JP2004159667A - バッチ - Google Patents

バッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2004159667A
JP2004159667A JP2002172100A JP2002172100A JP2004159667A JP 2004159667 A JP2004159667 A JP 2004159667A JP 2002172100 A JP2002172100 A JP 2002172100A JP 2002172100 A JP2002172100 A JP 2002172100A JP 2004159667 A JP2004159667 A JP 2004159667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
batch
mounting
mounting means
cover
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002172100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3363899B1 (ja
Inventor
Kenji Kaneko
健児 金子
Kaori Sekida
香織 関田
Noriyoshi Kikuchi
憲悦 菊地
Iwakichi Ogawa
岩吉 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKUCHI KK
Bandai Co Ltd
Original Assignee
KIKUCHI KK
Bandai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2002172100A priority Critical patent/JP3363899B1/ja
Application filed by KIKUCHI KK, Bandai Co Ltd filed Critical KIKUCHI KK
Priority to PCT/JP2002/006361 priority patent/WO2003070045A1/ja
Priority to AU2002315892A priority patent/AU2002315892A1/en
Priority to CA002417061A priority patent/CA2417061C/en
Priority to GB0228049A priority patent/GB2392146C/en
Priority to US10/343,543 priority patent/US7069678B2/en
Priority to AT02741295T priority patent/ATE309715T1/de
Priority to DE60207397T priority patent/DE60207397T2/de
Priority to ES02741295T priority patent/ES2250660T3/es
Priority to EP02741295A priority patent/EP1374715B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3363899B1 publication Critical patent/JP3363899B1/ja
Priority to ES04027063T priority patent/ES2270260T3/es
Priority to DE60308649T priority patent/DE60308649T2/de
Priority to GB0424835A priority patent/GB2404647B/en
Priority to AT03705186T priority patent/ATE340523T1/de
Priority to CA002476889A priority patent/CA2476889C/en
Priority to US10/504,957 priority patent/US7624486B2/en
Priority to DE60308181T priority patent/DE60308181T2/de
Priority to EP03705186A priority patent/EP1477081B1/en
Priority to TW092103245A priority patent/TWI225775B/zh
Priority to PCT/JP2003/001586 priority patent/WO2003070046A1/ja
Priority to GB0400337A priority patent/GB2396599B/en
Priority to AU2003212006A priority patent/AU2003212006A1/en
Priority to EP04027063A priority patent/EP1512340B1/en
Priority to HK04103521A priority patent/HK1060500A1/xx
Publication of JP2004159667A publication Critical patent/JP2004159667A/ja
Priority to HK05103204A priority patent/HK1070537A1/xx
Priority to HK04108282A priority patent/HK1065450A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B1/00Buttons
    • A44B1/06Assembling of buttons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C27/00Making jewellery or other personal adornments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44CPERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
    • A44C3/00Medals; Badges
    • A44C3/001Badges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adornments (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

【課題】止着ピン等の装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された文字、絵柄等の表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択することができるバッチを提供する。
【解決手段】バッチ200は、表蓋201と、表蓋201の表面板202上に載置されるシート体213と、裏蓋周縁209と表蓋周縁203との間でシート体213の周縁を挟持するようにして、表蓋201に嵌着する裏蓋205とからなるバッチ本体200aと、バッチ本体200aの裏面板206を横切る方向(X方向、Y方向又はZ方向)を選択して、バッチ本体200aに連結される装着手段229,237とを有する。
【選択図】 図9

