JP3621446B2 - スライドファスナー用スライダー - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、スライドファスナーにおける各種スライダーの胴体に、開閉操作用の引手を強固に取付けるためのスライドファスナー用スライダーの引手取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スライドファスナー用スライダーの胴体に引手を簡単に取付ける引手取付機構は、一般的に知られているものとしては、図14に示すようにスライダー胴体の上面に一対の先細状の突片を立設し、その突片間に引手の枢軸を嵌入し、突片の先端を加締めて圧潰することによって、引手の枢軸を嵌装し引手を胴体に取付けていた。
【0003】
また、図15に示すように、フック状の引手取付杆を胴体の上面に傾倒状に立設し、胴体と取付杆との間に引手の枢軸を嵌入し、取付杆を押圧して胴体に圧接することによって、引手の枢軸を嵌装し引手を胴体に取付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前項で述べた公知の第一例は、一対の先細状の突片を加締め加工すると突片の基部は変形せず、先端部分が変形して引手の枢軸を封止するので、スライダーの摺動操作の際、引手の引張り動作によって突片の先端部分が容易に開口分離し、引手が抜脱するという問題点があった。
【0005】
また、公知の第二例の場合は、取付杆を胴体に加締め加工すると、取付杆全体を胴体に圧接しなければならないので、取付杆の基部に大きな荷重がかかり、それによって基部にクラックが生じ易く、特に小型のスライダーは破損するという問題点があった。
【0006】
この発明は、上述の問題点を解消するため発明されたものであり、この発明のスライドファスナー用スライダーは、胴体上に配設された引手取付部に引手を取付ける際、加締め加工による集中荷重を低減し、かつスライダーの摺動操作時における引手の引張り動作によって取付部が開口し、引手が抜脱することのない頑丈なスライダー、しかも引手の装着作業が容易にできるスライダーを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この発明のスライドファスナー用スライダーは、スライダーの胴体1上に配設した引手取付部6に引手2の枢軸7を嵌入できる凹部9を設け、この凹部9に対し倒伏変形可能な支持片8を立設するとともに、この支持片8の外面に対し倒伏変形可能な補強用の補強片10を並設したスライドファスナー用スライダーを主な構成としている。
【0008】
スライダーの胴体1上に立設した支持片8と補強片10とは凹部9を挟んで対向的に配設するか、あるいは胴体1上に設けた凹部9の一側に変形不能な支持柱18を立設し、他側に支持片8と補強片10とを対向的に立設したスライドファスナー用スライダーである。
【0009】
胴体1上に設けた凹部9は胴体1の上翼板3または下翼板4の表面よりも突出した位置に設けられ、かつ支持片8と補強片10との間に凹部9よりも浅い凹溝部11が設けられたスライドファスナー用スライダーである。
【0010】
胴体1上に立設された支持片8は補強片10よりも丈が高く突出した形態に配設し、支持片8と補強片10の先端外方面に傾斜するテーパー面12、13をそれぞれ形成したスライドファスナー用スライダーでもある。
【0011】
さらに胴体1上に立設された支持片8または補強片10の前後縦方向に切目15、16を刻設し、左右に分割したスライダーであり、また支持片8における補強片10との対向面に、補強片10の先端が係止できる係止部17を設けたスライドファスナー用スライダーでもある。
【0012】
【作用】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、上述のような構成であり、各図に示されたスライダーは、それぞれスライダー胴体1の上翼板3または下翼板4に設けた引手取付部6に立設された支持片8間の凹部9、あるいは支持柱18と支持片8の間に介在する凹部9に引手2の枢軸7を嵌入した後、支持片8を凹部9に向けて、プレス加工によって倒伏変形させ、同時に補強片10も倒伏変形させて枢軸7を封入し、引手2を胴体1に取付け使用する。
【0013】
図1〜8は停止機構を備えていない自由スライダーであり、引手2をいかように引張っても自由にスライダーを摺動させることができる。図9、10は引手2に停止爪20を設けた停止装置付スライダーであり、引手2を45°以上に持ち上げて引張るとスライダーを摺動させることができる。
【0014】
