JPS62268502A - 射出成形ブ−ツの製造方法 - Google Patents

射出成形ブ−ツの製造方法

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JPS62268502A
JPS62268502A JP61112596A JP11259686A JPS62268502A JP S62268502 A JPS62268502 A JP S62268502A JP 61112596 A JP61112596 A JP 61112596A JP 11259686 A JP11259686 A JP 11259686A JP S62268502 A JPS62268502 A JP S62268502A
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JP
Japan
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pattern
fabric
backing material
backing
boots
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JP61112596A
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English (en)
Inventor
三浦 耕治
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MITSUMA KK
MITSUUMA KK
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MITSUMA KK
MITSUUMA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブーツの胛被表面に凹凸部を有する模様を表徴
させ、且つ保温性に優れた裏布を取り付けた射出成形ブ
ーツの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、熱可塑性合成樹脂配合物の射出成形によって製造
されている保温性に優れたブーツは、保温性の良い編布
な、どの裏材を足形状に裁断・縫製し、これを射出成形
金型のラストに被せ、次いで常法により熱可塑性樹脂配
合物を射出して一体に成形する製造方法が一般であった
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、熱可塑性合成樹脂配合物の射出成形によ
って製造されるブーツは、黒、赤、黄。
白色や透明等各種の色調に着色されていると共にその胛
被表面はエナメル調の滑らかな光沢を有するが、一般に
表面には金型に彫刻した模様や、別途取り付けるアクセ
サリ−や裏材の模様が透視できるもの以外には模様のな
いものが多いため商品外観が単調であるという問題点が
あった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者はかかる問題点を解決し、エナメル調の滑らか
な光沢を保持し且つ胛被表面に凹凸部を有する模様を表
徴させる射出成形方法について鋭意検討した結果、熱可
塑性合成樹脂配合物を射出成形して保温性に優れたブー
ツを製造するに当り基布と裏布との間に厚さが1〜6r
rnの発泡材を位置せしめた3層より成りウエルダー加
工及び/又は熱収縮性を有する糸を用いて縫製してその
両面に凹凸部を有する模様を形成させた裏材を使用すれ
ば、従来と同様表面にエナメル調の滑らかな光沢を有し
、且つ優美な凹凸部を有する模様を表徴したブーツを製
造することができることを究明して本発明を完成したの
である。
すなわち、本発明は基布と裏布との間に厚さ1〜6mの
発泡材を位置せしめた3層より成る素材をウエルダー加
工及び/又は熱収縮性を有する糸を用いて縫製してその
両面に凹凸部を有する模様を形成させた裏材を足形状に
裁断・縫製し、該裏材の裏布側を射出成形金型のラスト
に被せ、次いで常法により熱可塑性合成樹脂配合物を射
出して一体に成形することにより胛被表面に裏材の凹凸
部を有する模様を表徴させることを特徴とする射出成形
ブーツの製造方法に関するものである。
以下1図面によって本発明方法について詳細に説明する
第1図及び第2図はそれぞれ本発明方法によって製造し
たブーツの各実施例の外観を示す図、第3図は射出成形
