JP3954399B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機に関し、特に、分割型の突極構造を有するラジアルギャップ型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、軟磁性板材(珪素鋼板等)の平板リング状コイルから放射状に複数個の突極を形成し、これを軸方向に多数枚積層してアーマチュアを形成した回転電機が知られている。
【0003】
この従来の回転電機では、複数個の突極を有する状態で一体的にプレス抜き加工するため、構造上突極が分割されず、磁気効率が優れている(磁気抵抗が小さい)という利点がある。
【0004】
しかしながら、小型機の場合には、巻線は各突極に直巻きされるのが普通であるため、巻線作業が煩雑であるという欠点があった。特にインナーロータ型の回転電機の場合、巻線作業は困難を極める。この結果、巻線作業に長時間を要するとともに巻線の占積率を上げることができないという問題点があった。またこの場合、巻線がフライヤ巻きとなるため、巻線作業時に線材に対してねじれのストレスが加わり、巻線部の絶縁信頼性を上げることができないという問題点があった。
【0005】
このような状況の中、近年では、エネルギー積の高い希土類磁石が開発されたこと、またコンピュータを駆使した磁気回路解析によって回転電機の構造を見直すことによって、突極を分割した構造であっても所望のモータ特性を得ることができるようになってきた。このような突極を分割した構造にすると、磁気抵抗が多少増大するが、それにも増して、巻線作業が容易になること、また占積率を上げることができることが大きな利点となる。
【0006】
このことから、最近では、分割アーマチュア型の回転電機の方が総合的に見て高性能化および低コスト化が図れることがわかり、今日ではアーマチュアの分割化の要求度が高まってきた。
【0007】
この分割型アーマチュアの一例としては、前述の軸方向に複数枚の平板を積層する従来型構成のアーマチュアヨークを突極部分ごとに軸と平行な方向に分割し、この分割した突極部分ごとに巻線を施し、その後、分割した箇所をレーザで溶接するなどの方法によって接合してアーマチュアに再構成するものが知られている。
【0008】
しかし、この方法で作製したアーマチュアの場合、従来のアーマチュアを一旦分割し、その後に再度結合するため、手間がかかるという煩わしさがある。また、再結合の際には積層状態を確保しながら行わなければならないので、組立精度が十分保証された金型等に組付け且つ1枚1枚確実に溶接作業を行う必要があり、精度維持が難しく作業性が悪いという問題がある。また、何と言っても接合(溶接)箇所は機械的、磁気的特性が著しく劣化する等の欠点があるため、結果的には完成度に今一つ問題がある。
【0009】
そこで、本発明者らは、特開2001−238377号公報として、分割した複数の突極とこれらの突極を磁気的および機械的に接続するリングとを用いて構成したラジアルギャップ型回転電機の分割アーマチュアにおいて、突極の位置決めおよび固定をするための極歯リングと、磁気的不連続性による漏洩磁束の低減を図るためのステータリングとを用いる構成を開示した。
【0010】
図11は、特開2001−238377号公報に開示された回転電機における極歯リングの斜視図である。
【0011】
図11において、極歯リング150は軟磁性の金属製円筒でたとえば絞り加工によって形成される。極歯リング150の長手方向(ロータ界磁磁石の回転軸に平行)に中央よりも下方まで円周方向に等間隔に6本のスリット150aが形成されている。スリット150aの形状は長方形であり、円周方向におけるスリット150aの割付け位置は必ずしも等間隔でなくてもよい。
【0012】
このスリット150aには、6個に分割された突極のそれぞれに設けられた極歯が嵌め込まれることによって各突極の位置決めがされ、これとともに、極歯リング150の外側にやはり金属製円筒形状のステータリングがかぶせられることによって磁気回路が形成される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の特開2001−238377号公報に記載のような従来の回転電機においては、以下のような問題があった。
【0014】
上述の従来の回転電機における極歯リング150のスリット150aは打ち抜きによって形成されるが、その幅は打ち抜き金型の寸法によって定まるため、ほとんどバラツキなく形成することができる。
【0015】
これに対して、スリット150aにはめ込む極歯は電磁鋼板を積層して形成されるため、極歯の幅は重ねる各電磁鋼板の厚さを合計したものになる。このため極歯の幅のバラツキは、鋼板1枚分のバラツキを重ねる鋼板の枚数分だけ合計したものとなってしまう。
【0016】
