JP2004068542A - 建築用開閉装置における施錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッター装置に施錠具と係止具とからなる施錠装置を設けるにあたり、防犯性を向上させるように構成する。
【解決手段】シャッターカーテン1の座板1aの左右両端部に、座板施錠装置を構成する座板施錠具19を設ける一方、ガイドレール5下端部に座板施錠具19が施錠姿勢になることに基づいて係止する第一係止具20を設け、かつ、シャッターカーテン1の上下方向中間部に位置するスラット2の左右両端部に中間施錠装置を構成する中間施錠具8を設ける一方、ガイドレール4の上下方向中間部に第二係止具7を設け、シャッターカーテン1が全閉姿勢になることに伴い、座板施錠具19が第一係止具20に係止するとともに、中間施錠具8が第二係止具7に係止するように構成する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅やビル棟の建築物の開口部に建付けられる建築用開閉装置における施錠装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種建築用開閉装置においては、これが例えば住宅の窓部に設けられた窓シャッターである場合、窓(開口部)を閉鎖するシャッターカーテン(開閉体)を躯体側に係止するための施錠手段が設けられるのが一般的である。そして、住宅の窓部のような箇所に設けられる開閉装置の施錠手段(施錠装置)としては、シャッターカーテンの最下端に位置する座板と床面とのあいだにおいて係止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、開閉装置が手動式のものである場合、シャッターカーテンが閉鎖して床面に当接することに伴い、床面とのあいだに設けた施錠装置が自動的に施錠するように構成して防犯性を高めるようにしたものがあるが、このものでは、施錠装置を解錠する操作が必要で、その場合には、屈んでの操作が必要となり、操作性に劣るという問題があった。また、このように、シャッターカーテンの下端部で施錠する構成のものにおいては、ガイドレールの下端部をバールのような工具を用いて広げられると施錠装置が解錠してしまうことも考えられることから、昨今の防犯状況から鑑みてさらなる防犯対策が望まれており、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、躯体開口部に配したガイドレールを開閉体が移動することで開口部の開閉がなされる建築用開閉装置において、開口部を閉鎖する開閉体を躯体に施錠するにあたり、前記開閉体には、閉鎖方向端部に設けられ、開閉体の閉鎖で躯体側の第一係止具に係止して施錠する第一施錠具と、第一施錠具より開放側に設けられ、開閉体の閉鎖でガイドレールの第二係止具に係止して施錠する第二施錠具とが設けられているものである。
そして、このようにすることにより、シャッターカーテンが二箇所で施錠されることにより、防犯性のさらなる向上が計れる。
このものにおいて、本発明の第二施錠具は、開閉体の閉鎖作動に伴い第二係止具に係止して自動的な施錠がなされるように構成されているものとすることができ、操作性に優れたものにできる。
さらに、このものにおいて、本発明の第一施錠具は、開閉体の開閉作動に伴い第一係止具に係脱して、自動的な施錠−解錠がなされるように構成されているものとすることができ、屈んでの施錠−解錠操作が不要になって、操作性の更なる向上が計れる。
また、このものにおいて、本発明の開閉装置を手動式とし、第二施錠具と第二係止具との係止を解除することに連動して、開放方向に付勢された開閉体が開放して第一施錠具と第一係止具との係止が解除され、自動的な解錠がなされるように構成されているものとすることができ、開閉体の解錠操作を容易でかつ確実なものにすることができる。
