JP3474783B2 - 上げ下げ窓 - Google Patents

上げ下げ窓

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、上げ下げ窓に係
り、特に構造の簡素化および部品点数の減少を図った上
げ下げ窓に関する。 【0002】 【従来の技術】上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠
体内に上下方向に移動可能に可動障子を設け、この可動
障子を任意の高さ位置に停止可能なバランサーを前記縦
枠内に設けてなる上げ下げ窓は、例えば実開昭62−3
6181号公報、特公平4−17277号公報等により
既に知られている。図6は従来の上げ下げ窓の一例を示
す室内側正面図、図7は図6のB−B線拡大断面図であ
る。この上げ下げ窓は、上枠1a、下枠1cおよび左右
の縦枠1c,1cからなる枠体1内の上部に外障子2を
固定障子として設け、枠体1内の下部に内障子3を可動
障子として上下方向に移動可能に設けている。そして、
前記縦枠1c内には、バネ力で回転付勢されるナット4
1に螺合したネジ板を42介して前記内障子3を任意の
高さ位置に停止可能なネジ式バランサー43が取付けら
れている。 【0003】このネジ式バランサー43は、前記縦枠1
cに内側に開口して形成された縦溝1c内の上部に内側
から取付ネジ44で固定されたパイプ45を有してお
り、このパイプ45の下端部にナット41が回転可能に
取付けられ、パイプ45内には一端がナット41に連結
された図示しない螺旋バネが取付けられている。前記内
障子3の側部には、縦枠1cの縦溝7内を摺動可能なス
ライダー10が設けられ、このスライダー10に前記ネ
ジ板42が起立状態で取付けられ、このネジ板42が前
記ナット41に螺合されるとともに前記パイプ45内に
上下動可能に挿入されている。なお、前記縦枠1cに
は、内障子3の上端部に取付けられたクレセント錠17
を保護すべく内障子3の上限位置を規制するストッパー
46が前記パイプ45の取付ネジ44を隠すように取付
けられている。 【0004】このように構成された上げ下げ窓によれ
ば、螺旋バネのバネ力でナット41が回転付勢されるこ
とにより、ネジ板42を上方へネジ送りする付勢力を生
じさせ、この上方付勢力およびナット・ネジ板間等の摩
擦と内障子3の荷重をバランスさせることにより内障子
3を任意の高さ位置に停止させることができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記上
げ下げ窓においては、ネジ式バランサーを採用している
構造上、構造の煩雑化を余儀なくされていた。また、縦
枠の上部に内障子の上限位置を規制するストッパーを別
に取付けなければらないため、部品点数が多くなり、取
付けの手間およびコストの増大を招いている。なお、上
げ下げ窓用のバランサーとしては、例えば特開平8−1
35296号公報に記載されているように、バネ力で巻
取り付勢された吊下げ部材例えばワイヤを介して可動障
子を任意の高さ位置に停止可能にした巻取り式バランサ
ーが知られているが、上枠内に取付けられるように構成
されているため、取付けに手間がかかるだけでなく、上
枠にワイヤを貫通させる貫通孔または溝を加工する必要
がある。 【0006】本発明は、前記事情を考慮してなされたも
ので、構造の簡素化および部品点数の減少が図れる上げ
下げ窓を提供することを目的としている。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上枠、下枠お
よび左右の縦枠からなる枠体内に上下方向に移動可能に
設けられた可動障子と、この可動障子を任意の高さ位置
に停止可能なバランサーとを有する上げ下げ窓であっ
て、前記バランサーはバネで巻き取り付勢された吊下げ
部材を有しているとともに、バランサーは前記可動障子
の上限位置を規制するストッパーを兼ねるために前記
縦枠の上部内側部に固定されており、バランサーから繰
り出された吊下げ部材を前記縦枠内に挿通させて前記可
動障子から縦枠内に突出した部分に係止してなることを
特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基いて詳述する。図1は本発明の実施の形態で
ある上げ下げ窓を示す室内側正面図、図2は図1のA−
A線拡大断面図、図3はバランサーの取付構造を示す斜
視図、図4はバランサーの取付状態を示す断面正面図で
ある。図5は可動障子のスライダーの構造を示す斜視図
である。 【0009】図1ないし図2において、1は上げ下げ窓
の枠体で、この枠体1は、上枠1a、下枠1bおよび左
右の縦枠1c,1cにより方形に組立てられている。枠
体1内には、上部に外障子2が固定障子として設けら
