JP3997399B2 - 建築用シャッター装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の窓や出入り口部等の開口部に設けられる建築用シャッター装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種建築用シャッター装置のなかには、シャッターカーテンの上下動(開閉作動)を手動で行うようにしたものがあり、このようなものでは、シャッターカーテンの上下方向中間部に手掛け部材を設け、該手掛け部材を介してシャッターカーテンを上方に押し上げたり、押し下げたりするようにして、操作性の改善を計っている。
ところで、このような手掛け部材を設ける場合、手掛け部材は、上方に持ち上げるときの手掛りとなる部位と、下方に押し下げるときの手掛りとなる部位との両者が必要である。そして、従来では、シャッターカーテンを構成するスラットの一枚に、貫通孔を形成し、該貫通孔に横長矩形の凹溝体を組込み、該凹溝体の上側片または下側片を手掛りとするように構成したもの、あるいは、複数のスラットを用いてシャッターカーテンを形成する際に、手掛りとなる突起が上下縁部に形成された特別なスラットを、シャッターカーテンの上下方向中間部位に予め組込む構成としたもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、前者のものでは、スラットに貫通孔を形成しなければならず、取付け作業が面倒になるばかりでなく、防水性等を考慮しなければならず製作工程が煩雑になるという問題がある。しかも、シャッターカーテンを巻取りドラムに巻取るようなものにおいて、このような手掛け部材をシャッターカーテンの上下方向中間部に位置するスラットに取付ける場合、巻取りドラムへの巻径が崩れることがないよう、手掛け部材の屋内外方向厚さ(前後方向厚さ)をシャッターカーテンの屋内外方向厚さよりも薄くしなければならないが、スラットの前後方向厚さを薄く形成した、例えば住宅用の窓シャッターのようなものに手掛け部材を設けるような場合では、手掛け部材の屋内外方向厚さも薄くしなければならないという問題がある。
一方、後者のものでは、シャッターカーテンの組込み過程で特別なスラットを組み込まなければならないため、シャッターカーテン製作の工程において自動化が損なわれるという問題があり、これらに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、開口部を開閉するシャッターカーテンに開閉操作用の手掛け部材を設けるにあたり、前記手掛け部材は、上下方向に対向する一対の手掛り用突起が屋内側に向けて突出形成され、該両手掛り用突起のあいだの平板状部が固定手段を介してスラットの屋内側面に取付けられていることを特徴とする建築用シャッター装置である。
そして、このようにすることにより、手掛け部材の取付け作業が容易になるばかりでなく、後付けすることも可能となる
請求項2の発明は、手掛け部材には、スラットに対し上下方向に係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第一の実施の形態を図1〜図4の図面に基づいて説明する。
図面において、1は住宅の掃出し窓の屋外側に取付けられるシャッター装置のシャッターカーテンであって、該シャッターカーテン1は、後述するように複数のスラット2を連装して構成され、最下端には座板3が連結されたものに構成されている。前記シャッターカーテン1の上端部は、躯体開口部上方に設けたシャッターケース4に回動自在に軸承された巻取りドラム5に連結されている。また、開口部の左右両側部には左右一対のガイドレール6が配設されており、シャッターカーテン1の左右両側部がそれぞれ内嵌されてシャッターカーテン1の開閉移動をガイド(案内)するように設定されている。そして、シャッターカーテン1は、巻取りドラム5の回転に伴い、巻取りドラム5に巻取られて開口部の開放をする開放姿勢と、巻取りドラム5から巻出されて開口部の閉鎖をする閉鎖姿勢とのあいだを開閉移動するように設定されている。
【0006】
