JP7090532B2 - 操作紐端部の把持体の構造 - Google Patents

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本発明は、引くことにより機器の開閉操作を行う開閉操作用紐端部の把持体の構造、例えば、建造物用シャッターとしての開閉体用施錠装置を開閉操作するための操作紐端部の把持体の構造に関する。
後述する図1及び図2に示されるように、従来より、建造物用シャッターとしての開閉体用施錠装置として、レバー解錠式のものが知られている。この種の開閉体用施錠装置は、金属製のスラットカーテンよりなる開閉体の下端部材である座板の室内側に設けられ、上記レバーの手動操作に連動させて、開閉体の両側部から突出する後退可能な錠バーを、開閉体の両側部をガイドするガイドレール内に設けた突起に係止して、開閉体の開放方向の上昇を規制する。
特許文献1に示される従来の開閉体用施錠装置では、上記レバーに操作紐を連結させ、この操作紐端部の把持体(吊り玉)を持って、操作紐を引き上げ又は引き下げ操作をすることにより、開閉体用施錠装置を作動させる。
この特許文献1に示される開閉体用施錠装置では、上記操作紐の把持体に磁石を固定させて、不使用の操作紐端部の把持体を金属製スラットカーテンよりなる開閉体の金属面に磁着させて仮保持させるようにしている。
特許第5364496号公報
上記特許文献1に示される従来の操作紐では、上記磁石を接着剤により操作紐端部の把持体の本体に接着固定させることにより接合させるようにしていた。
しかしながら、上記接着剤による磁石の接合では、接合の信頼性及び部品管理やコスト面において、問題があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、上記操作紐の端部の把持体本体に、接着剤を用いることなく、ワンタッチで磁石を取付固定させることにより、上記の問題を解決するものである。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る把持体の構造は、把持体外箱の内部に磁石を有し、磁石の磁着力により、金属外面部に磁着させて保持させるようにした操作紐端部の把持体の構造において、前記把持体外箱に形成された磁石挿入開口から磁石を把持体外箱の内部に挿入した状態において、磁石は把持体外箱の内部に設けられた弾性板状の保持爪片により保持されることを特徴とする操作紐端部の把持体の構造にある。
請求項2記載の本発明に係る操作紐端部の把持体の構造は、
操作紐1の端部に設けられる把持体2であって、把持体外箱3の内部に磁石4を有し、磁石4の磁着力により、金属外面部に磁着させて保持させるようにした操作紐端部の把持体の構造において、
前記把持体外箱3は、合成樹脂により一体的に形成され、把持体外箱3の内部には、前記操作紐1の端部が抜止収納される紐端部収納空間部5と、前記磁石4が収納保持される磁石収納空間部6とを有し、
磁石収納空間部6には、基端部が磁石収納空間部を構成する合成樹脂壁部と一体であり、先端部に磁石の保持爪部8を有する弾性板状の保持爪片7が磁石収納空間部6の表面又は裏面に沿って突出形成されている。
磁石収納空間部6は、把持体外箱3の外壁面に開口された磁石挿入開口9と連通し、磁石挿入開口9から磁石収納空間部6内に挿入保持された磁石4は、保持爪片7の内壁面と保持爪部8の保持内面8aと磁石収納空間部8の保持壁面との間に保持され、保持爪部8の先端外面には、磁石4が磁石挿入開口9から挿入されたときに、保持爪部8を弾性的に撓ませて磁石4の挿入をガイドする案内面8bを有することを特徴とする。
請求項3に記載される本発明では、
