JP5183182B2 - リニアモータ - Google Patents
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・リニアモータの電機子コアブロックの固定に関して、ボルト等の締付部材の数を削減して電機子の組立時間を短縮できる。
・電機子コアブロックの固定位置の精度を確保できる。
第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ第1の電機子コアブロックは継鉄部に積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、第2の挟持部材は螺合部を有し、
第1及び第2の電機子コアブロックは積層方向及び磁気ティースの延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに第1及び第2の挟持部材に積層方向から挟まれ、かつ第1の挟持部材のボルト通し孔及び第1の電機子コアブロックのコアブロック貫通孔にボルトが挿通されるとともにボルトが螺合部に螺合されボルトにより第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより第1及び第2の挟持部材を介して第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに第1の挟持部材が弾性変形して突設部と第2の挟持部材とを介して第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものである。
第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ第1の電機子コアブロックは継鉄部に積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、第2の挟持部材は螺合部を有し、
第1及び第2の電機子コアブロックは積層方向及び磁気ティースの延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに第1及び第2の挟持部材に積層方向から挟まれ、かつ第1の挟持部材のボルト通し孔及び第1の電機子コアブロックのコアブロック貫通孔にボルトが挿通されるとともにボルトが螺合部に螺合されボルトにより第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより第1及び第2の挟持部材を介して第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに第1の挟持部材が弾性変形して突設部と第2の挟持部材とを介して第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものであるので、
第2の電機子コアブロックを固定するのが容易であり、締付部材の数を削減して電機子の組立時間を短縮できるとともに、第1の電機子コアブロックはその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされているのでボルトによって第1の挟持部材が締め込まれる量が増加し、第1の挟持部材が第2の電機子コアブロックを押さえ込む力がより大きくなるため、第1及び第2の電機子コアブロックの双方をより強固に固定することができる。
図1〜図6は、この発明の実施の形態1を示すものであり、図1はリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図、図2は図1の切断線II−IIにおける電機子の断面図である。図3は第1の電機子コアブロックを示す構成図、図4は第2の電機子コアブロックを示す構成図である。図5は図1の切断線V−Vにおける電機子の断面を示すもので図5(a)は断面図、図5(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。図6は変形例を電機子の一部の部品を省略して示す正面図である。
以上のようにして、第1の電機子ユニット10の個数Bと第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)を、3の任意の倍数3×K(K=1,2,3,4,5,6,7,・・)に選ぶことができる。
図7〜図9は、実施の形態2を示すものであり、図7は電機子の構成を示すもので図7(a)は断面図、図7(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。図8は変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図、図9は別の変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図である。この実施の形態2においては、電機子300は、第1の電機子コアブロック12と第2の電機子コアブロック322を有する。第1の電機子コアブロック12の高さをn、第2の電機子コアブロック322の高さをmとしたときにn>=mとなるように構成している。
図10及び図11は、実施の形態3を示すものであり、図10はリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図、図11は電機子を示すもので、図11(a)は断面図、図11(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。これらの図において、電機子400は、第1の電機子ユニット10及び第2の電機子ユニット420を進行方向Aに沿って交互に配置することにより構成されている。第2の電機子ユニット420は第1の電機子ユニット10と同様のものであり、第2の電機子コアブロック422、貫通孔形成部425、貫通孔426、コア表面部427、インシュレータ428、駆動コイル429は、第1の電機子コアブロック12、貫通孔形成部15、貫通孔16、コア表面部17、インシュレータ18、駆動コイル19と同様のものである。
図12は実施の形態4であるリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図である。図12において、電機子600は第1の電機子ユニット610及び第2の電機子ユニット20を有する。第1の電機子ユニット610は、図1に示した実施の形態1と同様の第1の電機子コアブロック12を有するが、駆動コイルを有していない。第2の電機子ユニット20は、図1に示した実施の形態1と同様のものである。図12の左から順に駆動方向Aに沿って第1の電機子ユニット610と第2の電機子ユニット20とを交互に順次配置する。ここでは、第1の電機子ユニット610の数Bを第2の電機子ユニット20の数Cより1個多くし、すなわちB=C+1とし、かつ第1の電機子ユニット610の個数Bと第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)が、6×N+1(N=1,2,3,・・Nは整数)すなわち7,13,19,・・・のいずれかになるようにして配設する。図12においては、第1の電機子ユニット610が7個、第2の電機子ユニット20が6個で、合計13個であり、駆動コイル29を有する第2の電機子ユニット20が内側にあるようにしている。駆動コイル29を有する第2の電機子ユニット20が内側にある方が、リニアモータの性能上有利であるからである。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
10 第1の電機子ユニット、11 第1のコア部材、
12 第1の電機子コアブロック、15 貫通孔形成部、20 第2の電機子ユニット、
21 第2のコア部材、22 第2の電機子コアブロック、30 取付板、
32 雌ねじ部、40 連結薄板、50 ボルト、60 連結薄板、
61 台形状突設部、70 連結薄板、71 三角状突設部、80 連結薄板、
81 丸ダボ、90 連結薄板、91 球状突設部、
322 第2の電機子コアブロック、420 第2の電機子ユニット、
422 第2の電機子コアブロック、425 貫通孔形成部、
610 第2の電機子ユニット。
Claims (2)
- 第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
上記第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され上記継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ上記第1の電機子コアブロックは上記継鉄部に上記積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが上記第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
上記固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、上記第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、上記第2の挟持部材は螺合部を有し、
上記第1及び第2の電機子コアブロックは上記積層方向及び上記磁気ティースの上記延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに上記第1及び第2の挟持部材に上記積層方向から挟まれ、かつ上記第1の挟持部材の上記ボルト通し孔及び上記第1の電機子コアブロックの上記コアブロック貫通孔に上記ボルトが挿通されるとともに上記ボルトが上記螺合部に螺合され上記ボルトにより上記第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより上記第1及び第2の挟持部材を介して上記第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに上記第1の挟持部材が弾性変形して上記突設部と上記第2の挟持部材とを介して上記第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものであるリニアモータ。 - 上記第2の電機子コアブロックは、コアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するものであり、
上記第1の挟持部材の上記突設部は、上記第2の電機子コアブロックの上記コアブロック貫通孔と嵌合して上記積層方向と直交する方向の移動を防止する嵌合突設部であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
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