また、図11は停止爪を備えたスプリング22を配した自動停止装置付スライダーであり、引手2を45°以上に持ち上げて引張ることによってスライダーを自由に摺動させることができ、また引手2を手放すとスプリング22の弾力によって自動的に停止爪が咬合子間に嵌入し、自動的にスライダーは停止する。
【0015】
図12は引手取付部6が上翼板3および下翼板4の表面に設けられ、引手2が胴体1の両面に取付られた両面スライダーであり、いずれの引手2を操作してもスライダーを摺動させることができ、テントなどに使用できる。また図13は引手取付部6が胴体1の表面に横向きに設けられた横型スライダーであり、被服などのポケット、衣装ケースなどに使用できる。
【0016】
【実施例】
以下、この発明のスライドファスナー用スライダーの実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、金属のダイカスト成形による胴体1に引手2を装着したものであり、胴体1は上翼板3と下翼板4とを案内柱5によって連結し、上翼板3または下翼板4の表面に引手取付部6が設けられている。
【0018】
引手取付部6は図1、2に示すように、上翼板3の表面に一対の支持片8を前後に対向的に立設し、一対の支持片8の間には凹部9が形成され、この凹部9は上翼板3の表面よりも突出した位置に設けられ、引手2の枢軸7が嵌入できる形態に形成されている。
【0019】
一対の支持片8の前後外側に間隔をおいて補強片10を立設することによって凹溝部11を形成し、この凹溝部11は凹部9よりも浅く形成され、しかも補強片10は支持片8よりも背丈が低く形成されている。支持片8および補強片10の各先端の前後外側面にはテーパー面12、13を設けることによって先細状に形成し、支持片8、補強片10ともに内側、すなわち凹部9側に倒伏変形が可能な形態に形成されている。
【0020】
引手取付部6に引手2を取付けるには、図3に示すようにプレス加工機における下型D上に胴体1を載置し、引手取付部6の凹部9に引手2の枢軸7を嵌入した後、上型Dの下降押圧動作によって支持片8、補強片10を凹部9に向けて倒伏変形させ、先端を加締めて枢軸7を封入し、引手2を胴体1の引手取付部6に取付ける。その際補強片10は支持片8の外側面を押圧し、支持片8が外側へ変形するのを阻止するとともに、補強する状態で固定される。
【0021】
胴体1の上翼板3上に設けた引手取付部6に立設された支持片8および補強片10は、図4に示すように周面が基部から先端に向けて縮小する斜面14が斜設されている。さらに図5に示すように引手取付部6に立設された支持片8は前後縦方向に切目15が刻設され、プレス加工時において、容易に変形できるように形成されている。さらに図6に示すように補強片10に切目16を刻設することもできるし、また支持片8、補強片10の双方に切目15、16を刻設することもできる。なお、切目15、16は引手取付部6の前後縦方向に数個刻設することも可能である。
【0022】
胴体1の上翼板3上に設けた引手取付部6に立設された支持片8と補強片10とは、図7に示すように支持片8の先端寄り外方面、すなわち補強片10側に補強片10の先端が係止できる段状の係止部17が凹設され、補強片10が倒伏変形されたとき係止できるように形成されている。この係止部17は突条、凹溝などの形態であっても差支えない。
【0023】
引手取付部6は、図8に示すように胴体1の上翼板3の前端側、すなわち案内柱5の上方側に変形不能な支持柱18を立設し、この支持柱18に対し凹部9を挟んで支持片8と補強片10とを対設することもできる。この形態の引手取付部6は、支持片8および補強部10を支持柱18に対し倒伏変形させることによって、引手2の枢軸7を凹部9に嵌装し、引手2を胴体1に取付け、片持ちスライダーに仕上げる。
【0024】
引手取付部6は、図9に示すように胴体1の上翼板3の表面左右両側に配設するとともに、その間に爪孔19を穿設し、この爪孔19に図10に示すように中央に停止爪20を備えた引手2を装着して停止機能を備えた停止装置付スライダーに仕上げることもできる。
【0025】
また引手取付部6は、図11に示すように胴体1の上翼板3の表面左右両側に配設し、その間に爪孔21を穿設し、この爪孔21に停止爪を備えたスプリング22の停止爪を嵌入させ、引手2の枢軸7がカムの動きをし、引手2の起倒によって停止爪を胴体1内に進退可能に形成した停止機能を備えた自動停止装置付スライダーに仕上げることもできる。
【0026】
さらに図12に示すように、引手取付部6は胴体1の上翼板3および下翼板4の表面に配設して胴体の表裏両面に設け、それぞれに引手2を取付けて両面スライダーに仕上げることもできる。また図13に示すように引手取付部6を胴体1の上翼板3の表面に横向きに配設し、引手2を取付けて横型スライダーに仕上げることも可能である。