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、文字、絵柄、模様等の表示が付されたバッチ本体と、衣服、帽子等の被装着物に装着可能な止着ピン等の装着手段を備えたバッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のバッチは、図19(a),(b)に示すように、文字、絵柄、模様等の表示215が付されたバッチ本体200aと、衣服、帽子等の被装着物に装着可能な止着ピン等の装着手段229とからなる。バッチ本体200aは、裏蓋205と表蓋201とからなり、表蓋201の上面に設けられた模様紙211と透過性を有するカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209で挟み込むようにして形成されている。模様紙211には、文字、絵柄、模様等の表示215が印刷されている。裏蓋205には、止着ピン等の装着手段229を取り付けるための一対の穴261,261等の取付手段260が形成されている。この従来のバッチは、特公昭61−32005号公報に開示されているような製造装置によって製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のバッチは、前記裏蓋205に形成されている一対の穴261,261等の取付手段260に装着手段229が固定されるため、バッチ本体200aに付された表示215の向きと、被装着物に装着する止着ピン等の装着手段229の位置関係が一定であり、表示215の向きに対応して装着手段229の取付位置を選択することができないという問題点があった。この従来のバッチを製造する上記従来のバッチ製造装置では、バッチ本体200aを製造する際に、バッチ本体200aに付された表示215の向きと、裏蓋205に形成された一対の穴261,261等の取付手段260の位置関係が不適当になる場合があり(例えば表示215の向きに対して、取付手段260の位置が斜めになる等、図19(c)参照)、係る場合、取付手段260に取り付けられる装着手段229の位置も、表示215の向きに対して不適当であり、装着手段229により被装着物に装着した際、表示215の向きが傾いて不適正になるから、表示215の向きと取付手段260の位置関係を確認しながらバッチ本体200aを製造しなければならず、そのためバッチ本体200aの製造が難しく、面倒であるという問題点があった。また、従来のバッチは、バッチ本体200aに取り付けられる装着手段229が決まっており、複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができないという問題点があった。
【0004】
本願発明は、上記問題点に鑑み発明されたものであって、装着手段をバッチ本体に取り付ける際、バッチ本体に付された表示の向きに対応して装着手段の取付位置を選択して取り付けることができる、従来にないバッチを提供することを第1の目的とする。また、止着ピン、クリップ、磁性体等の複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができる、従来にないバッチを提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1記載のバッチは、上記第1の目的を達成するため、略円形の表面板と該表面板より下方に延在する表蓋周縁を有する表蓋と、前記表蓋の表面板上に載置されるシート体と、略円形の裏面板と該裏面板より上方に延在する裏蓋周縁を有する裏蓋であって、該裏蓋周縁と該表蓋周縁との間で前記シート体の周縁を挟持し、前記シート体を前記表面板に密接せしめるように、前記表蓋に嵌着する裏蓋とからなるバッチ本体と、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な装着手段であって、前記裏蓋が前記表蓋に嵌着されバッチ本体が形成された後に、前記裏面板を横切る方向に関し、選択的に前記バッチ本体と連結する装着手段とを有する。
【0006】
本願請求項2記載のバッチは、上記第1の目的を達成するため、前記表蓋の表面板と前記シート体との間に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が印刷された模様紙が置かれ、前記装着手段が前記裏面板を横切る方向の選択は、装着手段を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示の適正さにより決定される。
【0007】
本願請求項3記載のバッチは、上記第2の目的を達成するため、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が付されたバッチ本体と、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段と、前記2種類以上の装着手段の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体に連結可能な連結手段とを有する。
【0008】
本願請求項4記載のバッチは、上記第2の目的を達成するため、装着手段が、止着ピン、クリップ、磁性体の中から選択される。
【0009】
本願請求項5記載のバッチは、上記第1及び第2の目的を達成するため、前記装着手段の連結は、前記裏面板の略中央部に形成された取付孔と、該取付孔に嵌合する取付軸である。
【0010】
【発明の実施の形態】
本願発明に係るバッチの一つの実施の形態を、図9乃至図18に基づいて説明する。図9は、本願発明に係るバッチを示す全体分解斜視図である。図10は、図9の組立全体斜視図である。図11は、図10の側面断面図である。図12は、本願発明に係るバッチの装着手段の一つの実施の形態を示す斜視図である。図13は、図12の装着手段を取り付けた状態を示す斜視図である。図14は、図13の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。図15は、本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。図16は、図15の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。図17は、本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。図18は、図17の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
【0011】
バッチ200は、略円形の表面板202と該表面板202より下方に延在する表蓋周縁203を有する表蓋201と、前記表蓋201の表面板202上に載置されるシート体213と、略円形の裏面板206と該裏面板206より上方に延在する裏蓋周縁209を有する裏蓋205であって、該裏蓋周縁209と該表蓋周縁203との間で前記シート体213の周縁を挟持し、前記シート体213を前記表面板202に密接せしめるように、前記表蓋201に嵌着する裏蓋205とからなるバッチ本体200aと、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な装着手段229,237,246であって、前記裏蓋205が前記表蓋201に嵌着されバッチ本体200aが形成された後に、前記裏面板206を横切る方向(例えば、X方向、Y方向又はZ方向、図9参照)に関し、選択的に前記バッチ本体200aと連結する装着手段229,237,246とを有する。
【0012】
前記表蓋201の表面板202と前記シート体213との間に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が印刷された模様紙211が置かれ、前記装着手段229,237,246が前記裏面板206を横切る方向(例えば、X方向、Y方向又はZ方向、図9参照)の選択は、装着手段229,237,246を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示213の適正さにより決定される。
【0013】
なお、バッチ200は、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が付されたバッチ本体200aと、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段229,237,246と、前記2種類以上の装着手段229,237,246の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体200aに連結可能な連結手段220,230,240とを有する。
【0014】
装着手段は、止着ピン229、クリップ237、磁性体246の中から選択される。前記装着手段229,237,246の連結は、前記裏面板206の略中央部に形成された取付孔207と、該取付孔207に嵌合する取付軸221,231,241である。
【0015】
さらにバッチについて詳細に説明する。バッチ200は、図9に示すように、本体200aと連結手段220と止着ピン(装着手段)229とからなる。本体200aは、表蓋201と、裏蓋205と、模様紙211と、カバー体(シート体)213とからなる。表蓋201は、加工前において、湾曲した表面板202を有し、表蓋周縁203が表面板202に対し下方に向かって略直角に折曲されている。裏蓋205は、加工前において、略中心に取付孔207が形成された裏面板206を有し、裏蓋周縁209が裏面板206に対し上方に向かって略直角以上に折曲され、裏面板206に円形の凹部208が形成されている。
【0016】
模様紙211は、円形の紙であって、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215が印刷されており、雑誌等の切り抜きであっても構わない。カバー体(シート体)213は、透過性を有する薄い合成樹脂素材で形成されている。バッチ本体200aは、表蓋201の上面に模様紙211とカバー体(シート体)213が重ね合わされ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲が表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込まれるようにして、表蓋201の周縁203が折曲されて構成されている。なお、模様紙211を使用せず、カバー体(シート体)213に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示215を直接印刷しても構わない。取付孔207の周縁には、内側に向かって一対の係止爪210、210が突設形成されている。