このことから、従来の回転電機では、スリット150aに極歯をはめ込んだとき、スリット150aの側面と極歯との接触状態が一定とはならないという問題があった。
【0017】
たとえば、外径42mmの大きさの回転電機の場合、スリット150aの幅のバラツキは±0.03mm程度であるが、厚さ0.5mmの電磁鋼板1枚の厚みのバラツキは±0.02mmとして、これを7枚重ねて用いる場合、極歯全体の厚みのバラツキはおおよそ±0.14mmにもなる。
【0018】
このバラツキによって、スリット150aと極歯との接触状態は、きつすぎて挿通できない場合もあれば、スリット150aと極歯とが幅方向において接触しないという不都合が生じた。
【0019】
このようにスリット150aと極歯との接触状態、すなわち極歯リングと極歯との接触状態が安定しないと、ステータにおける磁気回路が安定せず、モータ回転が不安定になったり、微少振動並びに騒音の原因となり、精密機械等に適用する回転電機としては不充分なものとなってしまうという問題があった。
【0020】
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、極歯リングと極歯との接触状態を一定に保ち、安定したモータ特性を得ることができる回転電機を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、極歯リングと、極歯を有する複数の突極とを有し、前記突極を前記極歯リングで囲って該突極の位置決めおよび固定を行う回転電機において、ロータ磁石の回転軸方向に形成した前記極歯を嵌め込む切り起こし部を前記極歯リングに設け、該切り起こし部に前記極歯が嵌め込まれる際に該切り起こし部が変形し得るものであって、該切り起こし部と前記極歯との接触面にバネ性を有する形状であり、前記極歯と接触する極歯受け部を前記極歯リングに設け、前記切り起こし部に前記極歯が嵌め込まれた際に、前記極歯を該極歯受け部と該切り起こし部とによって支持し、該極歯受け部がバネ性を有して前記極歯と十分に接触させてなることを特徴とする。
【0022】
また、本発明は、前記極歯リングが軟磁性の板材をリング状に加工して形成されたことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【0027】
また、図2は、図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【0028】 図1および図2において、6は突極、10はアーマチュア組立体、12および13はフランジ、20はロータ組立体、21はシャフト、22はスリーブ、23はロータ界磁磁石、23aはロータ位置検出磁石部、24はスペーサ、25はボールベアリング、26はスリーブベアリング、27は与圧ホルダ、28は与圧ばね、34は極歯、34aは先端部、36はボビン、38はマグネットワイヤ、40は端子、50は極歯リング、50aは極歯リングにおける極歯受け部、50bは切り起こし部、51はプリント配線板、52はホールセンサ、53はコネクタ端子、57はコネクタ、60は樹脂、100はステータリングである。
【0029】
なお、この実施の形態では、回転電機は、突極数が6個でロータ磁極数が8極の3相インナーロータ型DCブラシレスモータの場合を示す。
【0030】
また、この図1および図2は、アーマチュア組立体内部のロータ界磁磁石が入る部分を除く部分に樹脂を充填して一体的にモールドした、いわゆる樹脂一体モールドアーマチュア組立体を示している。
【0031】
このDCブラシレスモータは、アーマチュア組立体10と、その軸方向両端に設けられたフランジ12および13と、アーマチュア組立体10の内部に回転自在に配置されたロータ組立体20とで構成されている。
【0032】
アーマチュア組立体10は、外周に円筒状のステータリング100を有し、その内周に沿って極歯リング50が嵌挿され、極歯リング50の内部に6個の突極6が60度の等角度間隔で放射状に配置されている。
【0033】
ここで、突極6の構造について説明する。
【0034】
図3は、図1および図2に示した突極6を分解して示す斜視図であり、(a)は突極6のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極6のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【0035】
また、図4は、図1および図2に示した突極6を示す斜視図である。
【0036】
図3(a)、図3(b)および図4において、図1および図2と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0037】
突極6は、表面が絶縁された板厚0.5mmの電磁鋼板をほぼT字形状に加工し、これを7枚積層した図3(b)に示す極歯34を、図3(a)に示す樹脂製ボビン36の角穴36a(幅T1)に挿入し、ボビン36の鍔部36bと36cとの間に、図4に示すようにマグネットワイヤ38を巻回して構成される。