さらにまた、このものにおいて、本発明の開閉装置は電動式とし、第二施錠具と第二係止具との施錠−解錠操作は手動によるものに構成されているものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態を図1〜図11の図面に基づいて説明する。図面において、1は住宅(躯体)の掃出し窓の屋外側に取付けられるシャッター装置(窓シャッター)のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、左右方向に長いスラット2を上下方向に複数連綴することにより構成され、最下端には座板1aが連結されたものに構成されている。さらに、前記シャッターカーテン1の上端部は、躯体開口部上方に設けられたシャッターケース3に回動自在に軸承された巻取りドラム4に連結されている。また、開口部の左右両側部には左右一対のガイドレール5が配設されており、該ガイドレール五のガイド溝5aにシャッターカーテン1の左右両側部をそれぞれ遊嵌状に内嵌することにより、シャッターカーテン1の開閉移動をガイド(案内)するように設定されている。そして、シャッターカーテン1は、巻取りドラム4の回転に伴い、巻取りドラム4に巻取られて開口部の開放をする全開姿勢と、巻取りドラム4から巻出されて開口部の閉鎖をする全閉姿勢とのあいだを開閉移動するように設定されている。
【0006】
ここで、本実施の形態のシャッター装置は手動式に構成されており、巻取りドラム4は、シャッターケース3の両側板3aに固定される固定軸4aと該固定軸4aに回動自在に外嵌するドラム4bと、固定軸4aとドラム4bとのあいだに介装されたバランス弾機(図示せず)とを備えて構成されている。そして、シャッターカーテン1が閉鎖作動をすることに伴い、バランス弾機は巻出されたシャッターカーテン1の自重とバランスする巻取り方向への蓄勢力(付勢力)を蓄勢するが、このものでは、シャッターカーテン1の全閉姿勢において、シャッターカーテン1の自重を上回る蓄勢力が蓄勢されるように設定されており、これによって、全閉姿勢のシャッターカーテン1は、所謂上り勝手になるように構成されている。
また、シャッター装置の屋内側には左右一対の引き戸式のガラス戸6が設けられている。
【0007】
さて、前記左右一対のガイドレール5は、シャッターカーテン1の左右側縁部を内嵌するガイド溝5aを構成する屋内外一対の側片部5b、5cと、これら側片部5b、5cの左右方向外方縁部を連結する状態の溝底片部5dとを備えて個断面略コ字形状に形成されている。そして、屋内外側片部5b、5cの開口側の端部には、互いに対向する側に向けて突出形成されたガイド片5e、5fがそれぞれ形成されているが、これらガイド片5e、5fは、それぞれモヘヤ等の傷付き防止部材が嵌入するポケット形状に形成されていて、シャッターカーテン1の保護が計れるように構成されている。
さらに、ガイドレール5の上下方向中間部に位置する屋内側片部5bには、中間施錠装置を構成する第二係止具(錠受け具)7が一体的に設けられている。前記第二係止具7は、側面視で上下方向中間部に位置する凹部7aが形成されるべく、屋外側に突出する上下一対の段差片部7b、7cを備えて形成されており、前記凹部7aが、後述するようにシャッターカーテン1側に配された中間施錠具8に対し、シャッターカーテン1の全閉姿勢で丁度対向する部位に位置する位置関係となるように配設され、該凹部7aに中間施錠具8が係止することでシャッターカーテン1の上下方向の移動規制がなされて、シャッターカーテン1の施錠をするように設定されている。また、前記係止具段差片部7b、7cの上下には、先端側がガイドレール屋内側片部5bに沿うように傾斜した上下のガイド片部7d、7eが一体に形成されており、これら上下のガイド片部7d、7eの先端部が、ガイドレール屋内側片部5bに螺子止め固定されている。
【0008】
ところで、シャッターカーテン1を構成するスラット2は、上下縁部に、隣接するスラット2とインターロック結合するための連結部2a、2bがカール状に折曲形成されており、中間部に本体部2cが平板状に形成されたものに構成されている。そして、シャッターカーテン1の上下方向中間部に位置するスラット2、即ち、シャッターカーテン1の全閉姿勢で前記第二係止具7に対向するスラット2の左右両端部であるガイドレール5のガイド溝5a内嵌部位(左右方向両側縁部)の屋内側面に位置して、中間施錠装置を構成する一対の中間施錠具(本発明の第二施錠具に相当する)8がそれぞれ固定されている。
