JPH06154011A - くるみ釦およびその製造装置 - Google Patents

くるみ釦およびその製造装置

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JPH06154011A
JPH06154011A JP35224792A JP35224792A JPH06154011A JP H06154011 A JPH06154011 A JP H06154011A JP 35224792 A JP35224792 A JP 35224792A JP 35224792 A JP35224792 A JP 35224792A JP H06154011 A JPH06154011 A JP H06154011A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 裏座板が上釦に強固に緊着されており、脱外
することなく布地などの被覆片を確実に挟持する合成樹
脂製のくるみ釦と、そのようなくるみ釦を能率的に組立
て製造するための装置を提供する。 【構成】 上釦10の頂面11および側周部12は、く
るみ用シート15により被覆され、くるみ用シート15
の周縁部は裏側に折り返されて開放凹部16内に収納さ
れている。また、上釦10の軸部14にはジュラコン製
の裏座板19が挿通されており、軸部14の端面には冷
間での機械的打刻により断面V字形の環状の溝20が穿
設されている。そして、この溝20より外側の軸部14
の周縁部は外側へ変形圧潰され、裏座板19の周縁部は
上釦10の側周部12の内周面に緊密に当接されてい
る。こうして、上釦10と裏座板19との間にくるみ用
シート15の周縁部が確実に挟圧保持されており、脱外
することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服、履物、鞄などの
袋物、ソファ等の家具に取付けて使用される合成樹脂製
のくるみ釦と、そのようなくるみ釦を能率的に組立て製
造するための装置に関する。
【従来の技術】従来からの合成樹脂製のくるみ釦の構造
を、図7に示す。すなわち、符号1は合成樹脂製の上釦
を示し、これは、適宜形状例えば球の一部をなすように
上方へ膨出された頂面2の下周縁に、垂直に垂下された
側周部3を備えており、下端部に糸通し穴4を有する軸
脚部5が裏面中央に一体に垂設されている。そして、こ
のような上釦1の頂面2および側周部3は、皮革、布帛
などのくるみ用シート6により被覆され、くるみ用シー
ト6の周縁部は上釦1の裏側に折返されている。また符
号7は、同じく合成樹脂製で、中央に前記した上釦1の
軸脚部5を通す挿通孔8を有する円盤状の裏座板を示
し、このような裏座板7の挿通孔8が前記軸脚部5に挿
嵌され、上釦1の裏面に形成された開放凹部9に嵌め込
まれている。そして、裏座板7の周縁部と上釦1の側周
部3との間でくるみ用シート6の周縁部が挟圧保持され
ている。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来からの合成樹脂製くるみ釦においては、裏座板
7が確実に止着されるように、その挿通孔8に上釦1の
軸脚部5が緊密に挿嵌されていなければならず、これが
緩いと裏座板7が脱落するおそれがあった。そして、軸
脚部5と挿通孔8とを緊接するには、両者の径を正確に
等しくするかあるいは前者の外径を後者の内径よりわず
かに大きく設定することが必要であるが、それには微妙
な寸法調整を要し困難であった。また、裏座板7の周縁
部と上釦1の側周部3との間でくるみ用シート6を確実
に挟持し、十分に展張した状態で止着するには、くるみ
用シート6の厚みにより裏座板7の外径を変えなければ
ならないが、そのような変更は極めて繁雑であり、くる
み用シート6の脱外や裏座板7の脱落等のトラブルが生
じやすいという問題があった。さらに、上釦1と裏座板
7がいずれも金属製のくるみ釦においては、くるみ用シ
ート6を裏側に折返して配置した後、上釦1の垂直側周
部3を機械的にかしめて内側へ曲げることにより、くる
み用シート6の折返し周縁部を上釦1の内周面と裏座板
7の周縁部との間に強固に挟持することができるのであ
るが、上釦1と裏座板7がともに合成樹脂製のくるみ釦
においては、上釦1をかしめて内側へ圧潰することが困
難である。そして、敢えてこれを行うには熱圧をかける
必要があり、その場合には熱によりくるみ用シート6が
損傷を受けるおそれがあった。本発明はこれらの事情に
鑑みてなされたもので、裏座板が上釦に強固に緊着され
ており、脱落することなく布地などの被覆片を確実に挟
持する合成樹脂製のくるみ釦と、そのようなくるみ釦を
