JP6659161B2 - 回転電機の分割コア、当該分割コアの製造方法、および回転電機 - Google Patents

回転電機の分割コア、当該分割コアの製造方法、および回転電機 Download PDF

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Description

この発明は回転電機における磁極ティース毎に分割された分割コア、この分割コアの製造方法および分割コアより構成される回転電機に関するものである。
従来から回転電機の固定子用のコアとして分割コアがある。分割コアとは磁極ティース単位毎に分割されるとともに磁性体からなるコアシートを2枚以上積層固定したものである。コアシートはヨーク部とヨーク部から直角方向に延びるティース部、およびティース部の先端部の両側面から延びるシュー部を備えている。このようなコアシートを積層固定してなる分割コアのティース部に銅線やアルミ線を巻回した後、ティース部が円の中心方向に向くように分割コアを円環状に複数個連結することで固定子用のコアが得られる(特許文献1参照)。
特開平7−298522
上記特許文献1にかかる発明は分割コアで構成される電動機の固定子であり、分割コアは積層されたコアシートのヨーク部の外周側端面とティース部の内周側端面を積層方向にレーザ溶接することで積層固定している。
しかしながら特許文献1による方法で製造された分割コアでは、プレス抜き加工の際のコアシートに付着したプレス油の付着量のばらつき、溶接時のレーザ出力のばらつき、金型の摩耗によるコアシートの破断面のばらつき、更には溶接直前のコアシートの整列状態等による溶接部のビードの幅や深さのばらつきが発生すると考えられる。
溶接部のビードの幅や深さがばらつくことで、回転子からの鎖交磁束により発生する渦電流にばらつきが生じる。更に渦電流を相殺する反磁界もばらつくため、鎖交する磁束量にばらつきが生じるためコギングトルクが増大する問題がある。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、金型や溶接機への投資を抑制しつつ、溶接状態のばらつきによるコギングトルクの増大を抑制することができる分割コア、分割コアの製造方法及び回転電機を提供することを目的とする。
この発明にかかる回転電機の分割コアは、ヨーク部と、ヨーク部から直角方向にのびるティース部と、ティース部の先端部の両側面から突出させた2つのシュー部を備えたコアシートと、
コアシートを複数枚積層固定するための溶接ビードを有するものであって、
シュー部における回転方向に対して垂直な端面において凸部と凹部が積層方向において交互に形成され
溶接ビードは、ヨーク部の外周側端面において2ヶ所設けられ、
ヨーク部の外周側端面における2ヶ所の互いに隣り合う溶接ビード間において、一方の溶接ビードにおける積層方向の一端が溶接されたコアシートと他方の溶接ビードにおける積層方向の他端が溶接されたコアシートとが、同一であるものである。
又この発明にかかる別の回転電機の分割コアは、ヨーク部と、ヨーク部から直角方向にのびるティース部と、ティース部の先端部の両側面から突出させた2つのシュー部を備えたコアシートと、
コアシートを複数枚積層固定するための溶接ビードを有するものであって、
シュー部における回転方向に対して垂直な端面において凸部と凹部が積層方向において交互に形成され、
溶接ビードは2つのシュー部におけるヨーク部に対向する端面に設けると共に、ヨーク部の外周側端面において周方向における中央部分に対して左右1ヶ所ずつ設け、
2ヶ所あるシュー部における溶接ビードが積層方向に千鳥状に配置されると共に、2ヶ所ある外周側端面の溶接ビードが積層方向に千鳥状に配置され、更にティース部を基準として、周方向で同じ側にあるシュー部側の溶接ビードと外周側端面にある溶接ビードが積層方向において千鳥状に配置されているものである。