尚、スラット2に配される一対の中間施錠具8は、それぞれ線対称の関係で設けられており、構成は何れも同様であるので、本実施例では、図1において、図面向かって右側に配設された中間施錠具8についての詳細な説明をする。
【0009】
前記中間施錠具8は、スラット2の左右両側部(左右両端縁部)に沿って配されるケース体9を備えて構成されるが、該ケース体9は、スラット本体部2cにあてがわれ、リベット止め等による固定手段により固定される固定片9aと、これら固定片9aの上下の縁部から屋内側に向けて突出する上下一対の脚片9bとを備えて構成されている。尚、上下一対の脚片9bは固定片9aよりも左右方向内方(開口部側)に突出する状態で形成されており、ガイドレール5に組込まれた状態で、各脚片9bの内方端部は、ガイド溝5aの開口よりは溝底側に位置するように設定されている。そして、前記各脚片9bには、左右方向外方側部位(右端側部位であって、ガイド溝5aの溝底対向側部位)に位置して真円状の取付け孔9cが穿設される一方、内方側部位(左端側部位であって、ガイド溝5aの溝開口対向側部位)に位置して左右方向に長い長孔9dがそれぞれ穿設されている。
【0010】
10は、前記第二係止具7に係止するべくケース体9に対して出没作動する規制体であって、該規制体10は、ケース体固定片9aと屋内外方向に所定間隙を存して対向する連結片10aと、これら連結片10aの上下縁部から、屋外側方向に突出し、ケース体脚片9bの内側に沿って屋内外方向移動自在に配される側片10bとを備えて矩形状に形成されている。そして、各側片10bの外方側部位には、、前記ケース体脚片9bの両取付け孔9cに連通する第一取付け孔10cが穿設されており、また、側片10bの内方側部位には第二取付け孔10dが穿設されている。そして、ケース体9と規制体10とは、外方側部位のケース体両取付け孔9cと規制体両第一取付け孔10cとを挿通する第一枢支ピン11を介して揺動自在に連結されており、これによって、規制体10は、第一枢支ピン11を支点として、ガイドレール5の開口側部位である内方側部位が屋内外方向に揺動変姿自在となるように設定されている。
ここで、各側片10bの外方端側の屋外側コーナー部、つまりケース体固定片9a当接部はR状の切欠き部10eに形成され、規制体10の揺動が円滑になされるようになっている。
【0011】
さらに、規制体10とケース体9との内方側部位のあいだには、各脚片10bのそれぞれ内側面に沿って配される一対のリンク体12が介装されている。つまり、各リンク体12は長板状体に形成され、各端部にそれぞれ第一、第二貫通孔12a、12bがそれぞれ開設されている。そして、各リンク体12を、上下に位置する各脚片10bの内側面にそれぞれあてがい、各第一貫通孔12aと各脚片10bの第二取付け孔10dとを連通させ、これら連通する上下の孔12a、10d同志に、弾性を有した鋼材で形成された半リング状の止めピン(枢支ピン)13の両先端部をそれぞれ挿通させることにより、規制体10とリンク体12の一端部とが揺動自在となる状態で連結されている。一方、リンク体12の他端側の第二貫通孔12bは、上下のケース体脚片9bの長孔9dに連通され、これらの孔12b、9dを挿通する第二枢支ピン14によりケース体9に連結されている。これによって、リンク体12は、ケース体9の脚片9bに対し揺動自在、かつ、第二貫通孔12b側部位がケース体長孔9d内を移動自在となるように連結されている。
【0012】
さらに、ケース体9と規制体10とのあいだには、第一枢支ピン11に支持される状態でコイル弾機11aが介装されており、規制体10の内方側部位をケース体9から屋内側に向けて突出させる方向に付勢している。尚、コイル弾機11aは、一端部が規制体連結片10aに弾圧し、他端部がケース体9を弾圧するように構成されており、前記コイル弾機11aの一端部は、止めピン13の湾曲部を規制体連結片10a側に押し当てて止めピン13の支持も行うように構成されている。