【0027】
なお、以上説明した実施例以外にも、たとえば補強片10を胴体1の上翼板3または下翼板4上に設けた引手取付部6の前後方向に複数個立設し引手取付部6の強度アップを図ることもできる。
【0028】
【発明の効果】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏する。
【0029】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、胴体上に配設した引手取付部に引手の枢軸が嵌入できる凹部を設け、この凹部に対して倒伏変形可能な支持片を立設し、さらにこの支持片に対し倒伏変形可能な補強片を並設したことによって、引手取付部に引手の枢軸を封入するためのプレス加工時において、集中荷重を支持片と補強片とに分散させることができるので、変形量が小さくとも加締め効果があり、引手取付部にクラックあるいは、破損が生じない、また支持片を背後から補強片が保護、補強しているから、引手のいかなる操作にも耐え、長期にわたって使用できる利点がある。
【0030】
支持片と補強片とは凹部を挟んで対向的に設置することができ、また凹部の片側に設置し片持ちタイプのスライダーとしても利用できるので、各種のタイプのスライダーに適用でき、利用範囲の拡大を図ることができる。
【0031】
凹部は胴体の翼板の表面よりも突出した位置に設けているので、引手を安定した状態で装着、保持することができる。また支持片と補強片との間に凹部より浅い凹溝部を設けたので、加締め加工が容易であり、かつ両片の基部が一体であるから強度的に強く、引手のいかなる使用にも耐え得る。
【0032】
支持片は補強片よりも丈が高く突出しているので、最初に支持片の加締め、次に補強片の加締めができるので、加締め加工が容易であるとともに、的確に加締めることができる。さらに支持片と補強片の先端外面にテーパー面を形成することによって、支持片および補強片を内方へ容易かつ的確に倒伏変形させることができる。
【0033】
支持片または補強片に前後縦方向の切目を刻設し、左右に分割することによって、加締め加工の容易性を図ることができ、また支持片における補強片との対向面に係止部を設けたので、支持片と補強片とを的確に結合させ、支持片を補強できるから、引手のいかなる操作にも耐え得る利点があるなど、この発明の効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。
【図2】同上スライダーにおける胴体の縦断側面図である。
【図3】プレス加工状態を示した縦断側面図である。
【図4】スライダー胴体の平面図である。
【図5】支持片に切目を刻設したスライダー胴体の平面図である。
【図6】補強片に切目を刻設したスライダー胴体の平面図である。
【図7】支持片に係止部を設置したスライダーの縦断側面図である。
【図8】片持ちスライダーの縦断側面図である。
【図9】停止装置付スライダーの平面図である。
【図10】同上スライダーの縦断側面図である。
【図11】自動停止装置付スライダーの斜視図である。
【図12】両面スライダーの側面図である。
【図13】横型スライダーの平面図である。
【図14】公知のスライダー胴体の側面図である。
【図15】他の公知のスライダー胴体の側面図である。
【符号の説明】
1 胴体
2 引手
3 上翼板
4 下翼板
6 引手取付部
7 枢軸
8 支持片
9 凹部
10 補強片
11 凹溝部
12、13 テーパー面
15、16 切目
17 係止部
18 支持柱
【産業上の利用分野】
この発明は、スライドファスナーにおける各種スライダーの胴体に、開閉操作用の引手を強固に取付けるためのスライドファスナー用スライダーの引手取付機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スライドファスナー用スライダーの胴体に引手を簡単に取付ける引手取付機構は、一般的に知られているものとしては、図14に示すようにスライダー胴体の上面に一対の先細状の突片を立設し、その突片間に引手の枢軸を嵌入し、突片の先端を加締めて圧潰することによって、引手の枢軸を嵌装し引手を胴体に取付けていた。
【0003】
また、図15に示すように、フック状の引手取付杆を胴体の上面に傾倒状に立設し、胴体と取付杆との間に引手の枢軸を嵌入し、取付杆を押圧して胴体に圧接することによって、引手の枢軸を嵌装し引手を胴体に取付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前項で述べた公知の第一例は、一対の先細状の突片を加締め加工すると突片の基部は変形せず、先端部分が変形して引手の枢軸を封止するので、スライダーの摺動操作の際、引手の引張り動作によって突片の先端部分が容易に開口分離し、引手が抜脱するという問題点があった。
