JP2574324Y2 - ロール式網戸用巻き取りドラムの弾力調整装置 - Google Patents

ロール式網戸用巻き取りドラムの弾力調整装置

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JP2574324Y2 JP1992024222U JP2422292U JP2574324Y2 JP 2574324 Y2 JP2574324 Y2 JP 2574324Y2 JP 1992024222 U JP1992024222 U JP 1992024222U JP 2422292 U JP2422292 U JP 2422292U JP 2574324 Y2 JP2574324 Y2 JP 2574324Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば引き違い式の
窓に付設されるロール式網戸を構成する巻き取りドラム
が網を巻き取る弾力を調整するのに利用する。
【0002】
【従来の技術】引き違い式の窓に建て込まれる網戸の開
閉作業を、引戸障子の開閉作業に連動して行なわせる為
に従来から、実公昭51−51812号公報、同52−
5895号公報、同52−14382号公報、同52−
15089号公報、同52−32608号公報、同52
−44380号公報に記載されている様な、ロール式網
戸が提案されている。このロール式網戸に就いて、図4
〜5により説明する。
【0003】上枠1と下枠2と左右の竪枠3a、3bと
から成る窓枠4の内側には、内外1対の窓障子5a、5
bを、引き違い式に建て込んでいる。各窓障子5a、5
bはそれぞれ、水平方向に亙る上框6a、6b及び下框
7a、7bと、竪方向に亙る戸先框8a、8b及び召し
合わせ框9a、9bとにより、ガラスパネル10a、1
0bの四周を囲んで構成される。
【0004】上記竪枠3a、3bの内側面で、それぞれ
上記召し合わせ框9a、9bと対向する部分には、ケー
ス11a、11bを設けている。各ケース11a、11
b内にはそれぞれ巻き取りドラム12a、12bを、そ
れぞれ竪軸13a、13bを中心とする回転自在に設
け、各巻き取りドラム12a、12bに、網14a、1
4bの長さ方向一端を支持している。又、各網14a、
14bの長さ方向他端には、引き出し枠15a、15b
を支持している。上記各巻き取りドラム12a、12b
と固定の部分との間には捩りコイルばね(図示省略)を
設けて、各巻き取りドラム12a、12bに、網14
a、14bを巻き取る方向の回転力を付与している。
【0005】室内側(図4の下側)の窓障子5bを構成
する戸先框8bの室外側面(図4の上側面)には、透孔
16bを形成し、この透孔16bを通じて引っ張り片1
7bを、上記室外側面から出入自在としている。即ち、
この引っ張り片17bは、上記戸先框8bの室内側面に
設けた摘み18bの操作に基づいて、回動若しくは室内
外方向に平行移動し、その室外側端縁部に形成した引っ
掛け部19bを、上記室外側面から出入させる。
【0006】又、上記室内側の窓障子5bの閉鎖時に、
上記戸先框8bの室外側面と対向する引き出し枠15b
の室内側端縁部には、上記引っ掛け部19bと係合自在
な、鉤部20bを形成している。更に、上記引き出し枠
15bの上端部には、横軸37を中心として回転する吊
り下げローラ21を設けており、この吊り下げローラ2
1を、上枠1下面のガイドレール22の上面に載せてい
る。従って、上記引き出し枠15bの重量は、上記ガイ
ドレール22により支承される。
【0007】一方、室外側(図4の上側)の窓障子5a
を構成する戸先框8aの室内側面(図4の下側面)に
は、透孔16aを形成し、この透孔16aを通じて引っ
張り片17aを、上記戸先框8aの室内側面に設けた摘
み18aの操作に基づき、上記室内側面から出入自在と
している。又、上記室内側の窓障子5aの閉鎖時に、上
記戸先框8aの室内側面と対向する引き出し枠15aの
室外側端縁部には、上記引っ掛け部19bと同様構成の
引っ掛け部19aと係合自在な、鉤部20aを形成して
いる。
【0008】上述の様なロール式網戸を付設した引き違
い式の窓に於いては、夏期等、網戸が必要な場合には、
上記各摘み18a、18bの操作に基づき、各引っ張り