以上のように構成された分割コアによれば、このような分割コアで構成される固定子を有する回転電機において、磁極ティース数を疑似的に増加させることで、コギングトルクを抑制し、溶接状態のバラツキにより発生するコギングトルクの増大を抑制することができる。
実施の形態1による分割コアを示す斜視図(A)、(B)である。 回転電機全体を示す斜視図である。 図2における断面Aに沿う断面図である。 回転電機の分解斜視図である。 実施の形態1による分割コアの溶接位置を示す斜視図である。 実施の形態1による分割コアの溶接位置を示す斜視図である。 実施の形態1による分割コアの溶接位置を示す斜視図である。 実施の形態1による分割コアの溶接ビード位置を示す図である。 実施の形態1による分割コアの溶接ビード位置を示す図である。 実施の形態1による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態1による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態1による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態1による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態1による分割コアにおけるコアシートを示す斜視図(A)及び平面図(B)である。 実施の形態1によるコアシートの整列方法を示す斜視図(A)及び平面図(B)である。 実施の形態1によるコアシートの整列方法を示す斜視図(A)及び平面図(B)である。 実施の形態1による分割コア全体を示す斜視図(A)、矢印X方向から見た端面拡大図(B)及び断面Yに沿う拡大断面図(C)である。 分割コアにおける鎖交磁束を示す一部平面断面図である。 分割コアにおける鎖交磁束を示す一部平面断面図である。 コアシート2と溶接ビード12を示す縦断面図である。 回転電機における一部断面平面図である。 実施の形態2による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態2による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態2による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態2による分割コアの製造方法を示す工程図である。 実施の形態3による分割コアを示す斜視図(A)、(B)である。 回転電機における一部断面平面図である。 分割コアを示す斜視図(A)、(B)である。 分割コアを示す斜視図(A)、(B)である。 実施の形態4による分割コアを示す斜視図(A)、(B)、(C)である。 実施の形態4による分割コアを示す正面図である。 分割コアを示す正面図である。
実施の形態1.
以下本実施形態にかかる分割コア、および分割コアの製造方法を図に基づいて説明する。図1は実施の形態1による分割コアを示す斜視図であり、図1(A)はティース側から見た斜視図、図1(B)はヨーク側から見た斜視図である。分割コア1は磁極ティース単位毎に分割されるとともに磁性体からなるコアシート2を2枚以上積層固定して形成されたものである。コアシート2はヨーク部3とヨーク部3から直角方向に延びるティース部4、およびティース部4の先端部の両側面から延びるシュー部5を備えている。
このように構成された分割コア1のティース部4に銅線、あるいはアルミ線からなるコイルを巻回した後、ティース部4が円の中心方向に向くように分割コア1を円環状に複数個連結することで、固定子用の円環コア6が得られる。円環コア6のコイルを結線後、例えばアルミフレーム100を焼嵌め、または圧入することで固定子7が構成される。アルミフレームの代わりに鉄フレームを用いても良く、更には樹脂で円環コア6と一体的にモールド成形することにより樹脂フレームを構成しても良い。そして固定子7に回転子8を挿入し、連結することで図2、図3、図4に示すような回転電機9が得られる。図2は回転電機全体を示す斜視図、図3は図2における断面Aに沿う断面図、図4は回転電機の分解斜視図である。
