JP5364496B2 - 開閉体用施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、下降する開閉体の閉塞とともに開閉体を自動的に施錠する開閉体用施錠装置に関する。
従来より、開閉体用施錠装置として、レバー解錠式のものが知られている(例えば特許文献1参照)。この種の開閉体用施錠装置500は、例えば図11に示すように、開閉体501の下端部材である座板503の室内側に設けられ、開閉体501の両側部から突出する後退可能な錠バー505,505を、開閉体501の両側部501a,501aをガイドするガイドレール507,507内に設けた突起509,509に係止して、開閉体501の開放方向の上昇を規制する。
開閉体用施錠装置500は、錠ケース511を有し、図12に示すように、錠ケース511の中央部には支持軸513を中心に回動自在な操作部材515が設けられる。操作部材515にはレバー517が延出され、レバー517は図12(a)に示す起立位置から図12(b)に示す横方向に倒されることで、操作部材515を時計回りに回転させる。操作部材515には支持軸513を挟んで一対の係合ピン519,519が設けられ、係合ピン519,519は連動プレート521,523の内側端の長穴521a,523aに連結される。連動プレート521,523の外側端には錠バー505,505が連結され、連動プレート521,523は外側端が付勢手段であるコイルバネ525,525にて外側へ引っ張られることで、錠バー505,505を図12(a)の状態に両側部501a,501aから突出させている。
不図示の開口上部の収納ケースに収納状態の開閉体501が、閉鎖のために下降されると、突出された錠バー505,505が突起509,509に傾斜面で衝接し、コイルバネ525,525の付勢力に抗して錠バー505,505を両側部501a,501aから内側に後退させる。連動プレート521,523は、その際長穴521a,523aが係合ピン519,519に対しスライドすることでレバー517を揺動させない。突起509,509を通過すれば、コイルバネ525,525の付勢力にて再び突出された錠バー505,505が突起509,509の下方に係止し、開閉体501の上昇が規制され施錠状態となる。
一方、図12(b)に示すように、施錠状態においてレバー517が揺動されれば、係合ピン519,519を介して移動される連動プレート521,523にて錠バー505,505が内側に後退され、突起509,509との係止が解除されて、解錠状態となり、開閉体501を開放させる上昇が可能となる。なお、図中、527,527は連動プレート521,523と錠バー505,505を連結する軸、529,529は錠ケース取付ネジを示す。
実開昭62−196868号公報
しかしながら、上記従来の開閉体用施錠装置500は、開閉体の閉鎖方向が下向きであれば開閉体501の下端に設けられていることから閉鎖状態では足下の位置となることもあり、解錠時にはしゃがんでのレバー操作が必要になることに加え、コイルバネ525,525の付勢力が働いているレバー517を開閉体501の開放方向に対して横方向に倒す操作であるため、開閉体501を開放する動作(特に上向きに開放する場合は持ち上げる動作)と、レバー操作の方向が一致せず、レバー517が小さいこともあって、操作性の向上が望まれいていた。また、見栄えの良い外観を得ることから上下高さを低く抑えた省スペース形状としたい要請もあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、解錠操作性を向上させることができる開閉体用施錠装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の開閉体用施錠装置は、開閉体5の両側部5a,5aから突出する後退可能な錠バー15,15を、前記開閉体5の両側部5a,5aをガイドするガイドレール13,13内に設けた突起17,17に係止して前記開閉体5の開放方向の移動を規制する開閉体用施錠装置1であって、
前記開閉体5の先端に取り付けられ開口間口方向に延在する座板19と、
該座板19の長手方向に沿ってスライド自在となり係合した前記錠バー15,15を後退させて前記突起17,17との係止を解除する開閉体移動方向に離間した一対の平行なスライドバー23,25と、
前記錠バー15,15が突出する方向に該スライドバー23,25を付勢する付勢手段29,29と、
前記スライドバー23,25の一端側で該スライドバー同士の離間方向中央部に回動中心33が位置しそれぞれの該スライドバー23,25をスライドする係合ピン35,37が前記回動中心33を挟んで設けられ且つ前記座板19に沿って延出されたレバー39が前記開放方向側へ回転されることで前記錠バー15,15を後退させる方向に該一対のスライドバー23,25をスライドさせる操作部材31と、
