JP4860794B2 - リニアモータ - Google Patents

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Description

この発明は、一般産業機械に用いられるリニアモータの電機子の構造に関するものである。
推力発生面をリニアモータの片側に構成するリニアモータ(以後、片側式リニアモータと記す)(例えば、特許文献1参照)と推力発生面をリニアモータの両側に構成するリニアモータ(以後、両側式リニアモータと記す)(例えば、特許文献2参照)の電機子において、それぞれ専用に製作された形状の異なる磁極ティースを使用している。また、リニアモータの電機子の製造方法として、例えば隣り合う磁極ティース間を積み方向からの挿入によるアリ溝の係合により連結している。
特開2000−217334号公報([請求項1]、図1) 特開平11−178310号公報([0011]、図8)
上記従来のリニアモータにおいて、片側式リニアモータと両側式リニアモータの構造に対し、それぞれ専用で磁極ティースを製作する必要があり、生産性が悪い。また、隣り合う磁極ティース間を積み方向からの挿入によるアリ溝の係合により連結しているため、隣り合う係合部間に隙間が小さいと、磁極ティースの倒れ等により、強固に押し付けないと挿入できず生産性が悪く、無理に押し付けると積層割れが発生するなどの問題が生じる可能性がある。一方で、隣り合う係合部間の隙間を大きくすると、電機子組立精度が悪くなりモータ特性に影響を及ぼしたり、剛性が弱くなったりする可能性がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、同じ磁極ティースで片側式リニアモータと両側式リニアモータを構成することができ、隣り合う磁極ティース間を磁極ティースのスライドという簡便な方法によって容易に連結できる生産性のよいリニアモータを提供することを目的としている。
第1の発明に係るリニアモータは、モータ駆動方向に延在する界磁ヨークと、この界磁ヨーク上にモータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石とを備えた界磁部、及び界磁部の永久磁石と所定の間隔を介して配置され、モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、磁極ティースに設けられた駆動コイルとを備えた電機子から構成され、
磁極ティースは、界磁部と対向する面の背面側に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から界磁部と対向する側に突出して形成される歯部とから成り、磁極ティースは、第1の磁極ティースと、上記第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
第1の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に係合部を設け、第2の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に上記係合部に係合する接合部を設け、
第1の磁極ティースは、異なる高さ寸法の継鉄部と同じ高さ寸法の歯部を有する一対の第1のコア部材及び第2のコア部材を備え、第1及び第2のコア部材が、各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結して構成され、
第1の磁極ティースの係合部を第2の磁極ティースの接合部に係合しながら、モータ駆動方向に沿って第1及び第2の磁極ティースを順次配置し固定部材上に固定し
電機子は、複数の電機子ブロックに分割してモータ駆動方向に配列して構成され、電機子ブロックは、第1の磁極ティースと、第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
各電機子ブロックが当接する側の端には第2の磁極ティースが配置され、隣り合う電機子ブロックが第2の磁極ティースを当接させて配列されることにより、各電機子ブロックとそれに対向する永久磁石との位置関係をずらしたものである。
第2の発明に係るリニアモータは、モータ駆動方向に沿って2列に対向して所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石を備えた界磁部、及び界磁部の永久磁石間に所定の間隔を介して配置され、モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、磁極ティースに駆動コイルを設けた電機子から構成され、
磁極ティースは、2列の永久磁石間中央に位置し隣接する磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から永久磁石と対向する両側に突出して形成される歯部とから成り、磁極ティースは、第1の磁極ティースと、第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
第1の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に係合部を設け、第2の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に上記係合部に係合する接合部を設け、
第1の磁極ティースは、異なる高さ寸法の継鉄部と同じ高さ寸法の歯部を有する一対の第1のコア部材及び第2のコア部材を備え、片側に第1及び第2のコア部材が、各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結される第1の分割コア、もう片側に上記積層された第1及び第2のコア部材と対になる第1及び第2のコア部材を各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結される第2の分割コアとを有し第1の磁極ティースは第1及び第2の分割コアをスライドして両側の第1及び第2のコア部材を異なる高さ寸法の継鉄部同士が当接するように連結して構成され、
第1及び第2の分割コアのスライドにより第1の磁極ティースの係合部を第2の磁極ティースの接合部に係合しながら連結し、モータ駆動方向に沿って第1及び第2の磁極ティースを順次配置し固定部材上に固定したものである。
第1及び第2の発明によれば、同じ構成の第1の磁極ティースを用いて、片側式リニアモータと両側式リニアモータを構成することができる。また、隣り合う磁極ティースを第1の磁極ティースのスライドという簡便な方法によって容易に連結でき、生産性を向上できる効果を奏する。さらに、係合により隣接ティースが連結されているため、ネジ締結などで強固に固定する場合にもネジの本数を減らすことができ、生産性を向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による両側式のリニアモータ1Aを示す図であり、図1(a)は正面断面図、図1(b)は図1(a)のリニアモータ1AのX−X断面図である。