れ、下部に内障子3が可動障子として上下方向に昇降可
能に設けられている。外障子2は、上枠1a、左右の縦
枠1c,1cおよび両縦枠1c,1c間に水平に掛け渡
された中間枠1dからなる区画内にガラスパネル4を装
着して構成されている。 【0010】内障子3は、上框5a、下框5bおよび左
右の縦框5c,5cを方形に組み、その区画内にガラス
パネル6を装着して構成されている。前記上枠1a、下
枠1b、縦枠1c、中間枠1d、上框5a、下框5bお
よび縦框5cは、形材例えばアルミニウム合金の押出形
材からなっている。なお、上枠1a、下枠1b、縦枠1
c、上框5a、下框5bおよび縦框5cは、室外側形材
と室内側形材を合成樹脂製の断熱ブリッジ材を介して結
合した断熱形材からなっていてもよい。また、ガラスパ
ネル4,6は、複層ガラスからなっていてもよい。 【0011】本実施の形態における上げ下げ窓は、図6
ないし図7に示した従来の上げ下げ窓と同様の枠構造か
らなっている。すなわち、縦枠1cには、いわゆるネジ
式バランサーが取付可能な、内側に開口した縦溝7が形
成されている。縦溝7には、その溝幅よりも狭い開口8
を形成するためにリブ9が設けられている。 【0012】枠体1c内に内障子3を昇降可能および取
外可能に設けるために、内障子3の両側下部には前記縦
枠1cの縦溝7内を上下方向に摺動可能なスライダー1
0が設けられている。このスライダー10は、縦溝7の
開口8から取外せない状態で縦溝7内に上下方向に摺動
可能に収容されている。このスライダー10には、縦溝
7の開口8を通って横方向へ突出したピボット11が水
平軸回りに回動可能に設けられ、内障子3の下部には、
そのピボット11にネジ12で固定されるピボットバー
13が設けられている。これにより、内障子3は、ピボ
ット11を支点に室内側へ倒せる内倒し可能な構造にな
っているとともに、前記ネジ12を取外すことにより枠
体1から取外せるようになっている。 【0013】また、内障子3の上框5a内の両側には、
内障子3が室内側へ倒れないように係止したり、室内側
へ倒れるように解除したりするラッチ機構14が設けら
れている。このラッチ機構14は、内障子3の側部から
縦枠1cの縦溝7内に突出する方向に図示しないバネで
付勢されて縦溝7に係止される突部15と、そのバネ力
に抗して突部15を縦溝7内から後退させて係止状態を
解除するための操作部16とを有している。また、内障
子3の上端部には、内障子3を全閉位置で中間枠1d側
に係合させて施錠するためのクレセント錠17が設けら
れている。 【0014】そして、前記両縦枠1c,1cの上部内側
部には、図4ないし図5にも示すように、バネ力で巻取
り付勢された吊下げ部材であるワイヤ18を介して可動
障子である内障子3を任意の高さ位置に停止可能な巻取
り式バランサー19が取付けられている。この巻取り式
バランサー19は、従来の上げ下げ窓に取付けられてい
たストッパーの位置にストッパーと略同じ大きさで取付
けられており、内障子3を上方へ開けた際に、クレセン
ト錠17が上枠1aに衝突して損傷するのを防止すべく
内障子3の上限位置を規制するストッパーとしての機能
を兼ね備えている。 【0015】巻取り式バランサー19は、前記ワイヤ1
8を巻取ったワイヤ巻取りドラム20と、定荷重渦巻き
バネ21と、この渦巻きバネ21のバネ力をワイヤ巻取
りドラム20に伝達する動力伝達機構22と、これらを
収容したケーシング23とから主に構成されている。前
記動力伝達機構22は、ケーシング23に基端部が固定
された渦巻きバネ21の自由端側を巻取る渦巻きバネ巻
取りドラム24と、この渦巻きバネ巻取りドラム24と
前記ワイヤ巻取りドラム20を所定の回転比となるよう
に歯合連結する減速歯車機構25とから構成されてい
る。前記巻取り式バランサー19は、ワイヤ18を前記
縦枠1cの縦溝7内に繰り出すべく突出した繰り出し部
26を有している。この繰り出し部26は、少なくとも
ワイヤ巻取りドラム20のワイヤ繰り出し側が縦溝7内
に位置するように突出していればよく、これに伴ってケ
ーシング23の一部が縦溝7内に突出されていてもよ
い。 【0016】巻取り式バランサー19を縦枠1cの上部
内側部に取付けるために、本実施の形態ではブラケット
27が用いられている。このブラケット27を取付ける
ため、および巻取り式バランサー19の繰り出し部26
を縦枠1cの縦溝7内に挿入するため、縦溝7の開口8
にはリブ9の一部を切除した切除部28が設けられてい
ることが好ましい。ブラケット27は、例えば断面コ字
状で上下両端に断面L字状の脚部29,29を有し、両
脚部29,29が縦溝7の底壁部30にネジ31,31
で固定され、中央の取付面32が縦溝7の開口8に略面
