JP5253114B2 - リニアモータ - Google Patents

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Description

この発明はリニアモータに関し、特に工作機械や半導体製造装置などの産業機械のテーブル送りに用いるのに適したリニアモータに関するものである。
工作機械のテーブル送りや搬送機器のアクチュエータに対しては、高速化・高精度化の要求が高い。そこで近年工作機械などにリニアモータがよく用いられている。リニアモータはダイレクト駆動であり、従来の回転型サーボモータとボールネジを組み合わせた駆動方式に比べ、高速度・高加速度特性を得ることができ、かつバックラッシュや摩擦による応答誤差が生じないため高精度なシステムを構築可能である。しかしその反面、モータの発熱や振動が機械に伝わりやすいという問題点がある。そこで、リニアモータは低損失でかつコギング推力が小さい必要がある。
リニアモータを低損失化するためには、発生する磁界を高めることが必要であり、コギング推力を小さくするためには発生する磁界を正弦波に近づけることが必要である。このことから、リニアモータの固定子の磁石配列として、発生する磁界が大きく正弦波分布になるハルバッハ配列を用いることが知られている。
しかし、ハルバッハ配列は隣接する磁石の磁化方向が90°異なるため、磁石間に大きな反発力が発生し、組み立てにくいという問題点がある。この問題の解決方法として、磁石を非磁性の磁石ホルダーに非磁性の磁石押さえおよび固定用ボルトにより機械的に固定するとともに、磁石の対向面を磁性カバーで覆うことが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−27699号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、電子ビーム加速器に設置される周期磁場発生装置に用いられるためのものであり、この目的のためには有用であるが、リニアモータに適用した場合、保持強度を確保するために磁性カバーを厚くすると磁束の漏れが増加し、発生する磁界が弱まりリニアモータの損失が増加するという問題がある。
従ってこの発明の目的は、発生する磁界を低減させずに磁石の固定ができ組み立てやす
いリニアモータを提供することである。
この発明によれば、複数の主磁極および複数の補磁極を支持体上に交互に直線状にハルバッハ配列して構成した固定子と、上記固定子に対して直線的に駆動される可動子とを備えたリニアモータにおいて、上記補磁極が上記支持体に設けた溝内に配置されていて、上記補磁極だけが磁石保持体により上記支持体に固定されていることを特徴とするリニアモータが得られる。
この発明によれば、補磁極主磁極と可動子の間には磁石押さえが不要となり、磁束の漏れがなくなって磁界が十分確保できるとともに組み立てが容易である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のリニアモータを示す模式的断面図であり、図2は図1のリニアモータの固定子の概略斜視図、図3〜5はリニアモータの固定子の組立手順を示す概略斜視図である。図1および2において、リニアモータ1は、固定子10と可動子20を備えていて、固定子10と可動子20とは間に所定の空隙が形成されるように配置され、可動子20が電磁力によって固定子10に沿って駆動方向E(矢印Eで示す)に直線的に駆動される。固定子10は、磁石板である支持体11と、支持体11上でハルバッハ配列状に固着された複数の主磁極12および補磁極13とを備えている。
固定子10は、支持体11の上に複数の主磁極12と補磁極13を交互に直線状に配列して構成されている。複数の主磁極12は、一定の極ピッチで等間隔に直線状に配置され、それらの磁化方向AおよびB(矢印AおよびBで示す)は、いずれも可動子20の駆動方向Eに対して直角な方向であるが、交互に逆方向となるようにされている。主磁極12の間には、補磁極13が隙間なしに配置されているが、補磁極13の磁化方向は、駆動方向Eに平行で互いに逆方向の磁化方向CおよびD(矢印CおよびDで示す)となっている。
可動子20は、固定子10に所定の間隙を介して対向し、複数のティース21が設けられた電機子コア22と、ティース21に巻回されたコイル23とを備えている。極数とティース数の組み合わせであるスロットコンビは任意でよい。
補磁極13は、磁石板である支持体11に設けられた溝17内に配置されていて、この補磁極13だけが押さえ板である磁石保持体14によって覆われて支持体11に固定されていて、主磁極12は磁石保持体14によっては固定されていない。溝17の幅は補磁極13の幅と一致していて駆動方向Eについての補磁極13の位置決めをすることができる。磁石保持体14は両端部で支持体11にネジ15によって固定されている。
組立完了時に磁石押さえ板である磁石保持体14の頂面すなわち最大高さと、主磁極12の頂面即ち最大高さは同じで、面一になっている。図示の例では、主磁極12と補磁極13の高さが同じであって、支持体11に配置されたときに段差Sの分だけ、補磁極13の頂面が主磁極12の頂面よりも低くなっている。しかしながら、補磁極13の頂面上に設けられた磁石保持体14の厚さは段差Sと等しいため、磁石保持体14の頂面と主磁極12の頂面とは高さが等しい。