図1において、界磁部2は、モータ駆動方向(図中、両向き矢印の方向)に沿って2列に延在する板状の界磁ヨーク21と、この界磁ヨーク21上にモータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石22、23とから構成されている。電機子3は、界磁部2の2列の永久磁石間に所定の間隔を介して配置され、モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティース31と、磁極ティース31に巻回された駆動コイル32とにより構成されている。また、磁極ティース31は、界磁部2の2列の永久磁石間中央に位置し隣接する磁極ティース31と当接する継鉄部33と、この継鉄部33から2列の永久磁石と対向する両側に突出して形成される歯部34とからなり、第1の磁極ティース311と、第1の磁極ティース311と隣接して配置された第2の磁極ティース312と、両端に配置された第3の磁極ティース313を備えている。そして、第1の磁極ティース311の歯部34にのみ駆動コイル32を巻回し、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313には駆動コイル32を巻回していない。
このような構成において、駆動コイル32が巻回された第1の磁極ティース311は、主極ティースとなり、駆動コイル32が巻回されていない第2の磁極ティース312はコギングやトルクリップルを抑制するための補極ティースとなる。また、第3の磁極ティース313は端コギングを低減する補助的なティースとなる。なお、磁極ティース31(第1の磁極ティース311、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313)は電磁鋼板をプレスで打ち抜き積層した後カシメなどで積層鋼板同士を連結して形成されている。
第1の磁極ティース311は、図2(a)、(b)に示すように、第1のコア部材311aと第2のコア部材311bにより構成されている。第1のコア部材311aは、高さ寸法W1(W1≧0)の継鉄部331aと、継鉄部331aから図示右方向に突出して形成される歯部341aで構成され、継鉄部331aの図示上下両側端面に切欠いて形成される係合部35を備えている。第2のコア部材311bは、高さ寸法W2(W2≧0)の継鉄部331bと、継鉄部331bから図示左方向に突出して形成される歯部341bで構成されている。そして、第1及び第2のコア部材311a、311bの高さ寸法W1及びW2は、W1≠W2となるように設定されている。また、第1のコア部材311aの継鉄部331aには、第1及び第2のコア部材311a、311bの継鉄部当接面3311a、3311bが当接し、第1の磁極ティース311を形成した時、第1の磁極ティース311の中央に位置するように穴36が設けられている。
第2の磁極ティース312は、図2(c)に示すように、中央に位置する継鉄部332と、継鉄部332から図示左右両側に突出して形成される歯部342で構成され、継鉄部332の図示上下両側端面から突出して形成され、第1の磁極ティース311の係合部35と係合するための接合部372を設けている。
第3の磁極ティース313は、図2(d)に示すように、中央に位置する継鉄部333と、継鉄部333から図示左右両側に突出して形成される歯部343で構成され、継鉄部333の図示上側端面から突出して形成され、第1の磁極ティース311の係合部35と係合するように接合部373を設けている。
なお、図3に示すように、第1の磁極ティース311において、第2のコア部材311bの継鉄部331bの高さ寸法W2を、ゼロとしても良い。すなわち、継鉄部高さ寸法の小さい方の継鉄部331bをなくし、歯部341bのみで構成しても良い。
次に、第1及び第2のコア部材311a、311bを用いて第1の磁極ティース311を構成する方法を説明する。図4は、これら2種類の第1及び第2のコア部材311a、311bを積層した様子を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は側面図である。そして、図5は図4のコア部材311a、311bの積層板をカシメにより結合した様子を示す図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のXI−XI断面図である。
図4に示すように、2種類の第1及び第2のコア部材311a及び311bを、例えば、最上層において第1のコア部材311aを図示右側に、第2のコア部材311bを図示左側に配置し、次の2段目の層において第1のコア部材311aを図示左側に、第2のコア部材311bを図示右側に配置するように、交互に積み重ねていく。そして、図5に示すように、図4の第1及び第2のコア部材311a、311bが積み重なった状態で、カシメ38により図示右側及び左側に積層されているコア部材311a、311bをその積層方向に連結して、第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dを得る。このとき、継鉄部331aの一部又は全部が積層方向において重なり合った状態で、カシメ38による連結作業を行うことで、カシメ38の結合時にプレス等により圧力を加えた場合でも第1のコア部材311aの継鉄部331a端部が折れ曲ることがなく組立作業性が改善する。
なお、カシメ38の個数・形状等については図5に限るものではない。また、第1及び第2のコア部材311a、311bの積層方法に関しても、図4及び図5では、第1及び第2のコア部材311a、311bを1層毎に交互に左右の向きを変えて積層しているが、図6に示すように積層方向に(n=)6分割した如く、コア積層厚さの1/n(nはn≧2の整数)の寸法に同じ向きに積層したものを交互に左右の向きを変えてコア積層厚さ分積み重ねた構造としてもよい。また、第1及び第2のコア部材311a、311bを左右両側に同じ枚数分積層しなくても良く、違った枚数分積層して構成しても良い。
次に、図5により製作した第1の磁極ティース311を用いて電機子3を作成する方法について説明する。ここでは、図5の第1の磁極ティース311を左右両側に一旦分割して、図7に示すように第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dに別々に駆動コイル32を巻線する。すなわち、第1の磁極ティース311の左右両側の分割コア311c及び311dを片側ずつ巻線設備のコア把持部6に固定して、ノズル7により各々の歯部341b、341aに駆動コイル32を巻線する。そのため、簡便な設備で高密度に巻線することができる。
