JP5183182B2 - リニアモータ - Google Patents

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Description

この発明は、リニアモータに関し、特にリニアモータの電機子に関するものである。
従来、交互に極性が異なるようにして複数の永久磁石を隣り合わせに所定方向に並べて配置した永久磁石列を有する界磁部と上記永久磁石列と磁気的空隙を介して対向配置された電機子とを備え、電機子は電磁鋼板などからなる電機子コア部材を上下に複数枚積層してなる電機子コアブロックとこの電機子コアブロックに巻装された電機子コイルとで構成され、界磁部と電機子との何れか一方を固定子に、他方を可動子として、界磁部と電機子とが相対的に移動するようにしたリニアモータにおいて、電機子コアブロックの固定に関して、電機子コアブロックのコアバック部に設けられた貫通孔を利用して、電機子コアブロックが締結部材に直接、取付ボルトなどで締結されている構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−143829号公報(段落番号0005第1の5行目〜第1の8行目及び図6)
上記従来のリニアモータにおいては、電機子コアブロックを固定するために電機子コアブロック個数分の取付ボルトが必要となる。例えば電機子の全長が長い機種、すなわち電機子コアブロックを多数使用する機種になると、それに応じて取付ボルトの個数も増加する。その結果、部品点数が多くなり、組立時間が長くなり製造コストが増大する要因の一つとなる。
この発明は上記のような問題を解消するためになされたものであり、次のようなリニアモータを得ることを目的とする。
・リニアモータの電機子コアブロックの固定に関して、ボルト等の締付部材の数を削減して電機子の組立時間を短縮できる。
・電機子コアブロックの固定位置の精度を確保できる。
この発明に係るリニアモータにおいては、
第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ第1の電機子コアブロックは継鉄部に積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、第2の挟持部材は螺合部を有し、
第1及び第2の電機子コアブロックは積層方向及び磁気ティースの延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに第1及び第2の挟持部材に積層方向から挟まれ、かつ第1の挟持部材のボルト通し孔及び第1の電機子コアブロックのコアブロック貫通孔にボルトが挿通されるとともにボルトが螺合部に螺合されボルトにより第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより第1及び第2の挟持部材を介して第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに第1の挟持部材が弾性変形して突設部と第2の挟持部材とを介して第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものである。
この発明に係るリニアモータにおいては、
第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ第1の電機子コアブロックは継鉄部に積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、第2の挟持部材は螺合部を有し、
第1及び第2の電機子コアブロックは積層方向及び磁気ティースの延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに第1及び第2の挟持部材に積層方向から挟まれ、かつ第1の挟持部材のボルト通し孔及び第1の電機子コアブロックのコアブロック貫通孔にボルトが挿通されるとともにボルトが螺合部に螺合されボルトにより第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより第1及び第2の挟持部材を介して第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに第1の挟持部材が弾性変形して突設部と第2の挟持部材とを介して第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものであるので、
第2の電機子コアブロックを固定するのが容易であり、締付部材の数を削減して電機子の組立時間を短縮できるとともに、第1の電機子コアブロックはその積層方向の高さが第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされているのでボルトによって第1の挟持部材が締め込まれる量が増加し、第1の挟持部材が第2の電機子コアブロックを押さえ込む力がより大きくなるため、第1及び第2の電機子コアブロックの双方をより強固に固定することができる。
実施の形態1.
図1〜図6は、この発明の実施の形態1を示すものであり、図1はリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図、図2は図1の切断線II−IIにおける電機子の断面図である。図3は第1の電機子コアブロックを示す構成図、図4は第2の電機子コアブロックを示す構成図である。図5は図1の切断線V−Vにおける電機子の断面を示すもので図5(a)は断面図、図5(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。図6は変形例を電機子の一部の部品を省略して示す正面図である。
これらの図において、リニアモータは対向配置された一対の界磁磁極1を有する。界磁磁極1は、リニアモータ駆動方向A(図1の左右両方向)に延在する界磁ヨーク2と、この界磁ヨーク2にリニアモータ駆動方向Aに沿って所定の間隔で交互に極性が異なるようにして配置された複数の永久磁石3を有している。そして、この一対の界磁磁極1は永久磁石3側が対向している。電機子100は、対向する上記界磁磁極1の間に界磁磁極1の永久磁石3と所定長のエアギャップgを介して配設される。電機子100は第1の電機子ユニット10と第2の電機子ユニット20とが、図1の左から順にリニアモータ駆動方向Aに沿って交互に配置されて構成されている。第1の電機子ユニット10は、概略I状で中央部に孔が形成されたコア部材11が所定枚数積層されて構成された第1の電機子コアブロック12を有する(図3参照)。コア部材コア部材11には鉄板や透磁率の高い電磁鋼板等を用いる。