【0038】
極歯34は、ボビン36に挿入された際に、その先端部(図3(b)において左側の側縁)全体(長さT2)にわたって所定の高さ(高さT3)だけ、鍔部36bの表面から突出するような寸法に形成されている。
【0039】
マグネットワイヤ38の端部はボビン36の片方の鍔部36cの下端に挿入された端子40にからげられる。
【0040】
また、ボビン36の鍔部36cの両側縁には離れて2ヶ所にモールド用樹脂を注入するための樹脂注入穴を形成する凹部36dが形成されている。
【0041】
なお、極歯34の材料としては、電磁鋼板のほかに、たとえば軟磁性体粉を焼き固めたセラミックス成形品や、外周表面を絶縁処理した純鉄等のマイクロパウダーから成る軟磁性材料を焼き固めたいわゆる粉末冶金成形品のような軟磁性材を用いることもできるが、それらとは異なる軟磁性の金属板材で成分にFe−Ni−Cr系の金属材を用いると、高い透磁率が維持できるだけではなく、比較的電気抵抗率が高いために渦電流損を低減することができるという利点があると同時に、積層時各板材表面を防錆処理することなく用いても腐食の心配がないので、使用環境の厳しいところ(たとえば車載用)での使用に有効である。
【0042】
図5は、図1に示したアーマチュア組立体10を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極6が鍔部36cどうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)は極歯リング50を示す斜視図、(c)はステータリング100を示す斜視図である。
【0043】
図5(a)〜(c)において、図1〜図4と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0044】
図5(a)から分かるように、隣接する2つの突極6のボビン36の鍔部36cどうしが接触する側縁には凹部36dどうしが合わさって樹脂注入穴37が形成される。
【0045】
図5(b)は、図5(a)に示した突極組立体を受け入れる極歯リング50を示している。極歯リング50は金属製円筒であり、たとえば絞り加工によって形成される。
【0046】
図5(c)に示すステータリング100は、突極組立体を極歯リング50に挿入した状態で受け入れるものであり、ステータリング100の内外面には、極歯リング50と異なり、位置決め機構も固定機構も設けられていない。このため、ステータリング100の内周径SR4は極歯リング50の外周径TR4と等しいか若干大きめに設定され、挿入時にこれらが嵌合するようになっている。もちろん、回転電機がアウターロータ型モータの場合には、ステータリング100は極歯リング50の内周側に配置される構成となる。
【0047】
また、ステータリング100の軸方向の長さについては、軸方向の長さSR1は極歯リング50の長さTR1と等しいか長くなるように設定されているので、極歯リング50をステータリング100に挿入した際ステータリング100内に完全に収まる。このため、モータの外周面には突極位置決め用および固定用の機構がまったく現れず、外に覆ったステータリング100で磁気的不連続が完全にカバーされるので、漏洩磁束を著しく低減することができるという利点がある。もちろん製品の外観も品位も向上する。
【0048】
また、ステータリング100の板厚については、ステータリング100にフランジ12および13(図1参照)を抵抗溶接する関係で、その板厚SR2は極歯リング50の板厚TR2より厚く設定しているが、フランジ12、13の溶接が可能な範囲で薄くするほうが好ましい。なお、図中ステータリング100の下端の切り欠き100aはコネクタ57(図1参照)の逃げ用の溝となっている。
【0049】
ここで、図5(b)に示した極歯リング50の構造について説明する。
【0050】
図5(b)を参照して分かるように、極歯リング50の長手方向(ロータ界磁磁石の回転軸に平行)には、円周方向に等間隔に6つの極歯受け部50aが設けられている。なお、円周方向における極歯受け部50aの割付け位置は必ずしも等間隔でなくてもよく、コギングトルクを調整するねらいで任意に設定してもよい。
【0051】
この実施の形態では、極歯受け部50aの両脇には切り起こし部50bが設けられ、この2つの切り起こし部50bによって極歯34の先端部34aをはさみ込むことによって、突極6の位置決めおよび固定を行う。
【0052】
この切り起こし部50bは、極歯リング50に切り込みを入れた上で、これを所定の位置で折り曲げることによって起こし、図5(b)に示すような形状に形成される。
【0053】
