JP3047044U - スナップボタン - Google Patents

スナップボタン

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JP3047044U
JP3047044U JP1997008585U JP858597U JP3047044U JP 3047044 U JP3047044 U JP 3047044U JP 1997008585 U JP1997008585 U JP 1997008585U JP 858597 U JP858597 U JP 858597U JP 3047044 U JP3047044 U JP 3047044U
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rivet
socket
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tubular convex
hole
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元君 毛
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立兆有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スナップボタンの提供。 【解決手段】 リベット10の中央の管状凸柱12が布
30に通された後、該管状凸柱12がソケット20の貫
通孔21に挿入されてからハンマ機具で該リベット10
の管状凸柱12より突出した部分が衝撃加工され、管状
凸柱12の管壁に外向きに折れ曲がった結合ヘッド23
が形成され、該結合ヘッド23の内面がソケット20の
貫通孔21周囲に凸設された係止縁22と接触するもの
とされて、リベット10とソケット20との固着力が強
化されてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のスナップボタンに関し、特に異なる厚さ及び材質の布に適用可 能なもので、リベット式に布に固着されてその固着力が強化されているものに関 する。
【0002】
【従来の技術】
衣料業界で使用されている周知のスナップボタンの構造は図1のようであり、 即ち布1上に開けられた孔とソケット3に、リベット2の凸柱4が通されてから 該凸柱の先端が折り曲げられてマッシュルーム状の結合ヘッド5が形成され、該 リベット3のヘッドと該結合ヘッド5とで布1を挟持することで布に取り付けら れていた。
【0003】 しかし、上述の周知のスナップボタンの構造は以下のような欠点を有していた 。 1.異なる厚さ及び異なる編織方式による布に対して、それぞれ適当な凸柱の 長さを有して結合ヘッド5の周囲が十分にソケットと結合可能であるリベットを 選択する必要があり、通常、3mm以上の厚さの布には長い凸柱を有するものが 、0.2〜3mmの厚さの布には中程度の長さの凸柱を有するものが、0.2m m以下の厚さの布には短い長さの凸柱を有するものが選択される。 2.リベットの凸柱の寸法規格には各種あり、異なる厚さ及び異なる織りの密 度に応じたものが選択されるが、加工者にとっては数多くの寸法の雄形部材を常 備することはストックの分類と管理上の不便さをもたらすほか、ストック量が多 くなり、コスト負担が増した。 3.リベットの先端がプレスされ結合ヘッドとされるが、プレス時の圧力が大 きすぎる場合、結合ヘッドが破裂することがあり、反対に小さすぎる圧力により 形成された結合ヘッドは比較的小さくなり、使用者がスナップを外す操作を行う 時に、その引っ張りにより該ソケットがリベットより離脱する場合があった。こ のため、異なる長さの凸柱のリベットに対して、毎回プレス機の設定を調整しな ければならず、作業効率が低くなり、品質が不一致をもたらしやすかった。 4 一般のプレス加工は多少の偏心現象を有しているものであり、それを用い て形成される周知のスナップボタンの結合ヘッドに有効面積が小さくなり、抵抗 力が低くなる現象が発生することがあり、そのため、スナップが外される時の引 張り力を受ける時に、スナップボタンが布に強力に固着されていないために、そ のソケットとリベットが分離してしまうことがあった。 5.周知のスナップボタンの位置決め記号はリベット側に設けられ、布に挿入 された後に位置決め記号は見ることができなくなる。そのため布への固着過程で 、布との摩擦によりリベットが回転して位置決め位置がずれても調整しようがな く、またリベットが回転して位置決め位置がずれたととしても、ボタン表面のマ ーク方向を一致させる調整ができなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、単一長さ寸法の凸柱を有するリベットをソケットにリベッティング した構造を以て、各種厚さの布に強力に固着可能である、一種のスナップボタン を提供することを課題としている。
【0005】 本考案は次に、マークを有して、加工者が布にリベットを挿入する時に、その マークに基づきリベットの方向を一致するように補正できる、一種のスナップボ タンを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つのリベット10と一つのソケット20を包括し、 該リベット10は板体上に受け盤面部11を有し、該受け盤面部11の中央に 適当な高さの管状凸柱12が設けられ、受け盤面部11内側と管状凸柱12の上 端面とにそれぞれ一つの位置決めマーク13が設けられたものとされ、 該ソケット20は、一つの盤状キャップ型のワッシャーとされ、板体の中央部 分に一つの貫通孔21が設けられ、該貫通孔21の孔周囲に上向きに突出する係 止縁22が形成されたものとされ、 該リベット10の中央の管状凸柱12が布30に通された後、該管状凸柱12 がソケット20の貫通孔21に挿入されてからハンマ機具で該リベット10の管 状凸柱12より突出した部分が衝撃加工され、管状凸柱12の管壁に外向きに折 れ曲がった結合ヘッド23が形成され、該結合ヘッド23の内面が係止縁22と 接触するものとされ、以上の構成からなるスナップボタンとしている。