【0005】
また、公知の第二例の場合は、取付杆を胴体に加締め加工すると、取付杆全体を胴体に圧接しなければならないので、取付杆の基部に大きな荷重がかかり、それによって基部にクラックが生じ易く、特に小型のスライダーは破損するという問題点があった。
【0006】
この発明は、上述の問題点を解消するため発明されたものであり、この発明のスライドファスナー用スライダーは、胴体上に配設された引手取付部に引手を取付ける際、加締め加工による集中荷重を低減し、かつスライダーの摺動操作時における引手の引張り動作によって取付部が開口し、引手が抜脱することのない頑丈なスライダー、しかも引手の装着作業が容易にできるスライダーを提供することが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この発明のスライドファスナー用スライダーは、スライダーの胴体1上に配設した引手取付部6に引手2の枢軸7を嵌入できる凹部9を設け、この凹部9に対し倒伏変形可能な支持片8を立設するとともに、この支持片8の外面に対し倒伏変形可能な補強用の補強片10を並設したスライドファスナー用スライダーを主な構成としている。
【0008】
スライダーの胴体1上に立設した支持片8と補強片10とは凹部9を挟んで対向的に配設するか、あるいは胴体1上に設けた凹部9の一側に変形不能な支持柱18を立設し、他側に支持片8と補強片10とを対向的に立設したスライドファスナー用スライダーである。
【0009】
胴体1上に設けた凹部9は胴体1の上翼板3または下翼板4の表面よりも突出した位置に設けられ、かつ支持片8と補強片10との間に凹部9よりも浅い凹溝部11が設けられたスライドファスナー用スライダーである。
【0010】
胴体1上に立設された支持片8は補強片10よりも丈が高く突出した形態に配設し、支持片8と補強片10の先端外方面に傾斜するテーパー面12、13をそれぞれ形成したスライドファスナー用スライダーでもある。
【0011】
さらに胴体1上に立設された支持片8または補強片10の前後縦方向に切目15、16を刻設し、左右に分割したスライダーであり、また支持片8における補強片10との対向面に、補強片10の先端が係止できる係止部17を設けたスライドファスナー用スライダーでもある。
【0012】
【作用】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、上述のような構成であり、各図に示されたスライダーは、それぞれスライダー胴体1の上翼板3または下翼板4に設けた引手取付部6に立設された支持片8間の凹部9、あるいは支持柱18と支持片8の間に介在する凹部9に引手2の枢軸7を嵌入した後、支持片8を凹部9に向けて、プレス加工によって倒伏変形させ、同時に補強片10も倒伏変形させて枢軸7を封入し、引手2を胴体1に取付け使用する。
【0013】
図1〜8は停止機構を備えていない自由スライダーであり、引手2をいかように引張っても自由にスライダーを摺動させることができる。図9、10は引手2に停止爪20を設けた停止装置付スライダーであり、引手2を45°以上に持ち上げて引張るとスライダーを摺動させることができる。
【0014】
また、図11は停止爪を備えたスプリング22を配した自動停止装置付スライダーであり、引手2を45°以上に持ち上げて引張ることによってスライダーを自由に摺動させることができ、また引手2を手放すとスプリング22の弾力によって自動的に停止爪が咬合子間に嵌入し、自動的にスライダーは停止する。
【0015】
図12は引手取付部6が上翼板3および下翼板4の表面に設けられ、引手2が胴体1の両面に取付られた両面スライダーであり、いずれの引手2を操作してもスライダーを摺動させることができ、テントなどに使用できる。また図13は引手取付部6が胴体1の表面に横向きに設けられた横型スライダーであり、被服などのポケット、衣装ケースなどに使用できる。
【0016】
【実施例】
以下、この発明のスライドファスナー用スライダーの実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0017】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、金属のダイカスト成形による胴体1に引手2を装着したものであり、胴体1は上翼板3と下翼板4とを案内柱5によって連結し、上翼板3または下翼板4の表面に引手取付部6が設けられている。
【0018】
