JP2004133961A - データインバージョン回路及び半導体装置 - Google Patents

データインバージョン回路及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】出力において反転する信号の数を低減するデータインバージョン機能を実現する上でのタイミング設計が容易となる並列データ出力回路を提供する。
【解決手段】データ比較手段21、22、…2P、多数判定手段31、32、…3P、反転フラグ生成手段41、42、…4P、データ反転手段51、52、…5PをそれぞれP個づつ存在させ、それぞれを一つのサイクル内で並列的に動作させる。さらに、並列データ101、102、…10Pを反転して出力するか否かを示す反転フラグ40kを生成するにあたって、反転フラグ生成手段41、42、…4Pと、該当サイクルの一つ前の反転フラグ生成手段4Pとの出力から反転フラグ401、402、…40Pを算出する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多ビットの並列データを時間的に順次出力するデータインバージョン回路に関し、特に、クロック同期型半導体装置の読み出し系の回路に好適なデータインバージョン回路及びその回路を適用する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多ビットを並列に出力する装置では、データの遷移時に発生するノイズが問題となる。このノイズは、特にCMOSの論理回路が反転する際の遷移時には著しく発生し、さらにその時に電力の多くが消費される。論理回路が反転する際の遷移回数を低減する技術としてデータインバージョンの機能が知られている。データインバージョンは、当該サイクルのデータを前サイクルの出力データと比較し、全Nビットのうち、多数のビット、例えばN/2ビット以上が反転する場合には、当該サイクルのデータの論理を反転して出力し、外部バスで実際に反転するデータのビット数をN/2ビット以下に抑え、ノイズや消費電流を低減することを目的とした機能である。
【0003】
図8は、従来のデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。データインバージョン回路は、データ比較回路210、多数決回路及びデータ反転フラグ生成回路310、データ反転回路510、前データ保持回路810で構成されている。以下に、このデータインバージョンの機能を有する回路の動作についてステップを追って説明する。
【0004】
1.データ比較回路210は、データバスのデータ110と前データ保持回路810から出力される前サイクルのデータ820とをビット位置ごとに比較し、前サイクルからデータが切替っている場合にはビットごとの比較フラグ220をたてる(ハイレベルにする)。
【0005】
2.多数決回路及びデータ反転フラグ生成回路310は、ハイレベルである比較フラグ220の個数をカウントし、N/2個以上のビット位置でデータ110が切替っている場合には、反転フラグ410をたてる(ハイレベルにする)。
3.反転フラグ410がたっている場合に、データ反転回路510は、データバスのデータ110を反転して出力データ500として出力する。
【0006】
4.前データ保持回路810は、実際に出力した出力データ500を保持する。
【0007】
5.バースト読出しの間、1〜4を繰り返す。
【0008】
なお、前データ保持回路810には、読出し開始前に前データ信号を初期状態(例えばローレベル)にするためのリセット信号830が設けられてある。
【0009】
以上のように、図8に示すデータインバージョン回路が動作することによって、出力データ500における反転するデータのビット数は、N/2ビット以下に抑えられ、出力回路が発生するノイズや消費電流を低減させることができる。
【0010】
また、特許文献1に示す技術は、LSIチップ内で、該当サイクルの読出しデータと、1サイクル前の読出しデータとをビット数分だけ比較(排他的論理和)し、値の変化した数の多数決をとり、変化の数(1サイクル前の読出しデータと比較して反転したビット数)が多い(N/2以上の)場合は、反転のフラグ信号(例えばローレベル)を出力し、同時に出力データとして逆相データを出力するものである。この結果、反転したビット数が半数以上の場合には、逆相データを出力することによって、出力バッファから出力されるデータにおける反転するビット数が半数以下に抑えられる。また、反転を示すフラグ信号を同時に外部へ出力することによって、外部のデバイスに出力データが反転しているかどうかを通知する機能が備えられている。従って、この技術は、データインバージョン機能の基本的回路構成を備えたものであって、従来例の技術内容に相当するものである。
【0011】
さらに、特許文献2及び特許文献3に示す技術も、特許文献1と実質的に同じ課題、効果、解決手段を持っており、従来例の技術内容に相当するものである。
【0012】
【特許文献1】
特開平7−20973号公報(第2−4頁、第1図)
【特許文献2】
特開平8−101813号公報(第3頁、第1図)
【特許文献3】
特開平10−198475号公報(第4頁、第1図)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデータインバージョンの技術を高速のクロック信号で動作する半導体装置、例えばダブルデータレート・シンクロナス・ダイナミック・ランダムアクセスメモリ(DDR−SDRAM)等に適用する場合には以下のような課題がある。
【0014】
DDR−SDRAMは、与えられるクロック信号の1サイクル中のクロック信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの双方でデータを出力する。従って、図8の回路構成の場合において、データ反転の判定(データの比較から、反転フラグ信号の生成、データバスのデータの反転まで)は、クロック信号の半サイクル内で行われなければならない。例えば、クロック信号の周波数が300MHzの場合に、データ反転の判定に使用できる時間は、約1.67nSであり、さらにクロック信号のハイレベルの幅、ローレベルの幅の標準的な仕様(周期の45%)を考慮すると最小1.5nSとなり、タイミング設計が極めて難しくなる。
【0015】
従って、本発明の主たる目的は、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりのエッジで2度データを出力する半導体装置等に適用可能としたデータインバージョン機能を実現する回路及び、該データインバージョン回路を用いてデータインバージョンを行う半導体装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、第1の視点によれば、あるサイクルのデータを前サイクルの出力データと比較し、複数の出力端子から出力されるデータのうち過半数が反転する場合には、前記サイクルのデータを反転して出力するデータインバージョン機能を有する半導体装置において、データ間で一の出力端子から出力される順序が規定されている複数のデータが、並列に転送される複数の経路のそれぞれに対応して、時間的に前後のデータを比較するデータ比較回路を複数備え、前記データ比較回路における比較結果を、複数の出力端子数分、入力し、多数決をとる多数決回路を複数備え、前記複数の多数決回路における判定結果に基づき、前記複数の出力端子からのデータを反転して出力することを示す反転フラグを生成する反転フラグ生成回路を複数備え、複数サイクル分のデータ反転の判定を、並行して行う構成とされている。
【0017】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、ダブルレートのクロック信号の立ち上がりエッジで規定されるデータ、立ち下がりで規定されるデータが転送される経路に対して、前記データ比較回路、前記多数決回路、及び前記反転フラグ生成回路をそれぞれ複数備えた構成としてもよい。
【0018】
また、本発明の第2の視点によれば、半導体装置は、半導体装置が複数本のデータ出力端子を有し、1本の前記データ出力端子あたり、前記1本のデータ出力端子を介して出力されるべき、第1乃至第P(Pは予め定められた2以上の整数)のビットデータを並列に出力する第1乃至第Pのポートを備え、第1乃至第Pのビットデータは、この順序で1本の前記データ出力端子から出力されるものであり、前記第1乃至第Pのポートに対応して、前記第1乃至第Pのデータ比較回路を備え、第i(ただし、iは1乃至Pの整数)のデータ比較回路は、第i−1のポート(ただしiが1のときは、第Pのポート又は初期値)のデータと第iのポートのデータとを比較して第iの比較フラグ信号を出力し、前記半導体装置の前記複数本のデータ出力端子に応じて、前記第1乃至第Pのポートのデータ比較回路のそれぞれに対応して、データ出力端子の本数分の、第iの比較フラグ信号を入力し、不一致の個数が過半数を超えるか判定する第1乃至第Pの多数決回路と、前記第1乃至第Pの多数決回路に対応して前記第1乃至第Pの反転フラグ生成回路と、を備え、第i(ただし、iは1乃至Pの整数)の反転フラグ生成回路は、第i−1のポートの反転フラグ信号(ただしiが1のときは、第Pのポート又は初期値)と、第iの多数決回路の判定結果とを比較して第iの反転フラグ信号を出力し、前記第iの反転フラグ信号が反転を示すときは、前記第iのポートのデータを反転し、前記データ出力端子から出力される構成とされる。
