JPH0342017Y2 - - Google Patents

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JPH0342017Y2
JPH0342017Y2 JP1617987U JP1617987U JPH0342017Y2 JP H0342017 Y2 JPH0342017 Y2 JP H0342017Y2 JP 1617987 U JP1617987 U JP 1617987U JP 1617987 U JP1617987 U JP 1617987U JP H0342017 Y2 JPH0342017 Y2 JP H0342017Y2
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plunger
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tip
button
stud
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、衣類等の布地に、飾りボタン等を
装着するに好適なボタン取付具に関する。
(従来の技術) 従来に、布地にボタン等を装着する装置とし
て、プラスチツク製ボタンのステムを加熱するこ
とでボタンを装着するボタン付装置(特公昭43−
16486号公報)や、打圧パンチの下降ストローク
によつてスナツプの雄釦、若しくは雌釦を衣料類
に打込み、グリツパーの爪でスナツプをかしめる
スナツプ打込機(特公昭54−36535号公報)など
が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前者のボタン付装置では、ボタンを
加熱変形させて装着するものなので、この装置で
装着し得るボタンは、プラスチツク等の熱加塑性
材に限定される不都合がある。
また、後者のスナツプ打込機にあつては、雄
釦、若しくは雌釦の位置決め機構を打圧パンチの
下降ストロークの途次に自動的に定め得る機構と
したことで、打込機自体の構成が複雑になり、安
価な提供は困難である。したがつて、この打込機
は、業者が使用するに好的であるとしても、一般
の家庭内で簡便に使用することは難かしいもので
あつた。
そこで、この考案は上述の問題点を解決すべく
案出されたもので、プラスチツク材はもとより、
金属材やガラス材など、ボタンの材質を問わずに
装着することができ、一般家庭内でも手軽に使用
し得るボタン取付具の提供を目的とする。
〔考案の効果〕
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべくこの考案は、基台の一
端から上方に延長され、基台の他端方向に揺動自
在な揺動腕を形成し、基台の上面に略垂直に圧接
するプランジヤーを揺動腕の先端に設け、プラン
ジヤーの圧接力で基台上に載置したシート材に差
し込む複数本の爪を頭部の周囲縁に設けたボタン
状の鋲をプランジヤー先端に挿着し、一方、シー
ト材を貫通した鋲の爪先端に圧接さ、自身の屈曲
面に沿つて爪を屈曲せしめる圧接盤を基台上面の
プランジヤー当接位置に設けたことを問題解決の
ための手段とする。
(作用) この考案によれば上下に揺動する揺動腕の先端
に設けられたプランジヤーは、所定の鋲を自身の
先端に嵌着保持する。鋲は、揺動腕を上下に押圧
してプランジヤー先端を所定の布地面に圧接した
際に、鋲の爪先が跌地を貫通する。
圧接盤は、基台上面における、プランジヤー先
端の当接位置に配され、布地を貫通した爪先端に
圧接ることで、圧接盤面に沿つて爪先を屈曲す
る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は基台を示し、この基台1
の一端には揺動腕2を設け、他端上面には圧接盤
4を配してある。
揺動腕2は、基台1の一端から上方に延長さ
れ、揺動腕2先端が上下に揺動するように設けて
ある。そして、この揺動腕2先端にプランジヤー
3を設ける。
プランジヤー3は、揺動腕2先端から鉛直下方
を向けてあり、プランジヤー3先端に所定の鋲5
Aを嵌着し保持する。図示例では、揺動腕2先端
に屈曲形成した筒体状のホルダー部2A内に、嵌
合筒3Aを嵌着し、揺動腕2先端押下時に、この
嵌合筒3Aが鉛直下方を向くようにしてある。
次に、鋲5Aの上端を押圧せしめる押圧部3F
を自身の下端に形成した押圧杆3Bを嵌合筒3A
の内部に連結固定する。第2図で示される押圧杆