【0017】
連結手段220は、図12乃至図14に示すように、基板222と、基板222の表面223に形成された略L字状の係止部225と、基板222の裏面226略中央に突設形成された取付軸221と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とからなる。基板222と係止部225と取付軸221は、合成樹脂によって一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。基板222は、係止部225により止着ピン(装着手段)229に取り付けられ、取付軸221が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。
【0018】
このように連結手段220により、バッチ本体200aと止着ピン(装着手段)229を連結する。止着ピン(装着手段)229は、裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)に取り付けられる。バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認しながら、取付軸221を取付孔207に差し込むことによって止着ピン(装着手段)229を取り付けることができるので、止着ピン(装着手段)229の取付方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択することができる。
【0019】
取付軸221は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。止着ピン(装着手段)229は、バッチ本体200aに対して回動可能ではあるが、あまり回動させると、係止爪210,210によって取付軸221が削られて、バッチ本体200aから外れやすくなるので、微調整程度にとどめ、できるだけ回動させない方が好ましい。
【0020】
また、連結手段230は、図15、16に示すように、基板232と、基板232の表面233略中央に形成された一対の略U字状の軸受け片234,234と、一対の軸受け片234,234の間に支軸236を介して回動自在に取り付けられ、バネ等の弾性部材238によってその一端237aが基板232に圧接している挟着板237とからなる装着手段の基板232の裏面235略中央に突設形成された取付軸231と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とにより形成しても良い。この場合も基板232および取付軸231は、合成樹脂により一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。挟着板237は、これの一端237aが弾性部材238によって基板232に圧接し、クリップを構成している。
【0021】
基板232は、取付軸231が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。このように連結手段230により、バッチ本体200aと、挟着板237および基板232とからなるクリップ状の装着手段とを連結する。挟着板(装着手段)237は、裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)に取り付けられる。バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認しながら、取付軸231を取付孔207に差し込むことによって挟着板(装着手段)237を取り付けることができるので、挟着板(装着手段)237の取付方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択することができる。
【0022】
取付軸231は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。挟着板(装着手段)237は、バッチ本体200aに対して回動可能ではあるが、あまり回動させると、係止爪210,210によって取付軸231が削られて、バッチ本体200aから外れやすくなるので、微調整程度にとどめ、できるだけ回動させない方が好ましい。
【0023】
また、連結手段240は、図17,18に示すように、基板242と、基板242の表面245に接着剤により取り付けられた板状の磁性体246とからなる装着手段の基板242の裏面243略中央に突設形成された取付軸241と、裏蓋205の略中心に形成された取付孔207とにより形成しても良い。この場合も基板242および取付軸241は合成樹脂により一体成形されており、前記バッチ本体200aとは別体である。
【0024】
基板242は、取付軸241が裏蓋205の取付孔207に差し込まれて、裏蓋205の凹部208に嵌合するようにして取り付けられる。このように連結手段240により、バッチ本体200aと板状の磁性体(装着手段)246を連結する。取付軸241は、取付孔207に差し込むと、取付孔207の周縁に形成された係止爪210,210に係止されて取り付けられる。このように、バッチ200は、連結手段220,230,240により、2種類以上の装着手段、例えば止着ピン229,クリップ237,磁性体246の中から一つを選択してバッチ本体200aに連結することができる。
【0025】
次に本願発明に係るバッチを製造するバッチ製造装置の一つの実施の形態を、図1乃至図8に基づいて説明する。図1は、本願発明に係るバッチ製造装置の第1の受け型を示す全体正面断面図である。図2は、図1の動きを説明する全体正面断面図である。図3は、本願発明に係るバッチ製造装置の第2の受け型を示す全体正面断面図である。図4は、図3の動きを説明する全体正面断面図である。図5は、本願発明に係るバッチ製造装置の全体側面断面図である。図6は、図5の全体平面図である。図7、8は、バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。
【0026】
バッチ製造装置1は、周縁209が上方に向く裏蓋205と、周縁203が下方に向く表蓋201とからなり、表蓋201の上面に模様紙211と透過性を有するカバー体(シート体)213が重ね合わされ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲が表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込まれるようにして、表蓋201の周縁203が折曲されたバッチ本体200aを製造する。
【0027】
バッチ製造装置1は、基台2と、基台2の上面に往復動可能に設けられた摺動台100と、摺動台100の往復方向両側に設けられた第1と第2の受け型110,140と、基台2の上部に支柱16,17を介して固定された固定部材20と、固定部材20に設けられた雌ねじ部17bに螺合して軸方向に移動可能な押圧ネジ軸30と、押圧ネジ軸30の下端に設けられ、前記第1の受け型110又は第2の受け型140と接合する押圧型40と、押圧ネジ軸30の上部に設けられた操作ハンドル32とからなる。
【0028】
第1の受け型110は、表蓋201を載せる第1の載置台111と、第1の載置台111の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せる案内台125とで構成され、案内台125は弾性部材113により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。
【0029】
第2の受け型140は、裏蓋205を載せる第2の載置台141と、第2の載置台141の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させる加工台155とで構成され、加工台155は弾性部材156により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。
【0030】
押圧型40は、外層枠42と、外層枠42内に設けられ、外層枠42より浅い内層枠51とを有し、内層枠51は、外層枠42の上部に形成された開口43を介して押圧ネジ軸30の下端に回動自在に設けられている。
【0031】