【0007】 請求項2の考案は、前記リベット10とソケット20が熱可塑性材料せ製造さ れていることを特徴とする、請求項1に記載のスナップボタンとしている。
【0008】
【考案の実施の形態】
図2から図4に示されるように、本考案のスナップボタンは、一つのリベット 10と一つのソケット20を組み合わせてなり、該リベット10は板体上に受け 盤面部11が設けられ、この受け盤面部11の正面がソケット及び布との結合後 の正面とされる。ゆえにその正面には商標図案などの標記を設けることができ、 この受け盤面部11の中央に適当な高さの管状凸柱12が設けられ、該管状凸柱 12は中空状を呈し、その高さがaとされ、その壁厚はbとされ、受け盤面部1 1内側と管状凸柱12の上端面とにそれぞれ一つの位置決めマーク13が設けら れている。
【0009】 該ソケット20は、一つの盤状キャップ型のワッシャーとされ、板体の中央部 分に一つの貫通孔21が設けられ、該貫通孔21の孔周囲に上向きに突出し高さ cを有する係止縁22が形成されている。
【0010】 該リベット10の中央の管状凸柱12が布30に通された後、該管状凸柱12 がソケット20の貫通孔21に挿入され、さらに一般のハンマ機具で該リベット 10の管状凸柱12より突出した部分が衝撃加工されて、外向きに折り曲げられ た形状の結合ヘッド23が形成される(図5、6参照)。この結合ヘッド23の 壁縁は係止縁22に当接し、両者の結合強度が増されて引張りに対する高い抵抗 力が付与されている。
【0011】 図5、6に示されるように、本考案のスナップボタンは、そのリベット10の 管状凸柱12が衝撃を受けて形成した結合ヘッド23の、外に折り曲げられた壁 縁がソケット20の孔周囲の係止縁22と接触し嵌合することで、例えば布が引 張られても、ソケット20の係止縁22が結合ヘッド23の内側面を押さえ、外 力が加えられる時、係止縁22の上端部xが結合ヘッド23に対する力のモーメ ントは、結合ヘッド外端y部分へに掛かる力により小さくなるため、本考案は比 較的高い抗引張り力を有し、且つ結合ヘッド23の内壁が係止縁22との接触に よる摩擦により脱落防止効果が間接的に形成される。
【0012】 本考案の結合ヘッド23は、熱可塑性材料で製造された管体の上部を外向きに 折り曲げて形成されて連続性を有するため、金属製のリベットボタンのような分 裂状を呈しておらず、結合後の抗引張り強度が増されており、また図1に示され る周知の技術と比較すると、本考案はリベットヘッドが外に折り曲げられて形成 するソケットとの接触面積が周知のものより大きく、ゆえに有効な係止効果を提 供できる。
【0013】 図5、6に示されるように、本考案のリベット10の管状凸柱12はいずれも 単一高度の寸法に製造され、異なる布に結合され得るものとされるが、ただし、 その結合ヘッド23の幅はほとんど同じであり、ただ折り曲げの深さに違いがあ り、結合ヘッド23と係止縁22の接触性はいずれの場合にも有しており、全体 の抗引張り性は極めて良好とされる。本考案は管理及び分類上の複雑性を排除可 能であるほか、管理がしやすく、物量の保管コストを削減するのに有効である。
【0014】
【考案の効果】
総合すると、本考案のスナップボタンは、管理と分類しやすく、且つ単一寸法 規格で広い範囲の厚さの布に適用でき、高い経済効果と実用性を提供でき、また 構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のスナップボタンの布への固着構造を示す
断面図である。
【図2】本考案の構造分解斜視図である。
【図3】本考案のリベットの平面図である。
【図4】本考案のソケットの平面図である。
【図5】本考案の組合せ後の断面図であり、薄い布に固
着された状態を示す。
【図6】本考案の組合せ後の断面図であり、厚い布に固
着された状態を示す。
【符号の説明】
10 リベット 11 受け盤面部 12 管状凸柱 13 位置決めマーク 20 ソケット 21 貫通孔 22 係止縁 23 結合ヘッド 30 布 a 高さ b 壁厚 c 高さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのリベット10と一つのソケット2
    0を包括し、 該リベット10は板体上に受け盤面部11を有し、該受
    け盤面部11の中央に適当な高さの管状凸柱12が設け
    られ、受け盤面部11内側と管状凸柱12の上端面とに
    それぞれ一つの位置決めマーク13が設けられたものと
    され、 該ソケット20は、一つの盤状キャップ型のワッシャー
    とされ、板体の中央部分に一つの貫通孔21が設けら
    れ、該貫通孔21の孔周囲に上向きに突出する係止縁2
    2が形成されたものとされ、 該リベット10の中央の管状凸柱12が布30に通され
    た後、該管状凸柱12がソケット20の貫通孔21に挿
    入されてからハンマ機具で該リベット10の管状凸柱1
    2より突出した部分が衝撃加工され、管状凸柱12の管
    壁に外向きに折れ曲がった結合ヘッド23が形成され、
    該結合ヘッド23の内面が係止縁22と接触するものと
    され、以上の構成からなるスナップボタン。
  2. 【請求項2】 前記リベット10とソケット20が熱可
    塑性材料で製造されていることを特徴とする、請求項1
    に記載のスナップボタン。
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