片17a、17bの引っ掛け部19a、19bを、戸先
框8aの室内側面及び戸先框8bの室外側面から突出さ
せておく。
【0009】この様に、引っ掛け部19a、19bを突
出させた状態で、例えば室外側の窓障子5aを開放方向
(図4の右方)に移動させると、上記引っ掛け部19a
が引き出し枠15aの鉤部20aと係合し、上記窓障子
5aの移動に伴なってこの引き出し枠15aを引っ張
る。そして、竪枠3aに支持された巻き取りドラム12
aを、捩りコイルばねの弾力に抗し回転させて、この巻
き取りドラム12aに巻かれていた網14aを引き出
し、この網14aを、上記竪枠3aと戸先框8aとの間
に張設する。
【0010】上記窓障子5aを閉鎖方向に移動させれ
ば、上記巻き取りドラム12aが捩りコイルばねの弾力
により回転し、網14aを巻き取る。室内側の窓障子5
bを開閉した場合も、同様にして網14bが、竪枠3b
と戸先框8bとの間に張設される。
【0011】冬期等、網戸が不要の場合、或は窓を通じ
て物や人が出入りする為、網戸が邪魔になる様な場合に
は、前記各摘み18a、18bを操作する事で、各引っ
張り片17a、17bの引っ掛け部19a、19bを、
戸先框8aの室内側面及び戸先框8bの室外側面から引
っ込めておく。この結果、各引っ掛け部19a、19b
と鉤部20a、20bとが係合する事がなくなり、網1
4a、14bを引き出す事なく、各窓障子5a、5bを
開放する事が可能となる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述の様に
構成され作用するロール式網戸に組み込まれる巻き取り
ドラム12a、12bが、網14a、14bを巻き取る
方向に回転する弾力を調整する作業を容易に行なえる様
にするものである。
【0013】即ち、各巻き取りドラム12a、12bか
ら網14a、14bを引き出す為に要する力(窓障子5
a、5bを開放する為に要する力)が過大になる事を防
止しつつ、上記網14a、14bが十分な張力で引っ張
られて窓開口を確実に覆う様にする為には、上記各巻き
取りドラムが網14a、14bを巻き取る方向に回転す
る弾力が適正値でなければならない。
【0014】ところが、従来のロール式網戸の場合、上
記弾力を調節する為には、巻き取りドラム部分を分解し
なければならず、調整作業が非常に面倒であった。
【0015】本考案のロール式網戸用巻き取りドラムの
弾力調整装置は、上述の様な事情に鑑みて考案されたも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案のロール式網戸用
巻き取りドラムの弾力調整装置は、上枠と下枠と左右の
竪枠とから成る窓枠の内側に、何れか一方の竪枠の内側
面に沿って支持されたケースと、このケースの内側に、
鉛直方向の軸を中心とする回転自在に設けられた巻き取
りドラムと、この巻き取りドラムの外周面にその長さ方
向一端縁を支持した網と、この網の他端縁に支持された
引き出し枠と、上記巻き取りドラムと上記ケースとの間
に設けられ、この巻き取りドラムに、上記網を巻き取る
回転方向の弾力を付与するばねとを備えたロール式網戸
に組み込んで上記弾力を調整するものである。
【0017】この様な本考案のロール式網戸用巻き取り
ドラムの弾力調整装置は、上記巻き取りドラムの内周面
に固定して、この巻き取りドラムと共に回転する受片
と、上記巻き取りドラムの上端開口部に固定された滑り
軸受と、この滑り軸受と上記受片との内側を回転自在に
挿通された竪軸と、この竪軸の周囲に支持された状態
で、その一端部をこの竪軸に、その他端部を上記受片
に、それぞれ結合した捩りコイルばねと、上記竪軸の上
端部で、上記ケースの上端面から突出する部分に、上記
竪軸の直径方向に亙って固定された回転腕と、この回転
腕の一端部に、上記竪軸に対して捩りの位置関係にある
枢軸により、その基端部を枢支された、上記回転腕より
も少し長い調整ハンドルと、上記ケースの上端面に固設
され、上記回転腕と調整ハンドルとを折り畳んだ状態で
この調整ハンドルの先端部と係合し、この調整ハンドル
が上記捩りコイルばねの弾力に基づいて回転するのを阻
止する係合突部とを備える。
【0018】
【作用】上述の様に構成される本考案のロール式網戸用