図3〜5には図1および2に示すリニアモータの固定子の組立手順を示す。図2に示す支持体11は矩形の板状部材であって、一方の主面上の主磁極12を配置すべき位置に主磁極12の平面形と同じ平面形で所定の段差Sを持つアイランド部である主磁極固定部18が設けてある。並べて配置された複数の主磁極固定部18の間には、段差Sの溝17が形成されており、この溝17は、その中に補磁極13が配置されるので補磁極固定部でもある。支持体11にはまた溝17の両端部に磁石保持体14を固定するためのネジ15を受け入れるネジ穴16が設けられている。
図4においては、支持体11の溝17内に補磁極13が、端部を主磁極固定部18の端部と整列して配置されていて、その上方には補磁極13の保持のために用意された磁石保持体14が描かれている。主磁極固定部18が段差Sの分だけ高いため、溝17である補磁極固定部に補磁極13をはめ込むこととなり、補磁極13の駆動方向Eについての位置決めができる。
図5においては、ネジ15により支持体11に固定された磁石保持体14が補磁極13上に被せられていて、駆動方向Eに対して直角方向(磁化方向B)にも移動しないように保持されている。固定強度をさらに向上させる場合には、接着剤を併用して固定することもできる。このようにして支持体11上に補磁極13を固定すると、補磁極13およびそれを保持する磁石保持体14と、隣に配置された補磁極13および磁石保持体14との間に、主磁極固定部18が露出した状態となるので、この主磁極固定部18上に主磁極12を配置し、必要に応じて接着剤を用いて固定する。
このように、この発明のリニアモータは、複数の主磁極12および複数の補磁極13を支持体11上に交互に直線状にハルバッハ配列して構成した固定子10と、固定子10に対して直線的に駆動される可動子20とを備え、補磁極13が支持体11に設けた段差Sにより形成される溝17内に配置されていて、補磁極13だけが磁石保持体14により支持体11に固定されている。また、支持体11が、支持体11の主面に対して段差Sをもって高くされたアイランド部である主磁極固定部18と、この主磁極固定部18間に形成された溝17である補磁極固定部17とを備えていて、主磁極12が、補磁極13間で主磁極固定部18上に設けられている。
このような構成とすることにより、補磁極13の位置決めが容易であり、また補磁極13は溝17と磁石保持体14とにより完全に固定されているため、補磁極13と主磁極12との間の吸引力もしくは反発力により補磁極13が磁石板である支持体11から外れることなく、主磁極12の貼り付けを行うことができる。さらに、主磁極12と可動子20との間、即ち主磁極12の表面には磁石押さえなどが無いため、磁気漏洩が起こらず磁界が十分確保できる。
実施の形態2.
図6には磁石板である支持体11に主磁極12を組み付ける場合に作用する磁気力Fの様子を断面図で示してある。図7は支持体11と主磁極12の距離xと磁気力Fとの関係を示すグラフである。
補磁極13を支持体11に磁石保持体14により固定した状態で、主磁極12を支持体11に組立るために近づけるときの様子を図6に示す。主磁極12にかかる磁気力Fは、支持体11と主磁極12との間の距離xに応じて変化する。磁気力Fの正方向は支持体の垂直上向きとし、磁気力Fが正方向に発生する場合は支持体11と主磁極12との間に生じる反発力、負方向に磁気力Fが発生する場合は支持体11と主磁極12との間に生じる吸引力と定義する。また、これらの反発力、もしくは吸引力は補磁極固定部17と主磁極固定部18の段差Sの値によっても変化する。これらを踏まえて、支持体11と主磁極12との間の距離xと磁気力Fとの関係を磁界解析により求めたのが図7である。段差Sの値は、主磁極12の厚さに対する割合で表記した。
図7において、段差Sが60%以下では距離xが0の場合に磁気力Fが正であるため、反発力が発生していることとなり、主磁極12が浮き上がることとなる。この場合には、主磁極12を固定するためには反発力に耐える接着力を持った接着剤が必要である。一方、段差が70%以上では距離xが0の場合でも磁気力Fが負であるため、支持体11と主磁極12には吸引力が発生していることとなり、吸引力により簡単に貼り付けることが可能である。また、確実な固定のためには接着剤はあった方がよいが、反発力が発生しているときほどは接着剤に接着力を必要とはしない。
また、解析では示していないが、図7のグラフから明らかなように、段差Sが60%と70%の間に、距離xが0の場合に磁気力がちょうど0になる段差の値がある。磁気力が0の場合には、貼り付け時に過剰な力が主磁極にかからず、磁石の欠けや割れを防止できる。
これらのことから、xが0の場合に力が発生しないかもしくは吸引力が発生するような段差の設計とすることが望ましい。そのようなリニアモータは、段差Sの大きさを、主磁極12と支持体11との間に力が発生しないように設定したものか、あるいは段差Sの大きさを、主磁極12と支持体11の間に吸引力が発生するように設定したものとなる。
実施の形態3.