【0013】
また、前記第二枢支ピン14には、上下一対のリンク体12のあいだに位置して、長板状の作動体15の長手方向一端部に形成された一対の取付け部15aが挿通されている。このように、前記作動体15は第二枢支ピン14に枢支されることにより、第二リンク体12の第二貫通孔12b部位とともに、ケース体9に対してケース体長孔9dのストローク分だけ左右方向に移動自在となるように連結されている。
【0014】
一方、16は、作動体15に連結される解錠具であって、該解錠具16は、中間施錠具8が配設されたスラット2に配されており、左右の中間施錠具8の作動体15に螺子止め等の手段によりそれぞれ連結される一対の連結バー16aと、これら連結バー16aの左右方向内方端部を連動連結する状態で配される操作摘み16bとを備えて構成されており、該操作摘み16bを回転させる解錠操作に基づいて、各連結バー16a(作動片15)を左右方向内方に向けて強制変位せしめるように設定されている。
【0015】
そうして、中間施錠具8は、規制体10がコイル弾機11aの付勢力を受ける自然状態において、図5(A)に示すように、規制体10の内方側部位が屋内側に向けて突出する施錠姿勢となるように設定されており、このとき、リンク体12は、規制体10の内方側部位が屋内側に突出することにより、第一貫通孔12a部位を屋内側方向に引っ張り、第二貫通孔12a部位が第二枢支ピン13とともにケース体長孔9dの外方端に係合する状態となっており、該係合により、規制体10の内方側部位への突出規制がなされるように設定されている。
これに対し、解錠具16の操作摘み16bが解錠操作され、作動体15がコイル弾機11aの付勢力に抗して左右方向内方に強制変位した場合、リンク体12の第二貫通孔12b部位は、作動体15に引っ張られる状態で第二枢支ピン14とともにケース体長孔9d内を内方端に係合するように移動するように設定されており、該ケース体長孔9dの内方端に係合する状態となることにより、リンク体12の第一、第二貫通孔12a、12bが略屋内外方向同位置に変位するリンク作動を行うように構成されている。これによって、中間施錠具8は、図5(B)に示すように、規制体10の内方側部位が屋外側、即ちケース体9側に引っ張られ、規制体10がケース体9内に没入する(内嵌する)解錠姿勢となるように設定されている。
【0016】
そして、シャッターカーテン1が閉鎖作動して、施錠姿勢の規制体10が第二係止具7の上側から対向した場合に、規制体10は、屋外側に向けて次第に突出するガイド片部7dに対向することにより、コイル弾機11aの付勢力に抗してケース体9に没入する方向(解除姿勢となる側)に押圧され、この状態で下降を続けることにより、規制体10の内方側部位が第二係止具7上側の段差片部7bを乗り越えることで、ガイド片部7dによる押圧が解除されるようにして施錠姿勢に復帰するように設定されている。そしてこの状態となると、図6(B)に示すように、屋内側に突出する規制体10が係止具凹部7aに嵌入しており、規制体10に対して段差片部7b、7cによる上下方向への係止がなされ、もって、シャッターカーテン1のガイドレール5(躯体側)への自動的な施錠がなされるように設定されている。
尚、前記施錠状態からの解錠は、解錠具16の操作摘み16bを解錠操作することで連結バー16aを介して作動体15をコイル弾機11aの付勢力に抗して左右方向内方に変位させ、これによって、リンク体12を介して規制体10がケース体9内に没入する解錠姿勢に変姿し、第二係止具7の段差片部7bとの係止を解除する構成となっており、このようにして、中間施錠具8と第二係止具7とは、解錠具16の手動操作に基づく解錠がなされるように設定されている。
【0017】