したブーツの断面略図、第4図は第3図におけるA部の
拡大断面図、第5図及び第6図はそれぞれ本発明方法に
おいて使用される裏材の模様の例を示す表面略図である
図面中、1は基布、2は裏布、3は発泡材、4は基布1
と裏布2との間に発泡材3を位置せしめた3層より成る
裏材の両面にウエルダー加工及び/又は熱収縮性を有す
る糸を用いて縫製して形成された凹凸部、5は射出成形
金型のラスト、6は射出した熱可塑性合成樹脂配合物の
胛被、7は胛被6の表面に表徴された凹凸部である。
本発明方法の射出成形によって製造されるブーツの裏材
には、第3図及び第4図に示す如く基布1と裏布2との
何に厚さ1〜61mの発泡材3を位置せしめた3層より
成る素材をウエルダー加工及び/又は熱収縮性を有する
糸を用いて縫製して第5図や第6図に例示したようにそ
の両面に凹凸部を有する模様を形成させたものが使用さ
れる。
基布1及び裏布2には合成繊維製の編布、例えばメリヤ
スやトリコットなどが使用される。発泡材3には厚さが
1〜6111nで可撓性、柔軟性に優れたポリウレタン
、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等の発泡シートが使用
され、この発泡材3を基布1と裏布2との間に糊剤を用
いて接着させ3層から成る素材に仕上げ、これにウエル
ダー加工を施すか熱収縮性を有する糸を用いて縫製する
か、更にほこの両者を併用することによってその両面に
凹凸部4を有する模様を形成させて裏材とするのである
。糊剤には例えばウレタン系の固形分5〜20%を含む
有機溶剤タイプの接着剤を使用して例えばスプレーによ
って吹き付け3層に接合させればよい。
このようにして3層とした裏材の両面に凹凸部4を有す
る模様を鮮明に形成させるためには、発泡材3の厚さを
1〜6mに設定する必要がある。
発泡材3の厚さが1m未満では裏材が柔軟性を失うと共
にブーツの保温性が低下するばかりでなく、両面に鮮明
な凹凸部4を表徴させ難く、また厚さが6mを超えると
裏材が著しく厚くなって好ましくないと共に裏材、自体
の柔軟性に起因して耐久性が低下してくるので好ましく
ない。
ウエルダー加工には一般に利用されている高周波、超音
波、熱板加熱などのいずれの方式も採用することができ
る。裏材を構成する基布1.!布2及び中間層の発泡材
3は、いずれも熱可塑性の合成繊維や合成樹脂配合物を
主体とするものであるから、所望の模様を裏材の表面に
予め設定しウエルダー加工を施せば第4図に示すように
両面に凹凸部4を有する模様を付けた裏材を容易に作る
ことができる。このようにウニルダー加工によって得ら
れる裏材の両面の凹凸部4の各1個の形状としては、四
角形、長方形2円形など種々の形状が採用できるが、そ
の幅を1m以上のものとして凹凸部4の形状が射出成形
されて形成される胛被6の表面に凹凸部7として表徴さ
れるようにするのは一般の木綿糸の如き天然繊維から成
る糸を用いたミシン縫では得られないものである。しか
しながら熱収縮性を有する糸を用いて縫製1例えばミシ
ン縫製すれば、ウエルダー加工を施した場合と同様に胛
被6の表面に凹凸部7を表徴させることができる。
このようにウエルダー加工及び/又は熱収縮性を有する
糸を用いて縫製してその両面に凹凸部4を有する模様を
形成させた裏材は、足形状に裁断・縫製した後にその裏
布2側を射出成形金型のラストに被せ、次いで常法によ
り熱可塑性合成樹脂配合物を射出して基布1の外側に一
体に成形することにより胛被6の表面に裏材の凹凸部4
に対応した凹凸部7を表徴させるのであるが、この胛被
6の表面に表徴された凹凸部7は裏材にウエルダー加工
及び/又は熱収縮性を有する糸を用いて縫製して得られ
た凹凸部4よりも若干不鮮明に表徴されるが、射出成形
後にそのブーツを適宜温度、例えば100〜130℃に
設定した雰囲気中で例えば5〜lO分間加熱すれば、裏
材の凹凸部4を有する模様に更に類似した模様に近付け
ることができる。
但し、過度の加熱は本来の滑らかな光沢のある胛被6と
異なる表面模様となる恐れがあるので注意を要する。な
お、凹凸部7を有する模様のブーツの胛被6め表面への
表徴はその全面に亘ってもよいが、第1図や第2図に示
したように胛被6の表面の主要部に表徴させればその優
美な模様を充分に発現させることができる。
このような裏材の凹凸部4を有する模様は、第5図や第
6図に示したような直線の格子模様に限らず1曲線から
成る波模様などに模様付けしてウエルダー加工及び/又