分割コア1のシュー部5は、ティース部4の先端部、つまり円環コア6の内周側の2ヶ所の側面部から左右両方向に向けて突出させたものであり、合計2ヶ所から突出させた突起部である。従ってティース部4の先端部はハの字形状となっている。また周方向に延びるシュー部5の長さはコアシート2の積層方向において所定寸法ごとに異なっており、凸部10と凹部11が交互に形成されている。更にティース部4の左右両側の2ヶ所あるシュー部5において凸部10と凹部11が交互に位置するように形成されている。即ちシュー部5において、回転電機の回転方向に対して垂直な面をシュー部5の側面とすると、この側面において凸部10と凹部11が交互に配置されているものである。
積層方向に隣り合うコアシート2は溶接により固定され、溶接ビード12が形成されている。図1(A)、(B)においては、溶接ビード12はYAGレーザ溶接により積層固定されることによって形成されるものであるが、YAGレーザ溶接以外には、例えばTIG溶接などのアーク溶接を用いても良く、あるいはガス溶接等の溶接方法で積層固定してもよい。溶接する場所は、図1(A)、(B)においては分割コア1の内周側端面及び外周側端面である場合が示されており、各端面の周方向における中央部分となっており、積層方向と同一方向に直線状の溶接ビード12が内周側端面、および外周側端面に各1本、分割コア1個に対して合計2本の溶接ビード12が形成されている。なお図5に示すように、分割コア1の積層方向と同一方向となる溶接ビード12を、内周側端面及び外周側端面であって、周方向における中央部分に対して左右1本ずつ形成しても良い。
即ちこの場合分割コア1個につき合計4本の溶接ビード12を形成することになる。また図6に示すように、分割コア1の内周側端面においては、図5の場合と同様にして2本の溶接ビード12を形成するとともに、外周側端面においては、図1(B)の場合と同様に周方向の中央部分に1本の溶接ビード12を形成するようにしても良い。即ちこの場合分割コア1個につき合計3本の溶接ビード12を形成することになる。更には図7に示すように、図6とは反対に、分割コア1の内周側端面においては図1(A)と同様に1本の溶接ビード12を形成し、外周側端面においては図5と同様に2本の溶接ビード12を形成してもよい。即ちこの場合分割コア1個につき合計3本の溶接ビード12を形成することになる。
溶接ビード12は図1(A)、(B)に示すように、1本の連続した直線形状で形成することができるが、図8に示すように、直線状の溶接ビード12が断続的に形成された鎖線形状に形成しても良い。更には図9に示すように、積層方向に隣り合う2枚のコアシート2の境界部を略円形状の点で溶接して、全てのコアシート2を積層固定しても良い。即ちこの場合溶接ビード12は点線形状となる。あるいは図示しないが、溶接ビード12を鎖線と点線を組み合わせたような溶接形状で形成してもよい。
図10〜図13は本実施形態による分割コア1の製造方法を示す工程図であり、分割コア1の製造は以下の4工程からなる。図10はコアシート2をプレス成形する第1工程を示す側面図である。例えば電磁鋼板等からなるシート状の磁性体材料101からプレス装置102によりコアシート2を打ち抜き成形により形成する。打ち抜かれたコアシート2を図14に示す。図14(A)はコアシートを示す斜視図、図14(B)は同じく平面図である。図14に示すようにコアシート2を構成する2ヶ所のシュー部5の周方向の長さが、一方は長く他方は短くなっている。即ち長い方がシュー部5aであり、短い方がシュー部5bとなる。
