JP4429234B2 - リニアモータの電機子の製造方法及びリニアモータの製造方法 - Google Patents
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Description
歯部と、上記歯部を立設している継鉄部と、上記継鉄部の端面の上記歯部突出側に圧入凸片部を有する第1の磁極ティースを用意する工程と、
歯部と、上記歯部の根元に設けられた圧入凹部を有する第2の磁極ティースを用意する工程と、
隣接する上記第1の磁極ティースの端面同士を密着させて直線状に配置して、隣接する上記第1の磁極ティースの圧入凸片部同士で圧入凸部を形成する工程と、
上記圧入凸部に、上記第2の磁極ティースの圧入凹部を上記第1の磁極ティースの歯部側から圧入することにより、上記第1の磁極ティースを連結固定する工程とを有し、
上記圧入凹部に圧入される上記圧入凸部の幅寸法は上記圧入凹部の幅寸法よりも大きく、
上記第1の磁極ティースの圧入凸片部には、隣接する上記第1の磁極ティースを当接させたときの上記端面に切欠きが設けられるとともに、上記切欠きよりも先端側に隣接する上記第1の磁極ティース同士の密着部を有するものである。
図1はこの発明の実施の形態1によるリニアモータを示す平面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。
図6はこの発明の実施の形態2の第1の磁極ティースの圧入凸部を説明するための図である。図6(a)は実施の形態1の第1の磁極ティースの圧入凸部を示す図であり、第1の磁極ティース100の継鉄部102に設けられている圧入凸片部104はティース積層方向の全部に設けられている。本実施の形態では、図6(b)に示すように、第1の磁極ティース100の継鉄部102に設けられている圧入凸片部104を、ティース積層方向の一部に設けるようにしている。なお、その他の構成は上記実施の形態と同様である。
図7はこの発明の実施の形態3による電機子を示す断面図、図8及び図9は、図7に示す電機子を組み立てる工程を示す断面図であり、これらの図において、実施の形態1と同一符号は、同一または相当部分を示す。
上記実施の形態において、第1の磁極ティース100の圧入凸片部104によって形成される圧入凸部105に、第2の磁極ティース200の圧入凹部202を圧入し、第1の磁極ティース100と第2の磁極ティース200を連結固定して、電機子1を形成している。この場合、図10に示すように、圧入凸部105の幅寸法W1と圧入凹部202の幅寸法W2の関係をW1≒W2とするところ、強固に連結固定する場合には、W1≧W2、もしくはW1>W2とする必要がある。しかしながら、このとき、圧入凸部105に圧入凹部202を圧入することによって大きな歪みや塑性変形が生じうまく圧入できないことが懸念される。
上記実施の形態1〜4では、図13に示すように、第1の磁極ティース100の圧入凸部105に第2の磁極ティースの圧入凹部202を圧入する際に、端面103、圧入凸片部104、圧入凹部202等の寸法誤差によって、第1の磁極ティース100が矢印B方位に傾く可能性があり、電機子1の組み立て性を損なう可能性がある。この実施の形態は上記矢印B方向の傾きを防止するためのものである。
上記実施の形態1〜5では、第1の磁極ティース100及び第2の磁極ティース200の双方に駆動コイル5を巻回していた。本実施の形態では、図18〜図21に示すように、第1の磁極ティース100の歯部101にのみ駆動コイル5を巻回し、第2の磁極ティース200及び第3の磁極ティース300には駆動コイル5を巻回していない。このような構成において、コイルが巻回された第1の磁極ティース100は、主極ティースとなり、コイルが巻回されていない第2の磁極ティース200はコギングやトルクリップルを抑制するための補極ティースとなる。また、第3の磁極ティース300は端コギングを低減する補助的なティースとなる。
上記実施の形態1〜6では、第1の磁極ティース100の端面103を密着させることによって形成される圧入凸部105に、第2の磁極ティース200の圧入凹部202を圧入することによって、第1の磁極ティース100の連結と第2の磁極ティース200の固定を行い、また、第1の磁極ティース100の圧入凸片部104に、第3の磁極ティース300の圧入凹部302を圧入することによって、第3の磁極ティース300の固定を行った。しかし、電機子1に加わる振動や衝撃によって、第2の磁極ティース200の圧入凹部202が第1の磁極ティース100の圧入凸部105から、もしくは、第3の磁極ティース300の圧入凹部302が第1の磁極ティース100の圧入凸片部104から抜ける可能性がある。