は熱収縮性を有する糸を用いて縫製し両面に凹凸部4を
有する模様を形成させることもできる。
〔作用〕
このような裏材を用い、射出成形金型のラスト5に被せ
た裏材の基布1の外側に射出された熱可塑性合成樹脂配
合物より成る胛被6は裏材の凹凸部4に対応した凹凸部
7より成る模様がその表面に形成されると共に基布1の
編布から更に発泡材3の気泡部分にまで射出圧によって
侵入するので相互の接着が強固となり、その結果履き易
く丈夫なブーツに仕上げられる。更に、発泡材3は比較
的耐熱性に優れた基布1と裏布2との中間にあり、且つ
厚さ1〜6−であるので射出成形時にも容易に変形せず
、丈夫な裏材としての役割を果たすのである。
〔実施例〕
15デニールのナイロン糸を適度の編密度に仕上げたト
リコット編布を基布1及び裏布2とし、発泡材3に厚さ
4mのウレタンフオームシートを中間層としてウレタン
系糊剤を塗付し、接着・乾燥させ、これを高周波加熱に
よってウエルダー加工し、その両面に第5図に示すよう
な各凹凸部4が長方形でタテ18mm、ヨコ20+nm
の格子状の模様を付けた裏材を作製した。
次に、この裏材を足形状に裁断・縫製して射出成形金型
のラスト5に被せ、その外側に金型を閉じ、形成された
キャビティーにポリ塩化ビニル樹脂溶融物を樹脂温度1
85℃、射出圧力40kg/dで射出成形し、第1図及
び第4図に示されるような胛被6の表面に、裏材表面に
ウエルダー加工して得た凹凸部4とほぼ同じ形状の凹凸
部7を有する格子状の模様のブーツを製造した。ブーツ
の胛被6の表面は、滑らかな表面光沢を有するエナメル
調で優美な凹凸部7を有する模様が表徴され、従来の単
調さを脱した格別の外観を呈するものであった6又、3
層に接合された裏材及び裏材と射出成形によって一体に
接合したポリ塩化ビニル樹脂型の胛被6はいずれも強固
に接着され、中間層の発泡材は保湿性を発揮して履き心
地良く、柔軟性、可撓性に優れたものであった。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明方法は、3層から成る裏材の両面に
凹凸部を有する模様にウエルダー加工しておくことによ
って容易に、常法の射出成形によって胛被表面に裏材と
ほぼ同じ凹凸部を有する模様を表徴させ、外観の極めて
優美な、しかも従来の滑らかな表面光沢を有するエナメ
ル調のブーツを製造することができる画期的な方法であ
り、ウエルダー加工及び/又は熱収縮性を有する糸を用
いて縫製により形成させる凹凸部を有する模様の裏材を
多種類用意しておけば容易且つ安価に種々の凹凸部を有
する模様を表徴させたブーツを製造でき、上記胛被表面
に表徴させる凹凸部を有する模様は射出成形後に適宜温
度に設定した雰囲気中で所定時間加熱することによって
更に模様を鮮明にすることができるのであり、その工業
的価値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明方法によって製造し
たブーツの各実施例の外観を示す図、第3図は射出成形
した状態のブーツの断面略図、第4図は第3図における
A部の拡大断面図、第5図及び第6図はそれぞれ本発明
方法において使用される裏材の模様の例を示す表面略図
である。 1・・・・基布 2・・・・裏布 3・・・・発泡材 4・・・・・凹凸部 5・・・・ラスト 6・・・・胛被 7・・・・・胛被表面の凹凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基布と裏布との間に厚さ1〜6mmの発泡材を位置
    せしめた3層より成る素材をウエルダー加工及び/又は
    熱収縮性を有する糸を用いて縫製してその両面に凹凸部
    を有する模様を形成させた裏材を足形状に裁断・縫製し
    、該裏材の裏布側を射出成形金型のラストに被せ、次い
    で常法により熱可塑性合成樹脂配合物を射出して一体に
    成形することにより胛被表面に裏材の凹凸部を有する模
    様を表徴させることを特徴とする射出成形ブーツの製造
    方法。
JP61112596A 1986-05-19 1986-05-19 射出成形ブ−ツの製造方法 Pending JPS62268502A (ja)

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Cited By (4)

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