前記保持爪片7は、基端部が前記磁石収納空間部6を構成する合成樹脂壁部と一体であり先端部に前記磁石4の前記保持爪部8を有する弾性板状をなし、前記磁石収納空間部6の表面又は裏面の中間部に沿って突出形成され、
保持爪部8は、磁石収納空間部6内方に突出する略直角三角形状をなし、前記磁石4が前記磁石挿入開口9から挿入されたときに、磁石4が保持爪部8の略直角三角形状の傾斜面をなす案内面8bを押圧することにより保持爪片7を外方に撓ませて、磁石4を磁石保持爪片7の内壁面と保持爪部8の略直角三角形状の略直角保持内面8aと磁石収納空間部6の保持壁との間に保持させる請求項2記載の操作紐端部の把持体の構造を特徴としている。
前記保持爪部は、その前記案内面を保持爪部の先端部から基部の方向に後退するように断面湾曲状に形成させるようにしてもよい。
請求項5に記載される本発明は、
前記紐端部収納空間部5と前記磁石収納空間部6とは、前記把持体外箱3の内部における上下の内部位置に形成され、紐端部収納空間部5と磁石収納空間部6との間には隔壁11が形成され、紐端部収納空間部5の外周壁面を形成する把持体外箱3の上部壁部には前記操作紐1の挿入孔10が形成され、磁石収納空間部6の外周壁面を形成する把持体外箱3の下部壁部には前記磁石挿入開口9が形成され、磁石挿入開口9と上下に対向する隔壁11の壁面側から前記磁石収納空間部6内に、下端部となる前記先端部に前記磁石の保持爪部8を有する弾性板状の保持爪片7が磁石収納空間部6の表面又は裏面に沿って突出形成されている請求項2乃至4のいずれか1項記載の操作紐端部の把持体の構造を特徴とする。
請求項6に記載される本発明は、
前記紐端部収納空間部と前記磁石収納空間部とは、前記把持体外箱の内部における上下の内部位置に空間部が上下に連通された状態で形成され、紐端部収納空間部の外周壁面を形成する把持体外箱の上部壁部には前記操作紐の挿入孔が形成され、磁石収納空間部と連通する把持体外箱の裏面又は表面には前記磁石の磁石挿入開口が形成され、磁石収納空間部内には、前記先端部に前記磁石の前記保持爪部を有する弾性板状の保持爪片が磁石収納空間部の表面又は裏面に沿って突出形成されている操作紐端部の把持体の構造を特徴としている。
請求項7に記載される本発明は、
前記紐端部収納空間部は、前記把持体外箱の内部における上部の内部位置に形成され、前記磁石収納空間部は、前記把持体外箱の内部における下部の内部位置に形成され、紐端部収納空間部の外周壁面を形成する把持体外箱の上部壁部には前記操作紐の挿入孔が形成され、磁石収納空間部の外周壁面を形成する把持体外箱の一側部壁部には前記磁石挿入開口が形成され、磁石収納空間部には先端部に前記磁石の保持爪部を有する弾性板状の保持爪片が磁石収納空間部の表面又は裏面に沿って、磁石挿入開口と対向する磁石収納空間部の他側部内側壁から突出形成されている操作紐端部の把持体の構造を特徴としている。
上記本発明に係る操作紐端部の把持体の構造では、把持体外箱3の磁石挿入開口9から、磁石4を押し込み挿入させることにより、磁石4は、保持爪片7の保持爪部8に当たり、案内面8bを押圧することにより保持爪片7を外方に撓ませて、磁石収納空間部6内に挿入保持される。磁石収納空間部8内に挿入保持された磁石4は、保持爪片7の内壁面と保持爪部8の保持内面8aと磁石収納空間部8の保持壁面との間に保持されて、固定される。
上記本発明に係る磁着式把持体を有する操作紐は、一例として、建物用シャッターの開閉体用施錠装置を構成する操作レバーに結合して用いられる。把持体2を持って、操作紐1を引くことにより、操作レバーを作動させて開閉体用施錠装置を開閉操作する。操作紐1の不要時には、磁着式の把持体2を、建物用シャッターの金属製スラットカーテンの金属面に磁着させて、仮保持させる。