一方、前記座板1aは、上側座板17と下側座板18とにより構成され、上側座板17は、本体部となる屋内外一対の側片17a、17bと、これら側片17a、17bから上方に突出し、最下端のスラット2の下側連結部2bと連結する連結片17cと、屋外側の側片17bとのあいだに位置し、屋内側の側片17aを溝側片として下方が開口する状態で形成される凹部17dとが一体型成形されたものとなっている。前記下側座板18は、本体部となる屋内外一対の側片18a、18bと、屋外側の側片18bの下端から屋外側に突出する水切り板18cと、両側片18a、18bから上方に突出し、上側座板凹部17d内に上下方向摺動自在に内嵌される突片18dとを備えて構成されている。
そして、座板1aは、自然垂下状態では、下側座板突片18dの上端片18eが上側座板凹部17dの下端片17eに係合して、上下座板17、18とのあいだに隙間が形成される伸長姿勢となるように設定されている。これに対し、下側座板18が床面に設置したような場合では、下側座板突片18dが上側座板凹部17d内を摺動する状態で相対上動し、これによって、上下座板17、18とのあいだの隙間が閉塞される縮小姿勢となるように設定されている。尚、この縮小姿勢で、下側座板18は、水切り板18cが上側座板屋外側篇17bの下端部に当接することで上方への移動規制を受けるように設定されている。
【0018】
そして、座板1aの左右両端部に座板施錠装置を構成する座板施錠具19が設けられるが、上下座板17、18の左右両端部は、屋外側の側片17b、18bが一部切欠かれ、屋内側の側片17a、18aが屋外側から目視できるようになっている。そして、上側座板17の前記目視できる屋内側片17aに、座板施錠具19を構成する上側取付け片19aが固定されており、該上側取付け片19aに上側リンクプレート19bの上端部が揺動自在に連結されている。また、下側座板18の前記目視できる屋内側篇18aに下側取付け片19cが固定されており、該下側取付け片19cに下側リンクプレート19dの下端部が揺動自在に連結されている。そして、上側のリンクプレート19bの下端部と、下側のリンクプレート19dの上端部とがピン19eを介して枢支されており、該枢支部RPは、一方の座板17または18に対する他方の座板18または17の相対的な上下移動に伴い、屋内外方向に変位するように構成されている。
このように構成された座板施錠具19は、座板1aが伸長姿勢となって、上下座板17、18間に隙間がある状態では、図10(B)に示すように、上下側のリンクプレート19b、19d同志が、座板1aの側面に沿って略上下方向を向き、前記枢支部RPが座板1aの屋内側面からの突出の少ない解錠姿勢となるように設定されている。これに対し、座板1aが縮小姿勢となって、上下座板17、18間の隙間が閉塞された状態では、図10(A)に示すように、上下側のリンクプレート19b、19dがそれぞれ揺動してピン19eによる枢支部RPが屋内側に突出する施錠姿勢になるように設定されている。
【0019】
また、前記ガイドレール屋内側片部5bの下端部には、座板施錠装置を構成する第一係止具20が設けられており、該第一係止具20は、シャッターカーテン1が閉鎖に伴い座板1aが床面に接地して、座板施錠装置を構成する座板施錠具19が施錠姿勢となって、屋内側に突出する上下側リンクプレート19b、19dの枢支部RPの上部、詳しくは下側リンクプレート19dの上片部19eに対して上側から係止するように構成されており、座板施錠具19が解錠姿勢に変姿して枢支部RPが上下座板17、18の側部に退避することにより、枢支部RPとの干渉を解消(解錠)するように設定されている。
【0020】
このように構成された座板施錠装置において、座板1aの下側座板18が床面に接地した後、下側座板18とのあいだの隙間を埋めるようにして上側座板18が下動することにより、座板1aが縮小姿勢になることに伴い、座板施錠具19の上下側のリンクプレート19b、19dの枢支部RPが屋内側に突出する施錠姿勢に変姿し、ガイドレール5の第一係止具20に係止するように設定されており、これによって、座板施錠装置による自動的な施錠がなされるように設定されている。