さらに押圧型40には、第1の受け型110又は第2の受け型140の位置に応じて、押圧ネジ軸30によって押圧される外層枠42又は内層枠51に切り替える切替部材80が設けられている。切替部材80は、第1の受け型110が押圧型40の略真下に位置している時は、外層枠42の上端に当接して押圧ネジ軸30によって押圧され、摺動台100を移動して第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置している時は、外層枠42の上端から外れて押圧ネジ軸30によって押圧されないようになっている。
【0032】
バッチ製造装置1は、操作ハンドル32を操作して押圧ネジ軸30を下方に移動させ、切替部材80が押圧ネジ軸30によって押圧されると外層枠42が下方に移動して第1の受け型110の案内台125と接触して案内台125を弾性部材113の弾性に抗して押し下げ、表蓋201の周縁203に沿って模様紙211とカバー体(シート体)213を折り曲げ、切替部材80が押圧ネジ軸30によって押圧されないと内層枠51が下方に移動して第2の受け型140の加工台155と接触して加工台155を弾性部材156の弾性に抗して押し下げ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させるようにしている。
【0033】
さらにバッチ製造装置1について詳細に説明する。基台2は、合成樹脂によって一体成形され、上壁3と、上壁3の周縁に形成された湾曲した周壁5とからなり、上壁3には前後方向に延びる略コ字状のガイド溝6が形成されている。ガイド溝6は、底壁7と、側壁9,10とからなり、側壁9,10の上部にガイド突起9a,10aが形成されている。また、基台2の上壁3裏面略中央には、ガイド溝6を挟んで、ガイド溝6と直交する方向(左右方向)両側に、ガイド溝6の底壁7と略同じ高さのボス11,12が形成されている。ボス11,12には、上壁3まで延びる挿通孔11a,12aが形成されている。
【0034】
基台2のガイド溝6の底壁7には、ガイド溝6と直交する方向(左右方向)に断面略コ字状の補強部材15が設けられている。この補強部材15は、鋼材で形成されている。補強部材15は、ボス11,12と当接し、ボス11,12の挿通孔11a,12aと同じ位置となる両側に穴15a,15bが形成されている。基台2には、断面が略円状の支柱16,17が立設されている。支柱16,17は、鋼材で形成されている。
【0035】
一方の支柱16は、下部に形成された雄ねじ部16aがボス11の挿通孔11a及び補強部材15の穴15aに挿通されてナット18によって締め付けられて、ボス11及び補強部材15に略垂直に固定されている。他方の支柱17は、下部に形成された雄ねじ部17aがボス12の挿通孔12a及び補強部材15の穴15bに挿通されてナット19によって締め付けられて、ボス12及び補強部材15に略垂直に固定されている。
【0036】
基台2の上部には、支柱16,17を介して断面略口状の固定部材20が略水平に固定されている。固定部材20は、鋼材で形成されている。一方の支柱16は、上部に形成された雄ねじ部16bが固定部材20の一方に形成された穴20aに挿通されてナット21によって締め付けられて、固定部材20を固定している。他方の支柱17は、上部に形成された雄ねじ部17bが固定部材20の他方に形成された穴20bに挿通されてナット22によって締め付けられて、固定部材20を固定している。
【0037】
固定部材20は、略中心に透孔23が形成され、この透孔23と略同一軸心上に雌ネジ部材25が固定して取り付けられている。なお透孔23に直接雌ネジを形成したも構わないのは勿論である。この固定部材20に設けられた雌ネジ部材25には、押圧ネジ軸30が透孔23を通って螺合しており、軸方向に移動可能となっている。押圧ネジ軸30の上部には、取付部31が形成され、この取付部31に操作ハンドル32がネジ33によって固定して取り付けられている。
【0038】
押圧ネジ軸30の下端には、後記第1の受け型又は第2の受け型と接合する押圧型40が設けられている。押圧型40は、略菱形状に形成された上下摺動部材41と、外層枠42と、外層枠42内に設けられ、外層枠42より浅い内層枠51とを有する。外層枠42は、逆さ椀状に形成され、外湾曲部45と、外湾曲部45の上部に形成された外首部46と、外湾曲部45の下部周縁に形成された周壁47と、周壁47の下端に形成された押圧部50からなり、外首部46にガイド孔49が形成され、このガイド孔49が外首部46の上端48に形成された開口43と連通している。
【0039】
内層枠51は、外層枠42の外湾曲部45に嵌合する内湾曲部52と、内湾曲部52の下部周縁に形成され、後記バッチの表蓋201の周縁203に当接する当接縁53と、内湾曲部52の上部に形成され、外首部46のガイド孔49に摺動自在に案内され、外湾曲部45に内湾曲部52が嵌合すると、外首部46の上端48と略同じ位置になる上端58を有する内首部55と、内首部55の上壁56の上端58略中心に形成された突起57と、内首部55の上壁56の略中心に形成され、突起57の上端60まで伸びる透孔59とからなる。
【0040】
前記押圧ネジ軸30は、下端略中心に支軸35が形成され、この支軸35の下端にネジ穴36が形成されている。押圧ネジ軸30の下部には、押圧部材61が設けられている。押圧部材61は、底壁62と、底壁62の周囲に設けられた周壁63と、周壁63の上部に設けられた環状のフランジ部65とからなり、底壁62の中心に透孔66が形成され、押圧ネジ軸30の下部に被せるようにして、支軸35を透孔66に通して、押圧ネジ軸30に回動自在に取り付けられている。
【0041】
さらに押圧ネジ軸30の支軸35は、前記内層枠51の透孔59に通され、支軸35のネジ穴36にネジ69をねじ込むことによって、押圧ネジ軸30の下端に内層枠51が回動自在に設けられている。なお、押圧部材61は、周壁63が内層枠51の内首部55と略同じ外径で形成され、外層枠42の上部に形成された開口43からガイド孔49内に挿入することができるようになっている。従って、内層枠51は、外層枠42の上部に形成された開口43を介して押圧ネジ軸30の下端に回動自在に設けられている。
【0042】
上下摺動部材41は、板状に形成され、左右方向両端に前記支柱16,17に摺動自在に係合する案内凹部71,72が設けられ、この案内凹部71,72により上下方向のみ移動できるように案内される。上下摺動部材41の右端には、これの位置を確認できるようにするための指示板73が一体に形成されている。さらに押圧型40には、第1の受け型又は第2の受け型の位置に応じて、押圧ネジ軸30によって押圧される外層枠42又は内層枠51に切り替える切替部材80が設けられている。
【0043】
押圧型40、外層枠42(又は上下移動部材41)には、軸受け部75が形成され、この軸受け部75に切替部材80がネジ76によって回動自在に取り付けられている。切替部材80は、軸受け部75にネジ76によって回動自在に取り付けられるボス部81と、ボス部81に設けられた第1のアーム部材82と、第1のアーム部材82に設けられ、前記内層枠51の突起57に係合する半環状の係合部83と、第1のアーム部材82と略反対側のボス部81の位置に設けられた第2のアーム部材85とからなり、第2のアーム部材85には長穴状の係合溝86が形成されている。
【0044】
一方の支柱16には、揺動部材90が押圧型40と共に上下動するようにして、揺動自在に設けられている。揺動部材90は、支柱16に取り付けられるボス部91と、ボス部91の一側に設けれた腕部92と、ボス部91の他側に設けられたバネ受けフック93とからなる。腕部92には、係合軸95が略垂直に設けられている。係合軸95は、上部95aが前記切替部材80の係合溝86に係合し、下部95bが上下移動部材41に形成された長穴44から突出する。
【0045】
上下移動部材41の後部には、バネ受けフック96が設けられ、このバネ受けフック96と揺動部材90のバネ受けフック93の間にバネ97が介装され、このバネ97の弾性により、揺動部材90を介して、切替部材80の係合部83が内層枠51の突起57に圧接係合している。
【0046】
基台2のガイド溝6には、摺動台100が往復動可能に設けられている。摺動台100は、ガイド溝6の側壁9,10に形成されたガイド突起9a,10aによって前後方向のみ摺動するようになっている。摺動台100の前端には前壁101が設けられ、前壁101に摘み102が設けられている。摺動台100の後端には後壁103が設けられ、後壁103に摘み104が設けられている
【0047】
摺動台100の往復方向両側には、第1の受け型110と第2の受け型140が設けられている。第1の受け型110は、表蓋201を載せる第1の載置台111と、第1の載置台111の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せる案内台125とで構成され、案内台125は弾性部材113により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。第1の載置台111は、緩やかに湾曲した上壁115と、上壁115の周縁下部に形成された周壁116と、上壁115の下面略中央に形成された筒状の固定軸117とからなる。