を具備したことを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、スライドバー23,25、レバー39が、座板19の長手方向に沿って配設され、開閉方向に沿う長さとなる例えば上下の高さを低く抑えた省スペース形状を実現しながら、開閉体5の開放方向(例えば上方向)と、レバー39の解錠操作方向が一致する。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に磁石43が固定されたことを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、開閉体5の先端となる例えば下端に位置するレバー39が、磁石43にて上方に吸着配置された紐41を引き上げることで、しゃがむことなく、レバー操作と、開閉体5の開操作とが連続動作可能となる。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に把持体43Aが固定されており、該紐41の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐41に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体44が設けられ、該保持体44には磁石を備えていることを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、紐41の一端と他端との間の中途部分における任意の位置に停止可能な保持体44が設けられることで、紐41の中途部分を弛ませることなく磁石で吸着させることができ、例えば開放状態の開閉体5での紐41の垂れ下がりを必要な長さで調整でき、開閉体下部の開口部分での紐41が邪魔にならず、見栄えを悪くしない。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置であって、
前記レバー39に紐41の一端が固定され、該紐41の他端に磁石を備える把持体43Aが固定されており、該紐41の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐41に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体44が設けられ、該保持体44には磁石を備えていることを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、紐41の一端と他端との間の中途部分における任意の位置に停止可能な保持体44が設けられることで、紐41の中途部分を弛ませることなく磁石で吸着させることができ、さらに紐41の他端の把持体43Aも磁石を備えており、紐41の他端も吸着させることが可能であり、紐41を全長に亘って開閉体に吸着できて、開放状態の開閉体5での紐41の垂れ下がりをなくし、また、吸着位置を調整でき、紐41の弛みなどを防ぐことができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置であって、
前記レバー39に紐の一端が固定され、該紐が磁性体で構成されていることを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、レバー39に固定される紐自体が磁性体であることから、この紐自体を開閉体5に吸着させることができ、可撓性のある紐が自重で垂れ下がったり、位置の定まらない状態にならず、また、紐を弛ませることがない。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
前記操作部材31が、樹脂製本体部53と、該樹脂製本体部53の少なくとも一方の側面に固定されて前記レバー39の長手方向に延在し且つ前記一方の側面に略直角に嵌入する係合片55を有した金属製補強板57と、からなることを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、樹脂製本体部53に金属製補強板57が一体的に固定され、樹脂製レバー39の曲げ、ねじれ強度が高められる。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
前記レバー39の先端には、解錠操作方向と反対方向に突出して、その突出方向に対向する前記座板19の対向面19cに間隙73を介して近接する凸部75が形成されたことを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、開閉体5の閉鎖時、紐41が引かれると、凸部75が座板19の対向面19cに当たり、閉鎖力が凸部75を介し対向面19cに担持される。また、対向面19cとに間隙73を設けることで、通常、凸部75が対向面19cと非接触状態となる。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