極歯受け部50aおよび切り起こし部50bの寸法は、極歯34の先端部34aが挿入された際に、極歯受け部50aと切り起こし部50bとによってバネ性を持ち、極歯34の先端部34aと十分に接触し、固定できるように設計される。
【0054】
本実施の形態では、この極歯受け部50aと切り起こし部50bとの組み合わせが極歯リング50の円周方向6ヶ所に設けられ、このそれぞれに、6個の突極6のそれぞれに設けられた極歯34の先端部34aが嵌め込まれることによって、各突極の位置決めがされ、これとともに、極歯リング50の外側にやはり軟磁性の金属製円筒形状のステータリング100がかぶせられることによって磁気回路が形成される。
【0055】
図5(b)に示した本実施の形態の極歯リング50によれば、極歯受け部50aの両脇の2つの切り起こし部50bによってバネ性を生じさせ、これによって極歯受け部50aと切り起こし部50bとの間に嵌め込まれた突極6の固定性および接触性を向上させることができる。すなわち、突極6のそれぞれに設けられた極歯34の先端部34aの幅に寸法のバラツキがあったとしても、極歯受け部50aの両脇の2つの切り起こし部50bのバネ性によってそのバラツキを吸収することができ、安定した磁気回路を形成することができる。
【0056】
次に、本発明による回転電機の別の実施の形態について説明する。
【0057】
図6は、本発明による回転電機の第2の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを形成するための板材を示す斜視図であり(b)は(a)に示す板材によって形成された極歯リングを示す斜視図である。
【0058】
また、図7は、図6(a)および図6(b)に示した極歯リング70の極歯受け部70aおよび切り起こし部70bの部分を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図、(c)は(b)に極歯34の先端部34aを嵌め込んだ状態を示す図である。
【0059】
図6(b)に示す極歯リング70は、図6(a)に示すような軟磁性の板材A(たとえば、亜鉛メッキ鋼板、ニッケルメッキ鋼板、純鉄板など)に所定の間隔で極歯受け部70aおよび切り起こし部70bを打ち抜きリング状に加工するとともに、切り起こし部70bを内側に折り曲げることによって起こして製作される。このようにすれば、高度の絞り加工を用いないで極歯リングを製作することができる。
【0060】
図6(a)において、板材Aの巻き始め端(図において板材Aの左端)に深さaの凹部65aおよび高さaの凸部65bを形成し、巻き終わり端(図において板材Aの右端)に高さaの凸部66bおよび深さaの凹部66aを形成しておき、巻き始め端の凹部65aと巻き終わり端の凸部66bとを組み合わせ、巻き始め端の凸部65bと巻き終わり端の凹部66aとを組み合わせることにより、高精度のリングを製作することができるため、作業時に多少の外力が加わっても径寸法は変動しない。なお、凹部と凸部の形状は図示したものに限るものではなく、直線状の巻き始め部と巻き終わり部とを簡単に突き当てるだけでもよい。
【0061】
この実施の形態においては、極歯受け部70aおよび切り起こし部70bが、図5(b)に示した極歯受け部50aおよび切り起こし部50bと同様の働きを果たし、極歯受け部70aとその両脇の切り起こし部70bとの間に嵌め込まれた突極6の固定性および接触性を向上させることができる。
【0062】
また、切り起こし部70bにおいては、図7(a)に示すように、極歯リング70に突極6を嵌め込むときのしやすさを考慮し、切り起こし部70bの角を取ったテーパ71を設けるようにしてもよい。
【0063】
次に、本発明による回転電機のさらに別の実施の形態について説明する。
【0064】
図8は、本発明による回転電機の第3の実施の形態における極歯リングを示す平面図である。
【0065】
この図8は、前記第2の実施の形態における図7(a)に相当する図であり、本実施の形態では、図8に示すように、極歯リング170には、極歯受け部171aおよびその両脇の切り起こし部171bと、極歯受け部172aおよびその両脇の切り起こし部172bとが設けられている。
【0066】
極歯受け部171aおよびその両脇の切り起こし部171b並びに極歯受け部172aおよびその両脇の切り起こし部172bは、図8に示すように、極歯リング170の長手方向(ロータ界磁磁石の回転軸に平行)に一列に並べて設けられる。したがって、極歯34の先端部34aは、この極歯受け部171aとその両脇の切り起こし部171bとの間さらに極歯受け部172aとその両脇の切り起こし部172bとの間に嵌め込まれて固定される。
【0067】
すなわち、この実施の形態においては、極歯受け部171aおよび切り起こし部171b並びに極歯受け部172aおよび切り起こし部172bが、図5(b)に示した極歯受け部50aおよび切り起こし部50bと同様の働きを果たし、極歯受け部171aとその両脇の切り起こし部171bとの間さらに極歯受け部172aとその両脇の切り起こし部172bとの間に嵌め込まれた突極6の固定性および接触性を向上させることができる。