さて、本実施の形態のシャッター装置は手動式であって、巻取りドラム5にはバランス弾機5aが内装され、シャッターカーテン1が閉鎖作動をすることに伴い、シャッターカーテン1を開放する方向の蓄勢力(付勢力)を蓄勢して、開口部に繰り出されたシャッターカーテン1の自重と略バランスするように設定されている。ここで、前記バランス弾機5aの蓄勢力は、シャッターカーテン1の閉鎖姿勢(全閉状態)では、シャッターカーテン1の自重を上回る大きさになるように設定されていて、所謂上り勝手となっている。
また、シャッター装置の屋内側には左右一対の引き戸式のガラス戸7が設けられており、シャッター装置の操作は、左右何れか一方のガラス戸7を開放した状態において行うように設定されている。
【0007】
そして、前記左右一対のガイドレール6は、シャッターカーテン1の左右側縁部を内嵌して移動案内するためのガイド溝6aが形成されており、これら左右の各ガイド溝6aの下端部に、施錠装置Rを構成する錠受け具8がそれぞれ一体的に設けられている。
一方、前記座板3の屋内側面には取付け凹部3aが形成され、該取付け凹部3aの左右両端部に施錠装置Rを構成する施錠具9が設けられている。そして、シャッターカーテン1が下動して開口部を全閉する閉鎖姿勢になることに伴い、左右の施錠具9が各ガイドレール6の錠受け具8にそれぞれ自動的に係合(施錠)するように構成されている。さらに、錠受け具8と施錠具9との係合解除(解錠)をするための解錠操作具10は、左右のガイドレール6を構成するガイド溝6aの屋内側に位置して配される各枠材6bの上下方向中間部にそれぞれ配されており、施錠装置Rは、前記左右に配された解錠操作具10の何れか一方を強制的に上方にスライド変位させる操作を行うことにより、左右の錠受け具8と施錠具9との係合が解除(解錠)されるように構成されている。このとき、前記解錠操作具10の配設位置は、前述したように、開口部の上下方向中間部となっているが、室内側に立つ平均的な大人が、起立したままで操作できる高さになっている。
【0008】
ところで、シャッターカーテン1を構成する前記各スラット2は、上下縁部にインターロック部2a、2bが折曲形成されており、上下方向中間部に位置するスラット本体部2cは下端部ほど屋外側に位置するよう傾斜状に形成され、これによって、屋外側面における雨水対策が計られている。さらに、各スラット2は、上側インターロック部2aとスラット本体部2cとのあいだに位置し下方ほど屋内側に傾斜する上側傾斜片2dと、スラット本体部2cと下側インターロック部2bとのあいだに位置し下方ほど屋内側に傾斜する下側傾斜片2eとが折曲形成されている。因みに、シャッターカーテン1の屋内外方向厚さH1は、スラット2の下側インターロック部2bの前端部とスラット本体部2cの上側の屋外側面とのあいだの長さ寸法に設定されている。
【0009】
そして、このようにして構成されたシャッターカーテン1の屋内側面に、本発明が実施された手掛け部材11が取付けられている。前記手掛け部材11は、樹脂材で一体型成形して長尺状に形成されており、本実施の形態では、シャッターカーテン1左右幅の略1/4程度の長さに設定された手掛け部材11の一対が、シャッターカーテン1の左右にそれぞれ設けられている。尚、手掛け部材11としては、左右方向に長い一つの手掛け部材11をシャッターカーテン1の左右幅全長に亘って設けることも可能であり、また、適宜長さに設定したものを複数設けることも可能であり、配設箇所や、種々の条件等に応じて適宜対応することができる。さらには、手掛け部材11の左右両端部位置は、ガラス戸7を全開しない状態で手掛け部材11に手を掛けてシャッターカーテン1の開放作動ができるような位置に設定されている。
【0010】
前記手掛け部材11は、後述するようにスラット本体部2cに固定される固定部11aが、本体部2aに沿うよう傾斜状に形成されており、該固定部11aの上縁部に、屋内外方向に突出する上片部が形成されている。この上片部は、屋内側ほど下位に位置する傾斜状に形成されており、該上片部の固定部11aに続く屋外側部位は、上側支持片11bとなってスラット上側傾斜片2dの屋内側面に沿って配設されるように構成されている。また、前記上片部の屋内側部位は本発明の手掛り用突起に相当する上側突起11cとなって、シャッターカーテン1を上動操作(開放操作)するときの手掛けとなるように構成されている。