引手取付部6は図1、2に示すように、上翼板3の表面に一対の支持片8を前後に対向的に立設し、一対の支持片8の間には凹部9が形成され、この凹部9は上翼板3の表面よりも突出した位置に設けられ、引手2の枢軸7が嵌入できる形態に形成されている。
【0019】
一対の支持片8の前後外側に間隔をおいて補強片10を立設することによって凹溝部11を形成し、この凹溝部11は凹部9よりも浅く形成され、しかも補強片10は支持片8よりも背丈が低く形成されている。支持片8および補強片10の各先端の前後外側面にはテーパー面12、13を設けることによって先細状に形成し、支持片8、補強片10ともに内側、すなわち凹部9側に倒伏変形が可能な形態に形成されている。
【0020】
引手取付部6に引手2を取付けるには、図3に示すようにプレス加工機における下型D上に胴体1を載置し、引手取付部6の凹部9に引手2の枢軸7を嵌入した後、上型Dの下降押圧動作によって支持片8、補強片10を凹部9に向けて倒伏変形させ、先端を加締めて枢軸7を封入し、引手2を胴体1の引手取付部6に取付ける。その際補強片10は支持片8の外側面を押圧し、支持片8が外側へ変形するのを阻止するとともに、補強する状態で固定される。
【0021】
胴体1の上翼板3上に設けた引手取付部6に立設された支持片8および補強片10は、図4に示すように周面が基部から先端に向けて縮小する斜面14が斜設されている。さらに図5に示すように引手取付部6に立設された支持片8は前後縦方向に切目15が刻設され、プレス加工時において、容易に変形できるように形成されている。さらに図6に示すように補強片10に切目16を刻設することもできるし、また支持片8、補強片10の双方に切目15、16を刻設することもできる。なお、切目15、16は引手取付部6の前後縦方向に数個刻設することも可能である。
【0022】
胴体1の上翼板3上に設けた引手取付部6に立設された支持片8と補強片10とは、図7に示すように支持片8の先端寄り外方面、すなわち補強片10側に補強片10の先端が係止できる段状の係止部17が凹設され、補強片10が倒伏変形されたとき係止できるように形成されている。この係止部17は突条、凹溝などの形態であっても差支えない。
【0023】
引手取付部6は、図8に示すように胴体1の上翼板3の前端側、すなわち案内柱5の上方側に変形不能な支持柱18を立設し、この支持柱18に対し凹部9を挟んで支持片8と補強片10とを対設することもできる。この形態の引手取付部6は、支持片8および補強部10を支持柱18に対し倒伏変形させることによって、引手2の枢軸7を凹部9に嵌装し、引手2を胴体1に取付け、片持ちスライダーに仕上げる。
【0024】
引手取付部6は、図9に示すように胴体1の上翼板3の表面左右両側に配設するとともに、その間に爪孔19を穿設し、この爪孔19に図10に示すように中央に停止爪20を備えた引手2を装着して停止機能を備えた停止装置付スライダーに仕上げることもできる。
【0025】
また引手取付部6は、図11に示すように胴体1の上翼板3の表面左右両側に配設し、その間に爪孔21を穿設し、この爪孔21に停止爪を備えたスプリング22の停止爪を嵌入させ、引手2の枢軸7がカムの動きをし、引手2の起倒によって停止爪を胴体1内に進退可能に形成した停止機能を備えた自動停止装置付スライダーに仕上げることもできる。
【0026】
さらに図12に示すように、引手取付部6は胴体1の上翼板3および下翼板4の表面に配設して胴体の表裏両面に設け、それぞれに引手2を取付けて両面スライダーに仕上げることもできる。また図13に示すように引手取付部6を胴体1の上翼板3の表面に横向きに配設し、引手2を取付けて横型スライダーに仕上げることも可能である。
【0027】
なお、以上説明した実施例以外にも、たとえば補強片10を胴体1の上翼板3または下翼板4上に設けた引手取付部6の前後方向に複数個立設し引手取付部6の強度アップを図ることもできる。
【0028】
【発明の効果】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、以上説明したとおりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏する。
【0029】
この発明のスライドファスナー用スライダーは、胴体上に配設した引手取付部に引手の枢軸が嵌入できる凹部を設け、この凹部に対して倒伏変形可能な支持片を立設し、さらにこの支持片に対し倒伏変形可能な補強片を並設したことによって、引手取付部に引手の枢軸を封入するためのプレス加工時において、集中荷重を支持片と補強片とに分散させることができるので、変形量が小さくとも加締め効果があり、引手取付部にクラックあるいは、破損が生じない、また支持片を背後から補強片が保護、補強しているから、引手のいかなる操作にも耐え、長期にわたって使用できる利点がある。