少なくとも前記スライドバー25と前記操作部材31とが、前記座板19に固定された錠ケース21に収容され、
少なくとも一方の前記スライドバー25近傍の前記錠ケース21には、前記操作部材31の前記係合ピン37にて加わる前記スライドバー25のモーメント方向Mの曲がりを規制する摺接ガイド突起77が設けられたことを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、何らかの理由により錠バー15の後退動作に負荷がかかり、操作部材31のピン37から大きな回転力がスライドバー25に加えられた場合であっても、スライドバー25が曲がり方向に設けられた摺接ガイド突起77に受け止められ変形しない。
請求項記載の開閉体用施錠装置は、上記の開閉体用施錠装置1であって、
前記錠ケース21が、前記座板19に螺合するネジ81に貫通されて固定され、
該ネジ81の貫通する前記錠ケース21のネジ穴83が、前記ネジ81の締め込みにより前記錠ケース21の開閉体閉鎖方向の外側端面を、対向する前記座板19の対向面19cに押し当てる方向の反力を生じさせる傾斜面85を有することを特徴とする。
この開閉体用施錠装置では、ネジ81が締められると、ネジ81がネジ穴83の傾斜面85を押圧し、錠ケース21の開閉体閉鎖方向側の外側端面が対向する座板19の対向面19cに押し当てられ、錠ケース21が対向面19cから離間(浮上)して固定されなくなる。
本発明に係る請求項1記載の開閉体用施錠装置によれば、錠バーを後退させるスライドバーを上下に離間して座板に設け、スライドバーをスライドさせる操作部材をスライドバーの一端側でスライドバー同士の離間方向中央部に回動中心が位置するように配置したので、開閉方向に沿う長さ、例えば上下高さを低く抑えた省スペース形状を実現しながら、レバーを座板に沿って延出させ、開閉体の開放方向となる例えば上方向と、操作部材の解錠操作方向を一致させることができる。また、レバーを長くすることで、操作力を容易に低減させることができる。この結果、開閉体から突出する錠バーを後退させる解錠操作性を向上させることができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、レバーに紐の一端を固定し、この紐の他端に磁石を固定したので、開閉体の先端側、例えば下端に位置するレバーが、この磁石にて上方など他の手の届きやすい位置に吸着配置した紐を操作、例えば引き上げ操作することで、しゃがむなどの無理な体勢・姿勢をとることなく、錠バーの解錠操作と、開閉体の開操作を連続して行うことができ、解錠・開放操作性を向上させることができる。また、開閉体を収容状態から引き出す際にも、紐を引くことにより開閉体の閉鎖動作を容易に開始することができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、紐の一端と他端との間において、スライド移動自在で且つ任意の位置に停止可能な保持体が設けられることで、紐の中途部分を弛ませることなく磁石で吸着させることができ、例えば開放状態の開閉体での紐の垂れ下がりを必要な長さで調整でき、開口部分での紐が邪魔にならず、見栄えを悪くしない。また、紐を引くことでレバー操作が可能となり閉鎖状態の開閉体に対しての解錠操作と開放操作の操作性を向上させることができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、紐の一端と他端との間の中途部分における任意の位置に停止可能な保持体が設けられることで、紐の中途部分を弛ませることなく磁石で吸着させることができ、さらに紐の他端の把持体も磁石を備えており、紐の他端も吸着させることが可能であり、紐を全長に亘って開閉体に吸着できて、開放状態の開閉体での紐の垂れ下がりをなくし、また、紐に対して保持体がスライド移動することで吸着位置を調整でき、最適な位置での吸着保持を行え、必要な長さでの紐の位置を調整でき紐の弛みなどを防ぐことができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、レバーに磁性体よりなる紐の一端が固定されていることにより、この紐自体を開閉体に吸着させることができ、可撓性のある紐が自重で垂れ下がったり、位置の定まらない状態にならず、また、紐を弛ませることなく開閉体に沿わせて全長を吸着させることが可能となる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、操作部材が、樹脂製本体部と、この樹脂製本体部の少なくとも一方の側面に固定されてレバーの長手方向に延在し且つ一方の側面に略直角に嵌入する係合片を有した金属製補強板とからなるので、樹脂製レバーの強度を高め、変形や折れによる解錠動作不良をなくすことができる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、レバーの先端に、解錠操作方向と反対方向に突出して、その突出方向側に対向する座板の対向面に間隙を介して近接する凸部を形成したので、開閉体の閉鎖時、紐が引かれると、凸部が座板の対向面に当たり、閉鎖力が対向面に担持され、それ以上の引っ張り力がレバーに作用しなくなり、過剰な引っ張り力が加わることによるレバー等の破損を防止できる。