巻き取りドラムの弾力調整装置により、巻き取りドラム
が網を巻き取る回転方向の弾力を調整する作業は、巻き
取りドラムを支持したケースを窓枠の内側から外した状
態で、次の様にして行なう。
【0019】先ず、枢軸を中心として調整ハンドルを揺
動させ、この調整ハンドルの先端部を係合突部から外
し、回転腕を回転自在な状態とする。そして、上記弾力
を高める場合には上記調整ハンドルにより回転腕を、捩
りコイルばねの弾力に抗して回転させ、弾力を低める場
合には回転腕を、上記捩りコイルばねの弾力に基づいて
回転させる。
【0020】そして、何れの場合にも、回転方向の弾力
が適正値に達した状態で上記調整ハンドルを折り畳み、
この調整ハンドルの先端部とケース上端面の係合突部と
を係合させる。この結果、上記捩りコイルばねの弾力に
拘らず、調整ハンドル及び回転腕が回転する事がなくな
り、上記回転方向の弾力が、調整後の状態のままに保持
される。
【0021】
【実施例】図1〜3は、本考案の実施例を示している。
巻き取りドラム12bを回転自在に支持する為のケース
11bは、アルミニウム材を押し出し成形する事により
断面L字形に造られた主部24と、この主部24の上下
両端部にそれぞれ螺子25、25により固定された、上
端板26及び下端板27とから成る。上記巻き取りドラ
ム12bの上下両端部には、それぞれ滑り軸受28、2
8を内嵌固定し、各滑り軸受28、28の内側に竪軸1
3b、13bを挿通する事により、上記巻き取りドラム
12bを竪軸13b、13bの周囲に、回転自在に支承
している。
【0022】上方の竪軸13bの外周面と上記巻き取り
ドラム12bの内周面との間には捩りコイルばね30を
設けて、上記巻き取りドラム12bに、網14bを巻き
取る方向の弾力を付与している。即ち、上記巻き取りド
ラム12bの中間部内周面には受片31を固定して、こ
の受片31が上記巻き取りドラム12bと共に回転する
様にしている。上記竪軸13bは、この受片31の中心
部に、回転自在に挿通している。
【0023】上記受片31の上側部分に於いて、上方の
竪軸13bに外嵌した捩りコイルばね30の上端部は、
この竪軸13bの外周面に固設した係止ピン32に係止
している。又、上記捩りコイルばね30の下端部は、上
記受片31に係止している。この結果、上記竪軸13b
と巻き取りドラム12bとが相対回転すると、上記捩り
コイルばね30が捩られて、上記巻き取りドラム12b
に、竪軸13bを中心として回転する方向の弾力が付与
される。
【0024】上記捩りコイルばね30の上端部を係止し
た上方の竪軸13bの上端部は、巻き取りドラム12b
の上端部に嵌合固定した滑り軸受28と、上記ケース1
1bの上端板26とを貫通して、この上端板26の上面
から突出し、その突出部に回転腕23の中間部を結合固
定している。
【0025】この回転腕23は、十分な剛性を有する金
属板を折り曲げる事により、上方が開いた断面コ字形に
形成されている。そして、この回転腕23の一端部に水
平方向に亙り、上記竪軸13bに対して捩りの関係にあ
る枢軸33を設け、この枢軸33により上記回転腕23
の一端に、調整ハンドル34の基端部を枢支している。
この調整ハンドル34の長さ寸法は、上記回転腕23の
長さ寸法よりも少し長くして、図1〜2及び図3(A)
に示す様に回転腕23と調整ハンドル34とを折り畳ん
だ状態に於いては、上記調整ハンドル34の先端部が、
上記回転腕23から突出する様にしている。
【0026】又、上記調整ハンドル34の先端部で、回
転腕23と調整ハンドル34とを折り畳んだ状態で下方
に向く面には、摘み35を突設している。更に、前記ケ
ース11bの上端面を構成する上端板26の一端部で、
前記主部24から突出した部分の両端部には、互いに間
隔をあけて、1対の係合突部36、36を形成してい
る。それぞれ、断面が倒立U字形に形成された両係合突
部36、36の間には、回転腕23と調整ハンドル34
とを折り畳んだ状態に於いて、上記摘み35が進入自在
な係合部37を形成している。
【0027】一方、前記1対の竪軸13b、13bの
内、下方の竪軸13b(上下の竪軸13b、13bは一
体でも良い。)の下端部29は、前記下端板27の下面