さらに、前記手掛け部材固定部11aの下縁部には、屋内側に向けて折返し状に折曲する下側突起11d(本発明の手掛り用突起に相当する)が形成されておりシャッターカーテン1を下動操作(閉鎖操作)するときの手掛けとなるように構成されている。さらに、前記下側突起11dの屋外側面部位である折返し面部11eは、スラット下側傾斜片2eから下側インターロック部2bに至る部位の屋内側面に沿う形状に形成されている。
【0011】
このように形成された手掛け部材11は、上下方向適位置に位置するスラット2の左右方向適位置に固定されることになるが、本実施の形態では、固定部11aの屋外側面に、固定部11aの上下方向長さ全長に亘る幅に設定された両面テープ12の一方の面を接着し、該両面テープ12の他方の面をスラット本体部2aに接着することで固定されている。この固定状態において、手掛け部材11の上側支持片11bがスラット上側傾斜片2dの屋内側面に沿っており、下側の折返し面部11eがスラット下側傾斜片2eから下側インターロック部2cに至る部位の屋内側面に密接状に沿う状態となっている。このとき、手掛け部材下側突起11dの屋外側端部となる先端部11fは、上下のスラット2の連結部である上下のインターロック部2a、2b連結部に形成される隙間に入り込むような状態で取付けられている。
【0012】
そして、操作者は手指の先端を上側突起11cと下側突起11dとのあいだに差し込み、上側突起11c下側面を下側から持ち上る、または、下側突起11d上側面を上側から押し下げるようにすることで、シャッターカーテンの開放操作または閉鎖操作を行うことができる。このとき、上側突起11cの下側面または下側突起11dの上側面は、それぞれ固定部11aに対して略直交向する状態となっており、また、固定部11aは上下方向に長い面を有した両面テープ12によって固着されている。これによって、シャッターカーテン1を開閉操作するべく各突起11c、11dに対して上下方向に向く負荷を作用した場合に、該負荷による両面テープ12を剥離しようとする力は、上下方向に長く固着した両面テープ12全体で受けることになって、両面テープ12が剥離しにくくなるように構成されている。しかも、手掛け部材11は、上側突起11cを持ち上げるときは下側突起11dの先端部11fが下側インターロック部2cを押しやる状態となり、スラット2に対して上下方向に係合する係合部材として機能し、下側突起11dを押し下げるときは上側支持片11bがスラット上側傾斜片2dを押しやる状態となり、スラット2に対して上下方向に係合する係合部材として機能し、これによって、手掛け部材11自体の補強がなされるとともに、両面テープ12への負荷をさらに低減できるように設定されている。
【0013】
ところで、シャッターカーテンに手掛け部材11を固定したとき、該固定部位における屋内外方向の板厚H2は、図2(B)に示すように、シャッターカーテン1の屋内外方向の板厚H1よりも厚く(H2>H1)なっている。
一方、本実施の形態のシャッターカーテン1は、図4に示すように、屋外側面が内径側に位置する状態で巻取りドラム5に巻取られる、所謂逆巻方式の巻装状態となっている。このため、シャッターカーテン1を巻取りドラム6に巻取る場合に、手掛け部材11は、外径側に突出した状態で巻取られることになり、該手掛け部材11の固定部位が巻取りドラム5に巻取られ、さらにその外径側(外側)に、前記手掛け部材11の固定部位よりも閉鎖側のシャッターカーテン1が巻取られると、巻径に歪みが生じる惧れがある。そこで、本実施の形態では、図4に示すように、シャッターカーテン1を巻取りドラム5に巻取って、開口部を全開状態とする開放姿勢にしたとき、外側にシャッターカーテン1が巻取られない部位の何れかのスラット2に手掛け部材11を設けるようにして、手掛け部材11固定位置よりも閉鎖側のシャッターカーテン1が手掛け部材11に干渉しないように設定されている。
【0014】