そして、図8に示すように、駆動コイル32が巻線された分割コア311c、311dをその継鉄部当接面3311a、3311bが対向するように左右両側に配置し、上下両側に第1の磁極ティース311と隣接する第2の磁極ティース312もしくは第3の磁極ティース313(図8では第2の磁極ティース312)を配置する。そして、左右両側の分割コア311c、311dの継鉄部当接面3311a、3311bが当接するまでスライドして、第1の磁極ティース311に設けた係合部35により第2の磁極ティース312または第3の磁極ティース313に設けた接合部372、373を係合し連結する。その後、図1に示すように、順次磁極ティース31を連結しながら、複数個一列に並べて固定部材4上に配置し、第1のコア部材311aに設けた穴36と固定部材4をネジ5で締結固定して両側式のリニアモータ1Aを構成する。
図9(a)はこの発明の実施の形態1による片側式のリニアモータ1Bの平面図であり、図9(b)は図9(a)のリニアモータ1BのXII−XII断面図である。リニアモータ1Bは、複数の永久磁石22、23を隣り合う極性が異なるように1列に並べて界磁ヨーク21に固着されて成る界磁部2と、これら永久磁石22及び23に所定の間隙を介して対向配置される電機子3により構成される。そして、電機子3を構成する磁極ティース31は、界磁部2の背面側に位置し、隣接する磁極ティース31と当接する継鉄部33と、この継鉄部33から永久磁石22及び23に対向するように突出して形成される歯部34とからなり、第1の磁極ティース311と、第1の磁極ティース311と隣接して配置された第2の磁極ティース312と、両端に配置された第3の磁極ティース313を備えている。そして、第1の磁極ティース311の歯部34にのみ駆動コイル32を巻回し、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313には駆動コイル32を巻回していない。このような構成において、駆動コイル32が巻回された第1の磁極ティース311は、主極ティースとなり、駆動コイル32が巻回されていない第2の磁極ティース312はコギングやトルクリップルを抑制するための補極ティースとなる。また、第3の磁極ティース313は端コギングを低減する補助的なティースとなる。なお、磁極ティース31(第1の磁極ティース311、第2の磁極ティース312、第3の磁極ティース313)は電磁鋼板をプレスで打ち抜き積層後カシメなどで積層鋼板同士を連結して形成されている。
そして、第1の磁極ティース311は、図5(a)に示す分割コア311c、311dを左右両側に分割して、向きを揃えることで得られる。
第2の磁極ティース312は、図10(a)に示すように、図示右に位置する継鉄部332と、継鉄部332から左に突出して形成される歯部342とで構成される。第2の磁極ティース312は、継鉄部332の上下両側端面から突出して形成され、第1の磁極ティース311の係合部35と係合するように接合部372を設けている。
第3の磁極ティース313は、図10(b)に示すように、図示右に位置する継鉄部333と、継鉄部333から左に突出して形成される歯部343とで構成される。第3の磁極ティース313は、継鉄部333の上側端面から突出して形成され、第1の磁極ティース311の係合部35と係合するように接合部373を設けている。
そして、図9に示すように、第1の磁極ティース311に設けた係合部35により第2の磁極ティース312または第3の磁極ティース313に設けた接合部372、373を係合し連結しながら、順次磁極ティース31を一列に並べて固定部材4に配置し、第1のコア部材311aに設けた穴36と固定部材4をネジ5で締結固定して片側式のリニアモータ1Bを構成する。
なお、上記した両側式のリニアモータ1A及び片側式のリニアモータ1Bにおいて、電機子3と界磁部2の何れを可動子としてもあるいは固定子としてもよく、任意に選択することができる。さらに、上記で説明した以外の項目、例えば駆動コイル32の配列数やピッチ、界磁部2の構造等については何ら制限されるものではない。
また、上記説明では、磁極ティース31と固定部材4との固定をネジ5の締結により行なったが、モールド剤等を穴36に充填することにより締結固定しても良い。
以上のように本実施の形態によれば、分割コア311c、311dを用いて両側式リニアモータ1A及び片側式リニアモータ1Bの両方を構成することができ、別途それぞれ両側式及び片側式リニアモータ専用の磁極ティースを製造する必要がなくなり、生産性を向上することができる。また、第1の磁極ティース311に巻線する際、ノズル7の配置またはコア把持部6が簡便な巻線設備を用いることができ、設備が安価で、作業性が良い方法により巻線することができる。
また、隣り合う磁極ティース31を連結する際、分割コア311c、311dのスライドによって係合部35と接合部372、373とを係合するという簡便な方法により容易に連結することができ、組立性が良い。
さらに、第1、第2のコア部材311a、311bの継鉄部331a、331bを重ね合わせた状態でプレス等によりカシメるため、コア部材311a、311bの継鉄部331a、331b端面が折れ曲がることがなく、精度良く製造することができ、組立作業性も良くなる。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2における磁極ティース31を示す平面図である。図11に示すように、第1のコア部材311aの継鉄部331aの上下角部には切欠き部391aを設け、第2のコア部材311bの継鉄部331bの上下角部には切欠き部391aに当接するように形成された突起部391bを設けている。そのため、第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dを組み合わせた際に、継鉄部331a、331b同士が位置決めできるように構成されている。また、各突起部391aと切欠き部391bは当接する側がテーパ形状で構成され、左右の分割コアを組み合わせ易くしている。
また、第1の磁極ティース311の継鉄部331a、331bにはアリ溝形状の係合部35を設け、第2、第3の磁極ティース312、313の継鉄部332、333には、図11(b)、(c)に示すように、係合部35に係合するように形成された接合部372、373が設けられている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態の磁極ティース31を用いて電機子3を作成する方法について説明する。駆動コイル32の巻線は実施の形態1と同様に分割コア311c、311dを左右両側に分割し、それぞれ別々に巻線することも可能であるが、実施の形態2では分割せずに巻線する方法を説明する。
まず、図12(a)に示すように、左右両側の分割コア311c、311dの継鉄部33の両当接面3311a、3311bを当接して連結した状態で、片側の歯部341bが露出するように継鉄部33をコア把持部6によりチャッキングする。そして、ノズル7により、駆動コイル32を片側の歯部341bに巻回する。片側の歯部341bの巻線が終われば、図12(b)に示すように、もう片側の歯部341aが露出するように継鉄部33をコア把持部6によりチャッキングし、ノズル7により、駆動コイル32をもう片側の歯部341aに巻回し、駆動コイル32の巻線を施す。