【0048】
第1の載置台111は、周壁116の下部が、摺動台100に設けられた環状のガイド突起118に嵌合し、固定軸117の下端が摺動台100に形成されたボス部119の凹部120に嵌合し、摺動台100裏面から、摺動台100に形成された透孔に通してネジ122を固定軸117にネジ止めし、摺動台100に固定されている。
【0049】
案内台125は、環状に形成されており、上部に模様紙211とカバー体(シート体)213を重ねて載せるリング状の載置部126と、載置部126の周縁に形成され、模様紙211とカバー体(シート体)213の周縁を案内する案内壁127が形成されている。この案内台125の案内壁127には、前記外層枠42の押圧部50が嵌合し、押圧部50が載置部126に圧接するようになっている。また、載置部126の内側下面には、第1の載置台111の周壁116に沿って上下摺動する筒部129が形成されている。
【0050】
さらに案内台125は、前記第1の載置台111の周壁116内を上下動するガイド筒体132を有する。ガイド筒体132は、前記第1の載置台111の固定軸117を摺動自在に挿設する案内孔130を有するボス部131が形成されている。ガイド筒体132の下端と筒部129の下端は、連結片133によって一体的に連結されている。この連結片133は、第1の載置台111の周壁116に上下方向に向かって切り欠かれて形成された長溝135に挿通されている。
【0051】
前記第1の載置台111の上壁115と案内台125の載置部126は、略同じ高さであり、上壁115と載置部126の間に、表蓋201の折曲された周縁203が差し込める隙間136が形成されている。案内台125は、第1の載置台111の固定軸117に巻装されたスプリング(弾性部材)113によって上方に付勢されている。
【0052】
第2の受け型140は、裏蓋205を載せる第2の載置台141と、第2の載置台141の周囲に設けられ、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むように、表蓋201の周縁203を裏蓋205の周縁209側に折曲させる加工台155とで構成され、加工台155は弾性部材156により上方に付勢されるようにして上下移動自在に設けられている。第2の載置台141は、円形の凹部142が形成された上壁143と、上壁143の周縁下部に形成された周壁145と、上壁143の下面略中央に形成された筒状の固定軸146とからなる。
【0053】
第2の載置台141は、周壁145の下部が、摺動台100に設けられた環状のガイド突起148に嵌合し、固定軸146の下端が摺動台100に形成されたボス部149の凹部150に嵌合し、摺動台100裏面から、摺動台100に形成された透孔に通してネジ152を固定軸146にネジ止めし、摺動台100に固定されている。
【0054】
加工台155は、環状に形成されており、上部に係合段部157が形成され、この係合段部157に金属環159が嵌着されている。この金属環159には、模様紙211とカバー体(シート体)213の周囲を内側に折り込みつつ表蓋201の周縁203と裏蓋205の周縁209に挟み込むようにして、表蓋201の周縁203を裏蓋205に周縁209側に折曲させる傾斜縁160が形成されている。なお、加工台155の上部に、直接傾斜縁160を形成しても構わない。
【0055】
傾斜縁160の上部には、前記外層枠42の押圧部50が嵌合する凹部161が形成されている。係合段部157の下部には、第2の載置台141の周壁145に沿って上下摺動する筒部162が形成されている。さらに加工台155は、前記第2の載置台141の周壁146内を上下動するガイド筒体163を有する。
【0056】
ガイド筒体163は、前記第2の載置台141の固定軸146を摺動自在に挿設する案内孔165を有するボス部166が形成されている。ガイド筒体163の下端と筒部162の下端は、連結片167によって一体的に連結されている。この連結片167は、第2の載置台141の周壁145に上下方向に向かって切り欠かれて形成された長溝169に挿通されている。加工台155は、第2の載置台141の固定軸146に巻装されたスプリング(弾性部材)156によって上方に付勢されている。
【0057】
基台2には、摺動台100の位置決めをするための位置決め部材170が設けられている。位置決め部材170は、ガイド溝6の近傍に設けられ、ねじ173によって取り付けられる弾性板172を有し、弾性板172の下面に係合突起175が形成されている。摺動台100は、弾性板172の係合突起175と係合する第1の係合凹部176と第2の係合凹部177が形成されている。摺動台100の第1の係合凹部176に弾性板172の係合突起175が係合すると、押圧型40の略真下に第1の受け型110が位置し、摺動台100の第2の係合凹部177に弾性板172の係合突起175が係合すると、押圧型40の略真下に第2の受け型140が位置するようになっている。
【0058】
また、第2の受け型140の加工台155の一側には、前記した切替部材80の係合軸95の下部95bと係合する係合突起158が設けられている。係合突起158は、第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置すると、切替部材80の係合軸95の下部95bに係合し、半環状の係合部83がバネ97の弾性に抗して、軸受け部75を中心として回動し、押圧型40の内層枠51の突起57から外れるようになっている。
【0059】
180は、カバーである。カバー180は、基台2にねじ等によって取り付けられ、摺動台100の摺動を妨げないように前部と後部に第1と第2の開口181,182が形成され、第1の開口181から第1の受け型110が出没し、第2の開口182から第2の受け型140が出没する。また、カバー180には、上下摺動部材41の指示板73を見ることが出来る長孔が形成され、この長孔から指示板73を視ることによって押圧型40の位置を確認することができる。190は、基台2の裏面に設けられ、補強部材15を覆う下カバーである。
【0060】
次に本願発明に係るバッチ製造装置1の作用について説明する。摺動台100の前壁101に設けられた摘み102を摘んで、カバー180の第1の開口181から第1の受け型110を引き出し、表蓋201を第1の載置台111の上壁115に載せると、周縁203が上壁115と載置部126の間の隙間136に入り込むことになる。次に模様紙211の上にカバー体(シート体)213を重ねてから模様紙211を案内台125の載置部126に載せる。
【0061】
前壁101の摘み102を摘んで摺動台100を押し込むと、摺動台100の第1の係合凹部176に弾性板172の係合突起175が係合し、押圧型40の略真下に第1の受け型110が位置し、第2の受け型140がカバー180の第2の開口182から突出する。操作ハンドル32を一方に回転すると、押圧ネジ軸30が正回転し、押圧ネジ軸30が下方に移動する。押圧ネジ軸30の下部に設けられた押圧部材61が切替部材80の係合部83を介して押圧型40全体、即ち外層枠42及び内層枠51を押し下げる。これに伴って上下摺動部材41も下方に摺動する。
【0062】
外層枠42の押圧部50が、案内台125の案内壁127に嵌合して載置部126に圧接し、案内台125を弾性部材156の弾性に抗して押し下げる。内層枠51は、外層枠42より浅いので、第1の受け型110と接触することがない。案内台125に重ねて載せられたカバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が下方に折り曲げられ、第1の載置台111に載せている表蓋201の周縁203に当接する。この押圧型40の押し下げた位置は、指示板73を視ることによって確認することができる。
【0063】
操作ハンドル32を他方に回転すると、押圧ネジ軸30が逆回転し、押圧ネジ軸30が上方に移動する。これに伴って、押圧型40全体が上方に移動し、上下摺動部材41も上方に摺動する。カバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が下方に折り曲げられて周縁203に当接した状態の表蓋201は、外層枠42の周壁47内に挿設されたまま、上方に引き上げられ、第1の受け型110から引き離される。
【0064】
カバー180の第2の開口182から突出している第2の受け型140の第2の載置台141の上壁143に、周縁209を上に向けて、裏蓋205を載せると、止着ピン210を取り付ける取付部207が凹部161によって保護されようにして、周縁209が加工台155の筒部162の内面に案内されて位置決めされる。
【0065】
