JP2022136655A - 電機子、リニアモータ、電機子の製造方法 - Google Patents

電機子、リニアモータ、電機子の製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022136655000001
【課題】互いに非連結の複数のコアが電機子から離脱しないようにしつつ、電機子の生産性の低下を抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】電機子10は、直線状に配置され、互いに非連続の複数のコア11と、複数のコア11のそれぞれに巻き回される複数のコイル12と、複数のコア11を保持する保持部13と、を備え、コア11は、その軸方向で複数に分割された部材11A,11Bを有し、部材11A,11Bは、保持部13との接触部において、少なくとも一部が保持部13側に張り出す張出部112を有する。
【選択図】図2

Description

本開示は、電機子等に関する。
例えば、互いに非連結の複数の棒状のコア(ティース)が進行方向に並べられ、複数のコアのそれぞれの周囲にコイルが巻き回されることで構成される電機子を含むリニアモータが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1では、2つの固定子が対向して配置され、その間に電機子が配置される。そして、棒状のコア(I形電機子ティース)の両端部の外周面が、コイルが巻き回される中間部の外周面よりも外側に張り出す形状、具体的には、断面視で末広がりの形状になっている。
かかる構成によれば、一方の固定子(永久磁石界磁)から電機子のコアに作用する磁気吸引力と、他方の固定子(永久磁石界磁)から電機子のコアに作用する磁気吸引力を名目上相殺することができる。仮に、2つの固定子の間での電機子の位置のずれ等により磁気的な非対称性が生じ、2つの固定子の何れか一方に向かう磁気吸引力が作用しても、コアの反対側の端部が電機子の他の部材に引っ掛かることで、コアが電機子から離脱しないようにすることができる。
特開平10-323011号公報
しかしながら、2つの固定子(永久磁石界磁)に対向するコアの両端部の外周面が、コアの中間部の外周面より外側に張り出すように構成されると、製造済みのコイルの中央部(中心部)にコアを挿通させることができない。その結果、導線をコアに直接巻き回すことによりコイルを製造する必要が生じ、電機子の生産性が低下する可能性がある。
そこで、上記課題に鑑み、2つの永久磁石界磁で電機子を挟み込むように構成されるリニアモータについて、互いに非連結の複数のコアが電機子から離脱しないようにしつつ、電機子の生産性の低下を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
直線状に配置され、互いに非連続の複数のコアと、
前記コアのそれぞれに巻き回される複数のコイルと、
前記コアを保持する保持部と、を備え、
前記コアは、その軸方向で複数に分割された分割コアを有し、
前記分割コアは、前記保持部との接触部において、少なくとも一部が前記保持部側に張り出す張出部を有する、
電機子が提供される。
また、他の実施形態では、
上述の電機子を備える、
リニアモータが提供される。
また、更に他の実施形態では、
上述の電機子の製造方法であって、
中央に空洞を有するように予め巻き回されたコイルを用意し、
前記分割コアを、前記予め巻き回されたコイルの両側から前記空洞にそれぞれ挿入することで、前記コアの周囲にコイルが巻き回された状態を形成させる、
電機子の製造方法が提供される。
上述の実施形態によれば、2つの永久磁石界磁で電機子を挟み込むように構成されるリニアモータについて、互いに非連結の複数のコアが電機子から離脱しないようにしつつ、電機子の生産性の低下を抑制することができる。
リニアモータの一例を示す図である。 電機子の構造の第1例を示す図である。 比較例に係る電機子におけるギャップ面付近のコアの透磁率の分布を示す図である。 実施形態に係る電機子におけるギャップ面付近のコアの透磁率の分布を示す図である。 電機子の構造の第2例を示す図である。 電機子の構造の第3例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
[リニアモータの概要]
まず、図1を参照して、本実施形態に係るリニアモータ1の概要について説明する。