一で位置されるている。 【0017】前記ワイヤ巻取りドラム20から繰り出さ
れたワイヤ18の先端には、掛止部としての輪33が設
けられ、前記内障子3から縦枠1c内に突出した部分好
ましくはスライダー10の上部には、前記ワイヤ18の
輪33を係止する第1の係止部としての鉤状の引掛け部
34が設けられている。なお、ネジ式バランサーを有す
る既存の上げ下げ窓においては、スライダー10にネジ
板の下端部を係止するための引掛け部34を有している
ため、この引掛け部34を第1の係止部として用いれば
よい。 【0018】前記ブラケット27の取付面32には、巻
取り式バランサー19を仮固定するための第2の係止部
としての切欠部35が設けられている。巻取り式バラン
サー19のケーシング23には、前記ブラケット27の
切欠部35に係止される断面L字状ないし鉤状の被係止
部36が設けられている。また、前記ブラケット27に
仮固定された巻取り式バランサー19を固着具であるネ
ジ37で本固定するために、巻取り式バランサー19の
ケーシング23上端には、ネジ37を挿通する挿通孔3
8を有する突片部39が設けられ、前記ブラケット27
の取付面32には、挿通孔38と対応する位置にネジ3
7を螺合するネジ孔40が設けられている。 【0019】そして、巻取り式バランサー19を取付け
る場合には、先ず前記スライダー10上部の引掛け部3
4にワイヤ18先端の輪33を係止し、次に渦巻きバネ
21のバネ力に抗して巻取り式バランサー19を上方へ
移動させ、前記ブラケット27の切欠部35に巻取り式
バランサー19の被係止部36を係止して巻取り式バラ
ンサー19を仮固定した後、この巻取り式バランサー1
9を前記ブラケット27にネジ37で本固定するように
構成されている。 【0020】すなわち、巻取り式バランサー19からワ
イヤ18の先端を掴んで渦巻きバネ21のバネ力に抗し
てワイヤ18を引っ張り出すことは相当の力を要して容
易ではないが、前述のようにワイヤ18先端の輪33を
スライダ10上部の引掛け部34に係止して、巻取り式
バランサ−19を上方へ移動させれば、比較的容易にワ
イヤ18を引き出すことができる。また、前述のように
して巻取り式バランサー19を取付けることにより、巻
取り式バランサー19を容易に取付けることができると
ともに、縦溝7の開口8から縦枠1cの縦溝7内にワイ
ヤ18を容易に挿通させることができる。 【0021】次に、以上の構成からなる上げ下げ窓の作
用および既存の上げ下げ窓を巻取り式バランサーを有す
るものに改造する方法を述べる。既存の上げ下げ窓が図
6ないし図7に示すようにネジ式バランサー43を有す
るものである場合には、先ず枠体1からストッパー46
を取外して、縦枠1cの縦溝7内からネジ式バランサー
43を取外す。このネジ式バランサー43を取外す作業
は、内障子3を室内側へ倒した内倒しの状態にするか、
あるいは内障子3を枠体1から取外した状態にして行う
ことが好ましい。 【0022】次に、縦枠1cの上部にブラケット27を
ネジ31で取付固定する。次に、巻取り式バランサー1
9のワイヤ18先端の輪33をスライダ10上部の引掛
け部34に係止し、渦巻きバネ21のバネ力に抗して巻
取り式バランサー19を手持ちで上方へ移動し、ケーシ
ング23に突設された被係止部36をブラケット27の
切欠部35に係止することにより巻取り式バランサ−1
9を仮固定する。次いで、その巻取り式バランサー19
をブラケット27に対して固着具であるネジ37で本固
定すればよい。これらの作業は、内障子3を内倒しにし
た状態で行えばよく、巻取り式バランサー19の取付作
業が済んだら、内障子3を元の垂直状態に戻せばよい。 【0023】このように前記上げ下げ窓によれば、ネジ
式バランサー19が取付けられていた縦枠1c内の空間
すなわち縦溝7を利用して巻取り式バランサー19の吊
下げ部材であるワイヤ18を挿通させ、ストッパーの位
置に巻取り式バランサー19を取付けるように構成され
ているため、ネジ式バランサーを有する既存の上げ下げ
窓をコンパクトで操作性のよい巻取り式バランサー19
を有するものに枠体1を分解することなく容易に改造す
ることができ、構造の簡素化および操作性の向上が図れ
る。枠体1を分解する必要がないので、未だ建物の躯体
に取付けられていないものは勿論のこと、既に建物の躯
体に取付けられているものにも容易に適用できる。 【0024】また、巻取り式バランサー19を取付ける
場合、スライダ−10上部の引掛け部34にワイヤ18
先端の輪33を係止し、渦巻きバネ21のバネ力に抗し
て巻取り式バランサー19を上方へ移動して、縦枠1c
の上部に設けたブラケット27の切欠部35に被係止部
36を係止して巻取り式バランサー19を仮固定した
後、この巻取り式バランサー19をブラケット27にネ
