JP2551913B2 - 巻込み式スクリーン - Google Patents

巻込み式スクリーン

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JP2551913B2
JP2551913B2 JP5116459A JP11645993A JP2551913B2 JP 2551913 B2 JP2551913 B2 JP 2551913B2 JP 5116459 A JP5116459 A JP 5116459A JP 11645993 A JP11645993 A JP 11645993A JP 2551913 B2 JP2551913 B2 JP 2551913B2
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利幸 霜山
智士 大関
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Tostem Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば天窓等のよう
に、建物の高所に設けられる採光用窓に使用されるロ−
ル網戸、日除けスクリ−ン等の巻込み式スクリ−ンに係
り、特にその開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、住宅等の建築物に採光を目的として天窓を設ける例
が増えており、この天窓には、室内の換気機能を得るた
め、天窓の障子をスライド式あるいは回転式等の開閉自
在な構造にしていることが多い。しかし、開閉機構を有
する天窓の場合、障子を開けている時に、虫、ごみ等が
室内への侵入するおそれがある。そこでこのような虫等
の侵入を防止するため、天窓開口部に網戸を並設するも
のがある。ところが網戸が閉まった状態においては、採
光量が約30%程度減ることから、天窓の障子を閉じて
いる時には採光の観点から網戸を開けておくことが好ま
しい。従って、このような網戸には開閉機構を設けるこ
とが望まれる。また、このような網戸の他に、天窓や壁
面の高所の窓に採光量を調節するため開閉可能な日除け
スクリ−ンが設けられる場合がある。
【0003】前述のような天窓その他に用いられる網戸
や日除けスクリーン等のスクリーンを開閉する機構とし
て、実開平3−101798号公報に開示されているよ
うに、手つかみ式のストッパ係止解除機構を有するスク
リ−ンの開閉機構を採用することが考えられる。しか
し、天窓等は高い所に設置されるものであるため、前記
手つかみ式のストッパ係止解除機構を採用したのでは開
閉操作が非常に困難であり、また、足台等の乗って開閉
操作をする必要があるので危険である。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、高い所に
設置された場合にもその開閉を容易に行うことのできる
構造の巻込み式スクリ−ンを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、建物の高所の開口部の端部に取付けられ、
スクリ−ンを巻き取るばねおよびロ−ルを有するスクリ
−ンハウジングと、前記開口部の両側に設けられるガイ
ドレ−ルとを備え、前記スクリ−ンは先端にエンドバ−
を有し、該エンドバ−は両端部に前記各ガイドレ−ルの
ガイド溝に係合して摺動するガイド部を有し、該エンド
バ−の両端部に外方に突出するように付勢されたストッ
パを設け、前記ガイドレ−ルのスクリ−ンハウジング設
置部と反対側端部に前記ストッパをスクリ−ンの開閉動
作により自動的に係止するストッパ受部を設け、該エン
ドバ−に回動部材を取付け、該回動部材に操作棒が係合
する係合手段を設け、前記回動部材と前記ストッパとの
間に、前記操作棒および係合手段を介して前記回動部材
を回すことにより、前記ストッパを動かして前記ストッ
パ受部による係止を解く接続部材を設けたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明は、上記構造を有するので、スクリ−ン