組立て製造するための装置を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】本発明のくるみ釦は、裏
面中央に軸部が一体に突設されその周りに開放凹部が設
けられた上釦の表面を、被覆片で被覆し、前記被覆片の
周縁部を裏面で転回するとともに、中央に挿通孔を有す
る裏座板を、その周縁部が前記開放凹部の外側周面に当
接されるように前記軸部に嵌着し、前記被覆片の周縁部
を前記上釦と裏座板との間に挟圧保持してなる合成樹脂
製のくるみ釦において、前記上釦を、剛性が高く機械的
変形に対して非復元性の成形用合成樹脂により構成する
とともに、前記裏座板の挿通孔から突出した前記上釦の
軸部の端面に、環状の凹溝を打設し、その外側の軸部の
周縁部を外側へ変形圧潰してなることを特徴とする。ま
た、本発明のくるみ釦の製造装置は、円形芯金と、これ
より高さが高く側部に軸方向に長透孔が設けられた外筒
とを外接重装し、前記長透孔を貫通して前記円形芯金の
側部にピンを連結してなる受型と、前記外筒の内径と等
しい外径を有する圧搾筒内に、下部に上釦の軸下端部を
収容する陥凹部が設けられた裏座板押金を内接重挿して
なる押型との一対の型から構成される装置において、前
記裏座板押金の下端面に、前記陥凹部を囲繞して環状の
尖鋭突起を形成してなることを特徴とする。本発明のく
るみ釦において、上釦を構成する剛性が高く非復元性の
成形用合成樹脂としては、結晶性の熱可塑性エンジニア
リングプラスチックであるアセタール・コポリマーを使
用することが望ましい。アセタール・コポリマーは、バ
ランスのとれた機械的特性と高い寸法安定性並びに良好
な成形性を有し、圧潰、打刻のような機械的変形に対し
て非復元性で、変形したままの形状、状態を強固に保持
する。このような合成樹脂の市販品としては、セルコン
(米国セラニーズ社の商品名)、ジュラコン(ポリプラ
スチックス社の商品名)などがある。また本発明におい
ては、裏座板も上釦と同様に前記アセタール・コポリマ
ーで構成することが望ましいが、他の成形性の良好な合
成樹脂で構成しても良い。
【作用】本発明のくるみ釦においては、機械的変形に対
して非復元性の成形用合成樹脂からなる上釦の表面が、
被覆片で被覆され、かつ裏面の開放凹部に嵌め込まれた
合成樹脂製の裏座板が、叩打等により上釦の軸部の端面
に環状の凹溝を形成し軸部の外周縁部を外側へ変形圧潰
することにより、上釦に緊接されているので、裏座板が
脱落することがないうえに、上釦の裏側に折り返された
被覆片の周縁部が、上釦の内周面と裏座板の周縁部との
間に挟圧保持されて脱外することがない。したがって、
被覆片の厚みにより裏座板の外径を変えるなどの面倒な
変更を行う必要がなく、被覆片が確実に挟持されたくる
み釦が得られる。また、本発明のくるみ釦の製造装置に
おいては、圧搾筒内に内接重挿された裏座板押金におい
て、上釦軸下端部を収容する陥凹部の周りに環状の尖鋭
突起が形成されているので、裏座板が上釦の開放凹部に
嵌め込まれた後、叩打するなどの方法で裏座板押金を急
激に圧下することにより、上釦の軸部端面に環状の凹溝
を打刻することができる。そしてこのような単純な操作
で、前記したように裏座板が上釦に緊密に止着されたく
るみ釦が組立て製造される。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、本発明のくるみ釦の一実施例を示す断面図
である。この図において、符号10は、剛性が高く非復
元性のエンジニアリングプラスチックであるジュラコン
からなる上釦を示し、これは、上方へ膨出された頂面1
1の下周縁に垂直な側周部12が垂設され、かつ裏面中
央に、下端部に糸通し穴13を有する軸部14が一体に
突出形成された形状を有している。そして、このような
上釦10の頂面11および側周部12表面は、くるみ用
シート15により被覆されており、くるみ用シート15
の周縁部は上釦10の裏側に折り返されて、軸部14の
周りの開放凹部16内に収納されている。また、この上
釦10の軸部14には、前記ジュラコン製で中央に軸部
14の外径とほぼ等しい内径の挿通孔17を有し、内側
主面の周辺部に複数の突起部18が放射状に形成された
円盤状の裏座板19が挿通され、以下に示すように止着
されている。すなわち、裏座板19の挿通孔17から突
出した上釦10の軸部14の端面に、叩打のような冷間
での機械的打刻により、断面V字形の環状の溝20が穿
設されており、この溝20より外側の軸部14の周縁部
は外側へ変形圧潰されている。そして、このような軸外
周縁部の変形により、裏座板19が外側へ強く押圧され
て、その周縁部が上釦10の開放凹部16の外側周面
(垂直側周部12の内周面)に緊密に当接され、くるみ
用シート15の折り返し部はこれらの間に挟持されてい