また、両側の歯部341a、341bを露出させた状態で継鉄部33をチャッキングし、両側にノズル7を設けることで一度に巻線することもできる。これらの巻線方法では、コイル巻線後に左右の分割コア311c、311dを組み合わせる必要がないため、コイル巻線により分割コア311c、311dに変形が生じた場合などに組立作業性が悪くなるという問題を回避することができる。
なお、コア把持機構又は巻線方法については本実施の形態で説明した方法に限ったものではなく、例えば、チャッキングを第1の磁極ティース311に設けた穴36を利用して行なうことも可能であり、コイル巻線方法では、実施の形態1と同様左右分割した状態で巻線を施すことで、安価な設備で作業性良く巻線することもできる。
そして、このように駆動コイル32が巻線された第1の磁極ティース311を図13に示すように図示左右両側にスライドし、図示上下両側に第1の磁極ティース311と隣接する第2の磁極ティース312もしくは第3の磁極ティース313(図13では第2の磁極ティース312)を配置する。そして、左右両側の第1のコア部材311c及び第2のコア部材311dを継鉄部当接面3311a、3311bが当接するまでスライドして、第1の磁極ティース311に設けた係合部35により第2の磁極ティース312または第3の磁極ティース313に設けた接合部372、373を係合し連結する。なお、第1の磁極ティース311をスライドさせる際は、継鉄部33が積層方向において重なり合った状態を保持したまま行う。そうすることにより、両側に分割された継鉄部33を再度重なり合うように接合する作業が不要となる。そして、実施の形態1と同様に、順次磁極ティース31を連結しながら、複数個一列に並べて固定部材4上に配置し、第1の磁極ティース311に設けた穴36と固定部材4をネジ5で締結固定して両側式のリニアモータ1Aを構成する。
なお、図14に示すように、第1のコア部材311aの継鉄部331aの上下角部には突起部391bを設け、第2のコア部材311bの継鉄部331bの上下角部には突起部391bに当接するように形成された切欠き部391aを設け、第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dを組み合わせた際に、継鉄部331a、331bの位置決めができるように構成してもよい。また、図11及び図14で示した突起部及び切欠き部391a、391bの数や形状についてはこれに限るものではなく、突起部及び切欠き部391a、391bの数を増やしても良く、その形状を長方形、三角形や円弧形等にしても良い。
また、図14に示すように、第1の磁極ティース311に凸状の係合部35を設け、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313に凹状の接合部372、373を設けても良い。この場合、図15に示すように第1の磁極ティース311を左右両側にスライドすることで、第1の磁極ティース311に設けた係合部35で第2の磁極ティース312もしくは第3の磁極ティース313に設けた接合部372、373を係合し連結することが可能となる。なお。係合部35、接合部372、373の形状や数は図8、13、15に示す形状に限ったものではない。
以上のように本実施の形態によれば、2種類のコア部材311a、311bの継鉄部331a、331bの上下角部に、切欠き及び突起部391a、391bを設けたため、両側式リニアモータ1Aでは、左右両側の分割コア311c、311dを組み合わせた際に、相互のコア部材311aと311bの位置決めが容易となり、組立作業性が向上する。また、各突起部391aと切欠き部391bの当接する側がテーパ形状で構成されているため、左右の分割コアを組み合わせる際、突起部391aと切欠き部391bが引っ掛かることなく位置決めでき、生産性が向上する。また、片側式リニアモータ1Bでも、切欠き及び突起部391a、391bはコア部材311a、311bと固定部材4の位置決めに利用でき、生産性を向上することができる。
また、分割コア311c、311dのスライドという簡便な作業で、アリ溝形状の接合部372、373を係合部35により係合して連結できるため、作業性を損なうことなく、強固に連結でき、磁極ティース31のずれを防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、第1の磁極ティース311にのみ駆動コイル32を巻回し、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313には駆動コイル32を巻回していない。そして、第1の磁極ティース311と隣接するように第2の磁極ティース312または第3の磁極ティース313を配置し、第1の磁極ティースの左右両側の分割コア311c、311dの継鉄部当接面3311a、3311bが当接するまでスライドして、第1の磁極ティース311に設けた係合部35により第2の磁極ティース312または第3の磁極ティース313に設けた接合部372、373を係合し連結する。その後、順次磁極ティース31を連結しながら、複数個一列に並べて固定部材4上に配置し、第1のコア部材311aに設けた穴36と固定部材4をネジ5で締結固定して両側式のリニアモータ1Aを構成した。
このような構成において、巻線した磁極ティースをスライドして連結しているため、巻線によりコアに巻締りが生じた場合左右にスライドするのが困難になる可能性がある。
そこで、本実施の形態3では、図16に示すように、第1の磁極ティース311及び第2の磁極ティース312は実施の形態1と同様の形状とし、第3の磁極ティース313を図16(c)に示すように、図16(a)の第1の磁極ティースと同様に左右の第1の分割コア313cと第2の分割コア313bに分割して構成する。また、第3の磁極ティース313の継鉄部は、片側(図の下側)には延材せずストレートで構成している。
そして、本実施の形態では、図17に示すように第2の磁極ティース312の歯部にのみ、インシュレータ8を介して駆動コイル32を巻回する。このとき、実施の形態2と同様に片側の歯部に巻線した後、向きを変えて、もう片側の歯部に駆動コイルを巻回してもよいが、図17では、第2の磁極ティース312の歯部342先端両側を2つのコア把持部6で把持した状態でノズル7により駆動コイル32を巻回している。このように構成すると、コア把持の付け替えが不要となり生産性が上がる。なお、第2の磁極ティース312中央に穴を設け、穴を利用して第2の磁極ティース312を把持して巻線を施しても良い。