が開いた状態から操作棒をエンドバ−の係合手段に係合
させて閉方向に引張ることにより、スクリ−ンのエンド
バ−が閉方向に移動してストッパがストッパ受部に自動
的に係止される。また、スクリ−ンが閉じている状態か
ら前記操作棒により回動部材を回動させると、接続部材
を介してエンドバ−の両端部に設けたストッパが動いて
ストッパ受部から外れ、スクリ−ンハウジングに設けた
ばねによりスクリ−ンが自動的に巻取られる。
【0007】
【実施例】図1は本発明による巻込み式スクリ−ンの一
実施例をロ−ル網戸ユニットに適用した場合を示す側面
断面図、図2は図1のZ矢視図、図3は図1のE−E断
面図である。図1は約15度の傾斜面を有する屋根に設
けられた天窓を示しており、20は天窓枠、21は中間
軸21aを中心としてレバ−21bの作動により回動さ
せることにより開閉する天窓の障子であり、天窓枠20
は垂木24に開口部枠27を介して取付けられる。22
は垂木24上に固定される野地板、23は該野地板22
上に固定される瓦桟(瓦は図示せず)、25は断熱材、
26は天井内装仕上材、28は前記開口部枠27に固定
された開口部内装材をそれぞれ示している。
【0008】本発明によるロ−ル網戸ユニットは、ロ−
ル網戸3を巻き取り収納するロ−ル網戸ハウジング1を
前記開口部枠27にねじ等の固定具30により固定し、
同様に左右のガイドレ−ル2を開口部枠27に同様の固
定具30により固定したものである。該ロ−ル網戸3は
中軸1aとロ−ル1cとの間に設けたコイルばね1bに
より該ロ−ル1cに巻き取られるように構成されてい
る。前記ロ−ル網戸3の先端にはエンドバ−4を取付け
ている。該エンドバ−4は、樹脂あるいはアルミニウム
押出形材等でなる主材4aの両側にガイド部4bを構成
する端部部材4cを固定したものである。なお、図はロ
−ル網戸3がロ−ル1cから引き出され、ロ−ル網戸3
が閉じている状態を示している。
【0009】図2、図3に示すように、前記エンドバ−
4は、両端部のガイド部4bを、前記左右のガイドレ−
ル2のガイド溝2aに摺動自在に内嵌させている。ま
た、ロ−ル網戸3の縁に固定した樹脂シ−トでなる縁材
3aをガイドレ−ル2内に固定した縁材ガイド2b内に
摺動自在に内嵌し、また、エンドバ−4にゴム等のクッ
ション材33を設け、ロ−ル網戸3を閉じた状態におい
てクッション材33を開口部内装材28に当接させるこ
とにより、ガイドレ−ル2とエンドバ−4と隙間が生じ
ないようにしている。
【0010】また、該エンドバ−4は、両端部にストッ
パ5を設けており、該ストッパ5はストッパケース5b
に突没自在に挿着され、内蔵スプリング31に外方に突
き出るように付勢されている。一方、前記各ガイドレ−
ル2は、ロ−ル網戸ハウジング1と反対側端部にストッ
パ受10を設けている。ここで、ストッパ受10のハウ
ジング1側の面は傾斜面10aに形成すると共に、スト
ッパ5のハウジング1と反対側の先端面は弧状面5aに
形成することにより、ロール網戸3を閉じる際に、スト
ッパ5の弧状面5aが傾斜面10aに接して滑らかにス
トッパ5が没入し、自動係止がなされるようにしてい
る。エンドバ−4はその略中央に穴4dを有し、該穴4
dに回動部材6を嵌合して取り付けており、該回動部材
6の下面側にフック状の係合手段7をねじ等の固定具1
2で固定し、上面側に設けた穴6bにワイヤ−等の可撓
性を有する接続部材8を貫通して接続している。該接続
部材8の両端部8aは、前記ストッパ5に設けた凸部5
cに接続している。
【0011】ロ−ル網戸3の開閉には、図4に例示する
ような操作棒9を用いる。まず、ロ−ル網戸3を閉じる
時には、前記操作棒9の先端フック部9aをエンドバ−
4の係合手段7に掛けて閉方向に引張る。これにより、
前記エンドバ−4の両端部のガイド部4bが前記左右の
ガイドレ−ル2のガイド溝2aに沿って移動し、ロ−ル
網戸ハウジング1と反対側端部において、前記ストッパ
5の先端弧状面5aがストッパ受10の傾斜面10aに
沿って摺動してストッパ5が没方向に動き、その後、ス
トッパ5がストッパ受10の係止面10bを過ぎようと
する瞬間にストッパ5は前記スプリング31に押されて