このようにして位置決めして取付けられた手掛け部材11の上下方向位置は、本実施の形態のシャッター装置では、図1の実線で示すように、シャッターカーテン1の閉鎖姿勢において、解錠操作具10よりも僅かに下方位置に設定されている。そして、シャッターカーテン1は、前述したようにバランス弾機5aの付勢力により上り勝手に設定されていることから、解錠操作具10を操作して錠受け具8と施錠具9との係合を解除したとき、シャッターカーテン1はバランス弾機5aの付勢力を受けて上動し、図1の仮想線で示すように、解錠操作具10の上下方向の取付け位置と、手掛け部材11の上下方向の固定位置とが略等しい位置関係となっており、もって、手掛け部材11がより操作しやすい適位置に変位するように設定されている。
【0015】
さらに、手掛け部材11を固定した部位の屋内外方向の板厚H2は、手掛け部材11が固定されたシャッターカーテン1部位が、開口部上方のシャッターケース4への呑込み部からシャッターケース4内を移動するにあたり、シャッターケース4に干渉することがなく、しかも、上下の突起11c、11dが手掛として機能できる寸法に設定されている。因みに、本実施の形態のシャッターケース4は、コンパクト化を実施するため、シャッターカーテン1の最大巻径に対して近接状の側面を有して構成されており、手掛け部材11の突出寸法は、シャッターケース4側面と前記最大巻径との間隙、そして、開口部上方の呑込み部の寸法を考慮して設定されている。
【0016】
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、引き戸式のガラス戸7の屋外側に設けられた手動式のシャッター装置は、左右何れかのガラス戸7を開放してシャッターカーテン1の下端部を少し引き下ろし、続いて、シャッターカーテン1屋内側面に設けられた手掛け部材11の下側突起11dを押し下げることで開口部が閉鎖され、錠受け具8と施錠具9との施錠がなされる。一方、閉鎖姿勢のシャッターカーテン1を開放する場合では、左右何れか一方のガラス戸7を開放し、解錠操作具10を操作することで錠受け具8と施錠具9とを解錠し、シャッターカーテン1の屋内側面の上下方向中間部に固定された手掛け部材11の上側突起11dを持ち上げることで開口部が開放する。このように、シャッターカーテン1の開閉操作は、上下方向中間部の操作しやすい位置に設けられた手掛け部材11を操作することにより操作性よく行うことができる。
さらにこの場合に、手掛け部材11は、スラット2の本体部2cに沿うように形成された固定部11aを、両面テープ12を介して固定することにより取付けられているので、従来のスラットに貫通孔を形成するような手間がかかるようなことがなく、シャッターカーテン1に手掛け部材11を固定する作業が容易となる。しかも、このものでは、従来のようにシャッターカーテンを製作する過程で特別なスラットを組込むような必要がないので、シャッターカーテン1を製作した後、手掛け部材11を取り付けることができて後付けが容易となり、シャッターカーテン1製作の自動化も可能となって、生産性が向上する。
【0017】
さらに、本実施の形態のものでは、手掛け部材11は、上下方向幅広に設定された固定部11aの上下に、板面に対して略直交する面を有した上、下側突起11c、11dとしての手掛り用突起が形成されている。このため、上、下側突起11c、11dに上下方向の負荷が作用したとき、固定部11aとスラット本体部2cとのあいだに貼着された両面テープ12の面全体で負荷を受けることになって、両面テープ12の剥離が防止される。しかも、手掛け部材11には、上下方向の負荷に対応して、スラット2の上下の傾斜片2d、2eに上下方向係合する上側支持片11bと、下側突部先端部11fとが形成されているため、両面テープ12のさらなる剥離防止を計ることができる。
【0018】
また、このものでは、手掛け部材11を固定することで、該固定部位のシャッターカーテン1の屋内外方向の板厚H2が厚くなるが、このものでは、手掛け部材11が固定される屋外側面が外径となる逆巻方式となっており、そして、シャッターカーテン1を全開状態の開放姿勢としたとき、前記固定部位の外径に、該固定部位よりも閉鎖側のシャッターカーテン1が巻取られない位置関係で手掛け部材11が設けられている。このため、手掛け部材11がシャッターカーテン1の板厚H1よりも厚い板厚H2を有したものであっても、巻取りドラム6の巻径に影響を与えることがない。
【0019】