図8に示すリニアモータの固定子10は、磁石保持体14の組立時の最大高さが主磁極12の最大高さよりも高くされている。図示の例では、主磁極12と補磁極13の高さが同じであって、支持体11に配置されたときに段差Sの分だけ、補磁極13の頂面が主磁極12の頂面よりも低くなっている。しかしながら、補磁極13の頂面上に設けられた磁石保持体14の厚さは段差Sよりも大きいため、その差に相当する高さHだけ主磁極12の頂面よりも高い。
このような構成とすることで、可動子20と固定子10とが万一当たっても、あるいは他の異物が固定子10に衝突しても、主磁極12に衝突する危険が少なくなり、磁石の保護を行うことができる。
実施の形態4.
図9および10に示すリニアモータの固定子においては、補磁極固定部17の幅(駆動方向Eの寸法)をWa、補磁極13の幅(駆動方向Eの寸法)をWmag、磁石押さえ板の幅(駆動方向Eの寸法)をwb、磁石押さえ板である磁石保持体14の内側長さ(駆動方向Eに対して直角方向の寸法)をlb、主磁極固定部18の長さ(駆動方向Eに対して直角方向の寸法)をlaとした場合に、Wa>Wmag、Wb>Wmagおよびla>lbの関係を満たすようにされている。
図9から明らかな通り、補磁極13を確実に補磁極固定部17内に配置するためには、Wa>Wmagの関係を満たす必要があり、同様に磁石保持体14を補磁極固定部17内に配置するためには、Wb>Wmagの関係を満たす必要がある。これらの2式を満たした状態で、図10に示す磁石保持体14の内側長さlbと支持体11の主磁極固定部18の長さlaとが、la>lbとなるとすれば、このとき、磁石保持体14は補磁極固定部17と主磁極固定部18間の段差Sにつきあてて固定することが可能となる。
補磁極固定部17と主磁極固定部18の段差Sにすべて一方向からつきあてて磁石保持体14を固定することにより、磁石保持体14のピッチを揃えることができるため、磁石保持体14の固定後に固定を行う主磁極12のピッチが揃う。つまりこのような構成とすることにより、磁石保持体14や主磁極12の支持体11上の位置決め精度が向上し、位置決め作業も容易になる。さらに、磁石保持体14や主磁極12の位置決め精度が向上することにより、コギング推力の低減が可能である。
実施の形態5.
図11に示すリニアモータの固定子においては、磁石押さえである磁石保持体14が、それぞれの補磁極13の長さ方向(駆動方向Eに直角な方向)の両端部を固定する構造であって、一つの補磁極13について2つのほぼクランク形の一対の保持片14a、14bで構成された磁石保持体14が使われている。このような構成とすることで、磁石保持体14の重量を減らせるため固定子10の軽量化が可能である。
実施の形態6.
図12〜14には、本発明のリニアモータの固定子を示す。このリニアモータの固定子10は、補磁極13は主磁極12よりも長い構成とし、磁石保持体14は、主磁極12に対して突出した複数の補磁極13の両端部を押さえつけて固定する構造であり、複数の補磁極13の両端部をほぼクランク形の断面形の共通の磁石保持体14でそれぞれ保持している。
図13に示されているように、支持体11は図3に示されているものと同様の主磁極固定部18と、その間に形成された補磁極固定部17とを持ち、補磁極13が補磁極固定部17である溝内に配置されている。補磁極13のそれぞれは、主磁極12よりも長く、両端部が溝17から突出して、図示の例では支持体11の端縁にまで延びている。磁石保持体14を支持体11に固定するためのネジ穴16は、補磁極13の突出した端部の間に設けられている。
磁石保持体14は二本の棒状の部材である保持部材14c、14dで構成されており、それぞれの保持部材14c、14dは、補磁極13の突出端部を受け入れて保持するスロット14eを持っていて、保持部材14c、14dをネジ15で支持体11に固定したときに補磁極13の突出端部を保持することができる。
図13および図14により固定子10の組立手順を示す。まず図13では、磁石板である磁石支持体11に複数の補磁極13を配置し、補磁極13の両端を1組の磁石保持体14で固定する様子を示す。このとき、補磁極13は主磁極12よりも長い構成とし、主磁極12に対して補磁極13が突出している部分に対して磁石保持体14を押さえつけ、ネジ15により固定する。図14では、磁石保持体14にて補磁極13の支持体11への固定が完了したのちに、複数の主磁極12を補磁極13の間に固定する様子を示す。
このように、磁石保持体14が固定子10の両端に配置される構成とすることにより、可動子20のコイル23と固定子10の距離が短縮されるため、コイル23からの熱が固定子10に流入しやすくなり可動子20の温度が低減できる。また、多数の補磁極13の一端部を単一の共通の保持部材14cあるいは14dによってそれぞれ保持できるので、部品点数が削減できる。