【0030】
支持片と補強片とは凹部を挟んで対向的に設置することができ、また凹部の片側に設置し片持ちタイプのスライダーとしても利用できるので、各種のタイプのスライダーに適用でき、利用範囲の拡大を図ることができる。
【0031】
凹部は胴体の翼板の表面よりも突出した位置に設けているので、引手を安定した状態で装着、保持することができる。また支持片と補強片との間に凹部より浅い凹溝部を設けたので、加締め加工が容易であり、かつ両片の基部が一体であるから強度的に強く、引手のいかなる使用にも耐え得る。
【0032】
支持片は補強片よりも丈が高く突出しているので、最初に支持片の加締め、次に補強片の加締めができるので、加締め加工が容易であるとともに、的確に加締めることができる。さらに支持片と補強片の先端外面にテーパー面を形成することによって、支持片および補強片を内方へ容易かつ的確に倒伏変形させることができる。
【0033】
支持片または補強片に前後縦方向の切目を刻設し、左右に分割することによって、加締め加工の容易性を図ることができ、また支持片における補強片との対向面に係止部を設けたので、支持片と補強片とを的確に結合させ、支持片を補強できるから、引手のいかなる操作にも耐え得る利点があるなど、この発明の効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドファスナー用スライダーの分解斜視図である。
【図2】同上スライダーにおける胴体の縦断側面図である。
【図3】プレス加工状態を示した縦断側面図である。
【図4】スライダー胴体の平面図である。
【図5】支持片に切目を刻設したスライダー胴体の平面図である。
【図6】補強片に切目を刻設したスライダー胴体の平面図である。
【図7】支持片に係止部を設置したスライダーの縦断側面図である。
【図8】片持ちスライダーの縦断側面図である。
【図9】停止装置付スライダーの平面図である。
【図10】同上スライダーの縦断側面図である。
【図11】自動停止装置付スライダーの斜視図である。
【図12】両面スライダーの側面図である。
【図13】横型スライダーの平面図である。
【図14】公知のスライダー胴体の側面図である。
【図15】他の公知のスライダー胴体の側面図である。
【符号の説明】
1 胴体
2 引手
3 上翼板
4 下翼板
6 引手取付部
7 枢軸
8 支持片
9 凹部
10 補強片
11 凹溝部
12、13 テーパー面
15、16 切目
17 係止部
18 支持柱
Claims (9)
- 胴体1上に配設した引手取付部6に引手2の枢軸7を嵌入できる凹部9を設け、該凹部9に対し倒伏変形可能な支持片8を立設するとともに、支持片8に対し倒伏変形可能な補強片10を並設したことを特徴とするスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8と補強片10とを凹部9を挟んで対向的に配設してなる請求項1記載のスライドファスナー用スライダー。
- 凹部9の一側に変形不能な支持柱18を立設するとともに、他側に支持片8と補強片10とを立設してなる請求項1記載のスライドファスナー用スライダー。
- 凹部9は胴体1の上翼板3または下翼板4の表面よりも突出した位置に凹設してなる請求項1、2または3記載のスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8と補強片10との間には凹部9よりも浅い凹溝部11を凹設してなる請求項1、2、3または4記載のスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8は補強片10よりも丈が高く突出した形態に配設してなる請求項1、2、3、4または5記載のスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8と補強片10の外方頂面に傾斜するテーパー面12、13をそれぞれ形成してなる請求項1、2、3、4、5または6記載のスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8または補強片10の前後縦方向に切目15、16を刻設し、左右に分割してなる請求項1、2、3、4、5、6または7記載のスライドファスナー用スライダー。
- 支持片8における補強片10との対向面に、補強片10の先端が係止できる係止部17を配設してなる請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載のスライドファスナー用スライダー。
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