図1は、本実施形態に係るリニアモータ1の一例を示す図である。具体的には、リニアモータ1をY軸正方向から見たXZ平面での断面図である。
リニアモータ1は、例えば、鉄道車両のドア、駅のプラットフォームのドア等のスライド式の各種ドアの開閉機構に組み込まれてよい。また、リニアモータ1は、例えば、半導体製造装置に搭載されてもよい。
図1に示すように、リニアモータ1は、電機子10と、界磁20とを含む。
電機子10は、可動子である。電機子10は、X軸方向に沿って延びるように配置される界磁20の界磁部20A,20Bの間に、Z軸方向で挟み込まれるように配置される。電機子10は、例えば、スライドレールやリニアガイド等の支持機構によって、X軸方向に移動可能な態様で支持される。また、電機子10は、支持機構によって、Z軸方向に所定量の可動範囲(いわゆる遊び)が許容されてよい。
電機子10は、複数(本例では、3つ)のコア11と、複数(本例では、3つ)のコイル12と、保持部13とを含む。
コア11は、コイル12の電機子電流により発生する磁界や界磁20の永久磁石21からの磁界の磁路として機能する。コア11は、例えば、電磁鋼板や圧粉磁心等の軟磁性体で構成される。
複数(3つ)のコア11は、互いに非連結(非連続)の態様で構成される。これにより、複数のコア11が連結部材によって連結される場合に比して、コイル12の占有スペースを拡大することができる。そのため、リニアモータ1の推力を相対的に向上させることができる。複数のコア11は、それぞれ、Z軸方向、即ち、界磁部20A,20Bの対向する方向に延びるように構成され、リニアモータ1の進行方向、即ち、X軸方向に略等間隔で並べて配置される。「略」は、製造上の誤差等を許容する意図であり、以下、同様の意味で使用する。
コイル12は、電機子電流が流されることにより、界磁部20A,20Bから生じる磁界との相互作用で可動子(電機子10)の推進力を発生させる。複数(3つ)のコイル12は、それぞれ、複数のコア11の周囲に導線が巻き回される態様で構成される。3つのコイル12Aには、例えば、U相、V相、及びW相の三相交流電力が供給される。
保持部13は、複数のコア11及び複数のコイル12を一体的に保持する。具体的には、保持部13は、モールド樹脂により構成され、複数のコア11の軸方向(Z軸方向)の両端部は、保持部13から露出するように保持される。
界磁20は、固定子である。界磁20は、X軸方向に延びるように設けられ、そのX軸方向の寸法は、可動子としての電機子10のX軸方向の移動量に合わせて規定される。
界磁20は、界磁部20A,20Bを含む。
界磁部20A,20Bは、互いに略平行にX軸方向に延びるように設けられる。界磁部20A,20Bとの間には、Z軸方向で所定の間隔が設けられ、この間隔は、電機子10のZ軸方向の寸法よりもある程度大きくなるように設定される。例えば、界磁部20A,20Bの間の間隔は、電機子10のZ軸方向の寸法に、電機子10の支持機構(例えば、スライドレールやリニアガイド)のZ軸方向の可動量と所定の余裕分を加えた量に相当する。これにより、可動子としての電機子10は、界磁部20A,20Bに接触することなく、X軸方向に移動することができる。
界磁部20A,20Bは、それぞれ、電機子10から見てZ軸正方向及びZ軸負方向に対向するように配置される。界磁部20A,20Bは、それぞれ、電機子10の複数のコイル12に鎖交する磁束を発生させる。
界磁部20A,20Bは、それぞれ、複数の永久磁石21と、バックヨーク22とを含む。
複数の永久磁石21は、Z軸方向で電機子10と対向するように、X軸方向に並べて配置される。本例では、複数の永久磁石21は、等間隔で、X軸方向に並べて配置され、隣り合う永久磁石21同士の間には、スペーサ21sが挟み込まれる態様で配置される。例えば、複数の永久磁石21は、それぞれ、電機子10と対向するZ軸方向に磁化され、電機子10との対向面の磁極がX軸方向に隣り合う他の永久磁石21と異なるように配置される。また、例えば、複数の永久磁石21は、電機子10に対向する磁極の磁束が相対的に強められるようにハルバッハ配列でX軸方向に並べて配置されてもよい。複数の永久磁石21は、例えば、ネオジム焼結磁石やフェライト磁石等である。
界磁部20A及び界磁部20Bは、互いの永久磁石21の磁気的な仕様(例えば、形状、寸法、残留磁束密度等)、及び配置の仕様(例えば、永久磁石21のX軸方向の配置位置やハルバッハ配列の有無を含む配列の仕方等)が略同じになるように構成される。これにより、界磁部20A及び界磁部20Bは、Z軸方向で互いに対向する空間において、略対称な磁界を発生させることができる。
バックヨーク22は、Z軸方向において、永久磁石21における電機子10との対向面とは反対側の面に隣接して配置される。バックヨーク22は、隣り合う永久磁石21の間の磁路として機能する。バックヨーク22は、例えば、電磁鋼板や圧粉磁心等の軟磁性体で構成される。
[電機子の第1例]
次に、図2~図4を参照して、本実施形態に係る電機子10の第1例について具体的に説明する。
<電機子の構造>
図2は、電機子10の構造の第1例を示す図である。具体的には、本例に係る電機子10を含むリニアモータ1をY軸正方向から見たXZ平面での断面図である。
図2に示すように、コア11は、中間部111と、張出部112とを含む。
中間部111は、Z軸方向において、コイル12が包囲する(巻き回される)部分である。中間部111の外周面は、コイル12の中心の内周面よりも若干内側に小さくなるように構成される。
張出部112は、Z軸方向において、中間部111と、コア11の両端部のそれぞれのとの間の2箇所に設けられ、中間部111よりも外周面が外側(保持部13側)に張り出すように構成される。張出部112は、コア11の軸(図2の一点鎖線)回りの周方向の全体の外周面が中間部111よりも外側に張り出していてもよいし、周方向の一部の外周面が中間部111よりも外側に張り出していてもよい。本例では、張出部112は、Z軸方向において、中間部111とコア11の端部との間に亘る範囲に設けられ、中間部111側からコア11の端部に向かって外周面が外側に広がるように構成される。そのため、張出部112は、その軸方向(Z軸方向)の両端部において、張出量が最大の箇所が保持部13から露出する。
また、コア11は、Z軸方向において、2つの張出部112の間に分割面11DSを有し、2つの部材11A,11Bにより構成される。
部材11A,11B(分割コアの一例)は、例えば、分割面11DSに塗布される接着材によって互いに連結される。
<電機子の製造方法>
電機子10は、以下の手順(1)~(6)によって製造される。
(1)部材11A,11Bの準備(製造)
軸方向に複数の部材11A,11Bに分割されるコア11が製造(作成)される。例えば、コア11が電磁鋼板により構成される場合、部材11A,11Bに相当する形状に予め型抜きされた電磁鋼板が積層され、層間が固定されることにより部材11A,11Bが製造される。電磁鋼板の層間の固定は、溶接、カシメ等が用いられてもよいし、電磁鋼板に予め施される接着皮膜が用いられてもよい。
(2)コイル12の準備(製造)
製造用の軸部材に導線が巻き回され、完成後、軸部材から抜き取られることにより中央に空洞を有するコイル12が製造(作成)される。軸部材は、例えば、専用の治具であってよい。また、コイル12は、ボビン等の中空部材に巻き回されることにより、中央部に空洞を有するように形成されてもよい。
(3)コア11及びコイル12の組み付け
部材11A,11Bの分割面11DSに相当する先端部の表面に接着材が塗布される。そして、部材11A,11Bの分割面11DS側の先端部がコイル12の巻回軸に相当する中央部の両側から挿入されることにより、コア11及びコイル12の組み付けが完了し、コア11及びコイル12の組立体(アッセンブリ)が完成する。この際、部材11A,11Bの先端部同士が当接することで、接着材により部材11A,11B同士が一体として連結される。
(4)コイル12の結線
コイル12に関する電力線の結線が行われる。例えば、コイル12の引出線と電源端子との間や複数のコイル12の間の引出線同士の間が結線される。
(5)コア11及びコイル12の樹脂モールド
電機子10に含まれる複数(本例では、3つ)のコア11及びコイル12の組立体(アッセンブリ)が所定の配置で並べられた状態で樹脂によりモールドされる。これにより、モールド樹脂(保持部13)によって、複数のコア11及び複数のコイル12が一体的に保持される態様の電機子10が完成する。
<電機子の作用>
図3は、比較例に係る電機子10cにおけるギャップ面付近のコア11cの透磁率の分布を示す図である。具体的には、図3は、比較例に係るリニアモータ1の電機子10cにおけるX軸方向でのギャップ面付近のコア11cの透磁率の分布を示す図3A、及び比較例に係る電機子10cにおける磁束線(図中の点線参照)を示す図3Bを含む。図4は、本実施形態(第1例)に係る電機子10におけるギャップ面付近のコア11の透磁率の分布を示す図である。具体的には、図4は、本実施形態(第1例)に係る電機子10におけるX軸方向でのギャップ面付近のコア11の透磁率の分布を示す図4A、及び本実施形態(第1例)に係る電機子10の磁束線(図中の点線参照)を示す図4Bを含む。
尚、図3(図3B)では、比較例に係るリニアモータ1cにおける構成要素のうち、本実施形態に係るリニアモータ1と同じ構成要素には、同じ符号が付されている。
図3(図3B)に示すように、比較例に係る電機子10cのコア11cは、本実施形態に係るコア11と異なり、Z軸方向の両端部の間の全体に亘って、略同じ横断面を有する。そのため、界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力がコア11cに作用すると、コア11cがコイル12の中央部及び保持部13からZ軸正方向或いはZ軸負方向に抜け出す態様で、コア11cが電機子10cから離脱する可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る電機子10は、界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力がコア11に作用しても、反対側の張出部112がコイル12や保持部13に当接し(引っ掛かり)、コア11のZ軸方向の移動が規制される。そのため、一体として連結される部材11A,11Bにより構成されるコア11の電機子10からの離脱を抑制することができる。
また、図3(図3B)に示すように、比較例に係る電機子10cのコア11cは、一体の一つの部品で構成される。そのため、仮に、本実施形態に係る電機子10のように、張出部112を採用して、コア11cの電機子10cからの離脱を抑制しようとすると、製造済みのコイル12の巻回軸に相当する中央部にコア11cを先端部から挿入することができなくなる。その結果、比較例に係る電機子10cは、コア11cの電機子10cからの離脱を抑制することはできるものの、コア11cに直接導線を巻き回す態様でコイル12を製造する必要が生じ、電機子10cの生産性が低下する可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る電機子10は、Z軸方向において、2つの張出部112の間の分割面11DSで分割される部材11A,11Bによって構成される。そのため、上述の如く、部材11A,11Bの分割面11DS側の先端を、製造済みのコイル12の中央部に両側から挿入することで、コア11及びコイル12の組み付けを実現することができる。よって、コア11の電機子10からの離脱を抑制しつつ、電機子の生産性の低下を抑制することができる。
また、図3(図3B)に示すように、界磁部20A,20Bと対向するコア11cの両端部のギャップ面の面積は、コイル12が包囲するZ軸方向の中間部のXY平面の断面積と略同じである。
これに対して、本実施形態に係る電機子10は、界磁部20A,20Bと対向するコア11の両端部のギャップ面11GSの面積は、コイル12が包囲する中間部111のXY平面の断面積より大きくなる。そのため、図3(図3B)、図4(図4B)に示すように、本実施形態に係る電機子10では、比較例に係る電機子10cに比して、界磁部20A,20Bの永久磁石21から発生する磁束がギャップ面11GSを通じてコア11cを通過し易くなる。その結果、本実施形態に係る電機子10では、比較例に係る電機子10cに比して、コイル12に鎖交する磁束が相対的に大きくなり、リニアモータ1の推力(平均推力)を相対的に大きくすることができる。
また、図3(図3A)に示すように、比較例に係る電機子10cでは、コア11cのギャップ面付近の部分の透磁率が、X軸方向において、コア11cのギャップ面と保持部13との境界部分で急激に変化している。コア11cのギャップ面のX軸方向での寸法が相対的に小さく、X軸方向で隣り合う他のコア11cのギャップ面との間の距離が相対的に大きくなるからである。そのため、比較例に係る電機子10cを含むリニアモータ1cでは、推力変動が相対的に大きくなってしまう可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る電機子10は、コア11のギャップ面11GS付近の部分の透磁率が、X軸方向において、コア11cのギャップ面と保持部13との境界部分でも滑らかに変化している。コア11のギャップ面11GSのX軸方向での寸法が相対的に大きく、X軸方向で隣り合う他のコア11のギャップ面11GSとの間の距離が相対的に小さくなるからである。そのため、本実施形態に係る電機子10を含むリニアモータ1では、推力変動を相対的に小さく抑制することができ、その信頼性を相対的に高めることができる。
[電機子の第2例]
次に、図5を参照して、本実施形態に係る電機子10の第2例について具体的に説明する。以下、上述の第1例と異なる部分を中心に説明し、第1例と同じ或いは対応する内容の説明を簡略化或いは省略する場合がある。
図5は、電機子10の構造の第2例を示す図である。具体的には、本例に係る電機子10を含むリニアモータ1をY軸正方向から見たXZ平面での断面図である。
図5に示すように、コア11は、中間部111と、張出部112と、非張出部113とを含む。
張出部112は、上述の第1例の場合と同様、Z軸方向において、中間部111と、コア11の両端部のそれぞれのとの間の2箇所に設けられる。本例では、張出部112は、Z軸方向において、中間部111と、非張出部113との間に設けられ、中間部111側から非張出部113側に向かって外周面が外側に広がるように構成される。そのため、張出部112は、コア11の両端部よりも中央側で保持部13に食い込むように構成される。
非張出部113は、Z軸方向において、張出部112とコア11の端部との間に設けられる。本例では、非張出部113は、Z軸方向において、張出部112からコア11の端部までに亘る範囲に設けられる。非張出部113は、中間部111を基準として、保持部13側に張り出さないように、且つ、張出部112よりも外周面が内側に引っ込むように構成される。本例では、非張出部113は、Z軸方向において、中間部111と略同じ外周面を有する。そのため、非張出部113は、Z軸方向における張出部112との境界部分に、段差面(図中のZ軸方向に水平な直線部分)を有する。
また、コア11は、上述の第1例の場合と同様、Z軸方向において、2つの張出部112の間に分割面11DSを有し、2つの部材11A,11Bにより構成される。
部材11A,11Bは、例えば、分割面11DSに塗布される接着材によって互いに連結される。
尚、本例の電機子10は、上述の第1例の場合と同様の手順で、製造されてよい。
このように、本例では、コア11において、張出部112に加えて、非張出部113が設けられる。
これにより、部材11A,11Bは、Z軸正方向の磁気吸引力が作用しても、Z軸負方向の磁気吸引力が作用しても、張出部112或いは非張出部113が保持部13に当接し(引っ掛かり)、移動が規制される。そのため、電機子10は、例えば、コア11に界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力が生じ、且つ、何らかの理由で部材11A,11Bの連結が解除されるような事態が生じたとしても、コア11の電機子10からの離脱を抑制することができる
[電機子の第3例]
次に、図6を参照して、本実施形態に係る電機子10の第3例について説明する。以下、上述の第1例等と異なる部分を中心に説明し、第1例等と同じ或いは対応する内容の説明を簡略化或いは省略する場合がある。
図6に示すように、コア11は、上述の第2例の場合と同様、中間部111と、張出部112とを含む。
張出部112は、上述の第1例等の場合と同様、Z軸方向において、中間部111と、コア11の両端部のそれぞれのとの間の2箇所に設けられる。張出部112は、張出部112A,112Bを含む。
張出部112Aは、Z軸方向において、中間部111と、張出部112Bとの間に設けられ、中間部111側から張出部112B側に向かって外周面が外側に広がるように構成される。
張出部112Bは、Z軸方向において、張出部112Aとコア11の端部との間に設けられる。張出部112Bは、Z軸方向において、張出部112Aからコア11の端部までに亘る範囲に設けられる。張出部112Bは、Z軸方向において、張出部112Aからコア11の端部に向かって外周面が内側に引っ込む(狭まる)ように構成される。そのため、張出部112は、その軸方向(Z軸方向)の両端部において、張出量が最大の箇所(張出部112A,112Bの境界)よりも小さい箇所が保持部13から露出する。
尚、本例の電機子10は、上述の第1例等の場合と同様の手順で、製造されてよい。