図11は溶接前にプレス成形して得たコアシート2を積層する第2工程を示す図である。周方向の長さが同一のシュー部5aが積層方向に重なるようにコアシート2を所定枚数積層する。次にコアシート2を表裏反転させて、積層方向に重なるように所定枚数積層する。即ち表裏反転させることで、シュー部5bがシュー部5aと積層方向に重なった状態で積層される。所定枚数とはコアシート2を1枚以上であって、尚かつ分割コア1を構成するためのコアシート2の必要枚数未満であればよい。なお図11では簡単のため、所定枚数を5枚とし、5枚ごとに表裏反転させている。またシュー部5aとシュー部5bの積層手順を反対にしてもよい。
図12は積層されたコアシート2を整列する第3工程を示す図であり、図12(A)は斜視図、図12(B)は平面図である。積層されたコアシート2において、ティース部4の両側面を精度良く整列させるとともに端面も整列させ、次にヨーク部3の端面も整列させる。そして4面に対してブロック13を押し当てることにより、隣り合うコアシート2の端面を合わす。整列方法として、図12(A)、図12(B)では、コアシート2の端面形状に合った4つのブロック13を押し当てているが、図15(A)、(B)に示すように、円筒形のシャフト14をブロック13の代わりに用いてもよい。また図16(A)、(B)に示すように、磁石が内包された磁気吸着板15を2方向のそれぞれに1個ずつ押し当てることによりコアシート2を吸着させて整列させてもよい。
図13は精度よく整列されたコアシート2を溶接する第4工程を示す斜視図である。コアシート2の整列状態を保ちつつ、ヘッド16から出力されるYAGレーザで内周側端面及び外周側端面を積層固定する。積層方向に隣り合うコアシート2同士を全て溶接で積層固定することで分割コア1を得ることができる。なお図13ではYAGレーザ溶接により積層固定しているが、YAGレーザ溶接以外には例えばTIGなどのアーク溶接、あるいはガス溶接等の溶接方法で積層固定してもよい。
一般的にコアシート2を溶接により積層固定して分割コア1を形成する場合、図10に示すように、コアシート2をプレス成形により形成するので、コアシート2の積層方向と同一の2面(即ち図14(A)において表面110及び図示されていないが表面110に対向する裏面)、およびプレス成形による破断面である端面部(即ち図14(A)において表面110に対して一周に亘って周囲を囲む端面111)には、プレス油等の油分が付着していることが多い。油分が付着している場合、溶接部に入射したエネルギーが油分の蒸発熱に変換されてしまい、溶接ビード12の幅や深さが小さくなってしまい、図17(A)、(B)、(C)に示すように、溶接ビード12の幅及び深さにばらつきが生じる。図17(A)は分割コア1全体を示す斜視図、図17(B)は図17(A)の矢印X方向から見た端面拡大図、図17(C)は図17(A)の断面Yに沿う拡大断面図である。
またコアシート2のプレス成形を繰り返すことで、プレス成形に用いる金型が摩耗し、プレス成形時の破断面であるコアシート2の端面部の形状や状態が変化する。従って例えばレーザ溶接の場合、レーザを溶接部へ照射した際の反射率が変化したり、焦点のずれが生じることで、プレス油が付着した場合と同様に、溶接ビード12の幅や深さにばらつきが生じる。さらに、図12に示す整列が不十分な場合、積層方向に隣り合うコアシート2の端面にずれが生じたり、溶接時に焦点のずれが生じたり、更にはこれら両方を原因とするずれが同時に生じることで、プレス油が付着した場合と同様に、溶接ビード12の幅や深さにばらつきが生じる。更にはYAGレーザ溶接の場合、発振器の機差によるばらつきや、発振器で発生するレーザ出力のばらつきが生じることで、プレス油が付着した場合と同様に、溶接ビード12の幅や深さにばらつきが生じる。
図18に示すように、分割コア1aに回転子8からの鎖交磁束17aが交差することにより、溶接ビード12部分で渦電流18aが発生する。渦電流18aが発生すると、それを相殺するための反磁界が発生することで、回転子8からの鎖交磁束17aとは反対方向の鎖交磁束17bが発生する。従って回転子8からの鎖交磁束17aから反磁界による鎖交磁束17bを差し引いた値が分割コア1aの鎖交磁束17cとなる。