また、座板の対向面とに間隙を設けることで、接触音(ビビリ音)や異音等の騒音を防止できる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、少なくともスライドバーと操作部材とが、座板に固定された錠ケースに収容され、少なくとも一方のスライドバー近傍の錠ケースには、操作部材の係合ピンにて加わるスライドバーのモーメント方向の曲がりを規制する摺接ガイド突起を設けたので、何らかの理由により錠バーの後退動作に負荷がかかり、操作部材のピンから大きな回転力がスライドバーに加えられた場合であっても、スライドバーが曲がり方向に設けられた摺接ガイド突起に受けられ、スライドバーが変形することによる解錠動作不良の発生を防止できる。
請求項記載の開閉体用施錠装置によれば、錠ケースが、貫通して座板に螺合するネジにて固定され、ネジの貫通するネジ穴が、ネジの締め込みにより錠ケースの開閉体閉鎖方向の外側端面を、座板の対向面に押し当てる方向の反力を生じさせる傾斜面を有するので、ネジが締められると、錠ケースの外側底端面が座板の対向面に確実に押し当てられる。これにより、錠ケースが座板の対向面から浮上して固定されなくなり、取り付け固定位置のばらつきなどを発生させることなく、また、スライドバーと錠バーの係合部に発生した変位により、これら部材の摺動負荷が増大することによる操作性の低下を防止できる。
本発明に係る開閉体用施錠装置の設けられる開閉体の斜視図である。 図1の開閉体に取り付けられた開閉体用施錠装置を室内側から見た正面図である。 図2のA−A断面図である。 錠ケース内を透視した正面図である。 開閉体閉鎖途中の正面視を(a)、側面視を(b)に表した図である。 レバー、裏板の分解斜視図である。 錠ケースの要部背面視を(a)、そのB−B矢視を(b)に表した図である。 図2に示した開閉体用施錠装置の施錠状態を(a)、解錠状態を(b)に表した作用説明図である。 本発明に係る開閉体用施錠装置の他の実施の形態におけるシャッター開放時の紐の垂下状態を(a)、紐の中途を吸着した状態を(b)に表した作用説明図である。 本発明に係る開閉体用施錠装置の他の実施の形態におけるシャッター閉鎖時の紐の吸着状態を(a)、紐の中途を折り返して吸着した状態を(b)に表した作用説明図である。 従来の開閉体用施錠装置の取り付けられた開閉体を内側から見た正面図である。 図11に示した開閉体用施錠装置の施錠状態を(a)、解錠状態を(b)に表した正面図である。
以下、本発明に係る開閉体用施錠装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る開閉体用施錠装置の設けられる上下に開閉する開閉体の斜視図である。
開閉体用施錠装置1は、シャッター装置3の構成部材である開閉体、例えばスラット式のシャッターカーテン5に好適に用いることができる。シャッター装置3は、住宅用窓サッシ7の設けられた建物開口9の上部に収納ケース11が取り付けられ、開口9の左右に設けられたガイドレール13,13にて、収納ケース11に対し繰り出し・収納されるシャッターカーテン5が昇降ガイドされる。
図2は図1の開閉体に取り付けられた開閉体用施錠装置を室内側から見た正面図、図3は図2のA−A断面図である。
開閉体用施錠装置1は、シャッターカーテン5の両側部5a,5aから突出する後退可能な錠バー15,15を、シャッターカーテン5の両側部5a,5aをガイドするガイドレール13,13内に設けた突起17,17に係止して、シャッターカーテン5の開放方向の上昇を規制する。
シャッターカーテン5の先端である下端には、開口9の間口方向に延在する座板19が取り付けられている。座板19は、例えばアルミ製の押出成形材からなり、図3に示すように、矩形断面形状の本体部19aの下部に水切り部19bが垂設され、本体部19aの背面下部には室内側に突出する水平面19cが形成される。開閉体用施錠装置1は、主要部材を収容する錠ケース21を有し、錠ケース21は下端面が対向する水平面19cに当接されて固定される。
図4は錠ケース内を透視した正面図である。
錠ケース21内には上下に離間した一対の平行なスライドバー23,25が座板19の長手方向(図4の左右方向)に沿ってスライド自在に収容される。それぞれのスライドバー23,25は、図2に示すように、軸27,27を介して錠バー15,15と連結されている。スライドバー23,25は、軸27,27が接近する方向にスライドされることで、錠バー15,15を後退させて突起17,17との係止を解除する。なお、軸27,27は、スライドバー23,25から突出するように設けられ、これら軸27,27が錠バー15,15に穿設された図示しない孔に係合することで連結する構成としているが、このスライドバー23,25と錠バー15,15との連結構造は、これに限定されることなく、この構成以外のものとすることも可能である。