から突出させて、上記巻き取りドラム12b及びケース
11bの下端部を下枠2の上面に支持する為の、係止突
部としている。そして、上記下枠2の一端部上面で、ケ
ース11bの下端面と対向する部分には、係止ブロック
38を固定している。この係止ブロック38の上面に
は、上記下端部29をがたつきなく挿入自在な円孔39
と、前記螺子25の頭部25aを挿入自在な凹孔40と
を形成している。
【0028】一方、窓枠4を構成する上枠1の下面に
は、室外側の窓障子5aの上框6a(図5)を案内する
為の上部案内レール46を形成している。この上部案内
レール46の下縁46aは、上記ケース11bを窓枠4
の内側に装着した状態に於いて、このケース11bの上
端面よりも下方に位置する。又、この上部案内レール4
6の一端部で、上記ケース11bと対向する竪枠3bの
内側面に対向する部分には、このケース11bの上端部
を挿入自在な大きさを有する、切り欠き47を形成して
いる。
【0029】更に、上記上枠1の一端部下面で、上記切
り欠き47と対向する部分に、クレセントストッパを兼
ねる支えブロック41を固定している。この支えブロッ
ク41の下面は、上記ケース11bを窓枠4の内側に装
着した状態に於いて、このケース11bの上端面よりも
下方に位置する。又、上記支えブロック41の室外側面
と、上記上枠1の下面室外側端縁に形成した垂下壁43
の室内側面との間には、上記ケース11bの上端部を挿
入自在な、挿入空間42を形成している。尚、上記垂下
壁43の下端縁に形成された折れ曲がり部44には、上
記ケース11bの屋外側端部が通過自在な、切り欠き4
5を形成している。
【0030】上述の様に構成される本考案のロール式網
戸用巻き取りドラムの弾力調整装置により、巻き取りド
ラムの回転方向の弾力を調整する作業は、次の様にして
行なう。
【0031】先ず、調整作業を行なうべく、ケース11
bを窓枠4の内側から取り外す為に、上記ケース11b
を鉛直方向のまま上昇させ、円孔39の内側から竪軸1
3bの下端部29を抜き出す。次いで、上記ケース11
bの下端部を水平方向に移動させ、このケース11bを
若干傾斜させて、このケース11bの下端面を下枠2の
上方から退避させた後、ケース11bを下降させて、こ
のケース11bの上端部を上部案内レール46に形成し
た切り欠き47から抜き取る。
【0032】この作業により、上記ケース11bを、巻
き取りドラム12bごと窓枠4から取り外す事が出来、
このケース11bの上面に設けられた回転腕23と調整
ハンドル34とを操作自在な状態となる。
【0033】そこで、前記枢軸33を中心として上記調
整ハンドル34を、図3(A)に示した状態から矢印a
方向に揺動させ、この調整ハンドル34の先端部に設け
た摘み35を、1対の係合突部36、36の間の係合部
37から抜き出し、前記回転腕23を回転自在な状態と
する。そして、上記巻き取りドラム12bが網14bを
巻き取る方向に回転する弾力を高める場合には、上記調
整ハンドル34により回転腕23を、前記捩りコイルば
ね30の弾力に抗して図3(B)で矢印b方向に回転さ
せる。反対に、上記弾力を低める場合には回転腕23
を、上記捩りコイルばね30の弾力に基づいて回転させ
る。
【0034】そして、何れの場合にも、回転方向の弾力
が適正値に達した状態で、上記調整ハンドル34を図3
(A)に示した状態に折り畳み、この調整ハンドル34
の先端部に設けた摘み35を、ケース11bの上端面に
形成した1対の係合突部36、36の間の係合部37に
進入させる。この結果、上記捩りコイルばね30の弾力
に拘らず、調整ハンドル34及び回転腕23が回転する
事がなくなり、上記回転方向の弾力が、調整後の状態の
ままに保持される。
【0035】上述の様にして弾力の調整作業を完了した
ならば、上記ケース11bを鉛直方向に対し若干傾斜さ
せた状態で、このケース11bの上端部を上部案内レー
ル46の端部に形成した切り欠き47の内側に進入さ
せ、このケース11bの上端面に設けた調整ハンドル3
4と上記切り欠き47の上縁とが衝合する迄、上記ケー
ス11bを上昇させる。
【0036】そして、ケース11bが上昇し切った状態
で、このケース11bの下端部を室内側に向けて水平移
動させ、このケース11bを鉛直方向に向けて、ケース