これに対し、シャッターカーテン1の開放作動がなされて、上側座板17が下側座板18に先行して上動して伸長姿勢に変姿することに伴い、座板施錠具19が施錠姿勢から解錠姿勢に変姿し、第一係止具20との係止が解除されるように設定されており、これによって、座板施錠装置による自動的な解錠がなされるように設定されている。
【0021】
つぎに、このように構成された中間施錠装置と座板施錠装置とにおいて、座板施錠具19と第一係止具20、そして、中間施錠具8と第二係止具7とによる施錠−解錠手順について説明する。
シャッターカーテン1は、下端部から垂下するように設けられた操作紐1b等の操作により押し下げることで閉鎖作動が開始される(図11(A))。そして、シャッターカーテン1の閉鎖(下降)に伴い、中間施錠装置を構成する中間施錠具8も一体に下降する(図11(B))が、このとき、解錠具16による操作はなされておらず、中間施錠具8はコイル弾機11aの付勢力を受ける自然状態となっており、規制体10は、内方側部位が屋内側に突出する施錠姿勢を維持しながら閉鎖作動するように設定されている。因みに、規制体10は、施錠姿勢であってもガイドレール5の屋内側の側片部5bに干渉しないような突出量に設定されており、さらには、該屋内側に突出する規制体10により、ガイドレール5からの抜止めを行うように設定されている。
一方、座板施錠装置を構成する座板施錠具19は、座板1aを構成する上下座板17、18が自然垂下状態の伸長姿勢となっていることから、上下側リンクプレート19b、19dとの枢支部RPが座板1aの屋内側面からの突出が少ない解錠姿勢となっており、この状態では、枢支部RPがガイドレール5の側片部5b、5cと干渉しない状態となっている。
【0022】
そして、座板1aの下側座板18が床面に接地すると、下側座板18と上側座板17とのあいだの隙間を埋めるように上側座板17が下動するが、このとき、下側座板突片18dが下側座板突片18dが上側座板凹部17d内を摺動して相対上動し、これによって、座板1aは、図11(C)に示すように、上下座板17、18とのあいだの隙間が閉塞される縮小姿勢となる。この状態になることに伴い、座板施錠装置の座板施錠具19は、上下のリンクプレート19b、19dの枢支部RPが屋内側に突出する施錠姿勢に変姿し、枢支部RPが第一係止具20に係止されて座板施錠装置の施錠がなされるように設定されている。
【0023】
このように、座板1aの上下側座板17、18とが縮小姿勢となることで座板施錠具19が施錠姿勢となり、第一係止具20との係止(施錠)がなされることに伴い、これにタイミングを合せて、中間施錠具8は、前述したような手順に基づいて規制体10が第二係止具7の凹部7aに嵌入し、中間施錠具8と第二係止具7との施錠がなされるように設定されている。
尚、第一、第二施錠具8、19が第一、第二係止具7、20にそれぞれ係止している状態において、シャッターカーテン1の上下方向中間部に位置するスラットを持ち上げようとした場合、シャッターカーテン1は、中間施錠具8が施錠されているためシャッターカーテン1の中間部を開放側に移動させることができず、これによって、座板1aの上側座板17と下側座板18とが伸長姿勢となって座板施錠装置が解錠してしまうような不具合がなくなり、もって、座板施錠装置が自動的に施錠−解錠できるように構成されたものであっても、シャッターカーテン1が全閉姿勢となっている状態では、何れの施錠装置も施錠状態を維持することができて、防犯性が高められるようになっている。
【0024】
これに対し、中間施錠装置と座板施錠装置との解錠は、まず、解錠具16の操作摘み16bを解錠操作して第一施錠装置8を規制体10がケース体9内に没入する解錠姿勢に変姿させ、これに伴いシャッターカーテン1を上動させて規制体10が係止具上側段差片部7bを乗り越えることで、中間施錠具8と第二係止具7との係止が解除(解錠)されるようになっている。