本発明に係る操作紐端部の把持体の構造によれば、磁石を把持体外箱内に押し込み挿入することにより、保持爪片の弾性により把持体外箱内部の磁石収納空間部内に固定させることができ、磁石を固定させるための接着剤が不要となる。これにより、コストカットとなり、経済性が優れている。
また、接着剤の量及び接着強度などに左右されることがなく、一定の信頼性を保つことが可能となり、磁石付き把持体の品質が向上する。
さらに、磁石を把持体に固定する作業が、押し込み弾圧のみとなり、簡易化される。従来の接着剤による磁石の固定では、磁石が確実に固定されているか、目視で確認することが困難であったが、本発明では目視での確認が可能となった。これにより磁石固定後の脱落の確認作業が簡易化される。
本発明に係る開閉体用施錠装置の設けられる開閉体の斜視図である。 図1の開閉体に取り付けられた開閉体用施錠装置を室内側から見た正面図である。 本発明の第1実施形態に係る把持体の裏面図(A),左側面図(B),一部を断面とした左側面図(C),横断面図(D),表面図(E)である。 本発明の第1実施形態に係る把持体の分解斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる把持体の裏面図(A),横断面図(B)である。 本発明の第3実施形態にかかる把持体の裏面図(A),横断面図(B)である。
(第1実施形態)
第1実施形態は、請求項1、2、3及び5に係る本発明の実施形態に相当する。
以下、本発明に係る操作紐端部の把持体の構造の第1実施形態を、図3及び図4を参照して説明する。
上記操作紐1の下端部に、吊り玉と称される上記把持体2が設けられている。把持体2は、把持体本体としての把持体外箱3の内部に磁石4を有し、磁石4の磁着力により、建物用シャッターを構成するスラットカーテンの金属外面部に磁着させて仮保持させるようにしている。
上記把持体外箱3は、合成樹脂により一体的に形成され、把持体外箱3の内部には、上記操作紐1の端部が抜止収納される紐端部収納空間部5と、上記磁石4が収納保持される磁石収納空間部6とを有している。磁石4は、矩形板状の、例えば、ネオジュウム磁石により形成されている。
磁石収納空間部6には、基端部が磁石収納空間部を構成する合成樹脂内壁面と一体であり、先端部に磁石の保持爪部8を有する弾性板状の保持爪片7が磁石収納空間部6の表面又は裏面に沿って突出形成されている。磁石収納空間部8は、把持体外箱3の外壁面に開口された磁石挿入開口9と連通し、磁石4は磁石挿入開口9から磁石収納空間部8内に挿入されて保持される。把持体外箱3の磁石収納空間部8内に挿入保持された磁石4は、保持爪片7の内壁面と保持爪部8の保持内面8aと磁石収納空間部8の保持壁面12との間に保持されている。保持壁面12は保持爪片7と表裏に対面する磁石収納空間部8の裏面又は表面に形成されている。
保持爪部8の先端外面には、磁石4が磁石挿入開口9から挿入されたときに、保持爪部8を弾性的に撓ませて磁石4の挿入をガイドする案内面8bを有している。
保持爪部8は、磁石収納空間部6内方に突出する略直角三角形状をなし、磁石4が磁石挿入開口9から挿入されたときに、磁石4が保持爪部8の略直角三角形状の傾斜面をなす上記案内面8bを押圧することにより保持爪片7を外方に撓ませて、磁石4を磁石保持爪片7の内壁面と保持爪部8の略直角三角形状の他辺をなす略直角保持内面8aと磁石収納空間部6の保持壁との間に保持させる。
把持体外箱3の内部には、操作紐1の先端側を持って下げた時に、上部側となる内部位置に、操作紐1の先端の端部が抜止収納される紐端部収納空間部5が形成され、下部側となる内部位置に磁石収納空間部6が形成されている。紐端部収納空間部5の上壁には、操作紐1が挿入される挿入孔10が形成され、操作紐1の大径端部1aが挿入保持されている。大径端部1aは、操作紐1の下端を結ぶことにより形成されている。