スライドバー23,25のそれぞれには、錠バー15,15が突出する方向にスライドバー23,25を付勢する付勢手段としてのコイルバネ29,29が張架されている。すなわち、通常時、スライドバー23はコイルバネ29の付勢力により軸27が図4(a)の右方へ付勢され、スライドバー25はコイルバネ29の付勢力により軸27が図4(a)の左方へ付勢される。
錠ケース21内にはスライドバー23,25の一端側に操作部材31が回動自在に設けられている。操作部材31は、スライドバー23,25同士の離間方向中央部に回動中心33が位置する。操作部材31の板状基部31aには、スライドバー23,25をスライドする係合ピン35,37が回動中心33を挟んで設けられている。板状基部31aには座板19に沿ってレバー39が延出される。操作部材31は、レバー39が図4(b)に示すように、上方へ回転されることで、錠バー15,15を後退させる方向に一対のスライドバー23,25をスライドする。
レバー39の先端には紐41の一端が固定され、紐41の他端には磁石43が固定される。磁石43は、シャッターカーテン5の構成部材であるスチール製のスラットに磁気吸引力にて吸着可能となっている。これにより、図4に示すように、シャッターカーテン5の下端に位置するレバー39が、磁石43にて上方に吸着配置された紐41を引き上げることで、しゃがむことなく、レバー操作と、シャッターカーテン5の開操作とが連続動作可能となる。つまり、解錠・開放操作性を向上させることができる。
図5は開閉体閉鎖途中の正面視を(a)、側面視を(b)に表した図である。
また、シャッターカーテン5は、全開状態で、座板19のほぼ全体が収納ケース11内に収納される。この状態で、レバー39に固定された紐41は、収納ケース11の下方へ垂下した状態となる。したがって、シャッターカーテン5を収納状態から引き出す際にも、紐41を引くことにより、シャッターカーテン5の閉鎖動作を容易に開始することができる。
図6はレバー、裏板の分解斜視図である。
錠バー15,15は、室内側から座板19の背面に固定されるので、背面側が開口される。開口された背面側開口の一部分が金属製の裏板45によって覆われる。裏板45は、操作部材31の支持軸47(図7参照)と、錠ケース21に形成された固定穴49(図7参照)に、ネジ51にて固定される。操作部材31は、樹脂製本体部53と、この樹脂製本体部53の少なくとも一方の側面に固定されてレバー39の長手方向に延在し且つ一方の側面に垂直に嵌入する係合片55を有した金属製補強板57と、からなる。図中、59a,59b,59cは補強リブ、61は金属製補強板57を不図示のネジにてネジ穴63に固定する固定穴、65a,65bは支持軸47の受け穴、67a,67bは紐41の導出穴、69はスタッド71(図7参照)を表出させる穴を示す。
このように、操作部材31は、樹脂製本体部53に金属製補強板57が一体的に固定されることで、樹脂製レバー39の曲げ、ねじれ強度が高められている。これにより、操作部材31の変形や折れによる解錠動作不良が生じないようになっている。
図5に示すように、樹脂製本体部53のレバー39の先端には、解錠操作方向と反対方向に突出して、座板19の水平面19cに間隙73を介して近接する凸部75が形成されている。シャッターカーテン5の閉鎖時、紐41が引かれると、レバー39が撓る場合があるがその場合でも凸部75が座板19の水平面19cに当たり、閉鎖力が凸部75を介し水平面19cに担持される。つまり、過剰な引っ張り力が加わることによるレバー39の破損を防止できる。また、水平面19cとに間隙73を設けることで、通常、凸部75が水平面19cと非接触状態となる。これにより、凸部75と水平面19cが接触することによる接触音(ビビリ音)や異音等の騒音を防止している。なお、間隙73は、レバー39の凸部75が水平面19cに当接するまでにレバー39が破損しない程度の間隔距離であり、すなわち、各部の寸法公差や許容撓み量などを含んだ互いが接触しない若干量とされている。
図7は錠ケースの要部背面視を(a)、そのB−B矢視を(b)に表した図である。
本実施の形態では、少なくともスライドバー23,25と操作部材31の板状基部31aとが、錠ケース21内に収容される。また、少なくとも一方のスライドバー25の近傍の錠ケース21には、板状基部31aの係合ピン37にて加わるスライドバー25のモーメント方向(矢印M方向)の曲がりを規制する摺接ガイド突起77が設けられている。