後壁103の摘み104を摘んで摺動台100を押し込むと、摺動台100の第2の係合凹部177に弾性板172の係合突起175が係合し、押圧型40の略真下に第2の受け型140が位置し、第1の受け型110がカバー180の第1の開口181から突出する。第2の受け型140が押圧型40の略真下に位置すると、係合突起158が切替部材80の係合軸95の下部95bに係合し、半環状の係合部83がバネ97の弾性に抗して、軸受け部75を中心として回動し、押圧型40の内層枠51の突起57から外れる。
【0066】
操作ハンドル32を一方に回転すると、押圧ネジ軸30が正回転し、押圧ネジ軸30が下方に移動する。押圧ネジ軸30の下部に設けられた押圧部材61が押圧型40の内層枠51を押し下げる。内層枠51の当接縁53が表蓋201の上端縁に当接して表蓋201を押し下げていく。表蓋201の周縁203に当接しているカバー体(シート体)213と模様紙211の周囲が加工台155の傾斜縁160に当接して内側に折り曲げられながら、表蓋201の周縁203がこの傾斜縁160に圧接し、加工台155を弾性部材156の弾性に抗して押し下げる。
【0067】
加工台155の下端が摺動台100に当接して加工台155が押し下げられなくなると、表蓋201の周縁203が傾斜縁160によってさらに内側に折り曲げられ、カバー体(シート体)213と模様紙211の周囲を裏蓋205の周縁209と表蓋201の周縁203で挟み込むようにしてバッチ本体200aが製造される。
【0068】
操作ハンドル32を他方に回転すると、押圧ネジ軸30が逆回転し、押圧ネジ軸30が上方に移動する。これに伴って、押圧型40全体が上方に移動し、上下摺動部材41も上方に摺動する。第2の受け型140には、バッチ本体200aがそのまま載っている。摺動台100の後壁103に設けられた摘み104を摘んで、カバー180の第2の開口182から第2の受け型140を引き出し、第2の受け型140からバッチ本体200aを簡単に取り出すことができる。
【0069】
上記バッチ製造装置1は、固定部材20、支柱16,17、補強部材15により略ロ字形状の枠を形成しているので、強度を高めており、この強化された枠内でプレス作業させることができる。そのため、固定部材20、支柱16,17、補強部材15以外の部材を合成樹脂による一体成形で形成でき、軽量化を図ることができると共にコストを低く抑えることができ、生産性を高めることができる。
【0070】
また、押圧ネジ軸30を回転させると押圧型40が下がり、相対的に第1の受け型110又は第2の受け型140が上に上がり、押圧型40と第1の受け型110又は第2の受け型140の両方からの挟持圧力によってバッチ本体200aを製造するので、基台2を押しつけることがなく、そのため安定した所に置く必要がなく、不安定な所に置いて、例えば基台2を手で持ちながらでも作業することができる。また、押圧型40を押圧するのに押圧ネジ軸30を利用しているので、作業スペースを小さくすることができる。
【0071】
バッチ本体200aの取付孔207に、前記した連結手段220(又は230、240)の取付軸221(又は231、241)を差し込んで連結し、バッチ200が完成する。この連結は、バッチ本体200aに付された表示215の向きを確認し、衣服のポケット、帽子、バック等の被装着物の適正位置に装着した場合、前記表示215の向きが適当となるように、前記止着ピン229、挟着板237等の装着手段のバッチ本体200aの裏面板206を横切る方向(例えば、図9のX方向、Y方向又はZ方向)を選択して行うことができる。そのため、表蓋201に取り付ける模様紙211に印刷された表示215の向きと、裏蓋205に取り付けられる装着手段229,237,246の位置関係に気を使うことなく、バッチ本体200aを製造することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本願発明に係るバッチは、衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な止着ピン、クリップ等の装着手段の取付位置を、バッチ本体に付された文字、絵柄等の表示の向きを確認しながら、バッチ本体の裏面板を横切る方向を選択して、バッチ本体に連結できるので、バッチ本体に付された表示の向きに対応して、被装着物に装着する止着ピン等の装着手段の取付位置を選択することができるという効果がある。そのため、従来のバッチ製造装置では、バッチ本体を製造する際に、バッチ本体に付された表示の向きと、装着手段の位置関係を確認しながら製造しなければならなかったが、本願発明のバッチの構成により、表示の向きと装着手段の位置関係を確認しながら製造するといった手間が省け、製造が容易となり、表示の向きと装着手段の位置関係が不適当な不良品を製造することがなくなるという効果がある。
【0073】
また、本願発明に係るバッチは、バッチ本体に、止着ピン、クリップ、磁性体等の複数の装着手段の中から一つを選択して取り付けることができるので、衣服、帽子、バック等の被装着物に合わせて取り付け方を選択することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るバッチ製造装置の第1の受け型を示す全体正面断面図である。
【図2】図1の動きを説明する全体正面断面図である。
【図3】本願発明に係るバッチ製造装置の第2の受け型を示す全体正面断面図である。
【図4】図3の動きを説明する全体正面断面図である。
【図5】本願発明に係るバッチ製造装置の全体側面断面図である。
【図6】図5の全体平面図である。
【図7】バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。
【図8】バッチ製造装置の動きを説明する上から視た全体斜視図である。
【図9】本願発明に係るバッチを示す全体分解斜視図である。
【図10】図9の組立全体斜視図である。
【図11】図10の側面断面図である。
【図12】本願発明に係るバッチの装着手段の一つの実施の形態を示す斜視図である。
【図13】図12の装着手段を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図14】図13の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
【図15】本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図16】図15の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
【図17】本願発明に係るバッチの装着手段の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図18】図17の装着手段を裏蓋に取り付けたバッチ全体の側面断面図である。
【図19】従来のバッチを説明する説明図である。
【符号の説明】
1 バッチ製造装置
2 基台
3 上壁
5 周壁
6 ガイド溝
7 底壁
9 側壁
9a ガイド突起
10 側壁
10a ガイド突起
11 ボス
11a 挿通孔
12 ボス
12a 挿通孔
15 補強部材
15a 穴
15b 穴
16 支柱
16a 雄ねじ部
16b 雄ねじ部
17 支柱
17a 雄ねじ部
17b 雄ねじ部
18 ナット
19 ナット
20 固定部材
20a 穴
20b 穴
21 ナット
22 ナット
23 透孔
25 雌ネジ部材
30 押圧ネジ軸
31 取付部
32 操作ハンドル
33 ネジ
35 支軸
36 ネジ穴
40 押圧型
41 上下摺動部材
42 外層枠
43 開口
44 長穴
45 外湾曲部
46 外首部
47 周壁
48 上端
49 ガイド孔
50 押圧部
51 内層枠
52 内湾曲部
53 当接縁
55 内首部
56 上壁
57 突起
58 上端
59 透孔
60 上端
61 押圧部材
62 底壁
63 周壁
65 フランジ部
66 透孔
69 ネジ
71 案内凹部
72 案内凹部
73 指示板
75 軸受け部
76 ネジ
80 切替部材
81 ボス部
82 第1のアーム部材
83 係合部
85 第2のアーム部材
86 係合溝
90 揺動部材
91 ボス部
92 腕部
93 バネ受けフック
95 係合軸
95a 上部
95b 下部
96 バネ受けフック
97 バネ
100 摺動台
101 前壁
102 摘み
103 後壁
104 摘み
110 第1の受け型
111 第1の載置台
113 弾性部材
115 上壁
116 周壁
117 固定軸
118 ガイド突起
119 ボス部
120 凹部
122 ネジ
125 案内台
126 載置部
127 案内壁
129 筒部
130 案内孔
131 ボス部
132 ガイド筒体
133 連結片
135 長溝
136 隙間
140 第2の受け型
141 第2の載置台
142 凹部
143 上壁
145 周壁
146 固定軸
148 ガイド突起
149 ボス部
150 凹部
152 ネジ
155 加工台
156 弾性部材(スプリング)
157 係合段部
159 金属環
160 傾斜縁
161 凹部
162 筒部