【0019】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、1つのデータ出力端子について前記第1乃至第Pのポートのデータは、第1乃至第Pのポートの順に順序付けられ、シリアルにデータが変換されて出力される構成としてもよい。
【0020】
さらに、本発明の第3の視点によれば、半導体装置は、クロック信号の第1の論理値から第2論理値への遷移と、前記第2の論理値から前記第1論理値への遷移に基づき、1クロックサイクル中に、1つのデータ端子から2度データを出力する半導体装置において、前記クロック信号の第1の論理値から第2論理値への第1の遷移と、前記第2の論理値から前記第1論理値への第2の遷移とでそれぞれ出力されるデータが転送される第1、第2の経路に接続される第1及び第2のデータ比較回路を備え、前記第1のデータ比較回路は、前記第1の経路における、前記クロック信号の第1の遷移タイミングでのデータと、前記第2の経路における、前記第1の遷移タイミング直前の前記クロック信号の第2の遷移タイミングでのデータとが互いに一致するか否か比較判定することで、前記第1の遷移の前の前記第2の遷移と前記第1の遷移とにおけるデータの切り替わりの有無を判定し、判定結果を第1の出力信号として出力し、前記第2のデータ比較回路は、前記第1の経路における、前記クロック信号の前記第1の遷移タイミングでの前記データと、前記第1の遷移につづく前記クロック信号の第2の遷移タイミングでのデータとが一致するか否か比較判定することで、前記第1の遷移と前記第1の遷移につづく前記第2の遷移とにおけるデータの切り替わりの有無を判定し、判定結果を第2の出力信号として出力し、半導体装置のデータ端子数分の前記第1のデータ比較回路からの第1の出力信号群を入力して、前記第1の出力信号群のうちの過半数のデータが切り替わっているか否かを判定し、第1の判定結果信号を出力する第1の多数決回路と、半導体装置のデータ出力端子数分の前記第2のデータ比較回路からの第2の出力信号群を入力して、前記第2の出力信号群のうち過半数のデータが切り替わっているか否かを判定し、第2の判定結果信号を出力する第2の多数決回路と、前記第1の多数決回路からの前記第1の判定結果信号と、前記クロック信号の少なくとも遷移1つ分前の第2の反転フラグの値とから、第1の反転フラグを生成する第1の反転フラグ生成回路と、前記第2の多数決回路からの前記第2の判定結果信号と、前記クロック信号の少なくとも遷移1つ分前の前記第1の反転フラグの値とから、第2の反転フラグを生成する第2の反転フラグ生成回路と、前記第1の反転フラグの値に基づき、前記第1の反転フラグが過半数のデータが切り替わっていることを示す場合、前記第1の経路のデータを反転して出力する第1のデータ反転回路と、前記第2の反転フラグの値に基づき、前記第1の反転フラグが過半数のデータが切り替わっていることを示す場合、前記第2の経路のデータを反転して出力する第2のデータ反転回路と、を備え、前記第1及び第2反転フラグ生成回路は、前記第1及び第2の反転フラグ信号を、出力データを反転したことを示すフラグとして、半導体装置の制御端子から出力する構成とされる。
【0021】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第1及び第2のデータ比較回路と、前記第1及び第2のデータ反転回路が、前記第1及び第2の経路のデータが出力回路に転送されるデータバス上に設けられるラッチ回路部の段に設けられている構成としてもよい。
【0022】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第1及び第2のデータ反転回路からのそれぞれの出力を並列に入力し並列・直列変換して出力する並列・直列変換回路と、前記並列・直列変換回路からの出力データを入力して出力端子から出力する出力バッファ回路とを備える構成としてもよい。
【0023】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記ラッチ回路部が、前記第1、第2の経路に接続され、前記第1、第2の経路に並列に出力される第1、第2のデータを、サンプリング用の第1のクロック信号の前記第1、第2の遷移でラッチ出力する第1、第2のラッチ回路と、前記第1のラッチ回路の出力を、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移のうち一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第3のラッチ回路と、前記第2のラッチ回路の出力を入力し、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移の前記一方の遷移でラッチ出力する第4のラッチ回路と、前記第4のラッチ回路の出力を入力し、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移の前記一方の遷移でラッチ出力する第5のラッチ回路と、前記第5のラッチ回路の出力を入力し、サンプリング用のクロック信号の第1、第2の遷移の他方の遷移でラッチ出力する第6のラッチ回路と、を備えている構成としてもよい。
【0024】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第1のデータ反転回路が、前記第3のラッチ回路の出力とその反転信号を入力し、前記第1の反転フラグ信号を選択制御信号として入力し、前記第1の反転フラグ信号が反転を示す場合に、前記反転信号を出力する第1の選択回路よりなり、前記第2のデータ反転回路が、前記第6のラッチ回路の出力とその反転信号を入力し、前記第2の反転フラグ信号を選択制御信号として入力し、前記第2の反転フラグ信号が反転を示す場合に、前記反転信号を出力する第2の選択回路よりなる構成としてもよい。
【0025】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第1のデータ比較回路は、前記第1の経路のデータと前記第4のラッチ回路の出力を入力して一致を検出し、前記第2のデータ比較回路は、前記第1及び第2の経路のデータを入力して一致を検出する構成としてもよい。
【0026】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第1の反転フラグ生成回路が、前記第1の多数決回路からの前記第1の判定結果信号と、前記第2の反転フラグ生成回路からの前記第2の反転フラグとが一致するか判定する第1の比較回路と、前記第1の比較回路の出力を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第7のラッチ回路と、を備え、前記第2の反転フラグ生成回路が、前記第2の多数決回路からの前記第2の判定結果信号を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の他方の遷移でラッチ出力する第8のラッチ回路と、前記第1の反転フラグ生成回路からの前記第1の反転フラグと、前記第8のラッチ回路の出力とが一致するか判定する第2の比較回路と、前記第8の比較回路の出力を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第9のラッチ回路と、を備えている構成としてもよい。
【0027】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第4のラッチ回路をリセットする手段を備えている構成としてもよい。また、本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記第9のラッチ回路をリセットする手段を備えている構成としてもよい。
【0028】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、前記サンプリング用の第1、2のクロック信号は、半導体装置外部より前記半導体装置に供給されるクロック信号より生成され、互いに同期している構成としてもよい。
【0029】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、セルアレイからの読み出しデータを、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりのエッジで出力するクロック同期型の半導体メモリを含み、前記半導体メモリのセルアレイからの読み出しデータをクロック信号の立ち上がりと立ち下がりのエッジで出力端子から出力する構成としてもよい。
【0030】