何らかの理由により錠バー15,15の後退動作に負荷がかかり、板状基部31aの係合ピン37から大きな回転力がスライドバー25に加えられた場合であっても、スライドバー25が曲がり方向Mに設けられた摺接ガイド突起77に受け留められ変形しないようになっている。これにより、スライドバー25が変形することによる解錠動作不良の発生が防止されている。
錠ケース21は、座板19に設けられた角ナット79(図3参照)に螺合するネジ81,81に貫通されて固定される。ネジ81の貫通する錠ケース21のネジ穴83,83(図3参照)は、ネジ81の締め込みにより錠ケース21の下端面を、座板19の水平面19cに押し当てる方向の反力を生じさせる角度θで傾斜する傾斜面85を有する。なお、ネジ穴83は、図7に示したスタッド71の内部に形成されている。
ネジ81が締められると、ネジ81がネジ穴83の傾斜面85を押圧し、錠ケース21の下端面が座板19の水平面19cに押し当てられ、錠ケース21が水平面19cから離間(浮上)して固定されないようになっている。これにより、スライドバー23,25と錠ケース21の係合部に発生した変位により、これら部材の摺動負荷が増大することによる操作性の低下が防止されている。
次に、上記のように構成された開閉体用施錠装置1の作用を説明する。
図8は図2に示した開閉体用施錠装置の施錠状態を(a)、解錠状態を(b)に表した作用説明図である。
収納ケース11に収納状態のシャッターカーテン5が、閉鎖のために下降されると、突出された錠バー15,15が突起17,17に傾斜面で衝接し、コイルバネ29,29の付勢力に抗して錠バー15,15を両側部5a,5aから内側に後退させる。突起17,17を通過すれば、コイルバネ29,29の付勢力にて再び突出された錠バー15,15が図8(a)に示すように、突起17,17の下方に係止し、シャッターカーテン5の上昇が規制された施錠状態となる。なお、突起17,17は、自動解錠機能を設ける場合等には、常時突出状態の構成ではなく、突出状態を解除可能な可動式の態様、すなわち、錠バー15,15との係止状態を解除可能な構成とすることも可能である。
一方、図8(b)に示すように、施錠状態において、紐41を介してレバー39が上方へ揺動されれば、係合ピン35,37を介して移動されるスライドバー23,25にて錠バー15,15が内側に後退され、突起17,17との係止が解除されて、解錠状態となり、シャッターカーテン5を開放させる上昇が可能となる。このように、開閉体用施錠装置1では、スライドバー23,25、レバー39が、座板19の長手方向に沿って配設され、上下高さを低く抑えた省スペース形状を実現しながら、シャッターカーテン5の開放方向と、レバー39の解錠操作方向が一致する構成を有している。
したがって、上記した開閉体用施錠装置1によれば、錠バー15,15を後退させるスライドバー23,25を上下に離間して座板19に設け、スライドバー23,25をスライドさせる操作部材31をスライドバー23,25の一端側でスライドバー23,25同士の離間方向中央部に回動中心33が位置するように配置したので、上下高さを低く抑えた省スペース形状を実現しながら、レバー39を座板19に沿って延出させ、シャッターカーテン5の開放方向と、操作部材31の解錠操作方向を一致させることができる。
これにより、しゃがんでの操作であっても、シャッターカーテン5を開放する操作と同方向で、解錠の操作が行える。また、レバー39を長くすることで、操作力を容易に低減させることができる。この結果、シャッターカーテン5から突出する錠バー15,15を後退させる解錠操作性を向上させることができる。
なお、上述した開閉体用施錠装置1を構成する紐41と磁石43との組合せの他に、この紐41の中途に、図9に示すような保持体44を設ける構成としてもよい。この保持体44は、磁石を内蔵し、略方形ブロック状に形成され、長手方向両端に貫通穴を有する耳部が設けられている。紐41は一方の貫通穴から他方の貫通穴に挿通され、且つ、両貫通穴の間の保持体本体の表面に紐41の一部が接触状態とされ、紐41に沿ってスライド移動自在とされるとともに、紐41の任意の位置にて停止可能となっている。
この保持体44を具備する構成では、上記した磁石43と同等の把持体43Aを紐41の他端に設けることで、紐41に、2か所の磁石部分を備える構成とすることができる。これにより、紐41の先端と中途部分との2か所をシャッターカーテン5のスラットに磁気吸引力にて吸着することができる。これら把持部43Aと保持部44は、使い勝手に合せてそれぞれを或いは何れかをスラットに吸着可能であって、例えば、図9に示すようにシャッターを開放させた際、図9(a)に示すように、紐41の全体を垂れ下がるようにすることで、巻き上げられたシャッターカーテン5下端が頭上よりもさらに上に位置した際に、把持体43Aを垂れ下げることが可能となる。また、シャッターカーテン5の下端が手に届かないがそれ程高くない位置となった場合には紐41の中途の保持体44をスラットに吸着させ、把持体43のみを垂れ下がるようにすれば、紐41が垂れ下がり過ぎず、シャッター開放状態での開口における邪魔になることが無く、また見栄えも悪くならない。