3Bは、左右に分割自在な嵌合筒3A内に押圧杆
3Bの上端を挿入し、押圧杆3Bの外側面に突設
した係止突部3Jを嵌合筒3Aの係止孔3H内に
嵌入した連結固定する。
符号3Cは、ホルダー部2Aの下端か突出する
押圧杆3Bの下部外側面にスライド自在に装着さ
れるスライド筒を示す。このスライド筒3Cは、
自身の下端部に、所定の鋲5Aを嵌着保持する保
持部材3Gを形成してある。
更に、スライド筒3Cは押圧杆3Bの外がわ下
部に配したスプリング3Eによつて、下方に押圧
付勢され、押圧杆3Bの押圧部3F下端より下方
に保持部3Gが突出し、この保持部3G突出時に
保持部3G内に鋲5Aを嵌着保持する。また、押
圧杆3Bとスライド筒3Cとは、押圧杆3Bとス
ライド筒3Cとを貫通する止ピン3Dにて連結係
止されている。
このように形成したプランジヤー3は、プラン
ジヤー3を下方に押し上げた際に、保持部3G下
端がシート材S上面に当接する。そして、プラン
ジヤー3を更に押圧して押圧杆3Bを押しさげる
と、押圧部3Fは保持部3G内からスライド下降
して、保持部3G内の鋲5Aを下方に押圧するも
のである。
鋲5Aは、プランジヤー3の圧接力で基台1上
に載置したシート材Sに差し込む複数本の爪5C
を頭部の周囲縁に設けたボタン状を成し、第3図
に示す如く、鋲5Aとのものを飾りボタン5とす
るものであつても、或いは、第4図に示く如く、
シート材Sの裏面さら鋲5Aを刺し込んで、シー
ト材Sの表面に粒状ボタンを係止することで飾り
ボタン5とするものであつても良い。
符号4は、プランジヤー3によつて押し上げら
れた鋲5Aの爪5C先端を屈曲せしめる圧接盤を
示す。圧接盤4は、円盤状を成し、この盤面上に
は、同芯円状の屈曲面4Aを設けてあり、この屈
曲面4Aに圧接する鋲5Aの爪5C先端を、屈曲
面4Aの凹部形状に沿つて屈曲させる。
第3図で示される圧接盤4は、屈曲面4Aの中
央部位を上方に突出させて略リング形状の屈曲面
4Aを形成してある。屈曲面4Aをこのようすに
することで、屈曲面4Aに沿つて屈曲される鋲5
Aの爪5C先端は、屈曲面4A中央の突出方向に
沿つて屈曲され、鋲5Aを強固に固着できる。
第4図で示される屈曲面4Aは、断面半円形状
を成している。屈曲面4Aをこのようにすること
で、屈曲面4Aに圧着して鋲5Aの爪5Cは、爪
5Cの屈曲がわに、任意形状の粒状物を抱持し得
るものとなる。したがつて、予め屈曲面4A上面
に粒状或いは板体状の粒状ボタン5Bを載置して
おき、シート材Sに固定する鋲5Aで粒状ボタン
5Bを抱持することができる。
これら種々の形状を成した圧接盤4を適宜のプ
レート基盤4B上の複数個形成し、これら圧接盤
4を選択使用できるように設けることで、鋲5A
と粒状ボタン5Bとの装着操作を使い分けること
が可能となり、しかも、プランジヤー3を交換し
て押圧部3Fと保持部3Gとの径を変更すること
もできる。
第1図のプレート基盤4Bは、円形プレート状
のものを使用しており、この円形プレート基盤4
Bの中心を基台1の上面に固定ネジ6で回転自在
に固定してある。
第5図のプレート基盤4Bは、同じく円形状の
プレート基盤4Bを他の方法で装着して例を示
し、プレート基盤4Bの下面中央から下方に突設
した断面角形状の固定杆7を基台1上面に形成し
た固定口1Bに差し込み固定してある。こうする
事で、固定杆7の角部と同数の圧接盤4をプレー
ト基盤4B上面に形成でき、しかも各圧接盤4の
選択操作も容易となる。
次に、この考案の使用方法を説明する。
まず、装着しようとする所定の飾りボタン5の
外径に適合した保持部3Gを有するプランジヤー
3を揺動腕2のホルダー部2A内に嵌着固定す
る。
次に、保持部3G内に嵌入する飾りボタン5の
径に適合した圧接盤4をプランジヤー3の当接部
分に調整配置する。そして、保持部3G内に所望
の飾りボタン5を嵌着し、圧接盤4上面に飾りボ
タン5を装着しようとするシート材Sを載置す
る。それから揺動腕2の上部を手指にて押圧し、
プランジヤー3の下端をシート材S上面に圧接さ
せ、更にプランジヤー3を押圧して鋲5Aの爪5
C先端を圧接盤4の屈曲面4A屈曲させる。この
際、飾りボタン5は、鋲5Aのみを飾りボタン5
とするも、また、鋲5Aにガラス製その他の粒状
ボタン5Bを抱着させることで飾りボタン5とす
るも任意に設定できる。
〔考案の効果〕
この考案は上述の如く構成したことにより、当
初の目的を達成できる。
すなわち、基台1の一端から上方に延長され、