また、本発明の第4の視点によれば、以下のデータインバージョン回路が提供される。本発明に係るデータインバージョン回路は、N(Nは2以上の整数)ビットからなる並列データを出力するデータインバージョン回路において、前記並列データを出力の時間順に相隣るP(Pは2以上の整数)組ごとに分類し、第1乃至第Pの前記並列データのそれぞれに対して時間的に一つ前の出力対象となる並列データとの同一ビット位置の論理値を比較し、一致するか否かを論理値として出力する第1乃至第Pのデータ比較手段を、前記Nビットに対応してN組備え、前記N組の前記第p(pは1以上かつP以下の整数)のデータ比較手段から出力されるN個の論理値の中で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として出力する第pの多数判定手段をpが1からPに対応して備え、第p−1の反転フラグの出力論理値と前記第pの多数判定手段の出力論理値との一致を判定し、判定結果の論理値を第pの反転フラグとして出力する第pの反転フラグ生成手段をpが2からPに対応して備え、前記第Pの反転フラグ生成手段の出力論理値をデータ保持手段で保持した出力論理値と前記第1の多数判定手段の出力論理値との一致を判定し、判定結果の論理値を第1の反転フラグとして出力する第1の反転フラグ生成手段を備え、前記第1乃至第Pの反転フラグに応じて前記第1乃至第Pの前記並列データにおけるそれぞれのビット位置の論理値を反転する第1乃至第Pのデータ反転手段を、前記Nビットに対応してN組備え、前記第1乃至第Pの反転フラグを並列直列変換して時刻順に出力するフラグ出力手段を備え、前記第pのデータ反転手段の出力をpが1からPに対応して並列直列変換し、前記フラグ出力手段が出力する反転フラグの時刻順に同期して出力するデータ出力手段を、前記Nビットに対応してN組備えるように構成される。
【0031】
本発明において、好ましくは、データ比較手段、多数判定手段、反転フラグ生成手段、データ反転手段、フラグ出力手段及びデータ出力手段の少なくとも一つは、クロック信号に同期して動作し、クロック信号に同期したフラグ出力手段のデータ出力及びクロック信号に同期してデータ出力手段からデータを出力するように構成してもよい。
【0032】
本発明において、好ましくは、データ比較手段、多数判定手段、反転フラグ生成手段、データ反転手段、フラグ出力手段及びデータ出力手段の少なくとも一つは、クロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期して動作し、クロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期したフラグ出力手段のデータ出力並びにクロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期してデータ出力手段からデータを出力するように構成してもよい。
【0033】
本発明において、好ましくは、フラグ出力手段から出力されるデータは、データ出力手段から出力されるデータがデータインバージョン回路に入力される元のデータの論理値を反転したもであるか否かの情報を有している。
【0034】
本発明において、好ましくは、Pは、2又は4とされる。また、本発明において、好ましくは、所定の数は、N/2あるいはその前後の整数値とされる。
【0035】
さらに、本発明に係るデータインバージョン回路を、読み出し系の回路に備えた半導体装置として具備してもよい。
【0036】
本発明において、好ましくは、半導体装置は、プリフェッチ動作により一度にメモリアレイから読み出された複数個のデータをクロック信号の立ち上がり側に対応するデータとクロック信号の立ち下がり側に対応するデータとに分離して入力し、Pは2である本発明のデータインバージョン回路を備えるように構成してもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を以下に説明する。
【0038】
図1は、本発明の一実施の形態に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。データインバージョン回路は、データ比較手段21、22、…2Pと、多数判定手段31、32、…3Pと、反転フラグ生成手段41、42、…4Pと、データ反転手段51、52、…5Pと、フラグ出力手段6と、データ出力手段7と、データ保持手段8とを備えている。この実施の形態では、Pは、2以上の整数である。
【0039】
なお、データ比較手段21、22、…2P、データ反転手段51、52、…5P、及びデータ出力手段7を構成するデータ読出し手段9は、N(Nは2以上の整数)ビットからなる並列データの所定の1ビット分に対応して存在する。
【0040】
並列データ供給手段1より出力されるNビットからなる並列データ10k(kは1〜Pを示す整数)は、データ反転手段5kに入力されると共に、データ比較手段2k及びデータ比較手段2(k+1)に供給される。ただし、並列データ10Pは、データ反転手段5Pに入力されると共に、データ比較手段2Pに供給される。また、並列データ100は、データ比較手段21に供給される。
【0041】
並列データ10kは、kが小さいものほど時間的に早くデータ出力手段7において出力されるものとし、並列データ100は、時間的に一つ前に対応するP組の並列データ中の並列データ10Pと同じ内容である。
【0042】
データ比較手段2kは、並列データ10kと並列データ10(k−1)との該当ビット位置の論理値同士を比較し、一致するか否かを論理値20kとして出力する。
【0043】
多数判定手段3kは、Nビット分の論理値20kを入力し、N個の論理値20kの中で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値30kとして出力する。この場合、所定の数とは、例えばN/2あるいはその前後の整数値である。
【0044】
反転フラグ生成手段4kは、k−1番目の反転フラグ40(k−1)の出力論理値とk番目の多数判定手段3kから出力される論理値30kとの一致を判定し、判定結果の論理値をk番目の反転フラグ40kとして出力する。ただし、反転フラグ400は、データ保持手段8より出力され、データ保持手段8は、時間的に一つ前の反転フラグ生成手段4Pから出力される反転フラグ40Pを保持し、保持した内容を反転フラグ400として出力する。
【0045】
データ反転手段5kは、並列データ10kの該当ビットの論理値を反転フラグ40kに応じて反転(論理的否定)し、出力50kとして出力する。
【0046】
フラグ出力手段6は、反転フラグ40kを出力するものであって、例えば並列に入力される反転フラグ40kを時間順に並べ、図示されない所定のクロック信号に同期して一つの出力端子から出力するものである。
【0047】
データ出力手段7は、出力50kを出力するものであって、例えば並列に入力される出力50kを時間順に並べ、図示されない所定のクロック信号に同期して一つの出力端子から出力するものである。
【0048】
本発明の一実施の形態に係るデータインバージョン回路は、以上で説明したように構成されており、並列データ供給手段1より出力されるNビットからなる並列データ10kは、時間順に並べて一つ前のサイクルの並列データと比較され、全Nビットのうち、多数のビット、例えばN/2あるいはその前後の整数値以上が反転する場合には、当該サイクルの並列データの論理が反転されて出力され、データ出力手段7にて外部バス等に出力される際に反転されたデータのビット数がN/2あるいはその前後の整数値以下に抑えられ、出力回路の発生するノイズ及び消費電流が低減される。
【0049】
また、データ比較手段21、22、…2P、多数判定手段31、32、…3P、反転フラグ生成手段41、42、…4P、データ反転手段51、52、…5PがそれぞれP個づつ存在し、それぞれが一つのサイクル内で並列的に動作する。このため動作周波数が高くなっても安定的に動作するデータインバージョン回路を実現する際のタイミング設計が容易となる。
【0050】
さらに、反転フラグ40kを生成するにあたって、本発明の一実施の形態に係るデータインバージョン回路は、該当サイクルの一つ前の実際にデータインバージョン回路から出力されるデータと、該当サイクルの並列データとを比較し、多数判定をした結果から反転フラグ40kを生成せずに、反転フラグ生成手段41、42、…4Pと、該当サイクルの一つ前の反転フラグ生成手段4Pとの出力から反転フラグ401、402、…40Pを算出している。このため動作周波数が高くなっても安定的に動作するデータインバージョン回路を実現する際のタイミング設計が容易となる。
【0051】
【実施例】
次に、さらに詳細に説明すべく、P=2とP=4の場合について本発明を適用した一実施例に即して説明する。以下で説明する信号名において、信号XYZ_Bのように_Bの付けられた信号名は、信号XYZの反転信号(相補信号)を意味する。また、端子名/Aは、端子名Aの反転(相補)信号を表す入力又は出力端子を意味する。
【0052】
[実施例1]
図2は、本発明の第1の実施例に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図であって、P=2の場合に該当する。第1の実施例に係るデータインバージョン回路は、メインアンプ11、12、13、14と、並列直列変換回路15と、バスドライバ16、17と、レイテンシラッチ回路18と、データ比較回路211、212と、多数決回路311、312と、反転フラグ生成回路40と、データ反転回路511、512と、並列直列変換回路61、71と、出力バッファ回路62、72と、出力ピン63、73とを備えている。