このようにして駆動コイル32を巻回した第2の磁極ティース312を、図18(a)に示すように、第2の磁極ティース312と隣接する第1の磁極ティース311または第3の磁極ティース313(図18では第1の磁極ティース311)の上下両側(第3の磁極ティース313では片側のみ)に配置し、第1の磁極ティース311の左右両側の分割コア311c、311dを少し広げた状態で、各磁極ティースを当接させ、図18(b)に示すように、第1の磁極ティース311の左右両側の分割コア311c、311dの継鉄部当接面3311a、3311bが当接するまでスライドして、第1の磁極ティース311に設けた係合部35により第2の磁極ティース312に設けた接合部372を係合し連結する。その後、図19に示すように、順次第2の磁極ティース312を連結しながら、複数個一列に並べて固定部材上に配置し、第1の磁極ティース及び第3の磁極ティースに設けた穴36と固定部材をネジで締結固定して両側式リニアモータの電機子3を構成する。
このように構成したので、駆動コイル32を巻回していない第1の磁極ティース311及び第3の磁極ティース313のスライドにより磁極ティースを連結固定できるため、第2の磁極ティース312に巻締りが生じた場合でもスライドによる連結になんら弊害が生じることなく、生産性の高いリニアモータを提供できる。
なお、磁極ティースの形状はこの例に限ったものではなく、本実施の形態による他の例を図20〜図23を用いて説明する。
図20(b)に示すように、第2の磁極ティース312の継鉄部332を広く設け、さらに、継鉄部332の左右上下端に巻壁392を設けている。また、図20(a)に示すように、実施の形態2と同様に、第1の磁極ティース311を構成する第1のコア部材311aの継鉄部331aの上下角部には切欠き部391aを設け、第2のコア部材311bの継鉄部331bの上下角部には切欠き部391aに当接するように形成された突起部391bを設けている。そのため、第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dを組み合わせた際に、継鉄部331a、331b同士が位置決めできるように構成されている。また、各切欠き部391aと突起部391bは当接する側がテーパ形状で構成され、左右の分割コアを組み合わせ易くしている。また、第1の磁極ティース311の継鉄部331a、331bにはアリ溝形状の係合部35を設けて、第2の磁極ティース312の継鉄部332には、図20(b)に示すように、係合部35に係合するように形成された接合部372が設けられている。また、第3の磁極ティースは図20(c)に示すように、継鉄部333a、333bの第2の磁極ティース312と隣接しない側(図の下側)をストレートで構成し、その他の構成は第1の磁極ティース311と同様にしている。
そして、図21に示すように、第2の磁極ティース312にのみ駆動コイル32を巻回する。そして、図22(a)に示すように、第2の磁極ティース312を、第2の磁極ティース312と隣接する第1の磁極ティース311または第3の磁極ティース313(図22では第1の磁極ティース311)の上下両側(第3の磁極ティースは片側のみ)に配置し、第1の磁極ティース311の左右両側の分割コア311c、311dを少し広げた状態で、各磁極ティースを当接させ、図22(b)に示すように、第1の磁極ティース311の左右両側の分割コア311c、311dの継鉄部当接面3311a、3311bが当接するまでスライドして、第1の磁極ティース311に設けた係合部35で第2の磁極ティース312に設けた接合部372を係合し連結する。その後、図23に示すように、順次第2の磁極ティース312を連結しながら、複数個一列に並べて固定部材上に配置し、第1の磁極ティース311及び第3の磁極ティース313に設けた穴36と固定部材をネジで締結固定して両側式リニアモータの電機子3を構成する。
このような構成にすれば、図17の形状と比べると、図21に示すように駆動コイルを巻回するとき、第2の磁極ティース312の継鉄部332及び巻壁392が巻回の際にインシュレータ8にかかる応力を支えてくれるため、インシュレータ8の破損や駆動コイル32の巻乱れといった不具合を防ぐことができる。また、図22、図23に示すように、連結部分がアリ溝形状であるため強固に連結することができる。
実施の形態4.
図24はこの発明の実施の形態4における両側式のリニアモータ1Aの平面図である。図25は本実施の形態4における磁極ティース31を示す平面図である。図25(a)に示すように、第1のコア部材311aの継鉄部331aの上下角部には切欠き部391aを設け、第2のコア部材311bの継鉄部331bの上下角部には切欠き部391aに当接するように形成された突起部391bを設けている。そのため、第1の分割コア311c及び第2の分割コア311dを組み合わせた際に、継鉄部331a、331b同士が位置決めできるように構成されている。また、各切欠き部391aと突起部391bは当接する側がテーパ形状で構成され、左右の分割コアを組み合わせ易くしている。
また、第1のコア部材311aの継鉄部331aには上下両側端面に切欠いて形成される係合部35を設け、第2の磁極ティース312の継鉄部332には、図25(b)に示すように、係合部35に係合するように形成された接合部372が設けられている。また、第2の磁極ティース312の継鉄部332は実施の形態1、2に比べてモータ駆動方向(図25(b)の上下方向)に広く、第2の磁極ティース312に巻線を施し易く構成している。ここで、図24に示したように、電機子3の左端に位置する第3の磁極ティース313は図25(b)の第2の磁極ティース312の接合部372が片側のみに設けられた形状で構成されている。
そして、本実施の形態4における電機子3は、全ての磁極ティース31に巻線している。この電機子3の製造方法において、第2の磁極ティース312はティースが分割していないため、実施の形態2で説明した方法で巻線を施す必要があるが、第1の磁極ティース311は、実施の形態1と同様に2種類の分割コア311c、311dを別々に分割して巻線を施してもよく、実施の形態2と同様に第1の磁極ティース311を分割しないで、そのまま巻線を施してもよい。また、本実施の形態4における電機子3は、全ての磁極ティース31の継鉄部33中央に穴36が設けられている。
以上のように本実施の形態によれば、3相のリニアモータを考えた場合、上記実施の形態1、2では、第1の磁極ティース311が3個必要であることに加えて、第2の磁極ティース312及び第3の磁極ティース313が各2個必要であり、最小単位の磁極ティース個数は全部で7ティースとなる。一方、本実施の形態4の最小単位の磁極ティース個数は図26に示すように、3ティースで構成でき、推力やモータ駆動方向長さ寸法のバリエーションを増やすことができる。
また、全ての磁極ティースに穴36を設けたので、全ての穴36にネジ5を通して締結部材に固定すれば、より強固に磁極ティースを固定することができる。また、モールド剤等を穴36に充填し締結固定する場合にも穴36の数が多い分より強固に固定され信頼性を向上することができる。
実施の形態5.