前述のような位置決めで手掛け部材11を位置設定した場合、手掛け部材11の取付け位置は、シャッターカーテン1の上下方向中央部というよりは下側気味になるが、このものでは、シャッターカーテン1は開口部を全閉状態とする閉鎖姿勢では上り勝手に付勢されているので、解錠操作具11による解錠操作と同時に上動変位し、手掛け部材11の固定位置も上動して、より操作しやすい位置に変位させることができて、操作性のさらなる向上を計れる。
【0020】
また、このものでは、施錠装置Rの解錠操作具10がガイドレール6の上下方向中間位置であり、操作者が起立したままで操作しやすい部位に位置して設けられている。このため、一方のガラス戸7を少し開放して、解錠操作具10を操作し、それに続いて手を左右方向に移動させれば、解錠操作具10と略同位置にまで上動した手掛け部材11を操作することができ、このようにしてシャッターカーテン1を開放できることにより、無駄な動きをすることなくシャッターカーテン1の開放作動が行えて、操作者の負担を軽減することができる。
【0021】
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、手掛け部材をスラットに固定する手段としては、前記第一の実施の形態で用いられる両面テープの他に、接着剤やビス止め等による固定も可能である。
また、手掛け部材の第二の実施の形態を図5、6に示す。
これらの図面において、シャッターカーテン1、ガイドレール6等の基本構成は、何れも前記第一の実施の形態と同様の構成となっている。そして、本実施の形態の手掛け部材13は、前記第一の実施の形態の手掛け部材11と同様に、固定部13a、上側支持片部13b、上側突起13c、下側突起13d、折返し面部13e、先端部13fを備えて形成されている。そして、さらに本実施の形態の手掛け部材13は、上側支持片13bおよび上側突起13cの上縁部に、スラット2の上側インターロック部2bに沿って伸長し、上下のインターロック部2b、2c間に形成される隙間に挟持状に嵌入する嵌入支持片13gが一体形成されている。これによって、手掛け部材13自体の補強がなされるとともに、手掛け部材13に作用する上下方向の負荷に基づくスラット2との固着部への負荷をさらに低減させる効果が期待できる。さらには、手掛け部材13のスラット2への装着姿勢の安定化の向上も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の概略背面図である。
【図2】図2(A)、(B)はそれぞれ要部を説明する斜視図、側面図である。
【図3】図3(A)、(B)はそれぞれ手掛け部材の側面図、要部の背面図である。
【図4】シャッターケース内におけるシャッターカーテンの巻取り状態を説明する側面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれ第二の実施の形態における要部を説明する斜視図、側面図である。
【図6】図6(A)、(B)はそれぞれ第二の実施の形態における手掛け部材の側面図、要部の背面図である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン
2 スラット
2a 上側インターロック部
2c 本体部
4 シャッターケース
5 巻取りドラム
5a バランス弾機
6 ガイドレール
7 ガラス戸
8 錠受け具
9 施錠具
10 解錠操作具
11 手掛け部材
11a 固定部
11b 上側支持片
11c 上側突起
11d 下側突起
12 両面テープ

Claims (2)

  1. 開口部を開閉するシャッターカーテンに開閉操作用の手掛け部材を設けるにあたり、前記手掛け部材は、上下方向に対向する一対の手掛り用突起が屋内側に向けて突出形成され、該両手掛り用突起のあいだの平板状部が固定手段を介してスラットの屋内側面に取付けられていることを特徴とする建築用シャッター装置。
  2. 手掛け部材には、スラットに対し上下方向に係合する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の建築用シャッター装置。
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