一方図19に示すように、図18に示す分割コア1aの場合に比べて幅や深さが小さい溶接ビード12を有する分割コア1bの場合、鎖交磁束17aにより発生する渦電流18bも小さく、反磁界により発生する鎖交磁束17dが小さくなる。
図20は、コアシート2と溶接ビード12を示す縦断面図である。図20において、左の溶接ビード12Aが右の溶接ビード12Bより大きい場合を考える。コアシート2は導電体である電磁鋼板で形成されているが、積層方向と同一の2面には絶縁コーティングが形成されており、この場合、渦電流は溶接ビード内を周回する様に発生する。従って溶接ビード12が大きい方が周回長が長くなり、渦電流が増大する。
以上より鎖交磁束17aから鎖交磁束17dを差し引いた分割コア1bの鎖交磁束17eは鎖交磁束17cよりも大きくなり、回転子8により発生する磁気吸引力が大きくなる。以上のように図18の場合と、図19の場合とでは、磁気吸引力に差が生じるので、磁気吸引力のばらつきが発生し、回転子8が回転する際のコギングトルクが増大する。
そこで本実施形態による分割コア1を用いて固定子7においてシュー部5に凸部10と凹部11を設けることにより、固定子7の磁極ティース数を疑似的に倍増させることができるため、回転子8が回転する際に発生するコギングトルクを抑制できる。一般的にティースの数が増えると磁気吸引力を分散できるので、コギングトルクが減少することが判っている。図21は本実施形態における動作原理を説明するための回転電機における一部断面平面図である。図21において、回転子8にある磁石とコイルにより発生する磁界により引っ張り合うことで回転子8が回転する。この場合、シュー部5の長さを変えて凸部10及び凹部11を設けることで(図1参照)、磁気吸引力の発生を2回に分散させることが出来る為、固定子7と回転子8とが引っ張り合う際に発生するコギングトルクを分散かつ低減させることが出来る。即ち図21に示された矢印においては、シュー部5の長さが長い方のシュー部5a(凸部10)と回転子8との間で磁気吸引力が発生し、回転子8は左方向に回転する。次に図21の状態から少し回転子8が回転した状態では長さが短い方のシュー部5b(凹部11)と回転子8との間で磁気吸引力が発生し回転子8が回転する。このように磁気吸引力が分散されることとなるので、磁極ティース数を実質的に倍増させるのと同等の効果が得られることになる。
尚図1においては、コアシート2を5枚積層したものを表裏反転させるようにしているが、例えば5枚積層したものの下に4枚積層するようにして、積層する枚数を変えることにより、凸部10と凹部11の積層方向における長さを変えるようにしても良い。但し凸部10と凹部11の積層方向における長さを同じにしたほうがコギングトルクを有効に減らすことができる。更には図1においては2個の凸部10を設けると共に、2個の凹部11を設けるようにして、凸部10と凹部11の数を同じにしているが、異ならせるようにしても良い。但しこの場合も凸部10と凹部11の数を同じにした方がコギングトルクを有効に減らすことができる。以上より凸部10と凹部11の数を同じにするとともに、凸部10と凹部11の積層方向における長さを同じすればコギングトルクの減少効果は大きくなる。又図1においては、2個の凸部10を設けると共に、2個の凹部11を設けた例について説明しているが、凸部10及び凹部11の数は2個に限られない。
上記のように、溶接ビード12のばらつきにより増大するコギングトルクを抑えることで、溶接のばらつきが発生しても頑健な分割コアを提供することができる。また分割コア1を構成するコアシート2は1種類のみで済むので、金型を例えば一種類だけにすることができ、金型、及び金型を搭載するプレス機の双方を小型化することができる。更にコアシート2の表裏反転作業のみでコギングトルクを抑制する分割コア1を得ることができるため、加工コストの増加を最小限に抑制できる。従って設備コストを安価にすることができ、更には加工コストの低い製造ラインを構築できる。
実施の形態2.