このとき、本実施の形態のシャッター装置において、前記巻取りドラム4に介装されているバランス弾機は、前述したように上り勝手になるように設定されている。このため、施錠状態のシャッターカーテン1は施錠されることで上動が規制される状態となっており、前記解錠具16の操作摘み16bを操作することに伴い、中間施錠具8の規制体10が解錠姿勢になると同時に、シャッターカーテン1はバランス弾機の付勢力を受けて上動を開始し、例えば、図11(D)に示すような高さまでシャッターカーテン1が開放するように設定されている。このため、解錠具16の操作は、中間施錠具8の規制体10が上側段差片部7bを乗り越えるあいだだけ操作すればよいことになって、操作摘み16bの操作時間を短縮することができて、解錠操作が容易になるように構成されている。
尚、座板施錠装置は、前述したように、シャッターカーテン1の上動に伴い自動解錠する構成であるので、解錠具16の操作によるシャッターカーテン1の上動に伴い解錠して、前記上動を何ら損なうことはない。
【0025】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、引き戸式のガラス戸6の屋外側に設けられた手動式のシャッター装置は、ガラス戸6を開放してシャッターカーテン1の下端部を引き下ろすことで開口部を閉鎖作動するが、この場合に、シャッターカーテン1が全閉姿勢となると、シャッターカーテン1は、下端部の座板1aと躯体開口部床面側部位とが座板施錠具19と第一係止具20との係止により施錠されるとともに、上下方向中間部とガイドレール5とが中間施錠具8と第二係止具7との係止により施錠される。この結果、シャッターカーテン1はダブルロック(二重錠)状態となって、安全性の高いシャッター装置とすることができる。
【0026】
また、本発明が実施されたものにあっては、中間施錠具8と第二係止具7との係止(施錠)は、シャッターカーテン1の閉鎖に伴い自動的になされるので、施錠操作が不要になって、操作性に優れたものにできる。
【0027】
さらに、このものにおいて、座板施錠装置の施錠−解錠をシャッターカーテンの開閉作動に伴い自動的に行えるようにしたものでありながら、中間施錠装置を施錠することにより、シャッターカーテン1を少し上動させて座板施錠装置が解錠されてしまうような不具合が防止されており、これによって、座板施錠装置を自動施錠−解錠として、床面側部位での解錠操作が不要とできるものとして操作性の向上が計れるようにしたものでありながら、防犯性を何ら損なうことなく、優れたものにできる。
【0028】
さらに、このものにおいて、中間施錠装置の解錠操作は、解錠具16の操作摘みを解錠操作することにより、上り勝手のシャッターカーテン1が上動しながら解錠することになる結果、解錠操作の時間が短くても確実に解錠操作ができる。しかも、中間施錠装置の解錠具16は、上下方向中間部に位置しているため、わざわざ屈んで操作するような不具合がなく操作が容易であり、もって、操作性に優れた施錠装置とすることができる。
【0029】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、第一施錠具と第一係止具との構成、そして、第二施錠具と第二係止具との構成とは、少なくとも何れか一方のものの解錠操作について手動式になっていればよく、また、全て手動式で操作するような構成とすることも可能である。このように、下端部(座板1a)部位と、上下方向中間部部位とのそれぞれ異なる二箇所において施錠がなされる構成とすることにより、座板施錠装置、中間施錠装置の何れかが破壊されたとしても、もう一方の施錠装置が解錠される可能性を低減できて、高い防犯性を備えたものにできる。
また、前記実施の形態のものは、手動式のシャッター装置に二つの施錠装置が設けられる構成のものであるが、電動式のシャッター装置に二つの施錠装置を設けることもできる。
ところで、シャッター装置を電動式とした場合、施錠装置としては自動施錠−自動解錠が可能な座板施錠装置を用いるのが一般である。このため、手動式のシャッター装置を前記実施の形態のような構成とした場合では、座板施錠装置を設けたシャッターカーテンを、電動式のもの、手動式のものの何れのシャッター装置にも用いることができて、施錠具付きのシャッターカーテンを共通の仕様とすることができる。