ジ37で本固定するように構成されているため、巻取り
式バランサー19からワイヤ18を容易に引き出すこと
ができるとともに巻取り式バランサー19を容易に取付
けることができ、取付作業性の向上が図れる。 【0025】特に、巻取り式バランサー19は、従来の
上げ下げ窓において、ストッパーが取付けられていた位
置に取付けられ、内障子3の上限位置を規制するストッ
パーとしての機能を備えているため、ストッパーを別に
設ける必要がなく、部品点数を減少させることができ、
取付の手間およびコストの低減が図れる。また、前記巻
取り式バランサー19は、縦枠1cの縦溝7内に突出さ
れる繰り出し部26を備えているため、巻取り式バラン
サー19を縦枠1cの上側部に取付けたとしても、簡単
な構造でワイヤ18を縦枠1cの縦溝7内に確実かつ容
易に挿通させることができる。 【0026】従来の巻取り式バランサーを有する上げ下
げ窓においては、上枠にワイヤを貫通させるための貫通
孔を加工する必要があり、また、この貫通孔にワイヤが
接触して擦れるおそれがあったが、本実施の形態の上げ
下げ窓では、そのような加工は不要で、ワイヤが擦れる
こともない。従って、本実施の形態の上げ下げ窓によれ
ば、構造の簡素化および耐久性の向上が図れる。 【0027】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、前記実施の形態で
は、吊下げ部材としてワイヤを繰り出す巻取り式バラン
サーが用いられているが、巻取り式バランサーとして
は、吊下げ部材として渦巻きバネを直接繰り出すもので
あってもよい。前記実施の形態では、内障子のみを可動
障子としたシングルハング式の上げ下げ窓が示されてい
るが、上げ下げ窓としては、内障子と外障子を非連動の
可動障子とした非連動ダブルハング式のものであっても
よい。 【0028】前記実施の形態では、縦枠の上部内側部に
ブラケットを介して巻取り式バランサーを取付けるよう
に構成されているが、ブラケットを用いずに縦枠の上部
内側部に巻取り式バランサーを直接取付けるように構成
されていてもよい。ワイヤの掛止部を係止するための第
1の係止部は、縦枠の縦溝内を摺動するスライダに設け
られていることが好ましいが、必ずしもスライダーに設
けられている必要はなく、可動障子から縦枠の縦溝内に
突出した部分に設けられていればよい。巻取り式バラン
サーの仮固定後または本固定後、巻取り式バランサーか
ら吊下げ部材を繰り出して先端の掛止部を第1の係止部
に係止するようにしてもよい。 【0029】 【発明の効果】以上要するに本発明によれば、上枠、下
枠および左右の縦枠からなる枠体内に上下方向に移動可
能に設けられた可動障子と、この可動障子を任意の高さ
位置に停止可能なバランサーとを有する上げ下げ窓であ
って、前記バランサーはバネで巻き取り付勢された吊下
げ部材を有しているとともに、バランサーは前記可動障
子の上限位置を規制するストパーを兼ねるために前記
縦枠の上部内側部に固定されており、バランサーから繰
り出された吊下げ部材を前記縦枠内に挿通させて前記可
動障子から縦枠内に突出した部分に係止してなるため、
構造の簡素化および備品点数の減少が図れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態である上げ下げ窓を示す室
内側正面図である。 【図2】図1のA−A線拡大断面図である。 【図3】バランサーの取付構造を示す斜視図である。 【図4】バランサーの取付状態を示す断面正面図であ
る。 【図5】可動障子のスライダーの構造を示す斜視図であ
る。 【図6】従来の上げ下げ窓の一例を示す室内側正面図で
ある。 【図7】図6のB−B線拡大断面図である。 【符号の説明】 1 枠体 1a 上枠 1b 下枠 1c 縦枠 3 内障子(可動障子) 10 スライダー 18 ワイヤ(吊下げ部材) 19 巻取り式バランサー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上枠、下枠および左右の縦枠からなる枠
    体内に上下方向に移動可能に設けられた可動障子と、こ
    の可動障子を任意の高さ位置に停止可能なバランサーと
    を有する上げ下げ窓であって、前記バランサーはバネで
    巻き取り付勢された吊下げ部材を有しているとともに
    バランサーは前記可動障子の上限位置を規制するストッ
    パーを兼ねるために前記縦枠の上部内側部に固定され
    ており、バランサーから繰り出された吊下げ部材を前記
    縦枠内に挿通させて前記可動障子から縦枠内に突出した
    部分に係止してなることを特徴とする上げ下げ窓。
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