第1の電機子コアブロック12は、図3に示すように、2つの磁気ティース13と、この磁気ティース13を機械的磁気的に連結する継鉄部14を有する。第1の電機子コアブロック12は、中央部に孔が形成されたコア部材11を積層することにより、継鉄部14の中央部にコアブロック貫通孔としての貫通孔16を形成するコアブロック貫通孔形成部としての貫通孔形成部15と平坦なコア表面部17とを有するものとなる。図1に戻って、第1の電機子コアブロック12の磁極ティース13にPPS(ポリフェニレンサルファイド)やLCP(液晶ポリマー)などの絶縁材料にて形成された断面角形筒状で両端部に鍔を有するインシュレータ18が装着され、当該インシュレータ18に駆動コイル19が巻装されている。
第2の電機子ユニット20についても同様であり、第2の電機子ユニット20は、概略I状でコア部材11と同様の外形を有するコア部材21(コア部材11と異なり中央部に孔がない)が所定枚数積層されて構成された第2の電機子コアブロック22を有する(図4参照)。コア部材21にはコア部材11と同様の鉄板や透磁率の高い電磁鋼板等を用いる。第2の電機子コアブロック22は、図4に示すように、2つの磁気ティース23と、この磁気ティース23を機械的磁気的に連結する継鉄部14と同様の継鉄部24と、コア表面部17と同様のコア表面部27とを有する。継鉄部24には継鉄部14と異なり貫通孔が形成されていない。図1に戻って、第2の電機子コアブロック22の磁極ティース23にPPSやLCPなどの絶縁材料にて形成された断面角形筒状で両端部に鍔を有するインシュレータ18と同様のインシュレータ28が装着され、当該インシュレータ28に駆動コイル19と同様の駆動コイル29が巻装されている。
これら第1及び第2の電機子ユニット10,20は、第2の挟持部材としての取付板30に第1の挟持部材としての連結薄板40と締付部材としてのボルト50とにより固定される。以下、この固定組立方法を説明する。図5において、図5の左から順に駆動方向Aに沿って第1の電機子ユニット10と第2の電機子ユニット20とを交互に順次配置する。ここでは、第1の電機子ユニット10の数Bを第2の電機子ユニット20の数Cより1個多くし、すなわちB=C+1とし、かつ第1の電機子ユニット10の個数Bと第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)が、3×N(1,3,5,・・,2a+1(aは整数))すなわち3,9,15,21,・・・のいずれかになるようにして配設する。
上記個数で並べると、第1の電機子ユニット10は第2の電機子ユニット20を間に挟んで電機子100の両端部に配置されることになる。第1の電機子ユニット10と第2の電機子ユニット20は、その第1の電機子コアブロック12及び第2の電機子コアブロック22が取付板30と連結薄板40とにより図5の上下方向に挟まれ、第1の電機子コアブロック12の継鉄部14の中央部の貫通孔16にボルト50を貫通させて締付固定される。取付板30には螺合部としての雌ねじ部32が設けられ、雌ねじ部32に第1の電機子コアブロック12の貫通孔16に挿通されたボルト50の雄ねじ部が螺合する。また、連結薄板40には、取付板30に設けられた雌ねじ部32のピッチと同じピッチのボルト通し孔42を形成するボルト通し孔形成部41が設けられている。
取付板30と連結薄板40とにより所定個数(図5では9個)の第1の及び第2の電機子コアブロック12,22を挟んだ状態で、連結薄板40のボルト通し孔42及び第1の電機子コアブロック12の貫通孔16にボルト50を通して雄ねじ部を取付板30に設けられた雌ねじ部32に螺合させて締め込み第1の電機子コアブロック12のコア表面部17を押圧する。すると、第1の電機子コアブロック12に存在する積層隙間が縮まり、第1の電機子コアブロック12のコア部材11の積層方向の高さが低くなり、第2の電機子コアブロック22との高低差ができるため、連結薄板40が塑性変形及び弾性変形し、貫通孔のない第2の電機子コアブロック22のコア表面部27を図5における下から上へ向かって押圧し摩擦力により固定する。
また、上記第1の電機子コアブロック12の積層高さ(積層方向の高さ)をn、第2の電機子コアブロック22の積層高さをmとしたときに、その関係をn<mとしておくことにより、ボルト50により連結薄板40が締め込まれる量が増加し、連結薄板40が第2の電機子コアブロック22の端面27を押さえ込む力がより大きくなるため、第1及び第2の電機子コアブロック12,22の双方をより強固に固定することができる。
また、変形例として、次のようにすることもできる。第1の電機子ユニット10の個数B(B=C+1)と第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)を、3×N(N=2,4,6,・・・,2a+1(aは整数))すなわち6,12,18,24,・・・とし、図7のように第1の電機子ユニット10から順番に第2の電機子ユニット20と交互に{(3×N)−1}個並べたあと、3×N個目は第1の電機子ユニット10を配置し、最後に配置した第1の電機子ユニット10は単独でボルト50で締付けることで固定する。
以上のようにして、第1の電機子ユニット10の個数Bと第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)を、3の任意の倍数3×K(K=1,2,3,4,5,6,7,・・)に選ぶことができる。
なお、永久磁石3の長手方向の断面形状すなわち図1における紙面と平行な方向の断面を、図1のような矩形状のものだけではなく、第1及び第2の電機子コアブロックと対向する面を弧状としたかまぼこ形状のもの等であってもよい。
以上のように、この実施の形態によればボルトの使用本数を削減することができ、部品点数削減、およびボルトの挿通や締め込みその他の組立時間を短縮でき、組立コストを低減することができる。
実施の形態2.