従来のリニアモータにおいて、電機子を複数の電機子ブロックから構成し、電機子ブロック間に間隙片を設けて、各電機子ブロックに生ずるコギング推力に位相差を持たせ、相殺させることでコギングを低減している{例えば、WO2002/023702号公報([要約]、図1)参照}。しかし、この従来のリニアモータにおいて、コギング推力低減のために、電機子ブロック間に間隙片を設けているため、各電機子ブロックの組み付け精度が悪く、剛性が弱くなる可能性がある。また、電機子ブロック間に空隙が設けられるため、放熱性が悪くなったり、磁路を妨げ磁気特性が劣化したりする可能性がある。さらに、間隙片を別途設ける必要があり、部品点数が増え、生産性が悪くなる可能性がある。
本実施の形態5は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、生産性、剛性、放熱性及び磁気特性を落とすことなくコギング推力を低減できるリニアモータを提供することを目的としている。
図27はこの発明の実施の形態5における両側式のリニアモータ1Aの平面図である。本実施の形態における電機子3は、2つの電機子ブロック81a、81bに分割してモータ駆動方向に配列して構成されている。電機子ブロック81a、81bは第1の磁極ティース311と第2の磁極ティース312を備え、2つの電機子ブロック81a、81b間に第2の磁極ティース312が2つ配置される。そして、この2つの第2の磁極ティース312を当接させて配置することにより、各電機子ブロック81a、81bと電機子ブロック81a、81bに対向する永久磁石とのモータ駆動方向の位置関係がずれて構成されている。また、電機子3の端には第3の磁極ティース313が設けられている。
ここで、第2の磁極ティース312の接合部372が図14(b)に示したように、凹形状で形成されている場合、図28に示すように、各電機子ブロック81a、81bの当接面である第2の磁極ティース312の当接面82が広く得られる。一方で、図27に示すように第2の磁極ティース312の接合部372が凸形状で形成されている場合、第2の磁極ティース312の当接面82は狭くなる。
また、第2の磁極ティース312はコギング推力を低減するために、歯部342先端角部に図29に示すように凸部83を設ける場合があり、このとき、当接面82は著しく狭くなり、後に説明する本実施の形態の効果が十分に得られない。
そこで、第2の磁極ティース312の接合部372が凸形状の場合であっても、また、第2の磁極ティース312の歯部342先端角部に凸部83が設けられている場合でも、第2の磁極ティース312同士の当接面82が広く得られる方法を説明する。
図30は金型の抜き打ち部分を示す図である。図30(a)に示したように、斜線領域Aを先に打ち抜く。そして、打ち抜いた電磁鋼板を図30(b)の斜線領域Bで打ち落とすことで、図31(c)の第2の磁極ティースが得られる。(この第2の磁極ティース312を第2の磁極ティース312’と呼ぶ。)つまり、図30(a)の斜線領域Aを先に打ち抜いているため、図31(b)の斜線領域Cがない状態であり、この状態で、図30(b)の斜線領域Bを打ち抜くことにより、図31(c)の第2の磁極ティース312’が得られる。一方、図30(a)の斜線領域Aを打ち抜かず、図30(b)の斜線領域Bのみ打ち抜くことで、図31(a)に示す通常の第2の磁極ティース312が得られる。
この第2の磁極ティース312及び第2の磁極ティース312’を用いて、図32に示すようにリニアモータを構成することで、電機子ブロック81a、81bの当接面は広く得られ、本実施の形態の効果を十分に得ることができる。
また、同様にして、図33(a)の第2の磁極ティース312から斜線領域Dを打ち抜く工程を追加することで、図33(b)の第2の磁極ティース312’が得られ、これらを、図34に示すように配置することで、片側式リニアモータ1Bも得ることができる。
以上のように本実施の形態によれば、各電機子ブロック81a、81bと永久磁石22、23により発生するコギング推力の位相がずれ、リニアモータ全体のコギング推力を小さくすることができる。
また、駆動コイル32と第2の磁極ティース312’が密着して構成されているので、放熱性が上がる。また、第2の磁極ティース312の当接面82を広くした場合、放熱性がより向上するだけでなく、当接面82を利用して、電機子ブロック81a、81bを配置することができ、位置決め精度が上がり、生産性も向上する。また、電機子ブロック81a、81b間に隙間が生じないため、剛性が上がり、磁路を妨げる空隙をなくすことができ、磁気特性が向上する。特に、片側式リニアモータ1Bでは、図34の矢印で示すリターン磁路を有効に利用することができ、推力を落とさずにコギング推力を低減することが可能となる。さらに、各電機子ブロック81a、81bの位置をずらすために、第2の磁極ティース312を利用しているため、別の部材を用意する必要がなく、生産性が向上する。
なお、本実施の形態では、第1の磁極ティース311にのみ巻線を施した場合について説明したが、図35に示すように、第2の磁極ティース312に巻線を施した場合にも適用できる。また、この場合、さらに好ましくは、各電機子ブロック81a、81b間に位置する第2の磁極ティース312’を第2の磁極ティース312の図36(a)に示す斜線部分Eを打ち抜く工程を追加することにより、図36(b)に示す形状に形成すると、図37に示すように、駆動コイル32と密接するため、放熱性、剛性を増すことができる。
なお、電機子ブロックの分割数、分割位置についてはこれに限ったものではない。
実施の形態6.
