JP5729090B2 - ロータ及び回転電気機械 - Google Patents
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Description
軸方向に貫通する複数の空隙(211)を有した磁心で形成されたロータコア(210)を備えたロータであって、
上記ロータコア(210)は、該ロータコア(210)の軸方向に、複数の分割ロータコア(240,250)に分割され、
隣接する上記分割ロータコア(240,250)の間には、間隔板(260)が設けられ、
上記空隙(211)の外周側に存在する外周側磁心部(210a)は、上記間隔板(260)に設けられた穴部(263)に挿入される突部(281a)を備え、
上記分割ロータコア(240,250)は、複数の電磁鋼板(P)が積層されて形成され、
隣接する上記電磁鋼板(P)同士は、互いに固定され、
上記間隔板(260)は、上記電磁鋼板(P)よりも厚いことを特徴とする。
第1の発明のロータにおいて、
上記間隔板(260)は、非磁性体で形成されていることを特徴とする。
第1又は第3の発明のロータにおいて、
隣接する上記電磁鋼板(P)同士の固定は、カシメであることを特徴とする。
第1から第3の発明の何れかのロータにおいて、
上記空隙(211)には、磁石(220)が挿入されていることを特徴とする。
第1から第4の発明の何れかのロータ(200)と、
コイル(120)が巻回されたステータコア(110)を有したステータ(100)とを備えたことを特徴とする回転電気機械である。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ(10)の横断面図である。このモータ(10)は、例えば空気調和機の電動圧縮機(図示は省略)に用いる。
モータ(10)は、同図に示すように、ステータ(100)、ロータ(200)、及び駆動軸(300)を備え、上記電動圧縮機のケーシング(20)に収容されている。なお、以下の説明において、軸方向とは駆動軸(300)の軸心の方向をいい、径方向とは上記軸心と直交する方向をいう。また、外周側とは上記軸心からより遠い側をいい、内周側とは上記軸心により近い側をいう。
ステータ(100)は、図1に示すように、円筒状のステータコア(110)と、コイル(120)を備えている。
図4は、ロータ(200)の斜視図である。また、図5は、ロータ(200)の側面図である。ロータ(200)は、ロータコア(210)、複数の磁石(220)(永久磁石)、及び2つの端板(230)を備え、円筒状の形態である。この例では、ロータ(200)は、6つの磁石(220)を備えている。なお、図4では、端板(230)の図示を省略してある。図5でも、一方の端板(230)の図示を省略してある。
モータ(10)に所定の電力を供給すると、ロータ(200)が駆動軸(300)を中心に回転する。これにより、ロータコア(210)には、遠心力が作用し、その遠心力は、外周側磁心部(210a)が特に大きい。ロータ(200)の間隔板(260)は、磁石用スロット(211)に対応した位置に穴がなく、且つ電磁鋼板(P)よりも板厚が厚いので、ロータコア板(280)よりも剛性が大きい。そして、分割ロータコア(240,250)のそれぞれの外周側磁心部(210a)が間隔板(260)に固定されているので、ブリッジ部(211c)の歪は、間隔板(260)を有さないロータ(従来のロータ)と比べ、より小さくなる。すなわち、ブリッジ部(211c)に作用する応力が従来のロータと比べより小さくなるのである。したがって、本実施形態のロータ(200)は、従来のロータよりも遠心力に対する強度が向上する。
本実施形態では、間隔板(260)の穴部(263)には、突部(281a)を嵌め込むだけなので、従来のロータのようなカシメ用の凹凸加工と比べれば、より容易である。また、間隔板(260)の板厚が増したとしても、穴部(263)の加工は、やはり容易である。すなわち、本実施形態によれば、遠心力に対する強度を、容易に向上させることが可能になる。
なお、間隔板(260)は、磁性体で構成することも可能である。この場合には、非磁性体の絶縁物を介在させるなど、分割ロータコア(240,250)間で磁束が漏れないようにするとよい。
100 ステータ
110 ステータコア
120 コイル
200 ロータ
210 ロータコア
210a 外周側磁心部
211 磁石用スロット(空隙)
220 磁石
240 第1ロータコア(分割ロータコア)
250 第2ロータコア(分割ロータコア)
260 間隔板
263 穴部
281a 突部
Claims (5)
- 軸方向に貫通する複数の空隙(211)を有した磁心で形成されたロータコア(210)を備えたロータであって、
上記ロータコア(210)は、該ロータコア(210)の軸方向に、複数の分割ロータコア(240,250)に分割され、
隣接する上記分割ロータコア(240,250)の間には、間隔板(260)が設けられ、
上記空隙(211)の外周側に存在する外周側磁心部(210a)は、上記間隔板(260)に設けられた穴部(263)に挿入される突部(281a)を備え、
上記分割ロータコア(240,250)は、複数の電磁鋼板(P)が積層されて形成され、
隣接する上記電磁鋼板(P)同士は、互いに固定され、
上記間隔板(260)は、上記電磁鋼板(P)よりも厚いことを特徴とするロータ。 - 請求項1のロータにおいて、
上記間隔板(260)は、非磁性体で形成されていることを特徴とするロータ。 - 請求項1又は請求項2のロータにおいて、
隣接する上記電磁鋼板(P)同士の固定は、カシメであることを特徴とするロータ。 - 請求項1から請求項3の何れかのロータにおいて、
上記空隙(211)には、磁石(220)が挿入されていることを特徴とするロータ。 - 請求項1から請求項4の何れかのロータ(200)と、
コイル(120)が巻回されたステータコア(110)を有したステータ(100)とを備えたことを特徴とする回転電気機械。
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JP2011077931A JP5729090B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ロータ及び回転電気機械 |
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JP2011077931A JP5729090B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | ロータ及び回転電気機械 |
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