【0053】
なお、メインアンプ11、12、13、14、並列直列変換回路15、バスドライバ16、17、レイテンシラッチ回路18、データ比較回路211、212、データ反転回路511、512、並列直列変換回路71、出力バッファ回路72、出力ピン73を構成するデータ読出し部90は、N(Nは2以上の整数)ビットからなる並列データの所定の1ビット分に対応して存在する。
【0054】
プリフェッチ動作等によってメモリアレイ(図示されない)から一度に読み出された4個のデータは、それぞれメインアンプ11、12、13、14で増幅され、MAQ0、MAQ1、MAQ2、MAQ3の各信号として出力される。並列直列変換回路15は、例えば信号MAQ0、MAQ2をクロック信号(図示されない)の立ち上がり側に対応するデータMAQRに並列直列変換し、例えば信号MAQ1、MAQ3をクロック信号の立ち下がり側に対応するデータMAQFに並列直列変換する。バスドライバ16、17は、データMAQR、データMAQFをそれぞれデータ信号DATAR_B、データ信号DATAF_Bとして送出する。
【0055】
データ信号DATAR_B及びデータ信号DATAF_Bは、レイテンシラッチ回路18及びデータ比較回路211、212に送られる。レイテンシラッチ回路18は、データ信号DATAR_Bを遅延し、データ反転回路511に所定のタイミングでデータ信号DATAR3を出力する。また、レイテンシラッチ回路18は、データ信号DATAF_Bを遅延し、データ比較回路211に所定のタイミングでデータ信号DATAF2_Bを出力し、データ反転回路512に所定のタイミングでデータ信号DATAF3を出力する。
【0056】
データ比較回路211は、当該サイクルの立ち上がり側のデータ信号DATAR_Bと、レイテンシラッチ回路18から出力される前サイクルの立ち下がり側のデータ信号DATAF2_Bとを比較(排他的論理和)し、立ち上がり側の比較信号INVRを出力する。また、データ比較回路212は、当該サイクルの立ち下がり側のデータ信号DATAF_Bと、当該サイクルの立ち上がり側のデータ信号DATAR_Bとを比較して立ち下がり側の比較信号INVFを出力する。
【0057】
比較信号INVR、INVFの意味するところは、データの切替えがあるか否かであり、データの切替えがある場合、比較信号INVR、INVFにはハイレベルが出力される。
【0058】
N本分の比較信号INVRは、立ち上がり側に対応する多数決回路311に入力され、N本分の比較信号INVFは、立ち下がり側に対応する多数決回路312に入力される。多数決回路311は、半数以上の入力データが切替っているか否か、すなわちハイレベルである比較信号INVRの数がN/2以上であるか否かを判定し、判定結果に応じた多数決判定信号DATAINVRを出力する。また、多数決回路312は、半数以上の入力データが切替っているか否か、すなわちハイレベルである比較信号INVFの数がN/2以上であるか否かを判定し、判定結果に応じた多数決判定信号DATAINVFを出力する。半数以上のデータが切替っている場合、多数決判定信号DATAINVR、DATAINVFは、それぞれハイレベルとなる。さらに、多数決判定信号DATAINVR、DATAINVFは、反転フラグ生成回路40に送られる。
【0059】
反転フラグ生成回路40において、立ち上がり側の反転フラグ信号DINVRは、当該サイクルの立ち上がり側の多数決判定信号DATAINVRと、前サイクルの立ち下がり側の反転フラグ信号DINVFとを演算処理(例えば排他的論理和)して生成される。また、立ち下がり側の反転フラグ信号DINVFは、当該サイクルの立ち下がり側の多数決判定信号DATAINVFと当該サイクルの立ち上がり側の反転フラグ信号DINVRとを演算処理(例えば排他的論理和)して生成される。
【0060】
上記において、多数決判定信号DATAINVR、DATAINVFと、反転フラグ信号DINVR、DINVFとの演算(例えば排他的論理和)を行っているのは、データ比較の対象としているデータが内部データバスのデータであって、実際に出力ピン73から外部に出力されるデータとは異なるからである。例えば、多数決回路311、312で半数以上のデータが切替っているという判定が連続した場合では、後のデータは、実際にピンから出力するときには、反転せずに出力されなければならないこととなる。
【0061】
一方、反転フラグ信号DINVRは、データ反転回路511に送られ、反転フラグ信号DINVFは、データ反転回路512に送られる。データ反転回路511は、反転フラグ信号DINVRがハイレベルの場合すなわち半数以上のデータが切替っている場合には、データ信号DATAR3のデータを反転し、反転フラグ信号DINVRがローレベルの場合すなわち半数未満のデータが切替っている場合には、データ信号DATAR3のデータを反転せずに、出力データ信号DORとして並列直列変換回路71に送る。
【0062】
また、データ反転回路512は、反転フラグ信号DINVFがハイレベルの場合すなわち半数以上のデータが切替っている場合には、データ信号DATAF3のデータを反転し、反転フラグ信号DINVFがローレベルの場合すなわち半数未満のデータが切替っている場合には、データ信号DATAR3のデータを反転せずに、出力データ信号DOFとして並列直列変換回路71に送る。なお、上に述べた出力データを反転する回路としては、排他的論理和回路を用いることができる。
【0063】
並列直列変換回路71は、立ち上がりデータに対応する出力データ信号DORと立ち下がりデータに対応する出力データ信号DOFとを並列直列変換して、時間順に出力バッファ回路72に信号DOとして送出する。出力バッファ回路72は、信号DOを増幅して出力ピン73より信号DQj(j=1〜N)として出力する。
【0064】
他方、反転フラグ信号DINVR、DINVFは、直列並列変換回路61に送られ、並列直列変換され、時間順に出力バッファ回路62に信号DINVとして送出される。出力バッファ回路62は、信号DINVを増幅して出力ピン63より信号DQMとして出力する。なお、信号DINVは、対応する信号DOに同期して出力されている。
【0065】
次に、以上説明した第1の実施例における主要部分であるレイテンシラッチ回路18、データ比較回路211、212、反転フラグ生成回路40、データ反転回路511、512について詳細に説明する。図3は、本発明の第1の実施例に係る主要部分の回路ブロック図である。また、図4は、図3中の回路シンボルの等価回路を示す図である。
【0066】
図3において、1801、1802、1804、1811、2111、2112、2121、2122、4001、4004、4005、4007、4011、4012、5111、5121は、インバータ回路である。1807は、NAND回路である。4009は、NOR回路である。2113、2123、4002、4008、5112、5122は、選択回路であって、その等価回路は、図4(A)に示される。
【0067】
また、1805、4003、4010は、エッジトリガ型のDフリップフロップ回路であって、その等価回路は、図4(B)に示される。1808は、Dフリップフロップ回路であって、その等価回路は、図4(C)に示される。1803、1806、1809、1810、4006は、否定論理を出力するDフリップフロップ回路であって、その等価回路は、図4(D)に示される。
【0068】
信号QCLKFF、QCLKFF_Bは、互いに逆相のクロック信号である。また、信号QCLKDINV、QCLKDINV_Bは、互いに逆相のクロック信号である。これらのクロック信号は、データインバージョン回路の外部より供給される図示されないクロック信号(CLK)に同期している。
【0069】
信号RSTQ_Bは、リセット信号であって、レイテンシラッチ回路18を初期化する信号である。また、信号RSTDINVは、リセット信号であって、反転フラグ生成回路40を初期化する信号である。
【0070】
インバータ回路2111、2112、2121、2122、4001、4005、4007、4012、5111、5121は、それぞれの接続先において必要となる反転信号を生成する。
【0071】
次に、図2及び図3における信号の動作を説明する。図5は、図2及び図3における信号の動作のタイムチャートを示す図である。
【0072】
図示されない回路により、クロック信号(CLK)の立ち上がりのT0のタイミングで読出しの指示(COMMANDがREAD)を受けると、メインアンプ11、12、13、14は、遅延した4ビットのデータ(それぞれQ0、Q1、Q2、Q3)を信号MAQ0、MAQ1、MAQ2、MAQ3として出力する。次に信号MAQ0、MAQ2は、並列直列変換回路15、バスドライバ16を介して、時間順に並べられ、信号DATAR_Bとして出力される。また、信号MAQ1、MAQ3は、並列直列変換回路15、バスドライバ17を介して、時間順に並べられ、信号DATAF_Bとして出力される。