このように、本例では、コア11において、張出部112A,112Bが設けられる。
これにより、部材11A,11Bは、Z軸正方向の磁気吸引力が作用しても、Z軸負方向の磁気吸引力が作用しても、張出部112A或いは張出部112Bが保持部13に当接し(引っ掛かり)、移動が規制される。そのため、電機子10は、例えば、コア11に界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力が生じ、且つ、部材11A,11Bの連結が解除されるような事態が生じたとしても、コア11の電機子10からの離脱を抑制することができる
また、本例では、張出部112Bは、Z軸方向において、中間部111よりもコア11の端部の外周面が外側に張り出すように構成される。これにより、ギャップ面11GSの面積を、中間部111の横断面(XY平面の断面)よりも大きくすることができる。その結果、界磁部20A,20Bの永久磁石21から発生する磁束がコア11のギャップ面11GSを通過し易くなり、コイル12に鎖交する磁束を相対的に大きくすることができる(図4B参照)。また、コア11のギャップ面11GSのX軸方向の寸法が相対的に大きくなることから、上述の如く、電機子10のギャップ面付近の透磁率のX軸方向での変動を平滑化することができる(図4A参照)。そのため、電機子10は、部材11A,11Bの連結が解除される状況でのコア11の離脱を抑制しつつ、リニアモータ1の(平均)推力の向上、及び推力変動の抑制に伴う信頼性の向上等を図ることができる。
[他の実施形態]
次に、他の実施形態について説明する。
上述の実施形態には、適宜変形や変更が加えられたりしてよい。
例えば、上述の実施形態では、電機子10に含まれるコア11及びコイル12のそれぞれの数は、2個であってもよいし、4個以上であってもよい。
また、例えば、上述の実施形態やその変形・変更の例では、スペーサ21sは、省略されてもよい。
また、例えば、上述の実施形態やその変形・変更の例において、上述の第2例や第3例に係る電機子10の部材11A,11Bは、互いに連結されない状態で、保持部13に保持される態様であってもよい。上述の如く、部材11A,11Bは、互いに非連結の状態で、界磁部20A,20Bの任意の一方に向かう磁気吸引力が発生しても、張出部112及び非張出部113或いは張出部112A及び張出部112Bの双方の作用により、電機子10からの離脱が抑制されるからである。
また、例えば、上述の実施形態やその変形・変更の例では、コア11は、2つの部材11A,11Bに分離可能に構成されるが、2つの張出部112の間に少なくとも1つの分割面11DSが存在する限り、コア11は、3以上の部材に分割可能に構成されてよい。
また、例えば、上述の実施形態やその変形・変更の例では、リニアモータ1は、電機子10が固定子で、界磁20が可動子であるように構成されてもよい。この場合、電機子10は、可動子としての界磁20のX軸方向の移動範囲に合わせて、X軸方向に延びるように配置され、界磁20は、X軸方向に垂直な平面(即ち、YZ平面)上で電機子10を取り囲む態様で支持機構に支持されてよい。
また、例えば、上述の実施形態やその変形・変更の例では、リニアモータ1の可動子は、X軸方向に対応する直線上ではなく、曲線上に沿って移動可能に構成されてもよい。この場合、例えば、電機子10を挟み込むように配置される界磁部20A,20Bは、Y軸方向から見て、略平行な曲線形状を有してよい。この場合、「平行」とは、二本の線(曲線を含む)が等間隔の状態を維持して交差しない状態を意味する。
[作用]
次に、本実施形態に係るリニアモータ1(電機子10)の作用について説明する。
本実施形態では、電機子10は、互いに非連結(非連続)の複数のコア11と、複数のコイル12と、保持部13とを備える。具体的には、複数のコア11は、直線状に配置される。より具体的には、複数のコア11は、それぞれがZ軸方向に延びるように構成され、Z軸方向と垂直なX方向に沿って並べられる。また、複数のコイル12は、複数のコア11のそれぞれに巻き回される。また、保持部13は、複数のコア11を保持する。そして、複数のコア11は、その軸方向(Z軸方向)に複数に分割される部材11A,11Bを有し、部材11A,11Bは、保持部13との接触部において、少なくとも一部が保持部13側に張り出す張出部112を有する。より具体的には、複数のコア11は、それぞれ、Z軸方向におけるコイル12が巻き回される中間部111と、両端部のそれぞれとの間の範囲に、外周面が中間部111より外側に張り出すように構成される張出部112を有すると共に、Z軸方向における2つの張出部112の間に設けられる分割面11DSで分割される複数の部材11A,11Bによって構成される。