図32の電機子ブロック81a、81bでは、図示左右の電機子ブロック81a、81bが上下方向にずれる可能性がある。そこで、本実施の形態6では、図38に示すように、第2の磁極ティース312’に、突起部84、切欠き部85及び穴用切欠き部86を設けている。
ここで、この突起部84、切欠き部85及び穴用切欠き部86は、図39(a)に示すように、第2の磁極ティース312の斜線部分Fを打ち抜く工程を追加することにより、図39(b)に示すように形成される。この第2の磁極ティース312’を図39(c)に示すように左右で反転して当接させて構成する。このとき、穴用切欠き部は2つの第2の磁極ティース312’に跨って穴87を形成し、この穴87にネジ5を通して締結部材に締結するかもしくはモールド剤を充填して固定して用いることができる。
以上のように本実施の形態によれば、実施の形態5の効果に加えて、電機子ブロック81a、81bの上下方向へのずれを容易に防止することができ、生産性を向上できる。
なお、第2の磁極ティース312’に設ける突起部、切欠き部及び穴用切欠き部84、85、86の個数、形状、位置はこれに限ったものではなく、例えば、図40に示すように、第2の磁極ティース312の歯部342先端角部に凸部83を設けた場合、図40(a)に示すように、第2の磁極ティース312の斜線部分Gを打ち抜く工程を追加することにより、図40(b)に示す形状で第2の磁極ティース312’を構成しても、図40(c)に示すように、歯部342先端角部に設けた凸部83と切欠き部85が当接し、ずれを防止することができる。
この発明の実施の形態1による両側式のリニアモータを示す正面断面図、及びX−X断面図である。 この発明の実施の形態1による磁極ティース(第1の磁極ティース、第2の磁極ティース、第3の磁極ティース)を示す図である。 この発明の実施の形態1による他の例の磁極ティース(第1の磁極ティース)を示す図である。 この発明の実施の形態1による第1の磁極ティースを製造する方法を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図4の電機子コアを積層方向にカシメにより連結する方法を説明する図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のXI−XIに沿う断面図である。 図4及び図5の積層態様と異なる他の積層態様を説明する断面図である。 図5の分割コアに巻線を施す方法を説明する図である。 図1のリニアモータを組み立てる方法を説明する図である。 この発明の実施の形態1による片側式リニアモータの構成を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)のX−Xに沿う断面図である。 図9の磁極ティースを示す図であり、(a)は第2の磁極ティースの平面図、(b)は第3の磁極ティースの平面図である。 この発明の実施の形態2における磁極ティースを示す平面図であり、(a)は第1の磁極ティースの平面図、(b)は第2の磁極ティースの平面図、(c)は第3の磁極ティースの平面図である。 図11の分割コアに巻線を施す方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2における両側式リニアモータ1Aを組み立てる方法を説明する図である。 この発明の実施の形態2における他の磁極ティースを示す図であり、(a)は第1の磁極ティースの平面図、(b)は第2の磁極ティースの平面図、(c)は第3の磁極ティースの平面図である。 この発明の実施の形態2における他の両側式リニアモータを組み立てる方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3による磁極ティースを示す図であり、(a)は第1の磁極ティースの平面図、(b)は第2の磁極ティースの平面図、(c)は第3の磁極ティースの平面図である。 図16(b)の第2の磁極ティースに巻線を施す方法を説明する図である。 図16の第1の磁極ティースと第2の磁極ティースを組み立てる方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3による両側式リニアモータの電機子を示す断面図である。 この発明の実施の形態3による他の磁極ティースを示す図であり、(a)は第1の磁極ティースを示す平面図、(b)は第2の磁極ティースの平面図、(c)は第3の磁極ティースの平面図である。 図20(b)の第2の磁極ティースに巻線を施す方法を説明する図である。 図20の第1の磁極ティースと第2の磁極ティースを組み立てる方法を説明する図である。 この発明の実施の形態3による他の両側式リニアモータの電機子を示す断面図である。 この発明の実施の形態4における両側式リニアモータの構成を示す断面図である。 図24の磁極ティースを示す図であり、(a)は第1の磁極ティースの平面図、(c)は第2の磁極ティースの平面図である。 この発明の実施の形態4による両側式リニアモータの電機子の構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5における両側式リニアモータの構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5における他の両側式リニアモータの構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態5における第2の磁極ティースの形状を示す平面図である。 この発明の実施の形態5における第2の磁極ティースを製作する方法を説明する図である。 この発明の実施の形態5における第2の磁極ティースを製作する方法を説明する図である。 図31の第2の磁極ティースを用いて製造した両側式リニアモータを示す断面図である。 この発明の実施の形態5における第2の磁極ティースを製作する方法を説明する図である。 図33の第2の磁極ティースを用いて製造した片側式リニアモータを示す断面図である。 この発明の実施の形態5における他の両側式リニアモータを示す断面図である。 この発明の実施の形態5における他の第2の磁極ティース改を製作する方法を説明する図である。 図36の第2の磁極ティースを用いて製造した両側式リニアモータを示す断面図である。 この発明の実施の形態6における両側式リニアモータを示す断面図である。 図38の第2の磁極ティースを製作する方法及びその効果を説明する図である。 この発明の実施の形態6における他の第2の磁極ティースを製作する方法及びその効果を説明する図である。
符号の説明
1A,1B リニアモータ、2 界磁部、3 電機子、21 界磁ヨーク、
22,23 永久磁石、31 磁極ティース、32 駆動コイル、
33,331a,331b,332 継鉄部、
34,341a,341b,342 歯部、311 第1の磁極ティース、
312 第2の磁極ティース、313 第3の磁極ティース、