【0073】
CLKのT2のタイミングで、データQ0が信号DATAR_Bに出力され、データQ1が信号DATAF_Bに出力される。また、CLKのT3のタイミングで、データQ2が信号DATAR_Bに出力され、データQ3が信号DATAF_Bに出力される。ただし、信号DATAR_Bは、CLKのT2のタイミングの前において、データQ−1(初期状態)が出力されているものとする。
【0074】
信号DATAR_Bは、レイテンシラッチ回路18、データ比較回路211及びデータ比較回路212に入力され、信号DATAF_Bは、レイテンシラッチ回路18及びデータ比較回路212に入力される。レイテンシラッチ回路18に入力された信号DATAR_Bは、Dフリップフロップ回路1803、インバータ回路1804、エッジトリガ型のDフリップフロップ回路1805を介して、約1.5クロック分遅延させられ、信号DATAR3としてデータ反転回路511に入力される。
【0075】
レイテンシラッチ回路18に入力された信号DATAF_Bは、Dフリップフロップ回路1806、NAND回路1808、Dフリップフロップ回路1808を介して、約1クロック分遅延した信号DATAF2_Bとして出力されると共に、さらにDフリップフロップ回路1809、Dフリップフロップ回路1810、インバータ回路1811を介して、約2クロック分遅延させられ、信号DATAF3としてデータ反転回路512に入力される。NAND回路1808にローレベルの信号RSTQ_Bが入力される場合には、Dフリップフロップ回路1808、Dフリップフロップ回路1809、Dフリップフロップ回路1810が初期化される。
【0076】
一方、データ比較回路211に入力された信号DATAR_Bと信号DATAF2_Bとは、データ比較回路211に入力され、インバータ回路2111、インバータ回路2112及び選択回路2113による排他的論理和演算がなされ、データ比較が行われる。
【0077】
すなわち、信号DATAR_Bが選択回路2113の端子Sに、信号DATAR_Bをインバータ回路2111により反転(論理否定)した信号が選択回路2113の端子/Sに、信号DATAF2_Bが選択回路2113の端子Aに、信号DATAF2_Bをインバータ回路2112により反転(論理否定)した信号が選択回路2113の端子Bに入力されることで、論理式
/Y=DATAF2_B・/DATAR_B+/DATAF2_B・DATAR_B
の排他的論理和の演算が行われ、信号DATAF2_Bと信号DATAR_Bとのデータ比較がなされ、その比較結果が選択回路2113の端子/Yに出力される。すなわち、信号DATAF2_Bと信号DATAR_Bとの論理値が不一致であれば、端子/Yはハイレベルとなり、信号INVRとして出力される。ただし、/は否定、・は論理積、+は論理和を表す。
【0078】
データ比較の結果は、データ比較回路211から信号INVRとして、多数決回路311に入力される。
【0079】
他方、データ比較回路212に入力された信号DATAR_Bと信号DATAF_Bとは、データ比較回路212に入力され、インバータ回路2121、インバータ回路2122及び選択回路2123による排他的論理和演算がなされ、データ比較が行われる。先に説明した排他的論理和演算と同等の演算がなされ、データ比較の結果は、データ比較回路212から信号INVFとして、多数決回路312に入力される。
【0080】
N本分の比較信号INVRが立ち上がり側に対応する多数決回路311に入力され、N本分の比較信号INVFが立ち下がり側に対応する多数決回路312に入力される。多数決回路311は、半数以上の入力データが切替っているか否か、すなわちハイレベルである比較信号INVRの数がN/2以上であるか否かを判定し、N/2以上であれば多数決判定信号DATAINVRにハイレベルを出力する。また、多数決回路312は、半数以上の入力データが切替っているか否か、すなわちハイレベルである比較信号INVFの数がN/2以上であるか否かを判定し、N/2以上であれば多数決判定信号DATAINVFにハイレベルを出力する。なお、多数決回路311、312には、公知の多数決回路を用いることができる。
【0081】
多数決判定信号DATAINVRと反転フラグ信号DINVFとは、インバータ回路4001及び選択回路4002による排他的論理和演算がなされ、データ比較が行われる。先に説明した排他的論理和演算と同等の演算がなされ、データ比較の結果は、エッジトリガ型のDフリップフロップ回路4003、インバータ回路4004を介し、約1クロック分遅延されて、信号DINVRとして出力される。
【0082】
また、Dフリップフロップ回路4006により約0.5クロック分遅延された多数決判定信号DATAINVFと反転フラグ信号DINVRとは、インバータ回路4007及び選択回路4008による排他的論理和演算がなされ、データ比較が行われる。先に説明した排他的論理和演算と同等の演算がなされ、データ比較の結果は、NOR回路4009、エッジトリガ型のDフリップフロップ回路4010、インバータ回路4011を介し、約1クロック分遅延されて、信号DINVFとして出力される。なお、ハイレベルの信号RSTDINVがNOR回路4009に入力されると、エッジトリガ型のDフリップフロップ回路4010が初期化される。
【0083】
反転フラグ信号DINVRと信号DATAR3とは、データ反転回路511におけるインバータ回路5111及び選択回路5112による排他的論理和演算がなされ、反転フラグ信号DINVRがハイレベルのときに信号DATAR3の反転信号が信号DORとして出力される。すなわち、信号DATAR_BのデータQ0は、約2クロック遅延されて信号DORのデータQ0又は論理が反転したデータQ0として現れる。また同様に、信号DATAR_BのデータQ2は、約2クロック遅延されて信号DORのデータQ2又は論理が反転したデータQ2として現れる。
【0084】
また、反転フラグ信号DINVFと信号DATAF3とは、データ反転回路512におけるインバータ回路5121及び選択回路5122による排他的論理和演算がなされ、反転フラグ信号DINVFがハイレベルのときに信号DATAF3の反転信号が信号DOFとして出力される。すなわち、信号DATAF_BのデータQ1は、約2.5クロック遅延されて信号DOFのデータQ1又は論理が反転したデータQ1として現れる。また同様に、信号DATAF_BのデータQ3は、約2.5クロック遅延されて信号DOFのデータQ3又は論理が反転したデータQ3として現れる。
【0085】
信号DORのデータQ0、Q2と信号DOFのデータQ1、Q3とは、並列直列変換回路71により時間順に出力される直列データに並べられ、出力バッファ回路72により信号DQjとして出力ピン73から出力される。
【0086】
また、反転フラグ信号DINVRのQ0のフラグ、Q2のフラグと反転フラグ信号DINVFのデータQ1のフラグ、Q3のフラグとは、並列直列変換回路61により時間順に出力される直列データに並べられ、出力バッファ回路62により信号DQMとして出力ピン63から出力される。
【0087】
次に具体的な数値データの例を用いて、各信号の変化を説明する。図6は、本発明の第1の実施例に係るデータインバージョン回路における各信号のデータの変化の例を示す図である。
【0088】
具体的な例としてメモリから「11111111」、「00000000」、「11111111」、「00000000」の4つの8ビットからなるデータ(それぞれQ0、Q1、Q2、Q3)が順次連続して読み出される場合を考える。バスドライバ16、17から出力されるそれぞれの信号DATAR_B、DATAF_Bは、図2、3ではメモリからの読出しデータの反転信号であるが、以下の説明では明確化のために、非反転である信号DATAR、DATAFが出力されているものとする。
【0089】
データQ0、Q1を読み出すサイクルで、立ち上がり側の信号DATARの値「11111111」と立ち下がり側の信号DATAFの初期状態「00000000」とが比較(排他的倫理和)されると、8ビットすべてが切替っていることから、立ち上がり側の比較フラグ信号INVRとして「11111111」が出力される。また、立ち下がり側の信号DATAFの値「00000000」と立ち上がり側の信号DATARの値「11111111」とが比較されると、8ビットすべてが切替っていることから立ち下がり側の比較フラグ信号INVFとして「11111111」が出力される。8ビットが切替っていることから、多数決判定信号DATAINVR、DATAINVFは、両方共にハイレベル(High)となる。
【0090】
立ち上がり側の多数決判定信号DATAINVR(ハイレベル)と立ち下がり側データに対する反転フラグ信号DINVFの初期値(ローレベル)とが演算処理(排他的論理和)され、立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVRにハイレベル(High)が出力される。立ち下がり側の多数決判定信号DATAINVF(ハイレベル)と立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVR(ハイレベル)とが演算処理(排他的論理和)され、立ち下がり側データに対する反転フラグ信号DINVFにローレベル(Low)が出力される。