11bの下端面から突出した竪軸13bの下端部29
と、下枠2の端部上面に固定の係止ブロック38に形成
した円孔39とを整合させる。次いで、上記ケース11
bを鉛直方向に向けた状態のまま下降させ、上記下端部
29を円孔39に挿入する。
【0037】この結果上記ケース11bは、下端部を竪
軸13bの下端部29と係止ブロック38の円孔39と
の係合により下枠2に、上端部を切り欠き47を形成し
た上部案内レール46、垂下壁43、支えブロック41
により上枠に、それぞれ支持された状態となる。
【0038】
【考案の効果】本考案のロール式網戸用巻き取りドラム
の弾力調整装置は、以上に述べた様に構成され作用する
為、ロール式網戸を構成する網を巻き取る弾力を適正値
に調整する作業を、特別な技術や工具を使用する事な
く、容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断側面図。
【図2】図1の上方から見た図。
【図3】回転腕と調整ハンドルとの、それぞれ折り畳ん
だ状態と展開した状態とを示す斜視図。
【図4】ロール式網戸を組み込んだ引き違い式窓の横断
面図。
【図5】同じく縦断面図。
【符号の説明】
1 上枠 2 下枠 3a、3b 竪枠 4 窓枠 5a、5b 窓障子 6a、6b 上框 7a、7b 下框 8a、8b 戸先框 9a、9b 召し合わせ框 10a、10b ガラスパネル 11a、11b ケース 12a、12b 巻き取りドラム 13a、13b 竪軸 14a、14b 網 15a、15b 引き出し枠 16a、16b 透孔 17a、17b 引っ張り片 18a、18b 摘み 19a、19b 引っ掛け部 20a、20b 鉤部 21 吊り下げローラ 22 ガイドレール 23 回転腕 24 主部 25 螺子 25a 頭部 26 上端板 27 下端板 29 滑り軸受 29 下端部 30 捩りコイルばね 31 受片 32 係止ピン 33 枢軸 34 調整ハンドル 35 摘み 36 係合突部 37 係合部 38 係止ブロック 39 円孔 40 凹孔 41 支えブロック 42 挿入空間 43 垂下壁 44 折れ曲がり部 45 切り欠き 46 上部案内レール 46a 下縁 47 切り欠き

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠と下枠と左右の竪枠とから成る窓枠
    の内側に、何れか一方の竪枠の内側面に沿って支持され
    たケースと、このケースの内側に、鉛直方向の軸を中心
    とする回転自在に設けられた巻き取りドラムと、この巻
    き取りドラムの外周面にその長さ方向一端縁を支持した
    網と、この網の他端縁に支持された引き出し枠と、上記
    巻き取りドラムと上記ケースとの間に設けられ、この巻
    き取りドラムに、上記網を巻き取る回転方向の弾力を付
    与するばねとを備えたロール式網戸に組み込んで上記弾
    力を調整する、ロール式網戸用巻き取りドラムの弾力調
    整装置であって、上記巻き取りドラムの内周面に固定し
    て、この巻き取りドラムと共に回転する受片と、上記巻
    き取りドラムの上端開口部に固定された滑り軸受と、こ
    の滑り軸受と上記受片との内側を回転自在に挿通された
    竪軸と、この竪軸の周囲に支持された状態で、その一端
    部をこの竪軸に、その他端部を上記受片に、それぞれ結
    合した捩りコイルばねと、上記竪軸の上端部で、上記ケ
    ースの上端面から突出する部分に、上記竪軸の直径方向
    に亙って固定された回転腕と、この回転腕の一端部に、
    上記竪軸に対して捩りの位置関係にある枢軸により、そ
    の基端部を枢支された、上記回転腕よりも少し長い調整
    ハンドルと、上記ケースの上端面に固設され、上記回転
    腕と調整ハンドルとを折り畳んだ状態でこの調整ハンド
    ルの先端部と係合し、この調整ハンドルが上記捩りコイ
    ルばねの弾力に基づいて回転するのを阻止する係合突部
    とを備えた、ロール式網戸用巻き取りドラムの弾力調整
    装置。
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