163 ガイド筒体
165 案内孔
166 ボス
167 連結片
169 長溝
170 位置決め部材
172 弾性板
173 ねじ
175 係合突起
176 第1の係合凹部
177 第2の係合凹部
180 カバー
181 第1の開口
182 第2の開口
190 下カバー
200 バッチ
200a バッチ本体
201 表蓋
202 表面板
203 周縁
205 裏蓋
206 裏面板
207 取付孔
208 凹部
209 周縁
210 係止爪
211 模様紙
213 カバー体(シート体)
215 表示
220 連結手段
221 取付軸
222 基板
223 表面
225 係止部
226 裏面
227 掛止部
228 ピン
229 止着ピン(装着手段)
230 連結手段
231 取付軸
232 基板
233 表面
234 軸受け片
235 裏面
236 支軸
237 挟着板(装着手段)
237a 一端
238 弾性部材
239 軸受け片
240 連結手段
241 取付軸
242 基板
243 裏面
245 表面
246 磁性体(装着手段)
260 取付手段
261 穴
X 横切る方向
Y 横切る方向
Z 横切る方向

Claims (5)

  1. 略円形の表面板と該表面板より下方に延在する表蓋周縁を有する表蓋と、
    前記表蓋の表面板上に載置されるシート体と、
    略円形の裏面板と該裏面板より上方に延在する裏蓋周縁を有する裏蓋であって、該裏蓋周縁と該表蓋周縁との間で前記シート体の周縁を挟持し、前記シート体を前記表面板に密接せしめるように、前記表蓋に嵌着する裏蓋とからなるバッチ本体と、
    衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な装着手段であって、前記裏蓋が前記表蓋に嵌着されバッチ本体が形成された後に、前記裏面板を横切る方向に関し、選択的に前記バッチ本体と連結する装着手段とを有することを特徴とするバッチ。
  2. 前記表蓋の表面板と前記シート体との間に、文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が印刷された模様紙が置かれ、前記装着手段が前記裏面板を横切る方向の選択は、装着手段を被装着物の適正位置に装着した場合に於ける前記表示の適正さにより決定されることを特徴とする請求項1記載のバッチ。
  3. 文字、絵柄、模様若しくはこれらが結合したものの表示が付されたバッチ本体と、
    衣服、帽子、バック等の被装着物に装着可能な2種類以上の装着手段と、
    前記2種類以上の装着手段の一つを選択して、選択した装着手段を前記バッチ本体に連結可能な連結手段とを有することを特徴とするバッチ。
  4. 装着手段が、止着ピン、クリップ、磁性体の中から選択されることを特徴とする請求項3記載のバッチ。
  5. 前記装着手段の連結は、前記裏面板の略中央部に形成された取付孔と、該取付孔に嵌合する取付軸であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバッチ。
JP2002172100A 2002-02-19 2002-06-12 バッチ Expired - Lifetime JP3363899B1 (ja)

Priority Applications (26)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002172100A JP3363899B1 (ja) 2002-02-19 2002-06-12 バッチ
AU2002315892A AU2002315892A1 (en) 2002-02-19 2002-06-25 Badge and badge producing apparatus
CA002417061A CA2417061C (en) 2002-02-19 2002-06-25 Badge and badge manufacturing device
GB0228049A GB2392146C (en) 2002-02-19 2002-06-25 Badge and badge manufacturing device
PCT/JP2002/006361 WO2003070045A1 (fr) 2002-02-19 2002-06-25 Badge et appareil de fabrication de badge
US10/343,543 US7069678B2 (en) 2002-02-19 2002-06-25 Badge and badge manufacturing device
AT02741295T ATE309715T1 (de) 2002-02-19 2002-06-25 Namenschild und vorrichtung zu dessen herstellung
DE60207397T DE60207397T2 (de) 2002-02-19 2002-06-25 Plakette und Plaketten-Herstellungsvorrichtung
ES02741295T ES2250660T3 (es) 2002-02-19 2002-06-25 Distintivo y aparato para producir distintivos.
EP02741295A EP1374715B1 (en) 2002-02-19 2002-06-25 Badge and badge producing apparatus
EP04027063A EP1512340B1 (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge manufacturing device
AT03705186T ATE340523T1 (de) 2002-02-19 2003-02-14 Abzeichen und abzeichenherstellungsvorrichtung
PCT/JP2003/001586 WO2003070046A1 (fr) 2002-02-19 2003-02-14 Badge et dispositif de production de badges
GB0424835A GB2404647B (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge manufacturing device
ES04027063T ES2270260T3 (es) 2002-02-19 2003-02-14 Dispositivo de fabricaion de distintivos.
CA002476889A CA2476889C (en) 2002-02-19 2003-02-14 Button and button manufacturing device
US10/504,957 US7624486B2 (en) 2002-02-19 2003-02-14 Button manufacturing device
DE60308181T DE60308181T2 (de) 2002-02-19 2003-02-14 Abzeichenherstellungsvorrichtung
EP03705186A EP1477081B1 (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge, and badge producing device
TW092103245A TWI225775B (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge and badge producing apparatus
DE60308649T DE60308649T2 (de) 2002-02-19 2003-02-14 Abzeichen und abzeichenherstellungsvorrichtung
GB0400337A GB2396599B (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge and badge manufacturing device
AU2003212006A AU2003212006A1 (en) 2002-02-19 2003-02-14 Badge, and badge producing device
HK04103521A HK1060500A1 (en) 2002-02-19 2004-05-18 Badge and badge manufacturing device.
HK05103204A HK1070537A1 (en) 2002-02-19 2004-10-21 Badge manufacturing device.
HK04108282A HK1065450A1 (en) 2002-02-19 2004-10-21 Badge and badge manufacturing device.