【0091】
立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVRがハイレベルであることから、サイクルQ0におけるデータ「11111111」は、反転され、信号DQjに「00000000」として出力され、データを反転していることを示すフラグ信号(ハイレベル)がDQMから出力される。
【0092】
一方、立ち下がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVFがローレベルであることから、サイクルQ1におけるデータ「00000000」は、反転されずに信号DQjに「00000000」として出力され、データを反転していないことを示すフラグ信号(ローレベル)が信号DQMとして出力される。
【0093】
同様にデータQ2、Q3を読み出すサイクルでは、立ち上がり側の信号DATARの値「11111111」と前サイクルの立ち下がり側の値「00000000」とが比較(排他的論理和)されると、8ビットすべてが切替っている。このため立ち上がり側の比較フラグ信号INVRとして「11111111」が出力される。また、立ち下がり側の信号DATAFの値「00000000」と立ち上がり側の信号DATARの値「11111111」とが比較されると、8ビットすべてが切替っている。このため立ち下がり側の比較フラグ信号INVFとして「11111111」が出力される。
【0094】
8ビットが切替っていることから、多数決判定信号DATAINVR、DATAINVFは、両方共にハイレベルとなる。立ち上がり側の多数決判定信号DATAINVR(ハイレベル)と前サイクルの立ち下がり側データに対する反転フラグ信号の値(ローレベル)とが演算処理(排他的論理和)され、立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVRにハイレベルが出力される。立ち下がり側の多数決判定信号DATAINVF(ハイレベル)と立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVR(ハイレベル)とが演算処理(排他的論理和)され、立ち下がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVFにローレベルが出力される。
【0095】
立ち上がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVRがハイレベルであることから、サイクルQ2のデータ「11111111」は反転され、信号DQjに「00000000」として出力され、データを反転していることを示すフラグ信号(ハイレベル)が信号DQMとして出力される。
【0096】
一方、立ち下がり側のデータに対する反転フラグ信号DINVFがローレベルであることから、サイクルQ3のデータ「00000000」は、反転せずにDQjから「00000000」として出力され、データを反転していないことを示すフラグ信号(ローレベル)が信号DQMとして出力される。
【0097】
以上の説明でデータ比較回路211、212は、データ比較において実際に出力ピン73から外部に出力されるデータではなく、内部の信号DATAR_B、DATAF_B、DATAF2_Bにおけるデータを入力している。このため多数決回路311、312の出力信号の結果と、実際にデータを反転すべきか否かの信号DINVR、DINVFとは、一致していないことになる。
【0098】
従って、判定フラグ生成回路40は、多数決回路311の出力信号と前サイクルの反転フラグ信号DINVFとの演算(排他的論理和)を行い、実際にデータを反転すべきか否かの信号DINVR、DINVFを得ている。
【0099】
本発明の第1の実施例に係るデータインバージョン回路は、以上で説明したように構成され、プリフェッチ動作等により一度にメモリアレイから読み出された4個のデータをクロック信号の立ち上がり側に対応するデータとクロック信号の立ち下がり側に対応するデータとに分割して、各々のデータに対して一つのクロックサイクル内で並列的に動作させる。このため動作周波数が高くなっても安定的に動作するデータインバージョン回路を実現する際のタイミング設計が容易となる。従って、DDR−SDRAM等に好適なデータインバージョン回路を提供することができる。
【0100】
[実施例2]
図7は、本発明の第2の実施例に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図であって、P=4の場合に該当する。図7は、データインバージョン回路の主要部分であるデータ比較回路、多数決回路、反転フラグ生成回路のブロックの接続を示し、シリアルに4系統分を持つ場合の回路構成例である。
【0101】
排他的論理和回路213、214、215、216は、データ比較回路に相当し、N(Nは2以上の整数)ビットからなる並列データの所定の1ビット分に対応して存在する。また、排他的論理和回路413、414、415、416は、反転フラグ生成回路に相当する。さらに、Dフリップフロップ回路418は、排他的論理和回路416が出力した反転フラグ信号DINV3を、図示されないタイミング回路あるいはクロック回路から供給されるクロック信号Kにより保持する。Dフリップフロップ回路418の出力信号DINV3Dは、排他的論理和回路413に入力される。さらに、AND回路417は、リセット信号RSTをローレベルにすることによりDフリップフロップ回路418を初期化する。
【0102】
次にデータ信号の処理について説明する。シリアルに送出される4ビット分のプリフェッチされたデータが、データQ0、Q1、Q2、Q3として入力されるものとする。
【0103】
排他的論理和回路213は、初期状態(あるいは前サイクルのデータQ3)に相当するデータQ−1とデータQ0とを比較し、一致するか否かを論理値として比較フラグ信号INV0を出力する。また、排他的論理和回路214は、データQ0とデータQ1とを比較し、一致するか否かを論理値として比較フラグ信号INV1を出力する。さらに、排他的論理和回路215は、データQ1とデータQ2とを比較し、一致するか否かを論理値として比較フラグ信号INV2を出力する。また、排他的論理和回路216は、データQ2とデータQ3とを比較し、一致するか否かを論理値として比較フラグ信号INV3を出力する。
【0104】
Nビット分の比較フラグ信号INV0が多数決回路313に入力され、多数決回路313は、N個の論理値で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として多数決判定信号DTAINV0を出力する。この場合、所定の数とは、例えばN/2あるいはその前後の整数値である。以下の説明で所定の数は、同様の値である。
【0105】
Nビット分の比較フラグ信号INV1が多数決回路314に入力され、多数決回路314は、N個の論理値で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として多数決判定信号DTAINV1を出力する。また、Nビット分の比較フラグ信号INV2が多数決回路315に入力され、多数決回路315は、N個の論理値で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として多数決判定信号DTAINV2を出力する。さらに、Nビット分の比較フラグ信号INV3が多数決回路316に入力され、多数決回路316は、N個の論理値で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として多数決判定信号DTAINV3を出力する。
【0106】
排他的論理和回路413は、初期状態あるいは前サイクルに対する反転フラグ信号DINV3Dと多数決判定信号DTAINV0とを比較し、一致するか否かを論理値として反転フラグ信号DINV0を出力する。また、排他的論理和回路414は、反転フラグ信号DINV0と多数決判定信号DTAINV1とを比較し、一致するか否かを論理値として反転フラグ信号DINV1を出力する。
【0107】
排他的論理和回路415は、反転フラグ信号DINV1と多数決判定信号DTAINV2とを比較し、一致するか否かを論理値として反転フラグ信号DINV2を出力する。また、排他的論理和回路416は、反転フラグ信号DINV2と多数決判定信号DTAINV3とを比較し、一致するか否かを論理値として反転フラグ信号DINV3を出力する。なお、反転フラグ信号DINV3は、AND回路417を介してDフリップフロップ418に保持され、次サイクルの反転フラグ信号DINV3Dとして出力される。
【0108】
以上説明した回路構成の場合では、4つのデータが並列に処理されることから、データ反転判定は、クロック信号の2サイクルに対して1回で済むことになる。従って、クロック信号周波数が高くなっても安定的に動作するデータインバージョン回路を実現する際のタイミング設計が容易となる。
【0109】