図7〜図9は、実施の形態2を示すものであり、図7は電機子の構成を示すもので図7(a)は断面図、図7(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。図8は変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図、図9は別の変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図である。この実施の形態2においては、電機子300は、第1の電機子コアブロック12と第2の電機子コアブロック322を有する。第1の電機子コアブロック12の高さをn、第2の電機子コアブロック322の高さをmとしたときにn>=mとなるように構成している。
このような第1の電機子コアブロック12を有する第1の電機子ユニット及び第2の電機子コアブロック322を有する第2の電機子ユニット(図示せず)の配置および個数については実施の形態1と同様である。ここでは連結薄板60の板厚方向にすなわち図7(a)の上下方向に突出した突設部としての断面が台形状の台形状突設部61を設けている。台形状突設部61の高さLはn−m<Lの関係が成り立つように形成する。台形状突設部61は薄板をプレスにより曲げ加工することにより形成される。
さらに、連結薄板について、図8のような突設部としての三角形状突起71が設けられた連結薄板70や、図9のように打ち抜きプレスにより形成した突設部としての丸ダボ81を有する連結薄板80あるいはVダボ(図示しない)を有する連結薄板に置き換えることも可能である。上記のような突設部を設けることにより実施の形態1と同様に電機子コアブロックを押圧することができるためボルトの本数を減らすことができ、また組立時間も短縮することができる。
実施の形態3.
図10及び図11は、実施の形態3を示すものであり、図10はリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図、図11は電機子を示すもので、図11(a)は断面図、図11(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。これらの図において、電機子400は、第1の電機子ユニット10及び第2の電機子ユニット420を進行方向Aに沿って交互に配置することにより構成されている。第2の電機子ユニット420は第1の電機子ユニット10と同様のものであり、第2の電機子コアブロック422、貫通孔形成部425、貫通孔426、コア表面部427、インシュレータ428、駆動コイル429は、第1の電機子コアブロック12、貫通孔形成部15、貫通孔16、コア表面部17、インシュレータ18、駆動コイル19と同様のものである。
図11(a)において、第1及び第2の電機子コアブロック12,422を固定する連結薄板90には第2の電機子コアブロック422の貫通孔426の位置に対応して掛止部及び嵌合突設部としての球状突設部91がプレスによる打ち出し加工により設けられている。この球状突設部91は最大部の直径がDとなるように形成されており、第2の電機子コアブロック422に設けられた貫通孔426の直径dとの関係はd<Dとされている。第2の電機子コアブロック422の固定に際し、上記球状突設部91が上記貫通孔形成部425に嵌合して第2の電機子コアブロック422を掛止することにより、電機子コアブロック422の積層方向の固定のみならず、積層方向と直交する方向も固定することができるため、一層第2の電機子ユニット420の固定力を高めることができるとともに、固定位置の精度を確保することができる。
実施の形態4.