尚、電動式のシャッター装置においては、中間施錠装置として手動施錠−手動解錠を用いることにより、中間施錠装置を補助施錠装置として機能せしめ、高度な防犯性を付与することができる。
【0030】
さらには、第一施錠具としては、前記実施の形態のように、座板の左右両端部に設けられる構成の他、座板の左右方向中間部に設ける構成とすることもでき、この場合では、シャッターカーテンの閉鎖に伴い床側(下側窓枠等)の躯体に取付けられた係止具に、上側から嵌合することで係止するような構成のものが採用される。
さらに、第二施錠具としては、前記実施の形態の他、ラッチ錠のようなもの等、種々の構成のもを採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の概略正面図である。
【図2】窓部における下部および上部を断面し、シャッター装置の取付け状態を説明する横断面図である。
【図3】図3(A)、(B)はそれぞれ係止具の側面図、正面図である。
【図4】図4(A)、(B)はそれぞれ施錠具の分解斜視図、組み立て状態を示す斜視図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ施錠具規制体の施錠姿勢、解錠姿勢を説明する平面図である。
【図6】図6(A)、(B)はそれぞれ要部の側面図、横断面図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれ上側座板の側面図、下側座板の側面図である。
【図8】図8(A)、(B)、(C)はそれぞれ座板施錠具の側面図、平面図、背面図である。
【図9】図9(A)、(B)はそれぞれ座板の側面図、背面図である。
【図10】図10(A)、(B)はそれぞれ座板施錠具の施錠姿勢を示す側面図、解錠姿勢を示す側面図である。
【図11】図11(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれシャッターカーテンの開閉状態を説明するシャッター装置のパターン図である。
【符号の説明】
1  シャッターカーテン
2  スラット
5  ガイドレール
5b  屋内側の側片部
7  第二係止具
7a  凹部
7b  上側段差片部
8  中間施錠具
9  ケース体
9d  長孔
10  規制体
11  第一枢支ピン
11a  コイル弾機
12  リンク体
13  止めピン
14  第二枢支ピン
15  作動体
16  解錠具
17  上側座板
18  下側座板
19  座板施錠具
20  第二係止具

Claims (5)

  1. 躯体開口部に配したガイドレールを開閉体が移動することで開口部の開閉がなされる建築用開閉装置において、開口部を閉鎖する開閉体を躯体に施錠するにあたり、前記開閉体には、閉鎖方向端部に設けられ、開閉体の閉鎖で躯体側の第一係止具に係止して施錠する第一施錠具と、第一施錠具より開放側に設けられ、開閉体の閉鎖でガイドレールの第二係止具に係止して施錠する第二施錠具とが設けられている建築用開閉装置における施錠装置。
  2. 請求項1において、第二施錠具は、開閉体の閉鎖作動に伴い第二係止具に係止して自動的な施錠がなされるように構成されている建築用開閉装置における施錠装置。
  3. 請求項1または2において、第一施錠具は、開閉体の開閉作動に伴い第一係止具に係脱して、自動的な施錠−解錠がなされるように構成されている建築用開閉装置における施錠装置。
  4. 請求項1、2または3において、開閉装置を手動式とし、第二施錠具と第二係止具との係止を解除することに連動して、開放方向に付勢された開閉体が開放して第一施錠具と第一係止具との係止が解除され、自動的な解錠がなされるように構成されている建築用開閉装置における施錠装置。
  5. 請求項1または2において、開閉装置は電動式とし、第二施錠具と第二係止具との施錠−解錠操作は手動によるものに構成されている建築用開閉装置における施錠装置。
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