図22〜図25は実施の形態2による分割コアの製造方法を示す工程図である。実施の形態2により製造される分割コアは実施の形態1で製造される分割コア1と同一であるが、分割コア1の製造方法が異なる。図22はコアシート2をプレス成形する第1工程を示す側面図である。この工程は実施の形態1と同一であるため説明は省略する。図23は溶接前にプレス成形して形成したコアシート2を積層する第2工程を示す斜視図である。周方向の長さが同一のシュー部5aが積層方向に重なるようにコアシート2を所定枚数積層した後、実施の形態1の分割コア1の製造における第3工程と同様な方法を用いて、ティース部4の両側面を精度良く整列させるとともに端面も整列させ、更にヨーク部3の端面も整列させる。そして4面に対してブロック13を押し当てることにより、隣り合うコアシート2の端面を合わす。
図24は整列したコアシート2を溶接する第3工程を示す斜視図である。コアシート2の整列状態を保ちつつ、ヘッド16から出力されるYAGレーザで内周側端面及び外周側端面を積層固定する。積層方向に隣り合うコアシート2同士を全て溶接で積層固定することで分割コア片19を得ることができる。図25は第3工程により得られた分割コア片19を積層、溶接する第4工程を示す斜視図である。図22、図23、図24に示す第1工程から第3工程を複数回繰り返すことで、複数個の分割コア片19が得られる。これらの分割コア片19を、コアシート2の積層方向において表裏反転させて、積層方向に重なるように所定数量積層する。即ち図11と同様にシュー部5aの下にシュー部5bが位置するように積層することにより、凸部10と凹部11が交互になるようにする。
その後図23に示す第2工程と同様な方法を用いて、4面を精度よく整列する。整列状態を保ちつつ、ヘッド16から出力されるYAGレーザで、積層方向に隣り合う分割コア片19おける内周側端面、及び外周側端面部分を再溶接することで分割コア1を得ることができる。
以上のような分割コアの製造方法を採用することにより、実施の形態1と同様に溶接にばらつきが発生しても頑健な分割コアを提供することができる。また設備コストを安価にできるとともに、加工コストを低くすることができる製造ラインを構築できる。更には複数の分割コア片19を組み合わせることにより、積層高さの異なる複数種類の分割コアをプレス機の段取り等を実施することなく製造できるため、製造リードタイムが短縮して、生産性の優れた製造ラインを構築できる。本実施形態においては、積層枚数の異なる分割コア片を作成し、これら分割コア片を組み合わせることにより、複数種類の分割コアを製造できる。
実施の形態3.
図26は実施の形態3による分割コアを示す斜視図(A)、(B)である。実施の形態1に示す分割コア1に対して溶接する場所が異なる。図26(A)、(B)に示すように、外周側端面における溶接の場所は実施の形態1に示す分割コア1と同一であるが、本実施形態においては内周側端面においては溶接することなく、分割コア1cを構成するシュー部5における、ヨーク部3に対向する端面において積層方向に溶接されている。分割コア1cの製造方法については、実施の形態1および実施の形態2に示す製造方法のどちらでも用いることができる。
実施の形態3に示す分割コア1cにおいて、溶接ビード12から回転子8までの距離が実施の形態1に示す分割コア1よりも長くなるため、鎖交磁束17により発生する磁気吸引力のばらつきを抑制することができる。図27は上記動作原理を説明するための回転電機における一部断面平面図である。図27において、12Cは実施の形態1における溶接ビードの配置場所、12Dは本実施の形態における溶接ビードの配置場所を示している。磁気吸引力は距離の二乗に反比例して小さくなる。従って本実施の形態において、溶接ビード12Dが実施の形態1で示した溶接ビード12Cよりも回転子8から遠くに位置するため、溶接ビードのばらつきにより、渦電流のばらつきが生じても、磁気吸引力のばらつきは小さくなる。従ってコギングトルク及びトルクリップルを抑制できる。尚溶接ビードを回転子8からなるべく遠くに位置するようにするため、例えば溶接ビード12をティース部の側面中央付近(12E)に配置させることも考えられる。しかしこのようにするとコイルを巻回するときに邪魔になるとともに、溶接のバランスも悪くなって強度が落ちるというような弊害が考えられる。そこで図26、図27に示すように、分割コア1cを構成するシュー部5における、ヨーク部3に対向する端面において積層方向に溶接することが適切である。
なお外周側端面における溶接の場所は、分割コア1cの外周側端面の周方向における中央部分に対して左右1本ずつ、合計2ヶ所で溶接することで、溶接により発生する収縮歪みによる分割コア1cの歪みを相殺して寸法精度の低下を抑制することができる。このことについて以下に詳細に説明する。図28、図29は図5、図6に示した分割コアを採用した場合の収縮する様子を示す斜視図である。図28、図29に示すように、溶接ビード12が熱収縮することで矢印に示す様な力が発生する。従って内周側と外周側の溶接ビード12の本数(溶接量)がアンバランスの場合、積厚に差異が生じる(即ち図28では、内周側が強く収縮する為、内周側の積厚が小さく、内周側にお辞儀した様に積層されてしまう)。そこで図29に示すように、外周側の端面においても合計2箇所で溶接することにより、バランスを取り積厚の差異を無くすことができ、精度良く積層することができる。以上の原理は図26においてもあてはまることであり、外周側端面においても合計2箇所で溶接することにより、寸法精度の低下を抑制することができる。
実施の形態4.