図25はこの発明の実施の形態8による電機子の一部を示す断面図、図26は図25の第2の磁極ティース(a)及び第3の磁極ティース(b)を示す断面図である。
図27はこの発明の実施の形態9による第1の磁極ティースを示す断面図、図28はこの発明の実施の形態9による第2の磁極ティース(a)及び第3の磁極ティース(b)を示す断面図である。また、図29及び図30はこの発明の実施の形態9による電機子の組立て工程を示す斜視図である。
101,201 歯部、102 継鉄部、103 端面、104 圧入凸片部、
202 圧入凹部、105 圧入凸部、106 切欠き、107 挿入部、
108 嵌合挿入部、109,204 係止用凹部、150 連結磁極ティース、
11 ピン、205 段差部、5 駆動コイル、12,13 モールド樹脂、
203 根元部、110 係り部、206 係止部。
Claims (9)
- 磁極ティースを直線状に配列し、上記磁極ティースに駆動コイルを設けたリニアモータの電機子の製造方法において、
歯部と、上記歯部を立設している継鉄部と、上記継鉄部の端面の上記歯部突出側に圧入凸片部を有する第1の磁極ティースを用意する工程と、
歯部と、上記歯部の根元に設けられた圧入凹部を有する第2の磁極ティースを用意する工程と、
隣接する上記第1の磁極ティースの端面同士を密着させて直線状に配置して、隣接する上記第1の磁極ティースの圧入凸片部同士で圧入凸部を形成する工程と、
上記圧入凸部に、上記第2の磁極ティースの圧入凹部を上記第1の磁極ティースの歯部側から圧入することにより、上記第1の磁極ティースを連結固定する工程とを有し、
上記圧入凹部に圧入される上記圧入凸部の幅寸法は上記圧入凹部の幅寸法よりも大きく、
上記第1の磁極ティースの圧入凸片部には、隣接する上記第1の磁極ティースを当接させたときの上記端面に切欠きが設けられるとともに、上記切欠きよりも先端側に隣接する上記第1の磁極ティース同士の密着部を有する
ことを特徴とするリニアモータの電機子の製造方法。 - 上記磁極ティースはティース片を積層して構成され、上記第1の磁極ティースの積層方向の一部に上記圧入凸片部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第1の磁極ティースの所定個数は、上記継鉄部の端部において、屈曲可能な連結部により連結されていることを特徴とする請求項1記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第1の磁極ティースに、上記第2の磁極ティースの根元部が挿入される凹状の挿入部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第1の磁極ティースの上記凹状の挿入部に係止用凹部を設け、上記第2の磁極ティースの根元部に係止用凹部を設け、上記各係止用凹部は上記第1の磁極ティースと上記第2の磁極ティースを組み合わせた状態で対向する位置に設けられ、圧入により対向した上記係止用凹部で形成された空間に抜け止め材を挿入することを特徴とする請求項4記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第2の磁極ティースの根元部と先端部との間に段差部を設け、上記第1の磁極ティースと上記第2の磁極ティースを組み合わせた状態で駆動コイルが設けられるスロット部にモールド樹脂を充填することを特徴とする請求項1記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第1の磁極ティースの凹状の挿入部側端に凸状の係止部を設け、上記第2の磁極ティースの根元部の端部に凸状の係り部を設け、上記第1の磁極ティースと上記第2の磁極ティースを組み合わせた状態で上記係止部と上記係り部間にできた空間にモールド樹脂を充填することを特徴とする請求項4記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 上記第1の磁極ティースの歯部と上記第2の磁極ティースの歯部のいずれか一方に駆動コイルを巻回して主極ティースを構成し、いずれか他方に駆動コイルを巻回せずに補極ティースを構成するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項記載のリニアモータの電機子の製造方法。
- 電機子と、上記電機子に所定のギャップを介して配設された固定子とを備えているリニアモータの製造方法であって、
上記電機子が請求項1から請求項8のいずれか1項記載の電機子の製造方法で製造されることを特徴とするリニアモータの製造方法。
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