172603A Active JP5151738B2 (ja) 2008-07-01 2008-07-01 回転電機の固定子及び回転電機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7893590B2 (ja)
JP (1) JP5151738B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5040988B2 (ja) * 2009-12-22 2012-10-03 トヨタ自動車株式会社 ステータおよびこのステータを備えるモータ
CN102742125B (zh) * 2010-02-03 2015-06-10 丰田自动车株式会社 定子铁芯
JP5459110B2 (ja) * 2010-06-30 2014-04-02 株式会社デンソー 回転電機の固定子
JP5641902B2 (ja) * 2010-10-08 2014-12-17 日本発條株式会社 モーターのステーター・コア及び製造方法
CN103503278B (zh) * 2011-04-05 2016-02-24 丰田自动车株式会社 定子及定子制造方法
KR101321286B1 (ko) * 2012-02-23 2013-10-28 삼성전기주식회사 다상 스위치드 릴럭턴스 모터 장치
DE112017002057T5 (de) * 2016-09-02 2018-12-27 Nidec Corporation Stator, Statorherstellungsverfahren und Motor
DE102017200186A1 (de) 2017-01-09 2018-07-12 Siemens Aktiengesellschaft Rotorblech für einen permanenterregten Elektromotor und Rotor
WO2019111777A1 (ja) * 2017-12-07 2019-06-13 京セラインダストリアルツールズ株式会社 固定子鉄心、固定子鉄心の製造方法
DK3745559T3 (en) * 2019-05-27 2022-06-07 Magnax Bv Stator til aksialfluxmaskine
DE102021106186A1 (de) * 2021-03-15 2022-09-15 Ebm-Papst Mulfingen Gmbh & Co. Kg Modular aufgebautes, segmentiertes Statorpaket
WO2024161208A1 (en) * 2023-02-01 2024-08-08 Evr Motors Ltd Electric machine

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4166263A (en) * 1977-10-03 1979-08-28 Hitachi Metals, Ltd. Magnetic core assembly for magnetizing columnar permanent magnet for use in electrostatic developing apparatus
JP3355700B2 (ja) * 1993-06-14 2002-12-09 松下電器産業株式会社 回転電機の固定子
GB2310545B (en) * 1996-02-22 2000-04-19 Honda Motor Co Ltd Stator core and method and apparatus for assembling same
JP3568364B2 (ja) * 1996-09-30 2004-09-22 松下電器産業株式会社 回転電機のコア
JP3604326B2 (ja) 2000-05-29 2004-12-22 三菱電機株式会社 回転電機のステータおよびその製造方法
US6700284B2 (en) * 2001-03-26 2004-03-02 Emerson Electric Co. Fan assembly including a segmented stator switched reluctance fan motor
US7012350B2 (en) * 2001-01-04 2006-03-14 Emerson Electric Co. Segmented stator switched reluctance machine
FR2823614B1 (fr) * 2001-04-17 2008-07-11 Leroy Somer Moteurs Machine tournante electrique comportant un stator forme de secteurs assembles
JP3786854B2 (ja) * 2001-08-30 2006-06-14 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造方法
US7111380B2 (en) * 2002-10-31 2006-09-26 Emerson Electric Co. Method for forming an annular stator assembly
US7122933B2 (en) * 2004-05-19 2006-10-17 Emerson Electric Co. Reduced coil segmented stator
JP4365271B2 (ja) * 2004-05-26 2009-11-18 三菱電機株式会社 積層型鉄心の製造方法
US7348706B2 (en) * 2005-10-31 2008-03-25 A. O. Smith Corporation Stator assembly for an electric machine and method of manufacturing the same
EP2086089A4 (en) * 2006-10-13 2013-04-17 Mitsui High Tec LAMINATED IRON CORE AND MANUFACTURING METHOD THEREOF
JP4623129B2 (ja) * 2008-04-21 2011-02-02 株式会社デンソー 回転電機の固定子及び回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010016931A (ja) 2010-01-21
US20100001611A1 (en) 2010-01-07
US7893590B2 (en) 2011-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151738B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP7344807B2 (ja) コイルボビン、分布巻ラジアルギャップ型回転電機の固定子コア及び分布巻ラジアルギャップ型回転電機
JP4445023B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP4396761B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP5314908B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
WO2017047247A1 (ja) 回転電機
JP4502041B2 (ja) 回転電機の固定子およびその製造方法
JP2010239691A (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP4623129B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JPWO2019039518A1 (ja) 分割コア連結体および電機子の製造方法
JP2009131092A (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JPWO2020017133A1 (ja) 分布巻ラジアルギャップ型回転電機及びその固定子
US8022592B2 (en) Coil fixing member and rotary electric machine
JP5515236B2 (ja) 回転電機の固定子、回転電機及び固定子コイル形成方法
JP4535147B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP5819037B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP5309674B2 (ja) 固定子コイルの製造方法
JP5609937B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2010259266A (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP6319226B2 (ja) 回転電機ステータ
JP2010011569A (ja) ステータ
JP3771875B2 (ja) 回転電機の固定子
JP7044871B2 (ja) 回転電機および回転電機の製造方法
JP6105835B2 (ja) 回転電機の相間絶縁紙の製造方法
JP5233385B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5151738

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250