基台1の他端方向に揺動自在な揺動腕2を形成
し、基台1の上面に略垂直に圧接するプランジヤ
ー3を揺動腕2の先端に設け、プランジヤー3の
圧接力で基台1上に載置したシート材Sに差し込
む複数本の爪5Cを頭部の周囲縁に設けたボタン
状の鋲5Aをプランジヤー3先端に挿着し、一
方、シート材Sを貫通した鋲5Aの爪5C先端に
圧接され、自身の屈曲面に沿つて爪5Cを屈曲せ
しめる圧接盤4を基台1上面のプランジヤー3当
接位置に設けたことにより、飾りボタン5を装着
する際に、シート材Sと飾りボタン5とを所定位
置に配設し、揺動腕2を把持してプランジヤー3
を下方に押圧するだけで容器に装着できる。
しかも、この考案の主な構成は、揺動腕2腕を
形成した基台1と、揺動腕2腕に装着されるプラ
ンジヤー3とこのプランジヤー3圧接される圧接
盤4とから成るから、構成部品が極めて少ない。
したがつて、取り扱いが容易であり、一般の家庭
内でも簡単に使用できる。
更に、プランジヤー3でシート材S面に装着す
る飾りボタン5は、自身の下端に爪5Cを形成し
た鋲5Aを装着するから、鋲5Aのみを飾りボタ
ン5とする場合には強力な固定力が得られる。
また、爪5C内に、プラスチツクや金属材、或
いはガラス材等からなる種々の粒状ボタン5Bを
装着し得るから、好みに適応した材質、形状の飾
りボタン5でも容易に装着できる。
このようにこの考案によれば、プラスチツク材
はもとより、金属材やガラス材など、ボタンの材
質を問わずに装着することができ、一般家庭内で
も手軽に使用し得るなど、実用上有益な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図はプランジヤーを示す断面図、第3図
は布の表面に金属製の飾りボタンを装飾する工程
図、第4図は宝石状に加工した飾りボタンを布の
裏面から固定クリツプで固定する工程図、第5図
は押圧盤の他の装置例を示す分解斜視図である。 1……基台、1B……固定口、2……揺動腕、
2A……ホルダー部、2B……支持部、3……プ
ランジヤー、3A……嵌合筒、3B……押圧杆、
3C……スライド筒、3D……係止ピン、3E…
…スプリング、3F……押圧部、3G……保持
部、3H……係止孔、3J……係止突部、3K…
…スライド溝、3L……ピン挿通孔、4……圧接
盤、4A……屈曲面、4B……プレート基盤、5
……飾りボタン、5A……鋲、5B……粒状ボタ
ン、5C……爪、6……固定ネジ、7……固定
杆、S……シート材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台の一端から上方に延長され、基台の他端方
    向に揺動自在な揺動腕を形成し、基台の上面に略
    垂直に圧接するプランジヤーを揺動腕の先端に設
    け、プランジヤーの圧接力で基台上に載置したシ
    ート材に差し込む複数本の爪を頭部の周囲縁に設
    けたボタン状の鋲をプランジヤー先端に挿着し、
    一方、シート材を貫通した鋲の爪先端に圧接さ
    れ、自身の屈曲面に沿つて爪を屈曲せしめる圧接
    盤を基台上面のプランジヤー当接位置に設けたこ
    とを特徴とするボタン取付具。
JP1617987U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0342017Y2 (ja)

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JP1617987U JPH0342017Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1617987U JPH0342017Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63123634U JPS63123634U (ja) 1988-08-11
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JP1617987U Expired JPH0342017Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4323224B2 (ja) * 2003-06-06 2009-09-02 Ykk株式会社 ボタン取付装置

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