把持体外箱3の内部における上記上側の紐端部収納空間部5と上記下側の磁石収納空間部6との間には、隔壁11が形成され、隔壁11と対向する把持体外箱3の下壁には、上記磁石挿入開口9が形成されている。
磁石収納空間部6は、把持体外箱3の内部において、表裏方向の厚さの略半分の厚さとされている。磁石収納空間部6の表面(又は裏面)は、後述する区画壁13により形成され、裏面(又は表面)は、後述する保持壁面部12により形成されている。
磁石収納空間部6の表面(又は裏面)を形成する区画壁13は、把持体外箱3の内部において隔壁11の中間部に断面略T形に一体的に形成されている。区画壁13の中間には、上記磁石保持爪片7が形成されている。磁石保持爪片7は、その基部が隔壁11の側とされ、先端の保持爪部8が磁石挿入開口9の側とされた状態で、区画壁13の中間に略コ形状に一体的に形成され、磁石保持爪片7の両側と先端保持爪部8の周囲は、平面略コ形のスリット状の貫通溝に囲まれて、弾性を有する短冊形バネ板状とされている。磁石収納空間部6の磁石保持爪片7と表裏に対向する区画壁13の裏面の側は開口され、その開口の両側には、内外方向に連続する突起が形成され、左右突起の上面が磁石収納空間部8の裏面となる上記保持壁面部12とされている。左右突起よりなる保持壁面部12,12の間は把持体外箱3の裏面側に開口する開口面とされている。区画壁13の表面の側には、把持体外箱3の表面側に開口する凹部14が形成されている。
次に、上記実施形態に係る操作紐端部の把持体2の組み付け手順について説明する。
把持体2を構成する把持体外箱3の挿入孔10から紐端部収納空間部5内に、操作紐1の下端を挿入し、結ぶことにより大径端部1aを形成して、把持体外箱3を操作紐1の端部に結合させる。これと前後して、把持体外箱3の磁石挿入開口9から磁石収納空間部6内に、磁石4を挿入係合させる。
保持壁面部12は、磁石収納空間部8の裏面全体に形成される裏板形状とされていても良い。
また、磁石保持爪片7の先端保持爪部8の形状は、断面略半円形状若しくは断面略湾曲状に突出する形状とすることができる。
図1及び図2は、上記把持体2を有する操作紐1によって開閉操作される開閉体用施錠装置を示す。
開閉体用施錠装置101は、シャッター装置103の構成部材である開閉体、例えば金属スラット式のシャッターカーテン105に好適に用いることができる。シャッター装置103は、住宅用窓サッシ107の設けられた建物開口109の上部に収納ケース111が取り付けられ、開口109の左右に設けられたガイドレール113,113にて、収納ケース111に対し繰り出し・収納されるシャッターカーテン105が昇降ガイドされる。
開閉体用施錠装置101は、シャッターカーテン105の両側部105a,105aから突出する後退可能な錠バー115,115を、シャッターカーテン105の両側部105a,105aをガイドするガイドレール113,113内に設けた突起117,117に係止して、シャッターカーテン105の開放方向の上昇を規制する。
シャッターカーテン105の先端である下端には、開口109の間口方向に延在する座板119が取り付けられ、座板119には、開閉体用施錠装置101の錠ケース121を有している。
錠ケース121の側方には、座板119に沿って、上下回動式のレバー139が延出される。レバー139の先端には操作紐1の一端が固定され、操作1の他端には磁石を有する把持体2が固定されている。
把持体2を持って操作紐1を引き上げ操作することにより、レバー139を上方に回動させ、これにより錠ケース121内に収納される開閉体用施錠装置101の連動機構を介して、錠バー115,115を進退操作させる。
(実施形態2)
第2実施形態は、請求項1及び6に係る本発明の実施形態に相当する。
図5は、本発明の実施形態2に係る把持体2’を示している。