【0068】
次に、本発明による回転電機のさらに別の実施の形態について説明する。
【0069】
図9は、本発明による回転電機の第4の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを示す平面図、(b)は(a)におけるB−B断面図に極歯34の先端部34aを嵌め込んだ状態を示す図である。
【0070】
この図9(a)は前記第2の実施の形態における図7(a)に相当する図であり、また図9(b)は前記第2の実施の形態における図7(c)に相当する図である。
【0071】
本実施の形態では、図9(a)および図9(b)を参照して分かるように、極歯リング270には、極歯リング270の長手方向(ロータ界磁磁石の回転軸に平行)に2つの切出し極歯受け部270aが設けられ、この2つの切出し極歯受け部270aの間の両脇には切り起こし部270bが設けられている。
【0072】
この実施の形態では、この切出し極歯受け部270aと切り起こし部270bとによって極歯34の先端部34aをはさみ込むことによって、突極6の位置決めおよび固定を行う。
【0073】
切出し極歯受け部270aのそれぞれは、図9(a)および図9(b)に示すように、極歯リング270に2本の縦の切り込みを入れ、その間を内側に湾曲させることによって形成される。切り起こし部270bについては前述の切り起こし部50bや70b等と同様であるため詳しい説明は省略する。
【0074】
切出し極歯受け部270aおよび切り起こし部270bの寸法は、極歯34の先端部34aが挿入された際に、切出し極歯受け部270aと切り起こし部270bとによってバネ性を持ち、極歯34の先端部34aと十分に接触し、固定できるように設計される。
【0075】
本実施の形態では、この切出し極歯受け部270aと切り起こし部270bとの組み合わせが極歯リング270の円周方向6ヶ所に設けられ、このそれぞれに、6個の突極6のそれぞれに設けられた極歯34の先端部34aが嵌め込まれることによって、各突極の位置決めがされ、これとともに、極歯リング270の外側にやはり金属製円筒形状のステータリング100がかぶせられることによって磁気回路が形成される。
【0076】
次に、本発明による回転電機のさらに別の実施の形態について説明する。
【0077】
図10は、本発明による回転電機の第5の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを示す平面図、(b)は(a)におけるC−C断面図に極歯34の先端部34aを嵌め込んだ状態を示す図である。
【0078】
この図10(a)は前記第2の実施の形態における図7(a)に相当する図であり、また図10(b)は前記第2の実施の形態における図7(c)に相当する図である。
【0079】
本実施の形態では、図10(a)および図10(b)を参照して分かるように、極歯リング370には、極歯リング370の長手方向(ロータ界磁磁石の回転軸に平行)に2つの切り起こし部371bと2つの切り起こし部372bとが一列に設けられ、さらに2つの切り起こし部371bと2つの切り起こし部372bとの間には切出し極歯受け部370aが設けられている。
【0080】
この実施の形態では、この切り起こし部371bと切り起こし部372bと切出し極歯受け部370aとによって極歯34の先端部34aをはさみ込むことによって、突極6の位置決めおよび固定を行う。
【0081】
切出し極歯受け部370aは、図10(a)および図10(b)に示すように、極歯リング370に2本の横の切り込みを入れ、その間を内側に湾曲させることによって形成される。切り起こし部371bや切り起こし部372bについては前述の切り起こし部50bや70b等と同様であるため詳しい説明は省略する。
【0082】
切出し極歯受け部370a、切り起こし部371bおよび切り起こし部372bの寸法は、極歯34の先端部34aが挿入された際に、切出し極歯受け部370aと切り起こし部371bと切り起こし部372bとによってバネ性を持ち、極歯34の先端部34aと十分に接触し、固定できるように設計される。
【0083】
本実施の形態では、この切出し極歯受け部370aと切り起こし部371bと切り起こし部372bとの組み合わせが極歯リング370の円周方向6ヶ所に設けられ、このそれぞれに、6個の突極6のそれぞれに設けられた極歯34の先端部34aが嵌め込まれることによって、各突極の位置決めがされ、これとともに、極歯リング370の外側にやはり金属製円筒形状のステータリング100がかぶせられることによって磁気回路が形成される。