4 固定部材、311a 第1のコア部材、311b 第2のコア部材、
3311a,3311b 継鉄部当接面、35 係合部、372 接合部、
391a 切欠き部、391b 突起部、81a,81b 電機子ブロック、
82 当接面、84 突起部、85 切欠き部。

Claims (9)

  1. モータ駆動方向に延在する界磁ヨークと、この界磁ヨーク上に上記モータ駆動方向に沿って所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石とを備えた界磁部、及び上記界磁部の永久磁石と所定の間隔を介して配置され、上記モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースに設けられた駆動コイルとを備えた電機子から構成されるリニアモータであって、
    上記磁極ティースは、上記界磁部と対向する面の背面側に位置し隣接する上記磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記界磁部と対向する側に突出して形成される歯部とから成り、上記磁極ティースは、第1の磁極ティースと、上記第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
    上記第1の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に係合部を設け、上記第2の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に上記係合部に係合する接合部を設け、
    上記第1の磁極ティースは、異なる高さ寸法の継鉄部と同じ高さ寸法の歯部を有する一対の第1のコア部材及び第2のコア部材を備え、上記第1及び第2のコア部材が、各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結して構成され、
    上記第1の磁極ティースの係合部を上記第2の磁極ティースの接合部に係合しながら、上記モータ駆動方向に沿って上記第1及び第2の磁極ティースを順次配置し固定部材上に固定し
    上記電機子は、複数の電機子ブロックに分割してモータ駆動方向に配列して構成され、上記電機子ブロックは、上記第1の磁極ティースと、上記第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
    各電機子ブロックが当接する側の端には上記第2の磁極ティースが配置され、隣り合う電機子ブロックが上記第2の磁極ティースを当接させて配列されることにより、各電機子ブロックとそれに対向する上記永久磁石との位置関係をずらしたことを特徴とするリニアモータ。
  2. モータ駆動方向に沿って2列に対向して所定の間隔で配置され交互に極性が異なる複数の永久磁石を備えた界磁部、及び上記界磁部の永久磁石間に所定の間隔を介して配置され、上記モータ駆動方向に沿って順次配置された複数の磁極ティースと、上記磁極ティースに駆動コイルを設けた電機子から構成されるリニアモータであって、
    上記磁極ティースは、上記2列の永久磁石間中央に位置し隣接する上記磁極ティースと当接する継鉄部と、この継鉄部から上記永久磁石と対向する両側に突出して形成される歯部とから成り、上記磁極ティースは、第1の磁極ティースと、上記第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
    上記第1の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に係合部を設け、上記第2の磁極ティースの継鉄部において、両側端面に上記係合部に係合する接合部を設け、
    上記第1の磁極ティースは、異なる高さ寸法の継鉄部と同じ高さ寸法の歯部を有する一対の第1のコア部材及び第2のコア部材を備え、片側に上記第1及び第2のコア部材が、各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結される第1の分割コア、もう片側に上記積層された第1及び第2のコア部材と対になる上記第1及び第2のコア部材を各歯部が揃うように積層されるとともに当該積層方向に連結される第2の分割コアとを有し上記第1の磁極ティースは上記第1及び第2の分割コアをスライドして上記両側の第1及び第2のコア部材を異なる高さ寸法の継鉄部同士が当接するように連結して構成され、
    上記第1及び第2の分割コアのスライドにより上記第1の磁極ティースの係合部を上記第2の磁極ティースの接合部に係合しながら連結し、上記モータ駆動方向に沿って上記第1及び第2の磁極ティースを順次配置し固定部材上に固定したことを特徴とするリニアモータ。
  3. 上記第1及び第2のコア部材の継鉄部において、片側の当接端面に切欠き部を設け、もう片側の当接端面に上記切欠き部に係合する突起部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリニアモータ。
  4. 上記電機子は、複数の電機子ブロックに分割してモータ駆動方向に配列して構成され、上記電機子ブロックは、上記第1の磁極ティースと、上記第1の磁極ティースと隣接して配置された第2の磁極ティースを備え、
    各電機子ブロックが当接する側の端には上記第2の磁極ティースが配置され、隣り合う電機子ブロックが上記第2の磁極ティースを当接させて配列されることにより、各電機子ブロックとそれに対向する上記永久磁石との位置関係をずらしたことを特徴とする請求項2に記載のリニアモータ。
  5. 上記電機子ブロックの端部に位置する第2の磁極ティース片側の当接端面に切欠き部を設け、もう片側の当接端面に上記切欠き部に当接する突起部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載のリニアモータ。
  6. 上記第1の磁極ティースに駆動コイルを巻回して主極ティースを構成し、上記第2の磁極ティースには駆動コイルを巻回せず補極ティースを構成するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  7. 上記第2の磁極ティースに駆動コイルを巻回して主極ティースを構成し、上記第1の磁極ティースには駆動コイルを巻回せず補極ティースを構成するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  8. 上記第1及び第2の磁極ティースの両方に駆動コイルを巻回したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  9. 上記電機子の端部には、第3の磁極ティースが配設されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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