これにより、本実施形態に係る電機子10は、界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力がコア11に作用しても、コア11の反対側の張出部112が保持部13に当接し、一体としてのコア11の移動を規制することができる。そのため、電機子10は、コア11の離脱を抑制することができる。また、2つの張出部112の間の分割面11DSで、部材11A,11Bに分割されることから、作業者等は、部材11A,11Bに分割された状態で、分割面11DS側から製造済みのコイル12の中央部に部材11A,11Bを挿入することができる。そのため、例えば、コア11の中間部111に直接導線が巻き付けられる形でコア11及びコイル12が組み付け作業が行われる必要がなく、本実施形態に係る電機子10は、生産性の低下を抑制することができる。よって、本実施形態に係る電機子10は、互いに非連結の複数のコア11が電機子10から離脱しないようにしつつ、電機子10の生産性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、張出部112は、外周面が中間部111及び端部より外側に張り出すように構成される。例えば、張出部112は、その軸方向(Z軸方向)の両端部よりも中央側で保持部13に食い込むように構成される。また、張出部112は、張出量が最大よりも小さい箇所が保持部13から露出するように構成されてもよい。
これにより、電機子10は、例えば、界磁部20A,20Bの任意の一方に向かう磁気吸引力がコア11に作用しても、張出部112が保持部13に当接し、部材11A,11Bの移動を規制することができる。そのため、電機子10は、部材11A,11Bの連結の有無に依らず、コア11(部材11A,11B)の離脱を抑制することができる。また、2つの張出部112の間の分割面11DSで、部材11A,11Bに分割されることから、作業者等は、部材11A,11Bに分割された状態で、分割面11DS側から製造済みのコイル12の中央部に部材11A,11Bを挿入することができる。そのため、上記と同様、本実施形態に係る電機子10は、生産性の低下を抑制することができる。よって、本実施形態に係る電機子10は、互いに非連結の複数のコア11が電機子10から離脱しないようにしつつ、電機子10の生産性の低下を抑制することができる。
また、本実施形態では、コア11の端部は、中間部111より外周面が外側に張り出すように構成されてよい。例えば、張出部112は、張出量が最大の箇所が保持部13から露出するように構成されてもよい。また、張出量が最大よりも小さい箇所が保持部13から露出するように構成されてもよい。
これにより、本実施形態に係る電機子10は、コア11の端部、即ち、界磁部20A,20Bと対向するギャップ面11GSのX軸方向の寸法を相対的に大きくすることができる。そのため、電機子10は、界磁部20A,20Bの永久磁石21の磁束を効率的にコア11に通過させ、リニアモータ1の推力を増大させることができる。また、電機子10は、コア11のギャップ面11GS付近におけるX軸方向で隣り合う他のコア11との間の距離が相対的に短くなる。そのため、電機子10は、界磁部20A,20Bとの間のギャップ面付近におけるX軸方向での透磁率の変化を平滑化することができる。よって、電機子10は、リニアモータ1の推力変化を抑制し、リニアモータ1の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、張出部112は、部材11A,11Bが互いに連結される前提の下で、張出量が最大の箇所が保持部13から露出するように構成されてもよい。具体的には、張出部112は、部材11A,11Bが互いに連結される前提の下で、Z軸方向において、コア11の端部を含む範囲に設けられ、中間部111からコア11の端部に向かって外周面が外側に広がるように構成されてよい。