図12は実施の形態4であるリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図である。図12において、電機子600は第1の電機子ユニット610及び第2の電機子ユニット20を有する。第1の電機子ユニット610は、図1に示した実施の形態1と同様の第1の電機子コアブロック12を有するが、駆動コイルを有していない。第2の電機子ユニット20は、図1に示した実施の形態1と同様のものである。図12の左から順に駆動方向Aに沿って第1の電機子ユニット610と第2の電機子ユニット20とを交互に順次配置する。ここでは、第1の電機子ユニット610の数Bを第2の電機子ユニット20の数Cより1個多くし、すなわちB=C+1とし、かつ第1の電機子ユニット610の個数Bと第2の電機子ユニット20の個数Cの和S(=2C+1)が、6×N+1(N=1,2,3,・・Nは整数)すなわち7,13,19,・・・のいずれかになるようにして配設する。図12においては、第1の電機子ユニット610が7個、第2の電機子ユニット20が6個で、合計13個であり、駆動コイル29を有する第2の電機子ユニット20が内側にあるようにしている。駆動コイル29を有する第2の電機子ユニット20が内側にある方が、リニアモータの性能上有利であるからである。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
なお、第2の電機子ユニット20の代わりに図10に示した貫通孔形成部425を有する第2の電機子コアブロック422を備えた第2の電機子ユニット420を用い、図11に示した球状突設部91を有する連結薄板90にて押圧固定するようにすれば、球状突設部91が貫通孔形成部425に嵌合して第2の電機子コアブロック422を掛止するので、実施の形態3と同様第2の電機子ユニット420を強固に固定することができる。
このように構成することにより実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、第1の電機子ユニット610の第1の電機子コアブロック12には駆動コイルを巻装しないので、第1及び第2の電機子コアブロックの双方に駆動コイルを巻く場合に比し、巻線及び結線の工程数を1/2にすることができ、生産性を向上させることができる。また、駆動コイル同士が隣接しないため、コイル間の絶縁が不要となり、絶縁の信頼性が向上する。なお、実施の形態2及び3における電機子においても隣接する第1及び第2の電機子コアブロックに対して駆動コイル19を交互に巻装することによって本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記各実施の形態においては、締付部材としてボルトを取付板の雌ねじ部に螺合させるものを示したが、ボルトとナットを用いて取付板と連結薄板とを締め付けたりするものであってもよい。
この発明の実施の形態1であるリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図である。 図1の切断線II−IIにおける電機子の断面図である。 第1の電機子コアブロックを示す構成図である。 第2の電機子コアブロックを示す構成図である。 図1の切断線V−Vにおける電機子の断面を示すもので、図5(a)は断面図、図5(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。 電機子の変形例を一部の部品を省略して示す正面図である。 この発明の実施の形態2である電機子の構成を示すもので図7(a)は断面図、図7(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。 変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図である。 別の変形例である連結薄板の要部を示す要部側面図である。 この発明の実施の形態1である図10はリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図である。 電機子を示すもので、図11(a)は断面図、図11(b)は第1及び第2の電機子コアブロックの締付状況を示す説明図である。 この発明の実施の形態1である図12は実施の形態4であるリニアモータの一部の部品を省略して示す正面図である。
符号の説明
1 界磁磁極、100,300,400,600 電機子、
10 第1の電機子ユニット、11 第1のコア部材、
12 第1の電機子コアブロック、15 貫通孔形成部、20 第2の電機子ユニット、
21 第2のコア部材、22 第2の電機子コアブロック、30 取付板、
32 雌ねじ部、40 連結薄板、50 ボルト、60 連結薄板、
61 台形状突設部、70 連結薄板、71 三角状突設部、80 連結薄板、
81 丸ダボ、90 連結薄板、91 球状突設部、
322 第2の電機子コアブロック、420 第2の電機子ユニット、
422 第2の電機子コアブロック、425 貫通孔形成部、
610 第2の電機子ユニット。

Claims (2)

  1. 第1及び第2の電機子コアブロックと固定装置とを有する電機子を備え、
    上記第1及び第2の電機子コアブロックは、板状のコア部材が所定の積層方向に積層されたものであって、継鉄部とこの継鉄部から互いに反対方向に直線状に延設され上記継鉄部により磁気的機械的に連結された二つの磁気ティースとを有し、かつ上記第1の電機子コアブロックは上記継鉄部に上記積層方向に貫通するコアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するとともにその積層方向の高さが上記第2の電機子コアブロックの積層方向の高さよりも低くされ、
    上記固定装置は、第1及び第2の挟持部材とボルトとを有し、上記第1の挟持部材は弾性を有する板状のものであって突設部とボルト通し孔を形成するボルト通し孔形成部とを有し、上記第2の挟持部材は螺合部を有し、
    上記第1及び第2の電機子コアブロックは上記積層方向及び上記磁気ティースの上記延設方向と交差する方向に所定の順番に従って配設されるとともに上記第1及び第2の挟持部材に上記積層方向から挟まれ、かつ上記第1の挟持部材の上記ボルト通し孔及び上記第1の電機子コアブロックの上記コアブロック貫通孔に上記ボルトが挿通されるとともに上記ボルトが上記螺合部に螺合され上記ボルトにより上記第1及び第2の挟持部材を締め付けることにより上記第1及び第2の挟持部材を介して上記第1の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するとともに上記第1の挟持部材が弾性変形して上記突設部と上記第2の挟持部材とを介して上記第2の電機子コアブロックをその積層方向に押圧して挟持固定するものであるリニアモータ。
  2. 上記第2の電機子コアブロックは、コアブロック貫通孔を形成するコアブロック貫通孔形成部を有するものであり、
    上記第1の挟持部材の上記突設部は、上記第2の電機子コアブロックの上記コアブロック貫通孔と嵌合して上記積層方向と直交する方向の移動を防止する嵌合突設部であることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
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