JP5364496B2 - 開閉体用施錠装置 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の開閉体用施錠装置は、開閉体5の両側部5a,5aから突出する後退可能な錠バー15,15を、前記開閉体5の両側部5a,5aをガイドするガイドレール13,13内に設けた突起17,17に係止して前記開閉体5の開放方向の移動を規制する開閉体用施錠装置1であって、
前記開閉体5の先端に取り付けられ開口間口方向に延在する座板19と、
該座板19の長手方向に沿ってスライド自在となり係合した前記錠バー15,15を後退させて前記突起17,17との係止を解除する開閉体移動方向に離間した一対の平行なスライドバー23,25と、
前記錠バー15,15が突出する方向に該スライドバー23,25を付勢する付勢手段29,29と、
前記スライドバー23,25の一端側で該スライドバー同士の離間方向中央部に回動中心33が位置しそれぞれの該スライドバー23,25をスライドする係合ピン35,37が前記回動中心33を挟んで設けられ且つ前記座板19に沿って延出されたレバー39が前記開放方向側へ回転されることで前記錠バー15,15を後退させる方向に該一対のスライドバー23,25をスライドさせる操作部材31と、
を具備したことを特徴とする。
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に磁石43が固定されたことを特徴とする。
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に把持体43Aが固定されており、該紐41の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐41に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体44が設けられ、該保持体44には磁石を備えていることを特徴とする。
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に磁石を備える把持体43Aが固定されており、該紐41の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐41に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体44が設けられ、該保持体44には磁石を備えていることを特徴とする。
前記レバー39に紐の一端が固定され、該紐が磁性体で構成されていることを特徴とする。
前記操作部材31が、樹脂製本体部53と、該樹脂製本体部53の少なくとも一方の側面に固定されて前記レバー39の長手方向に延在し且つ前記一方の側面に略直角に嵌入する係合片55を有した金属製補強板57と、からなることを特徴とする。
前記レバー39の先端には、解錠操作方向と反対方向に突出して、その突出方向に対向する前記座板19の対向面19cに間隙73を介して近接する凸部75が形成されたことを特徴とする。
少なくとも前記スライドバー25と前記操作部材31とが、前記座板19に固定された錠ケース21に収容され、
少なくとも一方の前記スライドバー25近傍の前記錠ケース21には、前記操作部材31の前記係合ピン37にて加わる前記スライドバー25のモーメント方向Mの曲がりを規制する摺接ガイド突起77が設けられたことを特徴とする。
前記錠ケース21が、前記座板19に螺合するネジ81に貫通されて固定され、
該ネジ81の貫通する前記錠ケース21のネジ穴83が、前記ネジ81の締め込みにより前記錠ケース21の開閉体閉鎖方向の外側端面を、対向する前記座板19の対向面19cに押し当てる方向の反力を生じさせる傾斜面85を有することを特徴とする。
図1は本発明に係る開閉体用施錠装置の設けられる上下に開閉する開閉体の斜視図である。
開閉体用施錠装置1は、シャッター装置3の構成部材である開閉体、例えばスラット式のシャッターカーテン5に好適に用いることができる。シャッター装置3は、住宅用窓サッシ7の設けられた建物開口9の上部に収納ケース11が取り付けられ、開口9の左右に設けられたガイドレール13,13にて、収納ケース11に対し繰り出し・収納されるシャッターカーテン5が昇降ガイドされる。
開閉体用施錠装置1は、シャッターカーテン5の両側部5a,5aから突出する後退可能な錠バー15,15を、シャッターカーテン5の両側部5a,5aをガイドするガイドレール13,13内に設けた突起17,17に係止して、シャッターカーテン5の開放方向の上昇を規制する。
錠ケース21内には上下に離間した一対の平行なスライドバー23,25が座板19の長手方向(図4の左右方向)に沿ってスライド自在に収容される。それぞれのスライドバー23,25は、図2に示すように、軸27,27を介して錠バー15,15と連結されている。スライドバー23,25は、軸27,27が接近する方向にスライドされることで、錠バー15,15を後退させて突起17,17との係止を解除する。なお、軸27,27は、スライドバー23,25から突出するように設けられ、これら軸27,27が錠バー15,15に穿設された図示しない孔に係合することで連結する構成としているが、このスライドバー23,25と錠バー15,15との連結構造は、これに限定されることなく、この構成以外のものとすることも可能である。
また、シャッターカーテン5は、全開状態で、座板19のほぼ全体が収納ケース11内に収納される。この状態で、レバー39に固定された紐41は、収納ケース11の下方へ垂下した状態となる。したがって、シャッターカーテン5を収納状態から引き出す際にも、紐41を引くことにより、シャッターカーテン5の閉鎖動作を容易に開始することができる。