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例の構成にのみ限定されるものでなく、本願特許請求の範囲の各請求項の範囲内で、当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によるデータインバージョン回路は、複数の系統の処理回路を持ち、データ反転の判定を並行して行うことによって、データインバージョン機能を実現する上でのタイミング設計が容易となる。また、本発明によるデータインバージョン回路を、ダブルデータレート機能を持つ半導体デバイス(DDR−SDRAMなど)に適用することによって、クロック信号の周波数が高速化しても、データインバージョン機能を実現する上でのタイミング設計が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る主要部分の回路ブロック図である。
【図4】図3中の回路シンボルの等価回路を示す図である。
【図5】図2及び図3における信号の動作のタイムチャートを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るデータインバージョン回路における各信号のデータの変化の例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。
【図8】従来のデータインバージョン回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 並列データ供給手段
6 フラグ出力手段
7 データ出力手段
8 データ保持手段
9 データ読出し手段
11、12、13、14 メインアンプ
15、61、71 並列直列変換回路
16、17 バスドライバ
18 レイテンシラッチ回路
21、21、…2P データ比較手段
31、32、…3P 多数判定手段
40 反転フラグ生成回路
41、42、…4P 反転フラグ生成手段
51、52、…5P データ反転手段
62、72 出力バッファ回路
63、73 出力ピン
90 データ読出し部
100、101、102、…10P 並列データ
201、202、…20P 論理値
211、212 データ比較回路
213、214、215、216、413、414、415、416 排他的論理和回路
301、302、…30P 論理値
311、312、313、314、315、316 多数決回路
401、402、…40P 反転フラグ
417 AND回路
418、1808 Dフリップフロップ回路
501、502、…50P 出力
511、512 データ反転回路
1801、1802、1804、1811、2111、2112、2121、2122、4001、4004、4005、4007、4011、4012、5111、5121 インバータ回路
1803、1806、1809、1810、4006 否定論理を出力するDフリップフロップ回路
1805、4003、4010 エッジトリガ型のDフリップフロップ回路
1807 NAND回路
2113、2123、4002、4008、5112、5122 選択回路
4009 NOR回路

Claims (23)

  1. あるサイクルのデータを前サイクルの出力データと比較し、複数の出力端子から出力されるデータのうち過半数が反転する場合には、前記サイクルのデータを反転して出力するデータインバージョン機能を有する半導体装置において、
    データ間で一の出力端子から出力される順序が規定されている複数のデータが、並列に転送される複数の経路のそれぞれに対応して、時間的に前後のデータを比較するデータ比較回路を複数備え、
    前記データ比較回路における比較結果を、複数の出力端子数分、入力し、多数決をとる多数決回路を複数備え、
    前記複数の多数決回路における判定結果に基づき、前記複数の出力端子からのデータを反転して出力することを示す反転フラグを生成する反転フラグ生成回路を複数備え、
    複数サイクル分のデータ反転の判定を、並行して行う構成とされている、ことを特徴とする半導体装置。
  2. ダブルレートのクロック信号の立ち上がりエッジで規定されるデータ、立ち下がりで規定されるデータが転送される経路に対して、前記データ比較回路、前記多数決回路、及び前記反転フラグ生成回路をそれぞれ複数備えている、ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 半導体装置が複数本のデータ出力端子を有し、
    1本の前記データ出力端子あたり、前記1本のデータ出力端子を介して出力されるべき、第1乃至第P(Pは予め定められた2以上の整数)のビットデータを並列に出力する第1乃至第Pのポートを備え、第1乃至第Pのビットデータは、この順序で1本の前記データ出力端子から出力されるものであり、
    前記第1乃至第Pのポートに対応して、前記第1乃至第Pのデータ比較回路を備え、第i(ただし、iは1乃至Pの整数)のデータ比較回路は、第i−1のポート(ただしiが1のときは、第Pのポート又は初期値)のデータと第iのポートのデータとを比較して第iの比較フラグ信号を出力し、
    前記半導体装置の前記複数本のデータ出力端子に応じて、前記第1乃至第Pのポートのデータ比較回路のそれぞれに対応して、データ出力端子の本数分の、第iの比較フラグ信号を入力し、不一致の個数が過半数を超えるか判定する第1乃至第Pの多数決回路と、
    前記第1乃至第Pの多数決回路に対応して前記第1乃至第Pの反転フラグ生成回路と、
    を備え、第i(ただし、iは1乃至Pの整数)の反転フラグ生成回路は、第i−1のポートの反転フラグ信号(ただしiが1のときは、第Pのポート又は初期値)と、第iの多数決回路の判定結果とを比較して第iの反転フラグ信号を出力し、
    前記第iの反転フラグ信号が反転を示すときは、前記第iのポートのデータを反転し、前記データ出力端子から出力される、ことを特徴とする半導体装置。
  4. 1つのデータ出力端子について前記第1乃至第Pのポートのデータは、第1乃至第Pのポートの順に順序付けられ、シリアルにデータが変換されて出力される、ことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. クロック信号の第1の論理値から第2論理値への遷移と、前記第2の論理値から前記第1論理値への遷移に基づき、1クロックサイクル中に、1つのデータ端子から2度データを出力する半導体装置において、
    前記クロック信号の第1の論理値から第2論理値への第1の遷移と、前記第2の論理値から前記第1論理値への第2の遷移とでそれぞれ出力されるデータが転送される第1、第2の経路に接続される第1及び第2のデータ比較回路を備え、前記第1のデータ比較回路は、前記第1の経路における、前記クロック信号の第1の遷移タイミングでのデータと、前記第2の経路における、前記第1の遷移タイミング直前の前記クロック信号の第2の遷移タイミングでのデータとが互いに一致するか否か比較判定することで、前記第1の遷移の前の前記第2の遷移と前記第1の遷移とにおけるデータの切り替わりの有無を判定し、判定結果を第1の出力信号として出力し、
    前記第2のデータ比較回路は、前記第1の経路における、前記クロック信号の前記第1の遷移タイミングでの前記データと、前記第1の遷移につづく前記クロック信号の第2の遷移タイミングでのデータとが一致するか否か比較判定することで、前記第1の遷移と前記第1の遷移につづく前記第2の遷移とにおけるデータの切り替わりの有無を判定し、判定結果を第2の出力信号として出力し、
    半導体装置のデータ端子数分の前記第1のデータ比較回路からの第1の出力信号群を入力して、前記第1の出力信号群のうちの過半数のデータが切り替わっているか否かを判定し、第1の判定結果信号を出力する第1の多数決回路と、
    半導体装置のデータ出力端子数分の前記第2のデータ比較回路からの第2の出力信号群を入力して、前記第2の出力信号群のうち過半数のデータが切り替わっているか否かを判定し、第2の判定結果信号を出力する第2の多数決回路と、
    前記第1の多数決回路からの前記第1の判定結果信号と、前記クロック信号の少なくとも遷移1つ分前の第2の反転フラグの値とから、第1の反転フラグを生成する第1の反転フラグ生成回路と、
    前記第2の多数決回路からの前記第2の判定結果信号と、前記クロック信号の少なくとも遷移1つ分前の前記第1の反転フラグの値とから、第2の反転フラグを生成する第2の反転フラグ生成回路と、
    前記第1の反転フラグの値に基づき、前記第1の反転フラグが過半数のデータが切り替わっていることを示す場合、前記第1の経路のデータを反転して出力する第1のデータ反転回路と、
    前記第2の反転フラグの値に基づき、前記第1の反転フラグが過半数のデータが切り替わっていることを示す場合、前記第2の経路のデータを反転して出力する第2のデータ反転回路と、
    を備え、
    前記第1及び第2反転フラグ生成回路は、前記第1及び第2の反転フラグ信号を、出力データを反転したことを示すフラグとして、半導体装置の制御端子から出力する、ことを特徴とする半導体装置。