【0084】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、極歯リングと極歯との接触状態を一定に保ち、安定したモータ特性を得ることができる回転電機を提供することができる。
【0085】
すなわち、本発明によれば、極歯リングに設けた切り起こし部等によってバネ性を持たせ、これによって嵌め込まれた極歯の固定性および接触性を向上させることができる。すなわち、極歯の幅に寸法のバラツキがあったとしても、切り起こし部等のバネ性によってそのバラツキを吸収することができ、安定した磁気回路を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【図2】図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【図3】図1および図2に示した突極を分解して示す斜視図であり、(a)は突極のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【図4】図1および図2に示した突極を示す斜視図である。
【図5】図1に示したアーマチュア組立体を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極が鍔部どうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)は極歯リングを示す斜視図、(c)はステータリングを示す斜視図である。
【図6】本発明による回転電機の第2の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを形成するための板材を示す斜視図であり(b)は(a)に示す板材によって形成された極歯リングを示す斜視図である。
【図7】図6(a)および図6(b)に示した極歯リングの極歯受け部および切り起こし部の部分を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A断面図、(c)は(b)に極歯の先端部を嵌め込んだ状態を示す図である。
【図8】本発明による回転電機の第3の実施の形態における極歯リングを示す平面図である。
【図9】本発明による回転電機の第4の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを示す平面図、(b)は(a)におけるB−B断面図に極歯の先端部を嵌め込んだ状態を示す図である。
【図10】本発明による回転電機の第5の実施の形態における極歯リングを示す図であり、(a)は極歯リングを示す平面図、(b)は(a)におけるC−C断面図に極歯の先端部を嵌め込んだ状態を示す図である。
【図11】特開2001−238377号公報に開示された回転電機における極歯リングの斜視図である。
【符号の説明】
6 突極
10 アーマチュア組立体
12、13 フランジ
20 ロータ組立体
21 シャフト
22 スリーブ
23 ロータ界磁磁石
23a ロータ位置検出磁石部
24 スペーサ
25 ボールベアリング
26 スリーブベアリング
27 与圧ホルダ
28 与圧ばね
34 極歯
34a 先端部
36 ボビン
36a 角穴
36b、36c 鍔部
36d 凹部
37 樹脂注入穴
38 マグネットワイヤ
40 端子
50、70、170、270、370 極歯リング
50a、70a、171a、172a 極歯受け部
50b、70b、171b、172b、270b、371b、
372b 切り起こし部
270a、370a 切出し極歯受け部
51 プリント配線板
52 ホールセンサ
53 コネクタ端子
57 コネクタ
60 樹脂
65a、66a 凹部
65b、66b 凸部
71 テーパ
100 ステータリング
100a 切り欠き

Claims (2)

  1. 極歯リングと、極歯を有する複数の突極とを有し、前記突極を前記極歯リングで囲って該突極の位置決めおよび固定を行う回転電機において、
    ロータ磁石の回転軸方向に形成した前記極歯を嵌め込む切り起こし部を前記極歯リングに設け、該切り起こし部に前記極歯が嵌め込まれる際に該切り起こし部が変形し得るものであって、該切り起こし部と前記極歯との接触面にバネ性を有する形状であり、
    前記極歯と接触する極歯受け部を前記極歯リングに設け、前記切り起こし部に前記極歯が嵌め込まれた際に、前記極歯を該極歯受け部と該切り起こし部とによって支持し、該極歯受け部がバネ性を有して前記極歯と十分に接触させてなる
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 前記極歯リングが軟磁性の板材をリング状に加工して形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
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