JP2745120B1 - 樋支持具 - Google Patents

樋支持具

Info

Publication number
JP2745120B1
JP2745120B1 JP11810497A JP11810497A JP2745120B1 JP 2745120 B1 JP2745120 B1 JP 2745120B1 JP 11810497 A JP11810497 A JP 11810497A JP 11810497 A JP11810497 A JP 11810497A JP 2745120 B1 JP2745120 B1 JP 2745120B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter support
lever
gutter
mounting rod
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11810497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10306560A (ja
Inventor
昌照 高山
Original Assignee
タカヤマ金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=14728120&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2745120(B1) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by タカヤマ金属工業株式会社 filed Critical タカヤマ金属工業株式会社
Priority to JP11810497A priority Critical patent/JP2745120B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2745120B1 publication Critical patent/JP2745120B1/ja
Publication of JPH10306560A publication Critical patent/JPH10306560A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 簡易なレバー操作により樋支持具本体を取付
杆の所望位置に確実且つ強固に位置決め固定できるよう
にすることを課題とする。 【解決手段】 樋支持具本体1を取付杆12にスライド自
在に取付けるべく、樋支持具本体1の長孔9に挿通した
連結体14により両者が連結されてなる樋支持具に於い
て、連結体14の一端部側にレバー18が回動自在に設けら
れると共に、樋支持具本体1の下面に多数の凹凸部10が
長手方向に形成され、且つ前記連結体14の他端部側に設
けられたストッパー27が突起29を有して樋支持具本体1
の下方に配されてなり、しかも前記レバー18の回動操作
により連結体14が引上げられてストッパー27の突起29が
前記凹凸部10の凹部10bに嵌合し得るように構成されて
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樋支持具、さらに詳
しくは建造物等の軒先樋を支持するための樋支持具であ
って、軒うら等に固定される取付杆に樋受本体がスライ
ド自在に設けられた樋支持具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種樋支持具としては、例えば
実登第3032421 号公報所載の考案が存在する。
【0003】即ち、この従来のものは図7に示すよう
に、下端部に受座33を有する連結体34を樋支持具本体1a
の長孔及び取付杆12aの孔に挿通し、連結体34に回動自
在に設けたレバー18aの回動操作により、そのカム部35
で前記受座33と樋支持具本体1aとの間隔を広狭し得るよ
うにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは、単に受座33による樋支持具本体1aと取付杆
12aとの圧接力のみをもって、この両部材の固定手段と
するものであるため、例えば樋36や樋支持具本体1aに外
力が加わった場合、樋支持具本体1aが不用意に移動して
しまうという問題点を有していたのである。
【0005】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、簡易なレバー操作に
より樋支持具本体を取付杆の所望位置に確実且つ強固に
位置決め固定できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために本発明が採った手段は、樋支持具本体1を取付
杆12にスライド自在に取付けるべく、樋支持具本体1の
長孔9に挿通した連結体14により両者が連結されてなる
樋支持具に於いて、連結体14の一端部側にレバー18が回
動自在に設けられると共に、樋支持具本体1の下面に多
数の凹凸部10が長手方向に形成され、且つ前記連結体14
の他端部側に設けられたストッパー27が突起29を有して
樋支持具本体1の下方に配されてなり、しかも前記レバ
ー18の回動操作により連結体14が引上げられてストッパ
ー27の突起29が前記凹凸部10の凹部10bに嵌合し得るよ
うに構成されてなる点にある。
【0007】従って、上記発明特定事項からなる樋支持
具に於いては、先ず樋支持具本体1を所望位置にスライ
ドさせ、この状態でレバー18を回動せしめると、連結体
14が引上げられて前記ストッパー27の突起29が樋支持具
本体1の凹部10bに嵌合することとなり、これにより樋
支持具本体1を取付杆12の所望位置に固定できる。
【0008】一方、レバー18の回動操作によりストッパ
ー27の突起29と凹部10bとの嵌合状態を解除することも
可能であり、これにより樋支持具本体1をスライドさせ
てその位置調整を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に従って説明する。
【0010】図1に於いて、1は両側縁に上向きの折曲
側片2,2を対面形成した樋支持具本体を示し、その一
端には支持すべき樋3の凹状部3aに係入可能な係入片4
が上向きに形成されると共に、他端には樋3の耳部3bに
嵌合可能な耳保持部5が略コの字状に折曲形成されてな
り、該耳保持部5の先端には斜め下向きの延設片6が設
けられている。
【0011】7は前記係入片4の折曲部に傾斜状に設け
られたリブを示す。8は支持具本体1の他端側裏面に前
記耳保持部5に対向して設けられたバネ板からなる弾性
片であり、その先端は上向きに折曲されている。
【0012】9は樋支持具本体1の中央に長手方向に沿