これにより、本実施形態に係る電機子10は、コア11の端部、即ち、界磁部20A,20Bと対向するギャップ面11GSのX軸方向の寸法を相対的に大きくすることができる。そのため、電機子10は、上記と同様、リニアモータ1の推力を増大させることができると共に、リニアモータ1の推力変動を抑制し、リニアモータ1の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態では、電機子10の製造工程には、中央部に空洞を有するようにあらかじめ巻き回された複数のコイル12を用意し、複数のコア11のそれぞれについて、コア11が複数に分割された部材11A,11Bをコイル12の両側から中央部の空洞にそれぞれ挿入することで、コイル12がコア11の周囲に巻き回された状態を形成させる工程が含まれる。つまり、電機子10は、作業者等が、複数のコア11のそれぞれについて、複数の部材11A,11Bのうちの分離された状態の両端部に相当する部材をコイル12の両側から中央部の空洞に挿入することにより製造される。
尚、コイル12は、中央部に空洞を有するために、上述の如く、ボビン等の中空部材に電線が巻き回されることで形成されてもよいし、専用の治具に電線が巻き回された後に治具が引抜かれることで形成されてもよい。
これにより、作業者等は、コア11のX軸方向の両端部に張出部112が設けられる場合であっても、コア11に製造済みのコイル12を組み付けることができる。
また、本実施形態では、電機子10の製造工程には、複数のコア11のそれぞれについて、部材11A,11Bをコイル12の両側から中央部の空洞にそれぞれ挿入した後、部材11A,11B同士を接合する工程が含まれてもよい。更に、この際、部材11A,11Bの接合面にはんだ等の接着部材を塗布する工程が事前に含まれてもよい。
これにより、作業者等は、複数の部材11A,11Bをコア11として一体的に連結させることができる。そして、一体的に連結することで、電機子10は、界磁部20A,20Bの何れか一方に向かう磁気吸引力がコア11に作用しても、コア11の反対側の端部の張出部112が保持部13に当接し、複数の部材11A,11Bが一体的に連結されたコア11の移動を規制することができる。そのため、電機子10は、コア11の離脱を抑制することができる。
以上、実施形態について詳述したが、本開示はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 リニアモータ
10 電機子
11 コア
11A,11B 部材(分割コア)
11DS 分割面
11GS ギャップ面
12 コイル
13 保持部
20 界磁
20A,20B 界磁部
21 永久磁石
21s スペーサ
22 バックヨーク
111 中間部
112,112A,112B 張出部
113 非張出部

Claims (7)

  1. 直線状に配置され、互いに非連続の複数のコアと、
    前記コアのそれぞれに巻き回される複数のコイルと、
    前記コアを保持する保持部と、を備え、
    前記コアは、その軸方向で複数に分割された分割コアを有し、
    前記分割コアは、前記保持部との接触部において、少なくとも一部が前記保持部側に張り出す張出部を有する、
    電機子。
  2. 前記分割コアは、互いに連結され、
    前記張出部は、張出量が最大の箇所が前記保持部から露出している、
    請求項1に記載の電機子。
  3. 前記張出部は、その軸方向の端部よりも中央側で前記保持部に食い込む、
    請求項1に記載の電機子。
  4. 前記張出部は、張出量が最大よりも小さい箇所が前記保持部から露出している、
    請求項1に記載の電機子。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の電機子を備える、
    リニアモータ。
  6. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の電機子の製造方法であって、
    中央に空洞を有するように予め巻き回されたコイルを用意し、
    前記分割コアを、前記予め巻き回されたコイルの両側から前記空洞にそれぞれ挿入することで、前記コアの周囲にコイルが巻き回された状態を形成させる、
    電機子の製造方法。
  7. 前記分割コアを前記予め巻き回されたコイルの両側から前記空洞にそれぞれ挿入した後、前記分割コア同士を接合する、
    請求項6に記載の電機子の製造方法。
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