以上に図示して説明した通り、この発明のリニアモータは、主磁極と可動子の間には磁石押さえを不要とした構成としたため、磁束の漏れがなくなり、磁界が十分確保できるとともに組み立てやすい。
また以上に図示して説明したリニアモータは、単なる例であって様々な変形が可能であり、またそれぞれの具体例の特徴を全てあるいは選択的に組み合わせて用いることもできる。例えば、上の説明では、可動子の電機子コアにティースを設けたコア付きリニアモータの例を示したが、ティースがないスロットレスリニアモータでも、コアもティースも省略したコアレスリニアモータでもよい。また、磁石保持体14の高さを主磁極12よりも高くし、磁石の保護を行うことも可能である。ただし、この場合空隙長を変えないことが望ましいため、磁石保持体14と対向する可動子20のコイルエンド部をティース先端部に対して高くし、接触しないようにするとよい。また、図12〜14に示す磁石保持体14は、固定子10の長さに応じて複数に分割してもよい。さらに、磁石保持体14の支持体11に対する固定方法としてねじ以外のその他の固定方法を用いてもよい。
この発明の実施の形態1におけるリニアモータを示す概略断面図である。 図1のリニアモータの固定子の概略斜視図である。 図2のリニアモータの固定子の組立手順を示すための支持体の概略斜視図である。 図2のリニアモータの固定子の組立手順を示すために図3の支持体に補磁極を配置し、磁石保持体を取り付ける前の状態を示す概略斜視図である。 図2のリニアモータの固定子の組立手順を示すために図4の支持体に磁石保持体を取り付け、主磁極を取り付ける前の状態を示す概略斜視図である。 この発明の実施の形態2における支持体に主磁極を近づける様子を示す断面図である。 この発明の実施の形態2における支持体と主磁極との距離xと磁気力Fの関係を説明するフラフである。 この発明の実施の形態3における固定子の断面図である。 この発明の実施の形態4における固定子の説明図である。 この発明の実施の形態4における固定子部品の説明図である。 この発明の実施の形態5における固定子の概略斜視図である。 この発明の実施の形態6における固定子の概略斜視図である。 この発明の実施の形態6における支持体に補磁極を固定する様子を示す概略斜視図である。 この発明の実施の形態6における支持体に主磁極を固定する様子を示す概略斜視図である。
符号の説明
1 リニアモータ、10 固定子、11 支持体、12 主磁極、13 補磁極、14 磁石保持体、17 補磁極固定部(溝)、18 主磁極固定部、20 可動子、21 ティース、22 電機子コア、23 コイル、S 段差。

Claims (7)

  1. 複数の主磁極および複数の補磁極を支持体上に交互に直線状にハルバッハ配列して構成した固定子と、上記固定子に対して直線的に駆動される可動子とを備えたリニアモータにおいて、
    上記補磁極が上記支持体に設けた段差により形成される溝内に配置されていて、上記補磁極だけが磁石保持体により上記支持体に固定されており、
    上記支持体が、上記支持体の主面に対して上記段差をもって高くされたアイランド部である主磁極固定部と、この主磁極固定部間に形成された上記溝である補磁極固定部とを備え、
    上記主磁極が、上記補磁極間で上記主磁極固定部上に設けられていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 上記段差の大きさが、上記主磁極と支持体の間に力が発生しないように設定してあることを特徴とする請求項1記載のリニアモータ。
  3. 上記段差の大きさが、上記主磁極と支持体の間に吸引力が発生するように設定してあることを特徴とする請求項1記載のリニアモータ。
  4. 上記保持体の組立時の最大高さが主磁極の最大高さよりも高いことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のリニアモータ。
  5. 上記補磁極固定部の幅をWa、補磁極の幅をWmag、磁石押さえ板の幅をwb、磁石押さえ板の内側長さをlb、主磁極固定部の長さをlaとした場合に、
    Wa>Wmag
    Wb>Wmag
    la>lb
    の関係を満たすことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  6. 上記保持体は補磁極の両端部を固定する構造であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  7. 上記補磁極は上記主磁極よりも長い構成とし、上記保持体は、上記主磁極に対して突出した複数の上記補磁極の両端部を押さえつけて固定する構造であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のリニアモータ。
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