また、図10に示すように、シャッターカーテン5を閉鎖した状態において、紐41を上述したようにシャッターカーテン5のスラットに吸着させるが、把持体43Aと保持体44とをそれぞれ吸着させる際に、レバー39からの手の届く距離が遠い場合、すなわちレバー39に対してしゃがむなどの無理な体勢・姿勢をとらなければならない場合には図10(a)に示すように紐41の全長に亘ってできるだけ真直に上方へ引き延ばすよう把持体43A,保持体44の各磁石を吸着させる。また、図10(b)に示すようにレバー39からの距離が短い場合には、紐41の中途となる保持体44の位置で紐41を折り返し、把持体43Aを下方に吸着させて、そして、開放操作時には、保持体44を掴み持ち、引き上げ操作を行うことでレバー39を揺動させ解錠及び開放操作を行うことが可能となる。
さらに、上記保持体44の紐41における位置をスライド移動させて変更可能であるので、紐41の吸着位置を変えることが可能となり、シャッターカーテン開放時においては紐41の垂れ下がり長さを調整することが可能となり、また、シャッター閉鎖時においてはレバー39からの延出長さを調整することが可能となる。
このように、紐41の中途位置に磁石を内蔵した保持体44を設けることで、レバー39に固定された紐41の弛みなどを防ぐことができ、紐41の垂れ下がり状態等を調整可能となる。
なお、上記した保持体44は、例えば、コードストッパーのようなバネなどの付勢部材を内蔵し、貫通する紐41を付勢部材の付勢力にて挟持して、この紐41に対する位置保持及びスライド移動を選択して行うことが可能な構成としてもよく、このようなコードストッパー構造であれば、保持体44の紐41に対する位置を任意に設定できるとともに、その位置から保持体44が不用意に移動してしまうことがなく、紐41を引っ張る際の手掛かりにもなる。
また、上記把持体43Aは、磁石を具備する構成としなくともよく、すなわち、紐41の中途部分に磁石を内蔵する保持体44をスライド移動自在に設け、紐41の他端に略ブロック状の把持体を設ける構成とする。このような例によれば、シャッターカーテン5に対して磁気吸引力にて保持体44を吸着配置でき、且つ吸着配置位置を、紐41に沿わせて保持体44をスライド移動することで任意の位置にでき、この保持体44に対して把持体が吊下状態となる。すなわち紐41の中途部分をシャッターカーテン5に仮止めするような構成となる。保持体44は、紐41に対してスライド移動自在であることから、紐41を十分に長い状態で使用したい場合には、保持体44を把持体に近接させて配置し使用すれば良く、また紐41をそれほど長く要しない場合には、保持体44を移動させ、保持体44と把持体との間の紐41を必要な長さで把持体を垂下状態とすれば良い。
また、上記したような紐41の中途部分に磁石を内蔵する保持体44を設け、把持体43Aを磁石としない構成の場合に、この把持体43Aを磁性を帯びていない磁性体、例えば鉄製の部材として構成しても良く、この場合、紐41の先端となる他端の把持体を、紐41の中途に位置する磁石よりなる保持体44に吸着させることが可能となり、把持体を垂れ下げた状態などとせず、保持体と把持体とを略一体な状態とし、紐41を短く使用するような場合に良好となり、且つ位置保持状態とすることが可能となる。
さらに、上記した保持体44の形状を短尺なパイプ状構造とし、紐41が貫通するような構成とするとともに、磁性体で構成しても良く、さらにはこのパイプ状保持体を複数で構成し、それぞれを紐41に通して配置し、且つ紐41に対してこのパイプ状保持体をスライド自在として、すなわち紐41の中途部分の複数箇所がシャッターカーテン5へ吸着可能とする構成としても良い。このような構成とすれば、不定形な紐41を複数箇所でシャッターカーテン5に吸着させることができ、中途が弛んで垂れ下がるなどを防止でき、また所望の長さで垂下状態とする、或いはシャッターカーテン閉鎖時に紐41の複数個所で吸着が行え、余剰部分を弛ませることがないなど、この紐41の中途部分をシャッターカーテン5に沿わせて吸着させることなども可能となる。
また、上記した各実施の形態では、レバー39に設けられる紐41に保持体44や把持体43,43Aなどの部材を設け、これらに磁石を内蔵する構成とし、シャッターカーテン5に吸着可能な構成とした例を示したが、紐41自体を磁性体とし、シャッターカーテン5に吸着できるよう構成しても良い。例えば、紐の構成として、小型な磁石を多数編み込んだ可撓性長体を紐としても良く、或いは可撓性を有するゴム磁石や樹脂磁石などを用い、紐として構成しても良く、さらには鎖状の構成、すなわち線材を環状に成形して繋げたもので構成しても良い。このような構成によれば、レバー39に固定される紐自体が磁性体であることで、この紐自体をシャッターカーテン5に吸着させることができ、可撓性のある紐が自重で垂れ下がったり、位置の定まらない状態にならず、また、紐を弛ませることなくシャッターカーテンに沿わせて全長に亘って吸着させることが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、開閉体がスラット式のシャッターカーテン5で構成されるシャッター装置3を例に説明したが、本発明は、これ以外に、オーバーヘッドタイプや、シートシャッター、パネルシャッター等の開閉体を有するシャッター装置に採用されても上述同様の効果を奏するものである。