  6. 前記第1及び第2のデータ比較回路と、前記第1及び第2のデータ反転回路が、前記第1及び第2の経路のデータが出力回路に転送されるデータバス上に設けられるラッチ回路部の段に設けられている、ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記第1及び第2のデータ反転回路からのそれぞれの出力を並列に入力し並列・直列変換して出力する並列・直列変換回路と、
    前記並列・直列変換回路からの出力データを入力して出力端子から出力する出力バッファ回路とを備える、ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 前記ラッチ回路部が、
    前記第1、第2の経路に接続され、前記第1、第2の経路に並列に出力される第1、第2のデータを、サンプリング用の第1のクロック信号の前記第1、第2の遷移でラッチ出力する第1、第2のラッチ回路と、
    前記第1のラッチ回路の出力を、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移のうち一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第3のラッチ回路と、
    前記第2のラッチ回路の出力を入力し、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移の前記一方の遷移でラッチ出力する第4のラッチ回路と、
    前記第4のラッチ回路の出力を入力し、前記サンプリング用の第1のクロック信号の第1、第2の遷移の前記一方の遷移でラッチ出力する第5のラッチ回路と、
    前記第5のラッチ回路の出力を入力し、サンプリング用のクロック信号の第1、第2の遷移の他方の遷移でラッチ出力する第6のラッチ回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  9. 前記第1のデータ反転回路が、前記第3のラッチ回路の出力とその反転信号を入力し、前記第1の反転フラグ信号を選択制御信号として入力し、前記第1の反転フラグ信号が反転を示す場合に、前記反転信号を出力する第1の選択回路よりなり、
    前記第2のデータ反転回路が、前記第6のラッチ回路の出力とその反転信号を入力し、前記第2の反転フラグ信号を選択制御信号として入力し、前記第2の反転フラグ信号が反転を示す場合に、前記反転信号を出力する第2の選択回路よりなる、ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 前記第1のデータ比較回路は、前記第1の経路のデータと前記第4のラッチ回路の出力を入力して一致を検出し、
    前記第2のデータ比較回路は、前記第1及び第2の経路のデータを入力して一致を検出する、ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  11. 前記第1の反転フラグ生成回路が、前記第1の多数決回路からの前記第1の判定結果信号と、前記第2の反転フラグ生成回路からの前記第2の反転フラグとが一致するか判定する第1の比較回路と、
    前記第1の比較回路の出力を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第7のラッチ回路と、を備え、
    前記第2の反転フラグ生成回路が、前記第2の多数決回路からの前記第2の判定結果信号を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の他方の遷移でラッチ出力する第8のラッチ回路と、
    、前記第1の反転フラグ生成回路からの前記第1の反転フラグと、前記第8のラッチ回路の出力とが一致するか判定する第2の比較回路と、
    前記第8の比較回路の出力を、前記サンプリング用の第2のクロック信号の第1、第2の遷移の一方の遷移で取り込み他方の遷移で出力する第9のラッチ回路と、
    を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  12. 前記第4のラッチ回路をリセットする手段を備えている、ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  13. 前記第9のラッチ回路をリセットする手段を備えている、ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  14. 前記サンプリング用の第1、2のクロック信号は、半導体装置外部より前記半導体装置に供給されるクロック信号より生成され、互いに同期している、ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  15. 前記半導体装置が、セルアレイからの読み出しデータを、クロック信号の立ち上がりと立ち下がりのエッジで出力するクロック同期型の半導体メモリを含み、前記半導体メモリのセルアレイからの読み出しデータをクロック信号の立ち上がりと立ち下がりのエッジで出力端子から出力する、ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  16. N(Nは2以上の整数)ビットからなる並列データを出力するデータインバージョン回路において、
    前記並列データを出力の時間順に相隣るP(Pは2以上の整数)組ごとに分類し、第1乃至第Pの前記並列データのそれぞれに対して時間的に一つ前の出力対象となる並列データとの同一ビット位置の論理値を比較し、一致するか否かを論理値として出力する第1乃至第Pのデータ比較手段を、前記Nビットに対応してN組備え、
    前記N組の前記第p(pは1以上かつP以下の整数)のデータ比較手段から出力されるN個の論理値の中で不一致である個数が所定の数より大きいか否かを判定し、判定結果を論理値として出力する第pの多数判定手段をpが1からPに対応して備え、
    第p−1の反転フラグの出力論理値と前記第pの多数判定手段の出力論理値との一致を判定し、判定結果の論理値を第pの反転フラグとして出力する第pの反転フラグ生成手段をpが2からPに対応して備え、
    前記第Pの反転フラグ生成手段の出力論理値をデータ保持手段で保持した出力論理値と前記第1の多数判定手段の出力論理値との一致を判定し、判定結果の論理値を第1の反転フラグとして出力する第1の反転フラグ生成手段を備え、
    前記第1乃至第Pの反転フラグに応じて前記第1乃至第Pの前記並列データにおけるそれぞれのビット位置の論理値を反転する第1乃至第Pのデータ反転手段を、前記Nビットに対応してN組備え、
    前記第1乃至第Pの反転フラグを並列直列変換して時刻順に出力するフラグ出力手段を備え、
    前記第pのデータ反転手段の出力をpが1からPに対応して並列直列変換し、前記フラグ出力手段が出力する反転フラグの時刻順に同期して出力するデータ出力手段を、前記Nビットに対応してN組備える、ことを特徴とするデータインバージョン回路。
  17. 前記データ比較手段、前記多数判定手段、前記反転フラグ生成手段、前記データ反転手段、前記フラグ出力手段及び前記データ出力手段の少なくとも一つは、クロック信号に同期して動作し、前記クロック信号に同期した前記フラグ出力手段のデータ出力及び前記クロック信号に同期して前記データ出力手段からデータを出力する、ことを特徴とする請求項16記載のデータインバージョン回路。
  18. 前記データ比較手段、前記多数判定手段、前記反転フラグ生成手段、前記データ反転手段、前記フラグ出力手段及び前記データ出力手段の少なくとも一つは、クロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期して動作し、前記クロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期した前記フラグ出力手段のデータ出力並びに前記クロック信号の立ち上がり及び立ち下がりに同期して前記データ出力手段からデータを出力する、ことを特徴とする請求項16記載のデータインバージョン回路。
  19. 前記フラグ出力手段から出力されるデータは、前記データ出力手段から出力されるデータがデータインバージョン回路に入力される元のデータの論理値を反転したものであるか否かの情報を有している、ことを特徴とする請求項16記載のデータインバージョン回路。
  20. 前記Pは、2又は4である、ことを特徴とする請求項16記載のデータインバージョン回路。
  21. 前記所定の数は、N/2あるいはその前後の整数値である、ことを特徴とする請求項16記載のデータインバージョン回路。
  22. 請求項16乃至21のいずれか一に記載のデータインバージョン回路を備えている、ことを特徴とする半導体装置。
  23. プリフェッチ動作により一度にメモリアレイから読み出された複数個のデータをクロック信号の立ち上がり側に対応するデータと前記クロック信号の立ち下がり側に対応するデータとに分離して入力し、前記Pは2である請求項16記載の前記データインバージョン回路を備えている、ことを特徴とする半導体装置。
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