図30は実施の形態4による分割コアを示す斜視図であり、図30(A)はティース側から見た斜視図、図30(B)、(C)はヨーク側から見た斜視図である。実施の形態3に示す分割コア1cと比べて溶接ビード12の形状が異なる。図30に示すように溶接の場所は、分割コア1dを構成する2ヶ所のシュー部5においてヨーク部3に対向する端面に設けると共に、ヨーク部3の外周側端面において周方向における中央部分に対して左右1ヶ所ずつ設け、従って合計4ヶ所を積層方向に溶接する。更に2ヶ所あるシュー部5の溶接ビード12が、左右の溶接箇所において積層方向に千鳥状に溶接されていると共に、同じく2ヶ所ある外周側端面の溶接ビード12が、積層方向に千鳥状に溶接されている。さらにティース部4を基準として、周方向で同じ側にあるシュー部5側の溶接ビード12と外周側端面にある溶接ビード12が、積層方向において千鳥状に溶接されている。更には隣り合う溶接ビード12間(例えば図30(B)における溶接ビード12aと溶接ビード12bの関係)において溶接箇所の最後のコアシート2と溶接箇所の最初のコアシート2が同一になるように溶接されている。即ち図30(B)において、溶接ビード12aは上から4枚目のコアシート2(溶接箇所の最後のコアシート2)まで溶接しており、溶接ビード12bは上から4枚目のコアシート2(溶接箇所の最初のコアシート2)から溶接している。
図31は本実施形態に示すような千鳥状溶接部を設けた場合の電流が流れる状態を示す正面図、図32は実施の形態3に示すような1つづきの直線状溶接部を設けた場合の電流が流れる状態を示す正面図である。図31に示すように、x側およびy側で各1本ずつある千鳥状溶接ビード20xおよび20yは、積層方向と同一方向に互い違いに溶接されているが、千鳥状溶接ビード20の始点部と終点部において、x側およびy側共に溶接されたラップ部21を有している。ラップ部21は1枚のコアシート2の端面内で構成されている。従って溶接により隣り合うコアシート2同士を導通してできる導通ループ22Aは、図32に示すように、千鳥状に溶接していない導通ループ22Bと比較して小さくできることから、渦電流損を抑制できる。即ち上述したようにコアシート2は導電体である電磁鋼板で形成されているが、積層方向と同一の2面には絶縁コーティングが形成されており、コアシート2間では電流は流れないので、図31においては22Aに示すような導通ループができる。これに対して図32では積層方向に溶接ビードが連続して形成されているので、この部分に電流が流れることになり、従って導通ループ22Bが形成されることになる。
以上のように実施の形態4による分割コア1dを用いることで、溶接によって上下に隣り合うコアシート2間の電気的導通を寸断できるため、回転子8からの鎖交磁束17により発生する渦電流18のループの長さを短くすることができる。従って渦電流損を抑制し、より高効率な回転電機を構成することができる。尚図30においては、溶接ビード12を分割コアを構成する2ヶ所のシュー部5においてヨーク部3に対向する端面に設けた場合について説明したが、2ヶ所のシュー部5においてヨーク部3に対向する端面に設ける代わりに、図5に示すように、分割コアの内周側端面において2本の溶接ビードを形成するとともに、各溶接ビードを上記と同様千鳥状に配置するようにしても良い。
又本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 分割コア、2 コアシート、3 ヨーク部、4 ティース部、5 シュー部、
10 凸部、11 凹部、12 溶接ビード、19 分割コア片。

Claims (9)

  1. ヨーク部と、上記ヨーク部から直角方向にのびるティース部と、上記ティース部の先端部の両側面から突出させた2つのシュー部を備えたコアシートと、
    上記コアシートを複数枚積層固定するための溶接ビードを有する回転電機の分割コアであって、
    上記シュー部における回転方向に対して垂直な端面において凸部と凹部が積層方向において交互に形成され、
    上記溶接ビードは、上記ヨーク部の外周側端面において2ヶ所設けられ、
    上記ヨーク部の外周側端面における2ヶ所の互いに隣り合う上記溶接ビード間において、一方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の一端が溶接された上記コアシートと他方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の他端が溶接された上記コアシートとが、同一であることを特徴とする回転電機の分割コア。