ストッパ受10に自動的に係止される。
【0012】反対に、ロール網戸3を開く際には、該操
作棒9の先端フック部9aを前記係合手段7に掛け、下
端ハンドル部9bを把持して回す。これにより、前記回
動部材6が図2の矢印X方向(またはY方向)に回動
し、該回動部材6に接続された接続部材8が矢印W方向
に引かれるので、ストッパ5がストッパケース5bに没
する方向に動いてストッパ受10から外れ、ロ−ル網戸
3は前記コイルばね1bによりロ−ル1cに自動的に巻
取られる。
【0013】このように、操作棒9により回動部材6を
回動させてロ−ル網戸3を開くことができ、また、操作
棒9でロ−ル網戸3を引き出して閉じることができるの
で、高い所に設置されたロ−ル網戸ユニットのロ−ル網
戸3の開閉操作を床面からでも容易に行うことができ
る。
【0014】なお、本ロ−ル網戸ユニットを操作棒9を
用いず操作できる低い位置に設置する場合も考慮して、
前記回動部材6の下面側に手回し式のハンドル11を取
付けて直接操作できるようにしている。
【0015】以上本発明をロ−ル網戸ユニットの実施例
により説明したが、上記実施例以外に、本発明の要旨を
逸脱しない範囲において、ロ−ル網戸ハウジング、ロ−
ル網戸、エンドバ−、ガイドレ−ル、回動部材、係合手
段、接続部材、操作棒の構造や組合せについて種々の変
更、付加が可能であり、また、日除けスクリ−ン等に適
用することが可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、エンドバ−に設けた回
動部材を、該回動部材に設けた係合手段を操作棒で操作
することにより、エンドバ−に設けたストッパとガイド
レ−ルに設けたストッパ受部との係合を外し、スクリ−
ンを開けることができ、また、操作棒でスクリ−ンを引
き出して閉じることができるので、高い所に設置された
巻込み式スクリ−ンのスクリ−ンの開閉を床面から容易
にかつ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻込み式スクリ−ンの一実施例を
ロ−ル網戸ユニットに適用した場合について示す側面断
面図である。
【図2】図1のZ矢視図である。
【図3】図1のE−E断面図である。
【図4】本発明による巻込み式スクリ−ンの開閉に使用
する操作棒の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ロ−ル網戸ハウジング 1a 中軸 1b コイルばね 1c ロ−ル 2 ガイドレ−ル 2a ガイド溝 2b 縁材ガイド 3 ロ−ル網戸 4 エンドバ− 4b ガイド部 5 ストッパ 6 回動部材 7 係合手段 8 接続部材 9 操作棒 10 ストッパ受 20 天窓枠 21 障子 27 開口部枠 28 開口部内装材 30 固定具 31 スプリング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の高所の開口部の端部に取付けられ、
    スクリ−ンを巻き取るばねおよびロ−ルを有するスクリ
    −ンハウジングと、前記開口部の両側に設けられるガイ
    ドレ−ルとを備え、前記スクリ−ンは先端にエンドバ−
    を有し、該エンドバ−は両端部に前記各ガイドレ−ルの
    ガイド溝に係合して摺動するガイド部を有し、該エンド
    バ−の両端部に外方に突出するように付勢されたストッ
    パを設け、前記ガイドレ−ルのスクリ−ンハウジング設
    置部と反対側端部に前記ストッパをスクリ−ンの開閉動
    作により自動的に係止するストッパ受部を設け、該エン
    ドバ−に回動部材を取付け、該回動部材に操作棒が係合
    する係合手段を設け、前記回動部材と前記ストッパとの
    間に、前記操作棒および係合手段を介して前記回動部材
    を回すことにより、前記ストッパを動かして前記ストッ
    パ受部による係止を解く接続部材を設けたことを特徴と
    する巻込み式スクリ−ン。
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