実施形態2の把持体2’において、紐端部収納空間部5と磁石収納空間部6とは、把持体外箱3の内部における上下の内部位置に空間部が上下に連通された状態で形成されている。
紐端部収納空間部5の外周壁面を形成する把持体外箱3の上部壁部には操作紐1の挿入孔10が形成され、磁石収納空間部6と連通する把持体外箱3の裏面又は表面には磁石4の磁石挿入開口9' が形成されている。磁石挿入開口9' の内部には操作紐1の大径端部1aが抜け止め収納される。磁石収納空間部6内には、先端部に磁石4の保持爪部8を有する弾性板状の保持爪片7が磁石収納空間部6の表面又は裏面に沿って突出形成されている。
実施形態2の把持体2’では、磁石挿入開口9' から磁石収納空間部6内に磁石4を挿入し、保持爪部8を弾動させて保持させる。その後、操作紐1の端部を挿入孔10から紐端部収納空間部5内に挿入して、端部を折り返すように結合させて、抜け止め保持させるようにする。
(実施形態3)
第3実施形態は、請求項1及び7に係る本発明の実施形態に相当する。
図6は、本発明の実施形態3に係る把持体2''を示している。 実施形態3に係る把持体2''の紐端部収納空間部5は、把持体外箱3の内部における上部の内部位置に形成され、磁石収納空間部6は、把持体外箱3の内部における下部の内部位置に形成されている。紐端部収納空間部5の外周壁面を形成する把持体外箱3の上部壁部には操作紐1の挿入孔10が形成され、磁石収納空間部6の外周壁面を形成する把持体外箱3の一側部壁部に磁石挿入開口9''が形成されている。磁石収納空間部6には先端部に磁石4の保持爪部8を有する弾性板状の保持爪片7が磁石収納空間部6の表面又は裏面に沿って、磁石挿入開口9''と対向する磁石収納空間部6の他側部内側壁から突出形成されている。
実施形態3の把持体2''では、把持体外箱3の側方の磁石挿入開口9''から磁石収納空間部6内に磁石4を挿入し、保持爪部8を弾動させて保持させる。
上記実施形態2又は3において、上記実施形態1と対応する構成部分には、共通の用語及び参照符号を付して、その詳細な説明は省略した。
なお、上記の実施の形態では、開閉体がスラット式のシャッターカーテン5で構成されるシャッター装置を例に説明したが、本発明は、これ以外に、オーバーヘッドタイプや、シートシャッター、パネルシャッター等の開閉体を有するシャッター装置に採用されても上述同様の効果を奏するものである。
また、上記の実施の形態では、開閉体の開閉方向が上下方向とした例について説明したが、この開閉方向は上下方向でなくても良い。
1 操作紐
1a 大径端部
2, 2',2'' 把持体
3 把持体外箱
4 磁石
5 紐端部収納空間部
6 磁石収納空間部
7 保持爪片
8 保持爪部
8a 保持内面
8b 案内面
9, 9',9'' 磁石挿入開口
10 挿入孔
11 隔壁
12 保持壁面部
13 区画壁
14 凹部

Claims (7)

  1. 操作紐端部に設けられ、把持体外箱の内部に磁石を有する把持体の構造において、
    前記把持体外箱に形成された磁石挿入開口から磁石を把持体外箱の内部に挿入したときに、磁石は、把持体外箱の内部に設けられた弾性板状の保持爪片を弾動させて把持体外箱の内部に保持されることを特徴とする操作紐端部の把持体の構造。
  2. 操作紐(1)の端部に設けられる把持体(2)であって、把持体外箱(3)の内部に磁石(4)を有し、磁石(4)の磁着力により、金属外面部に磁着させて保持させるようにした操作紐端部の把持体の構造において、
    前記把持体外箱(3)は、合成樹脂により一体的に形成され、把持体外箱(3)の内部には、前記操作紐(1)の端部が抜止収納される紐端部収納空間部(5)と、前記磁石(4)が収納保持される磁石収納空間部(6)とを有し、