  2. 上記溶接ビードは、2つの上記シュー部における上記ヨーク部に対向する端面にさらに設けられ、
    上記シュー部および上記ヨーク部の外周側端面における4ヶ所の上記溶接ビードの内2ヶ所の互いに隣り合う上記溶接ビード間において、一方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の一端が溶接された上記コアシートと他方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の他端が溶接された上記コアシートとが、同一であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の分割コア。
  3. 上記溶接ビードは、上記分割コアの内周側端面に2ヶ所設けられ、
    上記分割コアの内周側端面および上記ヨーク部の外周側端面における4ヶ所の上記溶接ビードの内2ヶ所の互いに隣り合う上記溶接ビード間において、一方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の一端が溶接された上記コアシートと他方の上記溶接ビードにおける上記積層方向の他端が溶接された上記コアシートとが、同一であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の分割コア。
  4. 上記シュー部における上記ヨーク部に対向する端面において上記積層方向に亘り上記溶接ビードが配置されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機の分割コア。
  5. 上記分割コアの内周側端面において上記積層方向に亘り配置された上記溶接ビードの数と上記分割コアの外周側端面において上記積層方向に亘り配置された上記溶接ビードの数が同じであることを特徴とする請求項1記載の回転電機の分割コア。
  6. 上記シュー部における上記ヨーク部に対向する端面において上記積層方向に亘り配置された上記溶接ビードの数と、
    上記分割コアの外周側端面において上記積層方向に亘り配置された上記溶接ビードの数が同じであることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の分割コア。
  7. ヨーク部と、上記ヨーク部から直角方向にのびるティース部と、上記ティース部の先端部の両側面から突出させた2つのシュー部を備えたコアシートと、
    上記コアシートを複数枚積層固定するための溶接ビードを有する回転電機の分割コアであって、
    上記シュー部における回転方向に対して垂直な端面において凸部と凹部が積層方向において交互に形成され、
    上記溶接ビードは2つの上記シュー部における上記ヨーク部に対向する端面に設けると共に、上記ヨーク部の外周側端面において周方向における中央部分に対して左右1ヶ所ずつ設け、
    2ヶ所ある上記シュー部における上記溶接ビードが上記積層方向に千鳥状に配置されると共に、2ヶ所ある上記外周側端面の上記溶接ビードが上記積層方向に千鳥状に配置され、更に上記ティース部を基準として、周方向で同じ側にある上記シュー部側の上記溶接ビードと上記外周側端面にある上記溶接ビードが上記積層方向において千鳥状に配置されていることを特徴とする回転電機の分割コア。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の回転電機の分割コアの製造方法であって、上記コアシートを1種類で構成し、上記2つのシュー部のうち一方のシュー部を短く構成するとともに他方のシュー部を長く構成し、
    長さが同一の上記シュー部が上記積層方向に重なるように上記コアシートを所定枚数積層するとともに、次の段階では上記積層されたコアシートとは表裏の関係が逆になるように反転させて、更に長さが同一の上記シュー部が上記積層方向に重なるように所定枚数積層し、上記積層されたコアシート全体を溶接することにより、上記凸部と上記凹部を形成するようにしたことを特徴とする回転電機の分割コアの製造方法。
  9. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の分割コアが円環状に複数個連結された円環コアを有する固定子を備えたことを特徴とする回転電機。
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