って穿設された長孔で、その両側縁には下端に凸部10a
と凹部10bとからなる多数の凹凸部10を有する垂下片11
が対向して折曲形成されている。
【0013】12は一端部に板状の取付部材13が取付けら
れた帯状の取付杆を示す。14は樋支持具本体1の長孔9
と取付杆12の他端部に穿設した孔15に挿通された板状の
連結体で、その一端部には図2のように幅広な頭部16が
形成され、且つ他端部には長孔17が穿設されており、か
かる長孔17は連結体14の側面に開設される基端部17a
と、該基端部17aに連設される下向きの垂下部17bとか
らなる。
【0014】18は図3の如く天面19の側部に一対の対面
する側片20が垂下された二股状のレバーで、各側片20に
は前方側よりに挿通孔21が偏心して穿設されると共に、
その前方下部外周縁には下端部側程後方に傾斜する平面
状の傾斜面部22と、該傾斜面部22に延設された平面部23
とからなるカム部24が設けられて、挿通孔21の中心Oと
平面部23間の距離Lは、中心Oと傾斜面部22間の距離
L’よりも大なる寸法に形成されており、また上部には
後方に延びる把持片25が設けられている。
【0015】26はレバー18の側片20の挿通孔21に挿着さ
れた支軸で、連結体14の長孔17の基端部17aから挿入し
てその垂下部17bの先端に水平にセットされており、レ
バー18は支軸26を介して連結体14に回動自在に取付けら
れてなる。
【0016】27は図4のように連結体14が挿通される角
孔28を中央に穿設したストッパーで、その上面には前記
樋支持具本体1の垂下片11の凹部10bに嵌合可能な複数
の突起29が突設されてなり、樋支持具本体1の下面側に
配される。30,31はストッパー27と連結体14の頭部16間
に介装されたバネ座金等からなる弾性体と平座金を夫々
示し、連結体14が挿通されている。
【0017】本実施形態は以上のような特定事項からな
るが、レバー18の連結体14への取付けは、該連結体14の
長孔17の基端部17a側から支軸25を挿入し、垂下部17b
を介してその先端部へとスライド移動させればよいた
め、組立作業が極めて簡易に行えると共に、垂下部17b
の存在により不用意に支軸26が長孔17内から離脱するよ
うなこともなく、またその製作も大幅に簡略化すること
ができる利点がある。
【0018】そして、かかる樋支持具を使用する場合に
は、先ず図5のようにレバー18の把持片25を前方側に回
動すると、レバー18の傾斜面部22と取付杆12の上面とが
対向し、その角部22aと取付杆12とが嵌合するので、同
図の如くそれ以上のレバー18の回動は阻止される。従っ
て、レバー18の後方側への回動操作に支障を与えること
もない。
【0019】また、この状態ではストッパー27と樋支持
具本体1とは離反しており、樋支持具本体1を取付杆12
に対してスライドさせることが可能である。
【0020】そして、樋支持具本体1を所望位置にスラ
イドさせた後、この状態でレバー18の把持片25を把持し
て図1の如く後方側に回動すると、レバー18は支軸26を
中心に回動することになるが、支軸26が挿通されるレバ
ー18の挿通孔21は偏心位置に穿設されてなるため、レバ
ー18のカム部24のカム作用により連結体14が引上げられ
て、ストッパー27の各突起29が樋支持具本体1の垂下片
11の凹部10bに夫々嵌合されると共に、樋支持具本体1
と取付杆12とが圧接されることになる。
【0021】而して、樋支持具本体1は取付杆12との圧
接のみならず、前記突起29と凹部10bとの嵌合により確
実且つ強固に取付杆12の所望位置に固定されるのであ
る。
【0022】しかも、かかる樋支持具本体1の固定時に
は取付杆12の上面にレバー18のカム部24の平面部23が当
接するため、不用意にレバー18が上向きに回動するよう
なこともなく、よって樋支持具本体1の固定状態は確実
且つ強固に維持される。
【0023】そして、かかる樋支持具は取付杆12に設け
た取付部材12を介して建造物の鼻隠しや軒うら等に複数
固定した後、図1の如く樋支持具間に樋3が架設状態に
取付けられる。
【0024】このように、簡易なレバー18の回動操作に
より樋支持具本体1の固定が行えるので、高所での作業
も安全且つ効率的に行えるのである。
【0025】尚、上記実施形態に於いては、樋支持具本
体1の垂下片11に凹凸部10を形成したが、例えば樋支持
具本体1の下面に直接凹凸部10を形成したり、図6のよ
うに樋支持具本体1を帯板で構成して、その下面に多数
の凹凸部10を長手方向に形成すると共に、これに嵌合す
る突起32を取付杆12の下面に形成することも可能であ
る。
【0026】また、ストッパー27の突起29の数や形状は
適宜変更が可能である。
【0027】さらに、上記実施形態では、弾性体30とし
てバネ座金を使用したが、その他コイルバネ等であって
もよく、またかかる弾性体30は省略することも可能であ
る。
【0028】その他、樋支持具本体1,取付杆12,連結
体14及びレバー18の形状等の具体的な特定事項も決して
上記実施形態に限定されず、本発明の意図する範囲内に
於いて任意に設計変更自在ある。
【0029】
【発明の効果】叙上のように、本発明はレバーの回動と
いう極めて簡易な操作により、樋支持具本体を取付杆の
所望位置に固定できるため、高所での一連の樋取付作業
を効率的に且つ安全に行えるという格別の効果を得るに
至った。
【0030】しかも、樋吊具本体の固定時にはその凹部
にストッパーや取付杆の突起が嵌合するために、単に取
付杆と樋支持具本体との圧接のみにより該樋支持具本体
を固定せしめるという従来の樋支持具に比して、確実且
つ強固に樋支持具本体を固定できるという特有の効果を
奏する。
【0031】さらに、本発明に係る樋支持具は全体の構
成が非常に簡易であるため、その製作も容易に且つ安価
に行えるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樋支持具の一実施形態を示し、
(イ)は正面図、(ロ)は底面図。
【図2】連結体の一実施形態を示し、(イ)は正面図、
(ロ)は側面図。
【図3】レバーの一実施形態を示し、(イ)は一部断面
側面図、(ロ)は正面図、(ハ)は平面図。
【図4】ストッパーの一実施形態を示し、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図。
【図5】使用状態を示す正面図。
【図6】他の実施形態を示す樋支持具の一部断面を含む
要部正面図。
【図7】従来例を示す樋支持具の正面図。
【符号の説明】
1…樋支持具本体 9…長孔 10…凹凸部 10b…凹部 12…取付杆 14…連結体 16…頭部 17…長孔 18…レバー 24…カム部 27…ストッパー 29…突起 30…弾性体 32…突起