る。また、くるみ用シート15の周縁部は、圧潰されて
変形した上釦10の軸部14と裏座板19の挿通孔17
との間に挟圧保持されている。このように構成される実
施例のくるみ釦においては、上釦10が剛性が高く非復
元性のエンジニアリングプラスチックで構成されている
ので、その軸部14の端面に、冷間での機械的打刻によ
り非復元性の断面V字形の溝20を穿設することができ
る。そして、このような加工により、溝20より外側の
軸外周縁部が外側へ変形圧潰されて、裏座板19の周縁
部が上釦10の側周部12の内周面に緊密に当接され、
かつ裏座板19の挿通孔17と上釦10の軸部14とが
緊接されるので、裏座板19が脱落することがない。ま
た、このような上釦10と裏座板19との当接および緊
接箇所で、くるみ用シート15の周縁部がしっかりと挟
圧保持されているので、たるんだりずれたりあるいは脱
外したりすることがない。さらに、裏座板19の内側主
面に複数の突起部18が凸設されているので、これらの
突起部18と上釦10の開放凹部16との間でもくるみ
用シート15が押圧保持され、より確実な挟持がなされ
る。次に、本発明のくるみ釦の製造装置の実施例につい
て説明する。実施例の組立製造装置は、図2に示すよう
に、下側の受型21と上側の押型22との一対の型から
構成されている。受型21は、皿状の上面を有する円形
芯金23と、この円形芯金23より高さが高く側部に軸
方向(高さ方向)に長透孔24が設けられた外筒25と
を外接重装してなり、円形芯金23の側部には外筒25
の長透孔24を貫通してピン26が連結され、これを押
上げまたは押下げることにより、円形芯金23を外筒2
5内で上昇させたり下降させたりすることができるよう
に構成されている。また押型22は、受型21の外筒2
5の内径と等しい外径を有する圧搾筒27内に、下部に
上釦の軸下端部を収容する陥凹部28が設けられた裏座
板押金29を内接重挿して構成される。そして、裏座板
押金29の下端面には、陥凹部28を囲繞して山形の尖
鋭突起30が設けられている。なお、図中符号31は、
裏座板押金29に加わる衝撃を緩和するためのコイルス
プリングを示す。実施例の装置は、以上の両型を使用し
てくるみ釦を組立て製造するものであるが、その操作を
説明すれば、次の通りである。すなわち、まず受型21
において、ピン26をその外端を持って長透孔24内を
上端まで移動させ、ピン26の基部に連結された円形芯
金23を、上面が外筒25の上端とほぼ同じ高さになる
位置まで上昇させる。次いで、円形芯金23の上面に、
布、皮革のようなくるみ用シートを載せ、その上に、図
3に示すように、上方へ膨出された頂面11の下周縁に
側周部12が垂設され、かつ裏面中央に糸通し軸部14
が一体に突出形成されたジュラコン製の上釦10を、軸
部14を上側にして重ねて配置し、押込み棒等によりそ
れらを円形芯金23とともに押込む。このような押込み
により円形芯金23は外筒25内を押下げられ、前記上
釦10とくるみ用シートは外筒25上部の空間内に押込
まれて、くるみ用シートの周縁部が外筒25の内周面に
沿って立上げられる。次に、適当な治具を用いるなどの
方法で、くるみ用シートの周縁部を上釦10の裏側へ折
り返してその余端を上釦10の開放凹部16に押込むと
ともに、その上に、図4に示すように、中央に上釦10
の軸部14の外径とほぼ等しい内径の挿通孔17を有す
るジュラコン製の裏座板19を、挿通孔17を上釦10
の軸部14に挿嵌して配置した後、圧搾筒27の下方を
外筒25内に嵌入させ、裏座板押金29を押下げる。こ
のような裏座板押金29の圧下により、裏座板19が上
釦10に押付けられてその開放凹部16に嵌め込まれる
と同時に、裏座板押金29の下端面に設けられた環状の
尖鋭突起30により、裏座板19の挿通孔17より突出
した上釦10の軸部14の端面に、断面V字形の環状の
溝が打刻される。そして、このような溝の形成により、
溝の外側に位置する軸部の周縁部が外側へ圧潰されて変
形し、裏座板19の周縁部は上釦10の側周部の内周面
に緊密に当接されて、これらの間にくるみ用シートの周
縁部が強固に挟圧保持される。最後に、ピン26の外端
を持って長透孔24内を再び上端まで移動させることに
より、円形芯金23を上昇させ、組立てられたくるみ釦
を取り出す。このように、実施例の装置によれば、くる
み用シートの周縁部がしっかりと挟持され、裏座板やく
るみ用シートの脱外のないくるみ釦を組立て製造するこ
とができる。なお、以上の実施例においては、環状の尖
鋭突起30を有する裏座板押金29の圧下により、上釦
10の軸部14の平滑な端面に断面V字形の溝が新たに
打刻されるように構成したが、本発明においては図5に
示すように、軸部14の端面に予め環状の細溝32が形
成された上釦10を使用し、裏座板押金29の尖鋭突起
30をこの細溝32に圧入して、溝幅を断面V字状に押
し広げるように構成しても良い。次に、本発明のくるみ
釦製造装置の別の実施例について説明する。この製造装
置においては、図6に示すように、前記実施例と同様な
構造の受型21と押型22とが、上下反対にして配置さ
れており、治具で固定された押型22の上に受型21を
向き合わせて配置し、受型21の円形芯金23の底面に
ハンドプレス33等を当てて押し下げることにより、裏
座板押金29上に配置された裏座板19の上に、くるみ
用シートで包み込まれた上釦10を強く押し付けるよう
に構成されている。このような組立て製造装置によって
も、上釦10と裏座板19の嵌合と同時に、裏座板押金
29の尖鋭突起30により、上釦10の軸部14の端面
に断面V字形の環状の溝が打刻されるので、くるみ用シ
ートの周縁部がしっかりと挟持され脱外のないくるみ釦
が得られる。
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るくるみ
釦においては、裏座板の挿通孔および周縁部が上釦の軸
部および側周部の内周面とそれぞれ緊接されているの
で、上釦の裏側に折り返された被覆片の周縁部が、強固
に挟圧保持されて脱外することがなく、また裏座板が脱
落することもない。また、本発明のくるみ釦の製造装置
によれば、裏座板押金の圧下の際に、尖鋭突起により上
釦の軸部端面に環状の凹溝を打刻することができ、この
ような操作で、前記したように裏座板が上釦に緊密に止
着されたくるみ釦を能率的に組立て製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のくるみ釦の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明のくるみ釦の製造装置の一実施例を示す
断面図。
【図3】実施例の製造装置を操作する場合に使用する上
釦の形状を示し、(a)は上面図、(b)は断面図、
(c)は下面図。
【図4】実施例の製造装置を操作する場合に使用する裏
座板の形状を示し、(a)は上面図、(b)は断面図、
(c)は下面図。
【図5】実施例の製造装置を操作する場合に使用する上
釦の別の例を示す断面図。
【図6】本発明のくるみ釦製造装置の別の実施例を示す
断面図。
【図7】従来からの合成樹脂製くるみ釦の一例を示す断
面図。
【符号の説明】
1………合成樹脂製上釦 2、11…頂面 3、12…垂直側周部 4、13…糸通し穴 5………軸脚部 6、15…くるみ用シート 7………合成樹脂製裏座板 8、17…挿通孔 9、16…開放凹部 10………ジュラコン製の上釦 14………軸部 18………突起部 19………ジュラコン製の裏座板 20………断面V字形の溝 21………受型 22………押型 23………円形芯金 24………長透孔 25………外筒 26………ピン 27………圧搾筒 28………陥凹部 29………裏座板押金 30………尖鋭突起 31………コイルスプリング 32………環状の細溝 33………ハンドプレス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面中央に軸部が一体に突設されその周
    りに開放凹部が設けられた上釦の表面を、被覆片で被覆
    し、前記被覆片の周縁部を裏面で転回するとともに、中
    央に挿通孔を有する裏座板を、その周縁部が前記開放凹
    部の外側周面に当接されるように前記軸部に嵌着し、前
    記被覆片の周縁部を前記上釦と裏座板との間に挟圧保持
    してなる合成樹脂製のくるみ釦において、 前記上釦を、剛性が高く機械的変形に対して非復元性の
    成形用合成樹脂により構成するとともに、前記裏座板の
    挿通孔から突出した前記上釦の軸部の端面に、環状の凹
    溝を打設し、その外側の軸部の周縁部を外側へ変形圧潰
    してなることを特徴とするくるみ釦。
  2. 【請求項2】 円形芯金と、これより高さが高く側部に
    軸方向に長透孔が設けられた外筒とを外接重装し、前記
    長透孔を貫通して前記円形芯金の側部にピンを連結して
    なる受型と、前記外筒の内径と等しい外径を有する圧搾
    筒内に、下部に上釦の軸下端部を収容する陥凹部が設け
    られた裏座板押金を内接重挿してなる押型との一対の型
    から構成される装置において、 前記裏座板押金の下端面に、前記陥凹部を囲繞して環状
    の尖鋭突起を形成してなることを特徴とするくるみ釦の
    製造装置。
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