    磁石収納空間部(6)には、基端部が磁石収納空間部を構成する合成樹脂壁部と一体であり、先端部に磁石の保持爪部(8)を有する弾性板状の保持爪片(7)が磁石収納空間部(6)の表面又は裏面に沿って突出形成され、
    磁石収納空間部(6)は、把持体外箱(3)の外壁面に開口された磁石挿入開口(9)と連通し、磁石挿入開口(9)から磁石収納空間部(8)内に挿入保持された磁石(4)は、保持爪片(7)の内壁面と保持爪部(8)の保持内面(8a)と磁石収納空間部(8)の保持壁面との間に保持され、保持爪部(8)の先端外面には、磁石(4)が磁石挿入開口(9)から挿入されたときに、保持爪部(8)を弾性的に撓ませて磁石(4)の挿入をガイドする案内面(8b)を有することを特徴とする操作紐端部の把持体の構造。
  3. 前記保持爪片(7)は、基端部が前記磁石収納空間部(6)を構成する合成樹脂壁部と一体であり先端部に前記磁石(4)の前記保持爪部(8)を有する弾性板状をなし、前記磁石収納空間部(6)の表面又は裏面の中間部に沿って突出形成され、
    保持爪部(8)は、磁石収納空間部(6)内方に突出する略直角三角形状をなし、前記磁石(4)が前記磁石挿入開口(9)から挿入されたときに、磁石(4)が保持爪部(8)の略直角三角形状の傾斜面をなす案内面(8b)を押圧することにより保持爪片(7)を外方に撓ませて、磁石(4)を磁石保持爪片(7)の内壁面と保持爪部(8)の略直角三角形状の略直角保持内面(8a)と磁石収納空間部(6)の保持壁との間に保持させることを特徴とする請求項2記載の操作紐端部の把持体の構造。
  4. 前記保持爪部は、その前記案内面が断面湾曲状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の操作紐端部の把持体の構造。
  5. 前記紐端部収納空間部(5)と前記磁石収納空間部(6)とは、前記把持体外箱(3)の内部における上下の内部位置に形成され、紐端部収納空間部(5)と磁石収納空間部(6)との間には隔壁(11)が形成され、紐端部収納空間部(5)の外周壁面を形成する把持体外箱(3)の上部壁部には前記操作紐(1)の挿入孔(10)が形成され、磁石収納空間部(6)の外周壁面を形成する把持体外箱(3)の下部壁部には前記磁石挿入開口(9)が形成され、磁石収納空間部(6)内には、下端部となる前記先端部に前記磁石の保持爪部(8)を有する弾性板状の保持爪片(7)が磁石収納空間部(6)の表面又は裏面に沿って突出形成されている請求項2乃至4のいずれか1項記載の操作紐端部の把持体の構造。
  6. 前記紐端部収納空間部と前記磁石収納空間部とは、前記把持体外箱の内部における上下の内部位置に空間部が上下に連通された状態で形成され、紐端部収納空間部の外周壁面を形成する把持体外箱の上部壁部には前記操作紐の挿入孔が形成され、磁石収納空間部と連通する把持体外箱の裏面又は表面には前記磁石の磁石挿入開口が形成され、磁石収納空間部内には、前記先端部に磁石の前記保持爪部を有する弾性板状の保持爪片が磁石収納空間部の表面又は裏面に沿って突出形成されている請求項2乃至4のいずれか1項記載の操作紐端部の把持体の構造。
  7. 前記紐端部収納空間部は、前記把持体外箱の内部における上部の内部位置に形成され、前記磁石収納空間部は、前記把持体外箱の内部における下部の内部位置に形成され、紐端部収納空間部の外周壁面を形成する把持体外箱の上部壁部には前記操作紐の挿入孔が形成され、磁石収納空間部の一側部壁面には磁石挿入開口が形成され、磁石収納空間部には先端部に前記磁石の保持爪部を有する弾性板状の保持爪片が磁石収納空間部の他側部内壁面から突出形成されている請求項2乃至4のいずれか1項記載の操作紐端部の把持体の構造。
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