また、上記の実施の形態では、開閉体の開閉方向が上下方向とした例について説明したが、この開閉方向は上下方向でなくても良い。
1…開閉体用施錠装置
5…開閉体(シャッターカーテン)
5a…両側部
13…ガイドレール
15…錠バー
17…突起
19…座板
19c…対向面(座板の水平面)
21…錠ケース
23,25…スライドバー
29…付勢手段(コイルバネ)
31…操作部材
33…回動中心
35,37…係合ピン
39…レバー
41…紐
43…磁石
53…樹脂製本体部
55…係合片
57…金属製補強板
73…間隙
75…凸部
77…摺接ガイド突起
81…ネジ
83…ネジ穴
85…傾斜面

Claims (7)

  1. 開閉体の両側部から突出する後退可能な錠バーを、前記両側部をガイドするガイドレール内に設けた突起に係止して前記開閉体の開放方向の移動を規制する開閉体用施錠装置であって、
    前記開閉体の閉鎖方向先端に取り付けられ開口間口方向に延在する座板と、
    該座板の長手方向に沿ってスライド自在となり係合した前記錠バーを後退させて前記突起との係止を解除する開閉体移動方向に離間した一対の平行なスライドバーと、
    前記錠バーが突出する方向に該スライドバーを付勢する付勢手段と、
    前記スライドバーの一端側で該スライドバー同士の離間方向中央部に回動中心が位置しそれぞれの該スライドバーをスライドする係合ピンが前記回動中心を挟んで設けられ且つ前記座板に沿って延出されたレバーが前記開放方向側へ回転されることで前記錠バーを後退させる方向に該一対のスライドバーをスライドさせる操作部材と、
    を具備し
    前記レバーに紐の一端が固定され、該紐の他端に磁石が固定された開閉体用施錠装置において、
    前記操作部材が、樹脂製本体部と、該樹脂製本体部の少なくとも一方の側面に固定されて前記レバーの長手方向に延在し且つ前記一方の側面に略直角に嵌入する係合片を有した金属製補強板と、からなることを特徴とする開閉体用施錠装置。
  2. 請求項1に記載の開閉体用施錠装置であって、
    前記レバーの先端には、解錠操作方向と反対方向に突出して、その突出方向側に対向する前記座板の対向面に間隙を介して近接する凸部が形成されたことを特徴とする開閉体用施錠装置。
  3. 請求項1又は2に記載の開閉体用施錠装置であって、
    少なくとも前記スライドバーと前記操作部材とが、前記座板に固定された錠ケースに収容され、
    少なくとも一方の前記スライドバー近傍の前記錠ケースには、前記操作部材の前記係合ピンにて加わる前記スライドバーのモーメント方向の曲がりを規制する摺接ガイド突起が設けられたことを特徴とする開閉体用施錠装置。
  4. 請求項記載の開閉体用施錠装置であって、
    前記錠ケースが、前記座板に螺合するネジに貫通されて固定され、
    該ネジの貫通する前記錠ケースのネジ穴が、前記ネジの締め込みにより前記錠ケースの開閉体閉鎖方向の外側端面を、対向する前記座板の対向面に押し当てる方向の反力を生じさせる傾斜面を有することを特徴とする開閉体用施錠装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
    前記レバーに前記紐の一端が固定され、該紐の他端に把持体が固定されており、該紐の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体が設けられ、該保持体には磁石を備えていることを特徴とする開閉体用施錠装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
    前記レバーに紐の一端が固定され、該紐の他端に磁石を備える把持体が固定されており、該紐の前記一端と前記他端との間に、任意位置に停止可能とされるとともに、該紐に対してスライド移動自在となって取り付けられる保持体が設けられ、該保持体には磁石を備えていることを特徴とする開閉体用施錠装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の開閉体用施錠装置であって、
    前記レバーに紐の一端が固定され、該紐が磁性体で構成されていることを特徴とする開閉体用施錠装置。
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