錠バー15,15は、室内側から座板19の背面に固定されるので、背面側が開口される。開口された背面側開口の一部分が金属製の裏板45によって覆われる。裏板45は、操作部材31の支持軸47(図7参照)と、錠ケース21に形成された固定穴49(図7参照)に、ネジ51にて固定される。操作部材31は、樹脂製本体部53と、この樹脂製本体部53の少なくとも一方の側面に固定されてレバー39の長手方向に延在し且つ一方の側面に垂直に嵌入する係合片55を有した金属製補強板57と、からなる。図中、59a,59b,59cは補強リブ、61は金属製補強板57を不図示のネジにてネジ穴63に固定する固定穴、65a,65bは支持軸47の受け穴、67a,67bは紐41の導出穴、69はスタッド71(図7参照)を表出させる穴を示す。
本実施の形態では、少なくともスライドバー23,25と操作部材31の板状基部31aとが、錠ケース21内に収容される。また、少なくとも一方のスライドバー25の近傍の錠ケース21には、板状基部31aの係合ピン37にて加わるスライドバー25のモーメント方向(矢印M方向)の曲がりを規制する摺接ガイド突起77が設けられている。
図8は図2に示した開閉体用施錠装置の施錠状態を(a)、解錠状態を(b)に表した作用説明図である。
収納ケース11に収納状態のシャッターカーテン5が、閉鎖のために下降されると、突出された錠バー15,15が突起17,17に傾斜面で衝接し、コイルバネ29,29の付勢力に抗して錠バー15,15を両側部5a,5aから内側に後退させる。突起17,17を通過すれば、コイルバネ29,29の付勢力にて再び突出された錠バー15,15が図8(a)に示すように、突起17,17の下方に係止し、シャッターカーテン5の上昇が規制された施錠状態となる。なお、突起17,17は、自動解錠機能を設ける場合等には、常時突出状態の構成ではなく、突出状態を解除可能な可動式の態様、すなわち、錠バー15,15との係止状態を解除可能な構成とすることも可能である。
また、上記の実施の形態では、開閉体の開閉方向が上下方向とした例について説明したが、この開閉方向は上下方向でなくても良い。
5…開閉体(シャッターカーテン)
5a…両側部
13…ガイドレール
15…錠バー
17…突起
19…座板
19c…対向面(座板の水平面)
21…錠ケース
23,25…スライドバー
29…付勢手段(コイルバネ)
31…操作部材
33…回動中心
35,37…係合ピン
39…レバー
41…紐
43…磁石
53…樹脂製本体部
55…係合片
57…金属製補強板
73…間隙
75…凸部
77…摺接ガイド突起
81…ネジ
83…ネジ穴
85…傾斜面
Claims (7)
- 開閉体の両側部から突出する後退可能な錠バーを、前記両側部をガイドするガイドレール内に設けた突起に係止して前記開閉体の開放方向の移動を規制する開閉体用施錠装置であって、
前記開閉体の閉鎖方向先端に取り付けられ開口間口方向に延在する座板と、
該座板の長手方向に沿ってスライド自在となり係合した前記錠バーを後退させて前記突起との係止を解除する開閉体移動方向に離間した一対の平行なスライドバーと、
前記錠バーが突出する方向に該スライドバーを付勢する付勢手段と、
前記スライドバーの一端側で該スライドバー同士の離間方向中央部に回動中心が位置しそれぞれの該スライドバーをスライドする係合ピンが前記回動中心を挟んで設けられ且つ前記座板に沿って延出されたレバーが前記開放方向側へ回転されることで前記錠バーを後退させる方向に該一対のスライドバーをスライドさせる操作部材と、
を具備し、
前記レバーに紐の一端が固定され、該紐の他端に磁石が固定された開閉体用施錠装置において、
前記操作部材が、樹脂製本体部と、該樹脂製本体部の少なくとも一方の側面に固定されて前記レバーの長手方向に延在し且つ前記一方の側面に略直角に嵌入する係合片を有した金属製補強板と、からなることを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項1に記載の開閉体用施錠装置であって、
前記レバーの先端には、解錠操作方向と反対方向に突出して、その突出方向側に対向する前記座板の対向面に間隙を介して近接する凸部が形成されたことを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項1又は2に記載の開閉体用施錠装置であって、
少なくとも前記スライドバーと前記操作部材とが、前記座板に固定された錠ケースに収容され、
少なくとも一方の前記スライドバー近傍の前記錠ケースには、前記操作部材の前記係合ピンにて加わる前記スライドバーのモーメント方向の曲がりを規制する摺接ガイド突起が設けられたことを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項3記載の開閉体用施錠装置であって、
前記錠ケースが、前記座板に螺合するネジに貫通されて固定され、
該ネジの貫通する前記錠ケースのネジ穴が、前記ネジの締め込みにより前記錠ケースの開閉体閉鎖方向の外側端面を、対向する前記座板の対向面に押し当てる方向の反力を生じさせる傾斜面を有することを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
前記レバーに前記紐の一端が固定され、該紐の他端に把持体が固定されており、該紐の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体が設けられ、該保持体には磁石を備えていることを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
前記レバーに紐の一端が固定され、該紐の他端に磁石を備える把持体が固定されており、該紐の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体が設けられ、該保持体には磁石を備えていることを特徴とする開閉体用施錠装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
前記レバーに紐の一端が固定され、該紐が磁性体で構成されていることを特徴とする開閉体用施錠装置。
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