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樋支持具本体(1) を取付杆(12)にスライ
    ド自在に取付けるべく、樋支持具本体(1) の長孔(9) に
    挿通した連結体(14)により両者が連結されてなる樋支持
    具に於いて、連結体(14)の一端部側にレバー(18)が回転
    自在に設けられると共に、樋支持具本体(1) の下面に多
    数の凹凸部(10)が長手方向に形成され、且つ前記連結体
    (14)の他端部側に設けられたストッパー(27)が突起(29)
    を有して樋支持具本体(1) の下方に配されてなり、しか
    も前記レバー(18)の回動操作により連結体(14)が引上げ
    られてストッパー(27)の突起(29)が前記凹凸部(10)の凹
    部(10b) に嵌合し得るように構成されてなることを特徴
    とする樋支持具。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー(27)と連結体(14)の他端
    部に設けられた頭部(16)間に弾性体(30)が介装されてな
    る請求項1記載の樋支持具。
  3. 【請求項3】 前記レバー(18)の回動操作により連結体
    (14)を引上げてストッパー(27)の突起(29)を凹部(10b)
    に嵌合させるべく、レバー(18)に取付杆(12)と当接する
    カム部(24)が設けられてなる請求項1又は2記載の樋支
    持具。
  4. 【請求項4】 樋支持具本体(1) を取付杆(12)にスライ
    ド自在に取付けるべく、樋支持具本体(1) の長孔(9) に
    挿通した連結体(14)により両者が連結されてなる樋支持
    具に於いて、連結体(14)の一端部側にレバー(18)が回動
    自在に設けられると共に、樋支持具本体(1) の上面に多
    数の凹凸部(10)が長手方向に形成され、且つ前記取付杆
    (12)の下面に突起(32)が設けられてなり、しかも前記レ
    バー(18)の回動操作により連結体(14)が引上げられて樋
    支持具本体(1) の凹部(10b) に取付杆(12)の突起(32)
    嵌合し得るように構成されてなることを特徴とする樋支
    持具。
JP11810497A 1997-05-08 1997-05-08 樋支持具 Expired - Fee Related JP2745120B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11810497A JP2745120B1 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 樋支持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11810497A JP2745120B1 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 樋支持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2745120B1 true JP2745120B1 (ja) 1998-04-28
JPH10306560A JPH10306560A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14728120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11810497A Expired - Fee Related JP2745120B1 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 樋支持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2745120B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019127719A (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 雨樋保持具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10306560A (ja) 1998-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2745120B1 (ja) 樋支持具
JPS61103609U (ja)
JP2781971B1 (ja) 樋支持具
JP2838796B2 (ja) 樋支持具の固定用レバー構造
JP4093466B2 (ja) 合成樹脂製クリップ
KR200198650Y1 (ko) 버클
CN219166226U (zh) 一种可拆卸的线型手柄
JPH0141337Y2 (ja)
JP2596022Y2 (ja) 樋吊具
JPH10252229A (ja) 樋支持具
JP2702467B2 (ja) カード引抜き用取付具
JP3211178B2 (ja) 額縁の裏板ホルダー
JPH0144664Y2 (ja)
JPH046642Y2 (ja)
JPH0810820Y2 (ja) ラベル保持具
JPH085225Y2 (ja) 軒樋保持具
JPS5925677Y2 (ja) ピン付クリップ
JP3211864B2 (ja) ワイヤレスリモコン用取付具
JP3025673U (ja) 額縁用吊り金具
JPS63106790U (ja)
JPH0439956U (ja)
JPS5847857Y2 (ja) 腕時計の中留装置
JP2512977Y2 (ja) 吊 子
JPS5847856Y2 (ja) 腕時計の中留装置
JPH0126888Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120213

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees