JPH0721131Y2 - プラスチック製記章 - Google Patents

プラスチック製記章

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JPH0721131Y2
JPH0721131Y2 JP1989002695U JP269589U JPH0721131Y2 JP H0721131 Y2 JPH0721131 Y2 JP H0721131Y2 JP 1989002695 U JP1989002695 U JP 1989002695U JP 269589 U JP269589 U JP 269589U JP H0721131 Y2 JPH0721131 Y2 JP H0721131Y2
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JP
Japan
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ribbon
back side
front side
chrysanthemum
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JP1989002695U
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JPH0294609U (ja
Inventor
英三 高橋
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三山工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、冠婚葬祭およびパーティ用等として使用され
るプラスチック製記章に関する。
「従来の技術」 従来冠婚葬祭として使用されているリボン形式の記章の
内、例えば喪章は白、黒色のリボンを所要サイズに合わ
せて裁断し、しかるのちこれらを折り曲げると共に交互
に配列し中央には長尺のリボンを重ね合わせた後、これ
らを綿糸などによって縫い合わせ、しかるのち前後に花
芯を表わす円形状の紙を貼り合わせて例えば菊花のよう
に形成し、裏側には安全ピンなどの如きホルダーを取り
付けてなる。
従って、これら記章の外観は形状、色彩がよく、価額も
それ相当にして、かつ取り扱いが簡易であるため、広く
一般に利用されている。
「解決しようとする課題」 ところが、記章全体が布と紙から構成されているため、
これを礼服などに着装した後、風雨および吹雪などに遭
遇すると、雨水と共に塵埃などが記章全体に付着若しく
は浸透し、再度使用することはできない欠陥を有する。
また、高価な布製リボンの如き資材に加えて裁断、折り
曲げ、縫い合わせる工程および接着剤などを用いて貼り
合わせる工程の如き多くの人手と時間を要するため、コ
スト低減を計ることがきわめて難しい。
また、リボンには告別式、パーティなどに出席する人の
地位、氏名を一度記入すると、これを再度使用すること
は不可能である。
これら欠陥を解消すべく、記章と同形状のキャビティを
金型に形成し、これら金型にそれぞれ異色のプラスチッ
ク材料からなる溶融樹脂を射出することによって、花模
様とリボンを表側部と裏側部にそれぞれ形成し、これら
を一体的に組込むことにより記章を形成し、しかるのち
該記章の裏面にホルダーを設けることによりプラスチッ
ク製記章ができ上がる。
従って、記章は風雨に十分に耐えることができ、かつ量
産によりコスト低減を計ることができ、そして汚れを洗
い落とすことにより繰り返し使用することができること
を本考案の技術的課題とするものである。
「課題を解決するための手段」 本考案に係る記章は、前記の技術的課題を解決するため
に、無色プラスチック材料で花芯および該花芯を中心と
した菊花の一部とリボンの一部を射出成形した表側部
と、組み合わせて菊花およびリボンを形成するために前
記表側部の欠落した部分を補完する菊花およびリボンの
他の一部が着色のプラスチック材料で射出成形された裏
側部とを備え、前記表側部と裏側部とを一体的に組み込
むとともに、これにホルダーを付設して構成したことを
その特徴とするものである。
[作用] 本考案に係る記章は、無色プラスチック材料で花芯およ
び該花芯を中心とした菊花の一部とリボンの一部を射出
成形した表側部と、組み合わせて菊花およびリボンを形
成するために前記表側部の欠落した部分を補完する菊花
およびリボンの他の一部が着色のプラスチック材料で射
出成形された裏側部とを備え、前記表側部と裏側部とを
一体的に組み込むようにしたので、裏側部を黒色あるい
は緋色として、これを表側部に嵌め込みの如き手段を用
いて一体的に組み込むようにすれば特殊技術を必要とし
ないで記章が容易に形成できるものであり、また、本考
案の表側部を一つ、裏側部を黒色と緋色の双方を用意し
ておけば、裏側部を差し代えるのみで慶・弔に使い分け
ができるものである。
また、本考案の記章は、プラスチック材料よりなるもの
であるので汚れた場合には、その汚れを簡単に洗い落と
すことができるし、また、リボンの無色部の所要箇所に
氏名などを記載することもできるものである。
「実施例」 以下図に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1図乃至第2図は射出成形機を用いて一体成形される
実施例を表わす正面図と断面図である。
1000は記章全体を表わす。
1001は第3図に示す如く、表側部の全体を表わす。
該表側部1001はポリオレフィンの如き熱可塑性プラスチ
ック材料からなる白色の環体1002〜1004および中央部分
の花模様1005〜1112と花芯1113並びにリボン1114が一体
的に形成されると共にその背面には第2図に示す如く凹
溝1115および回り止め用凹溝1116が一体的に形成されて
なる。
次に、1120は第3図に示す如く裏側部の全体を表わす。
該裏側部1120は着色プラスチック材料からなると共に前
記表側部1001の環状1002〜1004によって形成される凹み
1017〜1020に対応するリング1121,1122と花模様1123〜1
130並びに前記表側部1001のリボン1114を挟持する形に
なるようにして中央に空間部を有するようサイドリボン
1131,1132と前記凹み1018と1019に対応するリング1133,
1133が一体的に形成されると共にその前面には第2図お
よび第3図に示すように凸部1134と1135が一体的に形成
され、そして、その背面には凹溝1136と回り止め兼位置
決め用凹溝1137が形成されている。
301はプラスチック材料でもって一体的成形されたホル
ダーで、該ホルダー301の上部略中央に凸部302が形成さ
れ、その下方には回り止め兼位置決め用凸部303が一体
的に形成され、さらに長手方向下方にスリット304が形
成されると共に滑り止めが一体的に形成されている。
本実施例は以上のように構成されるので、表側部1001の
背面に形成される凹溝1115および回り止め用凹溝1116
に、裏側部1120の前面に一体的に形成された凸部1134お
よび1135を嵌め込むことにより表側部1001と裏側部1120
とが容易に組み込むことができ、菊花およびリボンを備
えた記章が形成できる。そし、上記の組み込みに当た
り、表側部1001の背面に回り止め用凹溝1116が形成され
ているので、該凹溝1116と裏側部1120に形成の凸部1135
とを嵌め込むことで、記章全体として所定の形状の菊花
およびリボンが形成できるものである。
なお、記章全体に疑似布目状の型押し模様を金型に形成
することによってあたかも布製であるかのような印象を
みる人に与えることができる。
なお、ホルダーについては図に示された形状長尺のもの
に限定されるものでなく、記章を衣服(礼服を含めて)
に佩用できる在来のもの例えば安全ピンの一部に取り付
けることのできる形状のものであればよい。
「考案の効果」 本考案に係る記章は、無色プラスチック材料で花芯およ
び該花芯を中心とした菊花の一部とリボンの一部を射出
成形した表側部と、組み合わせて菊花およびリボンを形
成するために前記表側部の欠落した部分を補完する菊花
およびリボンの他の一部が着色のプラスチック材料で射
出成形された裏側部とを備え、前記表側部と裏側部とを
一体的に組み込むようにしたので、記章を構成する表側
部および裏側部はプラスチック材料で形成されるので耐
久性を有するとともに雨あるいは雪によって濡れても、
単にふき取ることによって新品同様に再び使用すること
ができる。
また、前記した記章を構成する表側部および裏側部は射
出成形によって製されるので量産が可能のため、コスト
の低減が図れる。
特に本考案の記章は、表側部を無色のプラスチック材料
で成形し、裏側部を黒色あるいは緋色のプラスチック材
料を用いて成形することによって、表側部を一部、裏側
部を前記した黒色あるいは緋色の双方を用意しておけ
ば、裏側部を差し代えるのみでお祝用と喪章用の両方に
使い分けが極めて容易にできるものである。
また、本考案の記章は、プラスチック材料よりなるもの
であるので汚れた場合には、その汚れを簡単に洗い落と
すことができるし、また、リボンの無色部の所要箇所に
氏名などを記載することもできるという実用的な効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案記章の正面図、第2図は第1図A-A線断
面図、第3図は第1図の分解斜視図である。 符号の説明 1000:記章 1005〜1112,1123〜1130:花模様 1114,1131,1132:リボン 301:ホルダー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無色プラスチック材料で花芯および該花芯
    を中心とした菊花の一部とリボンの一部を射出成形した
    表側部と、組み合わせて菊花およびリボンを形成するた
    めに前記表側部の欠落した部分を補完する菊花およびリ
    ボンの他の一部が着色のプラスチック材料で射出成形さ
    れた裏側部とを備え、前記表側部と裏側部とを一体的に
    組み込むとともに、これにホルダーを付設して構成した
    ことを特徴とするプラスチック製記章。
JP1989002695U 1989-01-17 1989-01-17 プラスチック製記章 Expired - Lifetime JPH0721131Y2 (ja)

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JP1989002695U JPH0721131Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 プラスチック製記章

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JPH0294609U JPH0294609U (ja) 1990-07-27
JPH0721131Y2 true JPH0721131Y2 (ja) 1995-05-17

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ID=31203686

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JPH0294609U (ja) 1990-07-27

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