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002-42396 2002-02-19
JP2002042396 2002-02-19
JP2002-169258 2002-06-10
JP2002169258 2002-06-10
JP2002172100A JP3363899B1 (ja) 2002-02-19 2002-06-12 バッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3363899B1 JP3363899B1 (ja) 2003-01-08
JP2004159667A true JP2004159667A (ja) 2004-06-10

Family

ID=27348112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002172100A Expired - Lifetime JP3363899B1 (ja) 2002-02-19 2002-06-12 バッチ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7069678B2 (ja)
EP (1) EP1374715B1 (ja)
JP (1) JP3363899B1 (ja)
AT (1) ATE309715T1 (ja)
AU (1) AU2002315892A1 (ja)
CA (1) CA2417061C (ja)
DE (1) DE60207397T2 (ja)
ES (2) ES2250660T3 (ja)
GB (1) GB2392146C (ja)
HK (1) HK1060500A1 (ja)
WO (1) WO2003070045A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106734721A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 青岛春雨机械科技有限公司 一种转盘包扣机
WO2024116656A1 (ja) * 2022-11-28 2024-06-06 ブラザー工業株式会社 表部材および缶製品作製装置
JP7556545B2 (ja) 2021-03-26 2024-09-26 有限会社ナッシュ 缶バッジ製造装置の図案シート搬入装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2390769T3 (es) 2003-02-14 2012-11-16 Kabushiki Kaisha Bandai Método de montaje de una forma de prensa en un dispositivo de fabricación de botones
FR2872390B1 (fr) * 2004-07-05 2006-09-22 Renou Caroline Pandolfo Objet de bijouterie, d'accessoires et d'horlogerie
GB2431909B (en) * 2005-11-04 2010-04-14 Pin Essentials Ltd Detachable receptacle
US7640636B2 (en) * 2005-12-01 2010-01-05 Modern Muse, Inc. Apparatus for securing ornamentation to personal items
US20080265082A1 (en) * 2007-04-26 2008-10-30 Joseph Angiuli Retractable ID badge holder kit
US8590185B1 (en) * 2010-01-18 2013-11-26 Jason Jardine Casual apparel accessorizing device and method
TWD170210S (zh) * 2014-04-01 2015-09-01 萬代股份有限公司 盤狀玩具之部分
JP1538971S (ja) * 2015-04-03 2015-11-30
JP1538970S (ja) * 2015-04-03 2015-11-30
US20170055617A1 (en) * 2015-08-24 2017-03-02 Irwin Girven Hat Embellishing System
JP6141389B2 (ja) * 2015-11-10 2017-06-07 株式会社バンダイ バッチ製造装置
US20210204657A1 (en) * 2020-01-06 2021-07-08 bigDAWGS Promotions Inc. Nfc enabled button

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH2554A (de) * 1890-08-23 1890-12-15 Andre Fuellemann Knopfmaschine für Handbetrieb
CH8401A (fr) * 1894-05-04 1894-10-15 Ruger Jean Georges Machine pour faire les bouton en étoffe
US1765325A (en) * 1928-12-14 1930-06-17 Whitehead And Hoag Company Button receptacle
US3141211A (en) * 1962-08-17 1964-07-21 Scovill Manufacturing Co Ornamental button
US3715781A (en) * 1971-02-02 1973-02-13 D Salvatori Button assembly
JPS58218906A (ja) * 1982-06-15 1983-12-20 株式会社ダイキ アクセサリ製造装置
GB2145552B (en) * 1983-08-23 1986-09-10 Craigave Pty Ltd Imitation medal
JPS6129606U (ja) * 1984-07-27 1986-02-22 株式会社 渡壁正一商店 バツジ
US4597206A (en) * 1984-10-09 1986-07-01 Benson Ryan H Snap together badge and clip
US4777744A (en) * 1987-04-14 1988-10-18 Burton Barnett Display button having interchangeable indicia
JPH0721131Y2 (ja) * 1989-01-17 1995-05-17 三山工業株式会社 プラスチック製記章
US5103579A (en) * 1990-04-24 1992-04-14 Ace Novelty Co., Inc. Novelty jewelry pin
US5067265A (en) * 1990-05-23 1991-11-26 Gill Studios, Inc. Badge and mounting assembly
US5283966A (en) * 1992-05-04 1994-02-08 Metalmasters By Rader Corporation Badge containing interchangeable fasteners
JP2602206Y2 (ja) * 1993-11-17 2000-01-11 株式会社デンケン 精密鋳造用型枠抜出し装置
US5457852A (en) * 1993-12-07 1995-10-17 Ho Ho Art & Craft International Co., Inc. Clasp for medallions or the like
US6269574B1 (en) * 1999-09-22 2001-08-07 American Greenwood, Inc. Promotional tack

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106734721A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 青岛春雨机械科技有限公司 一种转盘包扣机
JP7556545B2 (ja) 2021-03-26 2024-09-26 有限会社ナッシュ 缶バッジ製造装置の図案シート搬入装置
WO2024116656A1 (ja) * 2022-11-28 2024-06-06 ブラザー工業株式会社 表部材および缶製品作製装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1374715A1 (en) 2004-01-02
AU2002315892A1 (en) 2003-09-09
DE60207397T2 (de) 2006-08-03
JP3363899B1 (ja) 2003-01-08
GB2392146C (en) 2006-08-21
GB2392146B (en) 2004-05-26
ATE309715T1 (de) 2005-12-15
HK1060500A1 (en) 2004-08-13
CA2417061C (en) 2005-09-13
GB2392146A (en) 2004-02-25
GB0228049D0 (en) 2003-01-08
US7069678B2 (en) 2006-07-04
WO2003070045A1 (fr) 2003-08-28
US20050060925A1 (en) 2005-03-24
ES2250660T3 (es) 2006-04-16
DE60207397D1 (de) 2005-12-22
GB2392146A8 (en)
ES2270260T3 (es) 2007-04-01
EP1374715A4 (en) 2004-04-14
CA2417061A1 (en) 2003-07-27
EP1374715B1 (en) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004159667A (ja) バッチ
US7168378B2 (en) Embroidery frame
JP3961967B2 (ja) バッチ製造装置
US20140150618A1 (en) Cutter cartridge and cutting apparatus
JP2006223434A (ja) 刺繍枠
JP4633091B2 (ja) アクセサリ製造装置
WO2017081961A1 (ja) バッチ製造装置
JP2017148581A (ja) バッチ製造装置
EP1595468B1 (en) Press form mounting method in badge production device
WO2003070046A1 (fr) Badge et dispositif de production de badges
JP3930837B2 (ja) バッチ製造装置
JP3586459B2 (ja) バッチ及びバッチ製造装置
CN213232711U (zh) 一种方形pwp自动缝纫工装
JP2002315982A (ja) 縫製装置
JPH06154011A (ja) くるみ釦およびその製造装置
US20120247266A1 (en) Slide handler
JPH0342017Y2 (ja)
JPH0217565Y2 (ja)
JP2005040425A (ja) 遊技盤の取付構造
JPH07102464A (ja) 刺繍枠取付装置
JP2001316969A (ja) 刺繍枠
JP2003339412A (ja) スナップボタン取付用ジグ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3363899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141025

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20161025

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term